電子カルテ・オーダリング・部門システム 導...

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1 電子カルテ・オーダリング・部門システム 導入コンサルタント事業 埼玉県児玉郡上里町堤696-7 TEL 0495-35-0081 FAX 0495-35-0075 医療介護 ICT化支援室 弊社独自の手法で病院のICT化を支援いたします。 Ves3

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電子カルテ・オーダリング・部門システム 導入コンサルタント事業

埼玉県児玉郡上里町堤696-7 TEL 0495-35-0081 FAX 0495-35-0075

医療介護 ICT化支援室

弊社独自の手法で病院のICT化を支援いたします。

Ves3

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1.院内ICT化のコンサルタント体制

ユーザ様

ICT化パートナー

コンサル チーム

・電子カルテ ・オーダリング導入 ・部門システム フロジェクトチーム

病院様と 共に推進

【私たちの出来る事】 ・病院様の立場で院内ICT化を支援できます。 ⇒メーカとは一線引いて、公正な機能検証と価格交渉 ⇒医療スペシャリストによる病院様独自の業務を理解した業務の改善を提案 ⇒現場の声を取り上げ、限られた予算内で可能な限り実現 ・病院様に適した「システム」「ソフト」のメーカやベンダーを選定できます。 ⇒仕様書作成/競争入札支援/システム設計/各部門システム/インフラ構築 ⇒導入件数、安定稼動、良好サポートの実績を見極めるノウハウ

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1)支援内容と効果

2.コンサルタントの効果

① 病院様の経営方針や目的に適した業社の選定とシステム構築を実現させます。 ② 弊社が実際に見てきた実績のある業者を紹介することができます。 ③ 中立の立場で競争入札・相見積させることで、余計な出費を防ぐ効果があります。 ④ 弊社が仲介役となり交渉することで、病院スタッフの負担を和らげる効果があります。 ⑤ メーカ主導により、強引に構築されるなどの、問題が起こらないようにさせます。 ⑥ 業社営業の巧妙さを見抜き、無駄な機器やソフトの購入を防ぐ効果があります。 ⑦ 病院部門担当による業社とのもろもろのトラブルを防ぐ効果があります。

2)金額面の実績 <急性期250床 中核病院の事例> ① HISベンダーの選定段階で、(4,000万円)の削減ができました。 ② 部門システムでは、(5,200万円)以上の削減ができました。 ③ インフラ設備では、(800万円)の削減ができました。 ④ HIS導入支援では、(1,300万円)の削減ができました。 合計 (1億1,300万円) の費用削減の効果がありました。

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1)病院様とベンダーの認識&考え方の相違

・設計思想/常識・慣習・用語

2)病院様側の情報システムに関する知識不足

・目的の明確化が出来ない ⇒ (目的不明)

・基本要件策定が出来ない ⇒ (重要性認識不足)

3)病院様内の意思決定の不明確さ・遅延によるたび重なる追加要望や仕様変更

・業種毎に異なる立場による要求の差異 ⇒ (組織としての決定タイミングと方法不明)

4)医療の特性

・業務が一律でなく、患者の状況変化による変更は繁茂

・多業種が多部署で横断的な作業に従事し、時間場所が移動する

・医療制度、医療保険制度の頻回な変更 → 医事会計システムが制約条件になる

5)ベンダーが医療業務を熟知していない

・ソフト開発者は医療現場を理解していないことが多い ・メーカは自分の商品が一番と思っている ・パッケージ化を優先とするため、現場に合わせることを嫌う

■ 病院情報システム導入が円滑に行かない理由

3.有識者の見解

当院の「業務スタイル」に適したシステムの構築がどこまで実現できるかが重要

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1.物事の判断 2.創意工夫 3.改善 4.創造性

※クリエイティブな作業

1.記録 2.検索 3.計算 4.繰り返し ※大量に同じ事を正確に 短時間で処理

☆ 日ごろの業務の仕分け を行い、コンピューター を使う事により楽が出来 る事を見つける → 本来、業務のプロが行う べき仕事に集中 → 患者様への貢献

コンピュータが得意な事 人間が得意な事 業務改革

補完関係

自らを知る

探し出す為のベースを作る作業

(業務確認)

ICT化方針

現状課題 解決策

4.ICT化(電子化)とは…?

