高齢運転者に係る交通事故分析...

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高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年) 資料1 平成29年3月17日

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Page 1: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

高齢運転者に係る交通事故分析(平成28年)

資料1

平成2 9年3月 17日

警 察 庁

Page 2: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

1) 全年齢層における類型別死亡事故件数(平成24~28年合計)

免許人口10万人当たりの類型別死亡事故件数を見てみると、若年運転者では工作物衝突が際立って多く、正面衝突、出会い頭衝突の死亡事故が多い。

一方、高齢運転者は全体的に件数が多く、正面衝突や出会い頭衝突、路外逸脱や工作物衝突が特に多く、これらは年齢が上がるほど件数が増加する傾向にある。

図 免許人口10万人当たりの原付以上運転者(第一当事者)における年齢層別・類型別死亡事故件数(平成24~28年の5年合計)

類型別死亡事故件数(免許人口10万人当たり)

21.114.6

19.0

10.5

21.3

10.913.8

(注) 免許人口は、対象期間(平成24年~平成28年)

の中間年である平成26年12月末時点の数である。

以下、本資料において対象期間を5年としているものは同じ。1

11.2

Page 3: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

2) 75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年)

平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

運転者と比較して単独事故による死亡事故が多くなっており、具体的類型として工作物衝突、出会い頭衝突、正面衝突の順に多く発生している。

一方、75歳未満の運転者による死亡事故については人対車両による死亡事故が多くなっており、具体的な類型として横断中、工作物衝突の順に多く発生している。

図 原付以上第一当事者の類型別死亡事故件数比較(平成28年)

2

類型別死亡事故件数比較

死亡事故件数:459 (件)

工作物衝突

路外逸脱

その他

横断中

24%

12%

4%

12%

6%

14%

14%

6%

4%

5%

1%

0%10%20%30%40%

横断中以外

出会い頭衝突

正面衝突

右左折時

追 突

その他

列 車

16%

4%

3%

27%

11%

11%

10%

7%

6%

4%

1%

0% 10% 20% 30% 40%

死亡事故件数:2,951 (件)

<75歳以上高齢運転者>

(108)

(56)

(18)

(55)

(26)

(64)

(62)

(28)

(17)

(21)

(4)

(461)

(116)

(101)

(799)

(318)

(333)

(293)

(206)

(186)

(121)

(17)

車両単独

人対車両

車両相互

40%(182)

18%(81)

42%(192)

車両単独

人対車両

車両相互

23%(678)

38%(1,117)

39%(1,139)

<75歳未満の運転者>

Page 4: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

3) 75歳以上高齢運転者死亡事故の発生時間比較 (平成28年)

図 原付以上第一当事者の死亡事故発生時間の比較(平成28年)

死亡事故発生時間比較

平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について、全体の約8割の死亡事故は昼間に発生している。

一方、 75歳未満の運転者による死亡事故は、夜間に発生する割合が5割を超えている。

<75歳以上高齢運転者> <75歳未満の運転者>

3

372 81%

87 19%

昼 間

夜 間

1,400 47%

1,551 53% 昼 間

夜 間

死亡事故件数:459 (件) 死亡事故件数:2,951 (件)

(注) 「昼間」とは日の出から日没までを、「夜間」とは日没から日の出までをいう。

Page 5: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

163 5.5%

2,788 94.5%

4) 75歳以上高齢運転者死亡事故の発生場所比較(1) (平成28年)

図 原付以上第一当事者の死亡事故発生場所の高速・一般道別比較(平成28年)

死亡事故発生場所の高速・一般道別比較

平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について、全体の約98%は一般道で発生し、高速道路で発生した死亡事故は全体の約2%である。

一方、 75歳未満の運転者による死亡事故は、全体のうち約6%は高速道路において発生している。

<75歳以上高齢運転者> <75歳未満の運転者>

4

9 2.0%

450 98.0%

一般道

高速道路

死亡事故件数:459 (件) 死亡事故件数:2,951 (件)

一般道

高速道路

Page 6: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

5) 75歳以上高齢運転者死亡事故の発生場所比較(2) (平成28年)

図 原付以上第一当事者の死亡事故発生場所の類型別比較(平成28年)

