東京都保健師の勤務場所 保健所以外の勤務場所...千代田区 新宿区 港 区...

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千代田区 新宿区 港 区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区 八王子市 立川市 武蔵野市 三鷹市 青梅市 府中市 昭島市 調布市 町田市 小金井市 小平市 国分寺市 国立市 西東京市 福生市 東大和市 羽村市 瑞穂町 日の出町 あきる野市 檜原村 奥多摩町 西多摩保健所 多摩立川保健所 (八王子市保健所) 多摩小平 保健所 多摩府中保健所 武蔵村山市 西多摩保健医療圏 北多摩西部保健医療圏 北多摩北部保健医療圏 北多摩南部保健医療圏 東久留米市 清瀬市 東村山市 狛江市 大島町 利島村 新島村 神津島村 御蔵島村 三宅村 八丈町 小笠原村 大島出張所 新島支所 神津島支所 三宅出張所 八丈出張所 小笠原出張所 島しょ保健医療圏 青ヶ島村 南多摩保健医療圏 中央区 西多摩保健所 多摩小平 保健所 多摩府中保健所 (八王子市保健所) 日野市 多摩市 稲城市 (町田市保健所) (町田市保健所) 島しょ保健所 島しょ保健所 南多摩保健所 南多摩保健所 医療安全課 救急災害医療課 保健政策課 健康推進課 疾病対策課 (長期派遣研修)厚生労働省、他自治体など 家庭支援課 施設サービス支援課 精神保健医療課 感染症対策課 環境保健衛生課 学校健康推進課 健康増進課 医療政策部 保健政策部 少子社会対策部 障害者施策推進部 健康安全部 都立学校教育部 福祉保健局 東京都職員共済組合 医療施設等許認可・監視指導、患者の声相談窓口など NICU 等入院児の退院支援等に関することなど 保健政策の企画調整、保健所事務事業の調整、保健師に関することなど 健康づくりの推進、成人保健対策、がん予防・早期発見に関することなど 難病対策など 母子保健対策など 在宅心身障害児(者)に対する療育支援など 精神保健対策など 感染症・結核・エイズ等の予防対策など アレルギー疾患対策など 児童・生徒の健康管理など 職員の健康管理など 職員の健康管理など 精神保健福祉センター 都  庁 精神保健福祉センター 中部総合精神保健福祉センター 多摩総合精神保健福祉センター 都立神経病院 健康安全研究センター 母子保健 疾患・対象 感染症 成 人・ 生活習慣病 難病対策 障害者(児) 高齢者 精神保健福祉 企画調整 連携推進 都保健所 の仕事 市町村 の仕事 重症心身障害児 長期療養児 ・未熟児 ・健康な母子 ・企画調整 ・予防接種 特定健診・保健指導 ・健康教育 ・健康相談 ・機能訓練 ・訪問指導 ・健康づくり ・居宅生活支援 ・居宅生活支援 ・介護保険 ・介護予防 ・一般相談 ・居宅生活支援 企画調整 医療連携 医療安全 教育・研修 調査・情報収集 普及啓発 エイズ・結核 性感染症 その他の感染症 患者管理 健康教育 在宅療養支援 ケアネットワーク 医療機器貸与 療養相談 ・複雑困難事例 未治療者 医療中断者 薬物 児童・思春期 東京都保健所 〈東京都保健所の組織と保健師配置〉 東京都には多摩地域に5つの保健所と島しょ保健所(伊豆諸島・小笠原諸島に4つの出張所・2つの支所)があります。 東京都保健所と市町村の主な役割分担 多摩地域の保健所では市町村と役割分担をして業務を行っています。 ※八王子市保健所及び町田市保健所は、募集は東京都とは別になります。 ※特別区には、各区に保健所と保健センターがあり、募集は東京都とは別になります。 特 別 区 企画調整担当 地域の健康課題を明らかにし、課題解決のための取組の企画・調 整・実施・評価のためのシステムづくりに取り組んでいます。また、 地域関係者の人材育成の一翼を担っています。 保健医療担当 医療安全支援センターとして、住民や診療所などからの医療に関 する相談対応(「患者の声相談窓口」)や医療情報の提供などの取組 により地域の医療安全の推進を図っています。 また、誰もが身近な地域で症状に応じた適切な医療を受けられる よう、脳卒中などの医療連携推進事業に取り組んでいます。 感染症対策担当 ノロウイルスや結核などの感染症発生時に対応するため、平常時 から医療機関や関係施設と連携し、発生前の体制整備や予防対策に 取り組んでいます。 また、感染症発生時には迅速に対応し、感染拡大防止を図ってい ます。 地域保健担当 市町村・医療機関・訪問看護ステーション・福祉サービス提供施 設などと協働して、難病患者、地域生活が困難な精神障害者、重症 心身障害児(者)またこれらの方々の家族をサポートし、一人ひと りが大切にされる地域ケアのシステムづくりを展開しています。 庶務担当 企画調整担当 保健医療担当 薬事指導担当 環境衛生担当 食品衛生担当 保健栄養担当 企画調整課 生活環境 安全課 保健対策課 保健対策担当 感染症対策担当 地域保健担当 東京都を志望した理由 精神保健や難病、感染症対策など幅広い分野での活動や東京都全体の健康施策に関わる活動ができる こと、さらに、都ならではの島しょ地域での勤務があることなど、保健師として様々な経験を積むことがで きると考えました。