職員さんが考え、 準備するもの

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5.導き出すICT化の効果

課題 ICT化でできること

1.業務に付随する記入/転記作業量が膨大かつ煩雑

・医師指示を受ける役割により必要な情報が

異なる為、さまざまな形に変換記録

⇒本来の業務以外の作業時間が増大し,作業の

質が低下

2.カルテの作成/準備/移動/保管に伴う手間と

時間が膨大

・複数カルテの存在

⇒業務の進行が妨げられ患者待ち時間が増加

3.院内で共通利用する設備/情報の一元管理が困難

・各予約、受付、病床利用が台帳などで管理

⇒重複・間違い・記入漏れなどで業務に支障

1.発生源入力による転記作業の廃絶

⇒ 診療録の電子化機能/オーダーリング

機能/看護支援機能

☆ 電子カルテ

2.紙カルテに付随する作業量と保存場所の

低減

⇒診療録の電子化機能

☆ 電子カルテ

3.各予約・受付の一元管理による利便性向上

⇒予約受付機能・入院管理機能

☆ 電子カルテ

職員満足度UP → やりがいの醸成 → 患者様サービスの質・量の向上 → 患者様満足度UP

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5.導き出すICT化の効果

課題 ICT化でできること

4.情報伝達の真性度が保てない

・TEL/FAX/メモなどの連絡が正確に

伝わらない

⇒情報の信憑性確保が問題

5.各部門システムへのデーター連携

・各部門システムへは担当者による手入力

・検査結果などは物理的な配送

⇒作業の手間が多く結果の返信に時間がかかる

6.情報の収集・分析ができない

・医事システムデータ利用も出来ず,手作業での

集計

⇒多大な労力の割には,正確性/正当性に疑問

7.現行システムの機能が病院業務と乖離

・伝票データ先行入力,情報の蓄積など登録作業

⇒利用目的不明、作業量は増加

4.院内情報基盤整備による情報伝達

⇒グループ゚ウエア機能・情報共有機能

☆ グループウエア/電子カルテ

5.部門システムとのシームレスな連携

⇒部門システム連動、webビュアー連携

☆ 電子カルテ → 部門システム連動

6.統計機能によるデーター蓄積と再利用

⇒統計D/B機能・分析ツール

☆ 統計システム+BIツール

7.院内情報システムの構築と統廃合

⇒業務見直しとシステムの再構築

☆ 電子カルテ+部門システム,他

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6.ICT化のメリット/デメリット

メリット デメリット

1.慣れれば速い

(カルテや写真を探す時間がない)

2.検査結果の参照が迅速

3.判読しやすい

4.誤薬,過量投与などのチェックが可能

5.運搬不要(端末があればどこでも)

6.情報を共有化(いつでも,だれでも)

7.患者にも情報を開示

8.正確で,改ざんが不可能

9.リスク管理に威力を発揮する

1.慣れるまでに時間が必要

2.イラスト,図が書きにくい →医師ごとに操作を選べるシステムを選定する

3.訂正しにくい

4.医師に役割が集中 →診療クラークを育て、医師の負担を軽減させる

5.データ量の多いカルテは開くのに時間がかかる →レスポンスの良いシステムを選定する

6.患者にかくせない

7.投資対効果が明らかでない

8.メンテナンスに費用がかかる

◆ 病院様の業務改革の要件に合致している事。

◆ 統一された優良な操作性を提供できる事。

◆ 性能(レスポンス)が変動しない事。

◆ 無停止運用が実現出来る事。

◆ 出来るだけ安価である事。

◆ 良質なシステムサポートが受けられる事。

◆ 病院様と共に進化できる事。

良いシステムとは

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7.ICT化の効果(参考数字)

