類とエネルギーのかかわり エネルギーって、なんだろう?...ダム 電線...

8
あんどん いろり エアコン 馬車 自動車 三味線演奏 しゃみせんえんそう ばしゃ じどうしゃ ライト スマートフォン ●人 じんるい 類とエネルギーのかかわり あたら しいエネルギーの発 はっけん 見は、人 にんげん 間が使 つか えるエネルギーの量 りょう を増 やしましたが、エネルギーを使 つか う量 りょう も、むかしとくらべてずっと増 えています。 ●新 あたら しいエネルギーを使 つか ってくらしがかわった にんげん 間ははじめて「火 」を利 用することを覚 おぼ えてからずっと、もっ と使 つか いやすいエネルギーはないかとさがしてきました。科 がく しん して石 油や石 せきたん 炭、電 でん などの新 あたら しいエネルギーを発 はっけん 見する と、くらしはとてもべんりになりました。 エネルギーを知 ろう エネルギーって、なんだろう? せん で結 むす んでみてね! むずかしいかニャ? 火と家畜のエネルギー 水車・風車の利用 動物の利用 火の利用 蒸気機関の 利用 石油の 利用 石炭 エネルギー 石油エネルギー 水車・風車・馬力のエネルギ- 電気の利用 せきたん 火の発見 はっけん ねん ねん 700年 1700年 ねん 1800年 ねん 2000年 ふうしゃ すいしゃ りよう ちく ばりき ふうしゃ すいしゃ りよう きかん じょうき どうぶつ りよう りよう せきゆ でん き 出典 :(公財)総合研究開発機構「エネルギーを考える」 つか りょう ……使われたエネルギーの量 こうざい しゅってん そうごうけんきゅうかいはつきこう かんが せきゆ すうひゃく 数百万年前 まんねんまえ わたしたちは毎 まいにち 日、たくさんのエネルギーを使 つか っていますが、むだづかい しないことが大 たいせつ 切です。このことを「省 しょう エネルギー」といいますが、くらし のなかでできる省 しょう エネルギーにはどんなものがあるでしょうか。 かんが えてみましょう。 (例 れい (他 ほか には) ライト →こまめにスイッチを切 テレビ →見 ていないときには消 れいぞうこ 蔵庫 →あけっぱなしにしない →(          ) →(          ) →(          ) ぶんめい 明の発 はったつ 達と人 じんこう 口の ぞうか 加で、エネルギーを たくさん使 つか うように なったんだよ。 3 4

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あんどん

いろり エアコン

馬車 自動車

三味線演奏

音を出すエネルギー

光を出すエネルギー

ものを動かす

  

エネルギー

あかりを

  

つける

部屋を

 

あたためる

遠くへ行く

音楽をきく

とお

おと  

熱を出すエネルギー

ねつ 

 

ひかり

うご

おんがく

しゃみ せ ん え ん そ う

ば し ゃ じ ど う し ゃ

ライト

スマートフォン

あんどん

いろり エアコン

馬車 自動車

三味線演奏

音を出すエネルギー

光を出すエネルギー

ものを動かす

  

エネルギー

あかりを

  

つける

部屋を

 

あたためる

遠くへ行く

音楽をきく

とお

おと  

熱を出すエネルギー

ねつ 

 

ひかり

うご

おんがく

しゃみ せ ん え ん そ う

ば し ゃ じ ど う し ゃ

ライト

スマートフォン

●人じ ん る い

類とエネルギーのかかわり 新

あたら

しいエネルギーの発はっけん

見は、人にんげん

間が使つか

えるエネルギーの量りょう

を増ふ

やしましたが、エネルギーを使つか

う量りょう

も、むかしとくらべてずっと増ふ

えています。

●新あたら

しいエネルギーを使つ か

ってくらしがかわった

人に ん げ ん

間ははじめて「火ひ

」を利り よ う

用することを覚おぼ

えてからずっと、もっと使

つか

いやすいエネルギーはないかとさがしてきました。科か

学がく

が進しん

歩ぽ

して石せ き ゆ

油や石せきたん

炭、電でん

気き

などの新あたら

しいエネルギーを発はっけん

見すると、くらしはとてもべんりになりました。

エネルギーを知し

ろう

エネルギーって、なんだろう?

線せん

で結むす

んでみてね!むずかしいかニャ?

火と家畜のエネルギー

水車・風車の利用

動物の利用

火の利用 蒸気機関の利用

石油の利用

石炭 エネルギー 石油エネルギー水車・風車・馬力のエネルギ-

多い       

エネルギーの消費量       

少ない

電気の利用

せきたんひ

火の発見はっけんひ

しょうひりょう

すく

おお

ねん ねん

700年 1700年ねん

1800年ねん

2000年

ふうしゃすいしゃ り よ う

り よ う

か ち く ば り きふうしゃすいしゃ

り よ う

り よ う

き か んじょうき

どうぶつ

り よ う

り よ う

せ き ゆ

でん き

出典:(公財)総合研究開発機構「エネルギーを考える」

つか りょう

……使われたエネルギーの量

こうざいしゅってん そうごうけんきゅうかいはつきこう かんが

せ き ゆ

すうひゃく

数百万年前まんねんまえ

わたしたちは毎まいにち

日、たくさんのエネルギーを使つか

っていますが、むだづかいしないことが大

たいせつ

切です。このことを「省しょう

エネルギー」といいますが、くらしのなかでできる省

しょう

エネルギーにはどんなものがあるでしょうか。考かんが

えてみましょう。

(例れい

)(他

ほか

には)

ライト →こまめにスイッチを切き

テレビ →見み

ていないときには消け

冷れいぞうこ

蔵庫 →あけっぱなしにしない

→(          )

→(          )

→(          )

