芸術科学技術に拡幅した芸術科学技術に拡幅した 知の生産と活用知の生産と活用 分野を限定しない知の生産と活用分野を限定しない知の生産と活用

九州大学大学院教授九州大学大学院教授湯本湯本

長伯長伯

産学連携センター・デザイン総合部門産学連携センター・デザイン総合部門 ((芸術科学技術共同研究センター芸術科学技術共同研究センター))･高等教育機構･高等教育機構

産学連携学会･名誉会長産学連携学会･名誉会長((専門職能･学大系専門職能･学大系) ) 知財学会知財学会((知財新領域知財新領域))環境設計学会・会長環境設計学会・会長

地域開発学会・会長代行地域開発学会・会長代行

日本建築学会･情報設計委員長日本建築学会･情報設計委員長

ｲﾝﾃﾘｱ学会情報委員長･大系委員長ｲﾝﾃﾘｱ学会情報委員長･大系委員長最高裁判所・知的財産専門委員（第５期）最高裁判所・知的財産専門委員（第５期）

yumoto@design.kyushuyumoto@design.kyushu--u.ac.jpu.ac.jp2012年１１月１２日（月）

産学連携とは何か？産学連携とは何か？

産学官公民金連携の略称産学官公民金連携の略称

本質は、異種異質なものの連携融合により、本質は、異種異質なものの連携融合により、全く新しいもの（その共通部分は全く新しいもの（その共通部分は““知知””）を創り）を創り

出すこと出すこと

特定非営利活動法人・産学連携学会（特定非営利活動法人・産学連携学会（20012001年に構想、年に構想、20032003年３月に設立）の英文名は年３月に設立）の英文名はIntellectual ProductionIntellectual Production（知の生産／知のプ（知の生産／知のプ

ロデュース学会）としたロデュース学会）とした

単に産学官が何かを一緒にやることではない単に産学官が何かを一緒にやることではない

デザインとは何か？デザインとは何か？

未だこの世に存在しないものの姿を、今、描く未だこの世に存在しないものの姿を、今、描くこと、今現在の様々な条件を束ねて未来の存こと、今現在の様々な条件を束ねて未来の存在に投影（プロジェクト）すること在に投影（プロジェクト）すること

目的目的ーー要求要求ーー機能の連関の中で、最適の条機能の連関の中で、最適の条件と解答のセットを探し出すこと件と解答のセットを探し出すこと

与えられた条件の中で、最も要求に近いもの与えられた条件の中で、最も要求に近いものを見つけることを見つけること

既に出来上がっているものに、見栄えの良い既に出来上がっているものに、見栄えの良い色･形･模様を付けること色･形･模様を付けること

単純論としてのシーズニーズ主体論単純論としてのシーズニーズ主体論 シーズ・ニーズのマッチング論は成立可能か？シーズ・ニーズのマッチング論は成立可能か？

シーズとは何か？シーズとは何か？ シーズがパックされて店シーズがパックされて店に並べられている訳ではないに並べられている訳ではない

何をシーズと見るかそれ自体が１つの発明何をシーズと見るかそれ自体が１つの発明

ニーズとは何か？ニーズとは何か？ ニーズは地下に埋まってニーズは地下に埋まっている／掘り出し作業が重要いる／掘り出し作業が重要

ニーズを発見するにはﾌﾟﾛｾｽﾃﾞｻﾞｲﾝが必要ニーズを発見するにはﾌﾟﾛｾｽﾃﾞｻﾞｲﾝが必要

誰がどこで連携を担うか？誰がどこで連携を担うか？ Cross Sector Cross Sector PartnershipPartnership（異種異質連携）自体のﾃﾞｻﾞｲﾝ（異種異質連携）自体のﾃﾞｻﾞｲﾝ

