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可視不能な体内植え込み型医療機器のリアルタイム可視化装置の開発 Real-‐'me imaging detector to visualize the implanted medical devices
筑波大学医学医療系脳神経外科 高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所 産業総合研究所計測フロンティア研究部
鶴嶋 英夫、鶴田 和太郎、松村 明 兵藤一行 豊川 弘之
臨床上の問題点:血管内手術では透視装置に限界がある
放射光を用いれば解像度が上がりステントも可視化可能
ステントなど一部の生体材料は、現在の透視装置では可視化できない。血管内手術ではステントなど見えない状態で操作している。場合によってはステントが曲がっても視覚的には確認できない。�
ステントが見えない
ステントが曲がっている。CTにより確認したが、操作を中断してCTを撮らないと、この情報はわからない。
ステントのストラットは50 µmであり、現状の透視装置の解像度は200-300 µmであるので可視化はできないが、放射光では散乱線が少ないので12 µmまで見ることができる。ステントも透視下で肉眼視できる。�
病院設置型では 1)コンパクト 2)安価 3)十分な光量など が要求される。 今回は産総研にあるレーザーコンプトン装置を用いてみた。
静止画をとるのが限界・・・・光量が足りない
現状のレーザーコンプトン装置では光量の点で不十分であり、今後の改良が必要である。X線源としては散乱線が少なければ良いので他の方法も今後検討する必要がある。�
新規X線線源の臨床的意義 副次的効果
開発に興味のある方は筑波大学医学医療系鶴嶋へコンタクトをお願いします。
E-mail: [email protected] �
病院設置型の単色X線源はどうするか?