久慈・閉伊川地域森林計画書単位 面積:ha 行 政 区 域 区 域 面 積...
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久慈・閉伊川地域森林計画書
(久慈・閉伊川森林計画区)
計 画 期 間
自 平成29年 4月 1日
至 平成39年 3月31日
平成28年度樹立
岩 手 県
久 慈 ・ 閉 伊 川 森 林 計 画 位 置 図
雫 石 町
滝 沢 市
野 田 村
普 代 村
田 野 畑 村
岩 泉 町
宮 古 市
山 田 町
大 槌 町
住 田 町大 船 渡 市
陸 前 高 田 市
平 泉 町
金 ケ 崎 町
奥 州 市
西 和 賀 町
北 上 市
遠 野 市
紫 波 町
矢 巾 町
盛 岡 市
一 戸 町
二 戸 市
久 慈 市
洋 野 町軽 米 町
九 戸 村
葛 巻 町
岩 手 町
花 巻 市
釜 石 市
馬淵川上流森林計画区
一 関 市
北上川上流森林計画区
久慈・閉伊川森林計画区
大槌・気仙川森林計画区北上川中流森林計画区
八 幡 平 市
久慈・閉伊川森林計画区概況図
鉄 道 山 岳
三陸自動車道
主要道路
河 川
概 況 図 凡 例
県 界
市町村界
計画区界
早池峰山1,917m
大槌・気仙川森林計画区
岩 泉 町
馬淵川上流森林計画区
久 慈 市
洋 野 町
北上川中流森林計画区
北上川上流森林計画区
毛無森941m
階上(種市)岳739m
久慈平岳706m
平庭岳1,060m
三巣子岳1,182m
御大堂山1,196m
遠島山1,262m
有家川
久慈川
安家川
黒森山1,106m
小本川
津軽石川
閉伊川
安家森1,239m
青 森 県
野 田 村
普 代 村
田 野 畑 村
長内川
山 田 町
宮 古 市
担当者の職名及び氏名並びに樹立に従事した期間
1 担当者の職氏名
農 林 水 産 部
森 林 整 備 課
部 長
林 務 担 当 技 監
総 括 課 長
技 術 主 幹 兼 計 画 担 当 課 長
主 任 主 査
主 査
主 査
技 師
紺 野 由 夫
阿 部 義 樹
佐 々 木 誠 一
久 慈 敏
伊 東 雄 一
渡 邉 勇 一
髙 橋 め ぐ み
千 葉 巨 樹
2 樹立従事期間
自 平成28年4月1日
至 平成28年12月26日
目 次
Ⅰ 計画の大綱
1 森林計画区の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 位置、地形
(2) 地質、土壌
(3) 気候
(4) 社会経済的背景
(5) 森林・林業の概況
(6) 震災からの復旧・復興に向けた取組
(7) 台風第10号災害からの復旧に向けた取組
2 前計画の実行結果の概要及びその評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 実行結果
(2) 評価
3 計画樹立に当たっての基本的な考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 計画策定の基本方針
(2) 施業方法別の森林整備
(3) 目標設定の考え方
4 主な計画量の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 間伐立木材積その他の伐採立木材積
(2) 造林・間伐面積
(3) 林道の開設及び拡張
(4) 保安林の指定又は解除
(5) 治山事業
5 本計画区内の特徴的な取組事例(トピック)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 海岸防災林の復旧
(2) 木質バイオマス発電の取組
(3) 県北地域における木炭産業振興の取組
(4) 森林認証の取組
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Ⅱ 計画事項
第1 計画の対象とする森林の区域 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2 森林の整備及び保全に関する基本的な事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 森林の整備及び保全の目標その他森林の整備及び保全に関する基本的な事項 ・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 森林の整備及び保全の目標
(2) 森林の整備及び保全の基本方針
(3) 計画期間において到達し、かつ、保持すべき森林資源の状態等
2 その他必要な事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第3 森林の整備に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 森林の立木竹の伐採に関する事項(間伐に関する事項を除く。)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 立木の伐採(主伐)の標準的な方法に関する指針
(2) 立木の標準伐期齢に関する指針
(3) その他必要な事項
2 造林に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 人工造林に関する指針
(2) 天然更新に関する指針
(3) 植栽によらなければ適確な更新が困難な森林に関する指針
(4) その他必要な事項
3 間伐及び保育に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 間伐を実施すべき標準的な林齢及び間伐の標準的な方法に関する指針
(2) 保育の標準的な方法に関する指針
(3) その他必要な事項
4 公益的機能別施業森林等の整備に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 公益的機能別施業森林の区域の基準及び当該区域内における施業の方法に関する指針
(2) 木材の生産機能の維持増進を図るための森林施業を推進すべき森林の区域の基準及び当該区
域内における施業の方法に関する指針
(3) その他必要な事項
5 林道等の開設その他林産物の搬出に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 林道等の開設及び改良に関する基本的な考え方
(2) 効率的な森林施業を推進するための路網密度の水準及び作業システムの基本的な考え方
(3) 路網整備と併せて効率的な森林施業を推進する区域(路網整備等推進区域)の
基本的な考え方
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(4) 路網の規格・構造についての基本的な考え方
(5) 更新を確保するため林産物の搬出方法を特定する森林の所在及びその搬出方法
(6) その他必要な事項
6 委託を受けて行う森林の施業又は経営の実施、森林施業の共同化その他森林施業の合理化に関す
る事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 森林の経営の受委託等による森林の経営の規模の拡大及び森林施業の共同化に関する方針
(2) 林業に従事する者の養成及び確保に関する方針
(3) 作業システムの高度化に資する林業機械の導入の促進に関する方針
(4) 林産物の利用の促進のための施設の整備に関する方針
(5) その他必要な事項
第4 森林の保全に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 森林の土地の保全に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 樹根及び表土の保全その他森林の土地の保全に特に留意すべき森林の地区
(2) 森林の土地の保全のため林産物の搬出方法を特定する必要のある森林及びその搬出方法
(3) 土地の形質の変更に当たって留意すべき事項
(4) その他必要な事項
2 保安施設に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 保安林の整備に関する方針
(2) 保安施設地区の指定に関する方針
(3) 治山事業の実施に関する方針
(4) 特定保安林の整備に関する事項
(5) その他必要な事項
3 鳥獣害の防止に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 鳥獣害防止森林区域の基準及び当該区域内における鳥獣害の防止の方法に関する方針
(2) その他必要な事項
4 森林の保護等に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 森林病害虫等の被害対策の方針
(2) 鳥獣害対策の方針(3に掲げる事項を除く。)
(3) 林野火災の予防の方針
(4) その他必要な事項
第5 保健機能森林の区域の基準その他保健機能森林の整備に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 保健機能森林の区域の基準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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2 その他保健機能森林の整備に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 保健機能森林の区域内の森林における施業の方法に関する指針
(2) 保健機能森林の区域内における森林保健施設の整備に関する指針
(3) その他必要な事項
第6 計画量等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 間伐立木材積その他の伐採立木材積 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 人工造林及び天然更新別の造林面積 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3 間伐面積 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 林道の開設及び拡張に関する計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5 保安林の整備及び治山事業に関する計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 保安林として管理すべき森林の種類別面積等
(2) 保安施設地区として指定することを相当とする土地の所在及び面積等
(3) 実施すべき治山事業の数量
6 要整備森林の所在及び面積並びに要整備森林について実施すべき森林施業の方法及び時期 ・・・・
第7 その他必要な事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 保安林その他法令により施業について制限を受けている森林の施業方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 その他必要な事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) 森林関連情報の収集・精度向上の推進
(2) 林地保全等に配慮した森林施業に関する取組の促進
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(附)参考資料
1 森林計画区の概況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 83
(1) 市町村別土地面積及び森林面積
(2) 地況(気候)
(3) 土地利用の現況
(4) 産業別生産額
(5) 産業別就業者数
2 森林の現況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 105
(1) 齢級別森林資源表
(2) 制限林普通林別森林資源表
(3) 市町村別森林資源表
(4) 所有形態別森林資源表
(5) 制限林の種類別面積
(6) 樹種別材積表
(7) 特定保安林の指定状況
(8) 荒廃地等の面積
(9) 森林の被害
(10) 防火線等の整備状況
3 林業の動向 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 111
(1) 保有山林規模別林業経営体数
(2) 森林経営計画の認定状況
(3) 森林組合及び生産森林組合の現況
(4) 林業事業体等の現況
(5) 林業労働力の概況
(6) 林業機械化の概況
(7) 作業路網等の整備の概況
4 前期計画の実行状況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 117
(1) 間伐立木材積その他伐採立木材積
(2) 人工造林・天然更新別面積
(3) 間伐面積
(4) 林道の開設及び拡張の数量
(5) 保安林の整備及び治山事業に関する計画 避ける
(6) 要整備森林の森林施業の区分別面積
5 林地の異動状況(森林計画の対象森林) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 118
(1) 森林より森林以外への異動
(2) 森林以外より森林への異動