シーズ論

ニー

ズ論

主体論

１章

２章

３章

芸術･科学･技術全分野に跨る芸術･科学･技術全分野に跨る 知の生産と活用知の生産と活用

（レオナルドダビンチ・モデル）（レオナルドダビンチ・モデル）

我が国大学院の問題点：専門性のみの偏重我が国大学院の問題点：専門性のみの偏重

結果として隣の研究室の研究内容が解らない結果として隣の研究室の研究内容が解らない

研究成果の応用や転用が出来ない研究成果の応用や転用が出来ない

専門性と横断性のミックスによる知の生産性向上＞横断(性)教育

特許のみに限定しない知の生産と権利化・活特許のみに限定しない知の生産と権利化・活用推進用推進

知的生産物の事業・産業移転のデザイン知的生産物の事業・産業移転のデザイン

芸術･科学･技術全分野に跨る芸術･科学･技術全分野に跨る 知の生産と活用知の生産と活用

産学官連携のシステム（要素+関係）論場面を【地域、主体、分野、市場、等々】で分散する

ｼｰｽﾞﾆｰｽﾞﾏｯﾁﾝｸﾞ論？

シーズ論・芸科技 × ニーズ論・ＤesignＢrand知的価値 × 主体論・企業大学大中小＆地域

・学術分野×知的財産権 知財権の捉え方を変える／米国主導の知財権で良いか？

産学連携と大学等経営の関わり産学連携と大学等経営の関わり○産学連携に係る教育・人材育成

「産学連携論・知的財産論」教育

九州大学全学教育＞＞全学的な知的財産戦略の一環(*)

九州大学・高等教育機構「大学院共通教育」

中央教育審議会答申などにおいて・・・

・高い専門性に加え、柔軟性、創造力、　実践力、マネージメント力、国際対応　力、などを有する人材

・グローバル化や科学技術の進展など社　会の急激な変化に対応し得る人材・専門分野だけでなく関連する周辺分野　の知識含めた豊かな学識を有する人材・・・といった人材養成を求められている。

社会的要請

他に先駆けて本プログラムを展開・・・

本学の大学院教育における人材養成機能の向上

社会の枢要な人材の育成に寄与

様々な場面を通じて全国へＰＲ

我が国の大学院における人材養成機能の充実強化

波及効果

人文科学府　　

人文科学府　　

比較社会文化学府

比較社会文化学府

人間環境学府　

人間環境学府　

数理学府　　　

数理学府　　　

法学府　　　　

法学府　　　　

経済学府　　　

経済学府　　　

理学府　　　　

理学府　　　　

システム生命科学

システム生命科学

医学系学府　　

医学系学府　　

歯学府　　　　

歯学府　　　　

法務学府　　　

法務学府　　　

芸術工学府　　

芸術工学府　　

薬学府　　　　

薬学府　　　　

工学府　　　　

工学府　　　　

システム情報科学

システム情報科学

総合理工学府　

総合理工学府　

生物資源環境科学

生物資源環境科学

九州大学大学院

社会的課題に対応する大学院共通教育プログラムの展開

１年

２年

３年

４年

５年

博士課程

博士課程（医・歯）

（修士課程）（博士前期）

（前・後期）（一貫）

学府共通教育学府共通教育

社会的課題に対応した体系的な科

国際協力、国際貢献関連科目群

経済、ビジネス関連科目群

感性、心理関連科目群

科学技術政策アナリスト関連科目群

サイエンスコミュニケータ関連科目群

知的財産、職業倫理関連科目群

防災、自然、環境関連科目群・・・

学府共通教育プログラム（仮称）学府共通教育プログラム（仮称）

74 - 281 -

２

2011年11月14日宮崎県中小企業家同友会・産学官民連携部会ＭＡＮＧＯ

講演

9

法人格の取得研究成果の利用促進

ＴＬＯへの出資非公務員型職員

産学官連携施策の主な経緯産学官連携施策の主な経緯S64･H01 H８

H９

H１０

H１１

H１２

H１３

H１４

H１５

H１６

Ｈ１７

科学技術基本計画

大学の教員等の任期に

関する法律等

第二期科学技術基本計画

大学等技術移転促進法

産業活力再生特別措置法

独立行政法人通則法

産業技術力強化法

知的財産基本法

知的財産推進計画

国立大学法人法

産学官連携促進税制

知的財産推進計画２００４

国立大学法人化

科学技術の戦略的重点化産学官連携による科学技術システム改革

大学等の研究成果の機関帰属化5年間で24兆円の投資、競争的資金倍増

承認ＴＬＯ制度の創

設

国の委託研究成果を

実施機関へ移転（日本版バイドール）

ＴＬＯの国有施

設の無償使用

大学等体制整備推進計画の策定

特許費用の確保と知財本部の充実等

知的財産推進計画２００５

産学連携・知的財産戦略 国立大学の取り組み

共同研究センター設置開始

産学連携・共同研究開発の試行

技術科学大は先行

知的財産特論－１

アンチパテントからプロパテントへアンチパテントからプロパテントへ from Antifrom Anti--patent to Propatent to Pro--patentpatent

