取扱説明書 有線会議システム ts-910シリーズ有線会議システム...

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POWER TALK PRIORITY POWER TALK センター装置 有線インターフェース 増設ブリッジ1台用 増設ブリッジ4台用 参加者ユニット 議長ユニット このたびは、TOA 有線会議システムをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 正しくご使用いただくために、必ずこの取扱説明書をお読みになり、末長くご愛用くださいますようお願い申し上 げます。 有線会議システム TS-910 シリーズ 取扱説明書

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Page 1: 取扱説明書 有線会議システム TS-910シリーズ有線会議システム TS-910シリーズ 取扱説明書 2 目 次 安全上のご注意..... LAN ケーブル(CAT-5)を使って接続する有線方式のユニットを使用する会議システムです。

POWER

TALK

PRIORITY

POWER

TALK

センター装置

有線インターフェース

増設ブリッジ1台用

増設ブリッジ4台用

参加者ユニット 議長ユニット

このたびは、TOA有線会議システムをお買い上げいただき、まことにありがとうございます。正しくご使用いただくために、必ずこの取扱説明書をお読みになり、末長くご愛用くださいますようお願い申し上げます。

有線会議システム TS-910 シリーズ

取扱説明書

Page 2: 取扱説明書 有線会議システム TS-910シリーズ有線会議システム TS-910シリーズ 取扱説明書 2 目 次 安全上のご注意..... LAN ケーブル(CAT-5)を使って接続する有線方式のユニットを使用する会議システムです。

2

目 次

安全上のご注意 ...................................................................................................................................... 4

電源コードの取り扱いについて .......................................................................................... 7

概 要 ............................................................................................................................................................... 8

特 長 ............................................................................................................................................................... 8

システムの機器構成 ......................................................................................................................... 9

各部の名称とはたらき ................................................................................................................ 10センター装置 TS-910 ..................................................................................................................... 10議長ユニット TS-911、TS-811 ............................................................................................... 14参加者ユニット TS-912、TS-812 ........................................................................................ 17有線インターフェース TS-918 ............................................................................................... 20増設ブリッジ 4台用 TS-919B4 .............................................................................................. 21増設ブリッジ 1台用 TS-919B1 .............................................................................................. 21

システムの接続例 ............................................................................................................................ 22

会議ユニットの接続 ...................................................................................................................... 23センター装置と有線インターフェースの接続 ............................................................ 23有線インターフェース、増設ブリッジ、会議ユニットの接続 ....................... 25配線 .............................................................................................................................................................. 28

有線マイクや演奏機器などの接続 ................................................................................ 29有線マイクを使用するとき ........................................................................................................ 29演奏機器などを使用するとき .................................................................................................. 30

録音機器の接続 ................................................................................................................................... 30

会議ユニットの設置と設定 ................................................................................................... 31

ラックに取り付けるとき ......................................................................................................... 32センター装置をラックに取り付けるとき ....................................................................... 32有線インターフェースをラックに取り付けるとき .................................................. 33

設置状況を確認する ...................................................................................................................... 34

センター装置内の信号の流れ図 ....................................................................................... 35

機能設定のしかた ............................................................................................................................ 36同時発言者数を設定する ............................................................................................................. 36発言方式を設定する ........................................................................................................................ 36マイクオートオフ機能を設定する ....................................................................................... 37

マイクユニット MIX/CUTスイッチの設定 ......................................................... 38

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操作のしかた ......................................................................................................................................... 39発言する ................................................................................................................................................... 39優先発言をする(TS-911、TS-811のみ) ........................................................................ 40投票する(TS-911、TS-912のみ) ....................................................................................... 42

ハウリングが起こったら ......................................................................................................... 43内蔵の FBS機能を使用する ..................................................................................................... 43外部のグラフィックイコライザーなどを使用する .................................................. 44

故障かな?と思ったら ................................................................................................................ 45議長ユニット TS-911/811、参加者ユニット TS-912/812 .................................. 45センター装置 TS-910 ..................................................................................................................... 45

仕 様 ............................................................................................................................................................ 46センター装置 TS-910 ..................................................................................................................... 46議長ユニット TS-811、TS-911、参加者ユニット TS-812、TS-912 ......... 47標準マイク TS-903、ロングマイク TS-904 ................................................................. 48有線インターフェース TS-918 ............................................................................................... 48増設ブリッジ 4台用 TS-919B4 .............................................................................................. 49増設ブリッジ 1台用 TS-919B1 .............................................................................................. 49混合分配器 YW-1022(2分配)、YW-1024(4分配) ........................................... 50ラックマウント金具 MB-TS900 ............................................................................................ 50ラックマウント金具セット MB-15B-BK .......................................................................... 50ラックマウント金具連結金具セット MB-15B-J ........................................................ 51

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● ご使用の前に、この欄を必ずお読みになり正しくお使いください。● ここに示した注意事項は、安全に関する重大な内容を記載していますので、必ず守ってください。● お読みになったあとは、いつでも見られる所に必ず保管してください。

表示についてここでは、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな表示をしています。内容をよく理解してから本文をお読みください。

図記号について

安全上のご注意

誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。警告

センター装置、有線インターフェースに適用

指定外の電源電圧で使用しない表示された電源電圧を超えた電圧で使用しないでください。火災・感電の原因となります。 禁 止

電源コードを傷つけない電源コードを傷つけたり、加工したり、熱器具に近づけたりしないでください。また、コードの上に重いものをのせないでください。火災・感電の原因となります。

禁 止

電源のアース接続をするアース接続しないと、感電の原因となります。アース接続は、必ず主電源プラグを主電源に接続する前に行ってください。また、アース接続を外す場合は、必ず主電源プラグを主電源から切り離してから行ってください。

アース線を接続せよ

行為を禁止する記号 行為を強制する記号

禁 止 強 制 電源プラグを抜け

アース線を接続せよ

設置・据付をするとき

センター装置、会議ユニット、有線インターフェースに適用

不安定な場所に置かないぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かないでください。落ちたり、倒れたりして、けがの原因となります。 禁 止

水にぬらさない本機に水が入ったりしないよう、また、ぬらさないようにご注意ください。火災・感電の原因となります。 禁 止

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誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。警告

雷が鳴ったらさわらない雷が鳴り出したら、電源プラグにはさわらないでください。感電の原因となります。 接触禁止

センター装置、有線インターフェースに適用

使用するとき

液体の入った容器や小さな金属物を上に置かないこぼれたり、中に入った場合、火災・感電の原因となります。

禁 止

内部に異物を入れない本機の通風口などから内部に金属類や燃えやすいものなど、異物を差し込んだり、落とし込んだりしないでください。火災・感電の原因となります。

禁 止

内部を開けない、改造しない内部には電圧の高い部分があり、ケースを開けたり、改造したりすると、火災・感電の原因となります。内部の点検・調整・修理は販売店にご依頼ください。

分解禁止

万一、異常が起きたら次の場合、電源スイッチを切り、電源プラグを抜いて販売店にご連絡ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となります。● 煙が出ている、変なにおいがするとき● 内部に水や異物が入ったとき● 落としたり、ケースを破損したとき● 電源コードが傷んだとき(芯線の露出、断線など)● 音が出ないとき

電源プラグを抜け

センター装置、会議ユニット、有線インターフェースに適用

センター装置に適用

ラックに取り付けるときの注意次のことを必ずお守りください。守らないと、火災・けがの原因となることがあります。● ラックは安定したところに据え付け、アンカーボルトなどで転倒・移動防止の処置を行うこと。

● ラック取付ねじ類は、ラックマウント金具に付属のものを使用すること。● 電源コードをコンセントに接続するときは、コンセントの許容電流を超えないこと。

強 制

誤った取り扱いをすると、人が軽傷を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。注意設置・据付をするとき

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湿気やほこりの多い場所などに置かない湿気やほこりの多い場所、直射日光のあたる場所や熱器具の近く、油煙や湯気のあたるような場所に置かないでください。火災・感電の原因となることがあります。

禁 止

センター装置、会議ユニット、有線インターフェースに適用

ぬれた手で電源プラグをさわらないぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となることがあります。 禁 止

電源コ−ドを引っ張らない電源プラグを抜くときは、電源コ-ドを引っ張らないでください。コ-ドが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。必ずプラグを持って抜いてください。

禁 止

移動させるときは電源プラグを抜く差し込んだまま移動させるとコードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。

電源プラグを抜け

センター装置、有線インターフェースに適用

センター装置、有線インターフェースに適用

電源プラグやコンセント部の掃除をする電源プラグを差してあるコンセント部にほこりがたまると、火災の原因となることがあります。定期的にコンセント部の掃除をしてください。また、電源プラグは根元まで差し込んでください。

強 制

お手入れの際、長期間使用しない場合の注意お手入れのときや長期間本機をご使用にならないときは、安全のため電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。守らないと、感電・火災の原因となることがあります。

電源プラグを抜け

ACアダプターは専用品を使用する専用品以外のものを使用すると、火災の原因となることがあります。

強 制

使用するとき

センター装置、会議ユニット、有線インターフェースに適用

上に重いものを置かない本機のバランスがくずれて倒れたり、落下したりして、けがの原因となることがあります。 禁 止

センター装置、会議ユニットに適用

電源を入れる前には音量を最小にする音量を上げたまま電源を入れると、突然大きな音が出て、聴力障害などの原因となることがあります。 強 制

誤った取り扱いをすると、人が軽傷を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。注意設置・据付をするとき

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TS-910、TS-918 に付属の電源コードは、各機器専用品です。それ以外の機器に使用しないでください。

電源コードの取り扱いについて

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LANケーブル(CAT-5)を使って接続する有線方式のユニットを使用する会議システムです。議長・参加者ユニットは、有線インターフェースと増設ブリッジを介してセンター装置に接続します。本システムでは、センター装置に会議ユニットを最大で合計 192台まで接続できます。会議ユニットの接続には、有線インターフェースと増設ブリッジが必要です。( P. 23)システムの機能設定、状態表示などはセンター装置で行います。