文ぶんめい

明の発はったつ

達と人じんこう

口の増ぞ う か

加で、エネルギーをたくさん使

つか

うようになったんだよ。

考かん が えてみよう

3 4

わたしたちの家いえ

水力発電所すいりょくはつでんしょ

水力発電所すいりょくはつでんしょ

火力発電所かりょく はつでんしょ

火力発電所かりょく はつでんしょ

風力発電所ふうりょくはつでんしょ

原子力発電所げんしりょくはつでんしょ

原子力発電所げんしりょくはつでんしょ

変電所へんでんしょ

100%

0%

20%

40%

60%

80%

0 3 6 9 12 15 18 21 24時

(注)グラフに記載した数値の合計は四捨五入の関係で  100%にならない場合があります。

ちゅう

ばあい

すうちきさい ごうけい かんけいし しゃごにゅう

すいりょく

げんしりょく

さいせいかのう など

かりょく

再生可能エネルギー等

原子力

火力

水力

た ん い

(単位:%)1.5

74.6

23.9

74.6

23.9

1970

16.0

67.3

16.516.5

0.2

67.3

16.0

1980

0.2

27.3

60.6

11.9

27.3

60.6

11.9

1990

0.6

34.3

55.5

9.6

34.3

55.5

9.6

2000

ひとつひとつの発電にはそれぞれよいところがあって、そのよいところを組み合わせることで、24時間休むことなく電気を送ることができるのです。

はつでん

じ か ん おくや す でん き

総発電電力量10,560億kWh

そうはつでんでんりょくりょう

おく

出典:資源エネルギー庁「エネルギー白書2019」/資源エネルギー庁「でんげんかいはつ

電源開発のがいよう

概要」、「でんりょくきょうきゅうけいかく

電力供給計画のがいよう

概要」をもとにさくせい

作成しゅってん ちょうしげ ん ちょうしげ んはくしょ

しゅってん しげ ん はくしょ

水力

(流れ込み式)

水力

(貯水池式など)

原子力

火力

すいりょく

すいりょく

ちょすいちしき

ようすいしき

なが こ しき

水力

(揚水式)

電源の性格発電量

すいりょく

げんしりょく

かりょく

く あ

発電方式の変化

発電の組み合わせ

発電電力量(一般電気事業用)の割合

いっぱんでんき

じぎょうよう

はつでんでんりょくりょう

わりあい

へんか

はつでん

はつでん

ほうしき

2005

2.1

27.9

62.8

7.2

27.9

62.8

7.2

た ん い

(単位:%)

0 4 8 12 16 20

原子力、石炭、一般水力、地熱げんしりょく せきたん いっぱんすいりょく ち ね つ

石油、揚水式水力などせ き ゆ ようすいしきすいりょく

24 時間じ かん

えきかてんねん

液化天然ガス(LNG)、液化石油(LP)ガスなど え き か せ き ゆ

でんげん

ピーク電源でんげん

ミドル電源でんげん

ベースロード

電源でんげん

せいかくはつでんりょう

ね ん ど

2017年度

8.1

80.8

3.1

8.0

ちょう

(2017年度)ねん ど

(LNG)39.8

石炭32.3

せきたん

一般水力8.0

いっぱんすいりょく

石油など8.7

せきゆ

液化天然ガスえきかてんねん

原子力3.1

げんしりょく

再生可能エネルギーなど8.1

さいせいかのう

出典:資源エネルギー庁「エネルギー白書2019」

2010

0.2

20.1

60.6

19.1

60.6

20.1

19.1

0 4 8 12 16 20

原子力、石炭、一般水力、地熱などげんしりょく せきたん いっぱんすいりょく ち ね つ

太陽光、風力たいようこう ふうりょく

石油、揚水式水力などせ き ゆ ようすいしきすいりょく

てんねん

天然ガス、LPガスなど

24時じ

出しゅっ典てん: 総そうごうしげん合資源エネルギー調

ちょうさかいきほんせいさくぶんかかい査会基本政策分科会(第

だい16回

かいかいごう会合)資

しりょう料3「エネルギー

基きほんけいかく本計画の要

ようてん点とエネルギーを巡

めぐる情じょうせい勢について」(2015年

ねん1月がつ)をもとに作

さくせい成

ピーク電でんげん源:発

はつでん電コストは高

たかいが電

でんりょくじゅよう力需要の

  変へんか化に応

おうじた出

しゅつりょく力が容

ようい易な電

でんげん源

ミドル電でんげん源:発

はつでん電コストがベースロード電

でんげん源

  の次つぎに安

やすく、電

でんりょくじゅよう力需要の変

へんか化に応

おうじた

  出しゅつりょく

力ができる電でんげん源

ベースロード電でんげん源:発

はつでん電コストが安

やすく、

  昼ちゅうや夜を問

とわず安

あんてい定した電

でんげん源

 いま、いっぱんに使つか

われている電でん

気き

では、火かりょくはつでん

力発電によるものがいちばん多おお

く、全ぜんたい

体の80%以いじょう

を占し

めています。水すいりょくはつでん

力発電や原げん

子し

力りょく

発はつ

電でん

、再さいせい

生可か の う

能エネルギー(太たいようこう

陽光や風ふうりょく

力など)による発はつでん

電は約やく

19%となっています。

●日に ほ ん

本でつくられている電で ん

気き

の割わ り あ い

合は……

電でん

気き

をつくるのは発は つ で ん し ょ

電所です。発は つ で ん し ょ

電所には、水すいりょく

力、火か り ょ く

力、原げん

子し

力りょく

、風ふうりょく

力などたくさんの種しゅるい

類があり、それぞれの発はつでんしょ

電所でつくられた電でん

気き

は、電でんせん

線を通とお

って、24時じ か ん

間休やす

むことなく、わたしたちの家

いえ

に送おく

られています。種

電で ん

気き

はどこからやってくる?

エネルギーを知し

ろう

 家いえ

の中なか

をちょっと見み

回まわ

してみましょう。スイッチを入い

れるだけで、あかりをつけたり、テレビを見み

たりす

ることができます。電でん

気き

は数かず

あるエネルギーのなかでも、わたしたちのくらしといちばん身み ぢ か

近なところ

でかかわっています。でも、その電でん

気き

は、いったいどこから送おく

られてくるのでしょう。

●電で ん

気き

が家い え

にとどくまで

わぁ、ずいぶんいろんな

発はつでんしょ

電所からくるんだニャ。どこからくるのが

いちばん多おお

いのかニャー?

