海外大学進学を視野に入れた 進路指導とsghの取組 · 論文の書き方講座...
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海外大学進学を視野に入れた進路指導とSGHの取組
平成30年6月29日(金)神奈川県立横浜国際高等学校
副校長 本郷 宏一
平成20年創立:単位制専門高校
国際交流活動(8カ国)
全校生徒:591名 15クラス
少人数の語学教育
及び第2外国語全員必履修
「世界市民として自立し、将来日本社会や国際社会におけるリーダーとして活躍する人材となるような生徒を育成する」
横浜国際高等学校のテーマ
対象生徒:平成26年度入学生240名(国際情報科)から
年次進行で実施(昨年3月、指定初年度生徒が卒業)
~グローバルなビジネスチャンスの模索と新たな国際貢献の展開へ向けて~
グローバルビジネスの 新しい戦略構想
新しい国際平和貢献への道
世界の環境問題の解決に向けての提言
研究開発構想名:気づき、考え、行動するグローバル・リーダー育成の戦略的プログラム
横浜国際高等学校の構想図
5年間の実施スケジュール
1年次生課題研究総合的な学習の時間、現代社会、総合英語
2年次生課題研究海外研修、諸機関との連携の強化
3年次生課題研究論文(英語)作成等
H26~28の取組を検証し、さらに発展させる。
研究開発の成果のまとめ・研究フォーラム
H26 H27 H28 H30H29
全校生徒を対象とした活動
生徒の自主的活動をサポートする体制
3年間の系統的な個人課題研究活動
ディベート及びネゴシエーション活動
海外スタディツアー及び事後活動
総合的な学習の時間
総合英語・英語理解・WS・IC
平成29年度研究体制(今年度も継続)
現代社会
科目開発・単元開発
海外スタディツアー・海外企業訪問
生徒委員会による活動
教科外活動
高大連携事業
生徒の個別活動
4月〜7月 8月〜12月 1月〜3月
1年次 Subject Research<SR>(テーマ選定のための学習)、現代社会、総合英語 など
○SGH講演会○イングリッシュ・キャンプ
○論文の書き方講座(東京外語大)
○大学訪問(東京外語大)○サマープログラム○ブックトーク①②○大学院生講演会○ピアサポート
○テーマレポート提出○課題研究開始○スタディツアー派遣生徒選考
2年次 Project Research<PR>(日本語論文の作成)、英語理解、WS など
○調査分析と論文執筆
○中間発表
○調査(海外スタディーツア-含)○ピアサポート○論文執筆と日本語による要旨作成
○海外修学旅行企業訪問
○PR発表会○DRテーマの選定
3年次 Discussion&Research<DR>(英語論文の作成)、IC
○DRテーマグループ内発表
○論文下書き執筆とグループ討議
○論文作成○グループ内発表と討議
○DR発表会(英語)
○論文完成○報告会での発表
3年間のSGHの主な活動
社会へ
の関心
論理的
思考力
語学力
基礎知識
問題
解決力
表現力
海外スタディツアーの実施
三つのサブテーマに即した内容
ベトナム ➤ グローバルビジネス
カンボジア➤ 国際平和貢献
ボルネオ島➤ 環境問題解決
・グローバルビジネス
・国際平和貢献
・環境問題解決
活動日:毎週水曜日放課後現地の状況を調べたり、大学や企業等を訪問し
現地で発表する内容について議論を深めたりして、訪問の準備とした。
・文化祭における活動報告
・スタディーツアー報告会
・大学での研究発表会
・小学校/中学校での研修報告会
・PR発表会、活動報告会
成長させてくれたSGHのプログラムに感謝しています。
英語力の向上につながり、論文の書き方もしっかり学ぶことができました。
新しい考えや人との関わり・協力の方法がわかりました。
講演会などを通して、物事を多角的に見る力を養うことができました。
自分の夢の具現化できました。
海外大学進学に向けた取組
海外大学説明会(生徒・保護者対象)の実施
SGH活動における大学院生のピアサポートや大使館な
ど外部講師の活用
在学生徒の留学単位の認定
在学生徒の海外大学等への研修の機会
海外に進学した卒業生のメッセージ、座談会
H26(1年次)
・英語合宿でのグループリーダーの経験・総合的な学習の時間で世界の課題を学び、発展途上国におけるビジネス開発のテーマ設定
H27(2年次)
H28(3年次)
H29(卒業)
・バングラデシュへの海外スタディツアーへの参加・日本人としての将来の可能性を追究するための海外進学を決意、準備・他校との交流活動への参加・ハーバードプライズブック賞の受賞
・英語スピーチコンテストへの参加・課題研究の総仕上げ(英語論文の作成)・課題研究論文をもとにした大学の志願書の作成及び発表