自宅 - atsugi€¦ · 広報あつぎ 第1238号 平成28(2016)年9月1日発行...

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65 28 1 28 9 9 広報あつぎ 第1238平成28(2016)年9月1日発行 マイ広報紙 i インターネットサービス スマートフォンアプリ で無料 配信中 編集・発行/厚木市政策部広報戦略課 243‒8511 神奈川県厚木市中町3-17-17 TEL.0462231511㈹ FAX.0462239951 ホームページは 厚木市 検 索 救急車の出動件数が 増えています。多くの 人の命を救うため、適 正に利用しましょう。 晩年 をどう 生きたい ですか 最期まで自分の足で歩きたい(62歳) ・健康で笑顔で感謝の気持ちを大切にした い(66歳) 家族との時間を大切にできたら良い(43歳) ・自分の好きなことをして、好奇心に従っ て過ごしたい(25歳) ・心の在り方を大切に、幸せに暮らしたい (45歳) ・生きていることが実感できる生活(80歳) ・他人とのつながりを大切に。自分らしさ を失わないようにしたい(75歳) 健康 家族との時間 趣味 穏やかな暮らし 自立した生活 人とのつながり 友達との時間 その他 アンケート結果は、市ホームページとあつぎ介護フォーラム(8面参照)でご覧いただけます。 晩年は何を大切にしたいですか 市民 アンケート 地域包括 ケア元年 日は 救急 9 9 問救急救命課☎223-9365 Q 26161521 7654

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Page 1: 自宅 - Atsugi€¦ · 広報あつぎ 第1238号 平成28(2016)年9月1日発行 マイ広報紙 i広 報 紙 インターネットサービス スマートフォンアプリ

 

晩年、何をして、どんな時間を過ごし

たいか、また人生の最期をどこでどのよ

うに迎えたいか、考えたことはあります

か。2025年には、約3人に1人が65

歳以上になると予測されるなど、今後も

高齢化は確実に進みます。医療や介護の

受け方、日常生活の送り方は今、大きな

見直しを迫られています。

 

市では、住まいを中心に医療や介護、

介護予防、生活支援のサービスを一体的

に受けられ、高齢者や障がい者が住み慣

れた地域で安心して自分らしく暮らせる

「地域包括ケア社会」の実現を推進。今

年をその「元年」に位置付け、取り組み

を本格化させています。

 

今回、「広報あつぎ」では、市民の皆

さん約700人にアンケートを実施しま

した。次のページからは、お寄せいただ

いた声を基に、介護の現場や地域の取り

組みを紹介。誰にでも訪れる「老い」と

それを支える社会の在り方を考えます。

28 1128 99

広報あつぎ 第1238号平成28(2016)年9月1日発行

マ イ 広 報 紙i 広 報 紙

インターネットサービススマートフォンアプリ

で無料配信中

編集・発行/厚木市政策部広報戦略課〒243‒8511 神奈川県厚木市中町3-17-17TEL.046‒223‒1511㈹ FAX.046‒223‒9951ホームページは 厚木市 検 索

 救急車の出動件数が増えています。多くの人の命を救うため、適正に利用しましょう。

晩年をどう生きたいですか

・ 最期まで自分の足で歩きたい(62歳)・ 健康で笑顔で感謝の気持ちを大切にした

い(66歳)・ 家族との時間を大切にできたら良い(43歳)・ 自分の好きなことをして、好奇心に従っ

て過ごしたい(25歳)・ 心の在り方を大切に、幸せに暮らしたい(45歳)

・ 生きていることが実感できる生活(80歳)・ 他人とのつながりを大切に。自分らしさ

を失わないようにしたい(75歳)

■健康■家族との時間■趣味■穏やかな暮らし

■自立した生活■人とのつながり■友達との時間■その他

アンケート結果は、市ホームページとあつぎ介護フォーラム(8面参照)でご覧いただけます。

晩年は何を大切にしたいですか市民アンケート

地域包括ケア元年

月 日は 救急の日9 9

問救急救命課☎223-9365

Q

26%

16%15%

21%

7%6%5%4%

Page 2: 自宅 - Atsugi€¦ · 広報あつぎ 第1238号 平成28(2016)年9月1日発行 マイ広報紙 i広 報 紙 インターネットサービス スマートフォンアプリ

2平成28年9月1日3 平成28年9月1日

◆介護支援・�訪問介護 ホームヘルパーが訪問し食事や排せつ、洗濯などを支援・訪問入浴介護 専用浴槽を自宅に運び入浴を支援・�通所介護(デイサービス) 日中に施設に通い介護や機能回復の訓練を支援・�短期型入所生活介護(ショートステイ) 施設などに短期入所し介護や機能回復の訓練を支援◆医療支援・訪問診療 医師が訪問して診察し計画的な健康管理を支援

・�訪問看護 看護師などが訪問し健康状態の確認やマッサージなどを支援・訪問歯科 歯科衛生士などが訪問し歯の診察や口

こう

腔くう

ケアを支援◆高齢福祉サービス・�高齢者緊急一時保護 �在宅で高齢者を介護する家族が、特別な事情で介護できなくなった場合に、施設などで高齢者を一時保護

・�在宅ねたきり老人登録・認知症老人登録 �在宅生活をしている方が登録。理髪サービスや紙おむつの給付などが利用可能(要件あり)

※�サービスはこの他にもあります。問介護・医療支援=介護保険課☎225-2240、 高齢福祉サービス=健康長寿課☎225-2220

スです。ケアマネジャーなどの

助言で、市の高齢福祉サービス

や障害福祉サービスを活用。医

療・介護サービスでは、訪問診

療、訪問看護、訪問歯科を利用

しています(下欄参照)。

 「お二人の気持ちを尊重しつ

つ、新たなサービスを提案し、

生活をフォローできたら」と話

すのは訪問看護を担当する「さ

くら訪問ステーション」の千葉

志津さん(40)。「高齢同士の在

宅介護は、だんだんと手が行き

届かないところが出てきます。

私たち介護事業者はもちろん、

家族や地域の人が利用できる制

度を案内するといった支援が必

要」と周囲の見守りの重要性を

訴えます。

地域に見守られて

 

二人は長年、この地域でとん

かつ屋を営んでいました。近所

にはなじみ客や顔見知りも多く

います。離れて暮らす子どもた

ちに時々連れて行ってもらう買

い物では、近所の人たちとよも

やま話に花を咲かせます。

 

30年来の付き合いになる民生

委員の髙橋純じ

ゅん子こ

さん(65)もそ

の一人。「お二人はとても明る

 「朝起きて靴下をはこうとし

たら、左手に力が入らなかっ

た」。佐々木通と

おるさん(86・下荻野)

が体に異変を感じたのは9年前

のこと。妻の千ち

里さと

さん(81)に

付き添われ、向かった病院で

待っていたのは「脳梗塞」とい

う診断でした。治療を経てリハ

ビリをする中で覚える、肩から

腕、指先、足と、徐々に失われ

ていく感覚。できていたことが

突然できなくなる恐怖。佐々木

さん夫婦の生活は一変しました。

変化していく介護生活

 

退院後、通さんの左半身は完

全に動かなくなっていました。

千里さんの手助けを得ながらの

生活でしたが、動く右半身を駆

使して自分のことはほとんど自

分でこなしていました。

 

ところが近年、体の衰えが目

立ち、歩行や入浴、トイレでの

ズボンの上げ下げ、ベッドから

の起き上がりなどで、千里さん

の介助が不可欠になっていま

す。要介護認定区分

は4となり、市の「在

宅ねたきり老人登

録」(下欄参照)にも登録。「た

ばこ1本火を付けられないよう

なありさま。妻には苦労を掛け

ている」と声を落とします。

公的支援で生活を楽に

 「60年も夫婦をやっていれば、

何をしてほしいのかは顔を見れ

ば分かるよ」と明るく話す千里

さん。「特別なことをしている

気持ちなんてない」と通さんを

支えています。それでも最近で

は、通さん一人を長く自宅に残

せなくなったり、介助に今まで

以上に力が必要になったりと、

負担は増しています。

 

