Download - 【訓【音】 【訓】【音】...の た め 、 2 の の かん の
■ 6 ■
1
書き初ぞ
めでガショウと書く。
2
正月にガジョウをもらう。
3
ネンガのあいさつに回る。
4
ガシュンと書いた店の看か
ん
板。
5
優ゆう
勝のシュクガパレード。
古い字は「檢」。木簡か
ん(文字を書きつける木の札)を
表す「木」と、ひとまとめにする意味を持つ音「僉
セン→ケン」
を合わせた字。書きつけを「まとめ・調べる」意味。
①よろこびいわう。いわい。
・賀が
正しょう
(新年を祝うという意味の言葉。)
・賀が
状じょう
(祝�
いをのべる手紙。特に新年を祝う
手紙。)
・年ねん
賀が
(新年の祝い。)
・賀が
春しゅん
(年賀状に書く、新年を祝う言葉。)
・祝しゅく
賀が
(めでたいことを、喜び祝うこと。)
・参さん
賀が
(皇こう�
居に行き、天皇のう
にお祝いを申しあ
げること。)
・賀が
詞し
(祝いの気持ちを述べる言葉。)
用 例
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
なりたち形 声
なりたち形 声
1
食品の安全性をケンサする。
2
車を定期テンケンに出す。
3
英語力のケンテイ試験。
4
容疑ぎ
者をケンキョする。
5
道路でケンモンをする。
①調べる。
・検けん
査さ(悪�
い所や間違ちが
いを一定の基準じゅん
をもって
調べる。)
・点てん
検けん(悪�
い所や間違いがないか一つ一つ調べ
ること。)
・検けん
定てい(
検�
査をして、合格かどうかを決めること。)
・検けん
討とう(
く�
わしく調べて、よいかどうか考えること。)
②取りしまる。
・検けん
挙きょ(
悪�
い事をした疑うたが
いのある人を取り調べ
ること。)
・検けん
問もん(疑�
わしいことを問いただして調べること。)
・検けん
事じ(検察官の役職しょく
の一つ。)
用 例
【音】ケン
【訓】
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
集める
しるし
二人の人
二つの口
木
第
回1
賀
検
減
証
税
絶
測
属
貸
提
【音】ガ
【訓】
貝
かい
部首
5画
総画
12画賀
賀賀
「貝」(お金や財産)と、上に積み重ねる意味で音を
表す「加
カ→ガ
」を合わせた字。「お金や物をお祝いとして
積み上げる」ことから「よろこぶ」「いわう」の意味。
木
きへん
部首
8画
総画
12画
ちからを入れた手
口
貝
賀はねるはらう
とめる
つけない
つけるところに注意
検検検
■ 7 ■
1
人口がゲンショウする。
2
負担た
ん
がケイゲンされる。
3
スピードをゲンソクする。
4
ダムの水量がへる。
5
答えをゲンテンする。
古い字は「證」。「言」と「位の高い人に申し上げる」
の意味で音を表す「登
トウ→ショウ」を
合わせた字。「事実を伝
える」ことから「よりどころとなる物」の意味。
①へる。へらす。少なくなる。
・減げん
少しょう
(へって少なくなること。)
・軽けい
減げん
(へらして軽くすること。)
・減げん
速そく
(速さをおそくすること。)
・減げん
量りょう
(体重や分量をへらすこと。)
・目め
減べ
り(物の量や重さ、価値ち
が少なくなること。)
②引き算。
・減げん
法ぽう
(算数の引き算。)
・減げん
点てん
(点数をへらすこと。)
用 例
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
なりたち形 声
なりたち形 声
1
法廷て
い
にショウニンをよぶ。
2
身分をショウメイする。
3
確たし
かなショウゲンを得る。
4
品質し
つ
をホショウする。
