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Page 1: グローバルサイト 事例 | Akamai...東京本店 〒104-0031 東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワー Tel:03-4589-6500 Fax:03-4589-6501 アカマイ・テクノロジーズ合同会社

AKAMAI CASE STUDY

Company

本田技研工業株式会社http://www.honda.co.jp/

広報部 Web・社内広報ブロック主幹 治部袋 賢治 氏・日本国内向けのサイトと全世界へ英語で情報発信を行うグローバルサイト全体を統括。併せて国内外のコンテンツ/サイトオーナーの支援の企画も担当。

広報部 Web・社内広報ブロック主任 谷口 慎介 氏・Webサイト全体に対する社内外の基盤作りやガイドラインの作成、コンプライアンス確認を担当。コンテンツオーナー支援も担当。

広報部 Web・社内広報ブロック石橋 直正 氏・日本語のH O N D Aのホームページ(honda.co.jp)に加え、グローバル向けのWebページのインフラ全般を担当。

Industry二輪車、四輪車、汎用製品

Solutions• Ion Premier• Adaptive Image Compression• Edge Device Characterization

Key Impact

• 同一URLでデバイスごとに表示を最適化

• CMSと連係しWebサイトの更新作業が1回で完了

• モバイルアクセスで3倍の高速化

Webサイトのグローバル、モバイル対応をアカマイで実現

 最近は、スマートフォンとソーシャルメディアの普及により、お客様のWeb閲覧環境が多様化し、1つのURLが様々なデバイスで表示されるようになりました。アカマイの導入によって、1つのURLで、多様化するデバイス毎に最適なページを表示でき、効率的な運用を図れるようになりました。-広報部 Web・社内広報ブロック 主幹、治部袋 賢治氏

本田技研工業株式会社

多様化するデジタルデバイスへの対応

 お客様に夢と一層の喜びをお届けするべく、二輪車、四輪車、汎用製品、さらにはHondaJetという多岐にわたる製品をグローバルに展開している本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)。同社の広報部Web・社内広報ブロックでは、社内報に加え、お客様を対象にした日本国内向けのサイトと全世界へ英語で情報発信を行うグローバルサイトの運営を行っている。

 アカマイ導入以前、ホンダは、スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイスの世界的な急増を受けて、「いかに効率的に、デバイスごとに最適化されたホームページを制作するか?」を模索していた。

 この課題に対し、アカマイを導入することで、新製品の発売やキャンペーン開始時の急激なアクセス増加に対応するとともに、多様化するデジタルデバイスへの最適化表示、これに加えて表示の高速化(約3

倍)を実現することができた。

 「ソーシャルメディアの普及がWebサイト運営に大きな変化をもたらしました」と話すのは、同ブロックの主幹である治部袋賢治氏。 HondaのWebサイトのURLがFacebookやTwitterといったソーシャルメディア上でシェアおよび拡散されることが多くなり、1つのURLが様々なデバイスで参照されるようになった。これまではPC、スマートフォン、フィーチャーフォン向けにそれぞれ別のサイトを構築して提供していましたが、お客様の利便性がよいとは言いがたいと感じていました。」

 「また、ワールドワイドのサイトも日本のサーバーにあるので、全世界からスマートフォンでのアクセス速度の改善が必要でした。」(石橋

直正氏)

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Akamai®は、場所を問わず、あらゆるデバイスに対して安全かつ高パフォーマンスのユーザー体験を提供できる優れたクラウドプラットフォームをエンタープライズ向けに展開しています。当社のソリューションの中核となるのは、比類なき信頼性とセキュリティ、可視性、専門知識とともに幅広いリーチを実現する Akamai Intelligent Platform™です。またアカマイは、モバイル化が進む世界における接続に関する複雑さを取り除き、24時間体制で消費者の需要をサポートしながら、企業がクラウドを安全に活用できるようにしています。ハイパーコネクテッドワールドでアカマイが革新をいかに促進していくかについて、www.akamai.co.jp および

Twitter の @akamai_jp で詳細をご覧ください。

©2016 Akamai Technologies, Inc. All Rights Reserved. 書面による明示の許可なく本文書の全体もしくは一部を再製することは禁止されています。Akamai および Akamai の波のロゴは登録商標または商標です。本文書で使用されている他の商標の所有権はそれぞれの所有者に帰属します。アカマイは、本刊行物に掲載の情報がその公表時点において正確であると確信しています。ただし、かかる情報は通知なしに変更されることがあります。 本文書の内容は個別の事例に基づくものであり、個 の々状況により、変動しうるものです。本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものです。変更されている可能性があることをご了承ください。 発行 11/16

アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者(CEO):Tom Leighton【トム・レイトン】、www.akamai.com)が100%出資する日本法人です。アカマイは、世界40箇所以上にオフィスを構え、お客様のエンドユーザーに最高のインターネット体験を提供しています。各拠点の所在地は、www.akamai.co.jp/enja/html/about/

locations.html でご確認頂けます。

AKAMAI CASE STUDY

東京本店 〒104-0031東京都中央区京橋2-1-3京橋トラストタワー Tel:03-4589-6500 Fax:03-4589-6501

アカマイ・テクノロジーズ合同会社[英文名:AkamaiTechnologiesGK]  email:[email protected]  HP:https://www.akamai.com/jp/ja/

 ホンダでは、こうした課題を解決するために、コンテンツ配信システムをIon Premierへアップグレードするとともに、モバイルネットワークの状況に基づき、画像を動的に圧縮する機能であるAIC

(Adaptive Image Compression)及び、ディスプレイサイズ、OS、ブラウザなど、アクセスしてきたモバイルデバイスの種類や特徴を判定して最適化するEDC(Edge Device Characterization)を導入した。

 EDCとCMSを連携することにより、1ソースマルチデバイスのコンテンツ提供が可能になった。従来CMSではリクエスト毎にデバイスに依存したコンテンツを返す仕組みとなっていた為、大量のアクセスには耐えられない事が懸念されていた。EDC導入後、CMSはEDCが判定したデバイス属性をもとにコンテンツを返し、アカマイでは同一URLでもデバイス属性毎にキャッシュ可能となったため、大量のアクセスに対応可能となった。

アカマイのユーザー同士で情報を共有

 ソリューションの選定については、アカマイから提案があったほか、アカマイのユーザー同士による情報共有の場も参考になったという。「しばしばアカマイ主催のカンファレンスに出席させていただいているのですが、そこには複数のグローバル企業のユーザーも出席しています。他社の成功や失敗事例だけでなくWebに関する様々な情報交換ができ、Webサイト全般に対する方針決めを決定する上での多くの知見を得ることができました。アカマイは製品の品質だけでなく、このようなコンサルテーションを受けられるのが他社との差別化でもあると感じています。」(治部袋 賢治氏)。

更新作業が1回で済むようになり、SLAも100%を実現

 アカマイとHondaのシステム担当エンジニアと円滑な情報共有によりCMSとの連携も順調行われた。同ブロックの主任である谷口慎介氏は、「これまでパソコン用、モバイルデバイス用にサイトを用意していましたが、1つのコンテンツで様々なデバイスへの対応が可能になったことで、管理するサーバー数も削減できました。」(谷口 慎介氏)。

本田技研工業株式会社

広報部 Web・社内広報ブロック 主幹 治部袋 賢治 氏 広報部 Web・社内広報ブロック 主任 谷口 慎介 氏 広報部 Web・社内広報ブロック 石橋 直正 氏


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