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口腔外科 シリ 6 1空 I層 空催調里 とは、日 1空 の正常な機能 (食 る、呼吸する、話す など )を 維持することで、全身の健康維持 増進を図ることです。 □腔は栄養の入口であると同時に、呼吸 発音など全身の健康に関わる様々な役害 J を担つている重要な臓器です。また衛生状態が悪いと歯の周りの血管を通じて 口腔の中の菌が全身に広がることがあります。 ①陰 る」印乎吸する」隋舌す」といつた 回腔の機能の維持 0回 ②虫歯 歯周病 国内炎の予防による 歯の維持 ③肺炎や敗血症など感染症の予防 ④心疾患、糖尿病などの全身疾患の 予防及び改善 ⑤ □腔粘膜炎 (特 にがん治療の副作用 で生 じる国内炎など)の 予防 症状 軽減 脳梗塞、脳出血の リスクがあがる。 敗血症 血液の中に細菌が 増殖する感染症。 感染性 心内膜炎 心臓の中に 細菌の塊ができる。 糖尿病 誤晰性肺炎 睡液 物が肺に 侵入するために 起こる肺炎。 飲み込み機能が低下 すると起こりやすい。 早産・ 低体重児出産 入れ歯 (義 ) カンジダ (カビの一種)の 温床になり易い。 歯垢 (プ ) 細菌の塊 (lg中 1000億 )。 歯の根元につきやすい。 虫歯 歯周病のもと。 粘膜の汚れ 乾燥すると痰や角化物が 付着 しやす くな る。 汚れの除去のために、お回の中が 潤つていることが重要です。睡液 の分泌が少なく乾燥 している場合 は、汚れが付着 しやすくなります。 歯石 歯垢が石灰化 して硬 くなつたもの。 専門家が器具で除去する必要あり。 微生物の温床。口臭のもと。 :爾 :月 本国腔外科学会 VWW.iSOms.or.jp/ 制作協力 :サ ンスター 株式会社

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Page 1: 東大阪で歯科送迎サービスと訪問歯科を行う歯科山崎 › images_mt › IMG_0001_NEW.pdfCreated Date: 11/13/2014 5:57:27 PM

口腔外科シリーズ6

口 1空 管理口I層空催調里とは、日1空の正常な機能 (食べる、呼吸する、話す

など)を維持することで、全身の健康維持・増進を図ることです。

□腔は栄養の入口であると同時に、呼吸・発音など全身の健康に関わる様々な役害J

を担つている重要な臓器です。また衛生状態が悪いと歯の周りの血管を通じて

口腔の中の菌が全身に広がることがあります。

ノ ①陰 べる」印乎吸する」隋舌す」といつた

回腔の機能の維持 0回復

②虫歯・歯周病・国内炎の予防による

歯の維持

③肺炎や敗血症など感染症の予防

④心疾患、糖尿病などの全身疾患の

予防及び改善

⑤□腔粘膜炎 (特にがん治療の副作用

で生じる国内炎など)の予防・症状

軽減

脳梗塞、脳出血の

リスクがあがる。敗血症

血液の中に細菌が

増殖する感染症。

感染性心内膜炎心臓の中に

細菌の塊ができる。

糖尿病

誤晰性肺炎睡液・食べ物が肺に

侵入するために

起こる肺炎。

飲み込み機能が低下

すると起こりやすい。

早産・低体重児出産

入れ歯 (義歯 )カンジダ (カ ビの一種)の温床になり易い。

歯垢 (プラーク)

細菌の塊 (lg中に1000億個)。

歯の根元につきやすい。

虫歯・歯周病のもと。

粘膜の汚れ乾燥すると痰や角化物が

付着しやすくなる。

汚れの除去のために、お回の中が

潤つていることが重要です。睡液

の分泌が少なく乾燥している場合

は、汚れが付着しやすくなります。

歯石歯垢が石灰化して硬くなつたもの。

専門家が器具で除去する必要あり。

微生物の温床。口臭のもと。

義部 :爾

鷲全:月本国腔外科学会

VWW.iSOms.or.jp/制作協力:サンスター株式会社

Page 2: 東大阪で歯科送迎サービスと訪問歯科を行う歯科山崎 › images_mt › IMG_0001_NEW.pdfCreated Date: 11/13/2014 5:57:27 PM

口腔外科シリーズ6

口1空管理● 法口1空管理には、毎日自分で行う口1空管理と、定期的な専門家による

口1空管理があります。

①歯磨き●1日 3回、毎食後に磨きましょう。

歯ブラシの持ち方●ベングリップ

●バス法毛先を歯と歯ぐきの間に45度の角度であて、振動させる

●スクラッビング法毛先を歯に直角にあて′」ヽさく往復運動させる

②うがい●口腔内の症状により歯磨きが十分行えない場合、

1日 3回を目安に行いましょう。※化学療法や放射線療法のがん治療を受けている場合、日腔粘膜炎の症状に応じた含嗽剤

(局所麻酔入りなど)を使用し、1日 3~ 8回程度行いましょう。

④口1空内の保湿●水分摂取や保湿剤を用いて保湿を心がけましょう。

※保湿剤にはいろんな種類のものがありますが、pHが中性付近のもので、きちんと口腔粘膜

細胞の保湿成分が入つているものを選びましょう。トレノヽ□―ス類は乾燥から粘膜を守る

作用が報告されています。

①口1空衛生状態のチェック●セルフケアが十分に行われているか評価をします。

②歯石除去●歯石は歯垢が石灰化したもので、歯ブラシでは除去することが

できません。従つて器具を使つて除去を行います。

③歯面研磨

監1多 :社団法人日本国腔外科学会

フうフぅ//

★年に2~4回は受けることが望ましいです。

URL:http://www.isomS.Or.jp/制作協力:サンスター株式会社