西洋美術史 教員名 伊藤 淳 subject history of western art ·...

67
-1- 専攻科 芸術専攻 科目名 Subject 西洋美術史 HistoryofWesternArt 教員名 伊藤 淳 開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位 必修/選択 必修 授業形態 講義 科目の概要 西洋美術を歴史的流れで概説する。各時代に美術作品が制作された時代背景を踏まえつつ、主にス ライド映写で数多くの作品を解説する。しかし従来の歴史観から見る遺産を単に紹介するのではな く、その時代を貫く美的感覚にも焦点を当てつつ、現代の美意識と対比して検討してみる。また、 時代ごとの美容と服飾にも触れながら、当時のファッションにも注目する。授業を効率よく学習す るために、前半を前週に行った授業の再確認をし、後半で当週の内容を概要解説し、プロジェクタ ーによる個々の作品を詳説する。 授業の目標 人類が辿ってきた文化史を西洋美術という切口で光を当て、人間にとって美とは何かを考える。感 性を取り扱う分野だけに理論に余り偏らないようにし、美意識を養っていきたい。 時間外学習 日本の美意識を認識するためにも日頃から日本の美術作品や文化に触れてみる。実際に美 術館や博物館を訪れて作品を鑑賞した後、解説書などで知識を深め、ものの見方を訓練す ることを勧めます。 教科書・教材 教科書 特にありません。 教材 自作のプリントを使用する。 使用設備・備品 プロジェクター。 参考文献 授業中に指示する。 評価方法 毎回の授業参加評価と最終試験。それぞれ50ポイントとし、合わせて60ポイントを最低単位評 価とする。 なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。 履修上の注意 毎回、前回の授業の確認問題をするので筆記用具は必需品です。また最終試験を欠席した場合、か つ出席率が低い場合は、単位評価が出来ないので注意されたい。 本科目履修と 関連する資格 資格名 資格取得の流れ

Upload: others

Post on 25-Oct-2019

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

- 1 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 西洋美術史

History of Western Art 教員名 伊藤 淳

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 講義

科目の概要

西洋美術を歴史的流れで概説する。各時代に美術作品が制作された時代背景を踏まえつつ、主にス

ライド映写で数多くの作品を解説する。しかし従来の歴史観から見る遺産を単に紹介するのではな

く、その時代を貫く美的感覚にも焦点を当てつつ、現代の美意識と対比して検討してみる。また、

時代ごとの美容と服飾にも触れながら、当時のファッションにも注目する。授業を効率よく学習す

るために、前半を前週に行った授業の再確認をし、後半で当週の内容を概要解説し、プロジェクタ

ーによる個々の作品を詳説する。

授業の目標 人類が辿ってきた文化史を西洋美術という切口で光を当て、人間にとって美とは何かを考える。感

性を取り扱う分野だけに理論に余り偏らないようにし、美意識を養っていきたい。

時間外学習

日本の美意識を認識するためにも日頃から日本の美術作品や文化に触れてみる。実際に美

術館や博物館を訪れて作品を鑑賞した後、解説書などで知識を深め、ものの見方を訓練す

ることを勧めます。

教科書・教材

教科書 特にありません。

教材 自作のプリントを使用する。

使用設備・備品 プロジェクター。

参考文献 授業中に指示する。

評価方法

毎回の授業参加評価と最終試験。それぞれ50ポイントとし、合わせて60ポイントを最低単位評

価とする。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 毎回、前回の授業の確認問題をするので筆記用具は必需品です。また最終試験を欠席した場合、か

つ出席率が低い場合は、単位評価が出来ないので注意されたい。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 2 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 ○西洋における美とは

○西洋美術の見方

日本美術と西洋美術の特徴を把

握する。

第2回 ○古代エジプト美術

○エーゲ美術

古代エジプトの思想と芸術を理

解する。 前回の授業の確認問題①

第3回 ○古代ギリシャ美術 古代ギリシャ芸術のプロポーシ

ョンを理解する。 前回の授業の確認問題②

第4回 ○古代ローマ美術 古代ローマ建築と生活様式を理

解する。 前回の授業の確認問題③

第5回 ○初期キリスト教美術 新約聖書の物語を理解する。 前回の授業の確認問題④

第6回 ○ビザンチン美術 モザイクの光沢美を感じる。 前回の授業の確認問題⑤

第7回 ○ロマネスク美術 修道院生活における美術を知る。 前回の授業の確認問題⑥

第8回 ○ゴシック美術 中世の建築技術を理解する。 前回の授業の確認問題⑦

第9回 ○初期ルネサンス 遠近法の空間と人体表現を把握

する。 前回の授業の確認問題⑧

第10回 ○盛期ルネサンス

○マニエリスム

レオナルドなどのルネサンス三

大巨匠の特徴を理解する。 前回の授業の確認問題⑨

第11回 ○バロック美術 光と闇の演出を感じる。 前回の授業の確認問題⑩

第12回 ○ロココ美術 フランスの宮廷美に触れる。 前回の授業の確認問題⑪

第13回 ○新古典主義

○ロマン主義

古典美の復活とその反動を理解

する。 前回の授業の確認問題⑫

第14回 ○印象派・後期印象派 近代都市の発展と美的価値の変

化を理解する。 前回の授業の確認問題⑬

第15回 ○まとめ 西洋美術史の全体を再確認する。

- 3 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 日本東洋文化史

History of Japanese and Oriental Art 教員名 永田 真紀

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 講義

科目の概要 「日本文化とは何か?」をテーマに、歴史を紐解きながら、書画、禅、茶の湯を中心に、

その諸相を読み解いていきます。

授業の目標

・東アジアの文化、日本文化の枠組とその特徴を把握し、グローバリズムとローカリズム

を考察します。

・美術作品を鑑賞し、制作背景や材質・技法を見てゆきます。また、文房四宝など、作品

を取り巻く様々な要素を考えます。実際に道具に触れて体感します。

時間外学習 美術館・博物館などの展覧会見学。

教科書・教材

教科書 特にありません。

教材 授業のたびにプリントや資料を、教材用意します。

使用設備・備品 スライドプロジェクター

参考文献 必要に応じて授業内で提示します。

評価方法

課題レポート提出70%、授業内アンケート(感想・意識調査)30%

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 毎時間、感想アンケートを提出して貰います。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 4 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 日本文化の構造と本質 「日本的」とは何か。和洋、和漢

の構造で文化の本質を理解。

第2回 縄文弥生の美・装飾古墳 原始の想像力と美意識の理解。

第3回 東アジア仏教美術の受容 飛鳥・白鳳時代から天平美術まで

の寺院建築と彫刻。

第4回 和様化の美術 やまと絵の発生。書や蒔絵の意

匠。

第5回 物語絵巻-アニメの源流 『源氏物語絵巻』、『鳥獣人物戯

画』など、物語の絵画化を理解。

第6回 庭園・茶室・建築の美 芸術文化の場、空間プロデュース

第7回 雪舟『天橋立図』 絵画から知る土地の歴史物語。

第8回 南宋絵画の世界 日本に招来された南宋美術とそ

の影響

第9回 室町水墨名品紹介 水墨画の名品を見ながら技法を

学ぶ。

第10回 文房四宝を知る 筆墨硯紙の歴史や特徴を理解。実

際に筆を使って墨色を知る。

第11回 桃山美術-屏風絵と風俗画 「かざり」、「かぶく」の時代背景

及び風俗表現を見る。

第12回 画題の検証 山水・花鳥・道釈人物画など、画

題ごとに絵画作品を紐解く。

第13回 奇想の画家 若冲、蕭白、白隠の造形を見る。

第14回 歌麿と写楽、広重と北斎 出版文化と版画芸術。

第15回 近現代の東アジアの水墨画 現在の教育現場で教えられてい

る水墨画を知る。

- 5 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 色彩研究

Studies of Color 教員名 栗本 佳典

開講年次 2年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要

美容をはじめ、デザイン等さまざまな仕事で使うことのできる色彩の基礎の確認から応用

までを学び研究します。

配色計画やイメージ表現、パーソナルカラーなど実習を取り入れながら展開します。

授業の目標

色相、明度、彩度、トーンといった色彩の基礎を十分に理解した上で、カラーシステムや

配色計画について詳しく研究します。また、様々なテーマからイメージを膨らませ色彩構

成することによって、色彩計画の幅を広げ、感性を豊かにするとともに、より実践的なパ

ーソナルカラーの能力を身につけます。

時間外学習 展覧会やコンサートのチラシをファイルし、配色の資料集にして下さい。

教科書・教材

教科書

教材 カラーカード、ポスターカラー

使用設備・備品 デザイン教室(409)

参考文献

評価方法

提出作品および発表の内容や完成度で評価します。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名 タハライメージスタジオ・カラリストディプロマ

資格取得の流れ 授業内で取得

- 6 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

第2回 さまざまなカラーシステム

色の分類方法の違いや共通点を

知り、分類理論の幅を広げる。

第3回

第4回 色相と明度の関係

色に惑わされず、明度を見る力を

高める。

第5回

第6回 100色作成

多数の色を自由に作り、今まで作

った事のない色を作り出す。

第7回

第8回 配色カード 配色カードのしくみを知る。

第9回

第10回 配色技法

色彩文化の基礎となる、さまざま

な配色技法を身につける。

第11回

第12回 配色分析(ポスター)

デザイン作品の配色を分析し、色

彩感覚の幅を広げる。

第13回

第14回 配色分析(絵画)

