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Storage Protection Management Software

www.interface.co.jp

DPC-0225 ストレージ保護管理ソフトウェア Ver.1.10

Help for Windows

DPC-0225 Help for Windows

© 2016 Interface Corporation.

2

目次

第 1 章はじめに 3

1.1 概要 ...........................................................................3

1.2 特長 ...........................................................................3

第 2 章製品仕様 4

2.1 基本仕様 .......................................................................4

2.2 製品構成 .......................................................................5

第 3 章導入方法 6

3.1 インストール手順 ...............................................................6

3.2 メモリ監視ライブラリ実行手順 ...................................................6

第 4 章リファレンス 7

4.1 関数一覧 .......................................................................7

4.2 関数個別説明 ...................................................................8

4.3 戻り値一覧 ....................................................................12

第 5 章サンプルプログラム 13

5.1 実行手順 ......................................................................13

5.2 サンプルプログラム一覧 ........................................................13

第 6 章 Storage Protection Utility 14

6.1 起動方法 ......................................................................14

6.2 画面表示 ......................................................................15

6.3 バージョン確認方法 ............................................................17

6.4 強制終了方法 ..................................................................17

6.5 画面説明 ......................................................................18

6.6 ユーティリティ操作例 ..........................................................20

第 7 章 bat ファイル 33

7.1 bat ファイルの一覧.............................................................33

7.2 IFUWFfilterenable.bat .........................................................34

7.3 IFUWFfilterdisable.bat ........................................................35

7.4 IFUWFvolumeprotect.bat ........................................................36

7.5 IFUWFvolumeunprotect.bat ......................................................37

7.6 IFUWFadd-exclusion.bat ........................................................38

7.7 IFUWFremove-exclusion.bat .....................................................39

7.8 IFUWFget-exclusion.bat ........................................................40

7.9 bat ファイルの操作例...........................................................41

第 8 章重要な情報 42



3

第1章はじめに

1.1 概要ストレージ保護管理ソフトウェアは、UWF を利用して、ストレージへの書込みを管理するソフト

ウェアです。本ソフトウェアは、”Storage Protection Utility”、UWF の設定用 bat ファイル、及

びメモリ監視ライブラリを提供します。

・Storage Protection Utility：UWF による保護設定や、各種メモリ監視を GUI で行います。

・UWF の設定用 bat ファイル：UWF を容易に設定します。

・メモリ監視ライブラリ：Windows 上のアプリケーションから UWF のメモリ使用状況を監視しま

す。

本ドキュメントは、Windows 上でストレージ保護管理ソフトウェアを使用するための情報を掲載

しています。

本ソフトウェアは日英語バイリンガルソフトウェアです。日本語版、英語版のドキュメント類も

付属しています。

1.2 特長 ●UWF の設定を GUI ユーティリティ上で簡単に行うことができます。

●UWF のメモリ使用量、物理メモリの空き容量を GUI アプリケーションで確認することができ、

しきい値を超えた際にバルーン表示することができます。

●UWF の設定を bat ファイルから簡単に行うことができます。

●ライブラリを使って UWF のメモリ使用量、物理メモリの使用状況を得ることができます。



4

第2章製品仕様

2.1 基本仕様 Storage Protection Utility ・UWF の有効、無効の設定

・ストレージ単位の UWF 保護、保護解除の設定

・UWF のメモリ使用量、物理メモリ空き容量の監視

bat ファイル・UWF の有効、無効の設定


・ファイル/フォルダの UWF 保護除外、保護除外解除の

設定

UWF 使用メモリ・UWF のメモリ使用量の取得

機能

メモリ監視

ライブラリ物理メモリ・メモリ容量、空き容量の取得



5

2.2 製品構成製品構成ファイル名説明

弊社管理用ファイル DPC0225.ver 弊社ソフト管理用ファイル

最新情報ドキュメント readme.htm 最新ドキュメント掲載ファイル(日本語)

readme_e.htm 最新ドキュメント掲載ファイル(英語)

Help Help.pdf Help（PDF 形式）(日本語)

Help_e.pdf Help（PDF 形式）(英語)

ドキュメント参照用ファ

イル

document.txt ドキュメント参照用ファイル(日本語)

document_e.txt ドキュメント参照用ファイル(英語)