死亡事故発生場所の類型別比較

平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型毎の発生場所を見てみると、車

両単独、車両相互の死亡事故は非市街地において発生する場合が多い一方、人対車両の死亡事故は人口集中市街地において発生する場合が多い。

加えて、 75歳未満の運転者による死亡事故と比較すると、概ねの傾向は変わらないものの、75歳以上高齢運転者は非市街地で発生する場合が多い。

94

38

32

24

98

37

29

32

267

117

20

126

0%20%40%60%80%100%

人口集中市街地 その他の市街地 非市街地

(合計)

182(件)

81(件)

車両単独

車両相互

人対車両

192(件)

(20%)(19%)(61%)

(40%)(36%)(25%)

(13%)(18%)(69%)

死亡事故件数:459 (件) 死亡事故件数:2,951 (件)

865

330

397

134

728

244

353

129

1,358

565

367

415

0% 20% 40% 60% 80% 100%

人口集中市街地 その他の市街地 非市街地

(50%)(21%)(29%)

(32%)(36%) (33%)

(61%)(19%)(20%)

(合計)

678(件)

1,117(件)

1,139(件)

<75歳以上高齢運転者> <75歳未満の運転者>非市街地

人口集中市街地 人口集中市街地

合 計

(20%)(21%)(58%) (46%)(25%)(29%)

2,951(件)459(件)

(合計には列車事故4件がある) (合計には列車事故17件がある)

5(注) 「市街地」とは、道路に沿っておおむね500m以上にわたって住宅等の建築物が連立している状態であって、その地域における建造物・敷地の占める割合

が80%以上になる地域をいい、 「人口集中市街地」とは、市街地のうち総務省人口集中地区境界図において人口集中地区として示されている地域(基本単位区の人口密度が4,000人/km2以上、かつ隣接する基本単位区との合計人口が5,000人以上)をいう。また、「非市街地」とはこれら以外の地域をいう。

非市街地

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図 原付以上第一当事者の死亡事故発生場所・居住地比較(平成28年)

死亡事故発生場所・居住地比較

333

132

59

138

126

60

22

44

0%20%40%60%80%100%

同一市町村 別の市町村

車両単独

車両相互

人対車両

(69%)(31%)

(73%)(27%)

(76%)(24%)

1,400

486

604

298

1,551

653

513

380

0% 20% 40% 60% 80% 100%

同一市町村 別の市町村

(57%)(43%)

(54%) (46%)

(56%)(44%)

<75歳以上高齢運転者>

同一市町村 別の市町村同一市町村別の市町村

合 計

(73%)(27%) (53%)(47%)

※居住地不明者は「別の市町村」に計上した。

<75歳未満の運転者>

6) 75歳以上高齢運転者死亡事故の発生場所・居住地比較 (平成28年)

平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について発生場所と居住地との関係を見てみると、75歳以上高齢運転者は、75歳未満と比較して同一市町村内での死亡事故を起こす場合が多い。

6

死亡事故件数:459 (件) 死亡事故件数:2,951 (件)(合計には列車事故4件がある) (合計には列車事故17件がある)

(合計)

182(件)

81(件)

192(件)

(合計)

678(件)

1,117(件)

1,139(件)

2,951(件)459(件)

Page 8: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

7) 75歳以上高齢運転者死亡事故の人的要因比較 (平成28年)

図 原付以上第一当事者の死亡事故における人的要因比較(平成28年)

平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について人的要因を見てみると、操作不適が最も多く、次いで内在的前方不注意(漫然運転等)、安全不確認の順に多く発生している。

一方、 75歳未満の運転者による死亡事故は、内在的前方不注意(漫然運転等)によるものが最も多く、次いで安全不確認、外在的前方不注意(脇見等)の順に多く発生している。

7

死亡事故の人的要因比較

28%

23%

22%

9%

8%

0%5%10%15%20%25%30%

操作不適

安全不確認

内在的前方不注意(漫然運転等)

外在的前方不注意(脇見等)

判断の誤り

16%

25%

24%

12%

19%

0% 10% 20% 30% 40%

死亡事故件数:459 (件) 死亡事故件数:2,951 (件)