米国社会は歴史的にアンチパテントだった米国社会は歴史的にアンチパテントだった

良いものは皆で恩恵に与る－米国式図書館良いものは皆で恩恵に与る－米国式図書館

19901990年代に工業国・日本に追われて方針転換年代に工業国・日本に追われて方針転換

世界で最も特許を持っている国家世界で最も特許を持っている国家

知的財産を共有から権利保護知的財産を共有から権利保護

権利によって利益権利によって利益

へへ

KASTECKASTEC･デザイン総合部門の試み･デザイン総合部門の試み アート＆デザイン知財を見据えた生産と移転アート＆デザイン知財を見据えた生産と移転

アートとは目的の無い新しい知の生産アートとは目的の無い新しい知の生産

デザインとは、目的を満たすための知の生産デザインとは、目的を満たすための知の生産

ABCDEABCDEととCABDECABDEは違うか？重さも同じは違うか？重さも同じ

要素が同じでも関係性が違えばﾃﾞｻﾞｲﾝから要素が同じでも関係性が違えばﾃﾞｻﾞｲﾝから見れば異種異質なものである見れば異種異質なものである

芸術活動は常に今まで無かったものを求める芸術活動は常に今まで無かったものを求める

アートとデザインは異なるものだが、ある局面アートとデザインは異なるものだが、ある局面・場面では同じに見えることもある・場面では同じに見えることもある

ＴＬＯ･ＤＬＯ･ＣＬＯ提案ＴＬＯ･ＤＬＯ･ＣＬＯ提案(2001)>DLO(2001)>DLOのみ実施のみ実施

KASTECKASTEC･デザイン総合部門の試み･デザイン総合部門の試み アート＆デザイン知財を見据えた生産と移転アート＆デザイン知財を見据えた生産と移転

産学官・学々産々連携プロジェクト産学官・学々産々連携プロジェクト 『『日本芸日本芸術文化資料庫データベース術文化資料庫データベース』』

日本芸術文化資料庫事業発展形としての日本芸術文化資料庫事業発展形としての『『日日本文化研究本文化研究』』コンテンツコンテンツ

『『草の根イノベーション創出草の根イノベーション創出』』実践としての実践としての『『開物成務塾開物成務塾』』（中小企業経営開発革新講座（中小企業経営開発革新講座）開講（）開講（20082008年～／５年間）年～／５年間）