項目 効果

直接的削減効果

1)残業コストの削減 → 192万円/月(30人×2時間×16日×2千円)

2)医事化・総務課などの事務スタッフの効率的配置

→ 250万円/月 (10人× 25万円)

3)部門管理業務の効率化 → 120万円/月(12人×2時間×25日× 2千円)

合計 562万円/月×12ヶ月=6,744万円(年間)

効率化

1)人手による転記作業にかかる時間の短縮とミスの防止ができる

・主治医→担当看護師の伝達(8回以上の手作業での転記作業)

が不要になる

→ 時間的ロスの短縮による患者ケアの充実

→ 転記・伝言によるミスが大幅に低減、医療過誤の防止

2)情報(紙媒体での記録)が離れた所にある為の無駄・ミスが大幅に減る

→ 情報の共有化・即時利用によるチーム医療への貢献

→ 会議・カンファレンスなどへの資料準備の軽減

3)カルテの整理・保存・検索への膨大なコストが不要になる

→ 毎日大量に発生する伝票や書類の整理、格納の手間が不要

→ 紙カルテに関する作成・搬出・回収・格納・長期保存の作業と

保存スペースが不要

→ 情報の検索・取出しに関する作業量・スピードの大幅改善

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7.ICT化の効果(予測)

項目 効果

ホスピタリティ向上

1)人間は人間にしか出来ない事を。

①機械的で創造性の無い非人間的な単純作業

→ コンピュータへ

②①の作業時間の大幅軽減で創出した時間

→ 患者様とのコミュニケーション・ケアの充実へ

→ 専門域でのスキルアップ・やりがいの醸成

→ 患者サービスの向上

→ 医療の質的向上

2)具体的には、看護師がベッドサイドに行く時間が大幅に増えた。

人材育成

1)ICT化により派生する様々なメリットにより改善

① 電子的な教育手段がとれる

② 過去のデータ利用が出来る

③ 本来の仕事に集中出来る事でのモチベーションUPによる効果

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8.導入手順イメージ(予測)

以降

必然性 定義 工程

業務確認 システム要求定義

工程

システム導入 工程

本番後フォロー 工程

システム成長 成熟化 製品導入 システム稼動

ヒアリング 仕様書作成

フィッティング チューニング インタ ビュー

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業務確認 課題整理 フロー作成

▼キックオフミーティング 現状業務確認作業

要求仕様書 作成

▲レビュー ▲レビュー

第2フェーズ 第3フェーズ

課題一覧

現行業務 フロー

要求 仕様書

職員意識調査 ICT化推進方針検討

目的明確化

第1フェーズ

羅針盤 意識調査

重要 重要

▲レビュー

ベンダ選定

(2~4ヶ月) (2ヶ月) (6~9ヶ月) (3ヶ月)

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9.インタビューの結果(参考数字)

1、歯科 2、医事課 3、薬剤科 4、放射線科 5、検査科 6、生理検査科 7、整形外科病棟 8、看護師長会議 9、栄養科 10、リハビリ科

カテゴリ 問 題 点 解 決 方 法 件数 伝票 ●伝言転記作業が膨大

●情報伝達が手作業 ●入力ミス ●院内FAX送信

オーダリングシステムによる連携 5

台帳管理 ●診察予約、検査予約が手作業 ●情報の一元管理ができない ●他科へ電話にて確認

予約システム機能の採用 4

カルテ管理 ●カルテ出し、戻し、積上げ、煩雑 ●予約患者さんの処方印字 ●4ヶ月前のカルテ出しは倉庫管理

電子カルテの導入 ⇒ 必須 2

ID連携 ●患者属性を手入力 ●同一項目を重複入力 ●入力ミス

IT化でシステム間の連携 7

部門システム ●連携ができていない ●機能が網羅されていない

●部門システムの再構築 ●電子カルテに統一 5

各部門を簡易インタビューだけでも、いろいろと見えてくる。