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I. プロフェッショナルズ・ワークショップとは
1. プロフェッショナルズ・ワークショップとは
2. ワークショップ紹介
3. ワークショップによる成果/教育効果
II. 大学職員の役割
1. プロフェッショナルズ・ワークショップの運営体制
2. 大学職員の役割
2
企業/自治体と大学が共通するひとつの目的を持って、学びの場を創出する、実践型社会連携教育。
プロジェクト運営の中核学生と企業の全面的支援
「新しい学びの場を創出」
実践的な指導を享受グループで課題に取組む
「学生ならではの視点」
直面している問題を提示学生と協働で課題に取組む
「プロの英知を提供」
企業/自治体・学生・大学の三位一体型ワークショップ
企業/自治体が直面している課題に対し、企業/自治体・学生・大学の
三者が協力してプロジェクトを進め、課題解決のための提案を行う。
企業/自治体 学生 大学
3
4
プロジェクトの発足
ゼミとの連携・学生公募
日産との連携
ワークショップ開始
早稲田ポータルオフィスにおける新しい教育サービスについて構想開始
包括協定を結んでいる日産との活動を模索
⇒マーケティング・リクルーティング分野で学生が日産へ提案を行う内容に
恩藏先生(商学学術院、マーケティングが専門)に協力を依頼
⇒ゼミ活動の一環として協力することが決定 全学よりワークショップ参加学生を公募・書類および面接選考を実施
2008年度 日産、ANA総研、NEC
2007年度 日産
2009年度日産、ANA総研、NEC、木島平、Apple Japan、KUMON、東京アパッチ
2010年度日産、ANA総研、NEC、木島平、Apple Japan、KUMON、Jリーグ、JAXA(宇宙航空研究開発機構)
1WSから8WSに拡大、参加学生数は29人から144人に5
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7月 8月 9月
講義
見学
実習
振り返り
最終発表
中間報告
・企業の現状/抱えている問題点など、提案のための基礎知識を獲得する
・発想法・ロジカルシンキング・プレゼンスキルの基礎を獲得する
・グループに分かれてWS開始・企業/自治体への見学、実習で実践的な力を獲得する
・グループワークで提案内容を洗練させチームとして働く力を獲得する
・学生が企業/自治体へ提案する・発表内容/これまでの取り組みを企業/自治体担当者と振り返る
グループワーク実施(課題実践・発表内容検討)
定期的なグループワークと進捗報告プレゼンを週1ペースで実施 週1のグループワークとは別にグループごとでの検討を実施。 最終発表は連携企業役員・大学理事(場合によっては総長)の前で実施。
特徴
「女子学生へのリクルートメッセージの開発」「若者のクルマ離れの打開策」「日産が目指すべき営業方法とは」
グループワークを中心に企画提案を実施
テーマ・成果
→社会人として必要な基礎能力を育む
→最終的に学生によるゴーンCEOへのプレゼンテーションを実現
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特徴
「有明佐賀空港を利用し、佐賀市南部を中心とした観光ルートを考える」「有明佐賀空港の施設を利用し、佐賀市南部の農水産品の魅力を伝える企画を考える」
地域・自治体でフィールドワークを実施
テーマ・成果
→人と人とのつながりを育む
→学生の提案を事業化するため、2011年度予算化を実現
※2009年度より正規科目としてオープン教育センターに設置 8
特徴
天職のすすめプロジェクト~天職を見つけるために私たちに必要なことは何か~『天職セミナーの実施』『就職活動新コンセプト本の企画・出版』
学生の提案を実現することに重点を置く
テーマ・成果
→提案の実現を視野に入れることで学生の真の実力が発揮される
→学生が企画運営する就職セミナーを実現(学生400名が参加)
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2009年8月7日 愛媛新聞
新聞等メディア掲載
2009年10月30日 毎日新聞 2008年4月19日 朝日新聞 2007年 読売新聞