開物成務塾全体で１００億円の売り上げを目開物成務塾全体で１００億円の売り上げを目標とする（但し、１億円標とする（但し、１億円××１００）１００）

文 ・ ・ ・ ・ ・

経 ・ ・ ・ ・ ・

法 ・ ・ ・ ・ ・

芸 ・ ・ ・ ・ ・

薬 ・ ・ ・ ・ ・

医 ・ ・ ・ ・ ・

農 ・ ・ ・ ・ ・

理 ・ ・ ・ ・ ・

工 ・ ・ ・ ・ ・

特特

意意

商商

著ﾉｳ著ﾉｳ

許許

匠匠

標標

作ﾊｳ作ﾊｳ

産学連携産学連携 分野分野××知財知財

芸術科学技術に拡幅した芸術科学技術に拡幅した 知的生産・資産・財産と活用知的生産・資産・財産と活用 分野を限定しない知の生産と活用分野を限定しない知の生産と活用

アート、デザイン、科学技術、純粋科学、知のアート、デザイン、科学技術、純粋科学、知のカテゴリーをもっと考えるべきカテゴリーをもっと考えるべき

サイエンス＆テクノロジーの母体としてのアーサイエンス＆テクノロジーの母体としてのアート・芸術活動の捉え方（芸術は厄介者？）ト・芸術活動の捉え方（芸術は厄介者？）

単純ものつくりではない超工業化社会のもの単純ものつくりではない超工業化社会のもの創り創り ＞文化と産業の連関性＞文化と産業の連関性

ACACととAFAFの謎の謎

英語苦手国の言語学習セット

極めて高い日本の美術工芸・空間デザイン極めて高い日本の美術工芸・空間デザイン

芸術科学技術に拡幅した芸術科学技術に拡幅した 知的生産・資産・財産と活用知的生産・資産・財産と活用 分野を限定しない知の生産と活用分野を限定しない知の生産と活用

歴史と文化蓄積に立脚した知的価値の生産歴史と文化蓄積に立脚した知的価値の生産

現代社会で優れた製品の価値は、決してモノ現代社会で優れた製品の価値は、決してモノの価値ではないの価値ではない

ニーズを描き出せれば新しい商品が創れるニーズを描き出せれば新しい商品が創れる

＞日本ガラパゴス携帯の母体＞日本ガラパゴス携帯の母体

ii--modemode携帯携帯

このニーズは探したのではなく創ったものこのニーズは探したのではなく創ったもの

類例の無いものが基本価値となる類例の無いものが基本価値となる

＞日本の美術工芸・文様デザイン、風景・水＞日本の美術工芸・文様デザイン、風景・水

ダビンチモデルを実現するダビンチモデルを実現する 教育研究体制について考える教育研究体制について考える

明治以来の講義偏重教育と自発性・創造性明治以来の講義偏重教育と自発性・創造性教育の矛盾教育の矛盾

講義室以外の知的生産施設とは？講義室以外の知的生産施設とは？

（工房・実験室、課題用自由使用空間、美術館（工房・実験室、課題用自由使用空間、美術館 博物館図書館複合施設／実物情報教育）博物館図書館複合施設／実物情報教育）

専門性偏重教育研究から横断性掛け合せ教育研究

教育研究を支える生活空間の充実と先端研究の支援

大学-美術館博物館-図書館-工房･工場-諸施設融合体による総合的複合的知の生産

＞知の生産－生産物―権利化のプロセスを 総合的にする／見えるようにする

（相互作

用）

＞著作（権）概念の拡大

かってに拡大中？

＞見る触る壊す？実物教育

（九博での３次 元Ｄ＆Ｐの活用）

情報の伝達・学習・活用等を制限しない環境

ダビンチモデルを実現するダビンチモデルを実現する 教育研究体制について考える教育研究体制について考える

産学官連携共同開発研究成果・産学官連携共同開発研究成果・ コンテンツの紹介コンテンツの紹介

日本芸術文化資料庫データベース日本芸術文化資料庫データベース

日本文化研究コンテンツ（ムービー）日本文化研究コンテンツ（ムービー）

開物成務塾・概要開物成務塾・概要

技術移転から始まった日本の産学連携技術移転から始まった日本の産学連携•• ①技術・知財移転①技術・知財移転

＞発掘・発見が希望だった＞発掘・発見が希望だった

•• ②産学連携共同研究②産学連携共同研究

＞技術・知財の共同創出、目的を共有＞技術・知財の共同創出、目的を共有

•• ③大学発ベンチャー・起業創業③大学発ベンチャー・起業創業

＞原技術・知財から製品開発へ＞原技術・知財から製品開発へ

•• ﾊﾟﾃﾝﾄからｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝへﾊﾟﾃﾝﾄからｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝへ

ﾌﾟﾛﾊﾟﾃﾝﾄは何の事業も生まなかった？ﾌﾟﾛﾊﾟﾃﾝﾄは何の事業も生まなかった？•• ビジネスプラン＞技術・製品から事業へビジネスプラン＞技術・製品から事業へ

