取付姿勢、取付面と軸配列...軸配列は下図の通り0 ～6...

取付姿勢

取付姿勢、取付面と軸配列

34 ヘリカル /ベベルヘリカルギヤ減速機 X..シリーズ – カタログ

取付姿勢

取付姿勢、取付面と軸配列 3

3 取付姿勢、取付面と軸配列3.1 取付姿勢定義取付姿勢は、ギヤハウジングの取付状態を定義し、M1..M6で示されます。

取付姿勢によっては、装備品に制約が生じる事があります。SEW-EURODRIVE までお問い合わせください。

標準取付姿勢（図中に灰色でマーク）代替取付姿勢

水平ギヤ減速機 M1 M3

垂直ギヤ減速機 M5 M6

直立ギヤ減速機 M4 M2

67611AXX

M1

M6 M2

M3

M4

ヘリカルギヤ減速機 X.F..

M5

M1

M2

M5

M3

M6

M4

ベベルヘリカルギヤ減速機 X.K..

M1M2

M5M3

M6

M4

ヘリカル /ベベルヘリカルギヤ減速機 X..シリーズ – カタログ 35

取付姿勢


3M1 M2

M5M3

M6M4

3

69242AJA

M1

M3

サイズX100～X210の場合

M2

M4

M4

M6

M6

M5

M1

M2

M3

M5

ベベルヘリカルギヤ減速機 X.T..

サイズX220～X320の場合

注記ギヤ減速機を取付姿勢 M2で取り付ける場合は、お客様側の取付構造がエアブリーザと検油棒に干渉せず、保守できることをご確認ください。

M1M2

M5M3

M6

M4

取付面



取付面


3.2 取付面

定義取付面とは、ギヤ減速機を固定する面です。取付面は 6面から指定できます（図 F1～F6）。• 脚取付（X..../B）または• フランジ取付（X..../F）

64744AXX

F1

F2

F4

F6

F5

F3

M1M2

M5M3

M6

M4


軸配列


3M1 M2

M5M3

M6M4

3

3.3 軸配列

軸配列は下図の通り 0～ 6で示します。他の軸配列の場合、バックストップとシャフトエンドポンプを装備するギヤ減速機の場合、軸配列が制限されることがあります。

3.3.1 X.F..

次の軸配列は、ギヤ減速機形式 X.F..の場合のものです。

3.3.2 X.K..

次の軸配列は、ギヤ減速機形式 X.K..の場合のものです。

軸配列 X.FS.. 軸配列 X.FH../ X.FA..

69197AXX 69198AXX

4

2

3

1

4

1

2

3

軸配列 X.KS.. 軸配列 X.KH../ X.KA..

69199AXX 69200AXX

40

3

4

0

3

M1M2

M5M3

M6

M4

軸配列



軸配列


3.3.3 X.T..

次の軸配列は、ギヤ減速機形式 X.T..の場合のものです。ギヤサイズ 100～ 210

ギヤサイズ 220～ 320

軸配列 X.TS.. 軸配列 X.TH../ X.TA..

69237AXX 69239AXX

4

6

36

44

33

軸配列 X.TS.. 軸配列 X.TH../ X.TA..

69239AXX69240AXX

5

4

3

5

44

33

M1M2

M5M3

M6

M4


取付姿勢と標準取付面


3M1 M2

M5M3

M6M4

3

3.4 取付姿勢と標準取付面

ある標準取付面はそれに対するここの取付姿勢と組み合わされます。

注記• 取付姿勢および取付面は注文確認書と同じでなければなりません。• 許容される誤差は ±1°です。• 灰色にマークしたギヤ減速機は標準仕様です。• 標準仕様と異なる形式の場合は、付属品に制約が生じることがあり、納期が長くなる可能性もあります。

• 他の取付面は、特定の取付姿勢との組み合せの場合に可能です。仕様書の図を参照してください。

M1

M6 M2

M3

M4

X.F..

X.K..

