波の重ね合わせの原理...

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.jhd < 1 > 波動課題2 わせ ように,2つ よ.ただし, [s] していく する. いずれ がってい する. わせ 変位 y yyがある. ぎた き, っているこ う. [演 2つ せよ. T[s] T[s] T[s] T[s] T[s] x x x x x x y y y y y y 解答はBDプレーン

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Page 1: 波の重ね合わせの原理 解答はBDプレーンhanakophysics.web.fc2.com/pdf/wave/wave001.pdf波動課題2 .jhd < 1 > 波の重ね合わせの原理 左図のように,2つの波が

.jhd < 1 >波動課題2  

波の重ね合わせの原理

左図のように,2つの波が

出会うときの合成波を作図せ

よ.ただし,時間はT―4[s]毎

の様子を追跡していくものと

する.波はいずれも単独でつ

ながっていないとする.

[波の重ね合わせの原理]

波の各瞬間の合成波の変位は

y=y1+y2の関係がある.

[波の独立性]

各波が通り過ぎたとき,元の

形の戻っていることを言う.

[演習]下図の2つの波の合成

波を作図せよ.

1―4T[s]

2―4T[s]

3―4T[s]

T[s]

5―4T[s]

x

x

x

x

x

x

y

y

y

y

y

y

解答はBDプレーン

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.jhd < 2 >波動課題2  

波の干渉

A B

上の図は2つの波源A・Bから同じ振幅,同じ波長,同じ位相で波が出ているときのある瞬間の様子を示している.実線は山の状態,破線は谷の状態を示している.(1)2つ山と山と,谷と谷とが出合い強め合っているところに●をつけよ.(2)波源からそれぞれ山と谷が出合い弱め合っているところを○で示せ.(3)弱め合っているところのうち,距離の差が等しいところを線で結べ.

(距離の差が1―2λ,3―2λの点を結ぶ)

[まとめ]2つの波源から離れた点Pについて次の条件のとき,強め合い,弱め合う.

強め合う条件 PA~PB=

弱め合う条件 P'A~P'B=

ただし,m=0,1,2,3………

[応用題]図を書いてみないと分からない波源A,Bを結んだ線上には定常波ができる.(1)両端を含め節の数はいくできるか.

(2)波源Aより紙面に沿って真上に向かって線を引くとき,その線上に振動していないところはいくつできるか.

(3)波源A,Bの位相がπずれたとき,AB間にできる定常波の節の数は両端を含めいくつできるか.

P P’

強め合う

弱め合う

k2×

2m

k2×

2m+1

解答はBプレーン

上の図では

強め合うのはm=0,1,2

弱め合うのはm=0,1

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.jhd < 3 >波動課題2  

縦波の表示

波がない場合

波のある場合

変換

横波を縦波に変換するには、次の約束が成立している。

y軸の正方向の変位は、x軸の正方向と等しくとる。

逆に、y軸の負の方向の変位は、x軸の負の方向の変位と等しくとる。

この原則を元に、上の横波を縦波に変換してみよう。

[まとめ]横波の表示であっても縦波を示している場合は、次の関係にあることを覚えておくこと

問題 次の図の実線は,右向きに進む縦波を表したものとする.破線で示された波は,0.5[s]後に初めてなった形を示している.以下の問いに答えよ.

a b

c d e f

g h io

50

(1)実線の波について,もっとも密な部分を記号で答えよ.

(2)実線の波について,もっとも疎な部分を記号で答えよ.

(3)実線の波について,静止している部分を記号で答えよ.

(4)実線の波について,右向きの速度の最大な部分を記号で答えよ.

(5)この波の波長,周期,波の速さをそれぞれ答えよ.

x

x

x

y

y

xcm

4 右向きに最大の速さの部分は波を少しずらして時計回

りに回転させるのがポイント

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.jhd < 4 >波動課題2  

波の発生

0[s]

T[s]8

T[s]8

T[s]8

T[s]8

T[s]8

T[s]8

T[s]8

T[s]

y

x

波源がy=sinωtで振動するとき,波が伝わっていく様子を下に書き込め.ただし,1―8T秒毎に1目盛り進

む.

作図から分かること.(1)振動が少しずつ遅れて波が伝わっていく様子

(2)波源が1回振動するとき,波は1波長だけ進む.

周期T[s],波長λ[m]とすると,波の伝わる速さv[m/s]は,

周期Tと振動数f[Hz]の間には,

また波の伝わる速さv[m/s]は,振動数f,波長λの間には次の関係がある.

x

x

x

x

x

x

x

x

y

y

y

y

y

y

y

y

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.jhd < 5 >波動課題2  

波の反射 波の屈折

補足説明 反射と屈折

ホイヘンスの原理一般に,波面が速さv

で進むとき,ある瞬間に

おける波面上の各点は,

新しい波源となって,そ

れらの各点から素元波が

速さ で送り出される.

これらの素元波を包むよ

うに接する面(包絡面)

が次の瞬間の波面とな

る.平面波の場合

円形波の場合

まとめ 法線 n12>1 n12<1

直角三角形は,斜辺が共通,残り 1辺の長さが等しいと き合同になる 。

したがって,角度が等しいから入射角=反射角という関係が導かれる

直角三角形の斜辺が共通である と き ,残り

の辺の比は, sinの比が一定になるこ とを意味する 。 したがって,媒質での速さがわ

かれば,sinの比がわかる

n

n

1→2

2→1

=

=

sin rsin i

v2

v1=

n1→2

1

=v1

v2

逆進性

一定

屈折の法則

波すべてで成立。

水の波,地震波,音,光

地球の内部構造は地震波

の研究から分かった。

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.jhd < 6 >波動課題2  

波の反射 自由端・固定端

下図のように,連続する波が右に進んで自由端で反射するとき,その合成波を作図して節とな

るところを求めよ.

下図のように,連続する波が右に進んで固定端で反射するとき,その合成波を作図して節とな

るところを求めよ.

0[s]

1―4T[s]

0[s]

1―4T[s]

弦楽器の場合は,その両端が固定端となる.腹が1,2,3の場合の定常波を下に作図せよ.

管楽器の場合,その端が開いているときは自由端の反射となり,閉じているときは固定端となる.

次の図の腹の数が一番少ない定常波を2つの場合について作図せよ.

両端が開いている場合 片方が閉じている場合

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.jhd < 7 >波動課題2  

下の図は左右から進む波によってできる定常波の様子を1-8T[s]毎に示したものである。

問 左図の線(細線・太線・極太線)は、次の波のどれを示しているか。

右に進む波

左に進む波

問 合成波が作図されていないところを完成せよ。

問 波の式を①y=sin(t-x)②y=-sin(t+x)

とすると、右に進む波は①,②のいずれか。

また、定常波の式を求めよ。

図の定常波の節・腹

の部分はどこか.

縦波であるとすると,密度の変化の激しいところはどこか.

0[s]

1-8T[s]

2-8T[s]

3-8T[s]

4-8T[s]

5-8T[s]

6-8T[s]

7-8T[s]

T[s]

定常波

y=sin

振幅が2倍tが一定なら

=2sin t cos x

y=Acos x

t-x +sin(

で波の形

t+x

xが一定ならy=Bsin t で振動の様子

y=Asin2p

任意の時間tでy=0は節を示す

=2Asin2p

これを満足するのは

x=k4

Tt

-kx

Tt

34

cos2p

k

+Asin2p

節~節=

kx

Tt

+kx

12k