概 要

● 会議ユニットの台数は、参加者の人数に応じて自由に増減できます。各議長・参加者ユニットを合わせて192台まで設置できます。

● 発言者数制限機能により、乱雑な発言を防止できます。● 発言キーを押したときの動作状態(先押し優先、後押し優先など)を設定できる発言方式選択機能を備えています。

● 発言後、マイクを切り忘れても、約 30秒経過すると自動的にオフになるマイクオートオフ機能があります。● FBS(Feedback Suppressor)機能を備えていますので、より効果的にハウリング*の抑制を行うことができます。また、発言中の会議ユニットはモニタースピーカーがオフになり、ハウリングの心配がありません。

● 用途に応じて、有線マイク、演奏機器などを組み合わせて使用できます。● センター装置には録音機器を接続することができますので、会議録の作成に最適です。* スピーカーから出た音をマイクが拾ってしまい、その音をまたアンプが増幅し、さらにスピーカーが拡声するという一種のループ状態が生じて、キーンという音がすること。

[会議ユニット]● 投票機能、主音声/副音声切換機能を持つ 900シリーズと、発言・モニター機能に限定した 800シリーズの会議ユニットがあります。800シリーズは主音声のみ聞くことができます。

● 900シリーズ、800シリーズ共に議長ユニットと参加者ユニットの 2種類から選択できます。● 議長ユニットには優先発言機能があり、優先発言キーを押して、参加者ユニットに優先して発言できます。● 会議ユニット専用マイクは XLRコネクターを採用していますので、着脱が容易で、収納時にスペースをとりません。

● 会議ユニット専用マイクは、標準タイプとロングタイプの 2種類から選択できます。● 会議ユニットと有線インターフェース(増設ブリッジ)間の接続は LANケーブル(CAT-5)1本のみで行えるので、設置・施工が容易です。

● 有線インターフェース TS-918は、1台あたり、最大 24台の会議ユニットを接続できます。● 有線インターフェースは、最大 8台まで設置することができます。● 増設ブリッジは、4台用と 1台用があり、設置・施工の状況に合わせて選択することができます。

特 長

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システムの機器構成

1 4

増設ブリッジ1台用TS-919B1

PRIORITY

POWER

TALK

1

TS-919B1

BRIDGE

BRIDGE UNIT

POWER

TALK

POWER

TALK

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

有線インターフェースTS-918

参加者ユニットTS-912/812

No. 1 No. 4

センター装置TS-910

議長ユニットTS-911/811

増設ブリッジ4台用TS-919B4

ラックマウント金具セットMB-15B-BK(TS-918用)

ラックマウント金具連結金具セットMB-15B-J(TS-918用)

ラックマウント金具 MB-TS900(TS-910用)

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10

1

234

5 6 7 8 9

21

22

20

2324

10 11 12 13

14 15 16 17 18 19

■■ センター装置■TS-910

[上面]

各部の名称とはたらき

1.■電源スイッチ[POWER]電源を入れると、表示灯が点灯します。

2.■音声信号受信表示灯[CH1/CH2/CH3/CH4]会議ユニットからの音声を受信しているときに点灯します。音声信号は、4つのチャンネルを使って送受信しています。使用しているチャンネル数は、同時発言者数設定スイッチ(16)の設定によります。発言しているユニットの数と同じ数の表示灯が点灯します。(点灯するチャンネルは特定されません。)

3.■データ信号受信表示灯[DATA]会議ユニットからの制御データを受信しているときに点灯します。

4.■電池警告表示灯[BATTERY]使用しません。

5.■外部制御通信表示灯[DATA-EXT]外部制御端子(30)または(32)に接続されたパソコン、操作盤などと通信しているときに、点灯します。

6.■外部制御優先表示灯[EXT-PRIORITY]外部制御端子(30)または(32)に接続されたパソコン、操作盤などが優先動作を行っているときに、点灯または点滅します。このとき、機能設定の 3つのスイッチ(16)(17)(18)は、はたらきません。

7.■AUX1 入力音量つまみ[AUX1]後面の AUX1入力端子(28)の入力レベルを調節します。AUX1に入力された音声は、主音声* 1へ出力されます。

8.■AUX2 入力音量つまみ[AUX2]後面の AUX2入力端子(26)の入力レベルを調節します。AUX2に入力された音声は、副音声* 2へ出力されます。

9.■AUX3 入力音量つまみ[AUX3]後面の AUX3入力端子(25)の入力レベルを調節します。AUX3に入力された音源は、主音声* 1と副音声* 2へ出力されます。

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* 1 主音声: AUX1と MIC1入力に接続されている音源と、発言中の会議ユニットからの音声がミックスされた音声です。

* 2 副音声 : AUX2と MIC2入力に接続されている音源と、発言中の会議ユニットからの音声がミックスされた音声です。

■10.■マイクユニットMIX/CUTスイッチ(主音声用)[MIC■UNIT■MIX/CUT]MIX: 会議ユニットの音声、AUX1、および

MIC1が主音声* 1と録音・ライン出力へ出力されます。

CUT: 主音声* 1に会議ユニットの音声が出力されません。また、録音・ライン出力に、AUX1・MIC1の音声が出力されません。

※ 工場出荷時は、MIXに設定されています。

■11.■MIC1 入力音量つまみ[MIC1]後面の MIC1入力端子(29)の入力レベルを調節します。MIC1に入力された音声は、主音声* 1

へ出力されます。

■12.■マイクユニットMIX/CUTスイッチ(副音声用)[MIC■UNIT■MIX/CUT]MIX: 会議ユニットの音声が副音声* 2へ出力さ

れます。CUT: 会議ユニットの音声が副音声* 2へ出力さ

れません。※ 工場出荷時は、MIXに設定されています。

■13.■MIC2 入力音量つまみ[MIC2]後面の MIC2入力端子(27)の入力レベルを調節します。MIC2に入力された音声は、副音声* 2

へ出力されます。

■14.■投票結果モニター[1/2/3]投票終了後、1~ 3それぞれに押された数を集計し、結果を表示します。

■15.■投票開始/終了ボタン[START/END]1秒以上押すと、投票受付状態になります。もう一度、1秒以上押すと、投票が終了します。さらにもう一度、1秒以上押すと、投票結果モニター(14)の表示が消去されます。( P. 42)また、会議ユニットの設置状況を確認するときにも使用します。( P. 34)

■16.■同時発言者数設定スイッチ■ ■[IN■USE■MIC■1/2/3/4]会議ユニットの同時発言者数を設定します。「1」「2」「3」「4」の表示は、同時発言者数を表しています。( P. 36)※ 工場出荷時は、「1」に設定されています。

■17.■発言方式設定スイッチ[PRIORITY■A/B/C]会議ユニットの発言キーを押したときの動作状態を設定します。( P. 36)

A:先押し優先B:後押し優先C:1台目固定後、後押し優先※ 工場出荷時は、Aに設定されています。

■18.■マイクオートオフ設定スイッチ■ ■[TIME■OUT■ON/OFF]会議ユニットのマイクの切り忘れ対策として、発言終了後、約 30秒が経過すると、マイクが自動的に切れるように設定できます。( P. 37)※ 工場出荷時は、OFFに設定されています。

■19.■発言音量つまみ[MIC■UNIT■VOLUME]会議ユニットからのマイク音量を調節します。

■20.■FBS(フィードバックサプレッサー)スイッチ[FEEDBACK■ SUPRESSOR、EXT、OFF、AUTO、MANUAL]FBS機能の動作設定を行います。EXT : 外部のグラフィックイコライザーを

使用するときに設定します。OFF : FBS機能を使用しないときに設定し

ます。AUTO : 自動的にハウリングする周波数を探

し、ハウリングを抑制するときに設定します。

MANUAL : 手動でハウリングする周波数を探すときに設定します。

( P. 43)

■21.■FBS(フィードバックサプレッサー)調節つまみFBSスイッチ(20)が「MANUAL」に設定されているとき、このつまみを回してハウリングする周波数を探します。( P. 44)

■22.■ヘッドホン端子ヘッドホンを接続します。(ミニジャック)

■23.■ヘッドホン音量つまみヘッドホンの音量を調節します。

■24.■ヘッドホンモニター選択スイッチ■ ■[MAIN/SUB/LINE]ヘッドホンに出力される音声の切換スイッチです。主音声* 1(MAIN)、副音声* 2(SUB)、ライン(LINE)の切り換えができます。※ 工場出荷時は、MAINに設定されています。

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[後面]

■25.■AUX3 入力端子[AUX3]-20 dB*、10 kΩ、不平衡、ホーンジャックCDプレーヤー、テープレコーダーなどの機器を接続します。ここに入力した音源機器の音声は、主+副音声として扱われます。

■26.■AUX2 入力端子[AUX2]-20 dB*、10 kΩ、不平衡、ホーンジャックCDプレーヤー、テープレコーダーなどの機器を接続します。ここに入力した音源機器の音声は、副音声として扱われます。

■27.■MIC2 入力端子[MIC2]-60 dB*、600Ω、不平衡、ホーンジャック有線マイクを接続します。ここに入力したマイクの音声は、副音声として扱われます。

■28.■AUX1 入力端子[AUX1]-20 dB*、10 kΩ、不平衡、ホーンジャックCDプレーヤー、テープレコーダーなどの機器を接続します。ここに入力した音源機器の音声は、主音声として扱われます。

■29.■MIC1 入力端子[MIC1]-60 dB*、600Ω、不平衡、ホーンジャック有線マイクを接続します。ここに入力したマイクの音声は、主音声として扱われます。

■30.■外部制御端子[RS-232C]パソコン、操作盤など外部接続機器の外部制御端子と接続します。

■31.■外部制御端子切換スイッチ2種類の外部制御端子のうち、RS-232C(30)または USB(32)のいずれの端子を使用するかを切り換えます。

■32.■外部制御端子[USB]パソコン、操作盤など外部接続機器の外部制御端子と接続します。

■33.■レベル音量つまみ[LINE■OUT、LEVEL]ライン出力(34)の音量を調節します。

■34.■ライン出力端子[LINE■OUT]-20 dB*、10 kΩ、不平衡、ホーンジャック拡声用途として、アンプなどを接続します。この出力には、会議ユニット、MIC1、AUX1、AUX3の音声が出力されます。ただし、出力する/しないは、マイクユニット MIX/CUTスイッチ(10)、および AUX3出力 MIX/CUTスイッチ(35)の設定によります。