その負担を軽くしているのは

介護や医療、福祉などのサービ

 『厚木市役所から

お知らせします。市

内飯山から橋本恭子

さんが行方不明になりま

した。橋本さんは女性で、

年齢73歳。身長…』。2

年前の5月20日、防災行

政無線で行方不明者の保

護を呼び掛ける放送が流

れました。家族や警察、

近所の人が捜すも見つか

らず、2日後に伊勢原市内の山

中で保護されました。前日降っ

た雨で服はずぶぬれ、靴をなく

した足はヤマビルに吸われて血

まみれでした。橋本さんの四女・

齋藤亜希子さん(42・寿町)は

伊勢原警察署で母に対面。無事

な姿を目にするなり、その身を

強く抱き締めました。

行方不明で同居を決意

 

橋本さんは長年、次女と二人

で飯山で暮らしていました。15

年ほど前に夫を看み

取と

ってから少

く気さくな性格。築いてきた人

とのつながりが自然と二人を見

守り、助け合える環境をつくっ

ています」と話します。通さん

も「地域で孤立していたら在宅

生活はできなかった。身近に助

けを求められる人がいるから安

心できる」と見守りの目の存在

に感謝します。

最期までここで

 

以前に比べて介護・医療サー

ビスの充実が進む現代。要介護

の状態となっても、「地域で暮

らし続ける」という選択ができ

ます。しかし、最期は自宅で迎

はもっと動かなくなっていくけ

れど、家族や顔を見せに来てく

れる友人たちとの思い出が詰

しずつ記憶力や判断力が低下。

6年前にアルツハイマー型認知

症と診断されました。同じこと

を繰り返し言うことが増え、日

課の散歩に出ても自力で帰れな

いことが続いていました。行方

不明になった時は携帯電話の電

池が切れ、大ごとになってしま

いました。「命に別条はなかっ

たものの、母の身の安全に危機

感を抱きました」と亜希子さん

は振り返ります。

 

時を同じく、同居していた次

女が介護疲れから精神的に不安

定になり、十分な身の世話がで

きなくなっていました。亜希子

さんは思い悩んだ末、夫の徹さ

ん(43)に母の引き取りを相談。

快諾を得て昨年8月から3人で

の生活が始まりました。

想像を超える認知症介護

 「若い時から何でも自分でこ↓

 超高齢社会に突入し、在宅での介護・医療の重要性が高まっています。設備が

整っている施設に比べ、在宅での介護には困難も生じます。それでも多くの人が

願う「住み慣れたわが家で暮らし続けたい」という思い。不安を抱えながらもそ

の思いを実現し、在宅介護生活を営む夫婦に話を聞きました。

自宅で生きる

楽しみにしている訪問看護のマッサージ

互いに感謝の言葉を忘れない仲の良い二人

一緒に歌ったり話したりする人形を抱く橋本さん

玄関に貼られたメッセージ。亜希子さんの思いやりがにじむ

雨の日も暑い日も毎日欠かさない散歩。喫茶店などでコーヒーを飲んで帰ることが橋本さんの大きな楽しみ

在宅介護を支えるサービス市立病院精神科部長�西村浩さん(59) 認知症は、記憶や思考、理解、学習、判断などの認知機能の低下によって、社会生活が困難になる病気です。記憶障がいや徘

はい徊かい、抑うつ、幻覚、暴言・暴力な

ど、人によって症状はさまざまで、高齢になるほど発症率は高まります。 病状の進行は服薬で遅らせることはできますが、ごく一部を除いて進行を止めることはできません。代表的なものが脳の神経細胞が壊れて脳全体が萎縮するアルツハイマー型認知症で、他にも脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。 認知症治療で重要なことは、早期発見・早期治療です。悪くすると、火の不始末や猛暑の中での徘徊、悪徳業者に財産を狙われるなど、深刻な事態を招きかねません。ご家族やご近所の方に、慣れ親しんだ道で迷子になる、体験したことを丸ごと忘れる、自宅の車庫入れで車をぶつけるなど、老化によるものだけでは説明できない行動が見受けられたら、病院で受診することをお勧めします。

早期発見・治療が効果的物忘れと認知症の違い物忘れ 症状など 認知症加齢による 原因 脳の病気すぐには進行しない 進行性 進行する

ある 物忘れの自覚 ない

低下 記憶力 判断能力も低下

体験の一部を忘れる 体験 体験自体を

忘れるない 生活の支障 ある

伴わない うつなどの精神症状

伴うことが多い

家族が認知症かなと思ったら市立病院の外来診療●精神科 月~金曜の午前●脳神経外科(もの忘れ外来)  水曜・第2金曜の午後※予約制

問市立病院☎221-1570

えたいと望む人が多い一方、漠

然とした不安や家族への迷惑な

どから施設での介護を望む声も

数多くあります。

 

通さんも「妻が倒れ、二人と

も動けなくなったらどうする

か」と、老老介護の行く末に不

安を募らせます。それでも「夫

が言ってくれる感謝の気持ちに

これからも応えていきたい」「体

まったこの家で妻と生きていき

たい」と、二人の思いは一緒です。

 

いつまでも住み慣れたわが家

で暮らすためには、適切な介護・

医療・福祉サービス、地域の支

え、そしてそれらの連携が必要

です。佐々木さん夫婦の願いを

かなえられるかは、これからの

地域包括ケア社会へ向けた取り

組みにかかっています。

 地域包括ケア社会の実現に向け、増え続ける認知症患者をどのように支えてい

くかは大きな課題です。自分が、親が、家族が、いつ発症するか分からない認知

症。ここでは、できる限り認知症の母と共に暮らしていこうと介護に当たる、子

どもの思いを紹介します。

認知症と生きる

地域包括ケア元年

地域包括ケア元年

口腔ケアで口を手入れ

理学療法士のリハビリ

ベッドから起こし車椅子への移動を介助するのは大仕事

市民アンケート

・�相互介護できる地域の施設で暮らしたい(70歳代)・�住み慣れた自宅でおいしい物を食べて暮らしたい(33歳)・�24時間安心して介護・医療が受けられるなら、自宅で暮らしたい(66歳)

・介護施設。数が少ないので入れるか心配(42歳)・�仲の良い人たちとケアハウスで助け合って暮らしたい(58歳)

■介護施設■自宅■その他

45% 49%

6%

自分に介護が必要になったとき、どこで過ごしたいですかQ

・�介護で大変なのは、何度言い聞かせても、何も覚えてくれないこと(58歳)・�物忘れがひどくならないように、日頃から友人と運動している(70歳)・�1人暮らしなので、認知症になることは恐ろしい(75歳)

・�認知症になって家族に迷惑を掛けることが不安(65歳)

市内要介護・要支援認定者の認知症状の有無

市民アンケート

61%39%

市統計(平成25年10月1日現在)

■ある ■ない

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4平成28年9月1日5 平成28年9月1日

地域包括ケア元年 ↓

なしてしまうパワフルな人で

した」と、かつての母の記憶を

懐かしむ亜希子さん。介護を始

めると、大変さは予想以上でし

た。橋本さんに病気の自覚はな

く、受け答えはできるものの、

会話したこと自体を忘れてしま

います。食事、トイレ、着替え

は自分でできるつもりですが、

失敗もしばしば。部屋の場所も

忘れてしまうため、屋内には張

り紙がいくつも貼られています。

 

特に大変なのが夕方になると

必ず「家に帰る」と言い出すこ

とです。ひどい時は5分おきに

言われ耳栓をしたほど。亜希子

さんは心労で一時期、心身の不

調に悩まされました。「生活の

全てを依存されていることがし

んどい。母の言動にいら立って、

つい怒鳴ってしまいます」と認

知症介護の現実を打ち明けます。

介護負担を少しでも軽く

 亜希子さんの支えは、介護を

手伝ってくれる夫と姉、そして

「厚木市認知症を抱える家族 

すみれ会」の存在です。介護の

先輩から徘は

徊かい

や繰り返される発

言への対処法を教わり、同じ境

遇の方と思いを共有するなど、

会で過ごすひとときが心の支え

になっています。

 

公的支援も賢く活用していま

 

緑に囲まれた閑静な住宅街に

たたずむ、森の里小学校。その

一室に、にぎやかな笑い声が響

きます。空き教室を活用した地

域の高齢者の憩いの場「陽だま

りの家」は、「日中家族が留守

なので不安」「一人で取る食事

が寂しい」といった声から、地

域住民でつくる森の里地区地域

福祉推進委員会が、平成25年12

月に開所しました。

 