火かりょく

力が一いちばん

番多おお

いんだニャー

5 6

ダム

電線

放水路

発電所

放水路

でんせん

はつでんしょ

水車すいしゃすいしゃ

ほうすいろほうすいろ

水車

7 8

 タイヤの回かいてん

転する力ちから

を、

回かいてん

転じくにつたえて、磁じしゃく

石を回まわ

すと、

コイルに電でんりゅう

流が流なが

れます。

 ペダルを速はや

くこぐと、

大おお

きな電でんりゅう

流が生う

まれ、

ライトが明あか

るくなります。

●自じ

転て ん

車し ゃ

で発は つ で ん

電してみよう

わたしたちの家い え

に送お く

られてくるたくさんの電で ん

気き

は、発は つ で ん し ょ

電所にある大お お

きな発は つ

電で ん

機き

でつくられています。でも、同

おな

じようなしくみで電でん

気き

を起お

こす道ど う ぐ

具が、身み ぢ か

近にあります。

電で ん

気き

をつくるには?

エネルギーを知し

ろう

●水み ず

の力ちから

を使つ か

って、 電

で ん

気き

をつくるには? 自

じてんしゃ

転車のライトをつけるときに、ペダルをこぐ力ちから

が必ひつよう

要なよう

に、電でん

気き

をつくるには、別べつ

の力ちから

が必ひつよう

要になります。水すいりょく

力発はつでん

電では、

水みず

を高たか

いところから落お

として、水すいしゃ

車を回まわ

すことで、自じてんしゃ

転車と同おな

じように回かいてん

転じくを回まわ

し、電でん

気き

をつくります。

水すいりょく

力発はつでんしょ

電所のしくみ

 水すいりょく

力発はつでん

電では水みず

の力ちから

で電でん

気き

をつくりますが、風ふうりょくはつでん

力発電の

場ば あ い

合は風かぜ

の力ちから

を使つか

います。風かぜ

がよく吹ふ

くところに、大おお

きなかざ

ぐるまのような機き か い

械をつくり、風かぜ

でそのプロペラを回まわ

して、電でん

気き

を生う

み出だ

します。

●風か ぜ

の力ちから

を使つ か

って、 電

で ん

気き

をつくるには?

風ふうりょく

力発はつでんしょ

電所のしくみ

ねんりょうあぶら

ねんりょう

燃料油

燃料タンク

ボイラー

放水路

取水路

煙突

発電機送電

タービン

復水器

じょう き

蒸気

みずえんとつ

はつ で ん き

ほうす い ろ

しゅ す い ろ

そうでん

ふくすいき

 天て ん き

気のせいで電でん

気き

をつくれない日ひ

があると困こま

ってしまいます。そこで利り よ う

用されているのが、蒸じょう

気き

の力ちから

使つか

った発はつでん

電のしくみです。石せ き ゆ

油や天てんねん

然ガスを燃も

やしたり、原げん

子し

の力ちから

を使つか

ったりして、水みず

をふっとうさせて

蒸じょうき

気をつくり、「タービン」という巨きょだい

大な風ふうしゃ

車を回まわ

して電でん

気き

をつくります。

  蒸じょう

気き

とは、水みず

などの液えきたい

体がふっとうしたときに

出で

る気き た い

体のこと。身み ぢ か

近なところでは、やかんでお

湯ゆ

をわかしたときに出で

る白しろ

い気き た い

体が蒸じょう

気き

です。

火かりょくはつでん

力発電や原げん

子し

力りょく

発はつ

電でん

では、この蒸じょう

気き

の力ちから

を使つか

て電でん

気き

をつくっています。

●蒸じょう

気き

を使つ か

って、電で ん

気き

をつくるには?

●蒸じょう

気き

の力ちから

で発は つ で ん

電するには?

火かりょくはつでんしょ

力発電所のしくみ

蒸じょう気き

水みずを入

いれたフラスコ

アルコールランプ

この蒸じょう

気き

の力ちから

で、タービンを回

まわ

して電でん

気き

をつくるのが火

かりょくはつでん

力発電のしくみなんだよ。

〔コイル〕 導どうせん線がまかれたもの

〔導どうせん

線〕

〔〔磁磁じしゃくじしゃくじしゃくじしゃく

石石石石石〕〕〕〕回回かいてんかいてんかいてんかいてん転転するとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルにするとコイルに

電電でんりゅうでんりゅうでんりゅうでんりゅうでんりゅうでんりゅう

流流がが流流流流流流流ながながながれるれるれるれるれるれるれるれる

〔磁じしゃく

石〕 回かいてん転するとコイルに

電でんりゅう

流が流ながれる

〔〔回回かいてんかいてん

転転じく〕じく〕車車しゃりんしゃりんしゃりんしゃりんしゃりん輪輪輪ののの回回

かいてんかいてん転転ををを

磁磁じしゃくじしゃくじしゃくじしゃくじしゃくじしゃくじしゃくじしゃくじしゃく石石石石石につたえるにつたえるにつたえるにつたえる

〔回かいてん

転じく〕 車しゃりん輪の回

かいてん転を

磁じしゃく石につたえる

石炭25.2

天然ガス23.4

原子力1.3

水力3.4

すいりょくのぞ

さいせい

など

のうか

すいりょく

りょくしげん

てんねん

せきたん

せき ゆ

たん い

再生可能エネルギー等(水力除く)7.6

石油39.1

単位:%

 たくさんある原げん

子し

のなかでも原げん

子し

力りょく

発はつでん

電に使つか

われているのは、ウランの原げん

子し

です。これは核かくぶんれつ

分裂し

やすくて、とても大おお

きなエネルギーを生う

み出だ

します。原げんしりょく

子力発はつでんしょ

電所では、このエネルギーでたくさん

の水みず

をふっとうさせ、その蒸じょう

気き

を使つか

って電でん

気き

をつくっています。

●原げ ん

子し

力りょく

発は つ で ん

 原げん

子し

炉ろ

でウランを核かくぶんれつ

分裂させて、熱ねつ

エネルギーを取と

り出だ

します。原げん

子し

炉ろ

のなかには、ウランのペレッ

トがつまった燃ねんりょうぼう

料棒を束たば

にした燃ねんりょうしゅうごうたい

料集合体、核かくぶんれつ

分裂を調ちょうせつ

節する制せいぎょぼう

御棒、そしてたくさんの水みず

が入はい

ってい

ます。この水みず

をふっとうさせて、タービンに蒸じょう

気き

を送おく

り、電でん

気き

をつくります。

●熱ね つ

エネルギーを取と

り出だ

すしくみ

 ウランを焼や

き固かた

めたものが、原げん

子し

力りょく

発はつ

電でん

の燃ねんりょう

料となるペレットです。

ペレットは少すく

ない量りょう

でも大おお

きなエネ

ルギーをつくることができます。

原げ ん

子し

力りょく

発は つ で ん

電の燃ねんりょう

原げ ん

子し

炉ろ

原げん

子し

炉ろ

燃ねんりょうしゅうごうたい

料集合体ペレットをつめた金

きんぞく属の棒

ぼう

(燃ねんりょうぼう

料棒)を束たば

にしたものです。

制せいぎょぼう

御棒

蒸じょうき

気はタービンへ

燃ねんりょうしゅうごうたい

料集合体

蒸じょう

気き

水みず

原げ ん

子し

炉ろ

のなかで、核か く ぶ ん れ つ

分裂がおこっている様よ う す

核かくぶんれつ

分裂の様よ う す

写しゃしん

真提ていきょう

供 : 日に ほ ん

本原げんねん

燃(株かぶ

ウラン鉱こうせき

石 ペレット(ウラン燃ねんりょう

料を焼や

き固かた

めたもの)