■35.■AUX3 出力MIX/CUTスイッチ■ ■[LINE■OUT、MIX/CUT、AUX3]

AUX3に入力した音声をライン出力(34)に出力するか、しないかを選択できます。通常は、MIXで使用します。例えば、別会場の会議参加者に自分の音声をフィードバックさせないときなどには、CUTにします。

■36.■録音出力端子[REC■OUT]-20 dB*、10 kΩ、不平衡、ホーンジャック、RCAピンジャック交互録音カセットデッキ、MDレコーダーなどを接続します。拡声用途として、アンプなどを接続することもできます。この出力には、ライン出力と同じ音声および AUX3の音声が出力されます。

■37.■グラフィックイコライザー入力端子■ ■[EQUALIZER、IN]

-20 dB*、10 kΩ、不平衡、RCAピンジャックグラフィックイコライザーの出力端子に接続します。

25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39

40 41 42 43 44

* 0 dB = 1 V

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13

■38.■グラフィックイコライザー出力端子■ ■[EQUALIZER、OUT]

-20 dB*、10 kΩ、不平衡、RCAピンジャックグラフィックイコライザーの入力端子に接続します。

■39.■優先チャイム音量つまみ[CHIME]議長ユニットの優先発言キーを押して発言するときのチャイム音量を調節します。

■40.■DC インレット[DC24■V■ ■3■A(max)]付属の ACアダプターを接続します。

41.■コードクランプACアダプターのプラグが抜け落ちないように、コードを通します。

コードクランプ

ACアダプターのコード

DCインレットへ

■42.■短絡表示灯[SHORT]有線インターフェース入出力端子(43)に接続されたケーブルまたは機器が短絡しているときに点灯します。

■43.■有線インターフェース入出力端子■ ■[INFRARED■TRANSMITTER/RECEIVER、■ ■EXPANSION■UNIT]有線インターフェースまたは混合分配器を接続します。混合分配器 YW-1022(2分配)、YW-1024(4分配)を使用すると、有線インターフェースTS-918は最大 8台まで接続できます。

■44.■機能アース端子本機に外部機器を接続してノイズが多いときは、この端子と外部機器の機能アース端子を接続してください。ノイズが少なくなることがあります。※ 安全アースではありません。

* 0 dB = 1 V

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14

■■ 議長ユニット■TS-911、TS-811

[TS-911 上面] [TS-811 上面]

PUSH

1

2

3

45

678

PUSH

1

2

3

5

678

※ TS-911/811にはマイクは含まれていません。

1.■モニタースピーカー他の発言者の音声およびセンター装置から送られるその他の音声が拡声されます。(下表参照)品番 出力される音声

TS-911 主音声または副音声※ モニター切換スイッチ(16)で切り換え

TS-811 主音声右側面にあるモニター音量調節器(14)で音量を調節します。このユニットでの発言中は、モニタースピーカーから音は出ません。

2.■マイク専用のマイク TS-903(標準)または TS-904(ロング)を接続します。

3.■表示灯マイクがオン(発言中)のときに点灯します。

4.■投票キー[1/2/3](TS-911 のみ)投票状態の開始・終了、および投票をするときに使用します。各キー上に投票状態表示灯があります。

5.■発言表示灯マイクがオン(発言中)のときに点灯します。また、本機が通信圏外のときに点滅します。

6.■発言キー[TALK]押すと、発言表示灯(5)とマイクの表示灯(3)が点灯し、マイクがオンになります。もう一度押すと、これらの表示灯が消灯し、マイクがオフになります。

7.■優先発言キー[PRIORITY]優先的に発言できるキーです。このキーの操作で発言しているときは、他の参加者ユニットからの発言はできません。また、センター装置の録音・ライン出力には、この発言音声のみが出力されます。キーの動作方式には、PTT式と ALT式の 2通りがあります。設定は、優先発言キー動作設定スイッチ(12)で行います。PTT式に設定されているときは、キーを押している間だけマイクがオンになり、発言表示灯(5)とマイクの表示灯(3)が点灯します。ALT式に設定されているときは、押すとマイクがオンになり、発言表示灯(5)とマイクの表示灯(3)が点灯します。もう一度押すとマイクがオフになりこれらの表示灯が消灯します。単音チャイムが設定されているときは、発言開始時に押すとチャイム音が鳴ります。チャイム音の設定は、優先チャイム消去設定スイッチ(10)で行います。

8.■電源表示灯[POWER]センター装置の電源を入れ、有線インターフェースに ACアダプターを接続すると点灯します。

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15

[底面]

底面のカバーを外すと、設定スイッチがあります。

※ 図は、設定スイッチラベルです。

[TS-911の設定スイッチラベル] [TS-811の設定スイッチラベル]

RESETOFFOFFPTT

100

10

1

ON

NOT USE

UNIT ID

ALTVOTE

PRIORITY MODE

ONON

11

22

34

ONPRIORITYRESTORE

CHIME MUTERESET

OFF

PTT

100

10

1

ONNOT USE

NOT USE

UNIT ID

ALT

PRIORITYRESTORECHIME MUTE

PRIORITY MODE

ONON

11

22

3410 10

9 9

1112

12

13 13

■ 9.■優先動作設定スイッチ■ ■[PRIORITY、RESET/RESTORE]優先発言キー(7)による発言終了後、発言を中断された会議ユニットの状態を設定します。優先発言前の状態に復旧させるときは RESTORE、復旧させないときは RESETにします。※ 工場出荷時は、RESETに設定されています。

■10.■優先チャイム消去設定スイッチ■ ■[CHIME■MUTE、OFF/ON]優先発言時に鳴るチャイムを消すことができるスイッチです。単音チャイムを鳴らすときは OFF、鳴らさないときは ONにします。※ 工場出荷時は、OFFに設定されています。

■11.■投票起動設定スイッチ■ ■[VOTE、OFF/ON](TS-911 のみ)議長ユニットから投票開始・終了できるかどうかを設定します。できるようにするときは ON、できないようにするときは OFFにします。※ 工場出荷時は、OFFに設定されています。

■12.■優先発言キー動作設定スイッチ■ ■[PRIORITY■MODE、PTT/ALT]優先発言キーの動作を設定します。PTT: 優先発言キーを押している間だけ発言す

ることができます。ALT: 優先発言キーを押すと発言が開始され、

もう一度押すと発言が終了します。※ 工場出荷時は、PTTに設定されています。

■13.■ユニット番号設定スイッチ[UNIT■ID、■ ■100/10/1]ユニットの番号を「001」~「192」までで、重複しないように設定します。「000」にすると、発言操作ができない設定になります。モニター用として使用できます。一の位と十の位は数字を設定します。百の位は、「0」にするときは OFF、「1」にするときは ONに設定します。※ 工場出荷時は、「000」に設定されています。

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16

[右側面]■14.■モニター音量調節器モニタースピーカーと右側面のヘッドホン出力の音量を調節します。

■15.■ヘッドホン端子[HEADPHONES]ヘッドホンを接続します。(ミニジャック)接続すると、モニタースピーカーからの出力はオフになります。(下表参照)品番 出力される音声

TS-911 主音声または副音声※ モニター切換スイッチ(16)で切り換え

TS-811 主音声

※ この端子は、左右の側面にあります。

■16.■モニター切換スイッチ[MAIN/SUB]■ ■(TS-911 のみ)モニタースピーカーとヘッドホン出力に出力する音声を、主音声または副音声に切り換えるときに使用します。

14 15 16

15 17

■17.■ヘッドホン音量出力調節器左側面のヘッドホン出力の音量を調節します。

■18.■通信ケーブル接続端子LAN ケーブル(CAT-5)で、増設ブリッジTS-919B4または TS-919B1に接続します。

[左側面]

[後面]

18

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17

■■ 参加者ユニット■TS-912、TS-812

[TS-912 上面] [TS-812 上面]

※ TS-912/812にはマイクは含まれていません。

1.■モニタースピーカー他の発言者の音声およびセンター装置から送られるその他の音声が拡声されます。(下表参照)品番 出力される音声

TS-912 主音声または副音声※ モニター切換スイッチ(11)で切り換え

TS-812 主音声右側面にあるモニター音量調節器(9)で音量を調節します。このユニットでの発言中は、モニタースピーカーから音は出ません。

2.■マイク専用のマイク TS-903(標準)または TS-904(ロング)を接続します。

3.■表示灯マイクがオン(発言中)のときに点灯します。

4.■投票キー[1/2/3](TS-912 のみ)投票状態の開始・終了、および投票をするときに使用します。各キー上に投票状態表示灯があります。

5.■発言表示灯マイクがオン(発言中)のときに点灯します。また、本機が通信圏外のときに点滅します。

6.■発言キー[TALK]押すと、発言表示灯(5)とマイクの表示灯(3)が点灯し、マイクがオンになります。もう一度押すと、これらの表示灯が消灯し、マイクがオフになります。

7.■電源表示灯[POWER]センター装置の電源を入れ、有線インターフェースに ACアダプターを接続すると点灯します。

PUSH

1

2

3

45

67

PUSH

1

2

3

5

67

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18

[底面]

8.■ユニット番号設定スイッチ[UNIT■ID、■ 100/10/1]ユニットの番号を「001」~「192」までで、重複しないように設定します。「000」にすると、発言操作ができない設定になり

ます。モニター用として使用できます。一の位と十の位は数字を設定します。百の位は、「0」にするときは OFF、「1」にするときは ONに設定します。※ 工場出荷時は、「000」に設定されています。

底面のカバーを外すと、設定スイッチがあります。

100

10

1

NOT USE

UNIT ID

ON12

※ 図は、設定スイッチラベルです。

8

[右側面]