利用対象は、地域に住む65歳

以上の方です。週に一度、ボラ

ンティアスタッフと共に、体操

や歓談、昼食、レクリエーショ

ンなどを楽しみます。開所時間

は9時30分から16時まで。半日

500円で、徒歩での来所が難

しい方は、地域を巡回するコ

ミュニティバスの送迎も利用で

きます。高

齢化率30㌫に直面

 

森の里の高齢化率は今年に入

慣れた自宅で生活していても、

いつか限界が訪れます。それで

も亜希子さんは明るく語ります。

 「現実は『いつも優しく寄り

添う』という理想どおりにはい

きません。でも、どんなにけん

かをしても、デイサービスに送

り出す時は必ず見送ります。そ

んな時、同じように母が私を笑

顔で幼稚園へ送り出してくれて

いたことを思い出します。いず

れ私のことも分からなくなって

しまうかも知れません。でも、

その覚悟はできています。でき

る限り一緒に、この家で生活し

ていきたいです」

 「老い」や「衰え」は、誰にでも訪れるものです。サポートが必要になったとき、

住み慣れた場所でいつまでも自分らしく生きていくには、地域社会とのつながりが

大切です。森の里では、高齢者などの暮らしを住民ボランティアで支える取り組み

が進んでいます。

り30㌫を超え、約3人に1人は

65歳以上となりました。30年前

に入居が始まり、当時移り住ん

できた現役世代が高齢になった

こと、地域全体の人口が減少傾

向にあることに加え、高齢者向

け集合住宅の建設などが、地域

の高齢化に拍車を掛けています。

 

緑豊かな環境を求めて県外か

ら高齢世帯が移り住んでくるこ

ともあり、地域による高齢者の

自立や在宅介護を支える仕組み

づくりが急がれてきました。 

ほんの少しのサポートを

 「高齢化は避けられないけれ

ど、年を重ねても元気な方はた

くさんいる。地域で少しの支援

を担えれば、長く自宅で生活で

きる」。そう話すのは、地域福

祉推進委員会の委員長・玉巻百

合子さん(63)です。委員会で

は、平成22年8月に、有償ボラ

ンティア「もりの応援隊」の活

動を開始。地域で安心して暮ら

していけるようにと、掃除や庭

仕事、託児や話し相手など、介

護保険や行政サービスの対象に

なりにくい日常生活での困り事

をサポートしています。

 

月に2回ほどもりの応援隊に

支援を依頼する常と

こよ世五い

こ合子さん

(83)は、膝を痛めてから生活

に不安を抱えるようになってい

ました。「足を曲げると痛いの

で、普通の家事が苦痛になり情

けなかった。応援隊は、蛍光灯

が切れたりトイレの水の流れが

悪かったり、ほんの少し困った

ときに気軽に相談でき、駆け付

けてくれるので本当にありがた

い」と喜びます。

在宅生活の支えに

 

もりの応援隊への依頼は年々

増加し、現在は年に400件以

上の支援を届けています。本年

度からは、陽だまりの家と併せ

て市の介護予防・日常生活支援

総合事業のモデル事業に指定さ

れました。高齢者が介護保険の

要支援認定を受けるか、地域包

括支援センターで生活機能の評

価を受け「住民主体サービスが

適切な対象者」と判断されると、

ケアプランに基づくサービスの

利用者とスタッフが一緒にゲームや歓談を楽しむ陽だまりの家

住民に向け開かれたモデル事業説明会。左が玉巻さん

コミュニティバス「森の里ぐるっと」が利用者を送迎

橋本さんをデイサービスに送り出す亜希子さん

認知症の相談窓口●各地域包括支援センター(7面参照) 月~金曜=8時30分~17時  土曜=8時30分~12時30分●厚木保健福祉事務所の精神保健・認知症相談 �月3回程度、13時30分~16時 ※予約制のため、事前に保健予防課☎224-1111(代表)内線3229にお問い合わせください。●かながわ認知症コールセンター  ☎0570-0-78674 月・水曜=10時~20時、土曜=10時~16時●若年性認知症コールセンター  ☎0800-100-2707 月~土曜=10時~15時

す。市の福祉サービスでは、認知

症高齢者等徘徊SOSネット

ワークシステムに登録。認知症患

者の目印となるステッカーの配

布も受けています(左下欄参照)。

 

介護サービスでは、週5日の

デイサービスのほか、月に7日

施設に宿泊するショートステイ

を利用。亜希子さんにとって貴

重な息抜きの時間になっていま

す。担当のケアマネジャーの森

住勤き

子こ

さん(66)は「近所の人

に認知症の母の存在をオープン

にしたり、すみれ会に参加した

りと、亜希子さんは周りから手

助けを得やすい環境をつくって

います。多くの葛藤を抱える認

知症介護は、一人で悩まないこ

とが大切」と介護のこつを話し

ます。で

きる限り地域で

 

急速な高齢化が進む日本。2

025年には高齢者の5人に1

人は認知症という時代を迎えま

す。昨年には認知症施策推進総

合戦略が策定され、「住み慣れ

た地域で自分らしく暮らし続け

られる社会の実現」への取り組

みが全国的に始まっています。

 

しかし、認知症介護は時に介

護者の心身を追い詰めるなど、

たやすいものではありません。

病気の進行は止められず、住み

成年後見制度の市長申立

認知症サポーター制度

認知症初期集中支援チーム

認知症・物忘れ予防教室 ストレッチやウオーキング、頭を使いながら体を動かす体操などの認知症予防プログラムを実施しています(8面参照)。

 身寄りがなく認知症などにより判断力が十分でない高齢者に代わり、裁判所への後見開始の審判申立を市長が行います。

 サポーターが認知症の方やその家族の理解者として支援をする制度。サポーターには市が実施する養成講座を修了した7790人(6月末時点)の方が認定されています。

 本年度から活動をスタート。専門職が、認知症の方や認知

症が疑われる方を訪問し、専門医療機関の紹介、介護サービスの利用支援などに取り組みます。

認知症高齢者等徘徊SOSネットワークシステム 行方不明時の早期保護を目的とする、警察や行政、住民が連携したネットワーク。希望者に、位置情報検索端末の貸与と見守りステッカーの配布をします。

問健康長寿課☎225-2220

厚木市認知症を抱える家族 すみれ会 会長岡野陽子さん(妻田西) すみれ会は、悩みや苦しみを抱えながら認知症状のある家族を介護している人と、その経験がある人たちの集まりです。月1回ほどの定例会の開催、会報の発行、研修旅行・講演会の実施などに取り組み、アットホームな雰囲気で交流しています。 介護を始めた家族は、①戸惑い・否定②混乱・怒り・拒絶③割り切り・諦め④受容―の四段階の心理的ステップを踏んでいきます。会で思いを共有することができれば、戸惑いや混乱の期間を短くでき、心の負担軽減にもつながります。 末永く地域で介護をしていくためには、思いを分かち合える仲間の存在が大切です。会員からは「先輩から学べることが多い」「愚痴を聞いてもらえるので気持ちが和らぐ」「介護の情報を得られる」といった声を頂いています。悩んでいる方はぜひ、定例会に来ていただきたいと思います。 入会や見学を希望の方は、すみれ会・苅

かる

部べ

☎221-5530へ。

思いを共有できる仲間がいます

利用に、市の

補助が受けら

れます。

 