5
理論ろ
ん
をジッショウする。
①本当のことをはっきりさせる。また、そのしるし。
・証しょう
人にん(
裁さい�
判などで真実を明らかにするために
話す人。)
・証しょう
明めい(物�
事の正しさや真実をはっきりさせる
こと。)
・証しょう
言げん(
裁�
判などで事実をうらづけることを言
うこと。)
・保ほ
証しょう(
間違ちが
いがないことをうけあうこと。)
・証しょう
書しょ(
事�
実であることを証明するための文書。)
・証しょう
券けん(お金を借りたしるしの書きつけ。)
・実じっ
証しょう(確たし
かな証拠こ
に基もと
づいて明らかにすること。)
・論ろん
証しょう(論理的に証明すること。)
用 例
【音】ショウ
【訓】
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
あしのついた
入れ物と両手
するどい
はもの
口
両足
第
回1
減
証
税
絶
測
属
貸
提
【音】ゲン
【訓】へ
る・へ
らす
さんずい
部首
9画
総画
12画減
減減
「
」(水)と、ほこでおどして話をさせない様
子で音を表す「咸
カン→ゲン」を合わせた字。「減」は水の
流れる元をふさぎ、水量を「へらす」の意味。
言
ごんべん
部首
5画
総画
12画
ほこ
流れる水
口
減つけない
はねる証
つけないななめに打つ つける
証証証
賀
検
■ 8 ■
賀
検
1
国にゼイキンを納お
さ
める。
2
空港のゼイカンを通る。
3
ゼイリツを引き下げる。
4
国民がゲンゼイを願う。
5
輸ゆ
入品にカゼイする。
古い字は「絶」。「糸」と「刀」とひざまずいた人を
かたどり音を表す「卩
セツ→ゼツ」(
巴)を合わせた字。刀で
糸を切ることから、「つながりをたち切る」意味。
①国や都道府県・市町村が住民から取り立てるお金。
・税ぜい
金きん
(国�
や都道府県・市町村が公おおやけの仕事の費
用にあてるために人々から取るお金。)
・税ぜい
関かん
(外�
国との出入り口で税金を取り立て
る役所。)
・税ぜい
率りつ
(税金をかけるわりあい。)
・減げん
税ぜい
(税金がへること。へらすこと。)
・税ぜい
務む
(税�
金の取り立てやわりあてに関する
仕事。)
・課か
税ぜい
(税金をかけること。)
・納のう
税ぜい
(税金を納めること。)
用 例
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
なりたち形 声
なりたち形 声
1
暴ぼう
力をコンゼツする。
2
ゼッコウの行楽日び
よ
り和だ。
3
ゼツダイな声援え
ん
を受ける。
4
野生動物の種がたえる。
5
船が消息をたつ。
①�
途と
中でやめる。たちきる。切れる。なくなる。
たえる。
・根こん
絶ぜつ(根本からたやすこと。)
②ことわる。
・謝しゃ
絶ぜつ(申し出などを、ていねいにことわること。)
③この上なくすぐれる。
・絶ぜっ
好こう(
何かをするのに、この上なくよいこと。)
④へだたる。ひじょうに。はなはだ。
・絶ぜつ
大だい(
はなはだ大きいようす。)
・絶ぜっ
海かい(陸地から遠くはなれた海。)
用 例
【音】ゼツ
【訓】た
える・た
やす・た
つ
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
ひざまずいた人
はもの
糸
第
回1
税
絶
減
証
測
属
貸
提
【音】ゼイ
【訓】
のぎへん
部首
7画
総画
12画税
税税
古い字は「稅」。「
」(作物)と、「ぬき出す」の意味
で音を表す「兌
エツ→ゼイ」を合わせた字。作物の一部をぬ
き出して政府に納お
さ
めることから、「税金」の意味。
糸
いとへん
部首
6画
総画
12画
分ける
