eve/efb欝彊畿適 - tok2...eve/efb欝彊畿適 プッシュプル・ステレオ“‾...
TRANSCRIPT
ヒアリングとシミュレーションのくり返しで完璧を追求
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eV e/eFB欝彊畿適プッシュプル・ステレオ“‾●バ ブ一章夢ンプ
製作を休止してから16年ぶりの新作です.止まっ
ていた時間が動き始めたのは昨年の夏.タイムカプセ
ルを開けるように梱包から取り出した5台の測定機器
は,かくも長い空自などなかったかのように蘇りまし
た.
シミュレーションを相談柏手として導入、
ひさしぶりに目にした業界の変化で一番驚いたの
は 管球アンプをPCでシミュレーションしている人
たちがいることでした そこで筆者もこの新作から回
路シミェレークーを導入しました
管球アンプのシミュレーションで難しいのは 出力
トランスの部分です.筆者は篤志家の方のデータを借
りてシミュレーションしているため,どの種類の出力
トランスでも再現できるわけではありません
それでも回路全体の特質や傾向をつかめますし,出
力トランスの手前までならかなり正確に再現できます.
B電源ならサージ電圧やリップル電圧がどのくらいに
MAY 2014
なるかわかります.
今回は構想段階で頼りにしたほか,製作中の回路的
な実験にも活用しました よき相談相手というところ
です.
∴ 6 V 6 :と:Q u a d 廿 型 回 虫 が :∴: こ う:して 結 び つ い た ∴∴ ∴
酷寒対応で6V6に
最初,アンプの用途はBGM的に流し聞きするイメ
ージでしたが高音質音源の再生にこだわった結束
シングルよりも低域端を伸ばしやすいプッシュプル・
アンプでいくことにしましだ さらに高NFB,高ダ
ンピングファクタで補強して,ワイドレンジを狙いま
す.
問題は夏です.発熱の点で真空管アンプのスイッチ
を入れにくい季節ですが 酷の中だからこそ真空管
アンプのBGMは切らしたくない.そこで6V6です.
7
CopYri9ht(C)AkiIchirc,2014
微分補正
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積分補正
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化 二三’漢 “ヽ
-Quad-II方式の一部
を千一プッシュ・ プル上下が/
リップ時最スせず-→ク
カ1割減
ー強度の微分論:正と繍
補正を追加→音質悪
/ー「2.7KQ抵抗」を復活
一積分補正を廃止
一散分補正のみ
ー可能帯域外高域をたけ補正してパラン
ー出力管グリッドに究めを追加
満足ゆく音質
MAY 2014
「2.7Klt」に相当する抵抗を復活
(D ) Q u a d ‾II 忠 実 型 に 改 造 十 十
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復活●
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十 十 可聴外聖 の駈(E )チューニング
片側′ス振止 i /;
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微小発振防
〈第1図〉電圧増幅部案の変遷.筆者が検討/製作した回路の変速.シミュレーションでいくつかの回路を事前に検討した.しかし実機には独自の特性があるため,実地で問題解決する必要があった
9
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◆ の く ① \ ① 『 e u ヾ Y u ヾ ) で ・ ヽ 宅 ヾ - ・ ヽ ヾ ヾ 掬 蕃 回 転
一 N 小 鳥 斗 謀 議
入れ替わりに高音が現れてきました.勘的な変化でし
た
出力管グリッドに発振止め
クリアーになると.今まで見えてなかったものが見
えるようになります.音源によっては弦楽器に微小な
チリヂ)としたものがまだ残っているのかわかりまし
た.
そこで出力管ダ)ッドに追加したのが発振止め抵抗
3.3KQです.本殿では一聴してわかる効果的な対策と
なりました
最終バージョンはどう鳴ったか
議団環境
筆者が製作するアンプは どのようなスピーカでも
そこそこ鳴ることをめざしています.そのためアンプ
の出来を判断する試聴には,バランスがよいと思われ
る市販スピーカを使います.
本機の試聴用スピーカはTEACのS-300NEOと
いう小型ブックシェルフで10cmユニットと同軸ツ
イーターが載っています.これに外付けのDACをS/
PDIF経由でPCに接続しています.普段使いではデ
スクトップ・オーディオのような環境です.
最高峰かも
試作段階と比較すると,油をひいたように滑らかに
鳴るようになりました.高域の澄んだ伸びとうるおい
が印象的でオーケストラの弦楽器がキュルキュルと
鳴っています.これを聴きたくて何ヶ月も格闘してき
ました
ダイナミックに生き生きと鳴り,低域が軽いと言わ
れる6V6でも重い低域が出てきます.低音楽器がポ
ワつかず輪郭がよく見えるのは高域がきれいに出て
いるからでしょう.
オーケストラの楽器の位置がよくわかり,残響音が
美しく消えていきます.よくできた3極管シングル・
アンプに帯域の広さがプラスされたような印象で今
まで聴いたことのないような高音質です.
再生環党が16年前(タンノイ・スターリングを使っていた)
よりもかなりこじんまりしていますがそんなことを
忘れるほど情報量が豊かです.こんな音だったのか,
こんな演奏していたのかと.新しい発見が次々出てき
MAY 2014
ました.
このアンプ最大の利用日的.インターネットの音楽
配信はMP3形式のはずですが本殿で聴くとピアノ,
ヴァイオリン,ギターなどのソロから室内楽.オーケ
ストラ,合唱.ジャズと何でも自然な感じでリアル
に再生します.
このアンプで特に期待した映画のサウンドトラック
にもマッチして,ドラマチックな雰囲気をぞんぶんに
楽しめます.
面白いのは,シャーシに鉄製ボンネット(1・2Kg)を
乗せたほうが微妙にグ)ア一に聞こえることです.
特に寄暗に差が出る気がします.
6F6ではどうか
本殿は6F6も使用できます.A級プッシュプルで
動作してグ)ップ前4.5Wほど出ます.参考用に6F
6のひずみ率も掲載しました.
6F6のひずみ率を故浅野勇氏作の42(6F6と同特性)
5極管接続のウイリアムソン型P-P(NFB20dB)と比
較するど カープは似ていましたが,数値的には本機
のほうが6dBほど低くなっていました この差の原
因としてば ウイリアムソン型が初段12AU7の2次
ひずみが出るのに対して,Quad-II型は初段がP-P
で2次ひずみが消えることが考えられます.
6F6のサウンドは6V6とよく似ています.両者の
周波数特睦はほとんど変わりませんが聞こえ方が少
し違っています.ビーム管の6V6は高域をどこまで
も伸ばそうとするハイファイ指向ですが5極管の6F
6は高域に節度があります.そのせいか可聴域ぎりぎ
りの高域が整理されてくっきり聞こえるような印象が
あります.
6F6で聴いていたとざ どこかなつかしい音だなあ
と感じて思い出したのは若いころ聞いていたFMラ
ジオです.ああこんな感じの音だったかもと,はっと
してしまいました.FMラジオでも音楽を楽しむのに
不便はなかったのかもしれません.
回路や定数が複雑に変遷したので途中経過のデー
タは省きます.NFB,微分軸E可聴帯域外補正がか
かった状態の最終版の測定値です.
出力インピーダンスはNFBの効果で0.68復とたい
19
圏