はじめにお読みくださいrm-cr リファレンスマニュアル2...

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はじめにお読みください 遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」をご使用いただくためには、機器のファームウェアをアッ プデートしていただく必要があります。下記のウェブサイトから最新のファームウェアをダウンロードし、アップデートを 実施してください。 https://download.yamaha.com/

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  • はじめにお読みください

    遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」をご使用いただくためには、機器のファームウェアをアッ

    プデートしていただく必要があります。下記のウェブサイトから最新のファームウェアをダウンロードし、アップデートを

    実施してください。

    https://download.yamaha.com/

  • はじめに.............................................................................................................................................................................................1お知らせ................................................................................................................................................................................................................ 1

    セットアップ .....................................................................................................................................................................................2周辺機器との接続................................................................................................................................................................................................. 2Web GUI でのセットアップ .............................................................................................................................................................................. 3

    各部の名称と機能..............................................................................................................................................................................9前面........................................................................................................................................................................................................................ 9背面..................................................................................................................................................................................................................... 10

    通信用機器との接続.......................................................................................................................................................................11コンピューターとの接続.................................................................................................................................................................................. 11スマートフォンとの接続.................................................................................................................................................................................. 14ビデオ会議システムとの接続 .......................................................................................................................................................................... 15

    拡張用機器との接続.......................................................................................................................................................................16ハンドマイクとの接続...................................................................................................................................................................................... 16アンプ内蔵スピーカーとの接続....................................................................................................................................................................... 16

    Web GUI ........................................................................................................................................................................................17RM-CRデバイスマネージャーの構成............................................................................................................................................................ 17RM-CRデバイスマネージャーの機能............................................................................................................................................................ 19アラートログ一覧.............................................................................................................................................................................................. 43

    このたびはヤマハ シグナルプロセッサー RM-CRをお買い求めいただき、まことにありがとうございます。本書では本製品のセットアップ、機能や仕様の詳細、Web GUI について説明しています。本製品を安全に正しくご使用いただくため、ご使用の前にRM-CR施工説明書(本製品に付属)と合わせて必ずよくお読みください。

    お知らせ• 本書に掲載されているイラストや画像は、すべて説明のためのものです。• 本書に記載されている会社名および商品名等は各社の登録商標または商標です。• 弊社では製品のソフトウェアを継続的に改善しています。最新版はヤマハウェブサイトからダウンロードできます。• 本書は発行時点での最新仕様で説明しています。最新版はヤマハウェブサイトからダウンロードできます。• 本書の記載内容の一部または全部を無断で転載することを禁じます。

    目次

    はじめに

    シグナルプロセッサー

    RM-CRリファレンスマニュアル

    RM-CR リファレンスマニュアル1

  • 本製品を使用するにはセットアップが必要です。はじめに本製品と周辺機器を接続し、続いてWeb GUI でセットアップを実施してください。

    周辺機器との接続本製品は遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」を構成する機器のひとつです。下の図を参照し、LANケーブルで本製品と周辺機器を接続してください。

    重要 :VXL1-16Pの背面には設定用のディップスイッチが搭載されています。LANケーブルを差し込む前に下の図のとおりにスイッチの上下を切り替えてください。2台の設定が一致しないようにする必要があります。

    セットアップ

    RM-CG

    SWR2311P-10G

    RM-CRVXL1-16P

    1台目 2台目

    RM-CR リファレンスマニュアル2

  • ADECIA は給電 /受電形式にPoEまたはPoE+を採用しています。また、接続形式にDante を採用しています。

    ご注意:Dante/PoE端子から LANケーブルを抜いて再度 LANケーブルを差す場合は5秒以上間隔を空けて実施してください。故障や誤動作の原因になります。:Dante ネットワーク内ではネットワークスイッチのEEE機能 (*) を使用しないでください。EEE機能に対応したスイッチ間では消費電力の相互設定が自動で調整されますが、相互設定の調整が正しく機能しないスイッチもあります。これにより、Dante ネットワーク内の不適切な場面でスイッチのEEE機能が有効になってしまう可能性があり、クロック同期性能が悪化して音声が途切れる場合があります。 そのため、以下の点にご注意ください。• マネージドスイッチを使用する場合、Dante を使用するすべてのポートの EEE機能をオフにしてください。EEE機能がオフにできないスイッチは使用しないでください。 • アンマネージドスイッチを使用する場合、EEE機能に対応したスイッチを使用しないでください。 これらのスイッチはEEE機能をオフにできません。* EEE (Energy Efficient Ethernet) 機能 : ネットワークのトラフィックが少ないときにイーサネット機器の消費電力を減らす技術。グリーンイーサネットや IEEE802.3az とも呼ばれる。