日に ほ ん

本のエネルギーは、石せ き

油ゆ

をはじめ、さまざまなエネルギーを原げんりょう

料にしてつくられています。日に ほ ん

本のエネルギー自じ

給きゅう

率り つ

はとっても低ひ く

く、海か い が い

外からの輸ゆ に ゅ う

入に頼た よ

っています。

日に ほ ん

本のエネルギーはなにからつくられている?

 日に ほ ん

本で使つか

われているエネルギーの原げんりょう

料となる石せき

油ゆ

、天てんねん

然ガス、石せきたん

炭などのほとんどは輸ゆにゅう

入に頼たよ

っていま

す。なかでも、もっとも多おお

いのが乗の

り物もの

の燃ねんりょう

料や発はつでん

電に使つか

われる石せき

油ゆ

で、全ぜんたい

体の約やく

4割わり

を占し

めています。

 日にほんこくない

本国内にあるエネルギー源げん

は、水すいりょく

力、地ち ね つ

熱、風ふうりょく

力、天てんねん

然ガスなどを合あ

わせても、1割わり

以い か

下です。このた

め、新あたら

しいエネルギーの開かいはつ

発が望のぞ

まれています。

●エネルギーの消しょう

費ひ

の動ど う こ う

※ 2019年ねん

12月がつげんざい

現在、日に ほ ん

本で稼か ど う

働している原げ ん

子し

力りょく

発はつでんしょ

電所は、九きゅうしゅうでんりょく

州電力の4基き

と関かんさいでんりょく

西電力の4基き

、四し

国こく

電でん

力りょく

の1基き

の合ごうけい

計9基き

です(うち2基き

は定てい

期き

検けん

査さ

で停てい

止し

中ちゅう

)。

エネルギーを知し

ろう

日に ほ ん

本で使つ か

われているエネルギー源げ ん

の割わ り あ い

合(2017年ね ん

度ど

(注ちゅう

1)「総そ う ご う

合エネルギー統と う け い

計」では、1990年ね ん ど

度以い こ う

降、数す う ち

値について算さんしゅつ

出方ほ う ほ う

法が変へ ん こ う

更されている。(注

ちゅう2)「再

さ い せ い生可

か の う能エネルギー等

な ど(水

すいりょくのぞ力除く)」とは、太

た い よ う こ う陽光、風

ふうりょく力、バイオマス、地

ち ね つ熱などのこと。

出しゅってん

典: 資し げ ん

源エネルギー庁ちょう「エネルギー白

は く し ょ書2019」/資

し げ ん源エネルギー庁

ちょう「総

そう合ごう

エネルギー統とう

計けい

」をもとに作

さ く せ い成

これからは、自し ぜ ん

然の力ちから

を利り よ う

用し環かんきょう

境にやさしくずっと使

つか

える、再さいせい

生可か の う

能エネルギーを開

かいはつ

発して広ひろ

めることが求もと

められています。

考かんが

えてみよう

9 10

世せ

界か い

のエネルギーって、どうなっているの?

エネルギーを知し

ろう

電で ん か せ い ひ ん

化製品を使つ か

う国く に

が世せ

界か い

中じゅう

で増ふ

えていて、エネルギー消しょう

費ひ

が増ふ

えています。でも、エネルギーをつくるもととなる石

せ き

油ゆ

などの化か

石せ き

燃ねんりょう

料は、残の こ

りわずかとなっています。そこで、それに代

わるものとして、自し ぜ ん

然エネルギーなどの利り よ う

用が注ちゅうもく

目を集あ つ

めています。

わたしたちの生せ い か つ

活の中な か

にある、自し ぜ ん

然の力ちから

を利り よ う

用したエネルギーをさがしてみよう。

例れ い

: 太た い よ う

陽の光ひかり

を利り よ う

用したもの (         )

  風か ぜ

の力ちから

を利り よ う

用したもの (         )

 石せき

油ゆ

など化か せ き

石燃ねんりょう

料は限かぎ

りがあることに加くわ

え、地ちきゅう

球の温お ん だ ん か

暖化の原げんいん

因になっていると考かんが

えられています。

将しょうらい

来なくなってしまうエネルギーを使つか

い続つづ

けるより、ずっと使つか

い続つづ

けることができて、環かんきょう

境にもやさ

しいエネルギーを使つか

おうと、風かぜ

や水みず

、地ち ね つ

熱など自し ぜ ん

然の力ちから

を利り よ う

用してエネルギーをつくることが注ちゅうもく

目されて

います。

●世せ

界か い

で進す す

む自し ぜ ん

然エネルギーの活か つ よ う

太たいよう

陽の光ひかり

が当あ

たると電でん

気き

が生う

まれる太たいよう

陽電で ん ち

池を使つか

います。身み ぢ か

近なところでは電でんたく

卓や住じゅうたく

宅の冷れいだんぼう

暖房などに使つか

われています。

太陽光発電(たいようこうはつでん)

風かぜ

の力ちから

を使つか

った発はつでんほうほう

電方法。巨きょだい

大な風ふうしゃ

車を回まわ

して、その力ちから

を発は つ で ん き

電機に伝つた

え、電でん

気き

をつくります。

風力発電(ふうりょくはつでん)

木き

くずや植しょくぶつ

物、家か

庭てい

や工こうじょう

場から出

る生なま

ゴミなどを燃も

やした時

とき

の熱ねつ

を利り よ う

用して電でん

気き

をつくります。

バイオマス発電(ばいおますはつでん)

