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魅力あふれる多摩ニュータウン

◆多摩ニュータウンの可能性

／再生・再編・活性化への強み

＊公園・緑地等の緑環境が豊か

＊高水準の都市基盤

＊良好な住環境

＊都心直結の鉄道網

＊ＮＴの知名度・発信力

＊市民中心の活動が活発

＊駅周辺に未利用地がある

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住宅の変遷・特徴

◆大量建設（1971年～1973年） 低廉、良質、早く、大量に供給 板状、中層、標準的な２ＤＫ・３ＤＫ中心

◆面積規模の拡大（1976年～1977年） 大量供給が一段落し、「1人1室、世帯1共同室」 ３LDK、４LDK、７０㎡超

◆多様な新しい住宅への展開（1976年～1980年） 住宅の質の向上 共用庭つき都市型低層「タウンハウス」 傾斜屋根タイプの導入

◆戸建住宅（1979年～） 一般宅地分譲

◆新しい住生活の提案（1985年～1988年） ライフスタイルの多様性、ゆとりの追求 フリールーム（プラス1）付住宅

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分譲マンションが多い（26市比較）

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７０年代が多い【分譲】（26市比較）

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公的賃貸住宅も多い（26市比較）

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多摩ＮＴ再生に係る調査・検討の実施

◆本件調査・検討の目的 ＊第一次入居から４０年が経過し、課題が顕在化 「急速に進む高齢化と人口減少」「住宅や施設の老朽化・陳腐化」等

＊一方、「諏訪２丁目住宅の建替え」「諏訪・永山地区住宅市街地総合 整備事業による公共施設等のリニューアル」等の再生事業がスタート

＊こうした状況を踏まえ、今後のＮＴ再生に向けた具体的な取組みにつ なげるため、改めてＮＴに係る基礎的な調査・分析を行うとともに、 東京都やＵＲと連携して再生の方向性を検討

◆多摩ニュータウン再生に係る検討会 ＊期間：平成２３年５月～１１月（４回開催）

＊検討会構成：東京都都市整備局・都市再生機構・多摩市【事務局】

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将来ビジョン（50年後）集約型都市構造へ）

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将来人口推移による増減

（2005年⇒2030年） 出典：国立社会保障・人口問題研究所／平成20年 推計データ

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人口増減率（2005～2010年）

出典：人口減少期における多摩地域の「縮む」未来図／財団法人東京都市町村自治調査会 平成23年

出典：人口減少期における多摩地域の「縮む」未来図／財団法人東京都市町村自治調査会 平成23年

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高齢化率（2020年）

出典：人口減少期における多摩地域の「縮む」未来図／財団法人東京都市町村自治調査会 平成23年

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多摩ＮＴ（多摩市域）の人口の推移

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多摩市の年齢構成の推移 ◆人口ピラミッドでみる年齢構成の変化（１９９０年⇒２０１０年）

出典：国勢調査

１９９０年 ２０１０年

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人口の推移

◆人口・人口増加率 ◆年齢３区分別人口割合の推移

出典：国勢調査 出典：国勢調査

平成２年 平成１２年 平成２２年

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地区別人口比率（３区分）

老年

年少

生産年齢

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将来人口（人口 高齢化率 ）

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市の予算～税収が減少～

H21年度予算では 286,8億円

62％

4年間で ・13.3億円減 ・５％減

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市の予算～扶助貹が増加～

H21年度予算では 92.3億円

20％

4年間で ・41.6億円増 ・45％増

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市の予算～扶助貹の推移～

昭和６２～平成２３年度 決算

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住宅団地に係る課題①

◆分譲住宅①

＊建物の老朽化

＊設備・仕様のニーズとの乖離

＊高齢化社会への対応

（高低差解消、エレベーター、交通）

＊開発年次による地域間での「差」

（老朽化、住宅規模、年齢層）

⇒それぞれの実情に応じた対応が必要

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住宅団地に係る課題②

◆分譲住宅②

＊住宅団地の老朽化への対処

（建替えか、大規模改修か）

＊合意形成の困難さ

（法律・制度・財源・コミュニティなど）

⇒住民による選択がしやすくなるような

手立ての構築が必要

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住宅団地に係る課題③

◆公的賃貸住宅

＊既存ストックの効果的活用

＊将来的な建替えに向けたビジョンの共有

⇒集約型都市構造への転換に向けた準備

が必要

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まちの活性化に係る課題

◆生活サービス・くらしの支援

＊生活を支える近隣センターを取り巻く状況の

変化（需要の変化、空き店舗の転用）

⇒当面の対応策と将来に向けたあり方の

検討が必要

◆シティセールス

＊ニュータウンは元気がない？

⇒「ニュータウンが動き出した」へ

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再生の取組み状況

◆分譲住宅団地の建替え

＊諏訪二丁目住宅（640戸）の建替え事業

⇒全国最大規模の分譲住宅団地の建替え

◆公共施設の更新

＊諏訪・永山地区住宅市街地総合整備事業

⇒公共施設（道路・公園等）のリニュー

アル・バリアフリー対応

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多摩ニュータウンの課題

現状課題 ・高齢化進展・子ども世代流出

・階段・坂道等の高低差が多い

・スーパー撤退・近隣センター衰退

・初期エリア住宅等の老朽化・陳腐化

・土地利用誘導と民間需要のギャップ

今後想定される課題 ・さらなる人口減少・高齢化

・購買力低下による商業衰退

・扶助貹（福祉関係経貹）の増加

・生産年齢減少による税収減少

・既存インフラ更新に伴う土木貹増加

・都心回帰等によるポテンシャル低下

強み（可能性） ・公園・緑地等の緑環境が豊か

・高水準の都市基盤

・都心直結の鉄道

・ニュータウンの知名度・発信力

・市民力が強く、市民活動が活発

・駅周辺に未利用地がある

諸課題の根源・・住民の年齢構成のいびつさ