    Web GUI でのセットアップ本製品と周辺機器を接続したあとはWeb GUI「RM-CRデバイスマネージャー」でセットアップを実施してください。

    次のものを準備してください。• コンピューター• A-microB タイプのUSBケーブル(本製品に付属)

    1.本製品とすべての周辺機器が起動していることを確認する

    2.A-microBタイプのUSBケーブルで本製品とコンピューターを接続する

    3.コンピューターでブラウザ(Google ChromeまたはSafari)を起動させ、アドレスバーに「172.16.0.1」と入力するRM-CRデバイスマネージャーの初回ログイン画面が開きます。

    コンピューターUSBケーブル

    RM-CR リファレンスマニュアル3

  • 4.初回ログイン画面で[SIGN UP]ボタンをクリックする

    5.パスワード設定画面で任意のパスワードを設定し、[SUBMIT]ボタンをクリックする

    6.ログイン画面でパスワードを入力し、[LOGIN]ボタンをクリックするウィザードが起動します。

    RM-CR リファレンスマニュアル4

  • 7.ウィザードの表示に沿ってセットアップを続ける

    [1. WELCOME]

    [NEXT]ボタンをクリックする

    [2. REGISTER YOUR PERIPHERAL DEVICE]

    1 [SEARCH]ボタンをクリックする周辺機器が検出され、リストに表示されます。

    メモ :周辺機器が検出されない場合は LANケーブルの接続状態を再確認してください。VXL1-16Pについてはディップスイッチの上下も再確認してください(2ページを参照)。

    RM-CR リファレンスマニュアル5

  • 2 すべての周辺機器の[Stats」が[connected]と表示されているのを確認し、[NEXT]ボタンをクリックする

    [3. LOCATE PERIPHERAL DANTE SPEAKERS]

    スピーカーの[Position]を実際の取り付け位置に合わせて[Left]または[Right]に設定し、[NEXT]ボタンをクリックする

    メモ :[Hostname]右横の (アイデンティファイアイコン)をクリックすると該当するスピーカーのインジケーターが点滅し、取り付け位置を確認することができます。

    RM-CR リファレンスマニュアル6

  • [4. EXECUTE AUTOMATIC AUDIO TUNING]

    1 [EXECUTE]ボタンをクリックする画面が切り替わり、自動音響調整が始まります。

    重要 :精度を高めるため、調整中はできるだけ音を立てないでください。

    メモ :調整中はスピーカーから音が出ます。

    RM-CR リファレンスマニュアル7

  • 2 調整が完了したことを確認し、[NEXT]ボタンをクリックする

    [5. READY TO USE]

    [CLOSE]ボタンをクリックする

    以上でセットアップは完了です。

    RM-CR リファレンスマニュアル8

  • 前面

    1 (Power)インジケーター

    2 (Status)インジケーター

    メモ :エラーおよび重度のエラーの発生はアラートログとして記録されます。詳細は43ページをお読みください。

    3 (Bluetooth®)ボタン /インジケーター

    4 RESETボタン

    メモ :RESETボタンはイジェクトピンなど先が細いもので押してください。

    各部の名称と機能

    操作 Power インジケーター 本製品の状態LANケーブルをDante/PoE端子に差し込む 緑色に点灯 起動しているLANケーブルをDante/PoE端子に差し込む 緑色に点滅 起動している途中

    - 緑色に高速で点滅 供給される電力が不足している

    操作 Status インジケーター 本製品の状態Web GUI でアイデンティファイボタンを押す 白色に点滅 (アイデンティファイ機能に)応答している

    ファームウェアをアップデートする 白色に高速で点滅 ファームウェアをアップデートしている途中- 赤色に点滅 エラーが発生している- 赤色に高速で点滅 重度のエラーが発生している

    操作 Bluetooth インジケーター 本製品の状態Bluetooth 接続する 青色に明るく点灯 Bluetooth 接続している

    Web GUI で Bluetooth の使用を許可する 青色に暗く点灯 (Bluetooth を使用できるが)接続していない(Bluetooth の使用が許可された状態で)Bluetooth ボタン /インジケーターを