風ふうりょく

力や太た い よ う

陽の光ひかり

を使つ か

った発は つ で ん

電がすごく増

えているニャー。

考かんが えてみよう

出しゅってん

典:東とうきょうでんりょく

京電力ホールディングス

火か ざ ん

山や温お ん せ ん

泉のある地ち い き

域の地ち ち ゅ う

中深ふ か

くにはマグマがあります。そのマグマの熱

ね つ

で蒸じ ょ う き

気をつくり、それを利

り よ う

用して電で ん

気き

をつくります。

地熱発電(ちねつはつでん)

水みず

を高たか

い場ば し ょ

所から低ひく

い場ば し ょ

所へ落

とし、その水みず

の量りょう

と落ら く さ

差から生う

まれる力ちから

を利り よ う

用して電

で ん き

気をつくります。

水力発電(すいりょくはつでん)

●世せ

界か い

のエネルギー消し ょ う ひ り ょ う

費量は1965年ね ん

の約や く

3.6倍ば い

に! 世

界かい

のエネルギー消しょうひりょう

費量は、2017年ねん

には1965年ねん

の約やく

3.6倍ばい

になりました。

 それは、先せんしんこく

進国のエネルギー消しょうひりょう

費量が1965年ねん

70.5%から2017年ねん

には41.5%へと大おお

きく低て い か

下して

いるのに対たい

し、中ちゅうごく

国など経けいざい

済がとても成せいちょう

長している

国くに

のエネルギー消しょうひりょう

費量が、大おお

きく増ふ

えているから

です。

 また、世せかいじゅう

界中の家か て い

庭などで電でん

化か

製せいひん

品がよく使つか

われ

るようになったことも、大おお

きな理り ゆ う

由です。

世せ か い

界のエネルギー消しょうひりょう

費量の推す い い

移(世せ か い

界の合ごうけい

計、一い ち じ

次エネルギー※)

●限か ぎ

りある化か

石せ き

燃ね ん

料り ょ う

と 新

あ た ら

しいエネルギー 石

せき

油ゆ

や石せきたん

炭といった化か

石せき

燃ねん

料りょう

は、大おおむかし

昔の動どうしょくぶつ

植物

の死し

がいが、地ちちゅう

中で長なが

い年ねんげつ

月をかけて変へ ん か

化したも

のだと考かんが

えられていますが、その量りょう

には限かぎ

りがあ

ります。

 最さいきん

近では、これまでと異こと

なった方ほうほう

法を用もち

いて深ふか

い地ち そ う

層から生せいさん

産されるシェールオイルやシェール

ガスに対たい

する関かんしん

心が高たか

まっています。

出しゅってん

典: 資し

源げん

エネルギー庁ちょう

「エネルギー白はく

書しょ

2019」/BP「Statistical Review of World Energy 2018」をもとに作さくせい

残のこ

り52.6年ねん石

せ き ゆ油

(2017年ねんまつじてん末時点)

天てんねん然ガス

(2017年ねんまつじてん末時点)

残のこ

り50.2年ねん

石せきたん炭

残のこ

り134年ねん

0

2,000

4,000

6,000

8,000

12,000

10,000

70.5%

14,000

1965 1975 1985 1995 2005 2015 2017 (年)

(100万原油換算トン)

先進国の占める割合

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

まん げんゆ

せんしんこく わりあいし

かんさん

ねん

41.5%

出しゅってん

典: 資し

源げん

エネルギー庁ちょう

「エネルギー白はく

書しょ

2019」/BP「Statistical Review of World Energy 2018」をもとに作

さく成せい

※ 一い ち じ

次エネルギー:石せ き ゆ

油・石せきたん

炭・天てんねん

然ガス・水すいりょく

力など、自し ぜ ん

然から摂せっしゅ

取された

ままの物ぶっしつ

質を源みなもと

としたエネルギー。

11 12

●今い ま

、地ち

球きゅう

の温お ん

度ど

が上あ

がっています。

エネルギーの使つ か

い過す

ぎは、自し ぜ ん

然を壊こ わ

すことにつながります。森も り

の木き

が切き

られたり、空く う き

気が汚よ ご

されたり、病び ょ う き

気のもとにもなります。そうならないように、省

しょう

エネルギーを心こころ

がけましょう。森

環か ん

境き ょ う

の問も ん だ い

題は?

