documentary film festival hokusei 2016 12...
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北星ドキュメンタリー映像祭
12 17最終審査会・表彰式
ドキュメンタリー部門…8作品 地域CM部門…6作品
会場/北星学園大学 C館記念ホール(札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号)
第 1回第 1回
入選
HokuseiDocumentary Film Festival
2016
第 1回 北星ドキュメンタリー映像祭
h t t p : / / h o k u s e i - d f f . c om
【ドキュメンタリー部門】 入選作品…8作品
1. 旭川工業高校 「伝える、伝わる~生活図画事件の証言~」
代表:曽我部美穂 19分10秒 治安維持法によって弾圧された学生たち。その学生たちに降りかかる地獄とも言える日々。この事実を知った現代の高校生たちは何を考える? 何を伝えていくのだろうか?
2. 札幌新川高校 「ノンノ」
代表:矢萩紗彩 4分58秒 車いすマラソンに挑戦する新田のんのさん。彼女は自身の明るさで周りの人を魅了し、応援の輪を広げていきます。彼女を応援することが彼女自身の力に変わると同時に、私たちの力にもなっていきました。のんのさんはたくさんの人に支えられながら目標を掲げ、未来に向かい進んでいきます。
3. 札幌日大高校 「Are you speak English?」
代表:中島秀一 7分59秒 英語が苦手である高校生が、道で外国人と出会い、話しかけられるがコミュニケーションに詰まってしまう。全国の高校生に文部科学省がテストを行った結果、目標に届いた生徒は 30%ほどで、大半が苦手であることがわかった。しかし、英語は楽しく学ぶものであり、コミュニケーションをするための道具でもある。だから生涯学習をする必要がある。
4. 市立函館高校 「あなたの詩贈ります」
代表:佐藤笑子 4分58秒 夢蔵さんは、お客さんに筆文字でオリジナルの詩を贈っています。自分のためだけに手書きで書かれたメッセージをもらうことはとても嬉しいものです。そこには活字では伝わらない温もりがあります。夢蔵さんの明るく正直な人柄、想いの込められた詩、そこから繋がる人との出会いの大切さを伝えたくて、この作品を制作しました。
5. 伊達高校 「絆のバトン」
代表:大西萌 17分49秒 伊達市と姉妹都市である宮城県亘理(わたり)町。そして伊達高校と姉妹校である宮城県亘理高校。姉妹校交流は東日本大震災後の 2012 年からスタートしたが、亘理の生徒が震災のことを話してくれたのは 2014 年の時が初めてだった。そして 2015 年の亘理町訪問で、2014 年に知り合った生徒が普段は明るくても、大きな心の傷があることを目の当たりにする。その場限りの交流ではなく、お互いのことを知り、心の交流が深まり、その姿がまた後輩の目に映りつながっていくきっかけになった 2014 年、2015 年の交流、そして今年へと深まっていく絆が後輩へと受け継がれていく。
一部の作品は2017年1月以降、北星ドキュメンタリー映像祭HP内の「映像の図書館」ページでご覧いただけます
※作品番号はあいうえお順です。当日の上映順とは異なる場合がございます
2016.12.17(土)
【地域CM部門】 入選作品…6作品
6. 千歳高校 「赤の軌跡」
代表:川原なつみ 4分59秒 北海道には屯田兵より前に開拓をさせられた囚人たちがいました。彼らには重労働が強いられ、多くの人たちが過労や病気で亡くなりました。このような歴史は屯田兵の陰に隠れ、裏の歴史となっています。今暮らせているのは、彼らの陰の苦労があったからなのです。私たちはこの歴史を多くの人に知ってもらいたいと思い、この番組を制作しました。
7. 北星余市高校 「ひね塾」
代表:高木由香 10分03秒 日本の学校に違和感を抱いたひねさんは、15 歳で渡米。ニューヨークで様々な価値観に触れ、次第に自分を確立していく。自然が近くにあるような、ニューヨークにはない生活環境が恋しくなったひねさんは、余市町に移住。英語塾を開講し、余市の子供たちや高校生に親しまれている。
8. 北星余市高校 「始まりは0」
代表:小林毘鞍 4分41秒 昨年の 12 月に母校の閉校問題が耳に入り、今年の2月に制作したMV です。北星余市という高校をリアルに表した歌詞と映像にこだわりました。ドキュメンタリーとは少し違うと思いますが、少しでもこの作品の中身が伝わればうれしいです。