6 森林資源の推移 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 119
(1) 分期別伐採立木材積等
(2) 分期別期首資源表
7 その他 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 121
(1) 施業方法別の施業体系図
(2) 市町村森林整備計画における「路網整備等推進区域」の設定について
(3) 用語の解説
Ⅰ 計画の大綱
1 森林計画区の概要
(1) 位置、地形
本計画区は、県の北東部に位置し、青森県と隣接する県北沿岸から東部中央部に及
ぶ2市3町3村を包括する地域である。
久慈・閉伊川森林計画区の行政区域
単位 面積:ha
行 政 区 域 区 域 面 積
管 轄 県 行 政 機 関 市 町 村 小 計 計
県 北 広 域 振 興 局 久慈市、洋野町、
野田村、普代村 107,688
374,739
沿 岸 広 域 振 興 局 宮古市、山田町、
岩泉町、田野畑村 267,051
資料:平成26年 全国都道府県市区町村別面積調
本計画区の地形は、北上高地の主峰である早池峰山から北側に御大堂山、三巣子岳、
安家森、平庭岳等1,000m級の山が連立し、さらに、北部には久慈平岳、階上(種市)
岳が連なり、青森県と接している。これらの稜線の東側は次第に標高が低くなり、太
平洋に至っている。
一方、太平洋に接する東端部の三陸海岸は、宮古市以北の海岸が隆起海岸で、海岸
線は直線状となり、起伏の穏やかな幼年期の地形を呈している。宮古市以南は、沈降
によるリアス式の海岸を形成しており、傾斜の急な山腹斜面が直接海に落ち込んでい
る。
主な河川としては、北部に有家川、久慈川、中部に安家川、小本川、南部に閉伊川、
津軽石川があり、いずれも東流して太平洋に直接注いでいる。
(2) 地質、土壌
地層は、砂岩、石灰岩、粘板岩等からなる古生層であるが、久慈川、安家川下流地
帯には第三紀層がみられるとともに、平庭岳付近と洋野町の一部には花崗岩が分布し、
宮古市から普代村の丘陵地には古生層に貫入した花崗岩質岩、斑岩、安山岩質岩、流
紋岩質岩等の火成岩が分布している。また、宮古市以北の海成段丘面の地層は、波食
作用による海浜堆積で覆われた海浜段丘堆積層である。
主な土壌は、褐色森林土と黒色土である。褐色森林土は主として古生層山地に分布
し、黒色土は起伏量の少ない花崗岩山地や丘陵地、海成段丘に広く分布している。
-1-
(3) 気候
本県の気候は、緯度、経度、地形、海岸からの距離、海抜高度の違いによる各季節
の気温、乾湿の変化から、三陸海岸、北上高地、内陸平野、西部山沿いの4つの気候
地帯に区分されている。
本計画区は、その所在位置から三陸海岸の気候地帯に属している。この気候地帯は、
同緯度、同標高の内陸部に比べ、冬の気温が1~2℃高く、逆に夏は2~3℃低くなる。
冬季の主風である北西季節風により、たびたびフェーン現象が発生し、強風と空気
の乾燥した状態が続くため、冬から春にかけては林野火災の発生しやすい危険な気象
状態となる。また、春先に太平洋岸を北上してくる低気圧の接近通過に伴う湿雪によ
り、時には造林木に多くの被害を及ぼすことがある。
(4) 社会経済的背景
ア 土地利用の現況
本計画区の総面積は、県土の24.5%にあたる37万4,739haで、その主な内訳は、森
林89%(民有林72%、国有林28%)、水田1%、畑3%、宅地1%である。
イ 人口の動態
本計画区の平成27年における人口は、15万93人、世帯数は6万2,285世帯となって
おり、平成20年に比べ人口は5.3%減少し、世帯数はわずかに増加している。
ウ 地域産業の概要
本計画区の就業人口は、平成22年において7万3,345人。産業別の割合は、第1次
産業20.4%、第2次産業24.9%、第3次産業54.4%と、第3次産業の占める割合が
高い地域である。これを平成17年と比べると、第1次産業で4.5ポイント増加、第
2次産業で3.0ポイント減少、第3次産業で1.6ポイント減少している。
また、平成24年度の純生産額は3,615億円である。これは県全体の 11.1%にあた
る。
(5) 森林・林業の概況
本計画区の民有林面積は24万1千haで、民有林全体の31%、蓄積は4,787万㎥で本県
民有林の26%を占めている。
なお、基準年次(平成23年度~平成27年度)間の林地の異動状況については、計画
対象森林以外への造林による増加と林地開発等による減少の結果、335haの減少となっ
ている。
本計画区の平成27年度における民有林の現況は、次のとおりである。
-2-
ア 針葉樹、広葉樹別の割合は、立木地面積22万9千haのうち針葉樹40%、広葉樹60%、
蓄積4,787万㎥のうち針葉樹55%、広葉樹45%となっており、面積では広葉樹の、蓄
積では針葉樹の割合が高くなっている。
また、人工林率は、34%で県全体の42%を下回っている。
イ 針葉樹の樹種別割合は、針葉樹面積9万1千haのうちスギ25%、アカマツ58%、
カラマツ17%、蓄積2,631万㎥のうちスギ30%、アカマツ57%、カラマツ13%となっ
ており、面積、蓄積共にアカマツの割合が高くなっている。
ウ 所有形態別面積は、私有林が19万6千haで、計画区面積の81%を占め、次いで県
有林13%、市町村有林6%となっている。
エ 森林経営計画の認定状況(平成28年3月末現在)は4万1千haで、計画区内民有
林の17%となっており、県全体の認定率22%を下回っている。
オ 林道等基幹路網の整備状況は、平成27年度末までに総延長で1,124㎞開設され、林
道密度は4.7m/haで、県平均密度5.7m/haを下回っている。
また、林内道路延長は3,434㎞となっており、林内道路密度は14.2m/haで、県平
均密度16.6m/haを下回っている。
カ 平成26年次の素材生産量(推定値)は34万㎥で県全体の33%となっており、この
うち針葉樹は21万3千㎥、広葉樹は12万9千㎥となっている。
キ 木材供給関連施設として、木材市場、製材、集成材、合板、チップ加工等の施設
が整備されている。
ク 平成26年次の乾しいたけ生産量は82t、生しいたけ生産量は原木37t、菌床2,692
t、合計2,729tとなっており、特にも、乾しいたけの生産量は県全体の85.2%、
菌床生しいたけの生産量は県全体の54.3%を占めている。
また、わさびの生産も盛んで、平成26年次の根わさびの生産量は30t、葉わさび
の生産量は464t、合計493tとなっており、県全体の生産量の90.0%を占めている。
ケ 森林認証に関する取組について、計画区内の7つの企業・団体が生産・加工・流
通過程の管理の認証となるCoC認証を取得し、認証材製品の生産等に取り組んでい
る。
コ 本計画区内には、多くの森林総合利用施設が整備されており、地域住民をはじめ
多くの県民に森林とふれあえる場を提供している。
-3-
(6) 震災からの復旧・復興に向けた取組
本県では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災津波により、多くの尊い命や
財産、社会資本が奪われた。森林・林業関係においても、海岸保全施設の流失や合板
工場をはじめとする木材加工・流通施設の被災、大規模な林野火災など甚大な被害が
発生した。
現在、復興に向けて東日本大震災復興特別区域法に基づく各種事業等を活用し、地
域の再生を着実に進めている。森林・林業に関しては、海岸保全施設等の復旧・整備
等に取り組んでいる。
(7) 台風第10号災害からの復旧に向けた取組
平成28年8月30日に本県に上陸した台風第10号により、沿岸部を中心に記録的な大
雨となり、各地で大規模な浸水や土砂崩れが発生し、河川の氾濫などにより甚大な人
的・物的被害をもたらした。森林・林業関係においても、林道・作業道の決壊や林地
の一部崩壊などの大きな被害が発生した。
現在、林道施設災害復旧事業による林道施設の復旧や、治山事業による林地荒廃箇
所の復旧、被災した木材加工流通施設、特用林産施設等の復旧・整備の支援などに取
り組んでいる。
-4-
2 前計画の実行結果の概要及びその評価
(1) 実行結果
本計画区の前計画(平成 24 年度~平成 33 年度)における前半5か年分(平成 24
年度~平成 28 年度)の主な計画の実行結果については以下のとおり。
計 画 事 項 区 分 前 計 画 実 行 実 行 率
伐 採
主 伐 材 積 1,830 千㎥ 1,545 千㎥ 84%
間 伐 材 積 779 千㎥ 441 千㎥ 56%
計 2,609 千㎥ 1,986 千㎥ 76%
造 林
人工造林面積 1,330 ha 384 ha 29%
天然更新面積 8,030 ha 7,428 ha 93%
計 9,360 ha 7,812 ha 83%
間 伐 間 伐 面 積 13,840 ha 7,143 ha 52%
林 道 開 設
開 設 延 長 129,700 m 13,762 m 11%
拡 張 延 長 37,380 m 480 m 1%
計 167,080 m 14,242 m 9%
保 安 林 指 定 面 積 1,107 ha 276 ha 25%
解 除 面 積 8 ha 11 ha 138%
治 山 事 業 施 行 地 区 数 76 地区 27 地区 36%
注 主伐の実行量は、平成 24 年次~平成 26 年次の実績に平成 27 年次~平成 28 年次の見込み量を加えたもの。
その他の実行量は、平成 24 年度~平成 27 年度の実績に平成 28 年度の見込み量を加えたもの。
(2) 評価
伐採材積については、主伐は伐期を迎えたアカマツやスギを中心に伐採が進み、間
伐は森林整備・加速化林業再生基金事業等を活用した取組を行ったが、計画量の約8
割の実行率になっている。
造林については、森林所有者の経営意欲の減退等から、人工造林面積は計画量の約
3割の実行率となっており、天然更新面積は計画量の約9割の実行率となっている。
間伐については、県で策定した「岩手県森林吸収量確保推進計画」及び「特定間伐
等の実施の促進に関する基本方針」に基づき実施している。本計画区では、補助制度
の改正や東日本大震災津波復興関係事業に労務が優先されるなどの影響により、計画
量の5割の実行率となっている。
林道開設については、県が策定した民有林林道網計画(平成7年度~平成 46 年度)
及び林道事業中期実施計画(平成 26 年度策定)に基づき取組を進めている。社会経済
情勢による公共事業予算の縮減や、地域との調整に時間を要したことなどから、計画
量の約1割の実行率となっている。
保安林については、公益的機能の発揮が特に必要な森林について、保安林指定を推
進し、計画面積の達成に向けて取り組んでいるが、森林所有者の理解が得られないな
どの理由により、計画量の約3割の実行率となっている。
治山事業については、県が策定した治山事業四箇年実施計画(平成 23 年度~平成
26 年度)及び治山事業四箇年実施計画(第2期 平成 27 年度~平成 30 年度)に基づ
-5-
き取組を進めたが、他計画区で発生した大雨災害等の復旧に予算を重点配分したこと
などにより、計画量の約4割の実行率となっている。
-6-
3 計画樹立に当たっての基本的な考え方
森林に対する県民の要請は、木材等の林産物の供給や水源の涵か ん
養、県土の保全、保健・
文化・教育的利用の場の提供、良好な生活環境を保全する機能の発揮に加え、地球温暖
化の防止や生物多様性の保全など多様化してきている。
本計画樹立に当たっての基本的な考え方は、平成 28 年5月に閣議決定された、森林・
林業基本計画及び平成28年5月に変更が閣議決定された全国森林計画に基づくとともに、
本県森林の持続的な森林経営を促進する観点から次のとおりとする。
なお、この実行に当たっては、森林所有者、林業・木材業者、森林組合等はもとより、
県民一人ひとりが受益者としての立場で、森林の育成に向けた主体的な取組を行うこと
が必要である。
(1) 計画策定の基本方針
ア 森林資源の循環利用
将来にわたり木材の安定的な供給を確保し、質的な
資源の充実を図るため、保育・間伐等の森林整備を実
施する。また、最近の木材需要に対応して伐採された
跡地については、再造林等により確実な更新を図ると
ともに、森林資源の循環利用を促進する。
イ 公益的機能に配慮した多様な森林整備
森林の有する公益的機能が十分発揮されるよう、保
育・間伐等の森林整備を実施するとともに、長伐期施
業の導入、針広混交林や広葉樹林への誘導など多様な
森林整備を促進する。
ウ 森林環境の保全の推進
県民の安全で安心な暮らしと豊かな環境づくりのため、森林の有する水源の涵か ん
養、
山地災害防止等の公益的機能を高度に発揮する森林について、計画的な保安林指定
と保安施設事業を推進する。
また、自然環境や景観を維持する必要がある森林については、環境に与える影響
に配慮した施業を行い、森林の環境の保全に努める。
-7-
エ 林道等路網の整備
林道等路網整備の推進に当たっては、計画的な森
林施業の実施と林産物の円滑な搬出等のため、効率
的な路網配置やコストの縮減を図るとともに、自然
環境の保全や景観との調和にも十分配慮する。
また、木材の搬出を伴う間伐の実施や、多様な森
林への誘導等に必要な森林施業を効果的かつ効率的に実施するため、作業を行う林
業機械や傾斜に応じて、林道(林業専用道を含む)及び森林作業道を適切に組み合
わせた整備を促進する。
オ 森林施業の合理化及び林業の担い手育成