絵画作品の配色を分析し、色彩感

覚の幅を広げる。

第15回

第16回 配色の色相移調

分析した配色の色相だけを変化

させ、新たな配色を見つける。

第17回

第18回 カラーイメージデータ

多くの人のカラーイメージを知

り、色彩イメージの効果的な演出

力を高める。

第19回

第20回 パーソナルカラー①

パーソナルカラーのコンセプト

やシステムを理解する。

第21回

第22回 パーソナルカラー②

パーソナルカラーにおける分析

法やイメージ表現を身につける。

第23回

第24回 パーソナルカラー③

より実践的なパーソナルカラー

の分析力や応用力を身につける。

第25回

第26回

課題研究 色彩について各自テーマを決め

て研究する。

第27回

第28回

第29回

第30回 研究発表 研究したものを発表する。

- 7 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 美術材料学

Exercises of Art Materials 教員名 栗本 佳典

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要

主として描画に用いられる各種の材料・画材の基本的な性質を、演習を通して理解します。

絵具が「発色」する仕組み、「顔料」と「媒質」によって絵具の特性が変化することと、

その特性に合わせた「描画技法」があることは、表現者として知っておくべき知識です。

絵画表現のみならず、美容芸術においても必須の知識といえます。

本講義は上記に加えて美術に関するリテラシーを高める導入教育的な意味もあります。

授業の目標 材料・画材の基本的な知識を理解する。

基礎的な美術の技法を知る。

時間外学習 非常に広範囲のことを扱うので、課外の作業が必要になることがあります。

教科書・教材

教科書 特に指定しません。

教材 プリント等、適宜用意します。

使用設備・備品 適宜用意します

参考文献 画材に関する参考書だけではなく、東西の画集を見ることを心がけてく

ださい。

評価方法

出席状況を最重要視して評価します。これに、課題に取り組む姿勢と熱意、提出課題の完

成度と提出状況を加点することで評価とします。配点は出席を 60%、その他を 40%としま

す。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 作業着としてツナギを用意してください。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 8 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

オリエンテーション

絵の具について

顔料を使って、絵の具を作りま

す。同じ顔料でもバインダーに

より性質が変わることを体験

します。

絵の具の成り立ち、性質を知る

第2回

第3回

水彩画(透明水彩)

<水彩画の基礎技法と描画>

透明水彩絵具と水彩紙の特性を

知る

・ターナー

第4回

第5回

油彩画

<油彩画の基礎技法と描画>

油絵具の特性を知る

・モネ・セザンヌ

(古典技法については講義のみ)

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回 テンペラ画1

<黄金背景テンペラの下地作り

テンペラ絵具の特性とハッチン

グ(線描)による混色技法を知る

・ワイエス・初期ルネサンス

第12回

第13回

テンペラ画2

<テンペラの基礎技法と描画>

第14回

第15回

- 9 -

第16回 テンペラ画2

<テンペラの基礎技法と描画>

テンペラ絵具の特性とハッチン

グ(線描)による混色技法を知る

・ワイエス・初期ルネサンス

第17回

フレスコ画

フレスコ技法の特性を知る

・ミケランジェロ

(フレスコは 1日で仕上げる

必要があるため、居残りの可能

性もある)

第18回

第19回

銅版画

<エッチング技法>

銅版画エッチング技法の特性を

知る

・レンブラント・デューラー

第20回

第21回

第22回

第23回

第24回

第25回

平版画

<リトグラフ>

リトグラフの特性を知る

・ルドン・ゴヤ

第26回

第27回

第28回

第29回

ふりかえり

<美術材料のレポート>

それぞれの画材や技法について

まとめる

第30回

- 10 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 平面造形演習Ⅰ

Two Dimensional Art Work Ⅰ 教員名 栗本 佳典

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要 鉛筆、色鉛筆、アクリル絵具などを使用して、表現力や造形力を高めるための平面作品を

制作します。

授業の目標 物の形やバランス、量感、質感などを客観的に正しく把握すると同時に、画面全体と部分

との関係、画面構成などを考える力を養います。 また、様々な描写法により画面を作り上げる能力を身につけます。

時間外学習 展覧会を見に行くなどして、優れた美術作品に数多く触れて下さい。

教科書・教材

教科書

教材

使用設備・備品 デッサン教室(309)

参考文献

評価方法

どれだけ高い目標を置いて取り組めたかという観点から、作品を評価します。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 11 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 オリエンテーション 学位取得に向け、作品制作につい

ての意識を高める。

第2回 質感表現① さまざまな質感を鉛筆だけで表

現する。

第3回 質感表現② さまざまな質感やイメージを鉛

筆だけで表現する。

第4回 自動描写と彩色 無意識による制作で作品の幅を

広げる。

第5回

キュビスム的デッサン

対象物を、自分の考えでアレンジ

する方法を発見し、画面上で構成

できる力を身につける。

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

名画のアレンジ

過去の名作を基に工夫し考える

ことで、画面構成力や応用力、発

想力を養う。

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回 批評会 自分が制作した作品を他人に説

明できる力を身につける。

- 12 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 平面造形演習Ⅱ

Two Dimensional Art WorkⅡ 教員名 栗本 佳典

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要 芸術学士取得のため必要な学習を行う。

授業の目標 油絵具の特徴を良く知り、思い通り使いこなせるようにする。特に色の出し方を修練し表

現の世界を深く豊かなものにする。過去のすぐれた絵画作品を鑑賞する。

時間外学習 特には行なわない。

教科書・教材

教科書 なし

教材 適宜用意する

使用設備・備品 美術教室で行う

参考文献 美術図書を常時用意する

評価方法 模写力、表現力の達成に加え、意欲的かつ独創的な作品が出来たかどうかを評価する。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 油絵具がついた衣類は洗濯出来ないものもあるから、衣服は汚れてもよいものを着用する

こと。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 13 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 オリエンテーション

油絵具の特徴や使い方を学習す

る。自分の模写してみたい名画を

探す。

第2回

作品の制作にかかる。過去の絵画

作品の色や形、質感などについて

油彩を用いて正確に再現する。

油彩模写(10号)

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

静物の形、その組み合わせ、構図、

そして、明暗や色彩の調和などに

注意しながら油絵具で表現する

静物画(10号)

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

第16回

第17回 以上の制作上の注意点をよく理

解できたかどうかについて評価

する。

作品の講評

第18回

自分が意欲を持って制作出来る

テーマを考え、これを充分ふまえ

た上で完成させる。

最終課題の制作(20号)

第19回

第20回

第21回

第22回

第23回

第24回

第25回

第26回

第27回

第28回

第29回

第30回

以上の制作上の注意点をよく理

解できたかどうかについて評価

する。

作品の講評 修了研究の説明も行う。

- 14 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 立体造形演習Ⅰ

Three Dimensional Art WorkⅠ 教員名 多田 牧子

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 実習

科目の概要 ワイヤーや紐、糸を使った立体の造形方法・表現法を学び作品制作する。

授業の目標

美的直感力・構想力・想像力を培い、どのようなニーズにも対応できる立体造形技術を身

に付け、思うように立体を表現できる喜びを体得させると共に、広い視野と柔軟な思

考の育成を目指す。美容師として必要な立体造形能力を引き出し、各自の個性を活かし

かつ高めることを目標とする

時間外学習 美術展や書籍でいろいろな立体作品を鑑賞することを心がけてください。

教科書・教材

教科書 特にありません。

教材 適宜用意します。

使用設備・備品 実習室(308)

参考文献 講義の時に必要であれば指示する。

評価方法

1. 出席状況(規定時間数以上の出席が原則)、意欲、計画性等。 2. それぞれの技術による作品、および課題作品(造形力、表現力、創造性等)による評価。 3. 自己評価レポートの提出

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

1. 授業への出席状況、受講の態度を重視する。

2. 授業の最初にその日の授業の概説を行うので遅刻しないように。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 15 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 全体を展望するスライドレクチ

ャー。世界のファイバーアート作

品等の紹介。

線から創る立体造形を認識する。

第2回 ワイヤーワークの基礎技法を説

明し、サンプル制作を行う。

線から面および立体を得るため

の手段を理解する。

第3回

ワイヤーを用い、「からませる」

の基礎技法を習得し、サンプル制

作を行う。

線から面および立体を得るため

の手段「からませる」の技術を習

得する。

第4回 ワイヤーを用い、「からませる」

の作品制作を行う。

線から面および立体を得るため

の手段「からませる」の技術を習

得する。

第5回

紐・糸等を用い、「結ぶ」の基礎

技法を習得し、サンプル制作を行

う。

線から面および立体を得るため

の手段「結ぶ」の技術を習得する。

第6回 紐・糸等を用い、「結ぶ」の作品

制作を行う。 線から面および立体を得るため

の手段「結ぶ」の技術を習得する。

第7回

紐・糸等を用い、「編む」の基礎

技法を習得し、サンプル制作を行

う。

線・面から立体を得るための手段

の習得「編む」の技術を習得する。

第8回 糸等を用い、「編む」の作品制作

を行う。 線・面から立体を得るための手段

の習得「編む」の技術を習得する。

第9回

糸・ワイヤー等を用い、「組む」

の基礎技法を習得し、サンプル制

作を行う。

線から面を得るための手段「組

む」の技術を習得する。

第10回 糸・ワイヤー等を用い、「組む」

の作品制作を行う。 線から面を得るための手段「組

む」の技術を習得する。

第11回

糸・ワイヤー等を用い、「織る」

の基礎技法を習得し、サンプル制

作を行う。

線から面を得るための手段「織

る」の技術を習得する。

第12回 糸・ワイヤー等を用い、「織る」

の作品制作を行う。 線から面を得るための手段「織

る」のの技術を習得する。

第13回 楮をかける技術を習得する。 ワイヤー作品の撮影の後、楮をか

けて、総合作品を製作する。

第14回 楮を掛けた作品を成形する。 ワイヤー作品の撮影の後、楮をか

けて、総合作品を製作する。

第15回 各自の作品の自己評価・提出・批

評を行う。 作品の自己評価ができるように

なる。

- 16 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 立体造形演習Ⅱ

Three dimensional art work Ⅱ 教員名 大須賀 万里子

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要 立体空間を理解・把握し、造形表現力や美的感性を深める為に、造形の理論を学びながら

