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Page 1: 株式会社 新川製作所 新進 株式会社 株式会社 タイガー製作所 ...溶融亜鉛メッキ使用の「エコテナー」を次代の常識に。株式会社 新川製作所

溶融亜鉛メッキ使用の「エコテナー」を次代の常識に。

株式会社 新川製作所

代表者 代表取締役 新川 浩所在地 〒599-8242

堺市中区陶器北98-2電 話 072-234-2261創 業 昭和43年1月資本金 1,300万円従業員 17名http://shinkawa-g.jp/

株式会社新川製作所では、耐食性が高くサビや剥がれ落ちの心配がない溶融亜鉛メッキ鋼管を使ったネスティングラック「エコテナー」を製造している。亜鉛メッキの鋼管は塗膜が厚く溶接ムラが起きやすいので、溶接跡を美しく仕上げる事が困難だと言われてきた。そこで同社はロボット溶接機が誕生した頃から導入し、ノウハウと経験を蓄積。溶接状況に応じた治具の選択、スパッタによるダメージ低減等、独自の技術により美しい仕上げを実現している。また一

カ月に使用する200トンもの鋼管は、コイルの段階から手配した別注品。全てを自社で切断し、プレス、溶接、塗装までをこなすのも同社ならでは。業績好調の理由について新川会長は「物流機器に一本化する事で製品を絞り込め回転率がよくなった。物流機器は受注生産が多いので安価な輸入品に負けるリスクも少ない」と分析する。次の目標は焼き付け塗装品が9割を占める物流業界で亜鉛メッキ品を常識にする事。同社の勢いは止まりそうにない。

堺技衆 認証番号

0111

ものづくり

かつては脚立や農業用一輪車、建築足場など、鋼管を使った多様な加工品を製造販売していたが、バブル崩壊でいっきに業績不振に陥った。一時は廃業の危機にあったが、ここから巻き返しが始まった。景気に左右されにくい物流業界に着目し、溶融亜鉛メッキの物流機器の製造に特化。以来、業績は右肩上がりに伸びている。

溶接亜鉛メッキ銅管のネスティングラック「エコテナー」高品質の製品づくりを支えるスタッフたち 最新鋭の溶接ロボットを独自のノウハウで最大限に活用

広いストックヤードには塗装品も

車止め「メドーマルク」短納期技術を強みにニーズの拡大へ

新進 株式会社

代表者 代表取締役社長 淡路 芳彦所在地 〒592-8331

大阪府堺市西区築港新町1-5-13電 話 072-243-1156創 業 昭和41年2月資本金 5,000万円従業員 35名http://www.sankin.co.jp

国内3位のシェアを誇る自社開発製品の車止め「メドーマルク」を、地元でもっと使ってほしいとの思いが強い。車止めは駐車場や公園など、街の至る所で目にする景観製品である。ポストタイプやゲートタイプ、Uタイプ、支柱を上げ下げ出来るタイプ、衝撃を吸収して復元するタイプなど、様々な機能とデザインの製品を約230種類ラインアップ。元々、様々な外径の鋼管を材料とする、裁断・ドリル・プレス・曲げ・ねじ切り・端面切削などの加工が得意で、これ

らの高い技術が多様な製品づくりに活用されている。自慢できる点は、他社に真似の出来ない短納期技術であるという。売れ筋製品は常時在庫している他、オーダーに即応出来るよう半製品も在庫。生産・在庫・入出庫・発注など管理システムも短納期対応に貢献している。コインパーキングでも、この技術が活躍。それぞれの仕様に応じた柔軟な加工と確かな品質で信頼を得ている。安全性向上が叫ばれる今、まだ需要は高まりそうである。

堺技衆 認証番号

0118

ものづくり

「メドーマルク Uタイプ」 「メドーマルク ポストタイプ」 パイプ自動切断機「パイプコースター」

空調関係の部品から車止めなどの完成品まで、鋼管類の加工品を中心に製造。中でもオリジナル製品の車止めは、モータリゼーションの発展とともに需要を伸ばしている。様々な改革によって業績不振からV字回復。安全性向上に貢献する車止めを、鋼管の加工技術を駆使して多様な製品の開発を押し進めている。