効率的かつ安定的な森林経営を図るため、森林経営計画作成への助言・指導や林
内路網整備、高性能林業機械の導入などにより、低コストで効率的な作業システム
の構築を促進するとともに、これを担う林業経営体の育成を進める。
(2) 森林の区分別の森林整備
ア 育成単層林
地形、土壌条件、植生等の自然条件から見て、高い林地生産力が期待される森林
等に対して、林業機械の導入や路網の整備等の基盤強化を通じ、健全な森林の維持
造成や持続的な木材の安定供給を図るため、保育・間伐等の作業を積極的に実施す
る。
イ 育成複層林
公益的機能に対する要請が高い森林や、成長量が低い森林等に対して、択伐等の
作業を実施し、樹冠層の構成が階層になるよう、自然環境に配慮した森林の形成を
図る。
択伐・植栽ほか 保育・間伐
皆伐・植栽ほか 保育・間伐
-8-
ウ 天然生林
主として天然力の活用により多様で健全な森林を育成し、その中で公益的機能や
木材等生産機能の発揮を図る。
(3) 目標設定の考え方
この計画の策定に当たっては、上記の基本的な考え方に沿って、森林に対する県民
の多種多様なニーズに応えながら、全国森林計画に即し、他の計画区との調整を図り、
森林整備や保全の目標、立木竹の伐採、造林、間伐、林道の開設等に関する事項を明
らかにする。
なお、市町村においては、市町村森林整備計画の策定に当たり、本計画を指針とし
て関係諸施策の実施状況を考慮し、森林施業の効果的な実行の確保が図られるよう配
慮するものとする。
4 主な計画量の概要
本計画区における計画期間(平成 29 年度~平成 38 年度)の主な計画量については、
全国森林計画で定める計画量に即し、次のとおりとする。
(1) 間伐立木材積その他の伐採立木材積
主伐及び間伐に関する伐採立木材積については、全国森林計画に即して以下のとお
りとし、人工林が本格的な利用期を迎える中、森林の公益的機能の発揮と木材生産を
両立させる森林経営の確立を目指すこととする。
また、長伐期化や針広混交林化を積極的に促進し、伐採方法については、皆伐から
間伐・択伐への移行に努めることとする。
単位 材積:1,000 ㎥
区 分 主 伐 間 伐
針葉樹 広葉樹 計 針葉樹
前 期(H29-H33) 808 776 1,584 740
後 期(H34-H38) 823 789 1,612 840
計 (H29-H38) 1,631 1,565 3,196 1,580
-9-
(2) 造林・間伐面積
造林については、全国森林計画に即して以下のとおりとし、伐採後は、人工造林又
は天然更新によって速やか、かつ、適確な更新を図り造林未済地の発生を抑制する。
また、間伐については、搬出間伐の定着を図る。
単位 面積:ha
区 分 造 林 間 伐
人工造林 天然更新 計 針葉樹
前 期(H29-H33) 1,670 7,750 9,420 13,240
後 期(H34-H38) 2,170 7,898 10,068 15,030
計 (H29-H38) 3,840 15,648 19,488 28,270
(3) 林道の開設及び拡張
林道の開設及び拡張については、効率的な森林施業及び森林の適切な管理に必要な
林道を計画的に整備する。
単位 延長:m
区 分 開 設 拡 張
路線数 延 長 路線数 延 長
前 期(H29-H33) 26 61,800 16 16,530
後 期(H34-H38) 42 108,640 21(1) 33,950
計 (H29-H38) 68 170,440 37 50,480
注 ( )の路線数は、前期の継続路線で外数字である。
(4) 保安林の指定又は解除
保安林の指定については、保安林配備の現状を踏まえ、水源涵かん
養等森林の有する公
益的機能の確保のため、必要のある森林について計画的に保安林を指定する。 単位 面積:ha
区 分 指定面積 解除面積 期末面積
前 期(H29-H33) 583 8 32,684
後 期(H34-H38) 723 6 32,700
計 (H29-H38) 1,306 14
注 指定面積については、重複して指定する保安林面積の累計であること。
(5) 治山事業
治山事業の施行地については、災害に強い地域づくりや豊かな環境づくりのため、
荒廃地や機能の低下した保安林を対象として、計画的に整備する。
単位 地区
区 分 保安林
整 備 山地治山
防災林
造成 計
前 期(H29-H33) 12 19 5 36
後 期(H34-H38) 4 12 - 16
計 (H29-H38) 16 31 5 52
-10-
5 本計画区内の特徴的な取組事例(トピック)
(1) 海岸防災林の復旧
東日本大震災津波により、7市町村 13 箇所の海岸防災林が被災しました。
その中で、宮古市田老の摂待地区では、県内で初めてとなる海岸防災林再生を記念
し、平成 26 年5月 14 日に、地元小学生など約 300 名の方々の協力のもと、植樹祭が
開催されました。
この植樹祭では、山口県から寄贈されたクロマツ、鳥取県から寄贈されたコナラの
ほか、緑のバトン運動実行委員会を通じて全国各地から寄贈された各種広葉樹の苗木
が植栽されました。
このほか、山田町の前須賀地区、普代村の元村地区で復旧が完了しています。
植樹の状況 記念標柱の建立
(2) 木質バイオマス発電の取組
平成 24 年度から始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、再生可能
エネルギーによる発電事業が各地で進められている中、平成 26 年4月に宮古市区界で
木質バイオマスのみを燃料とする本県第一号の発電施設が本格稼働を開始しました。
このほか、平成 28 年8月には野田村でも木質バイオマス等を燃料とした発電施設が
本格稼働しています。
燃料用需要が創出されたことにより、これまで利用されなかった低質材の利用促進
が期待されます。
㈱ウッティかわい 区界発電所
-11-
(3) 県北地域における木炭産業振興の取組
平成 27 年 10 月 17 日~18 日の2日間、地元木炭の良さをPRするとともに、生産
者の意欲向上を目的に、久慈市で「第1回木炭まつり」が開催されました。
木炭の早熾しや袋詰め大会などが行われ、参加者や観光客など多くの人に木炭のP
Rが行われました。
また、平成 27 年 11 月 20 日には、県北地域の生産者が一堂に会して、木炭に関する
情報の共有と理解を図るとともに、木炭産業の振興に向けた思いを一つにすることを
目的に、「北いわて木炭産業の集い」が久慈市で開催されました。
集いでは、需要者側から最近の木炭流通事情や、木炭の量・質・価格の安定供給の
必要性についての講義が行われたほか、生産者同士の情報交換などが行われました。
袋詰め大会の様子 北いわて木炭産業の集いの様子
(4) 森林認証の取組
岩泉町では、平成 15 年に町内の事業者とグループで、国際的な認証制度であるFS
C森林認証をグループで取得し、森林認証制度を活用した地域林業の活性化の取組が
行われています。
平成 26 年度からは、認証林の拡大に向けた取組が進められており、町内外の森林・
林業・木材産業に関わる多種多様な関係者によるワークショップや研修会による地域
の森林づくりビジョンの共有化、地域木材の流通拠点整備に向けた勉強会などの取組
が行われています。
ワークショップの状況
製材工場の見学の状況
-12-
Ⅱ 計画事項
第1 計画の対象とする森林の区域
市町村別面積
単位 面積:ha
注1 地域森林計画の対象とする地域は、森林計画図において表示する区域内の民有
林とする。
2 本計画の対象森林は、森林法第 10 条の2第1項の開発行為の許可制(保安林
及び保安施設地区の区域内の森林並びに海岸法第3条の規定により指定された海
岸保全区域内の森林を除く)、同第 10 条の7の2第1項の森林の土地の所有者に
なった旨の届出及び同 10 条の8第1項の伐採及び伐採後の造林の届出(保安林
及び保安施設地区の区域内の森林を除く)の対象となる。
3 森林計画図の縦覧場所は、岩手県農林水産部森林整備課、県北広域振興局林務
部、沿岸広域振興局宮古農林振興センター林務室、岩泉林務出張所及び関係市町
村とする。
4 単位未満を四捨五入しているため、市町村別内訳の合計と総数は一致しない。
区 分 面 積 備 考
総 数 240,979
市
町
村
別
内
訳
久 慈 市 42,222
洋 野 町 22,417
野 田 村 5,031
普 代 村 5,725
宮 古 市 82,603
山 田 町 9,992
岩 泉 町 61,162
田 野 畑 村 11,829
-13-
第2 森林の整備及び保全に関する基本的な事項
1 森林の整備及び保全の目標その他森林の整備及び保全に関する基本的な事項
(1) 森林の整備及び保全の目標
森林の主な機能と各機能に応じた森林の望ましい姿は、以下のとおりである。
機能の区分 森林の望ましい姿 イメージ
水源涵か ん
養機能 下層植生とともに樹木の根が発
達することにより、水を蓄えるすき
間に富んだ浸透・保水能力の高い森
林土壌を有する森林であって、必要
に応じて浸透を促進する施設等が
整備されている森林
山地災害防止機能/
土壌保全機能
下層植生が生育するための空間
が確保され、適度な光が射し込み、
下層植生とともに樹木の根が深く
広く発達し土壌を保持する能力に
優れた森林であって、必要に応じて
山地災害を防ぐ治山施設が整備さ
れている森林
快適環境形成機能 樹高が高く枝葉が多く茂ってい
るなど遮へい能力や汚染物質の吸
着能力が高く、諸被害に対する抵抗
性が高い森林
保健・レクリエーシ
ョン機能
身近な自然や自然とのふれあい
の場として適切に管理され、多様な
樹種等からなり、住民等に憩いと学
びの場を提供している森林であっ
て、必要に応じて保健・教育活動に
適した施設が整備されている森林
文化機能
史跡、名勝等と一体となって潤い
のある自然景観や歴史的風致を構
成している森林であって、必要に応
じて文化活動に適した施設が整備
されている森林
-14-
機能の区分 森林の望ましい姿 イメージ
生物多様性保全機能
原生的な森林生態系、希少な生物
が生育・生息する森林、陸域・水域
にまたがり特有の生物が生育・生息
する渓畔林
木材等生産機能 林木の生育に適した土壌を有し、
木材として利用する上で有用な樹
木により構成され、成長量が高い森
林であって、林道等の基盤施設が適
切に整備されている森林
-15-
(2) 森林の整備及び保全の基本方針
森林の整備及び保全に当たっては、森林の有する多面的機能を総合的かつ高度に発
揮させるため、7つの機能(水源涵か ん
養機能、山地災害防止機能/土壌保全機能、快適
環境形成機能、保健・レクリエーション機能、文化機能、生物多様性保全機能、木材
等生産機能)を基礎的な指標とする。また、それぞれの森林が有する機能に応じて、
適切な森林施業の実施、林道等の路網の整備、委託を受けて行う森林施業や経営の実
施、保安林制度の適切な運用、山地災害の防止、森林病害虫や野生鳥獣による被害対
策などの森林の保護等に関する取組を推進する。
森林の有する機能ごとの森林整備及び保全の基本方針については、次のとおりとす
る。
機能の区分 森林整備及び保全の基本方針
水源涵か ん
養機能 ダム集水区域や主要な河川の上流に位置する水源地周辺の森林
並びに地域の用水源として重要なため池、湧水地、渓流等の周辺
に存する森林は、水源涵か ん
養機能の維持増進を図る森林として整備
及び保全を推進することとする。
具体的には、良質な水の安定供給を確保する観点から、適切な
保育・間伐を促進しつつ、下層植生や樹木の根を発達させる施業
を推進するとともに、伐採に伴って発生する裸地については、縮
小及び分散を図ることとする。また、自然条件や県民のニーズ等
に応じ、天然力も活用した施業を推進することとする。
ダム等の利水施設上流部等において、水源涵か ん
養の機能が十全に
発揮されるよう、保安林の指定やその適切な管理を推進すること
を基本とする。
山地災害防止機能/
土壌保全機能
山腹崩壊等により人命・人家等施設に被害を及ぼすおそれがあ
る森林など、土砂の流出、土砂の崩壊その他山地災害の防備を図
る必要のある森林は、山地災害防止機能/土壌保全機能の維持増
進を図る森林として整備及び保全を推進することとする。
具体的には、災害に強い県土を形成する観点から、地形、地質
等の条件を考慮した上で、林床の裸地化の縮小及び回避を図る施
業を推進することとする。また、自然条件や県民のニーズ等に応
じ、天然力も活用した施業を推進することとする。
集落等に近接する山地災害の発生の危険性が高い地域等におい
て、土砂の流出防備等の機能が十全に発揮されるよう、保安林の
指定やその適切な管理を推進するとともに、渓岸の侵食防止や山
脚の固定等を図る必要がある場合には、谷止や土留等の施設の設
置を推進することを基本とする。
-16-
機能の区分 森林整備及び保全の基本方針
快適環境形成機能 県民の日常生活に密接な関わりを持つ里山等であって、騒音や
粉塵等の影響を緩和する森林及び森林の所在する位置、気象条件
からみて風害、霧害等の気象災害等を防止する効果が高い森林は、
快適環境形成機能の維持増進を図る森林として整備及び保全を推
進することとする。
具体的には、地域の快適な生活環境を保全する観点から、風や
騒音等の防備や大気の浄化のために有効な森林の構成の維持を基
本とし、樹種の多様性を増進する施業や適切な保育・間伐等を推
進することとする。
快適な環境の保全のための保安林の指定やその適切な管理、防