1. 旭川東栄高校 「たまねぎの誘惑」代表:奥田祐哉 30秒 突然、彼女に振られた男の子。彼が振られた原因とは?-旭川市の老舗の醤油屋さん、キッコーニホンで販売されている人気のタレ「たまねぎの誘惑」。この魅力をより多くの人に知ってもらうため、制作しました。
2. 帯広三条高校 「風を追いかけて」代表:村椿康太 28秒十勝・鹿追町で冬に行われている犬ぞりツアーの CM です。氷点下の雪原を疾走する犬ぞりを知ってほしいと思い、作りました。。
3. 札幌丘珠高校 「モエレ沼公園~ 芸術を遊びに」代表:佐竹純 30秒 暇をもてあましている高校生のもとに「モエレマン」が現れて、モエレ沼公園の魅力を伝える、という内容です。地元のモエレ沼公園の魅力をシュールに紹介しているところが見どころです。初めて作った映像作品ですが、あふれる初々しさをぜひ感じ取ってください。
4. 札幌月寒高校 「幸せの鐘」代表:谷奥季穂 30秒 札幌の藻岩山展望台にある幸せの鐘。その鐘はカップルで鳴らすと幸せになるといわれています。藻岩山の夜景の美しさと鐘を鳴らす2人に注目してごらんいただきたいです。
5. 千歳高校 「千歳ハム」代表:川原なつみ 29秒 千歳に工場を構える千歳ハム。贈り物からごはんのおかずとしてまで、多くの千歳市民に愛されています。とにかくいろいろなところに千歳ハムが出てくるので、探してみてください。BGMで流れている歌にも注目です。
6. 森高校 「森町のおいしい ホタテ」代表:高橋大輔 30秒 漁師がホタテを港に落としてしまうと、女神が現れ、「あなたが落としたのは、どのホタテですか」と金のホタテ、銀のホタテ、森町のホタテを差し出す。漁師は、森町のホタテを取ろうとするが、女神も森町のホタテがほしくて2人は争いとなる。森町のホタテのおいしさを表現しようと思いました。
北星ドキュメンタリー映像祭ごあいさつ
北星学園大学は2016年12月17日、「第1回北星ドキュメンタリー映像祭」を、札幌市厚別区の本学記念ホールで開催します。道内で映像制作に励む高校生たちが制作する優れた映像作品を、地域の産業、歴史、文化、暮らしの大切な記録として残し、道民共有の財産にしていくことが私たちの夢です。
本学では、道内の高校放送局で番組制作に励んできた学生たちが多く学んでいます。彼ら、彼女たちが高校時代に手掛けた作品を見て、私たちはその感性の鋭さ、問題意識の高さに驚きました。道内の高校生たちの努力の結晶を、多くの道民の皆さんと共有する仕組みがつくれないか。私たちはそう考え、準備を進めてまいりました。
初回にもかかわらず、道内各地の高校からドキュメンタリー17作品、地域CM11作品をお寄せいただきました。映像祭ではこの中から計14の入選作品を上映し、公開審査でグランプリを決定します。高校生たちの感性に、ぜひ触れてみてください。地域の財産として大切にしたいと考える私たちの思いが、きっとお分かりいただけるはずです。
「北星ドキュメンタリー映像祭」事務局 代表:阪井 宏(文学部教授)
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当日スケジュール
最終審査委員
主催 北星学園大学後援 総務省北海道総合通信局、北海道映像関連事業社協会、北海道新聞社、朝日新聞北海道支社、 読売新聞北海道支社、毎日新聞北海道支社、HTB、STV、HBC、UHB、TVH
〒004-8631 札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号【北星ドキュメンタリー映像祭事務局】北星学園大学文学部 心理・応用コミュニケーション学科、阪井研究室Tel /011・891・2731 Fax/011・896・7660 Email/[email protected]
森
達也
ドキュメンタリー映画監督、
作家
藤村
忠寿
HTB
「水曜どうでしょう」
チーフディレクター
讃良
奈央子
電通北海道、
コピーライター
津嶋
徳一
北海道
映像関連事業社協会長
大島
寿美子
北星学園大学文学部
心理・応用コミュニケーション学科
教授
澤田
紗季
北星学園大学
放送研究会
ジャーナリズムチーム代表
●午前9時 ●受付開始(C館1階エントランス)
●午前9時30分 ●開会式(C館記念ホール) ・学長挨拶 ・作品上映(入選校紹介・あいさつ・ 選外作品ダイジェスト上映 ・審査委員登壇、紹介・あいさつ
●正午 ●昼食・懇親会<招待者対象> (センター棟カフェテラス)
●午後1時20分 ●審査(ドキュメンタリー部門)
●午後2時30分 ●審査(地域CM部門)
●午後3時 ●休憩(審査委員は別室で審議)
●午後3時15分 ●結果発表 ・審査委員代表が審議経過を説明 ・表彰状、副賞授与 ・受賞校あいさつ ・審査委員代表あいさつ ・実行委あいさつ
●午後4時 終了予定