F14

4

4

3

4

4

11

1

2

1

2

2

2

2

1

2

3

3

0

0

0

0

0

0

3

34

3

M1

F14

3

F6

M2

4

3

F6

F3

M54

3

F3

F2

M3

3

4

F2

F3

M6

4

3

F3

F6

M4

4

3

F6

M5

1

M1M2

M5M3

M6

M4






69074AJA

F6

M1

M3

4

4

4

4

4

3

3

3

4

6

6

6

M2

M4

M4

M6

M6

M5

F3

3

3

3

6

6

F2

F6

4

4

43

3

3

5

5

5

5

F1

M1

4

3

3

6

F1F6

M2 F6

F3

F3

F3

M3

M5

3

4

5

5

X.T

4

F2

ギヤ減速機のサイズ < 210

ギヤ減速機のサイズ > 220

M1M2

M5M3

M6

M4


傾斜および揺動取付


3M1 M2

M5M3

M6M4

3

3.5 傾斜および揺動取付

→ 2013年から、傾斜および揺動取付は次のように定義されます！

標準的な取付姿勢と異なる取付姿勢は、傾斜および揺動取付に区別されます。

注記• 傾斜および揺動取付には、SEW-EURODRIVEとの話し合いが必要です。寸法表などの注文書類を参照してください。

• 傾斜および揺動取付の場合は、付属品や技術データに制約が生じることがあり、納期が長くなる可能性もあります。SEW-EURODRIVE までお問い合わせください。

69258AXX

M1

M6

M2

M5

M4

+

++

+

0°

M1M2

M5M3

M6

M4






3.5.1 傾斜取付傾斜取付は、標準とは異なるものの、固定された取付姿勢を持ちます。運転中、ギヤ減速機の取付姿勢は変化しません。

例 :形式記号は以下のように構成されています。

オイルレベル点検は、選択した傾斜取付姿勢で行ないます。

傾斜取付は、銘板に以下のように示されています。

M1 ＝初期取付姿勢M4 = 傾斜方向9° = 傾斜角度

取付姿勢 M1から M4へ、9°傾斜します。

M1-M4/9°

69256AXX

+9°

+9°M1-M4/9°

M1

M4

M2

+

M10°

0°

69264AXX

Made in Germany M1-M4/9°/F1

M1M2

M5M3

M6

M4




3M1 M2

M5M3

M6M4

3

3.5.2 揺動取付揺動取付は、運転中に取付姿勢を、決められた最大 /最小傾斜角度内で変化できます。

例 :ギヤ減速機は、運転中、取付姿勢をM1からM6へ9°、M1からM5へ12°揺動する場合。

ステップ 1

より大きな揺動角度を持つ方向この例では M5方向へ 12°（12° > 9°）がプラス表記になります。12° → M1から M5へ、+12°

9°→ M1から M5へ、-9°（＝ M1から M6へ 9°）

69259AXX

M1

M6

M5

-9° +12°

0°

0°

69257AXX

M1

M6

M5

-

+

M1-M5/12° M1 +12°

M1-M5/–9° –9°

0°

M1M2

M5M3

M6

M4






形式記号は以下のように構成されます。

揺動取付は、銘板に以下のように示されています。

ステップ 2

揺動取付では、オイルレベル点検の際の揺動角は、お客様側で確定します。オイルレベル点検の角度を説明するため、補助銘板が取り付けられています。ここに、オイルレベル点検のための取付姿勢が示されています。

M1 ＝初期取付姿勢M5 = 揺動方向12° ＝ M1から M5へ、12°–9° = M1から M5へ、–9°（= M1から M6へ、9°）

69261AXX

69260AXX

M1-M5/–9°...12°

Made in Germany M1-M5/-9...12°/F1

01.1807051010.0001.12M1-M5/10°

1986 968 1DE

M1M2

M5M3

M6

M4




3M1 M2

M5M3

M6M4

3

3.5.3 組み合せ :傾斜および揺動取付傾斜取付と揺動取付を組み合せることもできます。以下の例は、第 3.5.1章と第 3.5.2章に基づく傾斜および揺動取付の組み合せを示しています。形式記号は以下のように構成されています。

傾斜および揺動取付は、銘板に以下のように示されています。

傾斜と揺動取付が組み合わされている場合、オイルレベルを点検する際の揺動角はお客様が調整します。傾斜角度は、固定のため調整の必要はありません。オイルレベルの点検を正しく行なうために、ギヤ減速機には補助銘板が取り付けられています。ここに、オイルレベル点検のための取付姿勢が示されています。この例では、M1-M4/9° M1-M5/10°でオイルレベルの点検を行ないます。