<75歳以上高齢運転者> <75歳未満の運転者>

(127)

(106)

(100)

(43)

(37)

(472)

(740)

(721)

(350)

(550)

このうち、

ハンドルの操作不適

15%(69)

ブレーキとアクセルの踏み間違え

5.9%(27)

このうち、

ハンドルの操作不適

11%(320)

ブレーキ・アクセルの踏み間違え

0.7%(20)

※調査不能が46件ある ※調査不能が118件ある

Page 9: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

1,843 223 981

558 18%

135 4%

26 1%423

14%

883%

1,817 60%

161 34%

24 5%

2 0%

122 26%

316%

137 29%

8) 75歳以上高齢運転者死亡事故の当事者別死者数比較(平成28年)

第二当以下死者数

単独事故

18739%

第一当同乗者死者数

第一当死者数

第一当死者数

第一当同乗者死者数

平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故における当事者別死者について見てみると、全体のうち約39%は単独事故による死者で、75歳未満の運転者と比較して高い割合を占めているほか、第一当事者の死者数が多い。

一方、第二当以下死者数は、75歳未満の運転者による死亡事故で割合が高い。

図 原付以上第一当事者の死亡事故における当事者別死者数比較(平成28年)

死亡事故の当事者別死者数比較

第二当以下死者数

単独事故

71924%

第一当死者数

第一当死者数第一当同乗者

死者数

死者数:3,047 (人)

<75歳以上高齢運転者> <75歳未満の運転者>

8

第一当同乗者死者数

非単独事故

2,32876%

非単独事故

29061%

第二当以下死者数

第二当以下死者数

13955283

第一当死者数第一当同乗者

死者数第二当以下

死者数

(59%) (12%) (29%)

死者数:477 (人)

第一当死者数第一当同乗者

死者数第二当以下

死者数

(32%) (7%) (60%)

Page 10: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

28.6 19.9 17.4 13.6 12.0 13.0 12.9 12.5 12.1 11.9 10.4 9.7 13.1 18.6 17.3

16.0

3.2 1.4

0.9 0.8 0.8 0.6 0.8 1.3 1.3 1.8 2.4

4.2

8.3 11.3

35.3

10.6

5.7 4.5 4.4 4.7 5.1 5.1 6.4 7.0 7.9 11.5

23.1

38.8

63.7

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

13.3

9) 全年齢層における当事者別死者数(1)(平成24~28年の5年合計)

図 免許人口10万人当たりの原付以上運転者(第一当事者)死亡事故における第一当事者、第一当事者同乗者、第二当事者以下死者数比較(平成24~28年の5年合計)

死亡事故の当事者別死者数比較(免許人口10万人当たり)(人(免許人口10万人当たり))

第一当同乗者死者数

第一当死者数

免許人口10万人当たり死亡事故における各当事者の死者数について、75歳を境に、第一当事者死者数が同乗者・第二当事者以下死者数を上回る。

また、第二当事者以下死者数は、16歳から34歳、80歳以上の年齢層で多くなる。

第二当以下

死者数第二当以下死者数の平均

23.1 全死者数の平均

【参考】 死者数

9

第一当 349 509 340 318 360 441 417 366 436 513 561 557 618 515 305

第一当同乗者 158 154 84 64 62 73 52 57 90 94 126 116 112 110 54

第二当以下 283 953 1,039 951 978 1,211 1,049 898 820 871 737 470 349 246 83

合 計 790 1,616 1,463 1,333 1,400 1,725 1,518 1,321 1,346 1,478 1,424 1,143 1,079 871 442

Page 11: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

28.6 19.9 17.4 13.6 12.0 13.0 12.9 12.5 12.1 11.9 10.4 9.7 13.1 18.6 17.3

5.6

1.0 0.5

0.4 0.4 0.3 0.3 0.4 0.6 0.5 0.7 1.3

2.3

5.1 5.8

15.5

4.7 2.5

2.0 2.0 2.2 2.3 2.1 2.7 3.1 3.9 5.5

11.5

18.3

30.5

30.2

8.1

4.1 3.1

2.8 3.0 3.1 3.3 4.4 4.6 5.2

7.1

13.5

23.8

38.6

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

図 免許人口10万人当たりの原付以上運転者(第一当事者)死亡事故における第一当事者、第一当事者同乗者、第二当事者以下死者数比較(平成24~28年の5年合計)