パイプの曲げ加工から溶接まで、複雑な形状も美しく。

株式会社 タイガー製作所

代表者 代表取締役 岩脇 圭二所在地 〒587-0022

大阪府堺市美原区平尾2353-4電 話 072-362-6631創 業 昭和47年1月資本金 1,000万円従業員 20名http://www.tiger-ss.com

様々な形状や素材のパイプを加工できるだけでなく、内側にしわのない美しい曲げ部や、三次元の複雑な形状を可能とする事から、多くの業界から加工技術を評価されているタイガー製作所。曲げ加工から溶接までを一貫生産できるのも魅力だ。全プロセスで高い技術を誇っているので完成度の高い製品が安定して供給でき、分業による意思の乖離がなく横持ち運賃もかからない。パイプ加工の職人と溶接の職人が集まり、図面や試作品を確認しながら綿密な打合せ

ができるのもメリットである。加えて広い工場を有しているので大きな製品の取り回しも可能である。4メートルもの長さのパイプを曲げて金具を取り付けられるので、建築土木関連製品も生産できる。高い精度、一貫生産、大きなサイズを武器に「国内生産にこだわり、パイプ加工を中心とした製品づくりを通じて、社会に貢献する」という経営理念の元、一層の躍進が期待される。

堺技衆 認証番号

0105

ものづくり

様 な々種類・サイズのパイプ曲げ加工が可能 大きなサイズの加工にも対応できる広い工場内

創業以来、パイプの曲げ加工を主力に技術を磨いてきた。その精度の高さには定評があり、同社の技術を頼りに複雑な図面が持ち込まれるケ一スも多い。さらに他社との差別化を図るため、プレス加工や溶接なども取り入れて自社で一貫生産。さまざまな形状・素材・サイズに対応する確かな技術と実績で、顧客の信頼を獲得している。

ものづくり

0035

株式会社 ダイネツ

堺技衆 認証番号

代表者  代表取締役社長 葛村 安弘所在地 〒590-0930 堺市堺区柳之町西3-3-1

電 話 072-229-0223

創 業 1813年(文化10年)2月

設 立 1944年(昭和19年)4月

資本金 5,000万円

従業員 103名

http://www.dainetsu.co.jp

炉と熱を自在に操る、熱処理加工のエキスパート。

焼入、焼戻し、焼なましといった専門技術を駆使し、金属の特性や最終完成品に応じた熱処理加工をしている。工場には大量の熱処理をこなすローラーハース式連続焼入炉、多品種少量に応えるバッチ炉などの設備機器が充実。大物~小物、鉄~ステンレスと、あらゆる熱処理に対応している。工程管理、品質検査、検査器具の検査も厳格だ。自動車、建設、土木などの大手メーカーの認定工場にもなっており、検査器具の精度にまでチェックが入る厳しい審査を毎年パスし

ている。大学や研究機関での熱処理に関する研究結果の実用化、大阪ガスとの技術提携による築炉の研究など、技術革新にも積極的。高い品質を安定的に供給するため、材料調達から熱処理、機械加工まで、全工程を国内でまかなっているのも特徴的だ。2008年には「大阪府ものづくり優良企業賞2008 QCD部門賞」を受賞した他、大阪府の「なにわの名工」6名、厚生労働省の「現代の名工」1名も輩出している。

ローラーハース式連続焼入炉フォークチャージャ炉

炭問屋として1813年(文化10年)に創業。現在は、金属熱処理加工のスペシャリストとして活躍している。金属熱処理加工業界の中でも超大型・長尺の熱処理ができるのは、関西でも数社だと言う。また、堺市美原区には自動車部品などの小物の熱処理を得意とする兄弟会社・三洋金属熱錬工業があり、相互研鑽し、連携し合える強みを持つ。            

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