枠を超えて、 先進テクノロジーでけん引する 「ニューノーマル」 ·...

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世界デジタルサミット 2020年 6月 8日 日本IBM 代表取締役社長 山口 明夫 枠を超えて、 先進テクノロジーでけん引する 「ニューノーマル」

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世界デジタルサミット

2020年 6月 8日日本IBM 代表取締役社長山口 明夫

枠を超えて、先進テクノロジーでけん引する「ニューノーマル」

「ニューノーマル」の世界

⼈々の⽣活、企業活動、産業構造などの仕組み、資本主義やグローバル化など価値観の変化の加速

グローバルとローカル

専有と共有

ヒトとAI

経済活動と社会

⾃由とプライバシー

リアルとデジタル

いまこそ、変化を起こす機会 - 新しい経営戦略の策定が必要

ヒトの移動からデータとモノの移動が前提に デジタル技術の進化(AI、クラウド、5G など)

© 2020 IBM Corporation

1. リモートワークの促進(⼈事担当)

2. 顧客とのバーチャルな接点の構築(営業・マーケティング担当)

3. 事業継続性の強化(IT担当)

4. 機敏性と効率化の促進(COO / 経営企画担当)

5. サイバーセキュリティー・リスクへの対処(セキュリティー担当)

6. コスト削減とサプライチェーン継続性の確保(財務・物流・購買担当)

7. 医療や⾏政サービス現場への⽀援(医療・⾏政担当)

デジタル技術を最⼤限に活⽤して迅速に取り組むべき 7 つの経営分野

「ニューノーマル」に向けて必要な対応

© 2020 IBM Corporation

量⼦コンピューター複雑な解析

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オンプレミス

ウェアラブル・デバイス ホーム・アシスタント

スマートフォン スマートカー

スマート家電 スマートホーム ⼯場 データセンター

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Data ⼤量データの⾼速伝達

リアルタイムな指⽰/運⽤/監視

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枠を超えて、テクノロジーで実現する世界

オフィスや店舗

ハイブリッドクラウド柔軟性と堅牢性

⾼速⼤量処理

スーパーコンピューター

システムの⼀元管理と運⽤⾃動化

ブロックチェーンデータの改ざんを防ぎ、追跡可能な分散型台帳技術

AIあらゆる場所で稼働

RedHat OpenShift⼀度作れば、どこでも動く

すべてを監視するセキュリティー

Cloud

データの近くに AI 5Gで繋がる

エッジ・コンピューティング

分散処理

General AI

Narrow AI

Broad AI

現在

AIの進化と適⽤領域

• 分野を超えての学習と推論

• ⾃律的に動作

• ⼀問⼀答的な専⾨分野• ⼤量のデータを学習• 正解がある問題

• 複数の事象から⾃律的に判断• 少量のデータから学習と推論• ⼈間のあいまいさをも補佐

© 2020 IBM Corporation

信頼性と透明性に関する IBMの基本理念

© 2020 IBM Corporation

• IBMが開発する「AI」の⽬的とするところは、あくまで⼈間の知能の「拡張」であって「代替」ではない。

• AI等を通じて⼊⼿したデータや知⾒は、それらの創作者や所有者に帰属し、IBMはお客様に所有権の譲渡を求めない。

• AIをはじめとする最新技術は、企業や社会が理解し信頼できるよう、透明性を持ち説明可能なものでなければならない。いかなる⼈も、ブラックボックスを無条件に信⽤するよう求められるべきではない。

さまざまな分野で活⽤される AIとエッジ・コンピューティング

© 2020 IBM Corporation

メイフラワー号 400 周年完全⾃動航⾏船プロジェクト

船舶の停泊時間を短縮し、積荷量増加と効率向上を両⽴

熟練者に頼っていた異物検査やグレード判定を AI の「⽬」で実現

配送ルート最適化による運送コストと CO2 排出量の削減

量⼦コンピューターの今

© 2020 IBM Corporation

ダイムラー(Daimler AG)⾃動⾞、運輸業への活⽤

JP モルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.)⾦融取引戦略、⾦融リスク最⼩化など

18台IBM が保有する量⼦コンピューターの台数。稼働率は 97% 超

〜 23万⼈IBM Q Network の登録ユーザー数

1,800億回〜IBM Q 上で実⾏された演算数

200本〜科学技術論⽂等の出版物

104メンバー〜IBM Q Network パートナー数

創薬、ゲノム医療

新薬の発⾒と開発の迅速化

ゲノム解析

量⼦化学、材料

発⾒から、必要な材料の創出へ

量⼦制御コントロール

最適化、リスク解析

⼤規模で複雑な物流の最適化

⾦融データのリスク分析

AI / 機械学習

複雑度の⾼いニューラルネット解析

膨⼤なデータを短時間で学習

量⼦コンピューター活⽤の展望

© 2020 IBM Corporation

⽇本における量⼦コンピューターの研究開発

産学の連携• IBM Q System One™• ハードウェア開発センター

慶応義塾⼤学IBM Q

Network Hub

実機の設置東京⼤学

Japan–IBM Quantum Partnership

© 2020 IBM Corporation

汎⽤コンピューター「システム/360」⽇本初号機の陸揚げ

© 2020 IBM Corporation

社会で必要とされる IT⼈財を⾼校から育成する P-TECH

学⽣向け AI活⽤⼈材育成

学⽣向け量⼦ネイティブ育成キャンプ

企業向け AI⼈財育成⽀援Cognitive Technology Academy

未来を⽀える IT⼈財の育成

© 2020 IBM Corporation

量⼦コンピューター複雑な解析

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オンプレミス

ウェアラブル・デバイス ホーム・アシスタント

スマートフォン スマートカー

スマート家電 スマートホーム ⼯場 データセンター

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Data ⼤量データの⾼速伝達

リアルタイムな指⽰/運⽤/監視

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枠を超えて、テクノロジーで実現する世界

オフィスや店舗

ハイブリッドクラウド柔軟性と堅牢性

⾼速⼤量処理

スーパーコンピューター

システムの⼀元管理と運⽤⾃動化

ブロックチェーンデータの改ざんを防ぎ、追跡可能な分散型台帳技術

AIあらゆる場所で稼働

RedHat OpenShift⼀度作れば、どこでも動く

すべてを監視するセキュリティー

Cloud

データの近くに AI 5Gで繋がる

エッジ・コンピューティング

分散処理