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●その他【Webニュース】・2007年 日経ビジネスONLINE 話題閑題(2008/1/23掲載):
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080118/144801/・2008年 ANA総研プレスリリース: http://www.ana-ri.co.jp/article.php/20090105105412347_ja・2008年 NECプレスリリース: http://www.nec.co.jp/press/ja/0810/0701.html
【取材対応等】・フジテレビ、共同出版、地方ラジオ局等
【Webプレスリリース(大学トップページ)】・2008年日産 : http://www.waseda.jp/jp/news08/081117.html・2008年NEC : http://www.waseda.jp/jp/pr08/081008_p.html
【キャンパスナウ】・2010年新年号
【情報化推進レター】・2007年日産 :
http://www.waseda.jp/mnc/letter/2008feb/development.html・2008年NEC :
http://www.waseda.jp/mnc/letter/2008nov/new_service.html・2009年ANA総研 :
http://www.waseda.jp/mnc/letter/2009jan/new_service.html・2009年NEC :
http://www.waseda.jp/mnc/letter/2009dec/teachers_column.html11
学内各種広報
概要
12
WS終了後に参加者の満足度確認および次年度に向けた改善点抽出のために学生、企業/自治体担当者、教員、職員に対してアンケートを実施。
⇒学生満足度は例年高水準を維持、更に年々上昇。再度WSへの参加を希望する学生が9割以上。
【学生満足度(100点満点)】 【再度参加したい学生の割合】
概要
「社会人基礎力」の12能力要素、WS実施後に成長が期待される10の項目について、それぞれ5点満点で点数化させ集計
→学生の教育効果を定量的に測定する
2)
3) 他にも伸ばしたい能力を3つ程度記述してください。
コミ
ュニケー
シ
ョン力
テー
マに関
する知識等
アイディア
問題把握
プロフェッショナルズ・ワークショップ能力確認シート【学生用:WS実施前】
プレゼン力
視線・姿勢
発声
資料作成能力
プロフェッショナルズ・ワークショップへの関わりを通して成長が期待される以下の各項目について、1(苦手)~5(得意、自信がある)の5段階で現状の評価をしてください。
1~5
明朗な発声、ポイントにより強弱を付けた効果的なプレゼンができる
要約・説明力
メールマナー
挨拶
件名、宛名、名乗りなど、社会人として問題のないメールを送信できる
ビジネスの基本マナーとして、適切に挨拶ができる
プレゼン中の視線の配り方、体の向きを意識し堂々とプレゼンができる
能力要素
構成力
今回ワークショップで扱うトピックに関して問題解決に向けたアイディアがある
今回ワークショップで扱うトピックの問題点が理解できている
今回ワークショップで扱うトピックに強い関心がある
自分の意見をわかりやすく相手に伝えることができる
プレゼン内容の起承転結、序破急を意識して説得力ある構成にできる
内容説明
プレゼンを受ける側を意識した見やすいパワーポイントや配布資料を作成できる
関心
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概要
「社会人基礎力」の12能力要素、WS実施後に成長が期待される10の項目について、それぞれ5点満点で点数化させ集計
→学生の教育効果を定量的に測定する
0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00
主体性
働きかけ力
実行力
課題発見力
計画力
創造力
発信力
傾聴力
柔軟力
状況把握力
規律性
ストレスコントロール力
WS実施前
WS実施後0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00