■9.■モニター音量調節器モニタースピーカーと右側面のヘッドホン出力の音量を調節します。

■10.■ヘッドホン端子[HEADPHONES]ヘッドホンを接続します。(ミニジャック)接続すると、モニタースピーカーからの出力はオフになります。(下表参照)品番 出力される音声

TS-912 主音声または副音声※ モニター切換スイッチ(11)で切り換え

TS-812 主音声

※ この端子は、左右の側面にあります。

■11.■モニター切換スイッチ[MAIN/SUB]■ ■(TS-912 のみ)モニタースピーカーとヘッドホン出力に出力する音声を、主音声または副音声に切り換えるときに使用します。

10 119

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19

10 12

■12.■ヘッドホン音量調節器左側面のヘッドホン出力の音量を調節します。

■13.■通信ケーブル接続端子LAN ケーブル(CAT-5)で、増設ブリッジTS-919B4または TS-919B1に接続します。

[左側面]

[後面]

13

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20

■■ 有線インターフェース■TS-918

3 4 5 6 7

8

12

[前面]

[後面]

1.■電源表示灯[POWER]付属の ACアダプターを DCインレット(5)に接続すると点灯します。

2.■接続確認表示灯[LINE■1、LINE■2、LINE■3]増設ブリッジ接続端子(6)に増設ブリッジTS-919B4または TS-919B1が接続されて電源を供給しているときに、各接続端子に対応した表示灯が点灯します。

3.■機能アース端子[SIGNAL■GND]本機に外部機器を接続してノイズが多いときは、この端子と外部機器の機能アース端子を接続してください。ノイズが少なくなることがあります。※安全アースではありません。

4.■コードクランプ付属の ACアダプターのプラグが抜け落ちないように、コードを通します。

5.■DC インレット[DC■IN]付属の ACアダプターを接続します。

6.■増設ブリッジ接続端子[TO■BRIDGE■UNT、■ LINE■1、LINE■2、LINE■3]

LAN ケ ー ブ ル(CAT-5) で、 増 設 ブ リ ッ ジTS-919B4または TS-919B1を接続します。

7.■センター装置接続端子[TO■TS-910]同軸ケーブルでセンター装置 TS-910か、混合分配器 YW-1022または YW-1024と接続します。

8.■接続確認表示灯[LINE■1、LINE■2、LINE■3]増設ブリッジ接続端子(6)に増設ブリッジTS-919B4または TS-919B1が接続されて電源を供給しているときに、各接続端子に対応した表示灯が点灯します。

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21

■■ 増設ブリッジ 4台用■TS-919B4

■■ 増設ブリッジ 1台用■TS-919B1

[前面]

[底面]

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

1

1.■接続確認表示灯[1、2、3、4]会議ユニット接続端子(3)に会議ユニットが接続されて電源を供給しているときに、各会議ユニットに対応した表示灯が点灯します。

2.■通信ケーブル接続端子(有線インターフェース側)[EXPANSION]有線インターフェース TS-918か、増設ブリッジ TS-919B4または TS-919B1を接続します。

3.■会議ユニット接続端子[1、2、3、4]会議ユニットを接続します。

4.■通信ケーブル接続端子(増設ブリッジ側)[BRIDGE]増設ブリッジ TS-919B4または TS-919B1を接続します。

1.■通信ケーブル接続端子(有線インターフェース側)[EXPANSION]有線インターフェース TS-918か、増設ブリッジ TS-919B4または TS-919B1を接続します。

2.■接続確認表示灯[1]会議ユニット接続端子(4)に会議ユニットが接続されて電源を供給しているときに点灯します。

3.■通信ケーブル接続端子(増設ブリッジ側)[BRIDGE]増設ブリッジ TS-919B4または TS-919B1を接続します。

4.■会議ユニット接続端子[1]会議ユニットを接続します。

2 3 4

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

[右側面][左側面]

[底面]

[前面]1

2

3

4

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22

システムの接続例

ACアダプター(TS-910に付属)

ACアダプター(TS-918に付属)

電源コード(TS-918に付属)

電源コード(TS-910に付属)

GEQ

グラフィックイコライザー

録音機器

スピーカーアンプ

有線インターフェースTS-918

増設ブリッジ1台用TS-919B1

増設ブリッジ4台用TS-919B4

I/F

混合分配器YW-1024またはYW-1022

センター装置TS-910

I/F

TS-918

I/F

TS-918

外部音声機器接続部パソコン

主+副音声機器

副音声機器

主音声機器

CD

CD

CD

議長ユニット TS-911、TS-811参加者ユニットTS-912、TS-812

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23

センター装置と会議ユニットを接続するには、その間に有線インターフェースと増設ブリッジが必要です。

■■ センター装置と有線インターフェースの接続有線インターフェースは、センター装置の有線インターフェース入出力端子に同軸ケーブルで接続します。

1つの有線インターフェース入出力端子に 1台の有線インターフェースが接続できます。

1つの有線インターフェース入出力端子に 2~ 4台接続するときは、次のとおりに接続します。

■● 2 台接続するとき

混合分配器 YW-1022(2分配)を使用し、次のように接続します。

センター装置TS-910

有線インターフェースTS-918増設ブリッジTS-919B1/919B4

会議ユニットTS-911/912/811/812

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

センター装置TS-910(後面)

有線インターフェースTS-918

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

センター装置TS-910有線インターフェースTS-918

有線インターフェースTS-918混合分配器YW-1022(2分配)

同軸ケーブル

会議ユニットの接続

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24

■● 3台または 4台接続するとき

混合分配器 YW-1024(4分配器)を使用します。3台の場合は空になる分配端子がありますが、問題ありません。

ご注意センター装置と有線インターフェース間に接続できる混合分配器は 1台だけです。2段以上の直列接続はできません。

センター装置TS-910有線インターフェースTS-918

有線インターフェースTS-918混合分配器YW-1024(4分配)

有線インターフェースTS-918

有線インターフェースTS-918同軸ケーブル

センター装置TS-910

混合分配器YW-1022(2分配)

混合分配器YW-1022(2分配)

混合分配器YW-1022(2分配)同軸ケーブル

有線インターフェースTS-918

有線インターフェースTS-918

メ モ同一システム内の有線インターフェースに混合分配器を通るものと通らないものが混在しても問題ありません。

センター装置TS-910

混合分配器YW-1022(2分配)またはYW-1024(4分配)

有線インターフェースTS-918

有線インターフェースTS-918

有線インターフェースTS-918同軸ケーブル

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25

■■ 有線インターフェース、増設ブリッジ、■会議ユニットの接続

有線インターフェースと会議ユニットを接続するには、その間に増設ブリッジが必要です。

有線インターフェースTS-918 増設ブリッジTS-919B1/919B4

会議ユニットTS-911/912/811/812

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

LANケーブル(CAT-5)

有線インターフェースには増設ブリッジ接続端子が 3つあります。増設ブリッジ接続端子に増設ブリッジを接続して、1つの端子につき会議ユニットを 8台まで、有線インターフェース 1台につき会議ユニットを 24台まで接続できます。増設ブリッジには 1台用と 4台用があります。1台用、4台用の接続端子数は次のとおりです。

増設ブリッジ1台用TS-919B1

増設ブリッジ4台用TS-919B4

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

LANケーブル(CAT-5)

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

通信ケーブル接続端子(有線インターフェース側)

通信ケーブル接続端子(有線インターフェース側)

通信ケーブル接続端子(増設ブリッジ側)

通信ケーブル接続端子(増設ブリッジ側)

会議ユニット接続端子

会議ユニット接続端子1~4

[増設ブリッジの接続端子数]品番 通信ケーブル接続端子

(有線インターフェース側)会議ユニット接続端子* 1 通信ケーブル接続端子

(ブリッジ側)TS-919B1(1台用) 1 1 1* 2

TS-919B4(4台用) 1 4 1* 3

* 1 1つの会議ユニット接続端子に会議ユニットが 1台接続できます。* 2 増設ブリッジ TS-919B1または TS-919B4が接続できます。ただし例外として、有線インターフェースの

1つの増設ブリッジ接続端子に 1台用増設ブリッジを 7台接続し、8台目の会議ユニットを接続するときは、末端の増設ブリッジ 1台用の通信ケーブル接続端子(増設ブリッジ側)に接続してください。

* 3 増設ブリッジ TS-919B1または TS-919B4が接続できます。会議ユニットは接続できません。

■● 増設ブリッジ 1台用 TS-919B1 の接続のしかた

有線インターフェースTS-918または増設ブリッジTS-919B1/919B4から

増設ブリッジTS-919B1/919B4へ

増設ブリッジTS-919B1

会議ユニットTS-911/912/811/812

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

LANケーブル(CAT-5)

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26

■● 増設ブリッジ 4台用 TS-919B4 の接続のしかた

ご注意増設ブリッジの各接続端子には接続できる機器が決まっていますので、正しく接続してください。接続を間違えると、会議ユニットが動作しないことがあります。

有線インターフェースTS-918または増設ブリッジTS-919B1/919B4から

増設ブリッジTS-919B1/919B4へ

増設ブリッジTS-919B4

会議ユニットTS-911/912/811/812

1 4

LANケーブル(CAT-5)

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

※ 増設ブリッジの会議ユニット接続端子1~4のいずれかに空きがあっても構いません。

■● 有線インターフェースの 1つの端子に接続できる増設ブリッジ

増設ブリッジを有線インターフェースに接続するとき、有線インターフェースの増設ブリッジ接続端子 1つに接続できる増設ブリッジの数は、増設ブリッジの組み合わせにより以下のとおりになります。

増設ブリッジの組み合わせ 接続可能台数TS-919B4のみを使用するとき TS-919B4× 1~ 2台TS-919B4と TS-919B1を混在して使用するとき TS-919B4× 1と TS-919B1× 1~ 4台TS-919B1のみを使用するとき TS-919B1× 1~ 7台

有線インターフェースTS-918増設ブリッジTS-919B4:2台まで

増設ブリッジTS-919B4

増設ブリッジ1台用と4台用が混在するとき、接続の順序は不同です。

増設ブリッジTS-919B1:4台まで

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

増設ブリッジTS-919B1:7台まで

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

ご注意この台数を超えて接続すると、会議ユニットが正常に動作しないことがあります。

[接続例]