死亡事故の単独・非単独事故別の当事者別死者数比較(免許人口10万人当たり)(人(免許人口10万人当たり))

第一当同乗者死者数

(単独事故以外)

第一当死者数

(単独事故以外)

免許人口10万人当たり死亡事故における各当事者の死者数について、16歳から19歳、75歳以上の年齢層は特に単独事故によるものが多くなる。

また、第二当事者以下死者数は、16歳から34歳、80歳以上の年齢層で多くなる。(再掲)

第二当以下

死者数

単独事故による死者(第一当・同乗者)

10) 全年齢層における当事者別死者数(2)(平成24~28年の5年合計)

【参考】 死者数

13.3 第二当以下死者数の平均

10

単独事故 299 388 245 220 226 280 255 239 297 339 365 344 361 315 185

第一当(単独以外) 153 226 149 137 163 203 189 153 186 229 275 265 307 243 146

同乗者(単独以外) 55 49 30 25 33 31 25 31 43 39 47 64 62 67 28

第二当以下 283 953 1,039 951 978 1,211 1,049 898 820 871 737 470 349 246 83

合計 790 1,616 1,463 1,333 1,400 1,725 1,518 1,321 1,346 1,478 1,424 1,143 1,079 871 442

Page 12: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

11) 全年齢層における当事者別死者数(3)(平成24~28年の5年合計)

免許人口10万人当たり死亡事故における第一当事者及び同乗者を除く死者数の状態別内訳を見てみる

と、どの年齢層においても歩行者を死亡させる事故が最も多く、また、若年運転者については自動車乗車中の相手方を死亡させる事故が比較的多い。

図 免許人口10万人当たりの原付以上運転者(第一当事者)死亡事故における第一当事者及び同乗者を除く第二当事者以下死者における状態別比較(平成24~28年の5年合計)

死亡事故の第一当事者及び同乗者を除く死者における状態別死者数比較(免許人口10万人当たり)

5.7 2.5 1.7 1.3 1.2 1.1 1.0 1.3 1.0 0.8 0.6 0.8 1.1 1.8 1.5

2.9

1.9 1.6

1.1 0.9 1.3 1.1 1.0 1.0 1.0 0.9 0.9 1.0 1.1 2.1

1.9

1.4 0.7

0.6 0.5 0.4 0.5 0.5 0.4 0.6 0.5 0.3 0.6 0.5

0.8

2.8

2.6 2.6

1.9 1.8 2.1 1.9 2.2 1.8 1.9 1.3 1.6 2.5

3.4 2.1

15.2

11.5

10.6

8.6 7.6

8.0 8.4 7.4 7.9 7.5 6.9 6.0

7.8

11.6 10.6

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0(人(免許人口10万人当たり))

自動車

自動二輪

原 付

自転車

歩行者

その他(53%)

(58%)

(61%)

(63%)(63%)

(62%) (65%) (59%) (65%) (63%)(66%) (62%)

(60%)

(63%)(61%)

【参考】 死者数

11

※ 合計には「その他」がある。

歩行者 150 550 637 601 618 749 678 532 536 549 489 290 209 154 51

自転車 28 125 156 136 145 200 155 159 120 137 95 77 66 45 10

原付 19 66 43 43 40 40 42 37 27 44 37 16 16 6 4

自動二輪 29 92 96 75 73 118 89 73 66 75 65 46 26 14 10

自動車 56 118 104 92 98 100 82 96 69 62 45 39 29 24 7

合 計 283 953 1,039 951 978 1,211 1,049 898 820 871 737 470 349 246 83

Page 13: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

12) 全年齢層における当事者別死者数(4)(平成24~28年の5年合計)

免許人口10万人当たり死亡事故における第一当事者及び同乗者を除く死者数の年齢層別内訳を見てみると、どの年齢層においても高齢者を死亡させる事故が多い。

図 免許人口10万人当たりの原付以上運転者(第一当事者)死亡事故における第一当事者及び同乗者を除く第二当事者以下死者における年齢層別比較(平成24~28年の5年合計)