    4秒以上長押しする青色に高速で点滅 ペアリング待機状態 /ペアリングしている途中

    Web GUI で Bluetooth の使用を許可しない 消灯 Bluetooth を使用できない

    操作 Status インジケーター 本製品の状態RESETボタンを4秒以上~8秒未満

    長押ししてから離す(長押し中 /リセット中に)青色で1秒間に2回点滅

    ネットワーク関連の設定についてリセット待機状態 /リセットしている途中

    RESETボタンを8秒以上~12秒未満長押ししてから離す

    (長押し中 /リセット中に)青色で1秒間に3回点滅

    すべての設定についてリセット待機状態 /リセットしている途中

    1

    4

    2 3

    RM-CR リファレンスマニュアル9

  • 背面

    1 Network Port インジケーター(ネットワーク端子)

    2 Network Port インジケーター(Dante/PoE 端子)

    Network Port インジケーター 本製品の状態左側が緑色に点灯 リンクアップしている左側が緑色に点滅 データを転送している途中左側が消灯 リンクダウンしている

    右側が緑色に点灯 接続速度が1000M Link右側が消灯 接続速度が10M Link/100M Link

    Network Port インジケーター 本製品の状態左側が緑色に点灯 リンクアップしている左側が緑色に点滅 データを転送している途中左側が消灯 リンクダウンしている

    右側が緑色に点灯 (マスターとなる)周辺機器のワードクロックで動作している右側が緑色に点滅 ワードクロックのマスターとして動作している右側が橙色に点滅 ワードクロックがアンロックになっている

    1 2

    RM-CR リファレンスマニュアル10

  • 通信用機器との接続パターンを例示します。

    コンピューターとの接続次のものを準備してください。• コンピューター• A-B タイプのUSBケーブル(本製品に付属)

    メモ :USBドライバーをインストールする必要はありません。

    1.USBケーブルで本製品とコンピューターを接続する

    以上で接続は完了です。次のページを読み、正しく接続できていることを確認してください。

    メモ :コンピューターによって画面の表示が異なることがあります。

    通信用機器との接続

    コンピューターUSBケーブル

    RM-CR リファレンスマニュアル11

  • 【Windowsの場合】サウンドコントロールパネルを開き、[再生]タブおよび[録音]タブで[Yamaha RM-CR]が[既定のデバイス]に設定されていることを確認してください。設定されていない場合は[Yamaha RM-CR]を選択し、[規定値に設定]をクリックしてから[OK]をクリックしてください。

    メモ :必要に応じてマイクの感度(入力音量)を調整してください。[録音]タブで[Yamaha RM-CR]を選択し、[プロパティ]をクリックすると[エコーキャンセルスピーカーフォンのプロパティ]ウィンドウが開きます。[レベル]タブをクリックすると調整用のノブが表示されます。

    RM-CR リファレンスマニュアル12

  • 【macOSの場合】[サウンド]画面を開き、[出力]タブおよび[入力]タブで[Yamaha RM-CR]が選択されていることを確認してください。選択されていない場合は[Yamaha RM-CR]をクリックしてください。

    メモ :必要に応じてマイクの感度(入力音量)を調整してください。[入力]タブに調整用のノブがあります。

    RM-CR リファレンスマニュアル13

  • スマートフォンとの接続次のものを準備してください。• スマートフォン

    重要 :あらかじめWeb GUI で Bluetooth の使用が許可されている必要があります。詳細は23ページをお読みください。:本製品と複数のスマートフォンを同時にBluetooth 接続することはできません。

    【初めて接続するとき】1.本製品前面のBluetooth ボタン /インジケーターを4秒以上長押しする本製品がペアリング待機状態になり、インジケーターが青色に高速で点滅します。

    メモ :ペアリングとはBluetooth 接続に必要な情報を本製品とスマートフォンが登録し合うことを指します。

    2.スマートフォンのBluetooth を有効にし、[Yamaha RM-CR-XXXXXX](XXXXXXは本製品のMACアドレスに依存)を選択するペアリングが完了すると同時に接続が完了します。接続の完了はスマートフォンの画面で確認してください。

    重要 :工場出荷時点でパスキーは「0000」(数字)に設定されています。Web GUI で変更することもできます。

    メモ :ペアリングが完了しないまま60秒が経過すると本製品のペアリング待機状態が解除されます。:インジケーターが点滅している間にBluetooth ボタン /インジケーターを押すことでペアリング待機状態を解除できます。:本製品は最大8台のスマートフォンとペアリングできます。9台目とのペアリングが完了すると9台のうち最も古い日時にペアリングしたスマートフォンとのペアリングが解除されます。