さまざまな素材を用いて課題作品を制作する。

授業の目標

平面・立体の造形空間の仕組みや違いを理解し、多種多様な造形素材の特性を学ぶ。

素材の加工技術、色彩感覚、表現力、創造性、美的直感力、計画性を養い、広い視野と柔

軟な思考の育成をめざす。また、課題制作の楽しさを体験しながら、各自の特性を生かし

美容作品に応用できる能力を高める。

時間外学習 美術や美容に関連ある展覧会、書籍、映像等や美術大学の卒業制作展を数多く見る事

教科書・教材

教科書 必要に応じて指示、あるいは資料、プリント等を配布。

教材 授業毎に配布。

使用設備・備品 308教室、木工室で素材加工、制作、作品鑑賞等を行う。

参考文献 美術関連の書籍、映像等必要に応じて指示。

評価方法

制作過程、出席状況、完成した課題作品を含めた総合評価

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

・ その日の内容や工程の説明を、授業の最初に行うので遅刻しないこと。

・ 完成した課題作品は必ず各自で写真撮影をする。(修了研究のポートフォリオ用)

・ 授業内容の順序、回数等は進行状況により変更になる場合がある。

本科目履修と

関連する資格

資格名 芸術学士(大学評価学位授与機構申請)

資格取得の流れ 4月期または10月期

- 17 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1-2

・ 世界の主な現代美術作品の

説明と鑑賞

・ 以後の課題説明と準備等

多様な素材を用いた、現代美術の

理解と認識を深め造形表現の可

能性を学ぶ。

印象に残る作品や作者を

メモすること。

第3-4

「ボデイアートⅠ」

紙と型取材の造形 人体の構造と機能美を理解する。

人体(手)のデッサンを行

第5-6

回 同

手、腕をテーマに型取の技法や紙

素材の工法や可能性を体験する。

汚れてもよい服装か上着

を用意。

第7-8

「ボデイアートⅡ」

石膏の造形

石膏の技法を学び、流しこみを行

い石膏性の自分の手、腕を制作す

る。

汚れてもよい服装か上着

を用意。

第9-1

0回 同

手、腕の機能美を再認識し、より

造形的な美を創造し表現する。彩

色を施し、美容作品へつなげる。

完成した課題作品の撮影

第11-

12回

「レリーフ Ⅰ」

石膏応用とアクリル絵具の造形

光と影の効果を利用する半立

体・レリーフ表現を体験する。

デザインをきめておく。

(前回に説明する。)

第13-

14回 同

石膏の応用技法と、彫刻刀の使用

方法を学ぶ。仕上げにアクリル絵

具の特質を生かした彩色をする。

第15-

16回 同

彫刻刀の技法を学び、立体表現の

可能性やものつくりの楽しさ、さ

らに完成する喜び等を体験する。

完成した課題作品の撮影。

第17-

18回

「レリーフ Ⅱ」

紙粘土と木の造形

レリーフ表現の応用として、粘土

と木を用いる。硬い素材と柔らか

い素材の相違等を理解する。

デザインをきめておく。

(前回に説明する。)

第19-

20回 同

粘土の技法、木の加工法を学び

それらの特徴を把握させる。

第21-

22回 同

課題作品を完成する。

彩色の他、塗装等の表面処理を学

ぶ。

完成した課題作品の撮影

第23-

24回

「イメージと形」

発泡スチロールと粘土の造形

造形能力の基本のひとつ、発想力

を学ぶ。固定概念にとらわれない

豊かな感性を育む訓練。

第25-

26回 同

発泡スチロールの加工法や可能

性を体験し、粘土と組み合わせ彩

色し完成する。

完成した課題作品の撮影

第27-

28回

「ボックスアート」

木を主に各自で素材をきめる。

最後の課題作品。今まで学んだ素

材や技法を用い、各自で創意工夫

する。

第29-

30回 同 作品を完成し、批評会を行う。

完成した課題作品の撮影

- 18 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject

デザイン演習Ⅰ

Design WorkⅠ

教員名 林 美喜

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必 修 授業形態 演 習

科目の概要 観察、分析、発想をもとにデザインワークを学ぶ。

デザインスケッチ、図面表現等、プレゼンテーション技術も学ぶ。

授業の目標 作品制作により、デザイン行為の理解と目標に到達する力を養う。

又、基礎デザインの演習をくりかえし応用力を身につける。

時間外学習 色や形の小さな変化による見え方の違いを日常でも観察する。

教科書・教材

教科書 課題プリント配布、図版等印刷物配布。

教材 適宜、用意する。

使用設備・備品 PC、DVD、プロジェクター、AV機器

参考文献 課題に合わせ適宜提示。

評価方法

1.出席状況 2.講評 3.作品 の総合評価

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 作品制作が重要だが、学士申請に役立つので作品の保管を怠らない事。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 19 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 オリエンテーション 授業内容の理解 授業概要解説

第2回 イメージ伝達 デザインに必要なことを知る 発想、構成の基礎演習

第3回 講評 〃 〃

第4回 コラージュ色面構成 イメージと色の関係を知る 課題説明、制作、講評を通し

てデザインプロセスを知る

第5回 講評 〃 〃

第6回 スケッチテクニック デザイナーのためのスケッチ術を習

得する

うまい絵ではなく説明でき

る絵を描く

第7回 デザインワークとプロセス1:コン

セプトボード制作

デザインしたものを限られた紙

面にまとめる

デザインしたものを他者

に伝達する方法を知る

第8回 アイデアスケッチ、制作 〃 〃

第9回 〃 〃 〃

第10回 講評 〃 〃

第11回 デザインワークとプロセス2:課題

説明 毎回、途中経過の発表をする

デザインしたものを限られた紙

面にまとめる

デザインとプレゼンテーシ

ョンの実施

第12回 アイデアスケッチ、制作 〃 〃

第13回 コンセプトボード及び

デザインモデル制作 デザインしたものを立体にする 〃

第14回 制作 ボードとモデルでデザイン内容

を表現する 〃

第15回 プレゼンテーションと講評 〃 〃

- 20 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject デザイン演習Ⅱ

Design WorkⅡ 教員名 菊池 信二

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要

理解、観察、分析、発想をもとにデザインワークを学ぶ。

リサーチ、デザインスケッチ、視覚伝達表現等、プレゼンテーション技術も学ぶ。

実習を中心とし、作業を進める中で個々に指導を行う。

授業の目標 作品制作により、デザイン行為の理解と目標を到達する力を養う

デザイン領域に於いて自らテーマを提示し、表現できるようになる。

時間外学習

教科書・教材

教科書 必要に応じて随時、図版等印刷物配布

教材

使用設備・備品

一眼レフデジタルカメラ(三脚)・パソコン(Mac—ソフト:フォトショップ・イラストレーター)・スキャナー・プリンター・カラーコ

ピーなど。

参考文献

評価方法 1.出席状況 2.授業態度 3.作品 の総合評価

履修上の

注意 デザインワークにおけるプロセスの重要性から、基本的に遅刻、欠席は認めません。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 21 -

授業計画

到達目標 授業内容 当該授業を行う意味 その他

第1回

美容芸術におけるデザイン

の役割の把握。

1デザインとは

2美容芸術とデザイン

幅広いデザイン領域を知

ることにより、美容芸術

におけるデザインの役割

を把握する。

第2回

第3回

視覚言語の様々な表現の可

能性の習得。

視覚の多様性(1)

タイポグラフィアート制

作。

視覚の多様性の考察、演

習により、視覚言語の

様々な表現を把握する。

第4回

第5回

第6回

第7回

第14回

視覚伝達の様々な可能性の

習得。 視覚の多様性(2)

立体表現から、写真・言

語表現を通して、新しい

ストーリーを誕生させ、

視覚伝達表現作品を制

作。

視覚の多様性の考察、演

習により、様々な表現の

可能性を発見、構想、展

開できる様になること。

第15回

第28回

視覚伝達表現の様々な可能

性の習得とともに、デザイン

表現による「美」の提案の把

握。

視覚の多様性(3)

テーマに沿ったリサーチ

から、自己の思想とコン

セプトのもとに、デザイ

ンプロセスを経て、デザ

イン表現作品を制作。

テーマに沿ったリサーチ

から、デザインプロセ

ス・表現を経て、新しい

美の提案ができる様にな

ること。

第29回 問題点の理解とデザインプ

ロセスから、独自のデザイン

表現による解決法の把握。

講評会

プレゼンテーション

テーマに沿ったリサーチ

から、デザインプロセ

ス・表現を経て、新しい

美の提案ができる様にな

ること。

第30回

- 22 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject CG演習Ⅰ

Computer Graphics Exercise Ⅰ 教員名 金 珉楗

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要 よいデザインとは何なのか考察しながら、デザインの基礎を学び、デザイン作品制作を行

う。基本デザインアプリケーションに慣れ、テーマや方向性を決め、制作を行います。

授業の目標

1)基本デザインアプリケーションを使いこなす。

2)デザインを理解し、よりよいデザインについて考察する。

3)自分の表現に役立つようなCGの使い方を身につける。

時間外学習 授業は演習形式で、基本的に授業内での制作となります。必要に応じ、課題を出すことも

あります。

教科書・教材

教科書 無し

教材 プリント等、適宜用意します。

使用設備・備品 PC教室のPCを使用します。

参考文献 授業の中で、紹介します。

評価方法

出席40%。授業での取り組む姿勢30%、提出課題の完成度30%

※出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 データ保存のため、USBメモリは個人で用意してください。