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27

■● 会議ユニットを有線インターフェースの 1つの端子に 8台接続する場合の例

ご注意● TS-919B4のブリッジ出力端子に会議ユニットは接続できません。(下図の例 A)● TS-919B4と TS-919B1が混在している場合、TS-919B1のブリッジ出力端子に会議ユニットは接続できません。(下図の例 B、C)

● TS-919B1のみ使用する場合は、有線インターフェースの出力端子 1つに接続できる TS-919B1は最大 7台です。8台目の TS-919B1は接続できません。(下図の例 D)

有線インターフェースTS-918

増設ブリッジTS-919B1

増設ブリッジTS-919B4

議長・参加者ユニットTS-911/912/811/812

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

※ この場合のみ、通信ケーブル接続端子  (増設ブリッジ側)に接続してください。

有線インターフェースTS-918増設ブリッジTS-919B1

増設ブリッジTS-919B4

会議ユニットTS-911/912/811/812

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

A

B

C

D1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

Page 28: 取扱説明書 有線会議システム TS-910シリーズ有線会議システム TS-910シリーズ 取扱説明書 2 目 次 安全上のご注意..... LAN ケーブル(CAT-5)を使って接続する有線方式のユニットを使用する会議システムです。

28

● 有線インターフェースの増設ブリッジ接続端子 1つに接続できる増設ブリッジの台数には制限があります。( P. 26)

有線インターフェースTS-918

増設ブリッジTS-919B4

増設ブリッジTS-919B1

会議ユニットTS-911/912/811/812

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4

BRIDGE UNIT

EXPANSION

TS-919B4

BRIDGE1 2 3 4 1

TS-919B1

EXPANSION BRIDGE

BRIDGE UNIT

■■ 配線■● 使用する線材

接 続 線 材センター装置から有線インターフェースまで

同軸ケーブル 3C-2V、3C-FB、5C-2V、5C-FV、5C-FB、7C-2V、7C-FV、7C-FBのいずれかを使用してください。

有線インターフェースから会議ユニットまで

LANケーブル UTPカテゴリー 5ケーブル(ストレートタイプ)、またはそれ以上の転送速度に対応した LANケーブルを使用してください。

■● 延長できる距離

延長できる距離は、混合分配器を使用するかどうかで異なります。

[混合分配器を使用する場合(最長 100■m)]

センター装置と各会議ユニットの距離:最長 100 m※ 同軸ケーブルと LANケーブルの長さの合計です。  同軸ケーブルと LANケーブルの長さの割合に制限はありません。

センター装置TS-910

増設ブリッジTS-919B4

増設ブリッジTS-919B1

有線インターフェースTS-918

最長100 m

混合分配器YW-1022(2分配)またはYW-1024(4分配)

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

会議ユニットTS-911/912/811/812

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29

[混合分配器を使用しない場合(最長 200■m)]

センター装置と有線インターフェースの距離 :最長 100 m有線インターフェースと各会議ユニットの距離:最長 100 mセンター装置と各会議ユニットの距離    :最長 200 m

有線マイクセンター装置TS-910(上面)

MIC 1 、 2 入力音量つまみ

(後面) MIC1または2入力に接続

■■ 有線マイクを使用するときセンター装置の MIC入力に有線マイクを接続し、MIC入力音量つまみで音量を調節します。

センター装置TS-910

増設ブリッジTS-919B4

増設ブリッジTS-919B1

有線インターフェースTS-918

最長100 m

最長200 m

最長100 m

同軸ケーブルLANケーブル(CAT-5)

会議ユニットTS-911/912/811/812

有線マイクや演奏機器などの接続

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30

演奏機器センター装置TS-910(上面)

(後面)

AUX 1、2、3 入力音量つまみ

AUX1、2、または3入力に接続

ライン出力

■■ 演奏機器などを使用するときセンター装置の AUX入力に音源機器を接続し、AUX入力音量つまみで音量を調節します。

センター装置の録音出力端子に、録音機器の録音入力端子を接続し、録音機器に録音レベルの調節器がある場合は、適切なレベルになるように調節します。

※ 録音機器の使いかたは、録音機器に付属の取扱説明書をお読みください。

センター装置TS-910(後面)

録音出力(REC OUT)

※ ピンプラグを使用する  録音機器の場合録音機器

録音機器の接続

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31

1 ■会議ユニットのユニット番号を設定する。ユニット底面のユニット番号設定スイッチをドライバーで設定します。一の位と十の位は数字を設定します。百の位は、「0」にするときは OFF、「1」にするときは ONに設定します。「001」~「192」の範囲で、重複しないように設定してください。「000」にすると、発言できない設定になります。モニター専用端末として使用するときは「000」に設定します。(工場出荷時は、「000」に設定されています。)

4 ■会議ユニットを用い、センター装置で設定された同時発言者数のユニットのマイクをオンにし、マイクで発言しながら、最適な音量になるように、センター装置の発言音量つまみで調節する。

5 ■すべての会議ユニットの、どのマイクから発言しても、ハウリングが発生しないことを確認する。もしハウリングが発生した場合には、会議ユニット間の距離を広げるか、あるいは音量を下げて、ハウリングをしないようにします。それでもまだハウリングが発生するときは、センター装置の FBS機能か、外付けのグラフィックイコライザーを使って、ハウリングをしないようにします。( P. 43)

3 ■優先動作・優先チャイム消去・投票起動・優先発言キー動作設定を、議長ユニット底面のDIP スイッチで設定する。

設定スイッチ 工場出荷時の設定優先動作設定スイッチ RESET優先チャイム消去設定スイッチ OFF投票起動設定スイッチ OFF優先発言キー動作設定スイッチ PTT

2 ■会議ユニットにマイクを取り付ける。

会議ユニット底面

(カバー内部)

十の位

一の位

百の位 100

10

1

NOT USE

UNIT ID

ON12

0 5

9

4

8

3

7

2

6

10 5

9

4

8

3

7

2

6

1

PRIORITY

POWER

TALK

会議ユニット

標準マイク TS-903またはロングマイク TS-904

優先発言キー動作設定スイッチ投票起動設定スイッチ

優先チャイム消去設定スイッチ優先動作設定スイッチ

(TS-911カバー内部) (TS-811カバー内部)

議長ユニット底面

RESETOFFOFFPTT

ONALT

VOTEPRIORITY MODE

ON12

34

ONPRIORITYRESTORE

CHIME MUTERESET

OFF

PTT

ONNOT USEALT

PRIORITYRESTORECHIME MUTE

PRIORITY MODE

ON12

34

会議ユニットの設置と設定

※ 図は TS-911です。

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ファイバーワッシャー M5用(MB-TS900に付属)

ラック取付ねじ 5×12(MB-TS900に付属)

手順1で取り外したねじ(6本)

※ ラック取付ねじ 5×12は、当社のラック専用です。他のラックには使用しないでください。

2

3

1 ■センター装置 TS-910 両側面のサイドパネルを取り外す。外したねじは、手順 2で使用します。

ラックに取り付けるとき

サイドパネル

2 ■ラックマウント金具MB-TS900 をセンター装置の両側面に取り付ける。手順 1で外したねじを使って、取り付けます。

3 ■ラックマウント金具をラックに取り付ける。ラックマウント金具に付属のラック取付ねじとファイバーワッシャーを使って、取り付けます。

■■ センター装置をラックに取り付けるとき

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■■ 有線インターフェースをラックに取り付けるときラックに 1台取り付けるときは、別売金具MB-15B-BK を使用します。

本機

タッピンねじ3×14*1

タッピンねじ3×14*1

ラックマウント金具*1

ブランク金具*1

ファイバーワッシャー(M5用)*1ラック取付ねじ 5×12*1

タッピンねじ 3×8*1 * 1 MB-15B-BKの構成部品・付属品

* 2 MB-15B-Jの構成部品・付属品

ラックに 2台取り付けるときは、別売金具MB-15B-J を使用します。

タッピンねじ3×14*2

ファイバーワッシャー(M5用)*2

ラック取付ねじ 5×12*2

連結金具*2小ねじ M3×12*2

本機

タッピンねじ3×14*2

ラックマウント金具*2

本機

本機両側面のねじ 8本を外して別売金具を取り付けてください。

本機側面のねじ 4本を外して別売金具を取り付けてください。

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センター装置から操作することにより、有線インターフェース、増設ブリッジおよび会議ユニットの設置状況を確認できます。設置・接続が完了したら、設置状況を確認してください。

ご注意

設置確認モードの動作中は、議長ユニットによる優先発言を除く、すべての機能が動作しません。

1 ■センター装置の投票開始/終了ボタンを押しながら電源を入れる。センター装置の電池警告表示灯が点灯し、設置確認モードになります。① センター装置の投票結果モニター(1~

3)がすべて「0」の表示で点滅します。

② センター装置から接続確認信号が出力され、それを受信した会議ユニットのマイク部の表示灯が点滅します。

③ 会議ユニットから順次応答信号が送信されます。

④ 応答信号を受信したセンター装置から応答確認信号が出力され、それを受信した会議ユニットのマイク部の表示灯が点灯に変わります。

⑤ 投票結果モニター(1~ 3)に、それぞれ「議長ユニットの設置台数」「参加者ユニットの設置台数」「議長・参加者ユニットの合計設置台数」が点滅表示されます。

2 ■表示を確認したら、投票開始/終了ボタンを 1秒間押す。センター装置の電池警告表示灯、投票結果モニター(1~ 3)がすべて消灯します。会議ユニットのマイク部の表示灯が消灯して、設置確認モードが終了し、通常動作状態に戻ります。

設置状況を確認する

電池警告表示灯

投票結果モニター

点滅

点灯

PUSH

点滅 点灯

議長ユニットの台数

参加者ユニットの台数

議長・参加者ユニットの合計台数

消灯

消灯

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センター装置内の信号の流れ図

MIC 1入力

AUX 1入力

MIC 2入力

AUX 2入力

AUX 3入力

会議ユニットからの音声信号

録音出力

ライン出力

主音声

副音声

副音声 主音声 LINE REC OUT

有線インターフェース経由で各会議ユニットへ

MIX

CUT

MIX

CUT

MIX

CUT

マイクユニットMIX/CUTスイッチ(副音声用)