    Yamaha RM-CR-xxxxxx

    RM-CR リファレンスマニュアル14

  • 【ペアリングされたスマートフォンを接続するとき】1.スマートフォンのBluetooth を有効にし、[Yamaha RM-CR-XXXXXX](XXXXXXは本製品のMACアドレスに依存)を選択する以上で接続は完了です。接続の完了はスマートフォンの画面で確認してください。

    【接続を遮断したいとき】Bluetooth 接続は下記のいずれかの方法で遮断できます。• 本製品のBluetooth ボタン /インジケーターを押す• スマートフォンのBluetooth を無効にする• 本製品またはスマートフォンの電源を切る

    メモ :Bluetooth に関する本製品の操作はWeb GUI で実施することもできます。

    ビデオ会議システムとの接続次のものを準備してください。• ビデオ会議システム• 片端または両端がステレオRCA端子のオーディオケーブル ×2本

    メモ :オーディオケーブルの端子のうち、ビデオ会議システムと接続する側については必ずしもステレオRCA端子である必要はありません。ビデオ会議システムの仕様に合ったケーブルを準備してください。

    1.オーディオケーブルで本製品とビデオ会議システムを接続する

    2.ビデオ会議システムの音声入出力の設定を確認 /変更する重要 :ビデオ会議システムのマイクおよびスピーカーは無効にしてください。

    ビデオ会議システム

    オーディオケーブル

    RM-CR リファレンスマニュアル15

  • 拡張用機器との接続パターンを例示します。

    ハンドマイクとの接続本製品とハンドマイクを接続することにより、自拠点で拡声しながら通話先と会話することができます。

    次のものを準備してください。• ハンドマイク

    1.本製品とハンドマイクを接続するメモ :ハンドマイクは同時に2本接続できます。

    アンプ内蔵スピーカーとの接続本製品とアンプ内蔵スピーカーを接続することにより、自拠点での再生範囲を拡大することができます。

    次のものを準備してください。• アンプ内蔵スピーカー• 片端または両端がRCA端子のオーディオケーブル

    ご注意:アンプ内蔵スピーカーは遅延や歪みが小さいものを使用してください。遅延や歪みが大きいものを使用すると通話先でエコーが発生する場合があります。

    メモ :オーディオケーブルの端子のうち、アンプ内蔵スピーカーと接続する側については必ずしもRCA端子である必要はありません。アンプ内蔵スピーカーの仕様に合ったケーブルを準備してください。

    1.本製品とスピーカーを接続するメモ :アンプ内蔵スピーカーは同時に2台接続できます。

    拡張用機器との接続

    ハンドマイク

    アンプ内蔵スピーカー

    オーディオケーブル

    RM-CR リファレンスマニュアル16

  • Web GUI「RM-CRデバイスマネージャー」では本製品およびADECIA の設定を確認 /変更できます。

    RM-CRデバイスマネージャーの構成各画面に割り当てられた機能については右列に記載のページをお読みください。

    Web GUI

    [HOME] [SYSTEM STATUS]

    [PERIPHERAL STATUS]

    [LED INDICATION STATUS]

    [MEDIA STATUS]

    [BLUETOOTH STATUS]

    [SETTINGS] [PASSWORD SETTINGS]

    [SECURITY SETTINGS]

    [DEPLOYMENT SERVER SETTINGS]

    [SYSLOG SETTINGS]

    [FRONT PANEL LED SETTINGS]

    [Admin]

    [DEVICE SETTINGS]

    [PAIRING SETTINGS]

    [Bluetooth]

    [DIAL SETTINGS]

    [FORWARDING SETTINGS]

    [Calls]

    [PRIORITY SETTINGS]

    [TRANSPORT SETTINGS]

    [Transport]

    [Network]

    [CONFERENCE SETTINGS][Dialer]

    [IP ADDRESS SETTINGS]

    [ETHERNET SWITCH SETTINGS]

    [HOSTNAME SETTINGS]

    [Peripheral] [DEVICE SETTINGS]

    [REGISTRATION SETTINGS]

    [SPEAKER POSITIONING SETTINGS]

    [Region] [SYSTEM SETTINGS]

    [TIME SETTINGS]

    [DAYLIGHT SAVING SETTINGS]

    [SIP] [SIP SETTINGS]

    [REGISTRATION SETTINGS]

    [MEDIA SETTINGS]

    [CONFIGURATION SETTINGS]