M1 ＝初期取付姿勢M4 = 傾斜方向9° = 傾斜角度

M1 ＝初期取付姿勢M5 = 揺動方向12° = M1から M5へ 12°–9° = M1から M5へ –9°（= M1から M6へ 9°）

69263AXX

69264AXX

M1-M4/9° （傾斜取付）

M1-M5/–9°...12° （揺動取付）

Made in Germany

M1-M4/9° M1-M5/-9...12°/F1

01.1807051011.0001.12

1986 968 1DE

M1-M4/9°M1-M5/10°

M1M2

M5M3

M6

M4

メンテナンス記号





3.6 メンテナンス記号

以下のメンテナンス記号は、給油口、オイルドレン、検油棒、エアブリーザ等がギヤ減速機の何処にあるかの概要を示しています。

3.6.1 メンテナンス記号の凡例メンテナンス記号には、以下のシンボルが使用されています。

3.6.2 メンテナンス記号に関する注意事項

＝給油口＝オイル潤滑ユニットの接続口（供給）

＝オイルドレン＝オイル潤滑ユニットの接続口（排出）

＝オイルレベルグラス＝水冷ユニットの冷却水接続口（供給）

＝検油棒＝水冷ユニットの冷却水接続口（排出）

＝エアブリーザ＝平形グリースニップル

＝点検用開口部 = 円錐形グリースニップル

= エアブリーザ = グリスドレンプラグ

OIL

OIL

H2O

H2O

注記その他のメンテナンス記号は、ご要望に応じて入手可能です。

M1M2

M5M3

M6

M4




3M1 M2

M5M3

M6M4

3

3.6.3 ギヤ減速機：取付姿勢 M1と M3/スプラッシュ潤滑または強制潤滑

67601AXX

M1XF.. / XK.. / X.T..

M3XF.. / XK.. / X.T..

M1M2

M5M3

M6

M4

回転方向、バックストップの位置





3.7 回転方向、バックストップの位置

以下の表は、入力軸と出力軸の回転方向を示します。中実軸仕様のギヤ減速機とバックストップの位置を、図式で示しています（合わせて X.F 438 ページ、X.K 441 ページ、X.T 444ページを参照してください）。

3.7.1 X.F..

注記ギヤ減速機は基本的に両方向に運転できます。例外はバックストップ付きギヤ減速機です。

67652AJA

= バックストップの位置

= バックストップの代替位置（ギヤサイズとギヤ比によって異なります）

* = バックストップを使用する場合は、SEW-EURODRIVEまでお問い合わせください。1) 出力軸（LSS）に加わる外部の力に関する制約にご注意ください。

134 243 213 * 124 * 1234 *

3 4 3 3

軸配列 14 23 13 24

最終ギヤの位置

最終ギヤの位置 3 4 3 4

X2F...

X3F...

X4F...

軸配列

X2F...

X3F...

X4F...

4

1) 1)

1) 1) 1)

M1M2

M5M3

M6

M4




3M1 M2

M5M3

M6M4

3

3.7.2 X.K..

標準

逆転

67655AJA

67657AJA



1) 出力軸（LSS）に加わる外部の力に関する制約にご注意ください。

03 04 034最終ギヤの位置 4 3 3

X2K...

X3K...

X4K...

軸配列 1) 0431)

4

03 04

最終ギヤの位置 3 4

X2K...

X3K...

X4K...

1) 1)軸配列

M1M2

M5M3

M6

M4






3.7.3 X.T..

標準

逆転

68457AJA

69222AJA



1) 出力軸（LSS）に加わる外部の力に関する制約にご注意ください。

64 最終ギヤの位置 3

X3T100-210

X4T100-210

軸配列 634

5343

X3T220-250

X4T220-250

1) 5431)

4

軸配列

634 1) 643 1)

3 4

最終ギヤの位置53 4

54 3

53 54

最終ギヤの位置 3 4

X3T...

X4T...

1) 1)軸配列 64 4

63

3

1) 1)

M1M2

M5M3

M6

M4

取付姿勢、取付面と軸配列...軸配列は下図の通り0 ～6...

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