高齢者の在

宅介護の支え

として期待さ

れる住民主体

サービスです

が、対象者に

支援を遠慮さ

れたり、スタッ

フとなる担い

手が少なくなったりすると、事

業が立ち行きません。

 「私たちが年を取った時、周

りにあったらいいなと思うサー

ビスを提供しているので、どな

たにもぜひ気兼ねなく、利用し

てほしい。スタッフとして支え

る側の喜びも、支援を受けるこ

とで支えられる側の安心も、ま

ずやってみないと分からない。

立場に関わらず自分の生活を楽

しもうという気持ちで、思い

切って一歩踏み出してもらえれ

ば」と玉巻さん。森の里では、

そこに住む人々の地元愛や支え

合いの気持ちを形にする仕組み

づくりが、住民の手で一歩ずつ

進んでいました。

地域で支える

和やかな雰囲気の教室

光る素材のステッカー

サポーターの証し「オレンジリング」

東京大学高齢社会総合研究機構 博士�後藤純さん(36) いつまでも住み慣れた地域で暮らしていくために、地域とのつながりはとても大切です。ただ、一言で「高齢者」と言っても、65歳と90歳とでは親子ほども違いますので、地域で主催する居場所づくりや仲間づくりはターゲットを絞ることが必要です。介護予防が目的のゲームや体操などの集まりに、定年を迎えたばかりの元気な方が入っていくことは考えにくいですし、地域になじみのない方がいきなり参加することも難しいでしょう。生活支援も、スタッフが近所にいるというだけでは頼みにくいはず。日頃からの信頼関係があってこそ、成り立ちます。 5年後、10年後の自分がどうなっているかは誰にも分かりません。体が元気なうちは、趣味の充実からで良いので、地域に出て自分の居場所と仲間づくりをしておくと良いでしょう。仲間の姿が見えなくなれば心配しますし、困っていれば手を貸すので、自然と生活支援にもつながります。そのようなつながりができれば、サポートが必要な状態になったとしても日中の居場所に困ることはなく、地域のミニデイなどにも無理なく参加できるようになるはずです。 シニア世代が活気に満ちていれば、老いることに不安を抱きがちな現役世代は勇気づけられます。余生ではなく、第二の人生として、目いっぱい楽しんでいただきたいです。

5年、10年先を見据えた関係づくりを

・�民生委員が開く茶話会�に月1回参加している(68歳)・�「ママ友」とのつながりがある(47歳)・�自治会や公民館での催しに参加するようにしている(66歳)・�今のところほとんどないが、退職したらつくっていきたい(60歳)・�今は就労しているので、あいさつ程度(60歳)・�機会はあっても自分が積極性に欠けている(72歳)

認知症への市の取り組み

市民アンケート

地域の人と交流やつながりはありますか

Q61%

39%ない

ある

もりの応援隊による庭の草刈り支援

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住まい

医療

生活支援

介護予防

介護

ボランティア 社会福祉協議会 地域福祉推進委員会民生委員老人会ご近所 自治会

看護師

病院

障がい者相談支援センター地域包括支援センター

ヘルパーケアマネジャー薬局医者

薬の処方

・日常の医療・地域の病院連携・急病時の医療

訪問看護など

医療ケア・ サービスの  提供

通院・入院

通所・入所

介護保険施設施設での介護

介護ケア・サービスの提供

介護や日常生活のことを相談

必要な機関を案内、支援

障がいに関する相談

必要な機関を案内、支援

自治会やボランティアへの参加

自宅、高齢者向け住宅

ポイント介護のことはもちろん、健康や子育てなどの不安や悩みはこちらまで

ポイント「自宅から病院に通いたいけど、行くのが大変」。そんなときはかかりつけ医に相談して訪問診療・看護を利用

ポイント•デイサービスやショートステイ、訪問介護を利用して在宅介護の負担を軽減

•体調や周囲の状況に応じて介護保険施設を利用

ポイント障がいがあっても地域で自立して暮らしていけるよう、介護や日常生活などの相談を受け付け

ポイント困ったときはお互いさま。地域の支え合いを大切にしましょう

ポイント地域の催しへの参加や趣味などを通して、介護予防につなげる

ポイントかかりつけ医は総合病院やヘルパーとも連携

詳しくは9面参照

地域での活動の場を提供

デイサービス

平成28年9月1日7 6

地域包括ケアシステム図 解 何かあったときにすぐに相談できるような、地域の身近な医療機関を目指してクリニックを設立しました。病気で療養することになっても「家で暮らす」ことを支えるため、訪問診療を積極的に行っています。通院が困難な患者さんを支援するとともに、送迎などで介護に携わる周囲の人の負担を軽減する効果もあります。 訪問診療を実施する医療機関はまだまだ少なく、地域の医療をその地域内でカバーしきれていない場所があるのが現状です。私も市内全域、さらには市外まで足を運んでいます。 今後は、看

取と

りまで見据えた在宅医療をさらに広め、受診しやすい環境をつくることが私たち医師の使命だと感じています。

 ケアマネジャーは、介護を必要とする方が適切なサービスを利用できるよう、利用者やその家族からの相談に応じてケアプランを作成し、関係機関との橋渡し役を担います。介護度の区分ではなく、本人の体調や置かれている環境を十分に把握した上で、最適なプランを作ります。体調の変化だけでなく、介護者の疲れや不安なども見逃さず、医師やヘルパーと連携を取り対応していくのも、ケアマネジャーの務めです。

 高齢者の自宅への見守り訪問や小学生の登校の見送りなど、地域で日常的な生活支援をしています。見知った顔という安心感からか、ちょっとした困り事から認知症介護の相談まで受けるため、必要に応じて地域包括支援センターや地域ボランティアと連携を取っています。医療や介護制度で補いきれない部分のフォローを役割としています。 最近は「隣近所の関係が希薄になった」という話を聞きますが、もったいないことだと思います。支え合いの輪を広げていくことで、介護する人一人当たりの負担は軽減できます。「近所の問題は自分の問題」という意識で、これからも活動を継続していきます。

ケアセンターあさひ ケアマネジャー沢尻美幸さん(53)

依知北地区 民生委員・児童委員大塚繁さん(67)

徳武クリニック 院長徳とく

武たけ

巌いわお

さん(54)

三者三様のプラン作り

顔の見える地域づくり

介護

地域

地域に根差した医療を提供医療

訪問診療では病状を問わず定期訪問をする

 介護や日常生活のことまで、地域での困り事を気兼ねなく相談できる場所です。センターには社会福祉士や主任ケアマネジャー、保健師などが配置され、多様な相談内容に対応できるよう常に連携しています。

施設名 所在地 問い合わせ厚木地域包括支援センター 中町3-11-20本厚木ケイビル6階 ☎297-2970厚木南地域包括支援センター 旭町2-3-13 ☎258-6705依知地域包括支援センター 山際1350-1 ☎246-0108睦合地域包括支援センター 三田南2-1-1山口ビル101号室 ☎297-7338睦合南地域包括支援センター 妻田北4-3-8-101号 ☎294-1380荻野地域包括支援センター 鳶尾2-25-6-101号 ☎241-5780小鮎・緑ケ丘地域包括支援センター 緑ケ丘2-2-12グリーンヒルズ1F ☎204-8181玉川地域包括支援センター 小野734-2 ☎250-9091南毛利地域包括支援センター 温水西2-27-38カーネーションパーク1F ☎250-1108相川地域包括支援センター 愛甲東1-1-19 ☎220-0643

見守り訪問時には他愛もない世間話に花が咲く

│活用しよう│ 障がい者相談支援センター 障がいのある人が地域で安心して生活を営めるよう、市では4カ所に相談支援センターを設置しています。必要な施設の紹介だけでなく、居宅介護などの障がい福祉サービスの受け方や日常生活の不安、虐待の悩みなど障がいに関するさまざまな相談を受け付けています。

施設名 所在地 問い合わせハートラインあゆみ 中町4-6-11山口ビル201 ☎259-5713厚木精華園相談支援事業所「ここから」 鳶尾4-9-18 ☎280-4410(株)ミュー相談支援事業所「わたしの夢」 戸室3-17-11 ☎205-4026ケアーズ山藤〔よろずや〕 三田南2-1-1山口ビル201 ☎206-5905

 地域における相談の窓口となるのが地域包括支援センターの一番の役割です。介護が必要になった家族や子育てのことなど、誰でもいつでも相談に来れる場所です。「どんな介護サービスが受けられるの」「近所の一人暮らしのおじいちゃんの姿を最近見掛けない」「お隣の老夫婦の家にごみがたまっている」といった日常的な相談でも構いません。受け

た相談内容を吟味し、適切な機関へとつないでいきます。 センターだけでは手の行き届かないところは、企業やボランティア団体などと協力し合いながら、利用者やその家族にとって最善となる道を探します。

厚木南地域包括支援センター 管理者小林三重子さん(64)

