定量判定ツール 取扱説明書...機器構成は、次の通りとなります。①...
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定量判定ツール取扱説明書
2020/04
出荷検査や重量選別などに最適!
有限会社 デジタル工房Kinos
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目次
目 次
1 ツールの概要
1-1 機器構成概要
2 機器構成
3 準備及びツールの起動
3-1 準備
3-2 ツール起動
4 初期設定
5 メイン画面レイアウト
6 ツールの操作
6-1 はかりとBluetooth接続
6-2 情報の登録
6-3 判定条件の設定
6-4 定量判定の操作
6-5 データ記録
6-6 データの管理
※ ご説明内容は、バージョンアップなどの仕様変更により変わる事があります。
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定量判定ツール
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機器構成概要1-1
1 ツールの概要
定量判定ツールは、計量物が、定めた重量範囲内か判定し、判定結果を「適量」「過量」「軽量」
など、音声やカラフルな大きな表示で、お知らせします。
定量判定ツール
機器構成は、次の通りとなります。
① 無線機能付きの電子はかり。(無線機能内蔵または無線ユニット接続のタイプがあります。)
② Androidタブレット(8インチ程度。OS:Android 7.0以降 )
③ アプリ:定量判定ツール
④ プリンタ(オプション)
①
②
③
④
インストールBluetooth
(オプション)
(オプション)
アイコン
判定結果の表示 判定条件編集画面
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2 機器構成
エーアンドディ製電子はかりを使用する場合の機器構成
新光電子製電子はかりを使用する場合の機器構成
大和製衡製電子はかりを使用する場合の機器構成
電子はかり RS-232C出力(D-sub9pin)付きの電子はかり
Bluetoothユニット Parani-SD1000
変換コネクタ シリアルリバースアダプタ (例:AD-R9 ELECOM製)
電子はかり RS-232C出力(D-sub9pin)付きの電子はかり
Bluetoothユニット Parani-SD1000
変換コネクタ 不要
電子はかり オプションのBluetooth無線通信ユニット内蔵タイプ
Bluetoothユニット 不要
変換コネクタ 不要
D-sub25Pinの場合は、25pin-9pin変換コネクタが必要です。
エーアンドディ製・新光電子製・大和製衡製の電子はかりとタブレットとをBluetooth続接する
場合の機器構成についてご紹介します。
※ REX-BT60も使用可能です。(変換コネクタは変わります。)
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3 準備及びツールの起動
準備3-1
3-2 ツール起動
アプリ起動
1) 前ページの機器構成で、各機器を接続します。2) 各機器の電源を入れます。3) タブレットとBluetoothユニットやプリンタ(オプション)とのペアリングを行います。
1) タブレットの定量判定ツールのアイコンをタップし、アプリを起動します。
※アプリを更新した時など、初めてアプリを起動すると、設定画面が開きます。はかりのタイプやメールアドレスなど必要な事項を入力します。設定方法は、初期設定のページを参照願います。
設定画面
メイン画面
定量判定ツールアイコン
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4 初期設定
※画面右上部の①3つの点部分をタップし、②「設定」をタップし、③設定画面を開きます。
●はかりメーカーの設定・ADタイプ:A&D・SNタイプ:新光電子・YMタイプ:大和製衡
●データのメール送信先のメールアドレス設定(メールしない場合は、設定
不要です。)
●データの取り込みで・マイナスデータを取り込む
可否の設定?
画面例は、「マイナスデータを取り込まない。」設定
画面例は、「A&D」に設定
●安定時のデータ取込み設定・連続する安定データを同じ計量物と判断してデータの取り込まない範囲を設定します。※設定数値×d(最小表示)
①3つの点部分
終了は、このボタンをタップします。
②設定ボタン
③設定画面
通常は、設定されている4とします。
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5 メイン画面レイアウト
重量表示
安定マーク
情報ボタン
判定名表示
「設定」ボタン
「接続」ボタン
Bluetooth接続先
判定ボタン
データボタン
判定重量表示
情報表示
停止/開始ボタン
「×マーク」ボタン
抜取り判定ボタン
投入判定ボタン
個別判定ボタン
判定結果表示
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6 ツールの操作
6-6 データの管理
記録データは、下記の管理ができます。① プリンタ印字 (オプションのプリンタが必要です)② Bluetooth送信③ E-mail送信
データ管理
操作の流れ
6-1 はかりとBluetooth接続
・電子はかりとタブレットとをBluetooth接続します。
6-2 情報の登録
・作業者や対象物の情報を設定します。
6-3判定条件の設定
・判定区分数や各区分の下限・上限値を設定します。
6-4 定量判定操作
判定対象物をはかりに載せると判定条件で重量判定します。
6-5 データ記録
・判定結果のデータは、記録されます。
判定準備
判定操作
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6 ツールの操作
はかりとBluetooth接続6-1
①接続するデバイス名を選択する。デバイスが表示されない場合は、デバイス部分をタップすると全デバイスが表示されます。
②「接続する」ボタンをタップし、接続します。③はかりと接続されると重量表示部に重量が表示されます。 「接続中」表示に変わる。④計量皿を軽く触って、重量表示が変わることを確認します。
①デバイス名 ②接続ボタン
接続 ③重量表示
「接続中」になる
軽く触ってみる。
※計量皿を軽く触って、重量表示が変わることを確認する。
④
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6 ツールの操作