※授業内容は、進捗状況によって変更になる場合があります。

- 23 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

オリエンテーション

デザインアプリケーションの 基礎 1

Adobe Illustrator の基礎、

Adobe Photoshopの基礎を習得す

冒頭15〜30分は、

「よいデザインとは」につ

いて講義とディスカッシ

ョン

第2回 デザインアプリケーションの 基礎 2

第3回 デザインアプリケーションの 基礎 3

第4回 デザインアプリケーションの 基礎 4

第5回

デザイン制作実践1 <ポスター、リーフレット、雑誌

の表紙など、媒体とテーマを一つ

決め、第1案をデザインする>

第6回

第7回

第8回 中間プレゼンテーション 課題を見つけ、修正できる 発表とディスカッション

形式

第9回

デザイン制作実践2 <ポスター、リーフレット、雑誌

の表紙など媒体とテーマを一つ

決め、第2案をデザインする>

同じテーマで別の切口でデザイ

ンできる。修正を重ね、よりよい

デザインをめざす

冒頭15分は、

「媒体別によいデザイン

とは」について講義とディ

スカッション

第10回

第11回

第12回

デザイン制作物のウェブでの活

Adobe Illustratorデータを Web

化する方法を習得する。 Webアプリケーションを使い、 効果的な発信の仕方を考察する。

第13回

第14回

第15回 最終プレゼンテーション 自分のデザインを皆に分かりや

すく、正確に伝える

発表とディスカッション

形式

- 24 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject CG演習Ⅱ

Computer Graphics Exercise Ⅱ 教員名 金 珉楗

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要

CG演習Ⅰで学んだことをさらに発展させ、デザインの理解を深め、作品制作を行う。

発信したい媒体(雑誌、広報パンフレットなど)を決め、企画を立て、制作を行う。

前半はグループで、後半は個人で制作を行い、最終的にウェブで公開する

授業の目標 デザイン企画能力を養い、目的に応じたデザインをすることができる。

印刷物への理解とウェブ媒体の理解を深める。

時間外学習 授業は演習形式で、基本的に授業内での制作となります。必要に応じ、課題を出すことも

あります。

教科書・教材

教科書 無。

教材 プリント等、適宜用意します。

使用設備・備品 PC教室のPCを使用します。

参考文献 授業の中で、紹介します。

評価方法

出席40%。授業での取り組む姿勢30%、提出課題の完成度30%。

※出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 データ保存のため、USBメモリは個人で用意してください。

※授業内容は、進捗状況によって変更になる場合があります。

- 25 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 オリエンテーション

デザイン企画の立案(グループ) <雑誌、広報パンフレット>

グループ(2〜3 人)を決め、企画を考える。必要なコンテンツに

ついて考え、プレゼンテーション

データを制作する

実践、発表とディスカッシ

ョン形式

第2回

第3回

デザイン制作実践 1 (グループ)

第4回

第5回 デザイン制作実践 2 (グループ)

第6回 グループ 1次プレゼンテーションと提出

企画について皆に正確に伝えら

れること

第7回

デザイン制作実践 3 (グループ)

必要なコンテンツを収集する。 (取材、撮影、編集など)

第8回

第9回

デザイン制作実践 3 (グループ)

第10回

第11回 デザイン制作実践 3 (グループ)

第12回

第13回

デザイン制作実践 4 (グループ)

第14回

第15回 グループ 2次プレゼンテーションと提出

皆にグループの成果物を分かり

やすく、正確に説明できる。 発表とディスカッション

- 26 -

第16回

デザイン企画の立案(個人) <ウェブ雑誌、ウェブでの広報、

映像など>

個人のウェブ企画を考える。

実践、発表とディスカッシ

ョン 第17回

デザイン企画 1次プレゼンテーションと提出 (個人)

デザイン企画の立案(個人)決定。 皆に自分の企画を分かりやすく、

正確に伝えられる。 第18回

第19回

デザイン制作実践 1 (個人)

必要なコンテンツを収集し、制作

する。 (取材、映像撮影、編集など)

冒頭30分は、

ウェブリテラシー、ウェブ

における情報の伝え方に

について講義

第20回

第21回

デザイン制作実践 2 (個人)

第22回

第23回

デザイン制作実践 3 (個人)

実践、発表とディスカッシ

ョン

第24回

第25回

デザイン制作実践 4 (個人)

ウェブ制作

第26回

第27回

第28回

第29回

ウェブで公開 最終プレゼンテーション

皆に自分の成果物を分かりやす

く、正確に説明できる。 発表とディスカッション

第30回

- 27 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 美容デザイン演習

Beauty Design Work 教員名 菊池 信二

開講年次 2年 開講時期 前期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要 理解、観察、分析、発想をもとにデザインワークを学ぶ。

リサーチ、デザインスケッチ、視覚伝達表現等、プレゼンテーション技術も学ぶ。

授業の目標 自己の思想とコンセプトのもとに、問題を発見し、最善の解決法を探りながら、

独自のデザイン表現で、新しい美を社会提案できるようになる。

時間外学習

教科書・教材

教科書 必要に応じて随時、図版等印刷物配布

教材

使用設備・備品

一眼レフデジタルカメラ(三脚)・パソコン(Mac—ソフト:フォトショップ・イラストレーター)・スキャナー・プリンター・カラーコ

ピー・アクリル絵具など。

参考文献

評価方法 1. 出席状況 2.授業態度 3.作品 の総合評価 なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしない。

履修上の

注意 デザインワークにおけるプロセスの重要性から、基本的に遅刻、欠席は認めません。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 28 -

授業計画

到達目標 授業内容 当該授業を行う意味 その他

第1回

デザインにおける美の把握。 デザインと美について 自然界に潜むデザインの

美の存在を把握する。

第2回

第3回

デザインにおける美の把握。 「デザインの美」

リサーチからプレゼンボ

ード制作

デザインの歴史を知るこ

とにより、デザインにおけ

る美を把握する。

第4回

第5回

第14回

視覚伝達表現の様々な可能

性の習得とともに、デザイン

表現による「美」の提案の把

握。

課題1

テーマに沿ったリサーチ

から、自己の思想とコン

セプトのもとに、デザイ

ンプロセスを経て、デザ

イン表現作品を制作。

テーマに沿ったリサーチ

から、デザインプロセス・

表現を経て、新しい美の提

案ができる様になること。

第15回

第28回

視覚伝達表現の様々な可能

性の習得とともに、デザイン

表現による「美」の提案の把

握。

課題2

テーマに沿ったリサーチ

から、自己の思想とコン

セプトのもとに美の新ブ

ランドを立ち上げる。

デザインプロセスを経

て、ロゴデザイン・ポス

ターなどの視覚伝達表現

作品を制作。

「美」の考察をもとに、テ

ーマに沿ったリサーチか

ら、デザインプロセス・表

現を経て、新しい美の提案

ができる様になること。

第29回 問題点の理解とデザインプ

ロセスから、独自のデザイン

表現による解決法の把握。

講評会

プレゼンテーション

テーマに沿ったリサーチ

から、デザインプロセス・

表現を経て、新しい美の提

案ができる様になること。

第30回

- 29 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject スタイルドローイング

Style Drawing 教員名 富田 知子

開講年次 2年 開講時期 前期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要

美容とは、人物を軸とした「美」である。その「美」には、個々の本来持つものと、時代

環境、その時々の思いを含め変化するものとがある。人間の美をある視点から切り取り、

表現する。B2水張りパネルを使用し、水彩、鉛筆等の素材でヘアメイクデッサンを行う。

授業の目標 美容の観点から人物を観察し、平面作品に置き換え、美容とは何かを絵画を通して考える

時間外学習

教科書・教材

教科書 ありません

教材 B2水張りパネル、鉛筆、水彩等

使用設備・備品 309を使用

参考文献 画集等

評価方法

作品提出50% 授業への取り組み50%

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 作品の途中でもプレゼンをするため、欠席は不可です。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 30 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 オリエンテーション 絵画技法における美容表現を考

える。

第2回 題材の検討イメージソースの収

集 水張りパネルの作成

第3回 題材の決定、エスキース エスキースを制作発表

第4回 作品制作 下絵を描く

第5回 作品制作 各自の行程で描く

第6回 作品制作 各自の行程で描く

第7回 中間講評 制作の方向性の確認

第8回 作品制作 各自の行程で描く 中間発表

第9回 作品制作 各自の行程で描く

第10回 作品制作 各自の行程で描く

第11回 作品制作 各自の行程で描く

第12回 作品制作 各自の行程で描く

第13回 作品制作 各自の行程で描く

第14回 プレゼンテーション準備 発表用原稿の準備 作品を写真撮影し、資料を

作成

第15回 プレゼンテーション 各自発表

- 31 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 写真表現演習

Photography 教員名 福田 雄三

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要 映像の基礎となる写真の理論と実習。

授業の目標

映像表現と伝達手段の中心となる写真の歴史と写真の特性を習得。カメラの原理、光の性

質、レンズやフィルム、デジタルカメラ等を実習習得、各自イメージの表現と定着を期す

る。

時間外学習 より良い映像表現を得る為、写真の持つ多くの特性を実習を通し理解し、表現する。

教科書・教材

教科書 授業毎、プリント配布

教材 適宜用意

使用設備・備品 全手動カメラ

参考文献 「ヨーロッパ写真史」

評価方法

作品、出席日数

(授業内容の理解度、機械の取り扱い技術の習得、表現意図)

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 課題の作品提出

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 32 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 写真の発明と基本的知識 写真全般の理解

カメラ・感光材料の発達と

映像表現

第2回 写真撮影の原理について説明

光の性質の理解と光による造型

第3回 ポジフィルムによる撮影実習

光による表現 第4回 レンズのメカニズムについて解

光のコントロール

第5回 絞り、シャッタースピードについ

て解説

第6回 ブレとボケと動感の表現 対象物の動きを捉える 表現の巾を広げる

第7回 レンズの特性と特性を生かした

表現

望遠、広角レンズについて理解す

る 写真に於ける遠近の違い

第8回 レンズの視覚力マクロレンズに

よる撮影実習 レンズの対象物の捉え方を理解

肉眼を超えるレンズの視

第9回 ポートレートのライティング ライティングの基本を理解

光の性質・角度による表情

の変化の視覚化

第10回 ポートレートの撮影 ライティングの実習による理解

習得

第11回 作品講評 制作意図と作品 イメージと作品の相違を

確認する

第12回 デジタルカメラの特性について ホワイトバランスと感光度の設

デジタルカメラの持つ機

能を駆使し、映像を完成 第13回

デジタルカメラによる撮影 銀塩写真との相違を理解する

第14回

第15回 作品講評 制作意図 制作意図と作品の相違を

通して写真を理解する

- 33 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 描画技法

Drawing 教員名 栗本 佳典

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 演習

科目の概要 対象物の形や構造、明暗を正確にとらえる方法を学び、描いた物と対象物を比較しながら

根気強く描写することにより、目と脳と手の総合的なトレーニングを行います。

授業の目標

物体や人体の形を、先入観にとらわれることなく客観的にとらえ表現する力を高めるとと

もに、常に全体を意識しながら部分とのプロポーションを見る力を身につけます。

デッサン力を高めることで、頭の中のイメージを表現する力も身につけます。

時間外学習

教科書・教材

教科書

教材 鉛筆、ボード、スケッチブック

使用設備・備品 デッサン室(309)