地域のよろず相談所に支援

ささいな事でも親身に対応

月1回の定期訪問で近況を確認

地域包括ケア元年

│活用しよう│ 地域包括支援センター

 地域包括ケア社会の実現に向けては、住まいを中心に医療や介護、介護予防、生活支援などさまざまな分野の人が関わり、連携を取るシステムが必要です。どんなときにどんなサービスが受けられ、どのように連携を取るのか、システムの仕組みを紹介します。� 問福祉総務課地域包括ケア推進担当☎225-2047

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8平成28年9月1日

 

――なぜ地域包括ケアシステ

ムが必要なのでしょうか。

 

少子高齢化で財源が厳しい現

代では、これまでの医療・介護の

システムを維持しても立ち行き

ません。介護と医療、生活支援・

介護予防などに携わる人たちが

連携し、必要な人に必要な支援

を提供できる新たな仕組みが求

められています。しかし、異なる

分野の連携は簡単ではなく、ま

だまだ十分とは言えません。

 

――医療・介護関係者にはど

んなことが求められていますか。

 

医療の分野では、自宅での看み

取と

りも含めた在宅医療の体制づ

くりが必要です。内科以外の医

師も往診できることが理想的で

すし、きめ細かいケアができる訪

問看護の充実も重要です。

 

介護の分野では、元気な口を

保つ口こ

腔くう

ケアや、食べ物を口に取

り込み胃に収める「摂食・嚥え

下げ

機能の維持、栄養管理を含めた

介護サービスの充実が必要です。

 

――行政にはどんな役割があ

りますか。

 

高齢者や障がい者の生活支援

に地域で取り組む人たちは、医

療や介護といった制度の中にはい

ないため、十分なシステム化がで

きていません。行政は、各地で活

躍するボランティアなどの地域資

源をしっかりと把握し、システム

の輪の中に取り込んでもらいたい

と思います。

 

また、必要な財源の確保や、

地域包括ケア社会の必要性の啓

発にも力を入れてもらいたいと思

います。

求められる新しい仕組み

今こそ力を合わせよう

 

――市民に求められるものは

ありますか。

 

発想の転換が必要です。何か

あれば病院に行き、医師や看護

師に任せるという時代は過去の

ものです。病院で看護師などが

行っている患者へのケアで、自

宅でもできることは、ご家族に

担ってもらう必要があります。

介護は精神的にも身体的にも大

変なことなので、心構えが必要

です。負担を軽くするサービス

は数多くあるので、ケアマネ

ジャーや地域包括支援センター

などに尋ねてほしいと思います。

 ――これからの展望をお聞か

せください。

 

地域包括ケアシステムを担う

地域資源を把握できれば、各地

域の特性に合ったシステムをつ

くることができます。今後、高

齢化はさらに進みます。今こそ

たくさんの人たちが力を合わせ

なければなりません。介護と医

療、生活支援・介護予防などに

携わる人たちの連携が進めば、

誰もが生き生きと安心して、で

きる限り住み慣れた地域で暮ら

せる地域包括ケア社会の実現に

近づけるはずです。

 

戸室老人憩の家でミニデイ

サービス(ミニデイ)を続ける

ボランティア「やすらぎの家と

むろ」が開設20周年を迎え、お

祝い会にお伺いしました。

 「地域でお年寄りを支えたい」

「家族の負担を軽くしたい」と、

月1回ほど活動。参加者の皆さ

んは「ボランティアの優しい笑

顔に元気をもらえる」と口をそ

ろえ、ボランティアの方々も参

加者の「また来たよ」という笑

顔に励まされているそうです。

 

厚木市では昨年、団塊世代が

65歳を超え、約4・5人に1人

が高齢者となりました。そして

10年後には、約3・7人に1人

となるとの予測もあります。

 

増加する高齢者が、地域で生

き生きと暮らせる社会の構築は、

これからのまちづくりを進める

上で大きな課題です。高齢者の

外出を促すミニデイのような地

域ごとに行われる顔の見える取

り組みは、ますます重要になっ

てくるでしょう。

 

ボランティアによるミニデイ

は、各地域で盛んに行われてい

ます。地域包括ケア社会の実現

に向け、こうした活動を積極的

に応援していきたいと思います。

元気

会話を弾ませるミニデイの参加者と

物忘れ予防・脳いきいき教室~おでかけプログラム~ ウオーキングを取り入れた認知症予防を学ぶ。

《日時》�9月29日~11月24日の木曜(全8回、11月3日は除く)�14時~16時

《場所》あつぎ市民交流プラザ《対象》�市内在住で65歳以上の方25人(要介護認定者は応相談)申直接、電話またはハガキ、ファクスに教室名、〒住所、氏名、生年月日、電話番号を書き、9月12日(必着)までに〒243-8511健康長寿課☎225-2388・薨221-1640へ。抽選。 申162143 G 1

 体と頭を使った運動と参加者同士の交流を通じて、若々しい生活を送りましょう。

・�病院や介護施設など、横のつながりがしっかりとしている社会(31歳)・�引け目を感じずに介護を受けられる社会(35歳)

・�年金で過ごせるように介護施設の費用負担が少なくなる(64歳)・�介護の負担が一人に偏らず、うまく分担できるような社会(43歳)

・�介護する側の大変さ、苦労について理解がある社会(36歳)

・�みんなが他人に関心を持っている社会(54歳)・�相談窓口が近くにあり、気軽に相談できる(54歳)

みんなで楽しく若返ろう

介護予防教室

地域包括ケア元年

無 料

コグニサイズ体験教室 簡単な運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」を学ぶ。

《日時》10月5日�10時~11時30分《場所》JAあつぎ本所4階会議室《対象》厚木市と清川村在住の方30人(要予約)申電話で9月30日までにJAあつぎ福祉課☎225-7716へ。先着順。 G 10

厚木らしい仕組みを

【日時】10月2日 13時~17時【場所】レンブラントホテル厚木(中町2-13-1)【内容】�『このまちで最期まであなたと暮らそう!~

地域包括ケア社会の実現に向けて』がテーマの講演、医療・介護相談コーナー、介護用品の展示、介護食の試食会など

申当日直接会場へ。 G 10問厚木医療福祉連絡会☎222-1259

テーマは地域包括ケア社会

あつぎ介護フォーラム’16 無 料

介護が必要になったとき、どんな社会なら安心できますか。

26%

19%17%

15%

8%7%8%

■地域や医療、行政の連携■介護施設の充実■経済的負担が少ない■介護サービスの多様化■介護する側への配慮

Q

■思いやりのある社会 ■その他

 誰もができる限り住み慣れた地域で、生き生きと安心して暮らすためには、社会全

体で支え合う仕組みづくりが必要です。地域包括ケア社会の実現に向けた課題や展望

について、東名厚木病院の医学博士で、市医療福祉検討会議の会長・野村直樹さん(58)

に伺いました。

市民アンケート

新たな仕組みづくりを訴える野村会長

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9 平成28年9月1日

 高齢者の心身を老化させる最大の要因は、「もう年だから」「おっくうだから」と外出や

身の回りのことをしなくなることです。いくつになっても生き生きと暮らすためには、介

護予防に日頃から取り組むことが効果的です。ここではそのポイントを紹介します。

 「年を取って心身の機能が衰

えることは仕方ない」と考えて

いませんか。体や頭を使わない

生活を続けていると、筋力や意

欲が低下し、やがて要介護状態

や認知症などを招きます。定期

的に運動する、しっかりと食べ

る、友人と交流するなど、日々

活発に行動することが介護予防

へとつながります。

チェックリストで確認を

 介護予防の目的は「生活機能」

(左欄参照)の向上を通じて、

生きがいのある生活を実現する

ことです。生活習慣病の予防と

同じように、元気な時から取り

組むことが大切です。

 自分の生活機能に合った介護

予防には、定期的に「基本チェッ

クリスト」(下表参照)を活用

することがお勧めです。気にな

る傾向が見つかったら、かかりつ

け医や地域包括支援センターな

どに相談しましょう。

日々の取り組みを大切に

 住み慣れた地域で自分らしく

生き生きと生活できる地域包括

ケア社会の実現には、皆さんが

元気であることが前提となりま

す。日々の生活の中でのちょっと

した心掛けが老化を遅らせ、自

分でできることの範囲を広げて

くれます。いつまでも自分らし

く暮らせるように、小さな積み

重ねを続けていきましょう。

元気な心と体を維持しよう

 人が生きていくための機能全体のことです。体や精神の働きだけでなく、日常生活での動作や家事、�仕事、家庭・社会での役割も含みます。

生活機能とは 心身の機能

生活行為全般

家庭・社会への参加

日々の小さな積み重ねを大切に

基本チェックリストあなたの生活機能は大丈夫?分野 確 認 内 容 チェック

●❶運動機能

階段を手すりや壁を使わずに上れない椅子から何もつかまらずに立ち上がれない15分程度続けて歩けないこの1年間に転んだことがある

●❷栄養摂取 6カ月間で2~3㌔以上の体重減少があったBMIが18.5未満(BMI=体重㌔÷身長㍍÷身長㍍)