風、防潮等に重要な役割を果たしている海岸林等の保全を推進す
ることとする。
保健・レクリエーシ
ョン機能
観光的に魅力ある高原、渓谷等の自然景観や植物群落を有する
森林、キャンプ場や森林公園等の施設を伴う森林など、県民の保
健・教育的利用等に適した森林は、保健・レクリエーション機能
の維持増進を図る森林として整備及び保全を推進することとす
る。
具体的には、県民に憩いと学びの場を提供する観点から、自然
条件や県民のニーズ等に応じ広葉樹の導入を図るなどの多様な森
林整備を推進することとする。
また、保健等のための保安林の指定やその適切な管理を推進す
ることとする。
文化機能 史跡、名勝等の所在する森林や、これらと一体となり優れた自
然景観等を形成する森林は、潤いある自然景観や歴史的風致を構
成する観点から、文化機能の維持増進を図る森林として整備及び
保全を推進することとする。
具体的には、美的景観の維持・形成に配慮した森林整備を推進
することとする。
また、風致のための保安林の指定やその適切な管理を推進する
こととする。
-17-
機能の区分 森林整備及び保全の基本方針
生物多様性保全機能 全ての森林は、多様な生物の育成・生息の場として生物多様性
の保全に寄与している。
このことを踏まえ、森林生態系の不確実性を踏まえた順応的管
理の考え方に基づき、時間軸を通して適度な攪乱により常に変化
しながらも、一定の広がりにおいてその土地固有の自然条件等に
適した様々な生育段階や樹種から構成される森林がバランス良く
配置されていることを目指すものとする。
とりわけ、原生的な森林生態系、希少な生物が生育・生息する
森林、陸域・水域にまたがり特有の生物が生育・生息する渓畔林
などの属地的に機能の発揮が求められる森林については、生物多
様性保全機能の維持増進を図る森林として保全することとする。
また、野生生物のための回廊の確保にも配慮した、適切な保全
を推進することとする。
木材等生産機能 林木の生育に適した森林で、効率的な森林施業が可能な森林は、
木材等生産機能の維持増進を図る森林として整備を推進すること
とする。
具体的には、木材等の林産物を持続的、安定的かつ効率的に供
給する観点から、森林の健全性を確保し、木材需要に応じた樹種、
径級の林木を生育させるための適切な造林、保育、間伐等を推進
することを基本とし、将来にわたり育成単層林として維持する森
林では、主伐後の植栽による確実な更新を行う。この場合、施業
の集約化や機械化を通じた効率的な整備をすることを基本とす
る。
-18-
(3) 計画期間において到達し、かつ、保持すべき森林資源の状態等
森林の有する多面的機能の発揮に向けて、(2)の森林整備及び保全の基本方針を踏ま
え、以下のとおり誘導する。
○計画期間において到達し、かつ、保持すべき森林資源の状態
単位 面積:ha 蓄積:m3/ha
区 分 現 況 計 画 期 末
面 積
育 成 単 層 林 90,195 88,278
育 成 複 層 林 6,084 21,194
天 然 生 林 144,700 131,507
森 林 蓄 積 199 198
注1 育成単層林
森林を構成する林木を皆伐により伐採し、単一の樹冠層を構成する森林として人
為により成立させ維持される森林。
2 育成複層林
森林を構成する林木を択伐等により伐採し、複数の樹冠層を構成する森林として
人為により成立させ維持される森林。
3 天然生林
主として天然力を活用することにより成立させ維持させる森林。
2 その他必要な事項
県及び市町村は、十分な連携のもと、発揮を期待する機能が高度に発揮されるよう、
一体的な森林の整備及び保全に努める。
-19-
第3 森林の整備に関する事項
1 森林の立木竹の伐採に関する事項(間伐に関する事項を除く。)
森林施業を実施するに当たっては、第2に定める「森林の整備及び保全に関する基本
的な事項」及び第6の1の伐採立木材積を踏まえ、次に掲げる事項によるものとする。
(1) 立木の伐採(主伐)の標準的な方法に関する指針
市町村森林整備計画で定める「立木の伐採(主伐)の標準的な方法」についての指
針は次のとおりとする。
ア 森林を伐採する際には、森林の多面的機能の維持増進を図るため1箇所あたりの
伐採面積を現地の地形等状況に応じた面積とするとともに、伐採箇所の分散、帯状
や群状といった伐採方法の多様化、伐期の長期化を図るものとする。伐採跡地間に
は、少なくとも周辺森林の成木の樹高程度の幅を確保することとする。また、保護
樹帯を積極的に設置することにより、寒風害等の諸被害の防止及び風致の維持等を
図るものとする。
イ 伐採後に発生する不要な端材や枝条は林地に還元することを基本とするが、大雨
の際に下流に被害を与える恐れがあることから、渓流敷においては渓岸の侵食高、
植生の生育範囲等から推定される最大水位高からさらに2m程度の余裕高をもって
渓流敷外へ搬出する。
ウ 皆伐については、主伐のうち択伐以外のものとし、適切な伐採区域の形状、1か
所当たりの伐採面積の規模及び伐採区域のモザイク的配置に配慮し、適確な更新を
図ることとする。
人工林の皆伐に当たっては、資源の保続、齢級構成の平準化に向けて再造林等が
確実と見込まれる場所で行うものとする。
天然林の皆伐に当たっては、気候等の自然条件、一般的な林業技術及び所有者の
森林経営状況からみて、伐採後に人工林の造成が確実な森林、または天然下種更新
やぼう芽による更新が確実と見込まれる森林で行うことする。また、伐採後の更新
を天然下種更新とする場合には、更新を確保するため、伐区の形状、母樹の保存等
について配慮する。ぼう芽更新の場合には、優良なぼう芽を発生させるため、でき
るだけ 11 月から3月の間に伐採するものとする。
エ 択伐については、主伐のうち、伐採区域の森林を構成する立木の一部を伐採する
方法であって、単木・帯状又は樹群を単位として、伐採区域全体ではおおむね均等
な割合で行うこととし、材積に係る伐採率を 30%以下(伐採後の造林が人工造林に
よる場合にあっては 40%以下)とする。
択伐に当たっては、森林の有する多面的機能の維持増進が図られる適正な林分構
造となるよう、一定の立木材積を維持するものとし、適切な伐採率によることとす
る。
-20-
オ 伐採作業方法(施業)別の主伐時期等の目安は、次のとおりとする。
伐採作業の方法 樹 種
主伐時期の目安(年) 伐区の設定
方 法 等 久慈川 閉伊川
択
伐
単木択伐作業
ス ギ
アカマツ
カラマツ
有用広葉樹
90 以上
80 以上
70 以上
100 以上
80 以上
80 以上
70 以上
100 以上
伐採率は 30%以
下
群状択伐作業
ス ギ
アカマツ
カラマツ
90 以上
80 以上
70 以上
80 以上
80 以上
70 以上
1伐区 20m×20
mで4箇所/ha程
度以内
帯状択伐作業
ス ギ
アカマツ
カラマツ
90 以上
80 以上
70 以上
80 以上
80 以上
70 以上
伐採幅は高木の
樹高程度以内
皆
伐
長 伐 期 作 業
ス ギ
アカマツ
カラマツ
ケヤキその他
有用広葉樹
90 以上
80 以上
70 以上
100 以上
80 以上
80 以上
70 以上
100 以上
伐区の大きさは、
土砂の崩壊、流出
に伴い下流域に
被害を及ぼすお
それがない程度
とする。 短・中伐期作業
ス ギ
アカマツ
カラマツ
ナラ類
50~65
45~60
40~55
25~30
45~60
45~60
40~55
25~30
カ 森林の生物多様性の保全の観点から、施業の実施に当たっては、野生生物の営巣、
餌場、隠れ場として重要な空洞木や枯損木、目的樹種以外の樹種であっても目的樹
種の成長を妨げないものについては、保残に努めることとする。
-21-
(2) 立木の標準伐期齢に関する指針
市町村森林整備計画で定める「樹種別の立木の標準伐期齢」についての指針は、森
林計画区を久慈川と閉伊川の2つに区分し、主要樹種ごとに平均成長量が最大となる
林齢を基準に、森林の有する公益的機能、平均伐採林齢及び森林の構成を勘案して次
のとおりとする。
なお、「標準伐期齢」は市町村森林整備計画で定められるものであるが当該林齢に
達した森林の伐採を義務付けるものではない。
単位:年
地 区
樹 種
区 分 ス ギ アカマツ カラマツ
その他
針葉樹 広葉樹
久慈川 45 40 35 45 25
久慈市
洋野町
野田村
普代村
閉伊川 40 40 35 45 25
宮古市
山田町
岩泉町
田野畑村
(3) その他必要な事項
ア 県土の保全や自然環境の保全等の公益的機能を維持増進する必要のある森林につ
いては、市町村森林整備計画において伐採の方法を特定し、環境に配慮した伐採を
行うよう努めるものとする。
イ 将来の安定した森林資源の保続を目指し、「択伐や利用間伐の促進」、「効率的な施
業の促進」を進め、伐採作業の主体を皆伐から択伐・利用間伐への移行を図るもの
とする。
-22-
2 造林に関する事項
(1) 人工造林に関する指針
人工造林については、植栽によらなければ適確な更新が困難な森林や公益的機能の
発揮の必要性から植栽を行うことが適当である森林のほか、木材等生産機能の発揮が
期待され、将来にわたり育成単層林として維持する森林において行うこととする。
ア 人工造林の対象樹種に関する指針
市町村森林整備計画で定める「人工造林の対象樹種」についての指針は、森林計
画区の自然条件、既往の造林地の生育状況、林産物の需要動向等を勘案のうえ、適
地適木を旨として次のとおりとする。
対象樹種 スギ、アカマツ、カラマツ、造林実績のある有用広葉樹
市町村森林整備計画で上記以外の樹種を定める場合には、適地適木を旨とし、
林業普及指導員等の指導を受けて定めるものとする。
また、森林所有者等が市町村森林整備計画に定める樹種以外の造林を行おう
とする場合には、林業普及指導員等の指導を受けることとする。
イ 人工造林の標準的な方法に関する指針
市町村森林整備計画で定める「人工造林の標準的な方法」についての指針は、次
のとおりとする。
(ア) 人工林の植栽本数
a 皆伐後の植栽本数
主要樹種の植栽本数については、次の植栽本数を標準とし、自然条件や既往の
植栽本数等を勘案して定めるものとする。
なお、植栽に当たっては、施業体系や生産目標の多様化を考慮し、現地の状況
に応じた柔軟な植栽本数の選択について配慮することとする。
樹 種 ス ギ アカマツ カラマツ
植栽本数
3,000 本/ha 4,000 本/ha 2,500 本/ha
疎~密
1,000~4,000 本/ha
疎~密
2,800~5,000 本/ha
疎~密
1,000~3,000 本/ha
市町村森林整備計画で上記の範囲を超えて標準植栽本数を定める場合には、確
実な更新が図られるよう、林業普及指導員等の指導を受けて定めるものとする。
また、森林所有者等が市町村森林整備計画に定める標準的植栽本数の範囲をこ
えて植栽しようとする場合には、林業普及指導員等の指導を受けることとする。
b 非皆伐後の植栽本数
複層林化や混交林化を図る森林では、疎仕立ての本数に下層木以外の立木の伐
-23-
採率(樹冠占有面積又は材積による率)を乗じた本数以上の植栽本数となるよう
に配慮する。
(イ) 人工造林の標準的な方法の指針
a 地拵えの方法
全面地拵え、筋地拵え、坪地拵えの方法の中から、支障となる植生の状況、地
形、気象等の自然条件、対象物の量、更新の目的等に応じ最も適切なものを選定
し行うこととする。
なお、地拵えの際に、渓流敷内に林地残材・枝条等を放置しないよう留意する
とともに、大雨で流されないよう杭木により固定することとする。
b 植付けの方法
作業対象地の気象条件や土壌条件、苗木の特性・形状に応じ、活着及び植栽後
の生育に最も有効とされる方法で適期に行うこととする。
ウ 伐採跡地の人工造林をすべき期間に関する指針
市町村森林整備計画で定める「伐採跡地の人工造林をすべき期間」についての指
針は、公益的機能の維持のため森林の早期回復を旨として次のとおりとする。
なお、植栽によらなければ適確な更新が困難な森林においては、人工造林による
ものとする。
伐採の方法 伐採跡地の人工造林をすべき期間
皆 伐 伐採が終了した日を含む年度の翌年度の初日から起算して2年以内
択 伐 伐採が終了した日を含む年度の翌年度の初日から起算して5年以内
(2) 天然更新に関する指針
天然更新は、気候、地形、土壌等の自然条件、林業技術体系等からみて、主として
天然力の活用により適確な更新が図られる森林において行うものとする。
なお、天然更新の対象樹種や標準的な方法等、市町村森林整備計画で定める「天然
更新に関する事項」についての指針は、「天然更新完了基準(技術指針)」(平成 20 年
4 月 23 日付け森整第 91 号)により、次のとおりとする。
ア 天然更新の対象樹種に関する指針
更新対象樹種は、全ての針葉樹、ホオノキ※、クリ※、ナラ類※、カエデ類※、ミズ
キ※、ハリギリ、サクラ類※、ケヤキ※、クルミ類※、ブナ※等、将来樹冠を形成する
樹種(高木性)とする。
※は萌芽更新が期待できる樹種
イ 天然更新の標準的な方法に関する指針
更新の種類は、ぼう芽更新及び天然下種更新とし、更新補助の作業は次のとおり
とする。
-24-
(ア) ぼう芽更新
根株又は地際部から発生しているぼう芽の優劣が区分できる時期(ぼう芽発生
後4~7年目頃)に、一株あたりの仕立て本数2~5本を目安として芽かきを行
うこととする。
また、目的樹種のぼう芽の状況や根株の配置等を勘案し、必要に応じて植え込
みを行うこととする。
