Session01知育電子ブロック玩具littleBitsに私が知育された話
20150516 第28回Creators MeetUp 田中正吾
私の話はスライドは後ほど共有します。話す内容に注力いただいて大丈夫です!
田中正吾(たなかせいご)屋号:ワンフットシーバス
2004年よりフリーランス。以後、FLASH制作を中心にインタラクティブコンテンツを主に行い現在に至る。最近は、JavaScriptやHTML5アニメーション、スマートフォン演出制作のワークフロー改善に関わったりしていました。
HTML5アニメーション作ったりしています
デジタルサイネージ作ったりしてます
!
PC向けWEB制作に加えて、スマートフォン向けの制作も多くなりつつある。
世間ではPCだけでなくスマートフォンでコンテンツを見ている。
タッチセンサーを代表としてスマートフォンが普及して色々なセンサーに対して共通の感覚になりつつある。
加速度センサー
明るさセンサー
磁気センサー
タッチセンサー
重力センサー
サイネージでよく使われるタッチパネルも違和感なく触っている。これはスマートフォンの経験があるため。
サイネージにも人感センサーやWEBカメラなどプラスアルファな機材が出てきた。
センサーも身近になってきていろいろとやれそうな気配
スマートフォンのようにセンサー全部のせだとざっくりしてしまうので、このあたりで一つ一つ試してみたい。
「小分け」に「半歩先くらい」で試したい。
給電はUSB/9V電池/ボタン電池など
間違ってると磁石なので反発する(接続ミス防止)
4つの機能を色で分かりやすくデザイン
Bits 製品情報 - littleBits よりhttp://jp.littlebits.com/bits/
こんな仕組みを思いついたとする
電源が流れてPOWER
スイッチを押すとINPUT
ライトがつくよOUTPUT
色で役割を意識しながら設計できる
電源が流れてPOWER
スイッチを押すとINPUT
ライトがつくよOUTPUT
スイッチを押すとライトが付くよ!できた!
プログラムを書くのにも似てる
電源が流れてPOWER
スイッチを押すとINPUT
ライトがつくよOUTPUT
// INPUTLittleBitsPushSwitchModule.addEventListener( "push" , handlerMySwitchPush );
function handlerMySwitchPush(){// OUTPUTLittleBitsLEDModule.output(100);
}
これに加えてなんとWIREに「CloudBit」というものが
cloudBit™ よりhttp://littlebits.cc/bits/cloudbit
機能を限定したサーバーのようなもの
cloudBit™ よりhttp://littlebits.cc/bits/cloudbit
CloudBitsでWEBとLittleBitsを相互に連携するデモ
LittleBitsが連動
LittleBitsの管理画面(WEBでテストできる)
WEBともとても近いのが良い。デバイスとWEBの絡み方も気軽に考えることができる。
cloudBit™ よりhttp://littlebits.cc/bits/cloudbit
IFTTTとも連携してWEBサービスとも連携しやすい
Wikipediaの紹介がわかりやすい。
「if this then that」というシンプルなコンセプトに基づく「レシピ」を作成し共有することができる。
このあと、あれする。「if this then that」=IFTTT
レシピの「this」の部分は「Facebookで写真をタグ付けした時」といった「きっかけ」。
THIS=きっかけ
「that」の部分は「テキストメッセージの送信」「Twitterにツイートを投稿」といった「行動」になる。
THAT=行動
例えば、電話がかかってくるとGmailにメールが送られたりのレシピが簡単にできる。
簡単にWEBサービス同士をつなげることができるIFTTTとLittleBits連携して、よりいろいろなことが試すことができる。
LittleBitsボタンを押すとうぇいうぇいメールが飛ぶデモ
(物理スパムメール)
IFTTTを使って、Twitterでお気に入りがつくとLittleBitsのLEDが点灯とかも可能です!
IFTTTにはDo「行動する」に特化したDoButtonというアプリもある
IFTTTアプリ(DoButton)「押すと明かりがつくよ」
IFTTTアプリ(DoButton)とLittleBitsを連携するデモ
IFTTTアプリ(DoButton)連動してLittleBitsが点灯
知育と聞くと子供向けのようだが私も知育されました
!
普段の制作場所でも近くに置いてサッといじれる
つまり普段の制作の合間に試して、さらに試行錯誤ができる
!
2.使い方や組み合わせ方を学ぶことができる
LittlebitsのWEBサイトで使い方が色々見れる。組み合わせの発想もユーザからシェアされて参考になる。
それぞれのパーツ(デバイス)の特性を知ると一層愛着がわくよね。
いざ組んでみると、作る前は想像できない面白いものだったり、気持ち悪いものが出来たりする。そういうことが学べる。
cloudBits・IFTTTでWEB連動も試しやすい。面白くなくても、すぐ戻れてがっくりしにくい。トライする気持ちが養われる。
WEBと垣根がなく繋がることができるので、WEBというソフトウェアをハードウェアと一緒に考えながら制作する世界観に気づける。
➔ littleBitsは普段の制作サイクルの中で触れるので、得た感覚が維持されやすい。出来上がってみての振り返りを活かして試行錯誤の練度が高められる
➔いざ組む前は気づかないことも多々ある。少しでもやってみたリアルな知見があれば、より素早く実装できる(これはWEB制作でもよくある)
➔WEB連携の敷居が低く、得意分野のWEBをハードウェアととともに制作する自分なりの世界観に気づける
➔とにかく知育されてとてもありがたい
まとめ
私は使う前の予想を越えLittleBitsに知育されています。
みなさんも、自分に合った付き合いやすいデバイスで、センサーに触れてみると面白いかもしれません!
ご清聴いただきましてありがとうございました!