    19ページ

    19ページ

    19ページ

    19ページ

    19ページ

    21ページ

    21ページ

    21ページ

    21ページ

    21ページ

    23ページ

    23ページ

    24ページ

    24ページ

    26ページ

    27ページ

    27ページ

    27ページ

    29ページ

    29ページ

    29ページ

    30ページ

    30ページ

    30ページ

    31ページ

    31ページ

    32ページ

    32ページ

    33ページ

    33ページ

    RM-CR リファレンスマニュアル17

  • RM-CRデバイスマネージャーでは下記のアイコンが使用されています。

    インフォメーションアイコン:マウスオーバーすると、その項目に関する詳細情報が表示されます。

    アイデンティファイアイコン:クリックすると該当する機器のインジケーターが点滅します。

    リンクアイコン :クリックすると、その項目に関する別の画面へ誘導されます。

    重要 :RM-CRデバイスマネージャー上で設定を変更したあとは必ず[SUBMIT]ボタンをクリックしてください。[SUBMIT]ボタンは常に画面右上に表示されます。

    [AUDIO] [AUDIO INPUT STATUS][Input]

    [INTERFACE SETTINGS]

    [AUTOMATIC AUDIO TUNING]

    [Processing]

    [Output] [AUDIO OUTPUT STATUS]

    [Configuration] [EXPORT CONFIGURATION]

    [IMPORT CONFIGURATION]

    [RESET DEFAULTS]

    [TOOLS] [Update] [DEVICE STATUS]

    [FIRMWARE UPDATE]

    [Contacts] [EXPORT CONTACTS]

    [IMPORT CONTACTS]

    [Logs] [DOWNLOAD LOGS]

    34ページ

    36ページ

    36ページ

    37ページ

    39ページ

    39ページ

    40ページ

    40ページ

    41ページ

    41ページ

    41ページ

    42ページ

    RM-CR リファレンスマニュアル18

  • RM-CRデバイスマネージャーの機能

    [HOME]

    1

    2

    3

    4

    5

    RM-CR リファレンスマニュアル19

  • 1[SYSTEM STATUS]本製品の基本情報を確認できます。

    2[PERIPHERAL STATUS]周辺機器の基本情報および本製品との接続状態を確認できます。

    3[LED INDICATION STATUS]本製品前面のインジケーターの状態を確認できます。

    4[MEDIA STATUS]通話や音楽再生を使用中かどうかを確認できます。

    5[BLUETOOTH STATUS]• 本製品のBluetooth に関する基本情報を確認できます。• ペアリングされたスマートフォンの基本情報および接続状態を確認できます。

    RM-CR リファレンスマニュアル20

  • [SETTINGS]

    [Admin]

    1

    2

    3

    4

    5

    RM-CR リファレンスマニュアル21

  • 1[PASSWORD SETTINGS]RM-CRデバイスマネージャーにログインするためのパスワードを確認 /変更できます。

    2[SECURITY SETTINGS]通話履歴を残すかどうかを選択できます。

    3[DEPLOYMENT SERVER SETTINGS]• デプロイサーバーを使用するかどうかを選択できます。使用する場合、サーバーを自動で検出するか、手動で設定するかを選択できます。• サーバープロビジョニングの間隔を確認 /調整できます。

    4[SYSLOG SETTINGS]syslog サーバーを使用するかどうかを選択できます。

    5[FRONT PANEL LED SETTINGS]本製品前面のインジケーターの明るさを確認 /調整できます。

    RM-CR リファレンスマニュアル22

  • [Bluetooth]

    1[DEVICE SETTINGS]• Bluetooth を使用するかどうかを選択できます。• 本製品のBluetooth 接続用の名称およびパスキーを確認 /変更できます。• 本製品がペアリング待機状態を維持する時間を確認 /調整できます。• スマートフォンとのBluetooth 接続を遮断したときにペアリングを解除するかどうかを選択できます。

    2[PAIRING SETTINGS]•[PAIR]ボタンを押すと本製品をペアリング待機状態にできます。•[UNPAIR ALL DEVICE]ボタンを押すと、すべてのスマートフォンとのペアリングを一括で解除できます。

    1

    2

    RM-CR リファレンスマニュアル23

  • [Calls]

    1

    2

    RM-CR リファレンスマニュアル24

  • 1[DIAL SETTINGS]• MWI を有効にするかどうかを選択できます。• 本製品を着信拒否モードに設定できます。• 本製品を自動応答モードに設定できます。• 着信音を設定できます。また、着信音の音量を調整できます。• ボイスメール確認用の番号を設定できます。• SIP通話の最長時間を設定できます。• ダイヤルプランを設定できます。

    2[FORWARDING SETTINGS]着信の転送の仕方および転送先の番号を設定できます。

    RM-CR リファレンスマニュアル25

  • [Dialer]