(イ) 天然下種更新
地表処理については、ササや粗腐植の堆積等により天然下種更新が阻害されて
いる箇所において、かき起こし、枝条整理等の作業を行うこととする。
刈出しについては、ササなどの下層植生により天然稚樹の生育が阻害されてい
る箇所について行うこととする。
植込みについては、天然稚樹等の生育状況等を勘案し、天然更新の不十分な箇
所に必要な本数を植栽することとする。
ウ 更新完了基準
(ア) 後継樹は、更新対象樹種のうち樹高がおおむね 30 ㎝以上の稚樹、伐採時に残置
した若齢木、ぼう芽枝等とする。
(イ) 完了した状態は、後継樹の密度がおおむね 1ha あたり 2,000 本以上であること
とする。
(ウ) 上記(イ)の条件を満たす面積の割合が対象地全体のおおむね6割を下回る場合
には、植栽若しくは追加的な更新補助の作業を実施すること。
(エ) 上記(イ)の条件を満たす場合であっても、獣害等により健全な生育が期待できな
い恐れがある場合には、適切な防除方策を実施すること。
エ 更新調査の方法
(ア) 更新調査の時期は、伐採後おおむね5年経過時点とする。
(イ) 調査の方法は、原則として標準地調査とする。
ただし、現地が明らかに更新完了基準を満たしていると判断される場合は目視
による確認のみで良いこととする。この場合は野帳に現地の写真を添付し、保管
する。
a 1箇所あたりの標準地の大きさは、5m×4mとする。
b 標準地の数は、天然更新対象地全体が把握できるよう、下記を目安として現地
の状況に応じて決定する。
天然更新対象地面積 1ha 未満 2箇所以上
1ha 以上5ha 未満 3箇所以上
5ha 以上 5箇所以上
c 標準地は、現地の状況を把握するうえで平均的と見られる箇所を選択する。
(3) 植栽によらなければ適確な更新が困難な森林に関する指針
市町村森林整備計画で定める「植栽によらなければ適確な更新が困難な森林の所
在」についての指針は次のとおりとする。
-25-
森林の多面的機能を維持するため主伐後の適確な更新を確保することを旨とし、ぼ
う芽更新に適した立木や天然下種更新に必要な母樹の賦存状況のほか、天然更新に必
要な稚幼樹の生育状況、林床や地表の状況、病虫獣などの被害の発生状況、当該森林
及び近隣の森林における主伐箇所の天然更新の状況、森林の有する機能の早期回復に
対する地域住民等の社会的要請等の諸条件を勘案し、天然更新が期待できない森林に
ついて定めるものとする。
(4) その他必要な事項
ア 再造林の促進
針葉樹人工林の資源の保続、齢級構成の平準化に向け適地適木を基本としながら
再造林を積極的に促進する。
なお、近年需要が高まり、将来の資源の枯渇が懸念されるカラマツについては、
造林を奨励し資源の確保を図る。
イ 低コスト造林の導入
造林コストの低減に向け、伐採と再造林との一連作業の実施を進めるとともに、
植栽に当たっては低密度の植栽やコンテナ苗の活用等の取組を進め、その後の保
育・間伐コストの低減を図る。
ウ 松くい虫被害抵抗性アカマツ品種の導入
アカマツの人工造林に当たっては、松くい虫被害抵抗性アカマツ品種を奨励する。
エ 広葉樹資源の持続的利用
製紙用チップやしいたけ、木炭の原木として供給されている広葉樹の天然更新は、
適期・適齢の更新を継承するとともに、林地保全等環境に配慮した施業を促進する。
オ 花粉の少ないスギ品種の導入
スギの人工造林に当たっては、花粉の少ない品種の導入を進める。
-26-
3 間伐及び保育に関する事項
(1) 間伐を実施すべき標準的な林齢及び間伐の標準的な方法に関する指針
市町村森林整備計画で定める「間伐を実施すべき標準的な林齢及び間伐の標準的な
方法」についての指針は、森林計画区の標準的な森林の自然条件、既往の間伐の方法
等を勘案し、立木の生育促進、森林の健全化及び利用価値の向上を図ることを旨とし
て、時期、回数、方法等を次のとおりとする。また、高齢級の森林における間伐に当
たっては、立木の成長力に留意すること。
樹 種 間伐の時期の目安 間 伐 時 期 (年)
備 考 初 回 2 回目 3 回目 4 回目 5 回目
ス ギ
間伐の実施時期
は上層木の隣接
する枝葉が重な
りはじめて3年
以内を目安とす
る。
19 25 33 46
間伐の方法は原
則として岩手県
民有林林分密度
管理図を利用す
ることとし、材
積間伐率は35%
以下、伐採年度
の翌年度の初日
から起算してお
おむね5年後に
おいてその森林
の樹幹密度が10
分の8以上に回
復することが確
実であると認め
られる範囲で行
うこととする。
アカマツ 17 21 27 36 51
カラマツ 16 21 29 48
-27-
(2) 保育の標準的な方法に関する指針
市町村森林整備計画で定める「保育の作業種別の標準的な方法」についての指針は、
立木の生育促進及び森林の健全化を図ることを旨とし、次のとおりとする。
樹 種 保 育 の
種 類
実 施 林 齢
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
ス
ギ
下 刈 ○ ○ ○ ○ ○
つる切 ○ ○
除 伐 ○ ○
枝打ち ○ ○
アカマツ
下 刈 ○ ○ ○ ○ ○
つる切 ○ ○
除 伐 ○ ○
カラマツ
下 刈 ○ ○ ○ ○ ○
つる切 ○ ○
除 伐 ○ ○
(3) その他必要な事項
ア 間伐及び保育を行う際には林地の保全に配慮し、必要に応じ林地残材や枝条を集
積し、渓流敷に放置しないなど、災害の防止に努める。
イ 森林の状況に応じて、高性能林業機械の活用や列状間伐の導入など効率的な施業
の実施を図り、搬出間伐の定着を図る。
ウ 猛禽類の生息が確認されている地域においては、生息環境の確保のための列状間
伐を導入するなど配慮する。
エ 地球温暖化防止や循環型社会の形成に向けて、間伐で生じた未利用材等の木質バ
イオマス利用促進に努める。
-28-
4 公益的機能別施業森林等の整備に関する事項
森林の有する多面的な機能を総合的かつ高度に発揮させるための森林施業を推進す
べき森林の区域について、国は、水源の涵か ん
養の機能の維持増進を図るための森林施業
を推進すべき森林(以下「水源涵か ん
養機能維持増進森林」という。)、土地に関する災害
の防止及び土壌の保全の機能の維持増進を図るための森林施業を推進すべき森林(以
下「山地災害防止/土壌保全機能維持増進森林」という。)、快適な環境の形成の機能
の維持増進を図るための森林施業を推進すべき森林(以下「快適環境形成機能維持増
進森林」という。)、保健文化機能の維持増進を図るための森林施業を推進すべき森林
(以下「保健文化機能維持増進森林」という。)、木材の生産機能の維持増進を図るた
めの森林施業を推進すべき森林(以下「木材等生産機能維持増進森林」という。)に区
分し、発揮を期待する機能に応じた森林整備及び保全を図ることとしている。
本県における森林の機能区分は「生態系保全森林(悠久の森)」、「生活環境保全森林
(ふれあいの森)」、「県土水源保全森林(ほぜんの森)」、「資源循環利用森林(循環の
森)」の4タイプとしている。
国が示す公益的機能別施業森林等との関連は、「保健文化機能維持増進森林」を「生
態系保全森林(悠久の森)」に、「快適環境形成機能維持増進森林」を「生活環境保全
森林(ふれあいの森)」に、「山地災害防止/土壌保全機能維持増進森林」と「水源涵か ん
養
機能維持増進森林」を併せ「県土水源保全森林(ほぜんの森)」に、「木材等生産機能
維持増進森林」を「資源循環利用森林(循環の森)」とする。
市町村森林整備計画で定める公益的機能別施業森林等の区域の基準及び当該区域に
おける森林施業の方法に関する指針は次のとおりとする。市町村森林整備計画の策定
に当たっては、次の指針に準拠し、公益的機能別施業森林等の整備に関する事項を定
めるものとする。
(1) 公益的機能別施業森林の区域の基準及び当該区域内における施業の方法に関する指
針
ア 区域の設定の基準に関する指針
県の区分 区域の設定基準
生態系保全森林
(悠久の森)
・ 国立公園、国定公園、県立自然公園の特別地域
・ 鳥獣保護区特別保護地区
・ 県指定自然環境保全地域特別地区
・ 民有林緑の回廊
-29-
県の区分 区域の設定基準
生活環境保全森林
(ふれあいの森)
「生態系保全森林(悠久の森)」以外の森林のうち、
・ 保安林(飛砂防備、防風、潮害防備、防雪、防霧、
防火、魚つき、航行目標、保健、風致)
・ 国立公園、国定公園、県立自然公園の普通地域等
・ 都市計画法による風致地区
・ 史跡名勝天然記念物にかかる森林
・ 特別緑地保全地区、県指定環境緑地保全地域
・ 生活環境保全機能又は保健文化機能が高位の森林
県土水源保全森林
(ほぜんの森)
「生態系保全森林(悠久の森)」及び「生活環境保
全森林(ふれあいの森)」以外の森林のうち、
・ 保安林(水源かん養、土砂流出防備、土砂崩壊防
備、水害防備、干害防備、なだれ防止、落石防止)
・ 保安施設地区、砂防指定地
・ 急傾斜地崩壊危険区域
・ 水源涵か ん
養機能又は山地災害防止機能が高位であっ
て、木材等生産機能が低位であり、かつ、傾斜 20
度以上、かつ、年平均成長量が5㎥/ha 未満である
森林
注 区域内において機能が重複する場合は、それぞれの機能の発揮に支障がないよ
うに定めること。
-30-
イ 施業の方法に関する指針
県の
区分
国の
区分 該当する森林 森林施業の方法
(
悠久の森)
生態系保全森林
維持増進森林
保健文化機能
・ 湖沼、瀑布、渓谷等の景観と一体となって優れた自然
美を構成する森林
・ 紅葉等の優れた森林美を有する森林であって主要な眺
望点から望見されるもの
・ ハイキング、キャンプ等の保健・文化・教育的利用の
場として特に利用されている森林
・ 希少な生物の保護のため必要な森林(択伐に限る。)
① 択伐による複層林施業を推進すべ
き森林
左記森林のうち、これらの公益的機
能の維持増進を特に図るための森林
施業を推進すべき森林
② 複層林施業を推進すべき森林
左記森林のうち、「択伐による複層
林施業を推進すべき森林」以外の複層
林施業を推進すべき森林
③ 長伐期施業を推進すべき森林
左記森林のうち、適切な伐区の形
状・配置等により、伐採後の林分にお
いてこれらの機能の確保が可能な上
記①、②以外の森林
主伐の時期を標準伐期齢のおおむ
ね2倍以上とするとともに、皆伐
については伐採に伴って発生する
裸地の縮小及び分散を図ること。
なお、保健文化機能の維持増進を図
るための森林施業を推進すべき森林の
うち、特に、地域独自の景観等が求め
られる森林において、風致の優れた森
林の維持又は造成のために特定の樹種
の広葉樹を育成する森林施業を行うこ
とが必要な場合には、これを推進する。(
ふれあいの森)
生活環境保全森林
維持増進森林
快適環境形成機能
・ 都市近郊林等に所在する森林であって郷土樹種を中心
とした安定した林相をなしている森林
・ 市街地道路等と一体となって優れた景観美を構成する
森林
・ 気象緩和、騒音防止等の機能を発揮している森林
(
ほ ぜ
ん
の
森 )
県
土
水 源 保
全
森
林
山地災害防止/土壌保全機能維持増進森林
【地 形】
・ 傾斜が急な箇所
・ 傾斜の著しい変移点を持っている箇所
・ 山腹の凹曲部等地表流下水又は地中水の集中流下する
部分を持っている箇所
【地 質】
・ 基岩の風化が異常に進んだ箇所
・ 基岩の節理又は片理が著しく進んだ箇所
・ 破砕帯又は断層線上にある箇所
・ 流れ盤となっている箇所
【土壌等】
・ 火山灰地帯等で表土が粗しょうで凝集力の極めて弱い
土壌から成っている箇所
・ 土層内に異常な滞水層がある箇所
・ 石礫地から成っている箇所
・ 表土が薄く乾性な土壌から成っている箇所
水源涵か
ん
養機能維持増進森林
【地 形】
・ 標高の高い地域
・ 傾斜が急峻な地域
・ 谷密度の大きい地域
・ 起伏量の大きい地域
・ 渓床又は河床勾配の急な地域
・ 掌状型集水区域
【気 象】
・ 年平均又は季節的降水量の多い地域
・ 短時間に強い雨の降る頻度が高い地域
【その他】
・ 大面積の伐採が行われがちな地域
下層植生や樹木の根を発達させる施
業を基本とし、伐期の間隔の拡大とと
もに、皆伐によるものについては伐採
面積の規模を縮小する。
上記以外の森林 下層植生や樹木の根を発達させる施
業を基本とし、伐期の間隔を拡大する。
注 次の森林は別途施業の方法に制限があることから、留意すること。
・保安林、保安施設地区内の森林
・その他の法令により立木伐採に係る制限がある森林
-31-
(2) 木材の生産機能の維持増進を図るための森林施業を推進すべき森林の区域の基準及
び当該区域内における施業の方法に関する指針
ア 区域の設定の基準
県の区分 区域の設定基準
資 源 循 環 利 用 森 林
( 循 環 の 森 )
木材等の林産物を持続的、安定的かつ効率的に供給する
木材等生産機能の発揮を重視する森林で、(1)のアの区分
(生態系保全森林、生活環境保全森林、県土水源保全森林)
以外の森林
イ 施業の方法に関する指針
県の
区分
国の
区分 森林施業の方法
(
循
環
の
森
)
資源循環利用森林
増
進
森
林
木材等生産機能維持
木材等林産物を持続的、安定的かつ効率的に供給するため、生産
目標に応じた主伐の時期及び方法を定めるとともに、植栽による確
実な更新、保育及び間伐等を推進することを基本とし、森林施業の
集約化、路網整備、機械化等を通じた効率的な森林整備を推進する。
注 次の森林は別途施業の方法に制限があることから、留意すること。