参考文献

評価方法

提出作品の評価および作品に取り組む姿勢で評価します。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 34 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

基礎デッサン 形の成り立ちや形の中にある構

造をとらえる力を高める。

第2回

第3回

写真の人物デッサン 人物の形や明暗を捉える力を高

める。

第4回

第5回

第6回

細密描写 物をしっかりと観察し、精密に描

く。

第7回

第8回

石膏デッサン

顔の形、パーツ、体との関係、立

体感、明暗などを総合的に捉え表

現する力を高める。

第9回

第10回

第11回

第12回

人物スケッチ 人物の構造やバランスを短時間

でとらえる。

第13回

第14回

第15回 批評会

- 35 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject ファッション情報研究

Fashion Information Studies 教員名 森 秀男

開講年次 2年 開講時期 後期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要

1.ファッション情報についての基本から応用まで、様々な観点から研究し学ぶ。

2.業界の最新動向を把握し、情報の有効な活かし方を演習によって体得する。

3.授業計画は、市場の変化、学生の理解度や進捗度により、多少の変更の

可能性があります。

授業の目標 1.ファッション情報研究を通して、広い視野と人間性、専門性を養成する。

2.学生諸君がキャリア設計をする際に、自主的に判断し実践できるようにする。

時間外学習 未定です。

教科書・教材

教科書 特になし

教材 ファッション雑誌(1〜2冊)を学生各自で用意する。

毎回の授業でプリントや資料を配布する。

使用設備・備品 プロジェクター、印刷資料の投影機、DVD&ビデオの再生機

パソコン&プリンター(演習用のマップ制作のため)

参考文献 必要に応じて表示する

評価方法

・演習課題によって評価する。

時代性25%、市場性25%、創造性25%、完成度25%の割合で評価する。

・演習作品(ファッション情報研究マップ)の未提出の場合は単位を未認定とする。

・欠席が授業の3分の1以上の場合、単位を未認定とする。

履修上の注意

・毎回、演習を行ないますので、欠席や遅刻をしないように心がける。

・ファッション雑誌を各自で用意して授業毎に持参する。

・演習用に、必要用具を持参する。

ハサミ、カッター、のり、ものさし、色鉛筆、マーカーなど

本科目履修と

関連する資格

資格名 特になし

資格取得の流れ 特になし

- 36 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

オリエンテーション

授業内容、演習、成績評価など

ファッション情報の概要

ファッション情報とは、その分類など

授業内容を充分に理解する。 授業では毎回

演習を行なう。

第2回 ファッション・トレンド情報1

ディレクション&スタイリング情報 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第3回 ファッション・トレンド情報2

カラー&素材情報 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第4回 ファッション・トレンド情報3

ファッション・イメージとその分類 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第5回 ライフスタイル情報1

ライフスタイルとその分類 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第6回

ライフスタイル情報2

ライフオケージョンとその分類

授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第7回

マーケット情報1

ラグジュアリ−ブランド&企業

授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第8回 マーケット情報2

SPA型企業&小売企業 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第9回 マーケット情報3

ソーシャル・メディア 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第10回 演習のための制作1 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第11回 演習のための制作2 授業内容を充分に理解する。 演習をする。

第12回 演習のための制作3 演習課題の制作をすすめる。 制作をする。

第13回 演習のための制作4 演習課題の制作をすすめる。 制作をする。

第14回 演習のための制作5 演習課題の制作をすすめる。

プレゼンテーションの準備 制作をする。

第15回 プレゼンテーション 説得力のあるプレゼンテーショ

ンをする。 成績評価する

- 37 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 批評概論

Criticism Discussion 教員名 伊藤 淳

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 講義

科目の概要

ある作品を見た時、また音楽を聞いた時に人は様々な感じ方をします。それを相手に伝

えるのには感情的に表現する方法がある一方、客観的な視点から評価する方法もありま

す。この講義では後者の立場で、作品における作者や時代背景、風俗、歴史、民俗といっ

たファクターを切り口に自由に考えてみたいと思います。

授業内容は、対話形式であらゆるジャンルの作品を検討しながら、情報をそのまま受け

入れるのではなく、自分ならではの批評力の基礎を身につけます。また、受講者の趣向や

要望によっては授業内容を柔軟に対応します。

授業の目標

授業では、テキストを踏み台に自由に意見交換をします。その中で論理的思考を学び、

それを他者に伝える能力を養うことを目標とします。

発言力と同時にそれを紙面で客観的に文章化するのが最終目標となります。失敗を恐れ

ず場数を踏めば必ず目標地点まで行けますので楽しみながら学んでいきましょう。

時間外学習 ジャンルを問わず、出来るだけ多くの本を読んでください。またスマート・フォンなど

から得た情報が正しいものかどうかを日頃から注意力を養ってください。

教科書・教材

教科書 「時代の目撃者」ピータ・バーク(中央公論美術出版)

教材 適宜用意します。

使用設備・備品 PCによるパワーポイントを使います。

参考文献

「大学生のためのレポート・論文術」小笠原喜康 講談社現代新書

「名画の見かた」視覚デザイン研究所編

「西洋絵画の主題物語Ⅰ 聖書篇」美術出版社

「西洋絵画の主題物語Ⅱ 神話篇」美術出版社

評価方法

出席状況を最重要視し、課題に取り組む姿勢と熱意、批評発表とそのレジメを加点して

評価します。配点は出席を60%、その他を40%とします。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 配布したテキストを必ず持参して出席すること。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 38 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 テキスト「時代の目撃者」の概要 テキスト全体の内容を把握する。

第2回 序章〈視覚イメージの語るもの〉 イメージの多様性を知る。

第3回 第一章〈写真と肖像画〉 写真は、はたして真実を語ってい

るかを検討する。

第4回 第二章〈図像学と図像解釈学〉 美術作品における解釈の可能性

と限界を知る。

第5回 第三章〈聖なるものと超自然的な

るもの〉 宗教画の基本的な見方を学ぶ。

第6回 第四章〈権力と抗議〉 政治的背景を持つ作品を知る。

第7回 第五章〈視覚イメージを通して見

る物質文化〉

視覚資料の重要性と注意点を知

る。

第8回 第六章〈社会の姿〉 美術作品に見る社会風俗を検討

する。

第9回 第七章〈他者のステレオタイプ〉 異文化の表現方法を知る。

第10回 第八章〈眼で見る物語〉 表現者と読み手の関係を知る。

第11回 第九章〈目撃者から歴史家へ〉 映画解釈の多様性を知る。

第12回 第十章〈図像学を超えて?〉 美術作品における解釈の可能性

と限界を知る。

第13回 第十一章〈視覚イメージの文化

史〉 社会学としての作品解釈を知る。

第14回 批評作品のディスカッション 評論に値する提出課題の選定を

する。

第15回 批評の発表 他者に作品の批評を伝える。

- 39 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 英語演習

Using English in Real Life 教員名 John Parker

開講年次 1年 開講時期 通年 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 演習

科目の概要

授業の目標 The purpose of this course is to provide our students with opportunities to use

English in a real and professional environment.

授業の運営方針

The majority of the class time for this course will be conducted outside of school,

in real situations, actually interacting with and communicating with native English

speakers.

時間外学習 Students will be required to prepare sample dialogs and conversation topics prior

to each outside event.

教科書・教材

教科書 Salon English for Hairstylists

教材 A4 hard cover notebook for each student shall be used

使用設備・備品 Video camera shall be used for use in recording students’

communication with foreign models during the course.

参考文献 NA

評価方法 Students will be evaluated both in speaking examinations and written translation

examinations.

履修上の

注意

関連科目と

そ の 内 容

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 40 -

授業計画

到達目標 授業内容 当該授業を行う意味 その他

第1回 Orientation / Explanatory

session

Detailed explanation

of the course

To explain the contents

of the course in detail

第2回

第3回

Tokyo International Players

English Theater Group

Spring Musical

Communicating with native

English speakers in a

professional setting

Students shall be

responsible for

preparing relevant

conversation ideas

in advance and will

have the opportunity

to actually

communicate with

native English

speakers

To give students the

opportunity to have

actual one on one

communication with

native English speakers

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回 Young Americans

Japan Tour Summer 2014

1-day Workshop

Communicating with native

English speakers in a

professional setting

Communication with

native speakers

through a music and

dance workshop

Participation in a

one-day Young Americans

Music and dance

workshop to provide

students with the

opportunity to interact

with native speakers

第9回

第10回

第11回

The American School in Japan

Student Exchange

Communicating with native

English speakers in a

professional setting

Students shall be

responsible for

preparing relevant

conversation ideas

in advance and will

have the opportunity

to actually

communicate with

native English

speakers

Participation in at

least two of the three

annual exchange events

between YCA and ASIJ in

order to give students

the opportunity to have

actual one on one

communication with

native English speakers

第12回

第13回

第14回

第15回 Final evaluation /

Portfolio creation Create portfolio

To understand what

effect real interaction

with native English

speakers can have on the

students English

communication skills

専攻科 芸術専攻

- 41 -

科目名

Subject 商品開発研究

Study for Innovation of Marchandise 教員名 小野田 光伸

開講年次 2年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 演習

科目の概要 シャンプー剤制作会社と共同し、美容短大オリジナルシャンプー剤の開発、パッケージの

デザイン。

最終的に販売まで視野に入れて製品化する。

授業の目標

シャンプー剤の制作をすることにより、洗浄成分、保湿成分等の数々の成分を調べ、分析

し、販売まで視野に入れることで、パッケージデザイン、流通価格の相場などや商品化さ

れるまでの経過を体験し、色々な知識を広める。

時間外学習 制作所訪問

教科書・教材

教科書

教材

使用設備・備品

参考文献 化粧品内容成分由来事典。化粧品毒性判断事典

評価方法

出欠席。レポート提出

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 42 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