温おんだんか

暖化によって水すいぼつ

没が心しんぱい

配される中ちゅうぶ

部太たいへいよう

平洋マーシャル諸しょとう

マジュロ環かんしょう

写しゃしん

真提ていきょう

供: 全ぜんこく

国地ちきゅう

球温おんだんか

暖化防ぼ う し

止活かつどう

動推すいしん

進センターウェブサイトよりhttp://www.jccca.org/

日に ほ ん

本だけじゃなくて地

ち き ゅ う ぜ ん た い

球全体の問も ん だ い

題ニャー。

 地ちきゅう

球の温お ん だ ん か

暖化を止と

めるため、世せかいじゅう

界中が温お ん し つ こ う か

室効果ガスを減へ

らす取と

り組く

みをしています。このための新あら

たな国こくさい

際ルールが

2016年ねん

11月がつ

に発はっこう

効した「パリ協きょうてい

定」です。日に ほ ん

本は2030年ね ん ど

度に

は、2013年ね ん ど

度に比くら

べ26%減へ

らす目もくひょう

標を提ていしゅつ

出しています。今こん

後ご

省しょう

エネルギーを進すす

めていくことが大たい

切せつ

です。

●ストップ、地ち

球きゅう

温お ん

暖だ ん

化か

エネルギーを知し

ろう

 大た い き

気の中なか

には、地ちきゅう

球の熱ねつ

を宇うちゅう

宙ににがさないはたらきをする気き た い

体があります。それを温お ん し つ こ う か

室効果ガスと

いい、二に さ ん か

酸化炭た ん そ

素やメタンなどがあります。今いま

、この温おんしつ

室効こ う か

果ガスが増ふ

えたことで、地ちきゅう

球の温お ん ど

度が上あ

がっ

ているといわれています。温お ん ど

度が上あ

がると、植しょくぶつ

物や農のうさくもつ

作物などに大おお

きな影えいきょう

響が出で

ます。また氷ひょうが

河が融と

けて海かいめん

面が上あ

がり、国こ く ど

土がしずんでしまう国くに

も出で

てきます。二に さ ん か た ん そ

酸化炭素は化か せ き

石燃ねんりょう

料を燃も

やすとたくさん

出で

るので、使つか

い過す

ぎには注ちゅうい

意が必ひつよう

要です。

海かいめんじょうしょう

面 上 昇 異いじょうきしょう

常気象や気きこうへんどう

候変動

などが生しょう

じる低て い ち

地の水すいぼつ

 日に ほ ん

本は世せ か い

界でもトップクラスの、エネルギーを上じょうず

手に使つか

う国くに

です。でも、世せ か い

界と約やくそく

束した通とお

りに二に さ ん か

酸化

炭た ん そ

素を減へ

らすのは、簡かんたん

単なことではありません。そのためには、生せいかつ

活のスタイルを変か

えたり、新あたら

しいエネル

ギーをつくることが、有ゆうこう

効な方ほうほう

法です。

 一いっぽう

方、日に ほ ん

本だけの問もんだい

題ではないため、日に ほ ん

本が持も

つ省しょう

エネルギーなどの技ぎじゅつ

術を外がいこく

国に広ひろ

げることで、国こくさい

的てき

に二に さ ん か た ん そ

酸化炭素を減へ

らすこともめざしています。

●環か ん

境きょう

への負ふ

担た ん

を減へ

らすために

クイズです。地ち き ゅ う

球の気き お ん

温は今い ま

どうなっていると思お も

いますか?

全ぜ ん た い て き

体的に(         )

お日ひ さ ま

様がエネルギーになるんだニャー

硫酸・硝酸りゅうさん

さんせいう

ふつう あめ さんせい ばいいじょう つよ

しょうさん

酸性雨

(普通の雨より酸性が10倍以上も強い)

森林が枯れ、魚のすめない湖に排気ガス

二酸化炭素・

硫黄酸化物・

窒素酸化物などが

大気中に取り込まれる

にさんかたんそ

いおうさんかぶつ

ちっそさんかぶつ

たいきちゅう と こ

はいき

しんりん か みずうみさかな

さんせいう

ふつう

大気中で硫酸・硝酸

になり、雨水に溶け込む

たい き ちゅう

あまみず と こ

りゅうさん しょうさん

あめ さんせい ばいいじょう つよ酸性雨

(普通の雨より酸性が10倍以上も強い)

●さまざまな環か ん

境きょう

破は

壊か い

燃ねんりょう

料を燃も

やしたことで生う

まれたガスが硫りゅうさん

酸や硝しょうさん

酸などに変へ ん か

化して降ふ

ってくるのが酸

さ ん せ い う

性雨です。酸さ ん せ い う

性雨は森しんりん

林や湖みずうみ

、建たてもの

物などに大おお

きな影えいきょう

響を与あた

えます。

酸さ ん

性せ い

雨う

地ちきゅう

球の生い

き物もの

を有ゆうがい

害な宇うちゅうせん

宙線から守まも

ってくれているオゾン層

そう

が破は か い

壊されると、有ゆうがい

害な宇

うちゅうせん

宙線が地ちじょう

上に届とど

き、健けんこう

康に被ひ が い

害が出で

る可か の う せ い

能性が高たか

まります。

オゾン層そ う

の破は

壊か い

ダムや高こ う そ く ど う ろ

速道路などの建けんせつ

設で木き

がどんどん切き

られ熱ね っ た い う り ん

帯雨林が減へ

っています。熱ね っ た い う り ん

帯雨林は二に さ ん か た ん そ

酸化炭素を吸きゅうしゅう

収するはたらきがあるので、温お ん だ ん か

暖化への影えいきょう

響が心しんぱい

配されます。

熱ね っ

帯た い

雨う

林り ん

の破は

壊か い

●工こうじょう

場から排はいしゅつ

出される二に さ ん か た ん そ

酸化炭素を減へ

らす ●新あたら

しいエネルギーによる発はつでん

電を広ひろ

める

●エネルギー関かんれんぎじゅつ

連技術を発はってんとじょうこく

展途上国へ広ひろ

める

●エコカーの利り よ う

用を広ひろ

める

●省しょう

エネ型がたじゅうたく

住宅、太たいようこう

陽光発はつでん

電を増ふ

やす

考かんが えてみよう

13 14

3

11

7

8

16

15

9

10 24

136

14

12

北茨城市

高萩市

日立市

常陸太田市常陸大宮市

城里町 那珂市

水戸市

小美玉市石岡市

土浦市

鉾田市

行方市

潮来市

鹿嶋市

笠間市

桜川市

つくば市

牛久市

阿見町 美浦村

稲敷市

龍ケ崎市

河内町利根町

つくばみらい市

筑西市

常総市

守谷市

取手市

坂東市

境町五霞町五霞町

古河市

結城市

下妻市八千代町

東海村

ひたちなか市

大洗町大洗町

大子町

茨城町

1

かすみがうら市

5

神栖市神栖市

しきたいばらき

したかはぎ

まちだ いご

しひたち

しおおたひたち

しおおみやひたち

まちしろさと

まちいばらき まちおおあらい

むらとうかいしな か

しか さ ま

しいしおか

しほこた

しさくらがわ

しお み た ま

し ひたちなか市し

ひたちなか市し

み と

しなめがた

しかしま

しいたこ

しかみす

まちや ち よ

むらみ ほ

まちさかい

まちと ね まちと ね

しつちうら

まちあ み

しばんどう

しこ がししもつま

しゆ う き

しちくせい

しいなしき しいなしき

しとりで

しもりや

しうしく

しりゅうがさき

しじょうそう

しし

まちかわち まちかわち

まちご か まちご か

どんな発は つ で ん

電施し せ つ

設があるの?