マイクユニットMIX/CUTスイッチ(主音声用)

AUX 3出力MIX/CUTスイッチ(主音声用)

連動

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■■ 発言方式を設定する同時発言可能な数を超えて、会議ユニットの発言キーを押したときの動作状態を、センター装置 TS-910の発言方式設定スイッチで選択できます。

■● Aモード:先押し優先(工場出荷時)先に押した順に発言可能となります。最大発言者数を超えて発言キーを押したとき、発言要求は受け付けられません。

(例)同時発言者数を「2」に設定しているとき

■● Bモード:後押し優先最大発言者数を超えて発言キーを押したとき、後から押された会議ユニットが発言可能となり、最初に押したユニットが発言できなくなります。

(例)同時発言者数を「2」に設定しているとき

発言方式設定スイッチ

機能設定のしかた■■同時発言者数を設定する

センター装置 TS-910の同時発言者数設定スイッチによって、同時に発言できる議長ユニットと参加者ユニットの合計台数を設定します。

会議の形態に合わせて「1」~「4」のいずれかの位置に設定してください。設定表示は、同時発言者数を表します。(工場出荷時は、「1」に設定されています。)

メ モ設定台数を超えたユニットで発言キーを押したとき、どのユニットから発言できるかは、発言方式設定( 次項)に従います。

同時発言者数設定スイッチ

TALK TALKTALK

会議ユニット[1台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON

[2台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON2台目:発言 ON

[3台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON2台目:発言 ON3台目:発言できません

TALK TALKTALK

[1台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON

[2台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON2台目:発言 ON

[3台目]

発言キーを押す

1台目:発言 OFF2台目:発言 ON3台目:発言 ON

会議ユニット

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■■ マイクオートオフ機能を設定する発言終了後にマイクを切り忘れても、約 30秒間発言がないと発言終了とみなし、自動的にマイクを切ることができる機能です。

センター装置 TS-910のマイクオートオフ設定スイッチを ONにすると、この機能が有効になり、無音状態が約 30秒続くと、自動的にマイクが切れます。この機能を使用しないときは OFFにしてください。(工場出荷時は、OFFに設定されています。)

ご注意● マイクオートオフ機能を ONに設定した場合、発言中でも約

30秒の無音時間があると自動的にマイクが切れます。 発言中に無音時間があるような会議のときは、スイッチを

OFFにしてお使いください。● 騒音の大きい所では、この機能が働かないことがあります。

マイクオートオフ設定スイッチ

■● Cモード:最初に押したユニット固定、2台目以降後押し優先1番最初に押された会議ユニットは、もう一度発言キーを自らが押して解除するまでは発言可能のまま固定されます。2台目以降は、Bモードと同様に後押し優先となります。

(例)同時発言者数を「2」に設定しているとき

TALK TALK TALKTALK

会議ユニット[1台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON

[2台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON2台目:発言 ON

[3台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON2台目:発言 OFF3台目:発言 ON

[4台目]

発言キーを押す

1台目:発言 ON2台目:発言 OFF3台目:発言 OFF4台目:発言 ON

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マイクユニットMIX/CUTスイッチの設定

主音声用 副音声用

センター装置 TS-910のマイクユニット MIX/CUTスイッチの設定により、会議ユニットの音声を主音声または副音声へ出力するかしないかを選択することができます。また、センター装置の各入力(MIC1、2および AUX1~ 3)も、スイッチの設定により出力先が変わります。

マイクユニットMIX/CUTスイッチ

MAIN SUB

MIX MIX

MIX CUT

CUT MIX

CUT CUT

会議ユニットMIC 1AUX 1MIC 2AUX 2AUX 3会議ユニットMIC 1AUX 1MIC 2AUX 2AUX 3会議ユニットMIC 1AUX 1MIC 2AUX 2AUX 3会議ユニットMIC 1AUX 1MIC 2AUX 2AUX 3

会議ユニットモニターセンター装置ヘッドホン*

主音声

出 力

副音声 ライン出力ヘッドホン*

センター装置

録音出力

○○

○○

入 力

* ヘッドホンモニター選択スイッチにより、MAIN(主音声)、SUB(副音声)、または LINE(ライン出力)のいずれかの出力を選択

※ ○ は、各入力が出力されることを表しています。 ー は、出力されないことを表しています。△ は、AUX3出力MIX/CUTスイッチ(TS-910の後面にあります)により、出力するかしないかを設定できます。

[スイッチの設定による入力と主音声・副音声の関係]● 会議ユニットの音声は、スイッチの設定に従います。 主音声用のスイッチ(MAIN)が MIXのときは主音声、副音声用のスイッチ(SUB)が MIXのときは副音声へ出力されます。

● MIC1入力と AUX1入力は、スイッチの設定に関係なく、議長優先発言を除き主音声へ出力されます。● MIC2入力と AUX2入力は、スイッチの設定に関係なく、議長優先発言を除き副音声へ出力されます。● AUX3入力は、スイッチの設定に関係なく、常に主音声と副音声へミキシングされます。

[スイッチの設定による入出力の関係]

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39

■■ 発言する

操作のしかた

PUSH

表示灯

発言表示灯

1 ■会議ユニットの発言キーを押す。発言表示灯とマイクの表示灯が点灯し、発言できる状態となります。表示灯が点灯している間は、モニタースピーカーから音は出ません。ご注意表示灯が点灯しないときは、発言できない状態です。

2 ■発言する。3 ■発言が終わったら、もう一度発言キーを押す。

表示灯が消え、モニタースピーカーから音が出るようになります。

メ モマイクを切り忘れても、約 30秒経過すると自動的にオフとなるマイクオートオフ機能があります。( P. 37)

※ 図は TS-911です。

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40

■■ 優先発言をする(TS-911、TS-811 のみ)議長ユニットには、他の発言者が発言しているときに優先的に発言できる機能があります。AUX1、AUX2、AUX3、MIC1、および MIC2より優先して発言できます。議長ユニット底面の優先発言キー動作設定スイッチの設定により、操作のしかたが異なります。

PUSH

表示灯

発言表示灯

(TS-911カバー内部)

(TS-811カバー内部)

優先チャイム消去設定スイッチ

優先動作設定スイッチ

議長ユニット底面

RESETOFFOFFPTT

ONALT

VOTEPRIORITY MODE

ON12

34

ONPRIORITYRESTORE

CHIME MUTE

RESETOFF

PTT

ONNOT USEALT

PRIORITYRESTORECHIME MUTE

PRIORITY MODE

ON12

34

1 ■優先発言キーを押したまま発言する。発言表示灯とマイクの表示灯が点灯し、優先発言できる状態となります。表示灯が点灯している間は、モニタースピーカーから音は出ません。他のユニットでは、単音チャイム*が鳴り、参加者ユニットからの発言はできなくなります。* 底面の優先チャイム消去設定スイッチで ONまたは

OFFの設定ができます。ON :単音チャイムは鳴りません。OFF :単音チャイムが鳴ります。(工場出荷時)

ご注意議長ユニットを複数台使用した場合、優先発言中であっても、他の議長ユニットで優先発言キーを押せば、発言ができます。(後押し優先)

2 ■発言が終わったら、優先発言キーを離す。表示灯が消え、モニタースピーカーから音が出るようになります。

※ 優先発言により発言を中断された他のユニットの状態は、優先発言が終わった後、優先発言をしたユニット底面の優先動作設定スイッチの設定に従います。RESTORE : 優先発言前の状態に復旧します。RESET : 発言中のユニットはすべてリセット

されます。(工場出荷時) 発言を中断された人が引き続き発言

したいときは、改めて発言キーを押す必要があります。

※ 優先発言をしたユニット自体は、設定に関係なく、優先発言後、元の状態に復帰します。

※ 図は TS-911です。

(TS-911カバー内部) (TS-811カバー内部)

優先発言キー動作設定スイッチ(工場出荷時の設定:PTT)

議長ユニット底面

RESETOFFOFFPTT

ONALT

VOTEPRIORITY MODE

ON12

34

ONPRIORITYRESTORE

CHIME MUTERESET

OFF

PTT

ONNOT USEALT

PRIORITYRESTORECHIME MUTE

PRIORITY MODE

ON12

34

■● 優先発言キーがPTT式に設定されているとき(工場出荷時)

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PUSH

表示灯

発言表示灯

(TS-911カバー内部)

(TS-811カバー内部)

優先チャイム消去設定スイッチ

優先動作設定スイッチ

議長ユニット底面

RESETOFFOFFPTT

ONALT

VOTEPRIORITY MODE

ON12

34

ONPRIORITYRESTORE

CHIME MUTE

RESETOFF

PTT

ONNOT USEALT

PRIORITYRESTORECHIME MUTE

PRIORITY MODE

ON12

34

1 ■優先発言キーを押す。発言表示灯とマイクの表示灯が点灯し、優先発言できる状態となります。表示灯が点灯している間は、モニタースピーカーから音は出ません。他のユニットでは、単音チャイム*が鳴り、参加者ユニットからの発言はできなくなります。* 底面の優先チャイム消去設定スイッチで ONまたは

OFFの設定ができます。ON :単音チャイムは鳴りません。OFF :単音チャイムが鳴ります。(工場出荷時)

ご注意議長ユニットを複数台使用した場合、優先発言中であっても、他の議長ユニットで優先発言キーを押せば、発言ができます。(後押し優先)

2 ■発言する。3 ■発言が終わったら、もう一度優先発言キーを押

す。表示灯が消え、モニタースピーカーから音が出るようになります。

※ 優先発言により発言を中断された他のユニットの状態は、優先発言が終わった後、優先発言をしたユニット底面の優先動作設定スイッチの設定に従います。RESTORE : 優先発言前の状態に復旧します。RESET : 発言中のユニットはすべてリセット