インストールプログラム SETUP.EXE インストール用ファイル

ユーティリティ ifuwf.exe Storage Protection Utility

サンプルプログラム - -

Visual C# .NET IFCUWF クラスライブラリ

uwfreboot UWF のメモリ使用量の監視を行い、一定値を超え

ると再起動を行うサンプルプログラム

memoryreboot 物理メモリの空き容量の監視を行い、一定値を

下回ると再起動を行うサンプルプログラム

Visual C++ uwfreboot UWF のメモリ使用量の監視を行い、一定値を超え




Visual Basic .NET uwfreboot UWF のメモリ使用量の監視を行い、一定値を超え




bat ファイル IFUWFfilterena

ble.bat

UWF のフィルタを有効にする bat ファイル

IFUWFfilterdis

able.bat

UWF のフィルタを無効にする bat ファイル

IFUWFvolumepro

tect.bat

ストレージを保護する bat ファイル

IFUWFvolumeunp

rotect.bat

ストレージの保護を解除する bat ファイル

IFUWFadd-exclu

sion.bat

ファイル/フォルダの UWF 保護除外を設定する

bat ファイル

IFUWFremove-ex

clusion.bat

ファイル/フォルダの UWF 保護除外を解除する

bat ファイル

IFUWFget-exclu

sion.bat

ファイル/フォルダのUWF保護除外設定を確認す

る bat ファイル

※Visual C# .NET，Visual Basic.NET 用サンプルプログラムは、それぞれ Visual C# .NET 2015，

Visual Basic .NET 2015 を使用して作成しています。



6

第3章導入方法

3.1 インストール手順

README.HTM のインストール方法を参照してください。

3.2 メモリ監視ライブラリ実行手順基本的な制御の手順は以下の通りです(記述例は C#言語です)。

3.2.1 UWF のメモリ使用量の取得 IfUwfGetUwfRamData 関数で、UWF が使用しているメモリ使用量をメガバイト単位で取得します。

uint ret;

uint RamDataBytes;

// UWF のメモリ使用量を取得

ret = IFCUWF.IfUwfGetUwfRamData(out RamDataBytes);

3.2.2 物理メモリ情報の取得 IfUwfGetPhysicalMemory関数で、物理メモリの容量と、空き容量をメガバイト単位で取得します。

uint ret;

uint TotalBytes;

uint FreeBytes;

// 物理メモリ容量を取得

ret = IFCUWF.IfUwfGetPhysicalMemory(out TotalBytes, out FreeBytes);



7

第4章リファレンス

4.1 関数一覧

No 関数名機能

●UWF メモリ

1 IfUwfGetUwfRamData UWF のメモリ使用量を取得します。

●物理メモリ

2 IfUwfGetPhysicalMemory 物理メモリの容量と空き容量を取得します。



8

4.2 関数個別説明

1. IfUwfGetUwfRamData 【機能】

UWF のメモリ使用量を取得します。

【書式】

●Visual C

unsigned int IfUwfGetUwfRamData (

unsigned int* pRamDataBytes

);

●Visual C# .NET

uint IfUwfGetUwfRamData (

out uint pRamDataBytes

);

●Visual Basic .NET

Function IfUwfGetUwfRamData ( _

ByRef pRamDataBytes As UInteger _

)As UInteger

【パラメータ】

pRamDataBytes UWF のメモリ使用量を格納する変数へのポインタ(参照渡し)を指定します。

単位はメガバイト[MB]です。

【戻り値】

正常に終了した場合には、IFCUWF_ERROR_SUCCESS が返ります。

IFCUWF_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.3 戻り値一覧』をご参照くださ

い。



9

【使用例】

●Visual C

unsigned int ret;

unsigned int RamDataBytes;

ret = IFCUWF::IfUwfGetUwfRamData(RamDataBytes);

●Visual C# .NET

uint ret;

uint RamDataBytes;

ret = IFCUWF.IfUwfGetUwfRamData(out RamDataBytes);


Dim ret As UInteger

Dim RamDataBytes As UInteger

ret = IFCUWF.IfUwfGetUwfRamData(RamDataBytes)

UWF のメモリ使用量を取得します。



10

2. IfUwfGetPhysicalMemory 【機能】

物理メモリの容量と空き容量を取得します。

【書式】

●Visual C

unsigned int IfUwfGetPhysicalMemory (

unsigned int* pTotalBytes,

unsigned int* pFreeBytes

);

●Visual C# .NET

uint IfUwfGetPhysicalMemory (

out uint pTotalBytes,

out uint pFreeBytes

);


