農業イノベーションのための 技術ご提案書...copyright © 2018 optim co. all rights...
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農業イノベーションのための技術ご提案書
1Copyright © 2018 OPTiM Co. All Rights Reserved.
7/16/2018
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1. 概要
2. ピンポイント農薬散布テクノロジーの
効果
3. 稼げる農業に向けた指標化
4. 弊社ソリューション紹介
5. 新技術システム全体像
6. 研究開発実績
7. ご連絡先
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目次
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概要1
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概要
センサー
ドローン
Agri Field Manager
Agri Assistant
画像
センサデータ
作業データ
連携
対象作物 路地・米・大豆・タマネギ・キャベツ
施設園芸・トマト・苺
果樹・梨
AI解析
営農管理
農家様が所有している圃場の空撮画像、気象、センサーのデータをAgri Field Managerで分析し、圃場管理の最適化を⾏います。例えば、病害⾍が発⽣している箇所を特定し、ピンポイントで農薬を散布することが可能になります。また、マルチスペクトルカメラで撮影したデータから、植物の健康状態を算出し、作物が枯れているといった異常箇所を検出して表⽰します。画像データやセンサーデータ、NDVIやSPAD値を組み合わせた多⾓的な⽣育分析を⾏うことで、質の⾼い作物をより多く育てるための好適環境条件を⾒出すことができます。さらに営農管理システムAgriAssistantと連携し、収量やコストからシステムの有⽤性を⾒える化することができます。
農作業記録
(※) 実証実験により開発予定の機能が含まれます
空中散布天候データ
(※)
(※)
(※)
センサデータのスマホ連携(※)
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ピンポイント農薬散布テクノロジーの効果2
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• 2017年にAgri Field Managerにてピンポイント散布テクノロジー
を使用し枝豆を栽培
– 場所 : 佐賀県佐賀市川副、88aの圃場を2つに分割
– 面積 : 44a(通常圃場)+44a(スマート農業圃場)
– 品種 : クロダマル(⿊⼤⾖)
– 期間 : 2017年7月に種まき、10月にえだまめ収穫、12月に大豆収穫
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ピンポイント農薬散布テクノロジーの効果
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ピンポイント農薬散布テクノロジーの効果
通常圃場 スマート農業用圃場
①⾃動⾶⾏による⼤⾖畑全体撮影
②AIが画像解析、害虫位置特定
③⾃動⾶⾏で害⾍ポイントに到着。ピンポイント農薬散布
①大豆畑への全面農薬散布
ピンポイント農薬栽培通常栽培
残留農薬量、収量、品質、労⼒・農薬コスト削減効果を実証
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ピンポイント農薬散布テクノロジーの効果
農産物名 項目エトフェンプロックス
クロラントラニリプロール
テフルベンズロン
ジノテフランキザロ
ホップエチル
枝豆
⼀⻫散布時の基準値
(公益財団法人日本食品化学研究振興財団)
3 1 1 2 0.3
枝豆
ピンポイント散布時の検査結果(佐賀市内イケマコ圃場)
不検出(<0.01)
不検出(<0.01)
不検出(<0.01)
不検出(<0.01)
不検出(<0.01)
2017年10⽉19⽇
単位︓ppm残留農薬の検査結果
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稼げる農業に向けた指標化3
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• IT活⽤による効果指標を明確化し、システム開発を⾏います。
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稼げる農業に向けた指標化
へらす指標
経費資材消費(肥料)(農薬)労⼒労働時間虫害病害
ふやせる指標
品質(おいしさ)(かたち)
収量安心信頼売上利益
後継者
【品目】
⽶,⼤⾖,⻨,ブロッコリー,梨,イチ
ゴ,キャベツ,タマネギ,茶
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弊社ソリューション紹介4
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圃場管理サービス : Agri Field Manager