情報の登録6-2
※情報として作業者と情報3種類設定できます。(作業者名、計量対象物、ロットNoなど自由に登録可能)
●情報ボタンをタップし、情報登録画面を開き、①情報を選び、②登録ボタンで確定します。
「修正」ボタン
並び順の変更ボタン
●修正したい情報を選ぶ
情報登録画面
②「登録」ボタンをタップし確定します。
名称を変えられます。
情報ボタン
<名称の修正方法>●修正したい部分を選び、「修正」ボタンを押しキーボードで修正します。
選択された情報の表示
①各情報を選択
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6 ツールの操作
判定条件の設定6-3
※判定条件を設定します。
・「判定」ボタンをタップすると、判定条件編集画面が開きますので、判定条件を設定します。
40
「判定」ボタン
色は変更可能です。
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6 ツールの操作
1) 適量判定の設定方法
判定条件は、シンプルな適量判定から、選別に便利な最大13区分の判定設定が可能です。例として、適量判定と13区分の選別判定の設定方法をご説明します。
① 一覧表の1番に「判定名」に判定条件の例があります。
この「判定名」を選択して、「コピー」ボタンをタップし、サンプルをコピーします。
※ 1番のサンプルは、条件設定のベースとなるので、削除などしないでください。
②2番に作成された判定名を修正ボタンをタップし、ご希望の判定名に変えてください。
例は、「定量判定サンプル」にしました。
<次ページに続く>
①判定条件の例 「判定名」を選択
②判定名を入力(例:定量判定サンプル)
修正ボタンをタップコピーボタンをタップ
OKボタンをタップ
新しい判定条件名が設定されました。③上限、下限の設定は、次ページに続きます。
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6 ツールの操作
③判定名の設定の次は、適量の下限・上限範囲を設定します。
下限は、適量の右の数字入力ボタンをタップするとテンキーボードが開くので、数値を
入力します。上限値は、Lの右の数字入力ボタンをタップし同様に入力します。
入力例) 下限値:100 上限値:110
④設定が終了したら、「保存」をタップから「選択」をタップし、メイン画面に移ります。
これで、設定は完了です。
※必ず保存してください。 保存しないでメイン画面に移ると、設定が記録されません。
下限値の設定
上限値の設定
③下限、上限値の入力 ④保存→選択ボタンで、メイン画面へ
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6 ツールの操作
2) 選別判定の設定方法
例)13区分の選別判定の設定
選択する選別ランクをタップし、チェックをつける。 各ランクの下限、上限値を設定する。
・適量判定の設定と同様に判定条件名を設定した後、使用するランクを指定し、下限・上限値を設定します。設定が終了したら、保存・選択して、メイン画面に戻ります。
3S~3Lを設定の例
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6 ツールの操作
定量判定の操作6-4
※ これで、判定準備は完了です。判定対象物をはかりに載せると設定した条件で重量判定します。
重量判定には、3つの判定モードがあります。
個別判定モード → 判定対象物を一つづつ載せ換えて判定
投入判定モード → 判定対象物を追加で載せる都度に判定
抜取り判定モード → 載せててある判定対象物を抜取る都度に判定
個別判定モード 投入判定モード 抜取り判定モード
※ 抜取る毎に判定
※ 追加で載せる毎に判定
※ 乗せ換えて判定
個別判定モード
投入判定モード
抜取り判定モード
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6 ツールの操作
※判定モードを指定します。 (画面例は、個別判定モードを指定。)
①「開始」ボタンをタップすると、判定を開始します。②判定対象物をはかりに載せ、計量します。③計測重量と設定した判定条件から判定し、判定結果を音声と伴に表示します。④判定の終了は、「停止」ボタンをタップします。
①「開始」ボタンをタップ
②はかりに載せる。
③判定結果表示 適量時の表示
軽量時の表示(音声:軽量)
過量時の表示(音声:過量)
④「停止」
ツールの終了
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6 ツールの操作
データ記録6-6
※判定結果のデータは、自動記録されます。※記録された判定データは、「データ」ボタンをタップすると表示されます。
「×」ボタンで「×」マークを付けたデータ例
※判定間違いなどの場合、「×」ボタンでデータに「×」マークが付けられます。
<ご注意>・記録されているデータは、次の判定を
開始すると削除されます。データの保存が必要な場合は、データをPCなどにBluetooth送信またはE-mail送信して保存して下さい。(6-7 データの管理参照)
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6 データの管理
※記録データは、下記の管理ができます。
① プリンタ印字 (オプションのプリンタが必要です)
・ 印字ボタンをタップするとプリンタで印字されます。
② Bluetooth送信
・ BluetoothボタンをタップするとデータをBluetoothで送信することができます。
③ E-mail送信
・ E-mailボタンをタップするとデータをE-mail送信することができます。
印字ボタン Bluetoothボタン E-mailボタン
送信データ例
印字例
記録データをCSV形式で送信
データの管理6-7
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その他のアプリ紹介や活用方法
その他のBluetooth付きはかりとタブレットを
連携させるアプリは、shopkinos.comの
「Bluetooth付きはかり用アプリ」
https://www.shopkinos.com/bt-appli/
をご覧ください。
計量計測の新時代を開く
2020/06
https://digikinos.com/
有限会社 デジタル工房Kinos194-0032 東京都町田市本町田1369-9
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