学生時代の実習では保健所保健師が住民と直接関わる機会が少ない印象を受けました が、都の保健所では地区担当制で住民の暮らしに寄り添った保健師活動を大切にしているところも魅力で あると感じました。 実際の業務に就いて 最初の2年間は、主に精神疾患や難病の患者さんへの相談支援活動を行いました。ご本人とご家族が安心 して生活ができるよう多種多様な関係機関と連携しながら活動しました。3年目の現在は、感染症担当として、 結核患者さんの療養や服薬の支援、また感染症予防のための普及啓発や発生時の対応などを行っています。 対応が難しい事例も多く、正解が 1 つではないことへの戸惑いもありましたが、「どうしたらもっとその人らし い生活ができるのか」をご本人や関係者と一緒に考えながら、また時に悩みながら取り組みを続けているとこ ろです。 入都希望者へのメッセージ 私自身は新卒での入都に不安でしたが、実際に働いてみると看護師経験の有無はあまり関係がなく、現場 では、「保健師としての視点を持って対象者の支援が出来ているか」が問われており、初めから保健師を選 択して学んでいけたことがとてもよかったと思っています。東京都は OJT や Off-JT などの現任教育が充実 しています。就職してやっていけるのかという不安を感じている方もいらっしゃるかと思いますが、保健師とし ての技術は就職後に一つずつ身に着けていけば大丈夫です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。 西多摩保健所保健対策課 感染症対策担当 青柳 祐香 保健師 島しょ保健所八丈出張所 保健指導担当 吉岡 知奈美 保健師 東京都保健師の仕事のやりがい 大都市東京ならではの様々な健康課題に対して、広域的な視点に立ちつつ、市町村や地域の関係機関の方々と一緒に悩みながらも取り組む ことができることです。それによって、地域の連携が進み、都民の方々が安心して生活できる東京のまちづくりに向けて一歩でも二歩でも動き出 す実感が得られた時には、この仕事を続けてきて良かったとしみじみ感じます。 人材育成の取り組み 「東京都保健所における新任保健師の職場内研修計画」に基づいて、チューターを中心に職場全体が協力し、新任保健師の経験や能力に応 じた OJT に取り組んでいます。入職すると担当地区を受け持ち、対人保健サービスを基本から学んでもらいます。チューターはじめ先輩保 健師が、ともに考えながら経験や知識・スキルを培っていく体制を取っています。地区を 担当する責任は重いのですが、チューター保健師のサポートによって、いつでも相談でき、 安心して仕事に取り組むことができます。また、多分野の研修が用意されており、着実に スキルアップを積み重ねていけます。 東京都保健師を目指す方へ期待することは何ですか? 東京都の保健師を目指す方々には、都民一人ひとりに寄り添うこころ、様々な関係機関 と協働して仕事を進める力、様々な相談から課題を読み取る力、柔軟な発想力を身に付け て、新たな健康課題の解決に向けて取り組むチャレンジ精神を期待しています。 地域保健推進担当課長 河西 あかね 保健師 市 町 村 保 健 所 各分野の直接 サービスの実施 住 民 住民に身近なサービス 専門的なサービス 地域保健医療推進プラン に基づき計画を推進 情報提供、技術支援、人材育成 先駆的モデル事業の実施、各種計画支援と協働 談   協 東京都保健師の勤務場所 保健所以外の勤務場所 保健師を目指したきっかけ きっかけは、学生時代の難病療養者との出会いです。ご本人やその支援者との関わりの中で“病気や障 害があっても住み慣れた地域でその人らしく生きること”を支える仕事に魅力を感じました。相談から地域 の仕組みづくりまで、幅広い視点で健康づくりに携われることから、卒業後はすぐに保健師になることを決 めました。 実際の業務に就いて 保健所では、一定の地区を受け持ち、精神疾患や難病の療養者、重症心身障害児等に対する電話相談 や訪問等による支援のほか、感染症の普及啓発や発生時の対応などを行っています。活動の中では、自分 が想像できないような人生を歩んできた方々への関わりに戸惑ったり、明確な正解が無く、すぐに変化や成 果が出ない支援に難しさを感じたりすることもありますが、これらは新たな学びややりがいにもつながるも のです。多くの方々との出会いの中で様々な生活や価値観に触れ、自分自身の世界も広がりました。 現在の島しょ地域での活動 現在は、一住民として島で暮らしながら仕事をしています。住民の生活を実感できるようになったことで、 必要とされる支援についても具体的に考えられるようになりました。住民や関係機関の方と一緒に知恵や力 を出し合いながら、お互いの特徴や強みを活かして、“こんな地域になったら良いね”を考えていく過程に 楽しさとやりがいを感じています。 とう 先輩保健師からのメッセージ 課長からのメッセージ

