時間の目盛り 日付の目盛り
天頂:頭の真上
方角の表記
この星座早見盤の緯度と記されている
情報を表す記号の一覧
地平線
星 座 早 見 盤 と は
星座早見盤とは星座をみるときに使う道具です。使いこなすことができれば、今どの星座がどのあたりに見えているのか?特定の星座がい
つごろ見えるのか?などを知ることができます。星座早見盤によっては蓄光塗料が塗ってあるものや材質が紙や金属のものなど、さまざま
です。
星座早見盤のつかいかた 4月 18 日 20 時 東の方角をみてみましょう。
日付の目盛り
時間の目盛り
観察したい日時を「時間の目盛り」と 「日付の目盛り」を使って合わせます。
日付の目盛りは 2・4・6…の順で並んでいます。 2日に合わせたいときには、目盛りの真ん中に 時刻の目盛りをあわせます。 5日に合わせたい場合は 4と 6の間に目盛りを合わせます。 目盛りの数字が全て載っていない理由は目盛りが細かくならないようにするためです。
観察したい方角を地平線の外側にある「方位の表記」の中から探します。 右画像は左画像を拡大したものです。今回は試しに東の方角を観察するので、方位の表記から「東」を見つけてください。
星座早見盤の方位の表記を下にして身体を同じ方角に向け、実際の星空と見比べます。(左画像)
以上で星座早見盤の使い方の説明は終了です。
星座早見盤を使うときのポイント
・星座早見盤は頭上にかざしてつかうので、東西は普通の地図とは逆となっています。
・星を観察するとき、暗闇に目を良く慣らす(暗順応)必要があります。したがって、15分間~20分程度は街灯やスマートフォンの画面
などを視界に入れないようにしてください。
・暗闇で星座早見盤を懐中電灯で照らして見るとまぶしく感じます。懐中電灯に赤色のセロファンやバンダナなどを被せて光を弱めておく
と暗闇に慣れた目でもまぶしく感じにくくなります。
・南半球の星空を観察したい場合には、別途南半球の星座早見盤を入手する必要があります。
・天頂とは頭の真上のことを指します。星座早見盤の「天頂」付近にある星は頭の真上にみえるということです。
・惑星は毎年位置が変わるので星座早見盤には載っていません。惑星を探すときは国立天文台のホームページや天文雑誌などで調べてくだ
さい。
・近年ではスマートフォンを星座早見盤や星図として使うことができる便利なアプリも増えてきました。
アプリストアで「星空アプリ」と検索するといろいろ出てきます。
※国立天文台ほしぞら情報 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
※アストロアーツ星空ガイド http://www.astroarts.co.jp/alacarte/index-j.shtml
※星座早見 https://apps.apple.com/jp/app/id882653086
※SkySafari https://play.google.com/store/apps/details?id=com.simulationcurriculum.skysafari5&hl=ja
山梨県立科学館 天文グループ 〒400-0023 山梨県甲府市愛宕町 358−1
TEL.055-254-8151 FAX.055-240-0168
アストロアーツステラナビゲータで作成 4 月 18 日 20 時ごろの星空