売り方売り方

組織組織

地域と地域と

産業産業投資・融資投資・融資

ベンチャーキャピタルベンチャーキャピタル

アライアンスアライアンス

•• 広域・国際連携広域・国際連携

そもそも知財・連携は国際的だったのに･･？そもそも知財・連携は国際的だったのに･･？•• 知的創造サイクルの循環促進知的創造サイクルの循環促進

＞産学連携による知的生産のドライブ＞産学連携による知的生産のドライブ

産業と大学の活性化産業と大学の活性化

•• ①技術・知財移転①技術・知財移転

＞発掘・発見が希望だった＞発掘・発見が希望だった

•• ②産学連携共同研究②産学連携共同研究

＞技術・知財の共同創出、目的を共有＞技術・知財の共同創出、目的を共有

•• ③大学発ベンチャー・起業創業③大学発ベンチャー・起業創業

＞原技術・知財から製品開発へ＞原技術・知財から製品開発へ

•• ④ボトムからの事業創出④ボトムからの事業創出

分散浸透イノベーション分散浸透イノベーション

•• 草の根イノベーション草の根イノベーション((本当の地域本当の地域inv.inv.））

地方再生地方再生

>>>>一極集中の是正、効果･利益配分の浸透一極集中の是正、効果･利益配分の浸透

•• 地域地域（中小）（中小）企業と学が連携、企業活動を内発強化企業と学が連携、企業活動を内発強化

地元に１～５億円地元に１～５億円//社の仕事と、人と街を創り出す社の仕事と、人と街を創り出す

•• 【【

開物成務塾の目的と目標開物成務塾の目的と目標

】】

•• 総力発揮のためのバランシング総力発揮のためのバランシング

•• ①技術・知財移転①技術・知財移転

＞発掘・発見が希望だった＞発掘・発見が希望だった

•• ②産学連携共同研究②産学連携共同研究

＞技術・知財の共同創出、目的を共有＞技術・知財の共同創出、目的を共有

•• ③大学発ベンチャー・起業創業③大学発ベンチャー・起業創業

＞原技術・知財から製品開発へ＞原技術・知財から製品開発へ

•• ④ボトムからの事業創出・草の根イノベーション④ボトムからの事業創出・草の根イノベーション

•• ⑤総力連携、知的資産／知的世界の格調転換⑤総力連携、知的資産／知的世界の格調転換•• 知的資産／知的世界の拡張転換（産業の質を連関の中で知的資産／知的世界の拡張転換（産業の質を連関の中で

捉える）捉える）•• 異種異質連携の新場面･未知場面を開拓する異種異質連携の新場面･未知場面を開拓する•• ＞＞場面と対象知の中身は連動する＞＞場面と対象知の中身は連動する•• ⇒出口⇒出口((中身中身))拡張拡張××場面拡張場面拡張××連携相手･連携方法拡張連携相手･連携方法拡張•• 知的資産・生産を反映する知的世界の拡張拡大知的資産・生産を反映する知的世界の拡張拡大•• 知的資産・生産投入場面知的資産・生産投入場面××連携の効果場面・拡張拡大連携の効果場面・拡張拡大•• 知的生産のための連携内容知的生産のための連携内容((主体主体**方法方法**関係づけ関係づけ……))

•• ①技術・知財移転①技術・知財移転

＞発掘・発見が希望だった＞発掘・発見が希望だった

•• ②産学連携共同研究②産学連携共同研究

＞技術・知財の共同創出、目的を共有＞技術・知財の共同創出、目的を共有

•• ③大学発ベンチャー・起業創業③大学発ベンチャー・起業創業

＞原技術・知財から製品開発へ＞原技術・知財から製品開発へ

•• ④ボトムからの事業創出④ボトムからの事業創出

•• ⑤総力連携、知的資産／知的世界の拡張転換⑤総力連携、知的資産／知的世界の拡張転換

•• >>産学官連携推進で広がった九大の学々連携産学官連携推進で広がった九大の学々連携

•• 知的資産／知的世界の拡張転換知的資産／知的世界の拡張転換

•• 同時に産業の質を連関の中で捉える、一国産業体同時に産業の質を連関の中で捉える、一国産業体

•• ⇒出口拡張（工業への反映は暫く忘れる）⇒出口拡張（工業への反映は暫く忘れる）

•• 知的資産・生産反映世界（産業、文化、観光･･）拡張知的資産・生産反映世界（産業、文化、観光･･）拡張

•• 知的資産・生産投入で生まれるものの拡張（製品知的資産・生産投入で生まれるものの拡張（製品??