Function IfUwfGetPhysicalMemory ( _

ByRef pTotalBytes As UInteger, _

ByRef pFreeBytes As UInteger _

)As UInteger

【パラメータ】

pTotalBytes 物理メモリ容量を格納する変数へのポインタ(参照渡し)を指定します。


pFreeBytes 物理メモリの空き容量を格納する変数へのポインタ(参照渡し)を指定します。


【戻り値】

正常に終了した場合には、IFCUWF_ERROR_SUCCESS が返ります。

IFCUWF_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.3 戻り値一覧』をご参照くださ

い。



11

【使用例】

●Visual C

unsigned int ret;

unsigned int TotalBytes;

unsigned int FreeBytes;

ret = IFCUWF::IfUwfGetPhysicalMemory(TotalBytes, FreeBytes);

●Visual C# .NET

uint ret;

uint TotalBytes;

uint FreeBytes;

ret = IFCUWF.IfUwfGetPhysicalMemory(out TotalBytes, out FreeBytes);


Dim ret As UInteger

Dim TotalBytes As UInteger

Dim FreeBytes As UInteger

ret = IFCUWF.IfUwfGetPhysicalMemory(TotalBytes, FreeBytes)

物理メモリの容量、空き容量を取得します。



12

4.3 戻り値一覧

エラー識別子値意味対処方法

IFCUWF_ERROR_SUCCESS 00000000h 正常終了 -

IFCUWF_ERROR_GET_INFORMATION C0001001h 情報の取得に失敗しま

した

動作環境に問題ないか

確認して下さい。



13

第5章サンプルプログラム

以下、各サンプルプログラムの概要を説明します。

5.1 実行手順

【実行手順】

サンプルプログラムには実行形式のファイルが付属していません。

ソースコードをコンパイルして実行ファイルを生成してから、動作させてください。

●Visual C++

Visual Studio を起動し、「ファイル」メニューから「開く」→「プロジェクト/ソリューショ

ン」を選び、プロジェクトファイル「*.vcxproj」を開き、ビルドしてください。

●Visual C# .NET


ン」を選び、プロジェクトファイル「*.csproj」を開き、ビルドしてください。



ン」を選び、プロジェクトファイル「*.vbproj」を開き、ビルドしてください。

5.2 サンプルプログラム一覧

プログラム名概要

uwfreboot UWF 使用メモリ量が 512MB を超えたかどうかを 1秒周期で監視します。

UWF 使用メモリ量が 512MB を超えた場合は、システムの再起動を行います。

memoryreboot 物理メモリの空き容量が 128MB を下回ったかどうかを 1 秒周期で監視しま

す。物理メモリの空き容量が 128MB を下回った場合は、システムの再起動

を行います。


第6章 Storage Protection Utility

Storage Protection Utility を使用することで、下記が可能になります。

・UWF の有効、無効の設定


・UWF のメモリ使用量、物理メモリ空き容量の監視

・UWF のメモリ使用量、物理メモリ空き容量のしきい値を決め、しきい値を越えた際にバルーン表示

で警告表示

6.1 起動方法本ユーティリティは、OS 起動時に自動的に起動します。本ユーティリティは常駐アプリとして動

作します。

ユーティリティが起動しているかどうかはタスクトレイをご確認ください。

ユーティリティが起動している場合、下記の Storage Protection Utility アイコンが表示されま

す。

一度ユーティリティを終了した場合は、<インストール先>\interface\DPC0225\bin\ifuwf.exe を

実行して起動してください。


14


6.2 画面表示下記のいずれかの方法で画面表示を行うことができます。

方法操作内容

1 Storage Protection Utility のアイコンをダブルクリックします。

2 Storage Protection Utility のアイコンを右クリックし、「Open」を選択します。

ユーティリティ画面の表示は管理者権限での実行が必要です。下記の確認画面が表示されたら、