頭の大きい人
作物 こ
とを
表す
税方向に注意
とめる
はらう
上へはねる
曲がりに注意
絶つけ方に注意
上へはねる
とめる
おれる
絶絶絶
■ 9 ■
賀
検
1
体重をソクテイする。
2
土地をソクリョウする。
3
天体カンソクがしゅ味だ。
4
全国の川の深さをはかる。
5
天候のヨソクがつかない。
古い字は「屬」。「
」(しっぽ)と、蚕か
いこ
をかたどり音
を表す「蜀
ショク→ゾク」を
合わせた字。蚕が桑く
わ
の葉に食いつ
くことから「ひと所にくっつく」「なかま」の意味。
①長さ・深さ・高さ・広さなどをはかる。
・測そく
定てい(計器ではかって量や数などを決めること。)
・測そく
量りょう(計�
器を使い位置や形・面積などをはか
ること。)
・観かん
測そく(自然現象を観察し、変化を調べること。)
・計けい
測そく(
あることを数量的に予測すること。)
・目もく
測そく(目�
で見ておおまかな量や長さをはかる
こと。)
②おしはかること。
・予よ
測そく(物事のなりゆきなどをおしはかること。)
・推すい
測そく(物事の性質しつ
や状態たい
をおしはかること。)
用 例
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
なりたち会 意
なりたち形 声
1
会社でのハイゾクが決まる。
2
大学のフゾク高校に進む。
3
野球部にショゾクする。
4
ゴムの伸の
びるゾクセイ。
5
キンゾクは電気を通す。
①つきしたがう。
・配はい
属ぞく(人をそれぞれの役目につかせること。)
・付ふ
属ぞく(主なものにつきしたがっていること。)
・所しょ
属ぞく(人�
や団体がある組織しき
に加入しているこ
と。)
・属ぞ
く
性せい(
そのものが元来持っている性質しつ
。)
・従じゅう
属ぞく(他�
のものの下に、つきしたがっている
こと。)
②なかま。同じようなものの集まり。
・金きん
属ぞく(金�
や銀と同じような性質を持った物の
集まり。)
・尊そ
ん
属ぞく(父�
母や祖父母、おじ・おばなど目上の
血族。)
用 例
【音】ゾク
【訓】�
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
蚕かいこ
しっぽ
第
回1
測
属
減
証
税
絶
貸
提
【音】ソク
【訓】はか
る
さんずい
部首
9画
総画
12画測
測測
「
」(水)と、そばにあってはなれないこと
を表し音を表す「則ソ
ク
」を合わせた字。「物さし
をそばに近寄せて水の深さをはかる」の意味。
尸
しかばね
部首
9画
総画
12画
小刀
流れる川
うつわ
測はねる
とめる属は
ねる
つける
方向に注意
属属属
■ 10 ■
1
お金のかしかりはしない。
2
図書館で本をかしだす。
3
銀行からかしつけを受ける。
4
かしきりバスで旅行する。
5
銀行とのタイシャク関係。
「
」(手)と、まっすぐに進むという意味で音
を表す「是
シ→テイ」を
合わせた字。まっすぐに「上方向
に引っぱる」「手にさげる」「さし出す」の意味。
①お金や品物などをかす。
・貸たい
借しゃく(かすことと借りること。貸し借り。)
・貸か
し(お�
金や物をかすこと。人にあたえた恩
や助力。)
・貸か
し借か
り(かすことと借りること。)
・貸か
し出だ
す(お�
金や物をかして持ち出させること。)
・貸か
し付つ
け(期�
間や利息を決めてお金や物をか
すこと。)
・貸か
し切き
り(約束した間、その人だけにかすこと。)
・貸か
し手て(お金や物をかす側の人。)
・貸かし
家や(お金をとって人にかす家。)
用 例
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