・保安林、保安施設地区内の森林
・その他の法令により立木伐採に係る制限がある森林
(3) その他必要な事項
なし。
-32-
5 林道等の開設その他林産物の搬出に関する事項
(1) 林道等の開設及び改良に関する基本的な考え方
林道等路網の開設については、Ⅱ第2の1に定める「森林の整備及び保全の目標」
の実現を図るため、傾斜等の自然条件、事業量のまとまり等地域の特性に応じて、環
境負荷の低減に配慮することとする。
開設に当たっては、森林経営計画作成森林を主たる対象とし、路網と高性能林業機
械を組み合わせた低コストで効率的な作業システムに対応した整備を進めることとす
る。
また、小動物が自力で脱出できる構造を有する側溝の設置や在来植生による緑化な
どにより、自然環境の保全に配慮しながら、森林の形態、森林整備状況等の諸条件、
地元からの要望などを踏まえたうえで、地域の将来を見据えた整備を進めることとす
る。
○基幹路網の現状 単位 延長:km
注1 路 網:一般車両の走行を想定する「林道」、主として森林施業用の車両の走
行を想定する「林業専用道」、集材や造材等の作業を行う林業機械の
走行を想定する「森林作業道」の総称
2 基幹路網:「林道」と「林業専用道」の総称
(2) 効率的な森林施業を推進するための路網密度の水準及び作業システムの基本的な考
え方
路網開設に当たっては、「効率的な森林施業を推進するための路網密度の水準」を目
安として林道(林業専用道も含む。以下同じ。)及び森林作業道を利用形態や地形・地
質等に応じ適切に組み合わせ、丈夫で簡易な規格・構造を柔軟に選択する。
なお、自然条件等が良好であり、将来にわたり育成単層林として維持する森林を主
体に整備を進めるなど、森林施業の優先順位に応じた整備を進めることとする。
○効率的な森林施業を推進するための路網密度の水準 単位 路網密度:m/ha
区 分 作業システム 路 網 密 度
基 幹 路 網
緩傾斜地(0°~15°) 車両系作業システム 100 以上 35 以上
中傾斜地(15°~30°) 車両系作業システム 75 以上 25 以上
架線系作業システム 25 以上 25 以上
急傾斜地(30°~35°) 車両系作業システム 60 以上 15 以上
架線系作業システム 15 以上 15 以上
急峻地 (35°~ ) 架線系作業システム 5 以上 5 以上
区 分 路 線 数 延 長
基幹路網 320 969
うち林業専用道 0 0
-33-
注 1 路網密度の水準については、木材搬出予定箇所に適用すること。また、尾根、
渓流、天然林等の除地には適用しないこと。
2 「架線系作業システム」とは、林内に架設したワイヤーロープに取り付けた搬
器等を移動させて木材を吊り上げて集積するシステム。タワーヤーダ等を活用す
る。
3 「車両系作業システム」とは、林内にワイヤーロープを架設せず、車両系の林
業機械により林内の路網を移動しながら木材を集積・運搬するシステム。フォワ
ーダ等を活用する。
(3) 路網整備と併せて効率的な森林施業を推進する区域(路網整備等推進区域)の基本
的な考え方
路網整備等推進区域は、市町村森林整備計画における「路網整備等推進区域」の設
定について(平成 25 年 10 月 21 日森整第 500 号森林整備課総括課長通知)により、林
班ごとに傾斜、木材等生産機能、路網整備の現状等を勘案し、基幹路網整備と併せた
効率的な森林施業を推進する区域とする。
区域の設定に当たっては、次の箇所について設定を検討することとする。
ア 木材生産機能が高い森林(木材等生産機能維持増進森林のゾーニング区域)
イ 森林経営計画が立てられている、又は予定がある森林
ウ 林道・林業専用道等が整備されている、又は計画(開設・改良)予定の森林
エ 特定間伐等促進計画が立てられている、又は予定がある森林
(4) 路網の規格・構造についての基本的な考え方
適切な規格・構造の路網の整備を図る観点等から、路網整備に当たっては、林道規
程(昭和48年4月1日48林野道第107号林野庁長官通知)、林業専用道作設指針(平成22
年9月24日22林整整第602号林野庁長官通知)及び森林作業道作設指針(平成22年11月
17日林整整第656号林野庁長官通知)を基本として、県が定める林業専用道作設指針及
び森林作業道作設指針に則り開設すること。
(5) 更新を確保するため林産物の搬出方法を特定する森林の所在及びその搬出方法
該当なし。
(6) その他必要な事項
ア 立木の伐採等による林産物の搬出に当たっては、地表のかく乱、土砂流出による
災害が発生しないよう、林地の保全に留意すること。
イ 搬出のため森林作業道を開設する場合は、極力地形に沿った路線形とし、切土、
盛土、及び捨土は必要最小限にとどめ、必要に応じて、法面の安定のための法面保
護工、雨水及び渓流による浸食を防ぐための排水施設などを施工することにより、
林地の荒廃や下流への土砂の流出を未然に防止すること。
-34-
6 委託を受けて行う森林の施業又は経営の実施、森林施業の共同化その他森林施業の
合理化に関する事項
流域内の市町村、林業・木材産業関係者の合意形成及び民有林と国有林の緊密な連
携を図りつつ、森林施業の共同化、林業の担い手育成、林業機械の導入、地域材の流
通・加工体制の整備等、生産から流通、加工に至る一連の条件整備を次のとおり計画
的かつ総合的に促進することとする。
(1) 森林の経営の受委託等による森林の経営の規模の拡大及び森林施業の共同化に関す
る方針
ア 「地域けん引型林業経営体」等による施業集約化の促進
森林所有者等に代わって地域の効率的な森林経営を促進するため、地域けん引型
林業経営体等による森林経営計画の作成を促進する。また、施業集約化に当たって
は、森林関連情報の提供、低コスト施業や路網整備にかかる研修等の実施など、積
極的な支援体制の整備に努めることとする。
なお、不在村森林所有者を含めた森林所有者に対し、森林の経営の委託に関する
普及啓発等の働きかけを強化し、施業の集約化を促進することとする。
イ 国有林との連携の促進
効率的な森林整備や路網整備のため、民有林と国有林が連携して取り組む森林施
業の共同化のための団地設定を促進する。
(2) 林業に従事する者の養成及び確保に関する方針
ア 林業就業者の養成・確保
林業就業者の養成・確保のため、雇用関係の明確化、雇用の安定化、労働安全衛
生対策、他産業並みの労働条件の確保など雇用管理の改善及び事業量の安定的確保、
生産性の向上など事業の合理化を促進するとともに、林業労働力確保支援センター
による森林施業の実践に必要な知識や技能及び資格の取得に係る段階的かつ体系
的研修等との連携により、林業就業者のキャリア形成を図る。
また、新規参入者の確保、定着化を図るとともに、UJIターン者をはじめ林業
就業に意欲を有する者を対象とした基礎的な知識や技能を習得するための講習等
を通じて、林業への新規就業の円滑化に努める。
イ 地域けん引型林業経営体等の育成強化
地域の林業の担い手となり得る地域けん引型林業経営体等に対し、森林経営計画
の作成支援や低コスト化を実現できる高度な能力を有する技術者・技能者の育成を
計画的に推進する。
また、生産性の向上のための高性能林業機械の導入及びその効率的な利用を確保
するため、林業労働力確保支援センター等による経営指導や研修を通じて普及指導
-35-
に努める。
(3) 作業システムの高度化に資する林業機械の導入の促進に関する方針
傾斜等自然条件や路網の整備状況、事業量のまとまり等地域の特性に応じた路網と
高性能林業機械を組み合わせた作業システムの整備、普及及び定着を促進するととも
に、現地の作業条件に応じた効率的作業システムを展開できる技術者の養成を計画的
に推進することとする。
ア 高性能林業機械の導入促進
生産性の向上及び労働強度の軽減を図るため、高性能林業機械を利用した機械作
業システムの構築を促進することとする。
導入促進に当たっては、オペレーターの養成、機械の共同利用の促進等を行うと
ともに、より効率的な森林施業のための路網整備になるよう、林道、林業専用道及
び森林作業道を適切に組み合わせた路網整備を図ることとする。
なお、高性能林業機械の使用に当たっては、枝条の整理や林地のかく乱防止等森
林の保全に配慮すること。
イ 機械作業システムの目標
機械作業システムの目標は、地形や経営形態等の地域の特性に応じて、次のとお
りとする。
区 分 車両架線系別 主な高性能林業機械
大規模 緩傾斜地 車両系 ハーベスタ(伐倒・造材)、フォワーダ(搬出)
急傾斜地 架線系 タワーヤーダ(搬出)、プロセッサ(造材)
小規模 緩傾斜地 車両系 スキッダ(搬出)、プロセッサ(造材)
急傾斜地 架線系 小型タワーヤーダ(搬出)、プロセッサ(造材)
(4) 林産物の利用の促進のための施設の整備に関する方針
ア 素材の安定供給体制の構築
地域けん引型林業経営体等の育成・強化や高性能林業機械導入、林内路網の整備
などによる低コスト素材生産の促進及び関係団体等による県産材供給連絡会議を通
じて、大口需要者などへの素材供給体制の一層の強化に取り組む。
イ 木材加工事業体の育成・強化
需要者のニーズに対応した乾燥材等の品質が確かな製材品等の供給体制の整備を
図るとともに、素材生産から製品加工に至るまでの事業体間の連携強化により外材
や県外製材品等との競争力の強化に取り組む。
-36-
ウ 林産物の需要拡大
木材市場、合板工場、集成材工場等の連携により地域材の需要拡大を図るととも
に、木質資源の多段階的利用を推進するため、土木用資材等として間伐材等の中小
径材の利用を促進する。
木質バイオマスについては、平成 27 年3月に策定した「いわて木質バイオマスエ
ネルギー利用展開指針」に即し、林地残材や製材工場で発生する木屑等を利用する
など、森林資源の有効活用を促進する。
(5) その他必要な事項
林業振興協議会等の活動を中心に、市町村、林業関係者、地域住民等の合意形成の
下、川上から川下まで連携し、森林整備及び地域材の安定供給を総合的に促進する。
-37-
第4 森林の保全に関する事項
1 森林の土地の保全に関する事項
(1) 樹根及び表土の保全その他森林の土地の保全に特に留意すべき森林の地区
○樹根及び表土の保全その他森林の土地の保全に特に留意すべき森林の地区
市 町 村 地 区 (林 班)
総 数 89,572
水かん 2,216
土流 2,231
土崩 232
飛砂 1
潮害 2
雪崩 11
落石 2
魚つき 172
保健 370
水かん 68
土流 71
土崩 6
飛砂 1
潮害 2
干害 76
魚つき 30
保健 92
水かん 1,238
土流 35
土崩 21
潮害 15
魚つき 80
保健 8
土流 118
土崩 4
潮害 2
魚つき 98
単位 面積:ha森 林 の 所 在
面 積 留意すべき事項 備 考
2 その他の区域(山地災害防止機能の高い森林)については、森林内の地表や土壌のかく乱及び林床の破壊の防止に留意することとし、伐採に当たっては、択伐、小面積皆伐等の施業が望ましい。また、搬出に当たっては、できるだけ積雪時の冬期搬出や架線集材が望ましい。
1 保安林等制限林については、制限林の施業方法によることとする。
普 代 村
野 田 村 1~13,21~42,44~56,58~80,82,83
8,532
洋 野 町 1,2,4~12,14~19,21~26,36,43,44,46~51,53~55,58~61,64~67,70~76,78,79,81~105,107,109~131,133,134,138~141,143,144,1145~1147,1149,1151~1154,1156,1157,1160~1169,1171,1172,1174~1178,1181,1182,1184~1188,1190~1193,1195~1206,1208~1210,1214,1220~1223,1225,1226,1229,1231,1238
1~17,20,21,23,25,26,28,30~45,51~55,58,59,63~65,67~78,80~90,95,97,98,104,119~127,130,143,144,148,149,157,158,160,166,172,175~183,186,188,189,191~197,199~212,215~220,223~228,230~232,234~237,239~250,253,255~258,262~273,275~279,281,282,284,285,287~289,291~293,295,297,298,300~303,305~310,312,314~327,1330,1343,1345,1352,1376,1378,1380,1391~1394,1399~1401,1403~1406,1408,1422,1424,1425,1427~1432,1436,1437,1451~1453,1458~1462,1465,1468,1471~1473,1475~1477,1480~1488,1493~1496,1502,1504~1508,1512~1515,1517~1519,1524,1525,1527,1528,1531~1540,1542,1546~1548,1551,1552,1555,1557~1560
久 慈 市
4,255
3,601
2,723
1~24,27~47,49~58,60~63,65
-38-
市 町 村 地 区 (林 班)
森 林 の 所 在面 積 留意すべき事項 備 考
水かん 7,837
土流 3,648
土崩 540
防風 1
潮害 43