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千代田区

新宿区

港 区

文京区 台東区墨田区

江東区

品川区

目黒区

大田区

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渋谷区

中野区杉並区

豊島区

北区

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国立市

西東京市福生市東大和市

羽村市瑞穂町

日の出町

あきる野市檜原村

奥多摩町

西多摩保健所

多摩立川保健所

(八王子市保健所)

多摩小平保健所

多摩府中保健所

武蔵村山市

西多摩保健医療圏

北多摩西部保健医療圏

北多摩北部保健医療圏

北多摩南部保健医療圏

東久留米市

清瀬市東村山市

狛江市

大島町

利島村

新島村

神津島村

御蔵島村

三宅村

八丈町

小笠原村

大島出張所

新島支所

神津島支所

三宅出張所

八丈出張所

小笠原出張所

島しょ保健医療圏

青ヶ島村

南多摩保健医療圏

中央区

西多摩保健所

多摩小平保健所

多摩府中保健所

(八王子市保健所)

日野市

多摩市稲城市

(町田市保健所)(町田市保健所)

島しょ保健所島しょ保健所南多摩保健所南多摩保健所

課医療安全課救急災害医療課保健政策課健康推進課疾病対策課(長期派遣研修)厚生労働省、他自治体など家庭支援課施設サービス支援課精神保健医療課感染症対策課環境保健衛生課学校健康推進課労 働 課健康増進課

医療政策部

保健政策部

少子社会対策部

障害者施策推進部

健康安全部

都立学校教育部職 員 部 事 業 部

福祉保健局

教 育 庁交 通 局東京都職員共済組合

医療施設等許認可・監視指導、患者の声相談窓口などNICU等入院児の退院支援等に関することなど保健政策の企画調整、保健所事務事業の調整、保健師に関することなど健康づくりの推進、成人保健対策、がん予防・早期発見に関することなど難病対策など