●❸口内状態半年前に比べて硬い物が食べにくくなったお茶や汁物などでむせることがある口の渇きが気になる

●❹外出状況 週に1度も外出しない昨年に比べて外出の回数が減った

●❺物忘れ周りの人から物忘れがあると言われる自分で電話番号を調べて、電話をかけない今日が何月何日か分からないときがある

❻うつ病の 可能性

最近、毎日の生活に充実感がない以前は楽にできていたことが面倒に感じられる自分が役に立つ人間だと思えない最近、訳もなく疲れたような感じがする楽しんでやれていたことが楽しめなくなった

チェックが入った箇所は、生活機能の低下が考えられます。

⃝❶運動機能の向上を 65歳以上で要介護者になる人の約3割は運動機能の低下が原因です。運動機能は年を取っても高めることができます。歩くだけでは、筋力は向上しないため、日常的にスクワットやつま先立ちなどに取り組み、足腰を鍛えましょう。

⃝❷食べることを大切に 高齢者は食事の量や回数が減り、体の基礎となるタンパク質やエネルギーが不足しがちです。食事に好きなものを取り入れ、楽しみながら食べることで心身の老化を防ぎ、感染症などの病気にもかかりにくくなります。

⃝❹外に出る機会を増やす 家に引きこもると、運動機能の低下やうつ・認知症を引き起こし、要介護状態になる危険性を高めます。掃除や料理などを積極的に行い、ボランティアや地域行事に参加することで、活動範囲を広げましょう。

⃝❸口を元気に 口

こう

腔くう

機能が低下すると、生活全体が不活発になります。改善するために、しっかりかんで食べることはもちろん、バランスの良い食事や口の手入れ、口腔体操を毎日の習慣にしましょう。

⃝❺�認知症を�未然に防ぐ

 認知症は、生活習慣を見直すことで予防ができます。ウオーキングやストレッチなどの有酸素運動、食生活の改善が効果的です。市が実施する認知症予防教室(8面参照)への参加もお勧めです。

⃝❻ストレスを減らす環境づくりを

 � つらい気持ちを周囲に話し、楽しい時間を共有することで、うつになりにくい環境がつくれます。�ストレスを感じたら無理をせずに休むことも大切です。

介護予防の

ポイント

地域包括ケア元年介護

予防

将来、自分が介護されることに不安はありますか。

・費用が不安(40歳)・自分でできることが減っていくことが不安(21歳)・老老介護になるのが心配(68歳)・家族の負担になるのがつらい(75歳)・家族でシミュレーションしているから、心配ではない(52歳)・想像ができない(20歳)

72%28%

■ はい■ いいえ

Q市民アンケート

口腔体操1.�口を閉じたまま、頬を膨らませたり、�すぼめたりする。2.�口を大きく開けて舌を出したり、引っ込めたりする。3.�舌を出して上下左右に動かす。

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11 平成28年9月1日

ニュージーランドのスイーツの試食を通じて、外国籍市民と市民が交流する。日本語での交流も可。200円(小学生以下無料)。申当日直接会場へ。問市民協働推進課☎225-2215。 152668  G 1かけっこアカデミー

 10月1・15・22日、11月5・26日、12月3・10日(全7回)。13時~15時。南毛利スポーツセンター(温水西1-27-1)ほか。全身運動を中心に走り方の基礎的な動作を学ぶ。小学1~3年生40人。7000円。申ハガキ、ファクス、Eメールに講座名、〒住所、氏名(ふりがな)、学年、電話番号を書き、9月15日(必着)までに〒243-0039温水西1-27-1市体育協会☎247-7212・薨248-7151・[email protected]へ。抽選。「 大山道」厚木宿から愛甲宿を訪ねて

 9月24日、9時30分~15時。厚木サンパーク(厚木バスセンター2階)集合。観光ガイドと渡辺崋

山ざん

ゆかりの地、大山道・青山通りを訪ねる。定員60人。500円(資料代、保険料)。申9月1日から東丹沢七沢観光案内所☎248-1102へ。先着順。

162242ウィキペディア街道・大山道

 10月2日、10時~17時。本厚木駅中央改札前集合。大山街道沿いの市内名所旧跡などを散策して、歴史・文化情報をインターネット上の百科事典「ウィキペディア」に掲載。定員20人。200円。申ホームページ(http://wikipedia-road-08.peatix.com/view)から申し込み。先着順。問コードフォーカナガワ・古川☎090-5561-4458。第2回市民ハイキング

 10月1日(小雨決行)、7時~。本厚木駅南口集合。富士双子山(静岡県)を歩く。市内在住在勤の方45人。4000円。ハイキングシューズをお持ちください。申往復ハガキに〒住所、氏名、年齢、電話番号を書き、9月15日(必着)までに〒243-0213飯山4384-4市山岳協会・紅

も み じ

葉☎

080-3549-6247へ。抽選。食生活改善推進員育成研修会

10月6日、10時~14時。あつぎ市民交流プラザ。料理研究家を講師に招き、炊き込みご飯、和風ギョーザ、かき揚げなどを作り調理の技術や知識を学ぶ。食生活改善推進員養成講座修了証を持つ市内在住の方28人。無料。申9月26日までに健康づくり課☎225-2201へ。抽選。G 10猫背・運動不足・悪い歩き方を改善するための健康体操教室

 9月27日、19時~21時。あつぎ市民交流プラザ。一人一人に合った健康体操。市内在住在勤在学の方10人。500円。申電話またはファクスに講座名、〒住所、氏名、年齢、電話・ファクス番号を書き、9月15日までに勤労者福祉サービスセンター☎206-4151・薨206-4611へ。抽選。 申600319心あたたまる特別講座「孤立しない・孤立させない」

 10月7日、13時30分~15時30分。あつぎ市民交流プラザ。自殺予防についての講演会。市内在住の方80人。無料。託児希望者は9月16日までに電話で予約。申9月5日から健康づくり課☎225-2201へ。先着順。 G 10手話講習会(基礎課程編)

 10月6日~平成29年3月23日の毎週木曜(全22回)、19時~21時。あつぎ市民交流プラザ、総合福祉センター。基礎的な手話の習得。市内在住在勤在学の手話奉仕員養成カリキュラム入門課程を修了

(予定)している方40人。3240円(テキスト代。持っている方は不要)。申往復ハガキに講座名、〒住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話・ファクス番号、テキストの有無、応募動機、市外の方は勤務先または学校名を書き、9月20日(必着)までに〒243-8511障がい福祉課☎225-2221へ。抽選。 162192 G 1 食品衛生責任者養成講習会

 10月2日、10時~17時。厚木商

アミューあつぎに「夢未市」が特別出店

 9月17日、10時~15時30分。アミューあつぎ。新鮮で安全・安心な農畜産物を販売するJAあつぎファーマーズマーケット「夢

ゆめ

未み

市いち

」が特別出店。新鮮野菜や厚木産「キヌヒカリ」などを販売。問商業にぎわい課☎225-2834。 G 1あつぎ青春劇場

 ①9月3日、15時~16時。唄う!青春劇場カラオケ大会(ゲスト=立花伸一)②9月24日、11時~12時30分。あつぎ青春劇場落語会(出演=林家はな平)。 いずれも会場はアミューあつぎ9階。定員100人。500円。申当日直接会場へ。先着順。問商業にぎわい課☎225-2834。 G 1第6回あつぎ映画祭「優秀映画鑑賞推進事業」 10月5日、①11時15分~「雨月物語」②13時10分~「山