構成力
資料作成能力
発声
視線・姿勢
挨拶
メールマナー
要約・説明力
関心
問題把握
アイディア
WS実施前
WS実施後
学生に対する教育効果を数値で裏付けることができた14
I. プロフェッショナルズ・ワークショップとは
1. プロフェッショナルズ・ワークショップとは
2. ワークショップ紹介
3. ワークショップによる成果/教育効果
II. 大学職員の役割
1. プロフェッショナルズ・ワークショップの運営体制
2. 大学職員の役割
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【全体統括】竹迫、山手、末松、蔵山
【新規開拓】阪下、江夏、逢坂赤松、佐伯、竹迫
【広報】山口、國分、清水、竹内
田中山口
伊藤
恩藏、太田
日産
竹迫松本山手
高木
早田
ANA総研
福永
大庭
深澤
NEC
小泉末松
根本
矢口
KUMON
蔵山阪下上野
奥山
宮口
木島平
逢坂渡邉竹内
神馬
鄭
apple
江夏國分
根本
-
Jリーグ
管理職
担当職員
教員
赤松佐伯牧井
根本
鳥居
JAXA
【成果測定】牧井、渡邊、末松、中村
【学内調整】上野、松本、山手
田中、小泉16
戦略チーム
ワークショップ運営
箇所を超えたプロジェクト体制の必要性
社会的なニーズ、学生の成果を実感
社会的な反響、広報の重要性を認識プレスリリース、HP作成成果報告VTR作成
CFT発足
複数WS展開
大野竹内牧井太田
天野
恩藏
日産
管理職
担当者
教員
17
管理職
担当者
教員
竹内國分
伊藤
恩藏
日産
太田大野松本寺岡上野阪下
高木
早田
ANA総研
牧井高橋末松
大西
深澤
NEC
学内外からの反響、教育効果の高さを確信
学生へのコーチング能力の必要性
戦略的なWS開拓、広報、公募の必要性戦略チーム立上げ営業活動・職員公募
科目化
コーチング・ファシリテーション研修実施18
【新規開拓】大野、竹内、阪下、中村
【公募】松本、上野、山手
【広報】國分、牧井、高橋清水、山口、中村
管理職
担当者
教員
國分竹内山口田中
伊藤
恩藏
日産
松本安永太田竹迫
高木
早田
ANA総研
高橋牧井福永末松
大庭
深澤
NEC
中村徳久大野
根本
-
KUMON
阪下山手矢田貝
奥山
宮口
木島平
清水渡邉竹内
伊藤
-
apple
上野江夏逢坂
根本
松岡
東京アパッチ
学生の成果を「見える化」する
学生が参加しやすいWSを目指す
WSの拡大と参加学生数の拡大 ゼミコラボ型WSの実現(日産)
成果測定シートの作成・分析
学生周知・募集の統一合同説明会の実施19
【全体統括】竹迫、山手、末松、蔵山
【新規開拓】阪下、江夏、逢坂赤松、佐伯、竹迫
【広報】山口、國分、清水、竹内
田中山口
伊藤
恩藏、太田
日産
竹迫松本山手
高木
早田
ANA総研
福永
大庭
深澤
NEC
小泉末松
根本
矢口
KUMON
蔵山阪下上野
奥山
宮口
木島平
逢坂渡邉竹内
神馬
鄭
apple
江夏國分
根本
-
Jリーグ
管理職
担当者
教員
赤松佐伯牧井
根本
鳥居
JAXA
【成果測定】牧井、渡邊、末松、中村
【学内調整】上野、松本、山手
田中、小泉
単年度ごとに課題を設定し、成果を出してきた 20
教員
学生
企業・自治体
職員
三者をハンドリングし、互いに最大の利益を享受できる関係を築く
CFTメンバー(入職年順)
18年目:山口 晋一(秘書課)
11年目:松本 悠希(給与厚生課)
9年目:牧井 文伸(MNC)
7年目:上野 雅之(MNC)、江夏 志門(所沢総合事務センター)、竹内 大(MNC)、
中村 仁(社会科学総合学術院)、安永 修章(日米研究インスティテュート)、
山手 寛人(教務課)
6年目:國分 勝(奨学課)、渡邉 美那(給与厚生課)
5年目:小泉 邦人(法学学術院)、阪下 清香(法学学術院)
4年目:赤松 茂利(政治経済学術院)、逢坂 豪(戸山総合事務センター)、末松 大(MNC)
3年目:清水 佳(広報課)、佐伯 康考(国際アドミッションズ・オフィス)、
竹迫 寿(教育システム課)、田中 完弥(教育・総合科学学術院)
2年目:蔵山 潤哉(戸山総合事務センター)
計21名
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