現存、市販されているシャンプー

の中から主だった洗浄成分を調

べ、研究検討

洗浄剤によってシャンプー剤の

性質を見極める。

第2回

オリジナルシャンプーをどの程

度のレベルのものにするか予算

も含め決める。

アミノ酸系か石鹸系にするか、目

的によっての違いを学ぶ。

第3回

制作業者から基本的なレクチャ

ーを受ける

シャンプー剤作成のポイントや

注意進行を学ぶ。

第4回

第5回

予算などから主な洗浄成分、保湿

成分を決める。

成分の単価を知り、製品制作のま

とめ方を学ぶ。

第6回

第7回

サンプル品のテスト。

モニターを使い検討する。

製品化の困難さ、配合の大切さを

知る。

第8回

第9回

第10回

パッケージデザイン、容器等を決

める。

使い勝手、印象、イメージ効果な

どを学ぶ。

第11回

第12回

第13回

流通、マーケティング等を調べ、

販売の準備をする。

製品販売においてマーケティン

グの重要さを学ぶ。

第14回

第15回 制作業者から最終的なアドバイ

スを受ける。

経験したことや学んだ知識を確

認する。

- 43 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject 美容芸術研究

Study of Art of Beauty 教員名 富田 知子

開講年次 2年 開講時期 後期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 実習

科目の概要

美容とは何か、芸術とは何かを自分なりの方向性をもって見つめ直してみる。学び身につ

けた美容技術または概念的な美容、現象的な美容という制約のなかで作品を制作する。作

品については展示を行うため、それについてのマネージメントも全員で行う。

授業の目標 30号以上(立体)「美容」を含めた作品を制作するが、その他グループ展を行うことを

前提に、DM、ポスターも作成する。

時間外学習

教科書・教材

教科書 ありません

教材 30号パネル ロングウイッグ

使用設備・備品 309

参考文献 画集

評価方法

作品及び展示方法、またその計画性

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 グループで行うことも多くあるため、欠席不可

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 44 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 ガイダンス 授業の目標を理解する。

第2回 プロジェクト/コンセプト グループ展示を念頭にコンセプ

トをたてる

第3回 エスキース 各自エクキースを完成 作品に必要なもののリス

トを作る

第4回 作品制作 制作にかかる 材料を準備する

第5回 作品制作

第6回 作品制作

第7回 作品制作

第8回 作品制作

第9回 作品制作

第10回 作品制作 作品完成及び学内プレゼン講評 改善点の確認

第11回 作品制作 DM用作品の撮影

第12回 DMの作成

第13回 ポスターの作成

第14回 展示 搬入 会場にて展示

第15回 展示 搬出 会場にて撤収

- 45 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject

修了研究(前期)

Graduation Thesis

教員名 上田薫

大須賀万里子 他

開講年次 2年 開講時期 前期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要 平面作品、立体作品、デザイン作品、CG作品、写真作品、論文等のいずれかを各自が選

択し、学位にふさわしい内容となるよう研究し、作成する。

授業の目標

学位にふさわしい成果でなくてはならないことを常に意識すること。漫然と制作・執筆す

るのではなく、起案から、企画、研究計画の立案を経て、制作・執筆に入ります。

制作・執筆中もその過程を記録することが大切です。

時間外学習 時間割に設定された時間は、一週間の経過を報告するための時間です。

基本的に制作・執筆にはプライベートな時間も使ってください。

教科書・教材

教科書

教材 修了研究では材料費、資料代、印刷費等は個人負担です。

使用設備・備品 パソコンを使う場合、アプリケーション等に関わる費用は個人負担で

す。

参考文献

評価方法

研究成果の内容を最重要視して評価します。次に研究にかけた熱意(すなわち時間・努力・

試行錯誤と創意工夫およびその継続性)を評価します。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名 学位申請

資格取得の流れ

- 46 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 オリエンテーション

ディスカッション

研究としての制作・執筆であるこ

とを自覚する。

第2回 課題内容、テーマを絞り込む

第3回

制作・執筆

ディスカッション

失敗を恐れず、創意工夫と試行錯

誤を繰り返すことが良い成果を

生む。

現状で定めたテーマを意識しな

がら制作・執筆する。

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回 中間発表 この時点での成果を発表する。

第9回

制作・執筆

ディスカッション テーマを意識しながら進める。

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回 前期最終発表 夏休み前の成果を発表する。

- 47 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject

修了研究(後期)

Graduation Thesis

教員名 上田薫

大須賀万里子 他

開講年次 2年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 必修 授業形態 演習

科目の概要

平面作品、立体作品、デザイン作品、CG作品、写真作品、論文等のいずれかについて、

学位にふさわしい内容となるよう研究し、作成する。

また、作品で学位申請する場合は、制作ノートやポートフォリオを作成する。

授業の目標

学位にふさわしい成果でなくてはならないことを常に意識すること。漫然と制作・執筆す

るのではなく、起案から、企画、研究計画の立案を経て、制作・執筆に入ります。

制作・執筆中もその過程を記録することが大切です。

時間外学習 時間割に設定された時間は、一週間の経過を報告するための時間です。

基本的に制作・執筆にはプライベートな時間も使ってください。

教科書・教材

教科書

教材 修了研究では材料費、資料代、印刷費等は個人負担です。

使用設備・備品 パソコンを使う場合、アプリケーション等に関わる費用は個人負担で

す。

参考文献

評価方法

研究成果の内容を最重要視して評価します。次に研究にかけた熱意(すなわち時間・努力・

試行錯誤と創意工夫およびその継続性)を評価します。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名 学位申請

資格取得の流れ

- 48 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

夏休み中の進み具合を確認し、完

成に向けて仕上げていく。

妥協することなく、より完成度の

高いものを目指す。

第2回

第3回 学位面接を想定した講評会

学位面接で質問される内容を想

定し、自分の研究内容について明

確に説明する。

第4回

学位面接に向けて、制作ノートや

ポートフォリオを作成する。

見る人が分かりやすいような制

作ノート、ポートフォリオを作成

することが必要である。

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

学位面接の報告

第15回

- 49 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject サロン実習Ⅰ

Beauty Salon PracticeⅠ 教員名 河野 誠二 他

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 実習

科目の概要 美容に関する基礎理論・知識を踏まえ、サロンワークにおける、アシスタントワークの基

礎技術を実習を通して学ぶ。

授業の目標 サロンワークのうち、シャンプーイング・マッサージ・ブローイング・ヘアカラー塗布ま

での技術を確実に習得する。

時間外学習

教科書・教材

教科書

教材 美容道具一式

使用設備・備品 美容室

参考文献

評価方法

出席状況・授業態度

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 50 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 オリエンテーション

授業の内容を把握し、サロンワー

クに必要な基礎知識・注意事項を

理解する。

第2回

サロン実習

-モデル-

・接遇

・シャンプー

・マッサージ

・ブロー・スタイリング

・ヘアカラー塗布

実際にサロンで行えるレベルの

シャンプー・マッサージ技術を確

実に習得する。

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

実際にサロンで行えるレベルの

ブロー・スタイリングの技術を確

実に習得する。

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

カラー剤塗布技術を確実に習得

する。

第13回

第14回

第15回

- 51 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject サロン実習Ⅱ

Beauty Salon PracticeⅡ 教員名 河野 誠二 他

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 2単位

必修/選択 必修 授業形態 実習

科目の概要

サロンワークⅠにおいて習得した基礎技術を基とし、実習を通して、アシスタントワーク

の応用技術(基礎ヘアカット・パーマネント・カラー薬剤調合・フィニッシング技術等)を

学ぶ。

授業の目標

サロン実習Ⅰで学んだ技術をより確実にする。

シャンプーからスタイリングまでの一連の流れを学び、現場でトップアシスタントとして

動ける技術・知識を身につける。

時間外学習

教科書・教材

教科書

教材 美容道具一式

使用設備・備品 美容室

参考文献

評価方法

出席状況・授業態度・

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 52 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

サロン実習

-モデル-

・接遇

・シャンプー

・マッサージ

・ブロー・スタイリング

・ヘアカラー薬剤調合・塗布

-モデルウィッグ-

・基礎カット技術

・パーマネント技術

サロン実習Ⅰで学んだ基礎技術

のレベルを向上させるとともに、

応用技術を習得する。

トップアシスタントとしてサロ

ンで働けるレベルを目指す。

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

- 53 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject サロン実習Ⅲ

Beauty Salon PracticeⅢ 教員名 河野 誠二 他

開講年次 2年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 実習

科目の概要 サロン実習Ⅰ・Ⅱで習得した技術を基とし、実習を通してこれまでの技術のスキルを上げ

るとともに、応用技術(セット・アップスタイル)を学ぶ。

授業の目標 実習を通して、接客に必要なコミュニケーション力を養い、シャンプーからスタイリング

までの一連の流れをより深く学び、技術を確実にする。

時間外学習

教科書・教材

教科書

教材 美容道具一式

使用設備・備品 美容室

参考文献

評価方法

出席状況・授業態度

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 54 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

サロン実習

-モデル-

・接遇

・シャンプー

・マッサージ

・ブロー・スタイリング

・ヘアカラー薬剤調合・塗布

・カット

・パーマネント

・セット・アップスタイリング

-モデルウィッグ-

・応用カット技術

・パーマネント技術

・セット・アップスタイリング

基礎・応用技術のスキルアップ。

シャンプーからスタイリングま

での一連の流れを把握し、技術を

習得する。

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

- 55 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject サロン実習Ⅳ

Beauty Salon PracticeⅣ 教員名 河野 誠二 他

開講年次 2年 開講時期 後期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 実習

科目の概要 人頭モデルを中心とし、実践経験値を積む。

授業の目標 初級技術者としての実務レベルに準じたスキルを身につける。

時間外学習

教科書・教材

教科書

教材 美容道具一式

使用設備・備品 美容室

参考文献

評価方法

出席状況・授業態度

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 56 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