    1[CONFERENCE SETTINGS]ユーザーが特別な操作をせずに通話に参加できるよう設定できます。

    1

    RM-CR リファレンスマニュアル26

  • [Network]

    1

    2

    3

    RM-CR リファレンスマニュアル27

  • 1[IP ADDRESS SETTINGS]• 本製品を使用するネットワークを設定できます。• DHCPを使用するかどうかを選択できます。

    2[ETHERNET SWITCH SETTINGS]本製品背面のネットワーク端子とDante/PoE端子が(内部的に)分離した状態で使用するか、統合した状態で使用するかを選択できます。

    3[HOSTNAME SETTINGS]本製品のホストネームを自動で設定するか、手動で設定するかを選択できます。

    RM-CR リファレンスマニュアル28

  • [Peripheral]

    1[DEVICE SETTINGS]RM-CRデバイスマネージャーで周辺機器を操作できるよう設定できます。

    2[REGISTRATION SETTINGS]•[SEARCH]ボタンをクリックすると周辺機器が検出され、ADECIA を構成する機器として登録されます。[REMOVE]ボタンをクリックすると登録が解除されます。•[VIEW]ボタンをクリックすると周辺機器専用のWeb GUI[Peripheral Detail]が開きます。

    3[SPEAKER POSITIONING SETTINGS] スピーカーの[Position]を実際の取り付け位置に合わせて[Left]または[Right]に設定できます。

    1

    2

    3

    RM-CR リファレンスマニュアル29

  • [Region]

    1[SYSTEM SETTINGS]本製品を使用する国または地域を設定できます。また、タイムゾーンを設定できます。

    2[TIME SETTINGS]NTPを使用するかどうかを選択できます。

    3[DAYLIGHT SAVING SETTINGS]本製品をサマータイムに対応させるかどうかを選択できます。

    1

    2

    3

    RM-CR リファレンスマニュアル30

  • [SIP]

    1[SIP SETTINGS]SIP を使用するかどうかを選択できます。

    2[REGISTRATION SETTINGS]SIP サーバーの登録について設定できます。

    1

    2

    RM-CR リファレンスマニュアル31

  • 3[CONFIGURATION SETTINGS]SIP の通話に関する設定を確認 /変更できます。

    4[MEDIA SETTINGS]• オーディオコーデックをドラッグアンドドロップで[Enabled]と[Disabled]に振り分けることができます。[Enabled]の四角の中で上の方に置かれたコーデックほど(本製品における)優先度が高くなります。• オーディオパケットを送信する間隔を確認 /調整できます。

    3

    4

    RM-CR リファレンスマニュアル32

  • [Transport]

    1[PRIORITY SETTINGS]SIP の QoSを有効にするかどうかを選択できます。

    2[TRANSPORT SETTINGS]SIP のネットワークに関する設定を確認 /変更できます。

    1

    2

    RM-CR リファレンスマニュアル33

  • [AUDIO]

    [Input]

    1

    RM-CR リファレンスマニュアル34

  • 1[AUDIO INPUT STATUS]接続形式ごと /接続された機器ごとにオーディオ入力の状態を確認できます。

    RM-CR リファレンスマニュアル35

  • [Processing]

    1[INTERFACE SETTINGS]本製品背面のAUX端子を有効にするかどうかを選択できます。

    2[AUTOMATIC AUDIO TUNING][EXECUTE]ボタンをクリックすると自動音響調整を実施できます。

    重要 :精度を高めるため、調整中はできるだけ音を立てないでください。

    メモ :調整中はスピーカーから大きな音が出ます。

    1

    2

    RM-CR リファレンスマニュアル36

  • [Output]

    1

    RM-CR リファレンスマニュアル37

  • 1[AUDIO OUTPUT STATUS]接続形式ごと /接続された機器ごとにオーディオ出力の状態を確認できます。

    RM-CR リファレンスマニュアル38

  • [TOOLS]

    [Update]

    1[DEVICE STATUS]• 本製品のファームウェアおよびDante のバージョンを確認できます。[Updatability]が[Ready]と表示されているときは本製品のファームウェアおよびDante をアップデートできます。• 周辺機器のファームウェアおよびDante のバージョンを確認できます。[Updatability]が[Connected]と表示されているときは周辺機器のファームウェアおよびDante をアップデートできます。