•• ＧＤＰから真の総生産へＧＤＰから真の総生産へ

生産世界の測度は生産世界の測度は

•• ①技術・知財移転①技術・知財移転

＞発掘・発見が希望だった＞発掘・発見が希望だった

•• ②産学連携共同研究②産学連携共同研究

＞技術・知財の共同創出、目的を共有＞技術・知財の共同創出、目的を共有

•• ③大学発ベンチャー・起業創業③大学発ベンチャー・起業創業

＞原技術・知財から製品開発へ＞原技術・知財から製品開発へ

•• ④ボトムからの事業創出④ボトムからの事業創出

•• ⑤総力連携、知的資産／知的世界の格調転換⑤総力連携、知的資産／知的世界の格調転換

•• ⑥第６段階：⑥第６段階：

脱資本論＝知本論時代の新経済脱資本論＝知本論時代の新経済

理論確立（豊かさとは？幸福とは何か？）理論確立（豊かさとは？幸福とは何か？）

•• 知的価値社会の価値変換知的価値社会の価値変換

•• 生きる目標を変える？生きる目標を変える？

街を元気にする活動街を元気にする活動 知的価値社会の価値変換知的価値社会の価値変換 1212か月か月24PRJ24PRJ

つまりは街を元気にすることつまりは街を元気にすること

ａ産学連携による知の生産研究ａ産学連携による知の生産研究

ｂ米国ﾌﾟﾛﾊﾟﾃﾝﾄ政策を具現化する知財研究ｂ米国ﾌﾟﾛﾊﾟﾃﾝﾄ政策を具現化する知財研究

ｃ街の魅力造り研究ｃ街の魅力造り研究

ｄ研究成果具体化実践ｄ研究成果具体化実践

イノベーション／プロパテント政策／第４段階イノベーション／プロパテント政策／第４段階 の産学連携／現代社会環境の産学連携／現代社会環境

プロメテウスの火プロメテウスの火人類に智慧と火を与え人類に智慧と火を与えてくれた巨神族てくれた巨神族

天界の火を盗み人に智天界の火を盗み人に智慧と力を授けた慧と力を授けた

破壊と創造の炎でイノ破壊と創造の炎でイノベーションを起こそうベーションを起こそう

産学連携学会設立産学連携学会設立

産学連携学会は学会産学連携学会は学会++連携組織連携組織

産学官公民金産学官公民金 異種異異種異質繋ぐ質繋ぐ

産産学学連連携携学学会会

第第 １１ 回回 大大 会会

【と き】 ２００３年９月１５日（月・敬老の日）

９月１６日（火） 【と こ ろ】 北海道大学 学術交流会館

〒060-0808 札幌市北区北８条西５丁目

（北海道大学正門から入ってすぐ左側の建物です）

【大会事務局】 北海道大学先端科学技術共同研究センター内

産学連携学会第１回大会実行委員会

大会委員長 荒磯 恒久

〒001-0021 札幌市北区北 21 条西 11 丁目

TEL (011) 706-7199（事務担当：加藤）

FAX (011) 706-7220

E-mail: j-sip@cast.hokudai.ac.jp または taikai@j-sip.org

URL http://www.cast.hokudai.ac.jp/j-sip

プロメテウスの火

人類は火とそして知恵を授かり、

しかし未来を知る能力を失った。

代わりに得たのは、希望であった。

今、私たちは破壊と創造の火を燃やす。

産 学 連 携 学 会 2003

FFiirrsstt AAnnnnuuaall MMeeeettiinngg ooff JJaappaann SSoocciieettyy ffoorr IInntteelllleeccttuuaall PPrroodduuccttiioonn

開催要領・プログラム

プロメテウスの火プロメテウスの火

・人類に智慧と火を与え、ゼ・人類に智慧と火を与え、ゼ ウスに永遠に罰せられたプウスに永遠に罰せられたプ

ロメテウスの像ロメテウスの像((ｸﾞｽﾀﾌ･ﾓﾛｰｸﾞｽﾀﾌ･ﾓﾛｰ))

・永遠に鷲に内臓を食い破ら・永遠に鷲に内臓を食い破ら れる罰にも毅然としているれる罰にも毅然としている

横断性は新しいｷｰﾜｰﾄﾞ横断性は新しいｷｰﾜｰﾄﾞ

大学教育にも専門性（縦割り）に加えて横断大学教育にも専門性（縦割り）に加えて横断性（横割り）が必要性（横割り）が必要

異種異質なものの連携融合が、全く新しいも異種異質なものの連携融合が、全く新しいものを産み出す可能性を持つのを産み出す可能性を持つ

隣の研究室の研究内容が分からない？隣の研究室の研究内容が分からない？

隣接領域が分かることで専門性深まる隣接領域が分かることで専門性深まる

横断性を加えた新しい高等教育横断性を加えた新しい高等教育産学連携に係る教育・人材育成

「産学連携論・知的財産論」教育

(*)