されます。(工場出荷時) 発言を中断された人が引き続き発言

したいときは、改めて発言キーを押す必要があります。

※ 優先発言をしたユニット自体は、設定に関係なく、優先発言後、元の状態に復帰します。

※ 図は TS-911です。

■● 優先発言キーがALT 式に設定されているとき

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■■ 投票する(TS-911、TS-912 のみ)投票開始/終了は、センター装置または議長ユニットから行うことができます。ただし、議長ユニットから投票開始/終了を行うには、図のように投票起動設定スイッチを ONにしてください。

1 ■投票できる状態にする。センター装置の投票開始/終了ボタンを 1秒以上押す。または、議長ユニットの投票キー「1」と「2」を同時に 1秒以上押す。

センター装置の投票結果モニター 1~ 3、会議ユニットの投票状態表示灯が点滅し、投票ができる状態になります。(このとき、投票結果表示は「– – – – – – 0」となっています。)投票動作中は議長ユニットからの優先発言キーによる優先発言のみが可能で、それ以外の発言中の会議ユニットはすべてオフになります。

2 ■投票する。会議ユニットの任意の投票キーを押す。会議ユニットの押したキーの投票状態表示灯が点灯します。(他の投票状態表示灯は点滅したままです。)このとき、センター装置の投票結果モニターには、それぞれの投票キーを押したユニットの集計数が表示されます。

メ モ・投票をキャンセルしたいとき点灯しているキー(投票したキー)をもう一度押してください。すべてのキーが点滅になり、投票はキャンセルになります。

・投票を変更したいとき点滅している任意のキー(投票したいキー)を押してください。先に押したキーは取り消され、後から押したキーが有効になり点灯します。

(センター装置の場合)

投票結果モニター

1秒以上押し続ける。

投票状態表示灯

(議長ユニットの場合)

1秒以上押し続ける

点滅

点灯(例)

投票起動設定スイッチ(工場出荷時の設定:OFF)

議長ユニット底面

RESETOFFOFFPTT

ONALT

VOTEPRIORITY MODE

ON12

34

ONPRIORITYRESTORE

CHIME MUTE

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3 ■投票を終了する。センター装置の投票開始/終了ボタンをもう一度、1秒以上押す。または、議長ユニットの発言キーを 1秒以上押す。会議ユニットからの投票操作が確定され、投票状態表示灯「1」~「3」が消灯します。センター装置の投票結果モニター「1」~「3」に、集計結果が表示されます。

ご注意センター装置から投票起動をした場合は、議長ユニットからは投票終了できません。議長ユニットから投票起動した場合は、センター装置からも終了ができます。

4 ■モニター表示をクリアする。センター装置の投票開始/終了ボタンをさらにもう一度、1秒以上押す。センター装置の投票結果モニターの表示内容がクリアされます。

(議長ユニットの場合)

TALKPRIORITY

1秒以上押し続ける

ハウリングが起こったら拡声器を使っていると、キーンという耳障りな音が発生することがあります。これをハウリング*といい、周囲の環境によりさまざまな周波数で発生します。本機内蔵の FBS(Feedback suppressor)機能は、簡単な操作でハウリングを効果的に抑制します(ハウリングを起こす周波数の音量を下げます)。また、内蔵の FBS機能で対応できない場合には外部のグラフィックイコライザー(別途用意)などを使って、より効果的なハウリング抑制を行うこともできます。

ご注意以下のハウリング対策は会議ユニットが原因のハウリングに対してのみ有効で、外部マイクが原因のハウリングに対しては効果がありません。ハウリング発生時に外部マイクの音量を絞り切るとハウリングが止まる場合は外部マイクが原因のハウリングです。その場合は、外部マイクの音量をハウリングが発生しないレベルまで下げるか、外部マイクをスピーカーから離して使用してください。

* スピーカーから出た音をマイクが拾ってしまい、その音をまたアンプが増幅し、さらにスピーカーが拡声するという一種のループ状態が生じたときに発生します。

■■ 内蔵の FBS機能を使用するFBSスイッチと FBS調節つまみを使用します。内蔵の FBS機能を使用するときは、まずオート動作でお使いください。

ご注意内蔵の FBS機能でハウリングを抑制できない場合は、会議ユニット間の距離を広くするか音量を下げる、または外部のグラフィックイコライザーなどをお使いください。( P. 44「外部のグラフィックイコライザーなどを使用する」)

■● オート動作で使用する

手順:■FBSスイッチをAUTOの位置に設定する。FBS機能が自動的にハウリングを起こす周波数を探し、その周波数の音量を下げてハウリングを抑制します。

FBSスイッチFBS調節つまみ

FBSスイッチ

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■■ 外部のグラフィックイコライザーなどを使用する

1 ■外部のグラフィックイコライザーを接続する。

2 ■ FBS スイッチをEXTの位置に設定する。

3 ■グラフィックイコライザーでハウリング対策を行う。グラフィックイコライザーの操作方法は、同機の取扱説明書をお読みください。

■● マニュアル動作で使用する

FBS機能をオート動作で使用してもハウリングが止まらない場合は、次の手順でそのハウリングが起こった周波数を探し、ハウリングを抑制します。

1 ■ FBS スイッチをMANUAL の位置に設定する。2 ■ FBS調節つまみを動かなくなるまで反時計方向に回し

ながら、ハウリングの聞こえなくなるポイントを探す。ハウリングポイントが見つかったら、そこで FBS調節つまみを止めて動かさないようにします。

ご注意FBS調節つまみが動かなくなったら無理に力を掛けないでください。つまみが壊れます。

3 ■ FBS 調節つまみが動かなくなってもハウリングが止まらない場合は、FBS調節つまみを動かなくなるまで時計方向に回しながら、ハウリングが聞こえなくなるポイントを探す。ハウリングポイントが見つかったら、そこで FBS調節つまみを止めて動かさないようにします。

※ 再度ハウリングが起こったときは、手順 2~ 3を繰り返して、改めてハウリングが起こったポイントを探します。

FBSスイッチFBS調節つまみ

123

センター装置 TS-910(後面)OUT IN

イコライザー

FBSスイッチ

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故障かな?と思ったら■■議長ユニット■TS-911/811、参加者ユニット■TS-912/812

症 状 調べるところ 処 置電源が入らない。 センター装置と有線インターフェース

の電源は入っていますか?センター装置の電源を入れ、有線インターフェースの ACアダプターを接続してください。

正しく接続されていますか? 接続を確認してください。( P. 23)スピーカー、ヘッドホンから音が出ない。

モニター切換スイッチの設定は適切ですか?(TS-911/912のみ)

音声が出力されている側に切り換えてください。

センター装置のマイクユニット MIX/CUTスイッチ設定は適切ですか?モニター音量調節器は適切に調節されていますか?

適切な音量に調節してください。

ヘッドホンプラグは奥まで差し込まれていますか?

ヘッドホンプラグを確実に差し込んでください。

発言ができない。 センター装置後面の短絡表示灯が点灯していませんか?

センター装置の有線インターフェース入出力端子に接続されたケーブルを点検してください。有線インターフェースの通電表示灯が

消灯していませんか?発言キーなど操作ができない。

ユニット番号は 001~ 192まででセットされていますか?

ユニット番号を 001~ 192の間で設定してください。( P. 31)

正しく接続されていますか? 接続を確認してください。( P. 23)優先発言中ではありませんか? 優先発言が終了してから使用してくだ

さい。発言中にマイクの表示灯が消灯する。

マイクオートオフ設定が ONになっていませんか?

発言中に長い中断がある場合は、マイクオートオフ機能を解除してください。

優先発言キーを押したときにチャイムが鳴らない。

センター装置後面の優先チャイム音量つまみが絞られていませんか?

適切な音量に調節してください。

議長ユニット底面の優先チャイム消去設定が ONになっていませんか?

優先チャイム消去設定スイッチを OFFにしてください。

マイクオートオフ機能が効かない。

空調などの暗騒音が大きくないですか?

暗騒音の大きいところでは、マイクオートオフ機能が効かない場合があります。騒音の小さな場所に設置するか、マイクオートオフ設定を解除してください。

■■ センター装置■TS-910症 状 調べるところ 処 置

電源が入らない。 電源コードまたは DCプラグが外れていませんか?

センター装置に付属の電源コード、DCプラグを正しく接続してください。( P. 22)

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仕 様■■センター装置■TS-910電 源 AC100 V、50/60 Hz(付属の ACアダプター使用)消 費 電 力 72 W消 費 電 流 最大 DC3 A(付属の ACアダプターより DC24 V供給時)搬 送 波 周 波 数 受信:音声チャンネル 1 7.35 MHz

   音声チャンネル 2 8.10 MHz   音声チャンネル 3 8.55 MHz   音声チャンネル 4 9.15 MHz   制御チャンネル 6.45 MHz送信:主音声チャンネル 1.95 MHz   副音声チャンネル 2.25 MHz

入 力 マイク 1(主音声) :-60 dB*、600Ω、不平衡、φ 6.3ホーンジャック(2P)マイク 2(副音声) :-60 dB*、600Ω、不平衡、φ 6.3ホーンジャック(2P)AUX1(主音声) :-20 dB*、10 kΩ、不平衡、φ 6.3ホーンジャック(2P)AUX2(副音声) :-20 dB*、10 kΩ、不平衡、φ 6.3ホーンジャック(2P)AUX3(主+副音声) :-20 dB*、10 kΩ、不平衡、φ 6.3ホーンジャック(2P)

出 力 ライン  :-20 dB*、10 kΩ、不平衡、φ 6.3ホーンジャック(2P)録音   :-20 dB*、10 kΩ、不平衡、φ 6.3ホーンジャック(2P)、      RCAピンジャックヘッドホン:φ 3.5ミニジャック(3P:モノラル)

外部イコライザー 入力:-20 dB*、10 kΩ、不平衡、RCAピンジャック出力:-20 dB*、10 kΩ、不平衡、RCAピンジャック

会 議 ユ ニ ッ ト接 続 可 能 台 数

192台

有線インターフェース入 出 力 端 子

BNCジャック

有線インターフェース接 続 可 能 台 数

4台(混合分配器を使用することで、最大 8台まで接続可能)

