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弊社では、Qlik製品をはじめとしたデータ利活用事業を立ち上げて約10年が経過しました。今ではデータ利活用の仕組みやシステムをご導入いただくだけでなく、他社事例の共有やユーザ企業様同士の繋がりを含めたユーザ様起点での事業活性化を目的とし、セミナー開催や情報発信を強化しています。

今回は、そんな取り組みのひとつとして、製造業におけるデータ分析・活用セミナーを開催しました。

当日のプログラム 【基調講演】 「部門横断型データ分析基盤の構築」 日立金属株式会社 大山様

「経営管理指標の可視化とKPIの設定による 企業価値の最大化への挑戦」 PwCあらた有限責任監査法人 本多様

「製造業におけるチャットボットシステム活用と 近未来の姿」 ジェイエムテクノロジー株式会社 冨川様

「超xlsサービスのご紹介」 日立INSソフトウェア株式会社 黒葛原氏

セミれぽ! ~セミナーから見るデータ利活用最前線~

製造業における データ分析・活用セミナー

導入ユーザ事例を交えたデータ分析・活用セミナー

インダストリー4.0やスマート工場が注目を集める中、製造現場ではより一層のIoTデータ活用が課題と なっています。製造現場には多くの製品ライフサイクルから多階層かつ膨大なデータが発生しており、 リアルタイムでのデータ分析が求められています。

今回開催されたセミナーでは、日立金属株式会社 大山様より、リードタイム短縮や仕掛削減に向けた 部門横断型データ分析基盤の構築事例をお話しいただきました。その他、製造現場でデータ分析に課題を 感じている方に向けて、製造業向けの経営分析事例やセルフサービス型BIのご紹介をいたしました。

“ビッグデータ”や“IoT”といった 言葉は、新聞・雑誌・Webサイトで 見かけない日がないほど一般的になり ました。客観的な数値をもとに定量的な分析に基づいた戦略の企画、実行を指向する企業のみなさまが増えてきている 証拠と言えるでしょう。

しかし、データ利活用には難しい点や気をつけるべきポイントが多く、新サービスや技術革新のサイクルが激しい分野でもあります。いざデータ利活用を進めていくその前に、平時からの情報収集が大切です。

このセミれぽ!(セミナーから見るデータ利活用最前線)では、セミナーのレポートを通じて、データ利活用の最新情報を お届けしていきます。

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右:活発な質疑応答が交わされました。日立金属株式会社 大山様 基調講演にて。

右 : 開 会 挨 拶 の 様 子 。 日本生命丸の内ビル 23F Main Conference Roomにて。

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・本掲載内容は個人の見解・見識を含んでおり、当社の意見を代表するものではありません。

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法規をご確認の上、必要な手続きをお取りください。なお、不明な場合は、弊社営業までお問い合わせください。

日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア株式会社 〒220-0011 横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング http://www.hitachi-ins.com お問い合わせ先 : 営業本部 https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachi-ins/product/form.jsp

セミれぽ!~セミナーから見るデータ利活用最前線~ 製造業におけるデータ分析・活用セミナー

製造業×データ利活用 日立金属様によるデータ利活用事例 金額、時間、重量等、生産の重要観点となる定量情報を、工場と本社の部門横断型で実現するため、QlikViewを用いて開発したYasugi Insight Qliker立ち上げのコンセプトや経過を詳しくご紹介いただきました。

ひとつの分析観点はひとつの画面内で表現するデザインにする等、ユーザ体験を意識した細かな工夫がなされています。導入ユーザ様ならではのポイントをデモも交えて具体的にご紹介いただきました。様々に工夫 されたデータ分析システムが立ち上がりましたが、大山様は「目的はBIやシステムの導入ではなく、変革によって工場を強くすることである」と冷静に言い切ります。

活発な質疑応答もあり、大盛況の基調講演となりました。

データ分析への関心の高さを実感 データ利活用は、平時の情報収集から 今回、製造業にスポットを当てたプログラムではありましたが、あらためてデータ利活用に対するユーザ 企業様の関心の高さを実感しました。データ利活用は、新サービスや技術革新のサイクルが激しい分野です。弊社は、このようなセミナー等を通じて継続的に情報発信していくことを重要視しています。

――今後も、様々な切り口でセミナーを開催してまいります。 次回のご来場をお待ちしております。

日立金属株式会社大山様による講演の様子。「部門横断型データ分析基盤の構築」にて。 <関連ニュースリリース> YSSヤスキハガネで有名な日立金属(安来工場)が、生産管理データの分析ツールとして 「QlikView」を採用 http://www.hitachi-ins.com/topics/20170525.html

左:「経営管理指標の可視化とKPIの設定による企業価値の最大化への挑戦」PwCあらた有限責任監査法人 本多様 講演から。 央:「製造業におけるチャットボットシステム活用と近未来の姿」ジェイエムテクノロジー 株式会社 冨川様 講演から。 右:「超 xlsサービスのご紹介」日立INSソフトウェア株式会社 黒葛原氏 講演から。

セミナーに関するお問合せは、弊社営業、またはホームページのお問合せフォームへ。 https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachi-ins/product/form.jsp 当 社 の 製 品・ サ ービ ス ・ ソリューションはこちらから。 http://www.hitachi-ins.com/products/index.html

データ利活用の観点で、多彩なトピックを展開 日立金属株式会社様による基調講演のほか、PwCあらた有限責任監査法人様による 「経営管理指標の可視化とKPIの設定による企業価値の最大化への挑戦」では、データという客観的な根拠にもとづいたコミュニケーション、科学的な分析に根差したタイムリーな対策や施策の実施の重要性を伺いました。店舗や工場、各部門に散逸しているデータを一か所に集約し、共有・理解できる形で表現するビジネスインテリジェンスの適用事例もご紹介いただきました。

続くジェイエムテクノロジー株式会社様は、装置技術とIT技術、そして製造現場を知る稀有な存在として、ハードウェア・ソフトウェア両面で横断的にITサービスのラインナップを展開されています。今回は、「製造業におけるチャットボットシステム活用と近未来の姿」と題して、生産プロセスのイノベーションは人のイノベーションであるという観点で興味深いお話をいただきました。

弊社からも、データ分析を取り巻く状況の変化についてお話ししました。また日立グループで実績を拡大 している、業務効率化・高度化を支援するセルフサービスBI「超xlsサービス」につきまして、実際のデモ 画面を交えてご紹介いたしました。


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