母子保健対策など在宅心身障害児(者)に対する療育支援など精神保健対策など感染症・結核・エイズ等の予防対策などアレルギー疾患対策など児童・生徒の健康管理など職員の健康管理など職員の健康管理など

精神保健福祉センター

都  庁

精神保健福祉センター中部総合精神保健福祉センター多摩総合精神保健福祉センター

都立神経病院健康安全研究センター

母子保健疾患・対象 感染症 成 人・生活習慣病 難病対策 障害者(児) 高齢者 精神保健福祉企画調整

連携推進

都保健所の仕事

市町村の仕事

・重症心身障害児・長期療養児

・未熟児・健康な母子

・企画調整 ・予防接種 ・特定健診・保健指導・健康教育・健康相談・機能訓練・訪問指導・健康づくり

・居宅生活支援 ・居宅生活支援 ・介護保険・介護予防

・一般相談・居宅生活支援

・企画調整・医療連携・医療安全・教育・研修・調査・情報収集・普及啓発

・エイズ・結核・性感染症・その他の感染症・患者管理・健康教育

・在宅療養支援・ケアネットワーク・医療機器貸与

・療養相談 ・複雑困難事例・未治療者・医療中断者・薬物・児童・思春期

一緒に働きませんか?

東京都保健所

〈東京都保健所の組織と保健師配置〉

東京都には多摩地域に5つの保健所と島しょ保健所(伊豆諸島・小笠原諸島に4つの出張所・2つの支所)があります。

東京都保健所と市町村の主な役割分担多摩地域の保健所では市町村と役割分担をして業務を行っています。

※八王子市保健所及び町田市保健所は、募集は東京都とは別になります。※特別区には、各区に保健所と保健センターがあり、募集は東京都とは別になります。

特 別 区

●企画調整担当 地域の健康課題を明らかにし、課題解決のための取組の企画・調整・実施・評価のためのシステムづくりに取り組んでいます。また、地域関係者の人材育成の一翼を担っています。

●保健医療担当 医療安全支援センターとして、住民や診療所などからの医療に関する相談対応(「患者の声相談窓口」)や医療情報の提供などの取組により地域の医療安全の推進を図っています。 また、誰もが身近な地域で症状に応じた適切な医療を受けられるよう、脳卒中などの医療連携推進事業に取り組んでいます。

●感染症対策担当 ノロウイルスや結核などの感染症発生時に対応するため、平常時から医療機関や関係施設と連携し、発生前の体制整備や予防対策に取り組んでいます。 また、感染症発生時には迅速に対応し、感染拡大防止を図っています。

●地域保健担当 市町村・医療機関・訪問看護ステーション・福祉サービス提供施設などと協働して、難病患者、地域生活が困難な精神障害者、重症心身障害児(者)またこれらの方々の家族をサポートし、一人ひとりが大切にされる地域ケアのシステムづくりを展開しています。

庶務担当企画調整担当保健医療担当

薬事指導担当環境衛生担当食品衛生担当保健栄養担当

企画調整課

生活環境安全課

保健対策課保健対策担当感染症対策担当地域保健担当

東京都を志望した理由 精神保健や難病、感染症対策など幅広い分野での活動や東京都全体の健康施策に関わる活動ができること、さらに、都ならではの島しょ地域での勤務があることなど、保健師として様々な経験を積むことができると考えました。学生時代の実習では保健所保健師が住民と直接関わる機会が少ない印象を受けましたが、都の保健所では地区担当制で住民の暮らしに寄り添った保健師活動を大切にしているところも魅力であると感じました。

実際の業務に就いて 最初の2年間は、主に精神疾患や難病の患者さんへの相談支援活動を行いました。ご本人とご家族が安心して生活ができるよう多種多様な関係機関と連携しながら活動しました。3年目の現在は、感染症担当として、結核患者さんの療養や服薬の支援、また感染症予防のための普及啓発や発生時の対応などを行っています。対応が難しい事例も多く、正解が 1 つではないことへの戸惑いもありましたが、「どうしたらもっとその人らしい生活ができるのか」をご本人や関係者と一緒に考えながら、また時に悩みながら取り組みを続けているところです。