○サロン実習

-モデル-

・接遇

・シャンプー

・マッサージ

・ブロー・スタイリング

・ヘアカラー薬剤調合・塗布

・カット

・パーマネント

・セット・アップスタイリング

-モデルウィッグ-

・応用カット技術

・パーマネント技術

・セット・アップスタイリング

○作品制作

基礎・応用技術のスキルアップ。

実際にサロンで働くことのでき

るレベルの技術を習得する。

展示に向けての美容作品を完成

させる。

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

- 57 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject ネイルアート研究

Nail Art Studies 教員名 木村 安气子

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 選択 授業形態 演習

科目の概要

ネイルアーティストとしての心構えから爪に関する基本的な知識を伝授し、爪の健康を考

えたケア方法やカラーリング、各種つけ爪や流行のジェルネイルの知識と装着法を習得す

る。更に、フレンチやマーブルのポリッシュデザインからエンボス、ジェルアートまで、

色彩学を含めた理論と実習授業を行なう。

授業の目標

本科目を履修することにより、全身美容の一つとしてネイル技術は欠かすことの出来ない

技術であるということを理解してもらう。指先の健康を守るという基本概念をしっかりと

理解し、ネイルの基礎知識や材料学、話題の最新ネイル技術までをバランス良く習得して

もらう。また、ネイルアートの構図や美的効果などを実体験を通じて研究していく。

授業の運営方針

正しいネイル知識や技術を習得してもらう為、出来るだけ細やかに解りやすく説明する。

展示や例題を見せて確認しながら授業を進めていく。また、人の身体を扱うことの重要性

をしっかりと理解してもらう為にも、生徒同士でモデルを体験させる。最後には、筆記と

実技テストを実施する。

時間外学習 授業で習ったことを復習し、頭と身体の両方で覚えていくようにする。また、授業後はノ

ートを整理するよう心掛けてもらう。

教科書・教材

教科書 ネイルプロフェッショナル 改訂3版 I-NAIL-A編著

教材 個人配布教材と共同教材を使用する。

使用設備・備品

参考文献 ネイルのお仕事 木村安气子著(実業之日本社)

評価方法 次の3点を総合的に評価します。授業に参加をしないと知識や技術が得られないので、ま

ずは出席状況を評価します(40%)。また、毎回作成するネイル技術の仕上がりや作品を

評価します(20%)。最後に実施する筆記と実技のテストを評価します(40%)。

履修上の

注意

本授業は、ネイルの基本を学ぶのに大切な授業となる為、原則は欠席を認めたくはありま

せんので、欠席1回に付き評価点から 10点の減点とします。また、授業中他に迷惑がか

かるような言動が見られた場合も同様の扱いとします。

関連科目と

そ の 内 容

トータルファッション:本授業は、トータルファッションの総仕上げになる部分である。

ヘアーメイク:トータルファッションと同様に、ヘアーとメイクに連動する。

接客法:お客様に納得して頂く為に必要な説明力と知識。また、顧客を獲得する為の接遇

力となる。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

授業計画

到達目標 授業内容 当該授業を行う意味 その他

第1回 ネイルの正しい知識とネイ

ルケア方法を身につける。

ネイルの基礎知識

ネイルケアの概念と方法

を伝授。

技術者としての心構え、ケ

アや衛生の重要性と方法

を細かく学ぶ為。

ネイルの基

本材料があ

れば持参。 第2回

- 58 -

正しい衛生管理方法を習得

する。

衛生管理の知識と方法も

伝授する。

第3回 ファイリング、ニッパーの扱

いがスムーズに出来て、カラ

ーリングが短時間でムラな

く塗れるようになる。

ネイルケアとカラーリン

グの実習

ネイルケアの実習と共に、

色の選び方、カラーリング

の方法を身につける為。

各自エナメ

ルを持参。 第4回

第5回 つけ爪とは何かを説明でき、

正しい装着方法を身につけ

る。

スカルプチュアネイル(つ

け爪)の種類と材料学、概

念と装着方法を学ぶ。

つけ爪の成分を正しく理

解し扱えるようになる為。

マスク、ペ

ーパータオ

ルを持参。 第6回

第7回 自然な形のスカルプチュア

を作れるようになる。

モデルハンドにスカルプ

チュアネイルの実習を行

なう。

つけ爪の基本技術を身に

付ける為。

第8回

第9回 フレンチのスマイルライン

が作れるようになる。

フレンチスカルプチュア

ネイルの知識と装着方法

を学ぶ。

人気の高い技術で、全ての

技術に影響する為。

第10回

第11回 集中力と統一力を身に付け

る。

生徒同士でフレンチスカ

ルプチュアの実習をする。

アメリカで今でも一番人

気のある技術である為。

ピールオフ

ゲ ル を 使

用。 第12回

第13回 ソフトジェルの特性を理解

し、ムラなく塗布出来る。

ソフトジェルの概念、材料

学と装着方法を学ぶ。

ジェルの特性と安全性を

理解する為。

楊枝、フォ

イ ル を 持

参。 第14回

第15回 ジェルの特性を理解し、長さ

出しが出来る。 ソフトジェルの実習。

ジェルの特性と安全性を

理解する為。

第16回

第17回 ジェルのデザイン技術を習

得する。

ソフトジェルのフレンチ、

マーブルなどデザインの

実習。

基本と流行のデザインを

知る為。

デザインチ

ップを参考

にする。 第18回

第19回 ジェルのデザイン技術を習

得する。

ソフトジェルのフレンチ、

マーブルなどデザインの

実習。

基本と流行のデザインを

知る為。

デザインチ

ップを参考

にする。 第20回

第21回 サロン用とコンペ用の両方

のアートが作れるようにな

る。

エンボスと3Dの基本概

念と実習。

構成力とバランス力を高

める為。

ピンセット

とグルーを

持参。 第22回

第23回 モチーフのバランスと配色

を考え効果的に絵を描ける

ようになる。

ネイルペインティングの

基本概念と実習。

配色、構図構成能力を高め

る為。

アートチッ

プを参考に

する。 第24回

第25回 ネイルの王道フレンチを学

ぶ。適正な色の選択、組み合

わせが出来るようになる。

ポリッシュデザインの基

本概念と実習。

ネイル技術の基本をしっ

かりと理解すると共にデ

ザイン力を高める為。

各自エナメ

ルを持参。 第26回

第27回 爪の基礎知識、材料学、技術

などの確認をする。 総括実技テスト練習

技術習得、基礎知識度を再

確認する。

第28回

第29回 爪の基礎知識、材料学、技術

などの確認をする。

総括実技テスト及び筆記

テスト

技術習得、基礎知識度を再

確認する。

第30回

- 59 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject メイクアップ研究A

Make-up Studies A 教員名 ティミー西村

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 4単位

必修/選択 選択 授業形態 実習

科目の概要

専門的なプロのメイクアップ技術・知識を学ぶ。

メイクアップ研究Aではスタジオ、屋外、映像の撮影時に求められる技術を学ぶ事を中心

に、特殊メイクアップ、まつ毛エクステンション、等の専門家による特別授業も実施する。

授業の目標

・ スタジオ、屋外での撮影時における違い、静止画、動画の撮影時における違い等、シ

チュエーションに合わせたメイク技術の違いを知る。

・ 特殊メイクアップ、まつ毛エクステンションの専門家による講演で知識を得る。

・ エアブラシのマシンを使用しメイクアップを仕上げる技術を習得する。

時間外学習

教科書・教材

教科書 特になし。

教材 必要に応じてプリントを配布します。

使用設備・備品 DVDプレイヤー、デモンストレーション用ビデオカメラ、書画カメラ。

参考文献 必要に応じて提示します。

評価方法

出席状況、レポート、作品制作、授業参加意欲。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

出席状況を重視する為、遅刻、早退、欠席は減点されます。出席が満たない者は不可とし

ます。また欠席者のための補講は行いません。

個人で準備するもの:洗顔料、ティッシュ、コットン、タオル、綿棒、筆記用具、カメラ。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 60 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 コンセプトメイクアップ 服装とのバランスを考えメイ

クアップができる。

第2回 模写メイクアップ ファッション誌の写真を使用

し高度な作品を模写できる。

第3回 ファッションショーメイクア

ップ S/S

毎シーズンのトレンドを知

り、メイクアップで表現をす

る。

第4回 表情分析 感情による表情の変化を表現

できる。

第5回 課外活動(TIP等) 課外活動を通し、実際のプロ

の現場を体験する。

第6回 課外活動(TIP等) 課外活動を通し、実際のプロ

の現場を体験する。

第7回 舞台メイク(バレリーナ)

舞台上でのメイクの見え方、

ライトによる色の変化を理解

する。

第8回 化粧品紹介方法

化粧品を販売を前提にした、

ニーズにあう化粧品の紹介方

法を知る。

第9回 エアブラシ使用方法

エアブラシを使用してのベー

ス&ポイントメイクテクニッ

クを習得する。

第10回 特殊メイクアップ 外部講師を招き、特殊メイク

の世界を知る。

第11回 模写メイクアップ

ファッション誌を使用しアー

ティスティックな作品を模写

できる。

第12回 模写メイクアップ

ファッション誌を使用しアー

ティスティックな作品を模写

できる。

第13回 まつ毛エクステンション まつ毛エクステンションの技

術を理解する。

第14回 作品撮影 作品撮影練習。

第15回 作品撮影 作品撮影本番。

- 61 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject メイクアップ研究B

Make-up Studies B 教員名 ティミー西村

開講年次 2年 開講時期 前期 単位 4単位

必修/選択 選択 授業形態 実習

科目の概要

専門的なプロのメイクアップ技術・知識を学ぶ。

メイクアップで顔の印象を変化させる技術を学ぶ。

デモンストレーションによる展示または資料写真を参考に相モデルでメイクアップ作品

を制作する。

授業の目標

・ 目指すイメージ具体的にメイクアップで表現できるようになる。

・ その人の性格や好み、生活を理解し、その人に似合うメイクアップを提供できる知識、

技術、経験を身につける。

・ 使用した化粧品を紹介し、販売するテクニックを身につける。

時間外学習

教科書・教材

教科書 特になし。

教材 必要に応じてプリントを配布します。

使用設備・備品 DVDプレイヤー、デモンストレーション用ビデオカメラ、書画カメラ。

参考文献 必要に応じて提示します。

評価方法

出席状況、レポート、作品制作、授業参加意欲。

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

出席状況を重視する為、遅刻、早退、欠席は減点されます。出席が満たない者は不可とし

ます。また欠席者のための補講は行いません。

個人で準備するもの:洗顔料、ティッシュ、コットン、タオル、綿棒、筆記用具、カメラ。

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 62 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回 コンセプトメイク 服装とのバランスを考えメイ