    重要 :Dante をアップデートするためには本製品の IPアドレスとDante の IP アドレスのネットワーク部が同一である必要があります。

    2[FIRMWARE UPDATE]• 四角の中にアップデート用ファイルをドラッグアンドドロップして[EXECUTE]ボタンをクリックするとファームウェアおよびDante を一括または個別でアップデートできます。• 任意の時間が経過したあとに自動でアップデートが実施されるよう設定することもできます。

    1

    2

    RM-CR リファレンスマニュアル39

  • [Contacts]

    1[EXPORT CONTACTS][EXPORT]ボタンをクリックすると本製品に登録されたSIP通話の連絡先をエクスポートできます。

    2[IMPORT CONTACTS]四角の中に連絡先ファイルをドラッグアンドドロップして[IMPORT]ボタンをクリックすると本製品にSIP通話の連絡先をインポートできます。

    メモ :インポート用の連絡先ファイルは①でエクスポートしたものを編集して作成してください。

    1

    2

    RM-CR リファレンスマニュアル40

  • [Configuration]

    1[EXPORT CONFIGURATION][EXPORT]ボタンをクリックすると本製品の設定をエクスポートできます。

    2[IMPORT CONFIGURATION]四角の中に設定ファイルをドラッグアンドドロップして[IMPORT]ボタンをクリックすると本製品に設定をインポートできます。

    メモ :インポート用の設定ファイルは①でエクスポートしたものを編集して作成してください。

    3[RESET DEFAULTS][RESET]ボタンをクリックすると本製品の設定をリセットできます。

    重要 :リセットする対象を必ず確認してから実施してください。

    1

    2

    3

    RM-CR リファレンスマニュアル41

  • [Logs]

    1[DOWNLOAD LOGS][DOWNLOAD]ボタンをクリックするとログをダウンロードできます。

    メモ :アラートログの表示が意味する内容および推奨される対策については次ページのアラートログ一覧をお読みください。

    1

    RM-CR リファレンスマニュアル42

  • アラートログ一覧

    表示 内容 対策

    important mic CH* broken *チャンネル目のマイクが壊れています。 ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    Bluetooth hardware error Bluetooth 機能が正常に動作していません。

    電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。問題が解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。Dante hardware error Dante が正常に起動していません。

    Firmware update failed, because of * ファームウェアアップデートに失敗しました。

    正しいファイルを使用してください。またはWeb GUI の[Update]画面の[Updatability]をご確認ください。

    Firmware update failed, because of internal error

    電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。問題が解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    SIP internal error SIP 動作に内部エラーが発生しました。 電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。問題が解決しない場合はメモリーの初期化を実施してください。それでも解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    SIP機能で内部エラーが発生しました。

    USB audio hardware error USBオーディオ機能が正常に動作していません。

    Web UI internal failure Web GUI 機能で内部エラーが発生しました。

    failed to start audio proc オーディオ機能が正常に動作していません。

    System error 機器が正常に起動していません。 電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。問題が解決しない場合はメモリーの初期化を実施してください。それでも解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    Power unstable 機器が正常に電源供給されていません。 PoE+対応のスイッチに接続してください。問題が解決しない場合は電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。それでも解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    Syslog setting error syslog サーバーまたはデバイス間のログ連携の設定更新に失敗しました。

    電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。問題が解決しない場合は設定の初期化を実施してください。logging error ログ機能の動作開始に失敗しました。

    Automatic audio tuning failed, because of internal error.

    内部エラーが発生したため、自動音響調整に失敗しました。

    電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。起動後に再度実施してください。

    Automatic audio tuning failed, because of speaker output too low.

    スピーカーからの出力レベルが低すぎるため、自動音響調整に失敗しました。

    スピーカーの接続および設定を確認し、再度実施してください。

    Automatic audio tuning failed, because of speaker output undetected.

    スピーカー出力が検知できないため、自動音響調整に失敗しました。

    Automatic audio tuning failed, because of measurement environment too noisy.

    使用環境のノイズレベルが高いため、自動音響調整に失敗しました。

    使用環境を確認し、再度実施してください。実施中は音を立てないようご注意ください。

    RM-CR リファレンスマニュアル43

  • Automatic audio tuning failed, because of audio input from peripheral Dante mic undetected.

    周辺デバイスのDante マイクからの音声入力が検知できないため、自動音響調整に失敗しました。

    Web GUI の[Input]画面でマイク入力の状態を確認し、再度実施してください。

    Automatic audio tuning failed, because of no peripheral Dante mic registered.

    周辺デバイスとしてDante マイクが登録されていないため、自動音響調整に失敗しました。

    システムにDante マイクを追加し、再度実施してください。

    Automatic audio tuning failed, because of peripheral network disconnection.