九州大学・高等教育機構「大学院共通教育」

http://mail.rche.kyushu-u.ac.jp/%7Ein-kyotsu/syllabus_18.html

中央教育審議会答申などにおいて・・・

・高い専門性に加え、柔軟性、創造力、　実践力、マネージメント力、国際対応　力、などを有する人材

・グローバル化や科学技術の進展など社　会の急激な変化に対応し得る人材・専門分野だけでなく関連する周辺分野　の知識含めた豊かな学識を有する人材・・・といった人材養成を求められている。

社会的要請

他に先駆けて本プログラムを展開・・・

本学の大学院教育における人材養成機能の向上

社会の枢要な人材の育成に寄与

様々な場面を通じて全国へＰＲ

我が国の大学院における人材養成機能の充実強化

波及効果

人文科学府　　

人文科学府　　

比較社会文化学府

比較社会文化学府

人間環境学府　

人間環境学府　

数理学府　　　

数理学府　　　

法学府　　　　

法学府　　　　

経済学府　　　

経済学府　　　

理学府　　　　

理学府　　　　

システム生命科学

システム生命科学

医学系学府　　

医学系学府　　

歯学府　　　　

歯学府　　　　

法務学府　　　

法務学府　　　

芸術工学府　　

芸術工学府　　

薬学府　　　　

薬学府　　　　

工学府　　　　

工学府　　　　

システム情報科学

システム情報科学

総合理工学府　

総合理工学府　

生物資源環境科学

生物資源環境科学

九州大学大学院

社会的課題に対応する大学院共通教育プログラムの展開

１年

２年

３年

４年

５年

博士課程

博士課程（医・歯）

（修士課程）（博士前期）

（前・後期）（一貫）

学府共通教育学府共通教育

社会的課題に対応した体系的な科

国際協力、国際貢献関連科目群

経済、ビジネス関連科目群

感性、心理関連科目群

科学技術政策アナリスト関連科目群

サイエンスコミュニケータ関連科目群

知的財産、職業倫理関連科目群

防災、自然、環境関連科目群・・・

学府共通教育プログラム（仮称）学府共通教育プログラム（仮称）

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２

産学連携・知的財産６段階論産学連携・知的財産６段階論 －日本イノベーション確立－日本イノベーション確立ののための下敷ための下敷

これまでこれまで2020数年ほどの事象を考察数年ほどの事象を考察

「もの」の経済から「知」や「文化」、「芸術」な「もの」の経済から「知」や「文化」、「芸術」など、心を豊かにしてくれるものの価値をど、心を豊かにしてくれるものの価値をよりより高高く評価する方向へ移り変わっているく評価する方向へ移り変わっている

現状は、第３段階と第４段階辺り現状は、第３段階と第４段階辺り？？

いよいよ第５段階－総力連携時代に入ったといよいよ第５段階－総力連携時代に入ったと考えて、大局を考えて、大局を見失うことのないようにしたい見失うことのないようにしたい

地域横断－連携地域横断－連携 日本総力日本総力

イノベーションとは、しばしば「技術革新」と訳されイノベーションとは、しばしば「技術革新」と訳されている。彼が挙げたｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝの例とはている。彼が挙げたｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝの例とは