なりたち形 声
なりたち形 声
1
てさげぶくろに入れる。
2
学級会でテイアンをする。
3
保険証のテイジを求める。
4
宿題をテイシュツする。
5
会議で問題をテイキする。
①手にさげて持つ。
・手て
提さ
げ(手�
にさげて持つように作られたかば
んなど。)
②持ち出す。さし出す。
・提てい
案あん(意�
見や問題をみんなに向けてさし出す
こと。)
・提てい
示じ(さし出して見せること。)
・提てい
出しゅつ(
人や役所に文書や物をさし出すこと。)
・提てい
起き(問題や課題を持ち出すこと。)
・前ぜん
提てい(あ�
ることがなり立つためのもととなる
条件。)
・提てい
唱しょう(ある主張をかかげて人々に説くこと。)
用 例
【音】テイ
【訓】(さ
げる)
次の
線部を漢字に直しなさい。必要
ならば、送りがなもひらがなで正しく送りなさい。
練習問題
まっすぐな
さじ
手
足
第
回1
貸
提
減
証
税
絶
測
属
【音】(タイ)
【訓】か
す
貝
かい
部首
5画
総画
12画貸
貸貸
「貝」(お金や物)と他の人にかわる意味で音を表す
「代タ
イ
」を合わせた字。お金などを少しの間他の人に
わたして持ち主がかわることから、「かす」の意味。
てへん
部首
9画
総画
12画
貝
人
けものをとる道具
貸上へはねる提はね
る
つける
つける
提提提
賀
検
■ 11 ■
1
次の各か
く
文ぶん
中ちゅう
の
線部の文ぶ
ん
節せつ
は、ア=主語、イ=述じ
ゅつ
語ご
、ウ=修し
ゅう
飾しょく
語ご
、エ=接せ
つ
続ぞく
語ご
、オ=独ど
く
立りつ
語ご
、のいずれにあてはまりますか。それぞれ記号で答えなさい。
⑴
今年の
冬は
例年より
はるかに
寒かった。
⑵
ああ、
これは
なんと
美しく
そして
清きよ
らかな
花なのだろう。
⑶
ところで、先ほど
電話に
出られたのは
どなたですか。
⑷
はい、わたしが
教室の
花びんを
こわした
太た
郎ろう
です。
⑸
夏なつ
目め
漱そう
石せき
、
彼かれ
は
近代の
日本を
代表する
作家の
一人だ。
⑹
彼は
後から
電車で
来るそうだ。
⑺
太郎君、
ぼくは
そろそろ
帰るよ。
⑻
ほしかった
本は
もう
書店には
なかった。
⑼
ところが、そこへ
こわそうな
犬が
ほえながら
走って
きたのです。
⑽
もう
校庭には
遊んで
いる
子どもは
いない。
2
次の各か
く
文ぶん
中ちゅう
の
線部の各文ぶ
ん
節せつ
は、ア=主語・述じ
ゅつ
語ご
の関か
ん
係けい
、イ=修し
ゅう
飾しょく
・被ひ
修しゅう
飾しょく
の
関係、ウ=対等(並へ
い
立りつ
)の関係、エ=補ほ
助じょ
・被補助の関係、のいずれにあてはまり
ますか。それぞれ記号で答えなさい。
⑴
高速道路は
土曜日も
日曜日も
たいへん
混こん
雑ざつ
する。
⑵
予定を
確かく
認にん
して
都合の
いい
日を
連れん
絡らく
します。
⑶
だれもが
彼かれ
の
すばらしい
歌声に
心から
拍はく
手しゅ
を
おくった。
⑷
集合時間の
八時には
もう
全員
集まって
いた。
⑸
とても
すばらしかった、
今回の
劇げき
での
あなたの
演えん
技ぎ
は。
⑹
テストの
点数が
とても
よかったので、わたしは
思わず
とびはねて
しまった。
⑺
今度の
対戦相手は
大きな
体を
持った
強きょう
敵てき
らしい。
⑻
太た
郎ろう
は
明るくて
元気なので、
多くの
人から
好かれて
いる。
⑼
風が
ピューと
吹ふ
いて
満開の
桜さくら
の
花が
散り始めた。
⑽
雨が
激はげ
しいので、
今は
出かけたく
ない。
①
②
①
②
①
②
①
②
①
②
①
②
①
②①
②
①
②
①
②
第
回1
文を読む