雪崩 153
落石 74
魚つき 803
保健 30
風致 2
土流 93
土崩 18
飛砂 3
潮害 30
魚つき 193
保健 34
水かん 2,197
土流 6,503
土崩 1,070
防風 59
潮害 2
雪崩 7
魚つき 33
保健 204
23,171
山 田 町 5,6291~41,43,44,46~59,61~78,80~98,100,104~110,112,114~117,119,121~125,127
岩 泉 町 1~17,19~34,36~62,64~69,71~104,106~130,134~136,139~150,155~172,174~181,183~193,197~216,220,228~253,258~263,266~277,279~283,285,286,289~292,294~320,322,323,327,330,331,335,342,344,351,353,354,356,357,361~369,371~384,386,388~391,393~400,404,406~411,420~434,436~446,449,450,452,453,455,456,461,462,464~469,471,476~479,482,483,487,489~492,494~497,500,504,505,511~516,519~521,523~529,531~542,545~555,561~563,565~571,574,575,577~583,586~588,590,599,600,607,609~614,618~620,622,623,625,628,637,641~644,647,648,655~666
宮 古 市 1~55,57~135,137~141,144~161,169,170,174~178,181~277,279,282~320,1321~1348,1351~1398,1400,1402,1404~1419,1421,1424,1426~1431,1433~1436,2437,2440,2443,2444,2450~2457,2459,2460,2464~2466,2469~2480,2482,2483,2485,2486,2489~2492,2494~2496,2498,2501~2508,2513~2515,2524,2525,2532,2534~2576,2579,2581~2584,2586~2591,2594~2597,2599~2609,2616,2617,2620~2656,2658,2659,2661,2664~2677,2679~2682,2684~2711,2714~2719,2721,2723~2744,2746~2748,2750,2751,2757,2758,2762,2763,2765~2774,2776~2803,3001,3003,3005~3016,3018,3020,3025~3027,3030,3034~3037,3041,3044~3047,3050,3053,3054,3060,3063~3065,3068,3069,3072~3074,3076~3080,3083~3087,3089,3091,3095~3097,3104~3108,3110,3111,3117,3119~3126,3129,3130,3135,3143,3148,3149,3156~3160,3165,3166,3177,3181~3183,3188,3189,3192~3199,3207,3211,3212,3216~3219,3222,3228,3229,3237~3240,3246~3256,3263,3265,3266,3273~3280,3282~3284,3287,3291~3296,3298~3300,3303~3319,3323,3324,3329~3348,3350,3351,3353~3358,3360,3361
34,488
-39-
市 町 村 地 区 (林 班)
森 林 の 所 在面 積 留意すべき事項 備 考
水かん 250
土流 63
土崩 10
潮害 5
干害 21
魚つき 144
保健 21
注1 制限林の種類名の略字は下記のとおりである。
4 単位未満を四捨五入しているため、市町村別内訳の合計と総数は一致しない場合がある。
干 害 = 干害防備保安林 雪 崩 = 雪崩防止保安林 落 石 = 落石防止保安林
魚つき = 魚つき保安林 保 健 = 保健保安林 風 致 = 風致保安林
田 野 畑 村
飛 砂 = 飛砂防備保安林 防 風 = 防風保安林 潮 害 = 潮害防備保安林
水かん = 水源かん養保安林 土 流 = 土砂流出防備保安林 土 崩 = 土砂崩壊防備保安林
2 備考欄の数字は重複する保安林面積である。
3 森林の所在は、当該林班の全部又は一部が該当するものであり、その詳細は森林簿による。
1,2,4~19,21,22,24~46,48,50~53,55,57~127
7,173
-40-
(2) 森林の土地の保全のため林産物の搬出方法を特定する必要のある森林及びその搬出方法
単位 面積:ha
面 積 搬 出 方 法
56,526
立木の伐採等による林産物の搬出方法については、土砂流出等の災害が発生しないよう、架線集材等林地の保全に留意した搬出方法とすること。 また、やむを得ず搬出のため作業路を開設する場合でも、切土等の土工は必要最小限とし、必要に応じて防災施設の設置を行い、林地の荒廃及び下流域への災害を未然に防止すること。
普 代 村 1~24,27~47,49~51,53~58,60,61 3,317
市
町
村
別
内
訳
岩 泉 町 1,2,4,5,9~13,21~27,30,31,33,34,36,37,39~45,47~50,52~62,64~69,71~101,104,107~130,134~136,140~150,155,158~165,168~172,174,176~180,183~185,187,188,193,197,198,201,202,204,206,207,209,210,213,214,228~241,243~245
12,946
区 分 森 林 の 所 在 ( 林 班 )
総 数
3,4621~11,14,17,21,23,25,28,30,31,33~45,53,54,67~72,75~78,80~85,89,90,95,97,98,104,119,121~127,143,144,148,149,157,158,160,175~183,186,191~197,199~207,209~212,215~220,223~227,230,231,236,242~248,265,266,271,275,277~279,281,282,284,285,287~289,292,293,295,297,298,301~303,305~309,312,314~327,1330,1343,1345,1352,1380,1391~1394,1399~1401,1403~1406,1408,1424,1425,1427~1431,1436,1437,1458~1462,1471~1473,1475,1480~1487,1493~1496,1505~1508,1512~1515,1517,1524,1525,1527,1528,1533,1535,1538~1540,1546,1547,1555,1557~1559
久 慈 市
宮 古 市
○森林の土地の保全のため林産物の搬出方法を特定する必要のある森林及びその搬出方法
1,2,4~12,14~19,21~26,43,44,46~51,53~55,58~61,64~67,70~76,78,79,81~102,104,105,107,109~131, 133,134,138~141,144,1145~1147,1149,1151~1154,1156,1157,1160~1169,1171,1172,1174~1178,1181,1182,1184~1188,1190~1193,1195~1206,1208~1210,1220~1223,1225,1226,1229
洋 野 町 3,959
1,2,38~42,44~46,51~56,58~77,79,80 1,320野 田 村
20,050
1,8~41,44,46~59,61,63~78,80~98,104,106~110,114~117,119,121~124,127
4,923山 田 町
1~21,23~29,31,38,41,43~55,57~121,123~135,137~141,144~147,149~160,169,170,174~178,181~231,233~277,282~320,1321~1348,1351~1359,1361~1370,1372~1379,1381~1398,1402,1404,1405,1407~1415,1417~1419,1421,1424,1426~1430,1435,1436,2437,2444,2450~2457,2459,2464~2466,2469,2470,2472~2480,2482,2483,2485,2489~2492,2495,2496,2501,2502,2504,2505,2507,2513~2515,2524,2525,2534~2541,2543,2545,2548~2550,2571~2576,2579,2581~2584,2587~2590,2594~2597,2599~2605,2607,2654,2666,2669,2670,2697,2708~2711,2714~2719,2723,2726~2744,2746~2748,2750,2751,2757,2758,2765~2768,2770~2774,2776~2778,2781~2788,2792~2802,3001,3003,3008~3010,3014,3015,3018,3025,3035~3037,3060,3064,3068,3069,3073,3076~3078,3080,3083~3087,3104~3108,3110,3111,3119,3120,3124,3135,3222,3275,3277,3323,3324,3350,3351,3357,3358
-41-
単位 面積:ha
面 積 搬 出 方 法区 分 森 林 の 所 在 ( 林 班 )
市
町
村
別
内
訳
注1 森林の所在は、当該林班の全部又は一部が該当するものであり、その詳細は森林簿による。
2 単位未満を四捨五入しているため、市町村別内訳の合計と総数は一致しない場合がある。
1,2,4,7,8,10,11,13~17,19,21,22,24~38,40,41,43~46,48,52,53,55,57~124,126
田 野 畑 村 6,551
岩 泉 町 247~253,258,261~263,266,267,269~277,280~283,285,289~292,294~304,308~312,318,319,322,323,330,331,342,356,357,362~366,369,373~384,393~396,398~400,406,436,439,441~443,449,452,453,455,456,464~469,471,520,521,526,527,532~539,568,569,574,575,581~583,586~588,590,599,600,609~614,618~620,622,623,625,628,637,641~644,647,648,655~660,663~666
-42-
(3) 土地の形質の変更に当たって留意すべき事項
土地の形質の変更に当たっては、森林の適切な保全と利用との調整を図ることとし、
飲用水等の水源として依存度の高い森林、良好な自然環境を形成する森林等、安全で
潤いのある居住環境の保全・形成に重要な役割を果たしている森林の他用途への転用
は極力避ける。
また、土地の形質を変更する場合には、気象、地形、地質等の自然条件、地域にお
ける土地利用と森林の現況、土地の形質を変更する目的・内容を総合的に勘案しつつ、
実施地区の選定を適切に行うこととし、次の事項に留意する。
ア 土砂の流出又は崩壊その他災害の防止に関すること
(ア) 土地の形質を変更する行為が現地形に沿って行われること及び土砂の移動量
が必要最小限度であること。
(イ) 切土、盛土又は捨土を行う場合は、法面の安定を確保する工法で行うとともに、
切土、盛土又は捨土を行った後に法面が生ずるときは、その法面の地質、土質、
高さからみて崩壊のおそれのない勾配とすること。また、必要に応じて排水施設
や小段の設置、又はその他の措置を適切に行うこと。
(ウ) 切土、盛土又は捨土を行った後の法面の勾配が(イ)によることが困難であるか、
若しくは適当でない場合、又は周辺の土地利用の実態からみて必要がある場合に
は、擁壁又はその他の法面崩壊防止の措置を適切に行うこと。
(エ) 切土、盛土又は捨土を行った後の法面が雨水、渓流等により侵食されるおそれ
がある場合には、法面保護の措置を行うこと。
(オ) 土地の形質を変更する行為に伴い、相当量の土砂が流出し、下流流域に災害が
発生するおそれがある場合には、先行して十分な容量及び構造のえん堤等の設置、
森林の残置等の措置を適切に行うこと。
(カ) 雨水等を適切に排水しなければ災害が発生するおそれがある場合には、十分な
能力及び構造を持つ排水施設を設置すること。
(キ) 下流の流下能力を超える水量が排水されることにより災害が発生するおそれ
がある場合には、洪水調節池の設置やその他の措置を適切に行うこと。