①創造的活動による新製品開発①創造的活動による新製品開発

②新生産方式の導入②新生産方式の導入

③新マーケットの開拓③新マーケットの開拓

④新たな資源（あるいはその供給源）の獲得④新たな資源（あるいはその供給源）の獲得

⑤組織の改革（新しい在り方の獲得）⑤組織の改革（新しい在り方の獲得）

等々、技術だけの話ではない。等々、技術だけの話ではない。

イノベーションとはイノベーションとは

開物成務塾とは？開物成務塾とは？

草の根イノベーションのためのワークショッ草の根イノベーションのためのワークショップであるプである

毎回の参加は自由だが、ＮＤＡにサイン毎回の参加は自由だが、ＮＤＡにサイン

相互貢献相互助力が原則。セミオープンな相互貢献相互助力が原則。セミオープンな協力し合う人の集まり。だから塾と名乗る。協力し合う人の集まり。だから塾と名乗る。

九大中小企業経営開発革新講座の別称九大中小企業経営開発革新講座の別称

草の根イノベーションとは？草の根イノベーションとは？

知的創造サイクルとは？知的創造サイクルとは？

開物成務塾の定義開物成務塾の定義

草の根イノベーションを地域から起こす草の根イノベーションを地域から起こす

イノベーションをイノベーションを““新商品開発新商品開発””に特化してに特化して

考える考える

草の根イノベーション＝分散イノベーショ草の根イノベーション＝分散イノベーションン

地域地域 担い手担い手 分野分野 コストコスト

今日から誰でも始められるイノベーション今日から誰でも始められるイノベーション

商品の構成要素商品の構成要素

新しい技術（知）新しい技術（知）

新しいマーケット新しいマーケット

新しい生産方法新しい生産方法

新しい販売方法新しい販売方法

新しい人的要素新しい人的要素

新しい価格新しい価格

同じものでも価格が異なれば別の商品！同じものでも価格が異なれば別の商品！

方法：方法： 異種融合・事業創造異種融合・事業創造

Cross Sector PartnershipCross Sector Partnership異種異質なものの連携・融合から、それまで異種異質なものの連携・融合から、それまでに無かったもの（知）を創造することに無かったもの（知）を創造すること

これを具体化する技法・技術は？これを具体化する技法・技術は？

数数1010種の技法を横断分析すると、６つのファ種の技法を横断分析すると、６つのファ

クターに分けて考えることができるクターに分けて考えることができる

開物成務塾ブランドを創生開物成務塾ブランドを創生

売上げ売上げ 50005000万円超万円超 CandidateCandidate売上げ売上げ １億円超１億円超 MasterMaster

候補生候補生 『『塾のマークとロゴ塾のマークとロゴ』』使用権獲得使用権獲得

マスターマスター『『名誉塾頭名誉塾頭』』マークとロゴマークとロゴ 使用権獲得使用権獲得

開物成務塾マーク開物成務塾マーク

インキュベーション（卵を両手で支えるイメージ）

狭いデザインでは駄目！狭いデザインでは駄目！

社会を変えるデザイン社会を変えるデザイン

明日を描けるデザイン明日を描けるデザイン

創造ができるデザイン創造ができるデザイン

みんなのことを考えるデザインみんなのことを考えるデザイン

地域を変えるデザイン地域を変えるデザイン

ﾃﾞｻﾞｲﾝ＝ﾃﾞｻﾞｲﾝ＝dede--signsign印をつける印をつける

描く描く

関連技法関連技法

ＢＳ法（自由な発想ＢＳ法（自由な発想

列挙法（落とし無く挙げる列挙法（落とし無く挙げる

年代順分析（順を追って挙げる年代順分析（順を追って挙げる

５Ｗ１Ｈ法（見方を変えて挙げる５Ｗ１Ｈ法（見方を変えて挙げる

チェックリスト法（見方をリストにしておくチェックリスト法（見方をリストにしておく

連想法（連想法（いもいもずる式に挙げるずる式に挙げる

機能展開（違うレベルで分ける機能展開（違うレベルで分ける

関連樹木関連樹木((ﾂﾘｰﾂﾘｰ))法（段階的に分けて行く法（段階的に分けて行く

カタログ法（分けるための型紙を借りるカタログ法（分けるための型紙を借りる

開物成務塾 製品は？

60超の卵

・おまかせとろろ・ながかロール

蜂蜜ゼリー

・猿鳶太助（簡易揚重システム）・ヒットコール（簡易版ｺｰﾙｾﾝﾀｰｿﾌﾄ）・医療用かつら・ネオギフト新世代商品・バイオ水環境改良製剤ｱｸｱﾘﾌﾄ・博多の舞

新しい褌ｽﾀｲﾙの下穿き

・バルーングッズ（風船タイプの新しい道具）・ｲﾝﾃﾘｱｺｰﾃﾞｨﾈｰｼｮﾝ

Ｉｎｌｅｔ

開物成務塾 製品は？

60超の卵

・カビ防除抗菌・新しい博多名物三大鍋・医療地域連携

電子カルテ・医療情報ｼｽﾃﾑ

・資金繰りソフト・メッセージスタンド・カラービジネスラボ・スカイキャッチャー空中撮影システム・きのこ栽培キット・からくりや電子時計・新しい住宅の概念

家のことは生きること

開物成務塾 製品は？

60超の卵

・ふくメシ・安心立命（福祉作業所製品の流通）・車の簡易日除け・幼稚園専用レンタルホームページ・自社ＰＲチラシのつくり方・子供向け安心安全虫除けスプレー・立花トータルサプライシステム（仏寺特化）・

「梅」地産品のブランド化

・ご当地美少女グッズ・エコボイラー