「はい」を選択し操作を続けてください。


15


【注意事項】

ユーティリティで UWF の情報の取得に失敗した場合、下記の警告画面が表示されます。

その場合、下記の条件をすべて満足していることを確認してください。満足していない場合、本

エラーが発生することがあります。

No 条件

1 SSD のライトプロテクトに対応した機種で、ライトプロテクトスイッチが無効に設定して

あること。

2 ユーティリティが管理者権限で実行されていること。

3 UWF コンポーネントが正しくインストールされていること。


16


6.3 バージョン確認方法ユーティリティのバージョンは、下記の手順で確認します。

手順操作内容

1 Storage Protection Utility のアイコンを右クリックし、「Information」を選択しま

す。

2 下記の画面が表示されます。赤枠部分のバージョンを確認して下さい。

6.4 強制終了方法 DPC-0225 のアンインストール等でユーティリティを終了させる場合は、下記の手順で終了させて

ください。

手順操作内容

1 Storage Protection Utility のアイコンを右クリックし、「Exit」を選択します。


17


6.5 画面説明ユーティリティ画面

①

②

③

⑤

④

⑦

⑥

⑧

⑨

番号機能

① UWF の有効、無効を設定します。

チェックが入っている状態が有効、チェックが入っていない状態が無効を表します。

※設定情報を反映させるには、再起動が必要です。

② ストレージ単位の UWF 保護、保護解除の設定をします。

チェックが入っている状態がストレージの保護、チェックが入っていない状態がストレ

ージの保護解除を表します。

※設定情報を反映させるためには、再起動が必要です。

③ UWF のメモリ使用量について、しきい値を設定し、警告メッセージの表示を設定します。

チェックが入っている状態が警告メッセージの表示有効、チェックが入っていない場合

が表示無効を表します。

UWFのメモリ使用量がここで指定したしきい値を上回ると下記の警告メッセージが表示

されます。

④ UWF のメモリ使用量が表示されます。



18


番号機能

⑤ 物理メモリの空き容量について、しきい値を設定し、警告メッセージの表示を設定しま

す。チェックが入っている状態が警告メッセージの表示有効、チェックが入っていない

場合が表示無効を表します。

物理メモリ空き容量がここで指定したしきい値を下回ると下記の警告メッセージが表

示されます。

⑥ 物理メモリの空き容量が表示されます。


⑦ 物理メモリの容量が表示されます。


⑧ 設定を反映し、設定ダイアログを閉じます。

その際に、下記の確認画面が表示されます。画面の指示に従い、設定の反映を行ってく

ださい。

※③、⑤の各種メモリのしきい値設定、及び警告メッセージ表示のみの変更の場合は、

再起動不要のため、再起動の確認を行う画面は表示されません。

⑨ 設定をキャンセルし、設定ダイアログを閉じます。


19


6.6 ユーティリティ操作例

6.6.1 C ドライブの保護設定

手順操作内容

1 下記のいずれかの方法でユーティリティ画面を立ち上げます。

1. Storage Protection Utility のアイコンをダブルクリックします。

2. Storage Protection Utility のアイコンを右クリックし、「Open」を選択します。

2 ①「UWF Filter」のチェックボックスにチェックを入れます。

②「UWF Volume」の「C」のチェックボックスにチェックを入れます。

③「OK」ボタンをクリックします。

①

②

③


20


3 下記の画面が表示されます。問題が無ければ「OK」ボタンをクリックします。

【注意事項】

「キャンセル」ボタンをクリックした場合は、下記の画面が表示されます。再度設定を行

ってください。


21



「OK」ボタンをクリックすると、再起動が始まります。

【注意事項】



5 再起動後、ユーティリティ画面を立ち上げて、下記の状態になっていれば設定完了です。

①「UWF Filter」のチェックボックスにチェックが入っている。

②「UWF Volume」の「C」のチェックボックスにチェックが入っている。


22


6.6.2 C ドライブの保護解除設定

手順操作内容




2 ①「UWF Filter」のチェックボックスのチェックを外します。

②「UWF Volume」の「C」のチェックボックスのチェックを外します。


①

②

③


23



【注意事項】




24



「OK」ボタンを選択すると、再起動が始まります。

【注意事項】




①「UWF Filter」のチェックボックスにチェックが入っていない。