    周辺デバイスとの接続に問題が発生したため、自動音響調整が失敗しました。

    ネットワークの設定および接続を確認し、再度実施してください。

    Dante started in fail safe mode Dante がフェイルセーフモードで起動しています。

    Dante に問題が発生しています。Audinate 社のアップデートツールを使用し、フェイルセーフリカバリーを実施してください。

    Unable to configure Dante, because the Dante device is locked.

    Dante がロックしているため、設定が反映されません。

    Dante コントローラーからロックを解除してください。またはDante ドメインマネージャーの設定を見直してください。

    Resume data lost 設定が失われました。 メモリーの初期化を実施してください。問題が解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    Saving setting data failed 設定の保存に失敗しました。 電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。問題が解決しない場合はメモリーの初期化を実施してください。それでも解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    CPU temperature too high CPUの温度が高温になっています。 本製品の設置環境を見直してください。

    Fan hardware error ハードウェアエラーが発生しました。ファンの回転速度が異常です。

    電源をいったんオフにし、6秒以上間隔を空けてから電源をオンにしてください。問題が解決しない場合はヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    Too many devices on the network ネットワーク上に存在を認識した機器数が、その上限を超えました。

    ネットワークに接続している機器の数を減らしてください。

    Configuration import failed, because of file download failure (*)

    コンフィグレーションインポートのファイル取得に失敗しました。

    ネットワーク設定やサーバーアドレスの設定、インクルードも含めて、すべてのファイルの有無を確認してください。

    Configuration import failed, because of file format error (*)

    コンフィグレーションインポートのファイル形式が無効です。

    ファイルの内容を確認してください。

    Configuration import transfer failed, because of wrong filename or peripheral disconnected (*)

    コンフィグレーションインポートでファイル名に間違いがあるか、切断中のデバイス向けファイルのため実施できません。

    ファイル名およびデバイスの接続状態を確認してください。

    Configuration import failed, because the system is busy (*)

    システムが忙しいため、コンフィグレーションインポートを実施できる状態にありません。

    本製品の状態を確認してください。

    Configuration import failed, because of internal error (*)

    コンフィグレーションインポートが内部エラーにより実施できませんでした。

    再度実施してください。問題が解決しない場合はファームウェアアップデートまたは機器の初期化を実施してください。

    Schedule data lost スケジュール設定が失われました。 問題が多発するようでしたら、ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    Peripheral communication error システムを構成する機器がネットワーク上に見つかりませんでした。

    システムを構成するすべての機器の電源をオンにし、ネットワークに正しく接続されているかを確認してください。

    表示 内容 対策

    RM-CR リファレンスマニュアル44

  • SIP unavailable, because of server registration error

    SIP サーバーへの登録に失敗しているため、現在使用できません。

    本製品のSIP の設定やSIPサーバーの設定、ネットワークなどに問題がないかを確認してください。

    SIP server registration failed (code: *)

    SIP サーバーへの登録に失敗しました。 SIPサーバーからのエラーコードを元に本製品のSIP の設定やSIPサーバーの設定、ネットワークなどに問題がないかを確認してください。

    SIP internal error 内部エラーが発生したため、SIP機能が使用できません。

    本製品のSIP の設定に問題がないかを確認してください。

    Factory reset failed ファクトリーリセットに失敗しました。-

    * reset failed 部分リセットに失敗しました。

    Web UI login failure by * Web GUI ヘのログインに失敗しました。 パスワードを確認してください。

    Scheduling event failed, because of * スケジュール設定に失敗しました。 登録したイベントを確認してください。

    Bluetooth hardware restarted Bluetooth 機能が正常に動作していないため、ハードウェアを再起動させました(使用可能)。

    問題が多発するようでしたら、ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。

    Audio processing restarted オーディオ機能で不具合が発生したため、再起動させました。

    表示 内容 対策

    Manual Development Group© 2020 Yamaha Corporation

    2020年12月 発行IP-A0

    RM-CR リファレンスマニュアル45

    目次はじめにお知らせ

    セットアップ周辺機器との接続Web GUIでのセットアップ

    各部の名称と機能前面背面

    通信用機器との接続コンピューターとの接続スマートフォンとの接続ビデオ会議システムとの接続

    拡張用機器との接続ハンドマイクとの接続アンプ内蔵スピーカーとの接続

    Web GUIRM-CRデバイスマネージャーの構成RM-CRデバイスマネージャーの機能アラートログ一覧