エネルギーを知し

ろう

県けんない

内には火かりょく

力や原げんしりょく

子力、風ふうりょく

力、太たい

陽よう

光こう

など電でん

気き

をつくる施し せ つ

設が数かずおお

多くあります。県

●茨い ば ら き

城県け ん な い

内にある主お も

な発は つ で ん

電施し せ つ

設所在地

東海村

神栖市

鹿嶋市

神栖市

神栖市

神栖市

東海村

ひたちなか市

ひたちなか市

神栖市

神栖市

鹿嶋市

神栖市

北茨城市ほか

坂東市ほか

那珂市

しょざい ち事 業 所 名

とうきょうでんりょく かぶしきがいしゃ かしまかりょくはつでんしょ

とうきょうでんりょく かぶしきがいしゃ ひたちなかかりょくはつでんしょ

かしま きた かしまきょうどうはつでん きたきょうどう

きょうどう

はつでんしょ

はつでんしょ

かぶしきがいしゃ

かしまみなみきょうどうはつでん かしまみなみきょうどうはつでんしょかぶしきがいしゃ

かしま かしま じぎょうしょどうりょく かぶしきがいしゃ

にほん げんしりょくはつでん はつでんしょかぶしきがいしゃ とうかいだいに

はつでん しせ つかぶしきがいしゃ

はつでんしょか し まかぶしきがいしゃ

ばんどうしいばらきけん ばんどうしかぶしきがいしゃ リクシル リクシル ソーラー パワー

は さ きかぶしきがいしゃ

じょうすいじょうきぎょうきょく み と な か し

か み す し

か み す し

か み す し

か し ま し

か し ま し

とうかいむら

とうかいむら

か み す し

か み す し

か み す し

か み す し

かつた もくしつ はつでんしょかぶしきがいしゃ

ほくえつきしゅうせいし

はつでんしょごうの い け ごうの い けかぶしきがいしゃ

かしまきょうどうかりょく かぶしきがいしゃ かしま

東京電力フュエル&パワー株式会社 常陸那珂火力発電所

東京電力フュエル&パワー株式会社 鹿島火力発電所

鹿島共同火力株式会社 鹿島共同発電所

鹿島北共同発電株式会社 鹿島北共同発電所

鹿島南共同発電株式会社 鹿島南共同発電所

鹿島動力株式会社 鹿島事業所

日本原子力発電株式会社 東海第二発電所

北越紀州製紙株式会社 バイオマス発電施設

株式会社バイオパワー勝田 木質バイオマス発電所

神之池バイオエネルギー株式会社 神之池バイオマス発電所

株式会社ウィンド・パワー・いばらき ウィンド・パワーかみす第1洋上風力発電所ほか

サミットウインドパワー株式会社 鹿嶋発電所

エコ・パワー株式会社 波崎ウィンドファーム

東京発電株式会社 石岡第一発電所 ほか

株式会社LIXIL 茨城県 坂東市LIXIL つくば SOLAR POWER

茨城県企業局 太陽光発電設備 水戸浄水場

はつでんしょようじょうだい ふうりょくかぶしきがいしゃ

とうきょう はつでんしょいしおかだいいちかぶしきがいしゃはつでん きたいばらきし

はつでんせつびたいようこういばらきけん

じ ぎょう しょ めい

太たいよう陽光

こう

発はつでん電

水す い り ょ く力発

は つ で ん電

風ふうりょく力

発はつでん電

原げんしりょく子力発

はつでん電

バイオマス

発はつでん電

再さいせい生

可かのう能

エネルギー

火かりょく力発

はつでん電

エネルギー

前ぜん

ページの答こた

え●「上あ

がっている」

●火か

力りょく

発は つ で ん

電施し せ つ

●原げ ん

子し

力りょく

発は つ で ん

電施し せ つ

石せきたん炭を燃

ねんりょう料とする火

かりょく力

発はつでんしょ電所として、2003年

ねん

12月がつに誕たんじょう生しました。

2013年ねん12月

がつに出

しゅつ力

りょく

100万まんkWの2号

ごうき機が

運うん転てんを開

かいし始し,総

そう出しゅつ力

りょく

200万まんkWの発

はつでんしょ電所とし

て運うん転てんを行

おこなっています。

2016年、副ふくせい生ガスと重

じゅう

油ゆから副

ふくせい生ガスと石

せき炭たん

で発はつでん電できるようにし

た3号ご う き機が加

くわわり、4・5

号ご う き機と合

あわせ、総

そうしゅつりょく出力

100万まんkWの発

はつ電でん設せつ備び

により副ふくせい生ガスの有

ゆう効こう

利り用ようと電

でんりょく力の安

あん定てい供きょう給きゅう

を担になっています。

総そうしゅつりょく出力21万

まん1,700

kWの設せ つ び備を持

もち、

発は つ で ん よ う電用燃

ねんりょう料は都

と し市

ガスを使し よ う用し、発

はつでん電

を行おこなっています。

1971年ねんに運

うんてん転を開

かい

始ししました。

石せ き ゆ油を燃

ねんりょう料とする

発はつでんせつび電設備6基

きと、2014

年ねん6月

がつに都

と し市ガスを

燃ねんりょう料とする7号

ごう系けいれつ列

の発はつでんせつび電設備3基

きが運

うんてん転

を開かいし始し、総

そう出しゅつりょく力566

万まんkWの設

せ つ び備を持

もつ

火かりょく力発

はつでんしょ電所です。

鹿か島しま東とう部ぶのコンビ

ナート北きたグループ各

かく

社しゃに電

でん気きと蒸

じょう気きを供

きょう

給きゅうするエネルギーセ

ンターで、発はつ電でん能のう力りょく

60万まん7,440kWを有

ゆう

する国こく内ない最さい大だい級きゅうの自

家か発はつ電でん会がい社しゃです。

都と市しガスを燃

ねんりょう料と

するガスタービン

発はつでん電設

せ つ び備4基

きとガス

エンジン発はつでん電設

せ つ び備

4基き。合

あわせて5万

まん

6,120kWを発はつでん電し、

波はさきこうぎょう崎工業団

だ ん ち か く し ゃ地各社

に供きょうきゅう給しています。

東とうきょう京電

でんりょく力

フュエル&パワー(株かぶ)

常ひ た ち な か

陸那珂火か り ょ く

力発は つ で ん し ょ

電所

鹿か し ま島共

きょうどう同火

かりょく力(株

かぶ)

鹿か し ま

島共き ょ う ど う

同発は つ で ん し ょ

電所

鹿か し ま島北

きた共きょうどう同発

はつでん電(株

かぶ)

鹿か し ま

島北き た

共き ょ う ど う

同発は つ で ん し ょ

電所

鹿かしまみなみ島南共

きょうどう同発

はつでん電(株

かぶ)

鹿か し ま み な み

島南共き ょ う ど う

同発は つ で ん し ょ

電所

鹿か し ま島動

どうりょく力(株

かぶ)