表 示 L E D 投票結果モニター 1~ 3(7セグメント LED、3桁)、音声信号受信表示灯 1~ 4 CH、データ信号受信表示灯、外部制御優先表示灯、外部制御通信表示灯、電池警告表示灯、短絡表示灯

外部制御接続端子 D-subコネクター(9P、オス)/ USB-B、選択式機能設定スイッチ 同時発言者数設定  :1/2/3/4

マイクオートオフ選択:ON/OFF発言方式選択    :A/B/C           (A:先押し優先/ B:後押し優先/ C:1台目固定→           2台目から後押し優先)イコライザー選択  :外部イコライザー /OFF/FBS AUTO/FBS MANUAL

使 用 温 度 範 囲 0~ 40℃使 用 湿 度 範 囲 90%RH以下(ただし結露のないこと)仕 上 げ パネル:表面処理鋼板、グレーメタリック(マンセル 10BG5/1近似色)、塗装、

    半艶寸 法 359(幅)× 118.8(高さ)× 138.2(奥行)mm質 量 2.8 kg* 0 dB = 1 V

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

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■● 付属品ACアダプター(コード長:DC側 1.8 m、AC側 2 m、AC側は着脱可能) ........... 1

■■ 議長ユニット■TS-811、TS-911、■参加者ユニット■TS-812、TS-912

品 番 TS-811 TS-812 TS-911 TS-912電 源 DC24 V(別売の有線インターフェース TS-918より供給)消 費 電 流 最大 60 mA変 調 方 式 周波数変調搬 送 波 周 波 数 送信: 音声チャンネル 1 7.35 MHz

音声チャンネル 2 8.10 MHz 音声チャンネル 3 8.55 MHz 音声チャンネル 4 9.15 MHz 制御チャンネル 6.45 MHz受信: 音声チャンネル 1.95 MHz

送信: 音声チャンネル 1 7.35 MHz 音声チャンネル 2 8.10 MHz 音声チャンネル 3 8.55 MHz 音声チャンネル 4 9.15 MHz 制御チャンネル 6.45 MHz受信: 主音声チャンネル 1.95 MHz 副音声チャンネル 2.25 MHz

入 力 マイク接続端子:XLR-4-31相当品(別売の TS-903および TS-904専用)出 力 モニタースピーカー:8Ω、0.2 W

ヘッドホン出力  :φ 3.5ミニジャック(3P:モノラル)× 2接 続 端 子 RJ45コネクター表 示 L E D 発言中(通信不良時:点滅)

電源(通信不良時:点滅)発言中(通信不良時:点滅)投票状態 1~ 3電源(通信不良時:点滅)

機 能 モニター音量調節器ヘッドホン音量調節器優先発言機能

モニター音量調節器ヘッドホン音量調節器

モニター音量調節器ヘッドホン音量調節器優先発言機能投票機能モニター切換(MAIN/SUB)

モニター音量調節器ヘッドホン音量調節器投票機能モニター切換(MAIN/SUB)

使 用 温 度 範 囲 0~ 40℃使 用 湿 度 範 囲 90%RH以下(ただし結露のないこと)仕 上 げ 操作部:ABS樹脂、グレーメタリック(マンセル 10BG5/1近似色)、塗装、半艶寸 法 210(幅)× 68.6(高さ)× 152(奥行)mm質 量 560 g 570 g

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

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■■ 標準マイク■TS-903、ロングマイク■TS-904品 番 TS-903 TS-904形 式 エレクトレットコンデンサーマイクロホン指 向 性 パ タ ー ン 単一指向性定格インピーダンス 1.8 kΩ定 格 感 度 レ ベ ル -37 dB(1 kHz、0 dB= 1 V/Pa)表 示 L E D 発言中(リングタイプ)周 波 数 特 性 100 Hz~ 13 kHz出 力 コ ネ ク タ ー XLR-4-12C相当品使 用 温 度 範 囲 0~ 40℃使 用 湿 度 範 囲 90%RH以下(ただし結露のないこと)仕 上 げ グーズネック部 :ステンレス(SUS301)、黒(マンセル N1.0近似色)

その他 :ABS樹脂、黒(マンセル N1.0近似色)全 長 368 mm 518 mm質 量 90 g 105 g適合ユニット(別売) 議長ユニット :TS-811、TS-911

参加者ユニット:TS-812、TS-912

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

■■ 有線インターフェース■TS-918電 源 AC100 V、50/60 Hz(付属の ACアダプター使用)消 費 電 力 74.4 W消 費 電 流 最大 DC3.1 A(ACアダプターより DC24 V供給時)利 得 上り:16.5 dB

下り:12.5 dB接 続 端 子 センター装置接続端子:BNCジャック

増設ブリッジ接続端子:RJ45コネクター表 示 L E D 接続確認(前面・後面パネルに各 3)、電源会 議 ユ ニ ッ ト接 続 可 能 台 数

24台(別売の増設ブリッジ TS-919B1× 21台、または TS-919B4× 6台を使用して)

使 用 温 度 範 囲 0~ 40℃使 用 湿 度 範 囲 90%RH以下(ただし結露のないこと)仕 上 げ パネル面:アルミ、黒(マンセル N1.0近似色)、3分艶、メラミン焼付塗装

ケース :プレコート鋼板、黒(マンセル N1.0近似色)寸 法 210(幅)× 44(高さ)× 296.5(奥行)mm質 量 1.6 kg

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

■● 付属品ACアダプター(コード長:DC側 1.8 m、AC側 2 m、AC側は着脱可能) .......... 1BNCプラグ付きコード(50 cm) ........................................................................... 1

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■■ 増設ブリッジ 4台用■TS-919B4電 源 DC24 V(別売の有線インターフェース TS-918より供給)消 費 電 流 最大 26 mA分 岐 損 失 上り:17.5 dB

下り:16.5 dB挿 入 損 失 上り:3 dB

下り:2 dB接 続 端 子 通信ケーブル接続端子:RJ45コネクター× 2

会議ユニット接続端子:RJ45コネクター× 4表 示 L E D 接続確認× 4会 議 ユ ニ ッ ト接 続 可 能 台 数

4台

使 用 温 度 範 囲 0~ 40℃使 用 湿 度 範 囲 90%RH以下(ただし結露のないこと)仕 上 げ ABS樹脂、黒(マンセル N1.0近似色)寸 法 176.2(幅)× 75(高さ)× 29.8(奥行)mm質 量 160 g

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

■■ 増設ブリッジ 1台用■TS-919B1電 源 DC24 V(別売の有線インターフェース TS-918より供給)消 費 電 流 最大 16 mA分 岐 損 失 上り:16.5 dB

下り:16 dB挿 入 損 失 上り:1 dB

下り:0.5 dB接 続 端 子 通信ケーブル接続端子:RJ45コネクター× 2

会議ユニット接続端子:RJ45コネクター表 示 L E D 接続確認× 1会 議 ユ ニ ッ ト接 続 可 能 台 数

1台

使 用 温 度 範 囲 0~ 40℃使 用 湿 度 範 囲 90%RH以下(ただし結露のないこと)仕 上 げ ABS樹脂、黒(マンセル N1.0近似色)寸 法 68(幅)× 60.3(高さ)× 24(奥行)mm質 量 40 g

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

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■■ 混合分配器■YW-1022(2分配)、YW-1024(4分配)品 番 YW-1022 YW-1024周 波 数 帯 域 1.6~ 1000 MHz(50~ 70 MHzを除く)分 配 損 失 4.5 dB ± 3 dB

(混合~分配 1、2端子間)8.5 dB ± 3 dB

(混合~分配 1、2、3、4端子間)入出力インピーダンス 75Ω同 軸 接 栓 混合端子:

BNCジャック、電流通過型(DC30 V以下、2 A以下)

分配端子 1、2:BNCジャック、電流通過型(DC30 V以下、1 A以下)

混合端子:BNCジャック、電流通過型(DC30 V以下、2 A以下)

分配端子 1~ 4:BNCジャック、電流通過型(DC30 V以下、1 A以下)

使 用 温 度 範 囲 -10~ +50℃使 用 湿 度 範 囲 90%RH以下(ただし結露のないこと)仕 上 げ ABS樹脂、グレー(マンセル 5Y7/1近似色)寸 法 75(幅)× 122(高さ)× 34(奥行)mm質 量 105 g 120 g

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

■● 付属品木ねじ 4.1× 25(本体取り付け用) ........... 2

■■ ラックマウント金具■MB-TS900仕 上 げ 表面処理鋼板、グレーメタリック(マンセル 10BG5/1近似色)、塗装、半艶寸 法 65.5(幅)× 177(高さ)× 61(奥行)mm質 量 680 g

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

■● 付属品ラック取付ねじ 5× 12 ............................. 4ファイバーワッシャー(M5用) ................ 4

■■ ラックマウント金具セット■MB-15B-BK仕 上 げ 表面処理鋼板、黒(マンセル N1.0近似色)、塗装、3分艶質 量 330 g金 具 セ ッ ト 構 成 ラックマウント金具 ... 2、ブランク金具 ... 1

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

■● 付属品ラック取付ねじ 5× 12 ............................. 4ファイバーワッシャー(M5用) ................ 4タッピンねじ 3× 14 ............................... 12タッピンねじ 3× 8 ................................... 9

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■■ ラックマウント金具連結金具セット■MB-15B-J仕 上 げ ラックマウント金具:表面処理鋼板、黒(マンセル N1.0近似色)、塗装、

          3分艶連結金具     :圧延鋼板、ニッケルめっき

質 量 120 g金 具 セ ッ ト 構 成 ラックマウント金具 ... 2、連結金具 ... 2

※ 本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

■● 付属品ラック取付ねじ 5× 12 ............................. 4ファイバーワッシャー(M5用) ................ 4タッピンねじ 3× 14 ................................. 8タッピンねじ 3× 8 ................................... 6小ねじ M3× 12 ........................................ 6小ねじ M3× 6 .......................................... 4

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