さん

椒しょう

大だ

夫ゆう

」③15時30分~「近松物語」。東京

工芸大学(飯山1583)。35㍉映写機を使用し、東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵の貴重なフィルム映画を上映。各回200人。無料。申当日直接会場へ。問文化生涯学習課☎225-2508。 G 1アミューあつぎアコースティックライブ

 9月18日、11時30分~15時。アミューあつぎ9階。若手ミュージシャンによるライブ。無料。申当日直接会場へ。ライブの合間に上映する短編自主制作映画も随時募集中。問商業にぎわい課☎225-2834。 G 1市民ふれあいマーケット

 9月18日、9時~13時30分(雨天の場合は25日)。厚木中央公園。日用雑貨や衣料品などの不用品を130店舗が販売。問環境政策課☎225-2749。 G 1インターナショナルティーサロン

 9月11日、14時~16時。あつぎ市民交流プラザ。フラダンス体験や

タウンガイド

印の番号で、ウェブ上から詳しい情報をご覧になれます。「 申」と記されたものは、申し込みもできます。

www.mytownclub.com

10月日 月 火 水 木 金 土

12 3 4 5 6 7 89 10 11 12 13 14 1516 17 18 19 20 21 2223 24 25 26 27 28 2930 31

9月日 月 火 水 木 金 土

1 2 34 5 6 7 8 9 1011 12 13 14 15 16 1718 19 20 21 22 23 2425 26 27 28 29 30

厚木シティプラザ

マイタウンクラブ

GポイントGG印は、あゆコロちゃんG

ENん

Kき

Iポイント「Gポイント」の対象事業です。数字分のポイントが付与されます。

いざという時のために参加しよう

申9月12日までに救急救命課☎223-9365へ。抽選。

申152855 G 10

 人命救助に必要な心肺蘇生法や大出血時の止血法、自動体外式除細動器(AED)の取り扱いなどを学びます。受講者には、応急手当普通救命講習修了証を発行します。

申=申し込み 問=問い合わせ ☎=電話番号  =ファクス番号  =Eメール

信頼される自動車整備士になりたい自動車整備士 佐藤 翔太さん(32)熱気人あつぎびと

 祖父と父が築いてきた工場を継ぎ、山際で自動車整備士として働いています。国家試験に合格して5年、修理や車検業務などに当たっています。 ひと口に自動車と言っても、メーカーや年式が違えば、使う工具・部品も変わります。近年では、ハイブリッド車や電気自動車など、技術の進化に合わせた知識を身に付けなければならないため、日々勉強が必要です。また、お客さまへの故障箇所の説明やメンテナンスの助言など、サービス業としての接客技術も求められます。信頼関係を築くために、とても大切にしています。 自動車を預かるということは、命を預かるのと同じこと。大切に扱うのはもちろん、完璧に修理し信頼を得られた時には、大きなやりがいを感じます。私も、祖父や父のようにお客さまから信頼される自動車整備士になりたいと思います。

応急手当普通救命講習会

   9月24日、9時~12時   消防本部   市内在住在勤在学の   中学生以上の方30人。

日時

対象

場所

救急隊員が丁寧に指導

無料

市内で働く若者を紹介

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10平成28年9月1日

みみ んん ななの でつくる声声

ままちち

中に申請がない場合、給付金を受け取ることができませんので、お早めにご提出ください。問給付金コールセンター☎225-2766。屋上緑化に補助金を交付

 市街地の緑化を進めるため、屋上緑化整備の費用を一部補助しています。要件を満たす場合は、着工前に申請してください。 《対象区域》市街化区域全域《補助要件》建築物の屋上などを3平方㍍以上緑化《補助金額》①1平方㍍当たり2万5000円②対象経費の2分の1③1件当たりの限度額50万円―のいずれか少ない金額。問公園緑地課☎225-2412。国民健康保険被保険者証を更新

 10月に被保険者証を更新するため、9月上旬から順次簡易書留で郵送します。保管期間満了で未受領の方は、9月28日以降に運転免許証などを持ち国保年金課で受け取るか、お問い合わせください。問国保年金課☎225-2122。ハチの巣駆除用防護服を貸し出し

 市ではスズメバチ以外のハチの巣を駆除する方に対して、ハチ用防護服を貸し出しています。スズメバチの巣は従来通り市で駆除しますので、発見した場合は生活環境課へご連絡ください。 《貸出物品》防護服(帽子、つなぎ服、長靴、手袋)、収納用バッグ《貸出対象者》市内でハチが営巣した建物や土地の所有者・管理者、またはこれらの方から駆除について承諾を得た方《貸出期間》3日《貸出金額》無料《貸出着数》1回につき1着。申事前に電話で予約後、印鑑と身分証明書(運転免

許証など)を持ち、直接生活環境課☎225-2750へ。9月10日は「屋外広告の日」

 屋外に設置されている広告物には、掲出位置や大きさなどのルールがあります。設置するには条例に基づく許可が必要ですので、事前にご相談ください。ルールを守ってきれいなまちをつくりましょう。問都市計画課☎225-2401。

《パプリックコメント》■プラネタリウムの年間パスポート導入に関する子ども科学館条例等の一部改正 《閲覧期間》9月1日~10月3日。問青少年課☎225-2581・薨224-9666・

8700@city.atsugi.kanagawa.jp■敬老祝金支給に関する条例の一部改正 《閲覧期間》9月1日~10月3日。問健康長寿課☎225-2224・薨221-1640・

[email protected] いずれも閲覧場所は、各課窓口、市政情報コーナー、公民館、本厚木・愛甲石田駅連絡所、総合福祉センター、中央図書館、あつぎ市民交流プラザ、市ホームページなど。応募資格は、市内在住在勤在学の方または市内で活動する個人・法人・団体。応募方法は、閲覧場所にある用紙を備え付けの「わたしの提案」箱に投函するか、直接または郵送、ファクス、Eメールで問い合わせ先へ。

工会議所。飲食店などを始めたい方で調理師・栄養士などの資格がない方150人。1万円。申9月16日、13時30分~16時に直接厚木商工会議所へ。受講料をお持ちください。先着順。問厚木地区食品衛生協会☎222-7643。防火管理資格取得等講習(甲種・乙種) 10月20・21日(全2回)、9時~17時。あつぎ市民交流プラザ。市内在住在勤の方70人。4650円(テキスト代)。申6カ月以内に撮影した縦4㌢×横3㌢の無背景、無帽、正面、上半身の写真の裏面に名前を書き、申込書(市ホームページからダウンロード可)とともに9月13日~16日に直接予防課☎223-9370へ。 G 1親子収獲体験~ダイコン~

 10月30日、9時~14時30分。七沢自然ふれあいセンター(七沢2440)。収獲体験、野外炊事。市内在住の親子50人。1人600円(保険料、食事代。3歳未満は保険料のみ44円)。申直接、電話またはファクスに催し名、〒住所、氏名

(ふりがな)、電話番号、大人・子どもの参加人数を書き、9月29日までに七沢自然ふれあいセンター☎248-3500・薨248-4708へ。抽選。

申162351 G 1プレパパママ教室

 9月25日、10時~11時30分。保健センター。「妊娠中からの心の健康について」をテーマにした講座や妊婦体験など。市内在住で初めて親になる方25組(1人でも可)。無料。申9月23日までに健康づくり課☎225-2597へ。先着順。 162193 G 10図書館基本構想を考えるワークショップ

 9月17日、13時~15時30分。中央図書館。7人程度のグループに分かれて、「ネクスト・厚木ライブラリー~次の図書館を考えよう~」をテーマにしたワークショップ。市内在住在勤在学の方30人。無料。申9月14日までに中央図書