死亡事故の第一当事者及び同乗者を除く死者における年齢層別死者数比較(免許人口10万人当たり)

13.1

8.96.5 5.1 4.4 5.1 5.3 4.4 4.4 4.3 3.3 3.0 2.7 3.4 3.1

15.2

10.6

10.4

8.07.1

7.5 7.37.8 7.5 7.3

6.9 6.410.1

14.914.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0(人(免許人口10万人当たり))

子供(15歳以下)

の死者

高齢者(65歳以上)

の死者

16~64歳の死者

(53%)

(54%)

(60%)

(59%)(60%)

(58%) (56%)(62%) (62%) (62%)

(66%) (66%)(77%)

(80%)(81%)

【参考】 死者数

12

15歳以下 3 17 26 29 33 37 34 21 17 18 22 15 7 4 1

16~64歳 130 426 388 360 362 475 427 317 295 317 230 144 72 45 15

65歳以上 150 510 625 562 583 699 588 560 508 536 485 311 270 197 67

合 計 283 953 1,039 951 978 1,211 1,049 898 820 871 737 470 349 246 83

Page 14: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

13) 全年齢層における当事者別死者数(5)(平成24~28年の5年合計)

免許人口10万人当たり死亡事故における第一当事者及び同乗者を除く死者数のうち、子供の死者数について見てみると、50歳以上の運転者による子供死者数は、全年齢層の子供死者数平均を下回っている。

図 免許人口10万人当たりの原付以上運転者(第一当事者)死亡事故における第一当事者及び同乗者を除く第二当事者以下死者のうち、子供(15歳以下)の死者数比較 (平成24~28年の5年合計)

死亡事故の第一当事者及び同乗者を除く死者のうち子供の死者数比較(免許人口10万人当たり)

0.30

0.35

0.43 0.41 0.40 0.40 0.42

0.29 0.25 0.25

0.31 0.31 0.26

0.30

0.21

0.00

0.10

0.20

0.30

0.40

0.50

0.60

0.70

0.80(人(免許人口10万人当たり))

0.35

第一当及び同乗者を除く死者のうち

子供の死者数平均

13

Page 15: 高齢運転者に係る交通事故分析 (平成28年)...2)75歳以上高齢運転者死亡事故の類型別比較(平成28年) 平成28年中に発生した75歳以上高齢運転者による死亡事故について類型別に見てみると、75歳未満の

460

280 213

173 167 165 163 161 168 183 173 180 226 250 269

156

29

11 8 7 6 7 7 10

11 14

19 35

50 63

345

80

42 31 28 30 34 39 43 49 52

75

128

195

264

0

200

400

600

800

1,000

14) 全年齢層における当事者別死者数(6)(平成24~28年の5年合計)

図 免許人口10万人当たりの原付以上運転者(第一当事者)交通事故における第一当事者、第一当事者同乗者、第二当事者以下死者・重傷者数比較(平成24~28年の5年合計)

交通事故の各当事者別死者・重傷者数比較(免許人口10万人当たり)(人(免許人口10万人当たり))

187

免許人口10万人当たり死亡事故における第一当事者、同乗者、第二当事者者以下の死者・重傷者数を比較すると、第二当事者以下死者・重傷者数は16歳から29歳、75歳以上の年齢層で多い。

第一当同乗者死者・

重傷者数

第一当死者・

重傷者数

第二当以下死者・

重傷者数

第二当以下死者・重傷者の

平均

【参考】 死者・重傷者数

14

第一当 3,413 3,847 2,511 2,175 2,320 2,797 2,763 2,798 2,925 3,584 3,651 3,627 3,404 2,590 1,266

第一当同乗者 1,541 1,393 655 564 564 599 551 525 659 832 984 939 925 668 300

第二当以下 4,550 13,448 12,772 12,153 13,633 15,412 13,222 11,587 11,400 13,434 12,260 8,715 6,039 3,317 1,287

合 計 9,504 18,688 15,938 14,892 16,517 18,808 16,536 14,910 14,984 17,850 16,895 13,281 10,368 6,575 2,853