クアップができる。

第2回 素顔に見えるメイク

撮影の現場で求められる素顔

風のメイクアップが表現でき

る。

第3回 模写メイクアップ

ファッション誌を使用しアー

ティスティックな作品を模写

できる。

第4回 系統別メイクアップ① 目指すイメージをメイクアッ

プで具体的に表現できる。

第5回 系統別メイクアップ② 目指すイメージをメイクアッ

プで具体的に表現できる。

第6回 ファッションショーメイクア

ップ A/W

毎シーズンのトレンドを知

り、メイクアップで表現をす

る。

第7回 表情分析 感情による表情の変化をメイ

クアップで表現できる。

第8回 課外活動(TIP等) 課外活動を通し、実際のプロ

の現場を体験する。

第9回 課外活動(TIP等) 課外活動を通し、実際のプロ

の現場を体験する。

第10回 著名人に似せる為のメイク 顔立ちの印象を変える事がで

きる。

第11回 若返りメイク

実年齢より若く見せる為のメ

イクアップテクニックを習得

する。

第12回 化粧品販売方法 使用する化粧品を紹介し販売

する事ができる。

第13回 外部講師 特別授業

TV局で活躍するメイクアッ

プアーティストを招いての講

演。

第14回 作品撮影 作品撮影練習。

第15回 作品撮影 作品撮影本番。

- 63 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject

美容福祉演習

Aesthetics and Welfare 教員名 佐野 美惠子

開講年次 2年次 開講時期 後期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 演習

科目の概要

美容福祉学Ⅰ・Ⅱで学んだ、さまざまな人の「美しくありたい」「自分らしく生きたい」

という願いを実現するために必要な美容と福祉の知識と技術をベースに、この授業で

は主に美容師・福祉美容師として在宅、施設などへ訪問し実践への取り組みについて学

びます。高齢者や障がいのある人、一人一人が抱える課題や社会的問題に対して理解

を深め、どのような状況の中でもホスピタリティの精神で美容・ケアのニーズに沿っ

た対応ができるように、美容室での取り組みや、訪問美容における取り組み(社会との

関わり・他者との関わりなど)について実践を通して学びます。今後の美容福祉の方向

性や社会的役割などについても多様性をもって話し合います。

授業の目標

個別のニーズに応えるために必要な形態別美容技術、美容福祉道具の選定、資源の活

用、衛生面の管理、他職種との連携方法などに必要なスキルや、安心、安全を確保す

るために求められる観察力や洞察力を深め、問題を発見、分析、決定、評価する力を

構築します。実践を重ねることで技術を磨き、オールラウンドの美容師・福祉美容師

を目指す力を養います。

時間外学習

美容師・福祉美容師の視点から、現在、高齢者や障がいのある人が日常生活の中で、

または新聞やニュースなどから美容に関して抱えている問題点に注目し、問題解決に

向けた自分の考えを書き出してください。ボランティア活動などにも積極的に参加し

て現状に触れてください。

教科書・教材

教科書 適宜資料を配布します。

教材 カットケース一式、メイク用品一式、ネイル用品一式

使用設備・備品 PPT

参考文献

『スウェーデンのスヌーズレン』河本佳子 著 新評論2007

『これでわかる認知症診断』浦上克哉 著 南江堂2012

『皮膚という脳』山口創 著 東京書籍株式会社2010

評価方法 出席状況・授業への取り組み(50%)、レポート提出(50%)

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意 遅刻、欠席をしないこと。積極的かつ主体的に参加すること。 メモ・ノート等をとるこ

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 64 -

授業計画

授業内容 到達目標 備 考

第1回

オリエンテーション 美容師・福祉美容師の視点から

美容福祉を理解する。

美容師・福祉美容師として美容福

祉の全体の流れを理解する。

美容福祉に関する資料や

活動状況などを通して理

解を深める。

第2回

加齢による身体面、精神面の変

化や、病気や障がいによる日常

動作の四肢体幹の動きに視点を

おいた施術方法を学ぶ。

身体の移動や安定には、身体の

各部位が密接に連携している。

身体の運動機能を理解して施術

方法について専門性を深める。

美容師・福祉美容師とし

ての専門性を磨き、スキ

ルアップに繋げる。

第3回

高齢者・障がい者(児)の生活環境の中で、色彩が身体的、精神

的に及ぼす影響について学ぶ。

在宅や施設での生活環境の中に

色彩を取り入れる方法とその効

果について学ぶ。

色彩効果をQOLの向上

に繋げる。 (事例参考)

第4回

高齢者・障がい者(児)の生活環境の中で、アロマ(精油)が身

体的、精神的に及ぼす影響につ

いて学ぶ。

在宅や施設での生活環境の中に

アロマ(精油)を取り入れる方

法とその効果について学ぶ。

アロマ(精油)効果をQ

OLの向上に繋げる。 (事例参考)

第5回 美容アクティビティの必要性と

効果について学ぶ。

美容アクティビティの必要性と

効果を理解して、個別&グルー

プを対象に行うアクティビティ

の方法を学ぶ。

美容のアクティビティ化

について理解を深める。

第6回 在宅への訪問美容事前準備 高齢者・障がい者(児)のニーズに沿った施術方法を理解する。

問題点を発見→分析→決定まで

のプロセスを把握する。 アセスメントシート・美容カル

テ・実践用プログラムなど作成。

対象者を理解する上で求

められる家族関係者、ケア

マネジャー、医療関係者な

どとの連携方法を学ぶ。

7回 在宅への訪問美容 実践① 車椅子での「シャンプー&カッ

ト&ブロー」

施術時に求められる安心・安全

な車椅子の操作方法と対象者に

沿った施術を引き出す方法を学

ぶ。

車椅子で施術場所へ誘導

する場合の動線の決め方

と、美容福祉道具の選択方

法などを学ぶ。

第8回 在宅への訪問美容 実践② ベッド上での「シャンプー&カット&ブロー」

施術時に求められる安心・安全

なベッドの操作方法を学ぶ。 対象者に沿ったベッド上での施

術を引き出す方法を学ぶ。

安心・安全で無理のない

安楽な姿勢を引き出す方

法と、美容福祉道具の選択

方法を学ぶ。

第9回 在宅への訪問美容①②を考察す

る。 在宅への訪問美容①②を評価

し、問題点を発見、分析する。 在宅への訪問美容①②に

関してはレポート提出。

- 65 -

第10回

施設「障がい者センター」への 訪問美容事前準備。 高齢者・障がい者(児)のニーズに沿った施術方法を理解する。

施設での対象者用アセスメント

シート・美容カルテ・実践用プロ

グラムなど作成。 実践につなげる方法を学ぶ。

施設関係者との連携方法

と障がいの特性について

理解を深める。

第11回

施設「障がい者センター」への 訪問美容 ① 『身だしなみ・おしゃれ』につい

て 「ハンドケア&ネイルケア」

施設側職員との共同作業による

美容プログラムへの取り組みと、

支援となるスキルを養う。 対象者に沿った施術を引き出す

方法を学ぶ。

施設側職員との連携方法

観察力 コミュニケーション力 ホスピタリティの精神 美容福祉道具の選択方法

などを学ぶ。

第12回 施設「障がい者センター」への 訪問美容 ② 「スキンケア&メイク」

同上 同上

第13回 施設「障がい者センター」への 訪問美容①②を考察する。

「障がい者センター」への訪問

美容①②を評価し、問題点を発

見、分析する。

「障がい者センター」へ

の訪問美容①②に関して

はレポート提出

第14回

美容室と訪問美容の社会的役割

について総合的に考察し、地域社

会とつながる方法について学ぶ。

美容師、福祉美容師として、美容

室や、訪問美容における取り組

みについて多様性をもって考察

する。地域社会とつながる方法や

社会的役割について事例を基に

討議し、理解を深める。

地域社会における美容福

祉の役割について理解を

深める。

第15回

まとめ

美容師、福祉美容師として、今後

の美容福祉の方向性について話

し合う。

これまでの授業での学びを基に、

美容師、福祉美容師として、今後

の美容福祉の方向性について考

察する。

レポート提出

- 66 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject インターンシップ A

Internship A 教員名 専攻科長

開講年次 1年 開講時期 前期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 実習

科目の概要

一定期間、企業等で仕事を体験することにより、社会人として働くとはどういうことか、

社会人として必要な心構えや、現場で必要となる知識、技術はどのようなものか、につい

て学びます。

インターンシップ終了後は、学んだ成果等について、反省、報告を行います。

授業の目標 企業等での現場体験を通して社会を知り、社会人として必要な知識や技術を学びます。 ホスピタリティやコミュニケーション能力を高めます。

時間外学習 インターンシップ期間中の日々の記録

教科書・教材

教科書

教材

使用設備・備品

参考文献

評価方法

研修への取組み姿勢、およびインターン先の評価

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ

- 67 -

専攻科 芸術専攻

科目名

Subject インターンシップ B

Internship B 教員名 専攻科長

開講年次 1年 開講時期 後期 単位 2単位

必修/選択 選択 授業形態 実習

科目の概要

一定期間、企業等で仕事を体験することにより、社会人として働くとはどういうことか、

社会人として必要な心構えや、現場で必要となる知識、技術はどのようなものか、につい

て学びます。

インターンシップ終了後は、学んだ成果等について、反省、報告を行います。

授業の目標 企業等での現場体験を通して社会を知り、社会人として必要な知識や技術を学びます。 ホスピタリティやコミュニケーション能力を高めます。

時間外学習 インターンシップ期間中の日々の記録

教科書・教材

教科書

教材

使用設備・備品

参考文献

評価方法

研修への取組み姿勢、およびインターン先の評価

なお、出席数が不足の場合は評価対象とはしません。

履修上の注意

本科目履修と

関連する資格

資格名

資格取得の流れ