館☎223-0033へ。 申162348 G 1行政改革調査委員会委員を募集

 市の行政改革に関する事項を審議・検討する委員を募集します。 《対象》①市内在住在勤在学で応募日現在18歳以上②平日の会議

(年2回程度)に出席できる③他の審議会などの委員でない④市の議員・職員でない―の全てを満たす方2人《任期》11月1日~(2年間)《報酬》1日7800円(交通費含む)。申行政経営課にある申込書(市ホームページからダウンロード可)に必要事項と応募動機(400字程度)を書き、9月30日(消印有効)までに郵送、ファクス、Eメールで〒243-8511行政経営課☎225-2280・薨223-4058・ [email protected]へ。 書 類選考・面接あり。臨時福祉給付金及び障害・遺族基礎年金受給者向け給付金

 消費税率引き上げによる家計への負担を軽減するための「平成28年度臨時福祉給付金」と、所得の少ない年金受給者の方を支援するための「障害・遺族基礎年金受給者向け給付金」を支給します。対象と思われる方には申請書を郵送しています。■臨時福祉給付金 《対象》平成28年度分市民税(均等割)が課税されない方(課税されている方の扶養親族や生活保護受給者などを除く)《支給額》1人3000円。■障害・遺族基礎年金受給者向け給付金 《対象》平成28年度臨時福祉給付金の対象者のうち、平成28年5月分の障害基礎年金または遺族基礎年金などを受給している方(高齢者向け給付金の受給者は除く)《支給額》1人3万円。 いずれも申し込みは郵送された申請書に署名・押印し、必要書類(健康保険証、振込先口座の通帳のコピーなど)を添えて、12月28日までに同封の返信用封筒(切手不要)で返送してください。市役所本庁舎、総合福祉センター、公民館などでは申請できません。受付期間

インターネットモニターからの意見を紹介

8月1日号「広報あつぎ」を読んで◆80歳を過ぎても活躍する画家・藤田さんの姿を見られるのは非常にうれしく思う/30代女性・厚木町◆部長職が政策目標を宣言することが新鮮で良いと思った。口先だけの約束で終わらないようにしてほしい/30代女性・上落合◆道路の穴などは、市の担当課に知らせるべきであることを初めて知った。今後、報告しようと思う/40代女性・栄町◆鮎まつりのルーツやイベントの歴史を知ることができて良かった/60代男性・下荻野◆鮎まつりのポスター今昔物語を見ると、時代によって雰囲気が違う作品になっていて感慨深い/40代男性・鳶尾

厚木市 インターネットモニター結果 検 索

 特集の作成に合わせて実施したアンケートでは、たくさんの方に協力を頂きました。目指したのは、情報を発信する「広報」と意見を伺う「広聴」を連動させ、今後の社会の在り方を多面的に考える広報紙作りです。皆さんの声を踏まえ取材を進めたところ、そこには地域包括ケア社会という希望に満ちた概念とは裏腹な、厳しい介護の現実がありました。両者の間に溝を感じましたが、取材した方は皆さん、前を向いて生きていました。その笑顔あふれる姿から、地域包括ケア社会の一端を垣間見たように感じました。(清水)

 毎月2回、「広報あつぎ」や市広報番組「あつぎ元気Wave」でお知らせする市の施策・サービス、各種アンケートなどについて、意見を寄せていただくモニターを募集します。

申9月15日までに市ホームページから申し込み。公募 申362010

皆さんの意見を行政に

インターネットモニターを募集

広報番組

放送時間(15分)   ①12時~②19時30分~③22時45分~ ※�内容や時間を変更する場合があります。

あゆチャンネル(11ch)

あつぎ 元気Wave

ケーブルテレビ ◆ニュージーランドと広がる交流9月1日~15日あつぎニュージーランドフェア2016の様子をリポート

9月 の

番組はホームページ動画配信 CATV放送開始後に配信あつぎ元気Wave 検 索

ガ イ ド

市内在住在勤在学の16歳以上で、電子メールの送受信ができ、「あつぎ元気Wave」(右上参照)を視聴できる方

対象

平成28年度下半期(10月~平成29年3月)

期間

図書カード謝礼

問広報戦略課☎225-2043

あつぎ健康相談ダイヤル24さわやか1番 よいこころ

健康相談・医療機関情報(救急含む)

◎発信者番号は通知設定でおかけください

Page 9: 自宅 - Atsugi€¦ · 広報あつぎ 第1238号 平成28(2016)年9月1日発行 マイ広報紙 i広 報 紙 インターネットサービス スマートフォンアプリ

この「広報あつぎ」は、再生紙を使用しています。不用になりましたら、資源回収にお出しください。

 市内の電柱に設置されている蛍光灯タイプの防犯灯を、長寿命で消費電力が少ないLEDに変えていきます。

①電気料金が安い ②長持ちする ③環境に優しい

◎対象者=平成28年4月1日以降に生まれた1歳未満の乳児◎期限=生後1歳になる前日まで ◎接種回数=3回申母子健康手帳、2カ月健診で配られるバーコードシール、保険証を持ち、直接実施医療機関へ。 G 15

問その1=セーフコミュニティくらし安全課☎225-2148 その2=健康づくり課☎225-2597

その1暗い夜道を明るく照らす

その2怖い病気を予防する

防犯灯をLED化

B型肝炎を定期予防接種に追加厚木市の人口

世帯数

人 口

(8月1日現在)

9万6888世帯―前月比72世帯増―

22万5439人(男11万6510人、女10万8929人)

―前月比20人増―●65歳以上=5万2865人 (男2万4711人、女2万8154人)●外国人市民=6127人 (男3067人、女3060人)※65歳以上と外国人市民は、住民基本台帳による

 任意とされてきたB型肝炎の予防接種が、10月1日から定期予防接種に加わり費用負担なく受けられます。

 本厚木駅周辺がハロウィーン一色に染まります。みんなで仮装を楽しみながら、厚木の街をパレードしましょう。  市内の景観や行事、日常の一こま

など、多くの人に伝えたい一瞬を撮影した写真を募集します。

申往復ハガキに代表者の〒住所、氏名、電話番号、参加者人数と年齢、スタンプラリー参加の有無を書き、9月26日(必着)までに〒243-8511商業にぎわい課へ。G 1

問商業にぎわい課☎225-2834

①平成28年1月1日〜12月31日に撮影した写真②六つ切り、ワイド六つ切り、A4サイズにプリント(著しい合成・加工やパノラマ写真は不可)③応募は1人3点まで(組み写真は不可)、未発表作品に限る④被写体の肖像権などは、応募者が承諾を得る※作品は返却しません。入賞作品の使用権は、主催者に属します。

規格など

市長賞(商品券3万円分)、神奈川新聞社賞など

申広報戦略課などにある応募票(市ホームページからダウンロード可)に必要事項を書き、作品を添えて平成29年1月13日(必着)までに直接または郵送で〒243-8511広報戦略課へ。

本厚木駅周辺場所

①あゆコロちゃんと一緒に厚木一番街をパレード②本厚木駅周辺の協力店を巡るスタンプラリー(先着400人)

内容

①無料②300円費用

※雨天の場合、パレードは中止10時〜17時日時 10月29日

対象 ハロウィーンの仮装をした方(②は18歳以下、保護者同伴可)

あつぎにぎわいアドベンチャー隊日吉 マミさん(18)

楽しい企画にご期待ください

 にぎわいアドベンチャー隊は、市内の大学に通う学生が集まり、若者ならではの発想で中心市街地の活性化に取り組んでいるグループです。あつぎハロウィーンの開催も活動の一つで、参加者の皆さんに楽しんでもらえるよう、メンバーで議論を重ねています。今年は特に、あゆコロちゃんの仮装に力を入れるので、ぜひご期待ください。当日は、皆さんの趣向を凝らした仮装を楽しみにしています。厚木一番街でお会いしましょう。

テーマ「みんなに伝えたいこの一瞬」

広報写真コンクール審査員写真家 三

栖す

幸ゆき

生お

さん(70) コンクールでは、撮影の技術よりもそこに写る市民の元気な姿や厚木の魅力が伝わるような写真を評価しています。大きなイベントに限ら

ず、自治会活動や文化活動、スポーツを楽しむ姿など、日常の中には魅力ある場面がたくさんあります。市民の笑顔があふれ、明るい未来を感じさせるような作品を期待しています。

元気な笑顔と厚木の魅力を

問広報戦略課☎225-2040

作品の応募方法を紹介

あつぎ 元気WaveケーブルTV9/16〜

予防接種で感染を防ぐんだBoo~!!