②「UWF Volume」の「C」のチェックボックスにチェックが入っていない。


25


6.6.3 C ドライブ保護、D ドライブ保護解除の設定

手順操作内容




2 ①「UWF Filter」のチェックボックスにチェックを入れます。

②「UWF Volume」の「C」のチェックボックスにチェックを入れ、「D」のチェックボックス

のチェックを外します。


①

②

③


26



【注意事項】




27



「OK」ボタンを選択すると、再起動が始まります。

【注意事項】




①「UWF Filter」のチェックボックスにチェックが入っている。

②「UWF Volume」の「C」のチェックボックスにチェックが入っている。

③「UWF Volume」の「D」のチェックボックスにチェックが入っていない。


28


6.6.4 UWF メモリ使用量の監視設定

手順操作内容




2 ①「UWF Threshold」のチェックボックスにチェックを入れます。

②「UWF Threshold」のテキストボックスに数値を入力します。


①

②

③


29



【注意事項】



4 再度ユーティリティ画面を立ち上げて、下記の状態になっていれば設定完了です。

①「UWF Threshold」のチェックボックスにチェックが入っている。

②「UWF Threshold」のテキストボックスに入力した数値が表示されている。


30


6.6.5 物理メモリ空き容量の監視設定

手順操作内容




2 ①「Free Threshold」のチェックボックスにチェックを入れます。

②「Free Threshold」のテキストボックスに数値を入力します。


①

②

③


31



【注意事項】



4 再起動完了後、再度ユーティリティ画面を立ち上げて、下記の状態になっていれば設定完

了です。

①「Free Threshold」のチェックボックスにチェックが入っている。

②「Free Threshold」のテキストボックスに入力した数値が表示されている。


32



33

第7章 bat ファイル

本章では、bat ファイルの概要を説明します。

7.1 bat ファイルの一覧

ファイル名内容

IFUWFfilterenable.bat UWF のフィルタを有効にする bat ファイル。

IFUWFfilterdisable.bat UWF のフィルタを無効にする bat ファイル。

IFUWFvolumeprotect.bat ストレージの保護をする bat ファイル。

IFUWFvolumeunprotect.bat ストレージの保護を解除する bat ファイル。

IFUWFadd-exclusion.bat ファイル/フォルダの UWF 保護除外を設定する bat ファイル。

IFUWFremove-exclusion.bat ファイル/フォルダの UWF 保護除外解除を設定する bat ファイ

ル。

IFUWFget-exclusion.bat ファイル/フォルダの UWF 保護除外設定を確認する bat ファイ

ル。


7.2 IFUWFfilterenable.bat 【機能】

UWF のフィルタを有効にします。

【内容】

bat ファイルの内容。

> uwfmgr filter enable

【注意事項】

・UWF のフィルタが無効のときに、本 bat ファイルを実行してください。UWF のフィルタが有効の時

に実行しても、効果はありません。

・管理者権限で実行してください。

・本 bat ファイルで設定変更後、再起動して下さい。

【実行結果例】

bat ファイルが正常に動作した場合は、下記の様に実行結果が表示されます。


34


7.3 IFUWFfilterdisable.bat 【機能】

UWF のフィルタを無効にします。

【内容】


> uwfmgr filter disable

【注意事項】

・UWF のフィルタが有効の時に、本 bat ファイルを実行して下さい。UWF のフィルタが無効の時に実

行しても、効果はありません。






35


7.4 IFUWFvolumeprotect.bat 【機能】

ストレージを保護します。

【内容】


> uwfmgr volume protect c:

【注意事項】

・ストレージが保護解除されている状態で実行して下さい。ストレージが保護されている状態で実行

しても、効果はありません。

・本 bat ファイルは、Cドライブを保護します。Dドライブなどその他のドライブを保護する場合は、

bat ファイルの内容を修正してください。






36


7.5 IFUWFvolumeunprotect.bat 【機能】

ストレージの保護解除を行います。

【内容】


> uwfmgr volume unprotect c:

【注意事項】

・ストレージが保護されている状態で実行してください。ストレージが保護解除されている状態で実

行しても、効果はありません。

・本 bat ファイルは、C ドライブを保護解除します。D ドライブなどその他のドライブを保護解除す

る場合は、bat ファイルの内容を修正してください。


・本 bat ファイルで設定変更後、再起動してください。




37


7.6 IFUWFadd-exclusion.bat 【機能】

ファイル/フォルダの UWF 保護除外の設定を行います。

【内容】


> uwfmgr file add-exclusion C:¥temp

【注意事項】

・ファイル/フォルダが UWF 保護されている状態で実行してください。ファイル/フォルダが UWF 保

護除外されている状態で実行しても、効果はありません。

・本 bat ファイルは「C:\temp」のフォルダを保護除外します。その他のフォルダを保護除外する場

合は、内容を修正してください。



・exFAT 等、一部のファイルシステムでは使用できません。詳細はマイクロソフトの web ページを参

照ください。

・Windows\System32 フォルダ等、一部のフォルダは UWF 保護除外の設定が行えません。詳細はマイ

クロソフトの web ページを参照ください。




38


7.7 IFUWFremove-exclusion.bat 【機能】

ファイル/フォルダの UWF 保護除外解除の設定を行います。

【内容】


> uwfmgr file remove-exclusion C:¥temp

【注意事項】

・ファイル/フォルダが UWF 保護除外されている状態で実行してください。ファイル/フォルダが UWF

保護除外解除(UWF 保護)されている状態で実行しても、効果はありません。

・本 bat ファイルは「C:\temp」のフォルダを保護除外解除します。その他のフォルダを保護除外解

除する場合は、内容を修正してください。



・exFAT 等、一部のファイルシステムでは使用できません。詳細はマイクロソフトの web ページを参

照ください。




39


7.8 IFUWFget-exclusion.bat 【機能】

ファイル/フォルダの UWF 保護除外設定を確認します。

【内容】


> uwfmgr file get-exclusions

【注意事項】





40



41

7.9 bat ファイルの操作例 bat ファイルを使用した操作例。

操作手順

C ドライブの保護設定 1. 「IFUWFfilterenable.bat」を実行し、UWFのフィルタを有効

にします。

2. 「IFUWFvolumeprotect.bat」を実行し、Cドライブを保護しま

す。

3. 再起動し、設定を反映します。

C ドライブの保護解除設定 1. 「IFUWFvolumeunprotect.bat」を実行し、Cドライブの保護を

解除します。

2. 「IFUWFfilterdisable.bat」を実行し、UWFのフィルタを無効

にします。


フォルダの保護除外設定 1. 「IFUWFfilterenable.bat」を実行し、UWFのフィルタを有効

にします。

2. 「IFUWFvolumeprotect.bat」を実行し、Cドライブを保護しま

す。

3. 「IFUWFadd-exclusion.bat」を実行し、フォルダの保護除外

を行います。




42

第8章重要な情報

保証の内容と制限

弊社は本ドキュメントに含まれるソースプログラムの実行が中断しないこと、またはその実行に

誤りが無いことを保証していません。

本製品の品質や使用に起因する、性能に起因するいかなるリスクも使用者が負うものとします。

弊社はドキュメント内の情報の正確さに万全を期しています。万一、誤記または誤植などがあっ

た場合、弊社は予告無く改訂する場合があります。ドキュメントまたはドキュメント内の情報に

起因するいかなる損害に対しても弊社は責任を負いません。

ドキュメント内の図や表は説明のためであり、ユーザ個別の応用事例により変化する場合があり

ます。

著作権、知的所有権

弊社は本製品に含まれるおよび本製品に対する権利や知的所有権を保持しています。

本製品はコンピュータソフトウェア、映像/音声(例えば図、文章、写真など)を含んでいます。

医療機器/器具への適用における注意

弊社の製品は人命に関わるような状況下で使用される機器に用いられる事を目的として設計、製

造された物では有りません。

弊社の製品は人体の検査などに使用するに適する信頼性を確保する事を意図された部品や検査機

器と共に設計された物では有りません。

医療機器、治療器具などの本製品の適用により、製品の故障、ユーザ、設計者の過失などにより、

損傷/損害を引き起こす場合が有ります。

複製の禁止

弊社の許可なく、本ドキュメントの全て、または一部に関わらず、複製、改変などを行うことは

できません。

責任の制限

弊社は、弊社または再販売者の予見の有無にかかわらず発生したいかなる特別損害、偶発的損害、

間接的な損害、重大な損害について、責任を負いません。

本製品(ハードウェア，ソフトウェア)のシステム組み込み、使用、ならびに本製品から得られる

結果に関する一切のリスクについては、本製品の使用者に帰属するものとします。

本製品に含まれるバグ、あるいは本製品の供給（納期遅延）、性能もしくは使用に起因する付帯的

損害もしくは間接的損害に対して、弊社に全面的に責がある場合でも、弊社はその製品に対する

改良（正常に動作する）、代品交換までとし、金銭面での賠償の責任は負わないものとしますので、

予めご了承ください。

本製品（ソフトウェアを含む）は、日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊

社は一切責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、海外での保守サービスおよび技術サ

ポート等は行っておりません。



43

商標/登録商標

本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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