入都希望者へのメッセージ 私自身は新卒での入都に不安でしたが、実際に働いてみると看護師経験の有無はあまり関係がなく、現場では、「保健師としての視点を持って対象者の支援が出来ているか」が問われており、初めから保健師を選択して学んでいけたことがとてもよかったと思っています。東京都は OJT や Off-JT などの現任教育が充実しています。就職してやっていけるのかという不安を感じている方もいらっしゃるかと思いますが、保健師としての技術は就職後に一つずつ身に着けていけば大丈夫です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

西多摩保健所保健対策課感染症対策担当

 青柳 祐香 保健師

島しょ保健所八丈出張所保健指導担当

吉岡 知奈美 保健師

東京都保健師の仕事のやりがい 大都市東京ならではの様々な健康課題に対して、広域的な視点に立ちつつ、市町村や地域の関係機関の方々と一緒に悩みながらも取り組むことができることです。それによって、地域の連携が進み、都民の方々が安心して生活できる東京のまちづくりに向けて一歩でも二歩でも動き出す実感が得られた時には、この仕事を続けてきて良かったとしみじみ感じます。

人材育成の取り組み 「東京都保健所における新任保健師の職場内研修計画」に基づいて、チューターを中心に職場全体が協力し、新任保健師の経験や能力に応じた OJT に取り組んでいます。入職すると担当地区を受け持ち、対人保健サービスを基本から学んでもらいます。チューターはじめ先輩保健師が、ともに考えながら経験や知識・スキルを培っていく体制を取っています。地区を担当する責任は重いのですが、チューター保健師のサポートによって、いつでも相談でき、安心して仕事に取り組むことができます。また、多分野の研修が用意されており、着実にスキルアップを積み重ねていけます。

東京都保健師を目指す方へ期待することは何ですか? 東京都の保健師を目指す方々には、都民一人ひとりに寄り添うこころ、様々な関係機関と協働して仕事を進める力、様々な相談から課題を読み取る力、柔軟な発想力を身に付けて、新たな健康課題の解決に向けて取り組むチャレンジ精神を期待しています。

地域保健推進担当課長 河西 あかね 保健師

市 町 村 保 健 所

各分野の直接サービスの実施

住 民住民に身近なサービス 専門的なサービス

地域保健医療推進プランに基づき計画を推進情報提供、技術支援、人材育成

先駆的モデル事業の実施、各種計画支援と協働

相 談   協 働

東京都保健師の勤務場所 保健所以外の勤務場所

保健師を目指したきっかけ きっかけは、学生時代の難病療養者との出会いです。ご本人やその支援者との関わりの中で“病気や障害があっても住み慣れた地域でその人らしく生きること”を支える仕事に魅力を感じました。相談から地域の仕組みづくりまで、幅広い視点で健康づくりに携われることから、卒業後はすぐに保健師になることを決めました。

実際の業務に就いて 保健所では、一定の地区を受け持ち、精神疾患や難病の療養者、重症心身障害児等に対する電話相談や訪問等による支援のほか、感染症の普及啓発や発生時の対応などを行っています。活動の中では、自分が想像できないような人生を歩んできた方々への関わりに戸惑ったり、明確な正解が無く、すぐに変化や成果が出ない支援に難しさを感じたりすることもありますが、これらは新たな学びややりがいにもつながるものです。多くの方々との出会いの中で様々な生活や価値観に触れ、自分自身の世界も広がりました。

現在の島しょ地域での活動 現在は、一住民として島で暮らしながら仕事をしています。住民の生活を実感できるようになったことで、必要とされる支援についても具体的に考えられるようになりました。住民や関係機関の方と一緒に知恵や力を出し合いながら、お互いの特徴や強みを活かして、“こんな地域になったら良いね”を考えていく過程に楽しさとやりがいを感じています。

とう

先輩保健師からのメッセージ

課長からのメッセージ