鹿か し ま

島事じ ぎ ょ う し ょ

業所

1978年ねん11月

がつに営

えいぎょう業

運うんてん転を開

か い し始した日

に ほ ん本

初はつの 大

お お が た型 原

げ ん し り ょ く子 力

発はつでんしょ電所で、出

しゅつりょく力は

110万まんkWです。

現げんざい在は停

ていしちゅう止中。

日に ほ ん本原

げんしりょく子力発

はつでん電(株

かぶ)

東と う か い

海第だ い に

二発は つ で ん し ょ

電所

東とうきょう京電

でんりょく力

フュエル&パワー(株かぶ)

鹿か し ま

島火か り ょ く

力発は つ で ん し ょ

電所

●バイオマス発は つ で ん

電施し せ つ

建けんちくはいざい築廃材から作

つくら

れた木もくしつ質燃

ねんりょう料、ペー

パースラッジなどを

燃ねんりょう料にして発

はつでん電を

します。

2006年ねんから発

はつでん電を

開か い し始し、出

しゅつりょく力は4万

まん

2,900kWです。

北ほくえつ越紀

きしゅう州製

せ い し紙(株

かぶ)

バイオマス発は つ で ん

電施し せ つ

発はつ

電でん

方ほう

式しき

● 火か

力りょく

● 火か

力りょく

(バイオマス)

● 原げん

子し

力りょく

● 水すい

力りょく

● 風ふう

力りょく

● 太たい

陽よう

光こう

出しゅっ

典てん

: エレクトリカル・ジャパン(2019年

ねん

11月がつ

19日にち

現げん

在ざい

)をもとに作

さく

成せい

15 16

エネルギーについて学べる県内の施設エネルギーについて学べる県内の施設け ん な いま な し せ つ

〒311-1305 東茨城郡大洗町港中央12番地 ☎029-267-8989ホームページ/http://www.jaea.go.jp/09/wakuwaku/開館時間/10:00~16:30休館日/月曜日・火曜日(祝日のときは翌日)・年末年始・臨時休館あり

か い か ん じ か ん

ひ が し い ば ら き ぐ ん おおあらいまち みなとちゅうおう ば ん ち

き ゅう か ん び げ つ よ う び よ う びか しゅくじつ よ くじ つ ね ん ま つ ね ん し り ん じ き ゅ う か ん

海をテーマに科学や原子力について、わかりやすく体験できます。また、たくさんの行事や実験、工作に参加できます。

う み

じっけん こうさく さん かぎょうじ

たいけんか が く げんしりょく

大洗わくわく科学館お お あらい か が く か ん

こくりつけんきゅうかいはつほうじんにほんげんしりょくけんきゅうかいはつきこう

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

サイエンス・スクエア つくば国立研究開発法人産業技術総合研究所こくりつけんきゅうかいはつほうじんさんぎょうぎじゅつそうごうけんきゅうじょ

せ い かさんそうけん けんきゅう しょうかい さんぎょうぎじゅつグリーン・テクノロジーに関する研究をはじめ、未来の社会に役立つ産総研の研究成果を紹介している“産業技術のショールーム”です。

かん けんきゅう み ら い しゃかい や く だ

せかい

つくばエキスポセンター公益財団法人つくば科学万博記念財団こうえきざいだんほうじん か が くば ん ぱ くき ね ん ざ い だ ん

世界最大級のプラネタリウムと、宇宙・海洋・原子力・ナノテクノロジーなどの科学技術を見て触れて楽しめる科学館です。

さいだいきゅうせ かい うちゅう かいよう げ んしりょく

か が く み ふ たの か が く か んぎじゅつ

あ づ まし

〒305-0031 つくば市吾妻2-9 ☎029-858-1100ホームページ/http://www.expocenter.or.jp/開館時間/9:50~17:00休館日/月曜日(祝日のときは翌日)・年末年始・臨時休館あり

か い か ん じ か ん

き ゅう か ん び げ つ よ う び よ くじ つ ね ん ま つ ね ん し り ん じ き ゅ う か ん

©(公財)つくば科学万博記念財団

ちゅうおうだ いいちし ひがし

か い か ん じ か ん

き ゅ う か ん び げ つ よ う び よ く へ い じ つ ね ん ま つ ね ん し り ん じ き ゅ う か ん

〒305-8561 つくば市東1-1-1中央第1 ☎029-862-6215ホームページ/http://www.aist.go.jp/sst/ja開館時間/9:30~17:00 休館日/月曜日(祝日のときは翌平日)・年末年始・臨時休館あり

©AIST

と う か い む ら む ら ま つな   か  ぐん

か い か ん じ か ん

き ゅ う か ん び げ つ よ う び よ くじ つ ね ん ま つ ね ん し

〒319-1112 那珂郡東海村村松225-2 ☎029-282-3111 ホームページ/http://www.ibagen.or.jp開館時間/9:00~16:00 休館日/月曜日(祝日のときは翌日)・年末年始

見て、触れて、じっくり学べる科学館です。放射線の飛跡が見える世界最大級の「霧箱」など、体験しながら原子と放射線についての正しい知識を学ぶことができます。また、イベントや講演会、実験・工作教室などを実施しています。

ひ せき

きりばこ たいけんせかいさいだいきゅう

ただ まなち し き

こうえんかい じっけん こうさくきょうしつ じ っ し

ほうしゃせんしげん

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原子力科学館げ ん し り ょ く か が く か ん

こうえきしゃだんほうじんいばらきげんしりょくきょうぎかい

公益社団法人茨城原子力協議会

展示ホールでは模型やパネルで、シアターでは映画で、原子力発電のしくみをわかりやすく紹介します。

て ん じ

しょうかい

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東海テラパーク日本原子力発電株式会社 東海原子力館に ほ ん げ んしりょくは つ で ん

と う か い

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かいかんじかん きゅうかんび げつようび しゅくじつ ば あ い がつ にち がつ みっかよくへいじつまいしゅうげつようび

と う か い む ら し ら か たな   か   ぐ ん

ねんまつねんし

〒319-1198 那珂郡東海村白方1-1 ☎029-287-1252ホームページ/http://www.japc.co.jp/開館時間/9:00~16:30 休館日/毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日~1月3日)

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エネルギーのことをもっともっと知し

りたい人ひと

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学できるので、気き が る

軽に出で

かけてみましょう。

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