Agri Field Manager圃場情報管理サービス
ドローンによる画像や、マルチスペクトルカメラを用いたNDVI、様々な農業⽤センサーと連携し、⾼度な⽣育分析を実現。また、世界初となるドローン画像によるディープラーニング技術を⽤いた病害⾍発⾒を実現。
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アグリロギングサービス : Agri Assistant
Agri Assistant農作業記録・GAP取得支援サービス
⾃動⾳声⼊⼒(イヤラブル対応)により、簡単に農作業記録を実践。GAP取得に必要な農作業情報をスマートフォンやタブレット、パソコン、どこからでも共有・確認することができます。
・作付前に⾃宅で農作業計画を⽴てる
・農作業をしながら音声で作業を記録する
・必要時に⾃宅で記録を確認する
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マルチコプタードローン : OPTiM Eagle
Agri Droneマルチコプタードローン
搭載カメラのカスタマイズが可能なマルチコプタードローン。アタッチメント1つで生育分析に必要なマルチスペクトルカメラに切り替えることも可能。
製品特徴
○⾃動⾶⾏︓ウェイポイントによる⾃動⾶⾏
○柔軟性の高い独自設計機体の設計から回路の設計まで独⾃で設計
○搭載カメラカスタマイズGoPro/マルチスペクトルカメラなど画像解析に適した安定したデータ取得が可能
○ OPTiM製920Mhz通信デバイス・ LoRa・セルラー等、複数のデータテレメトリ通信デバイスを選択可能(※個別相談)
〇ピンポイント農薬散布機能
〇関連特許約30件出願中
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新技術システム全体像5
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新技術システム全体像
Agri Assistant
センサデータ
画像データ
病害虫診断
Agri House Manager
栽培記録生産コスト
収量出荷量売上
気象データ
Agri Field Manager連携
オプティム
プラットフォーム
機能
ユーザ
農作業計画
ピンポイント農薬管理
GAP管理
コスト管理
施肥診断
API
圃場分析
収量予測
API API
農家様
病害虫データ
WAGRI
連携
API
OPTiM Cloud IoT OS
土壌データ
統計データ
地図データ
農地データ
外部
プラットフォーム
以下のデータを利⽤する・気象データ・土壌データ・統計データ・筆ポリゴン
※ ※ ※
※一部機能開発中
※利⽤申請中
※
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研究開発実績6
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研究開発実績 :ドローンによる害虫被害検知の事例
株式会社オプティムはスマート農業の取り組みの中で、⼤⾖の⽣育管理にドローンを活
用。病害虫が検知された箇所のみにドローンでピンポイント農薬散布を⾏う、世界初の
試みを実施した。その結果、通常栽培(比較圃場)と変わらない収量、および品質(形
状など)の栽培を達成した。さらに、農薬使⽤量を1/10以下に削減し、生産コストを抑
えた大豆栽培を成功させた。このことから株式会社オプティムは本取り組みに関連する
特許群を現在出願中である。
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研究開発実績 :ドローンによる害虫被害検知の事例
水稲において、マルチコプター型ドローンを用いた空撮により、トビ
イロウンカの被害を地上からの⽬視に⽐して確実かつ早期に発⾒でき
たという事例がある。更に、マルチコプターを⽤いた⽔稲の空撮にお
いて、近赤外線画像により通常の写真より約5日間早くトビイロウンカ
を発⾒できることが分かっている。(佐賀県農業試験研究センター,
未発表)
ドローン空撮画像
AI解析結果
広範囲のモニタリングが可能な固定翼ドローンを用いれば、さらなる
低コスト化が期待でき、また、Agri Field Manager による複数画像の
AI判別技術が加われば、精度向上、データの迅速な提供が可能とな
り、実用性が向上する。
しかしながら、マルチコプター型のドローンでは、⾶⾏可能時間が短く広範囲な農地を確認することが難しい。
佐賀県の取り組み
オプティムの取り組み
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ご連絡先7
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• 株式会社オプティム
– 所属部門 : インダストリー事業本部
– 氏名 : ⼤⻄範知(おおにしのりとも)
– 電話番号 : 03-6435-8569
– メールアドレス : [email protected]
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ご連絡先