(ク) 飛砂、落石、なだれ等の災害が発生するおそれがある場合には、静砂垣又は落
石防止柵若しくはなだれ防止柵の設置やその他の措置を適切に行うこと。
イ 水害の発生の防止に関すること
現に森林の有する水害の防止機能に依存している地域において、土地の形質の変
更により流量が増加し水害が発生するおそれがある場合は、洪水調節池の設置やそ
の他の措置を適切に行うこと。
ウ 水源の確保に関すること
(ア) 飲用水、かんがい用水等の水源として依存している森林において、土地の形質
を変更しようとする場合、周辺における水利用の実態等からみて、水量を確保す
る必要があるときは、貯水池や導水路の設置又はその他の措置を適切に行うこと。
-43-
(イ) 周辺における水利用の実態等からみて、土砂の流出による水質の悪化を防止す
る必要がある場合には、沈砂池の設置、森林の残置、その他の措置を適切に行う
こと。
エ 環境の保全に関すること
(ア) 土地の形質を変更する目的、態様、周辺における土地利用の実態等に応じ、土
地の形質を変更する箇所の周辺に、森林・緑地の残置又は造成を適切に行うこと。
(イ) 騒音、粉じん等の著しい影響の緩和、風害等からの周辺の植生の保全等の必要
がある場合には、土地の形質を変更しようとする森林の区域内の適切な箇所に、
必要な森林の残置又は造成を行うこと。
(ウ) 景観の維持に著しい支障を及ぼすことのないよう配慮を行うこと。特に市街地、
主要道路等からの景観を維持する必要がある場合には、土地の形質の変更により
生ずる法面を極力縮小するとともに、可能な限り法面の緑化を図り、また土地の
形質の変更後に設置される施設の周辺に森林を残置、造成する等の適切な措置を
行うこと。
(4) その他必要な事項
なし
-44-
2 保安施設に関する事項
(1) 保安林の整備に関する方針
森林に関する自然的条件、社会的要請及び保安林の配備状況等を踏まえ、水源
の涵か ん
養、災害の防備、保健、風致の保存等の目的を達成するため保安林に指定す
る必要がある森林について、保安林の配備を計画的に推進するとともに、必要に
応じて指定施業要件を見直し、その保全を確保する。
(2) 保安施設地区の指定に関する方針
該当なし。
(3) 治山事業の実施に関する方針
地域住民の安全・安心を確保し、災害に強い地域づくりや水源地域の機能強化
を図るため、治山施設の整備や保安林機能が低下している荒廃森林を早期に復旧
する治山事業を計画的に進める。なお、豪雨、地震、地すべり等により山地災害が
発生した場合には、速やかに必要な措置を講ずるものとする。
(4) 特定保安林の整備に関する事項
指定の目的に即して機能していないと認められる保安林を特定保安林として
指定するとともに、間伐等の必要な施業等を積極的かつ計画的に推進して、当該
目的に即した機能の確保を図るものとする。
特に、造林、保育、伐採、その他の施業を早急に実施する必要があると認めら
れる森林については、要整備森林とし、森林の現況等に応じて、必要な施業方法
及び時期を明らかにした上で、その実施の確保を図るものとする。
(5) その他必要な事項
保安林の適切な管理を確保するため、地域住民、地方公共団体等の協力・参加が得
られるよう努めるとともに、保安林台帳の調製、標識の設置、巡視及び指導を適正に
行う。
-45-
3 鳥獣害の防止に関する事項
(1) 鳥獣害防止森林区域の基準及び当該区域内における鳥獣害の防止の方法に関する方
針
ア 区域の設定の基準
「鳥獣害防止森林区域の設定に関する基準について」(平成 28 年 10 月 20 日
付け 28 林整研第 180 号林野庁長官通知)に基づき、ニホンジカ等の対象鳥獣別
に、当該対象鳥獣により被害を受けている森林及び被害発生のおそれがある森
林について、被害状況等を把握できる「森林生態系多様性基礎調査」の調査結
果を基礎データとし、鳥獣害を防止するための措置を実施すべき森林の区域(以
下「鳥獣害防止森林区域」という。)を設定するものとする。 その際、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づき県
が定めている各種計画、その他対象鳥獣害による森林被害の情報等を参考とす
るものとする。
イ 鳥獣害の防止の方法に関する方針
森林の適確な更新及び造林木の確実な育成を図るため、地域の実情に応じて、
対象鳥獣の別に、当該対象鳥獣による被害を防止するために効果を有すると考
えられる方法により、植栽木の保護措置又は捕獲による鳥獣害防止対策を推進
するものとする。 その際、関係行政機関等と連携した対策を推進することとし、鳥獣保護管理
施策や農業被害対策等と連携・調整を図るものとする。
(2) その他必要な事項
鳥獣害防止森林区域内では、必要に応じて、現地調査や各種会議での情報交換、
森林所有者等からの情報収集等により、鳥獣害防止対策の実施状況を確認するも
のとする。
-46-
4 森林病害虫の駆除及び予防その他の森林の保護に関する事項
(1) 森林病害虫等の被害対策の方針
森林病害虫等の被害対策について、松くい虫やスギ穿孔性害虫、カシノナガキクイ
ムシによるナラ枯れ等の森林病害虫被害の拡大を防止するため、総合的かつ計画的に
被害対策を推進する。
被害対策の推進に当たっては、森林所有者や地域住民等の理解と防除活動への協
力・参加が得られるよう、普及啓発に努めるものとする。
ア ナラ枯れ被害対策の方針
被害が未発生の地域では、被害地域からの被害侵入を防止するため、監視体
制を整備し早期発見に努めるとともに、被害木が発見された場合は、適切な方
法により駆除を実施し、被害の拡大、定着を阻止するものとする。 被害が発生している地域では、被害木の駆除に加え、誘引捕殺及び予防措置、
伐採による広葉樹林の若返り等、総合的な防除対策を実施するものとする。
(2) 鳥獣害対策の方針(3の掲げる事項を除く。)
対象鳥獣以外の鳥獣による森林被害及び鳥獣害防止森林区域外における対象鳥
獣による森林被害対策については、その防止に向け、鳥獣保護管理施策や農業被
害対策等との連携を図りつつ、野生鳥獣との共存にも配慮するものとする。 適時適切な間伐の実施、広葉樹林や針広混交林等の多様な森林の維持造成を図
るとともに、個体数調整等の実施状況を踏まえながら、防護柵の設置等による被
害対策を実施する。
(3) 林野火災の予防の方針
林野火災を未然に防止するため、巡視・啓発活動を推進するとともに、背負い
式消防水のうや軽可搬ポンプ等の初期消火機材の整備に努めるものとする。
また、病害虫の駆除のための火入れは、薬剤による駆除などの他の方法がない
場合に実施するものとし、実施区域や方法、消火体制などを関係機関と協議のう
え、森林法第 21 条の規定に基づく市町村長による許可を受けたうえで行うものと
する。
(4) その他必要な事項
なし。
-47-
第5 保健機能森林の区域の基準その他保健機能森林の整備に関する事項
保健機能森林は、森林の有する保健機能を高度に発揮させるための森林の施業及び公
衆の利用に供する施設の整備を一体的に推進することにより、森林の保健機能の増進を
図るべき森林である。市町村森林整備計画で定める「森林の保健機能の増進に関する事
項」についての指針は、次のとおりとする。
1 保健機能森林の区域の基準
保健機能森林の区域は、保健文化機能の高い森林のうち、次に掲げる基準に基づき
設定するものとする。
(1) 湖沼、渓谷等と一体となって優れた自然美を構成している森林、多様な樹種、林
相からなり、明暗、色調に変化を有する森林、史跡、名勝等と一体となって潤いの
ある自然景観を構成している森林等の保健機能の高い森林であること。
(2) 地域の実情、利用者の意向等を踏まえ、森林の施業と施設の整備を一体的かつ計
画的に行い、森林資源の総合的な利用を促進することが適当であること。
(3) 施業の担い手となる森林組合等が存在し、森林の有する保健機能を高度に発揮さ
せるための森林の施業が可能であること。
(4) その森林の区域内における施設整備の状況及び見込み等からみて森林所有者によ
る施設の整備が行われる見込みのあること。
(5) 施設の設置により、その森林が現に有する保健機能以外の県土保全等の諸機能に
著しい支障を及ぼすおそれがないこと。
2 その他保健機能森林の整備に関する事項
(1) 保健機能森林の区域内の森林における施業の方法に関する指針
保健機能森林の施業は、森林の保健機能の一層の増進を図るとともに、施設の設
置に伴い低下する水源の涵か ん
養、県土保全等の機能を補完するため次の点に留意する
ものとする。
ア 造林
原則として、育成複層林にあっては、これを維持するための造林を推進するこ
と。育成単層林、天然生林にあっては、必要に応じて樹下植栽、受光伐、間伐等
を行うことにより育成複層林への誘導を推進すること。
イ 保育
健全な林分の維持とともに、利用者が快適に散策等を行えるよう適度な林内照
度を維持するため、間伐、除伐等の保育を積極的に行うこと。
-48-
ウ 伐採
自然環境の保全と景観の維持向上を図るため、原則として、皆伐以外の方法と
すること。
エ その他
(ア) 保健機能森林の有する優れた自然景観等の特色を踏まえた多様な森林の施業
を行うこと。
(イ) 森林の所有者、森林組合等森林施業の担い手が連携して森林の施業を行うこ
と。
(2) 保健機能森林の区域内における森林保健施設の整備に関する指針
施設の整備に当たっては、自然環境の保全、県土の保全及び文化財の保護に配慮
しつつ、地域の実情、利用者の意向等を踏まえて、各種の施設を適切に整備するこ
とによって、森林の保健機能の増進が適切に図られるよう努めるものとする。整備
する施設の具体的内容としては、多数の利用者が見込まれる次の施設とする。
(ア) 休養施設 【森林を利活用した快適性の増進のための施設】
休憩施設、森林浴施設、展望施設及びこれらに類す
る施設
(イ) 教養文化施設 【森林を利活用した学習活動、美術、工芸等の活動のた
めの施設】
森林博物館、樹木園、林業体験学習施設、野外劇場
及びこれらに類する施設
(ウ) スポーツ又はレクリ
エーション施設
【森林を利活用したスポーツ施設又はレクリエーション
に資するための施設】
野営場、遊歩道、広場、フィールド・アスレチック、
サイクリングロード、クロスカントリースキー場、
バードウォッチング施設、ロッジ、キャビン、バン
ガロー及びこれらに類する施設
(エ) 宿泊施設 【森林への滞在及び森林内の活動の利便性を増進するた
めの施設】
貸し別荘、ペンション及びこれらに類する施設
(オ) これらの施設の利用
上必要な施設
【(ア)から(エ)までに掲げる施設の利用上必要な施設】
販売施設、飲食施設、駐車場、案内施設、管理施設
及びこれらに類する施設
-49-
(3) その他必要な事項
ア 保健機能森林の管理及び運営の指針
森林の保全と両立した森林の保健機能の増進が図られることを旨とし、地域の
実情、利用者の意向等を踏まえて次の点に留意するものとする。
(ア) 森林の巡視、施設の保守点検等日常の管理を通じて、森林の保全及び施設の
維持・管理を行うとともに、これらの実施体制の確立に努めること。
(イ) 利用者の防火意識の啓発等山火事の未然防止に努めるとともに、防火体制の
整備及び防火施設の設置を図ること。
(ウ) 安全施設の設置等利用者の安全及び交通の安全確保と円滑化に努めること。
イ 保健機能森林における建築物の高さの指針
施設に係る建築物の高さは、対象森林の樹冠を構成する立木の期待平均樹高(そ
の立木が標準伐期齢に達したときに期待される樹高)未満とすること。
-50-
第6 計画量等
1 間伐立木材積その他の伐採立木材積
(1) 計画期間総数(平成29年度~平成38年度)
総 数 針葉樹 広葉樹 総 数 針葉樹 広葉樹 総 数 針葉樹 広葉樹
4,776 3,211 1,565 3,196 1,631 1,565 1,580 1,580 -
753 535 218 477 259 218 276 276 -
487 388 99 315 216 99 172 172 -
123 85 38 76 38 38 47 47 -
127 68 59 105 46 59 22 22 -
1,600 1,019 581 1,190 609 581 410 410 -
260 214 46 155 109 46 105 105 -
1,200 767 433 722 289 433 478 478 -
226 135 91 156 65 91 70 70 -
(2) 前半5年分の計画量(平成29年度~平成33年度)
総 数 針葉樹 広葉樹 総 数 針葉樹 広葉樹 総 数 針葉樹 広葉樹
2,324 1,548 776 1,584 808 776 740 740 -
365 257 108 236 128 108 129 129 -
236 187 49 156 107 49 80 80 -
60 41 19 38 19 19 22 22 -
62 33 29 52 23 29 10 10 -
782 494 288 590 302 288 192 192 -
126 103 23 77 54 23 49 49 -
583 368 215 358 143 215 225 225 -
110 65 45 77 32 45 33 33 -
岩 泉 町
山 田 町
岩 泉 町
区 分総 数 主 伐
単位 材積:1,000㎥
久 慈 市
洋 野 町
普 代 村
田 野 畑 村
田 野 畑 村
単位 材積:1,000㎥
区 分
総 数
野 田 村
野 田 村
市
町
村
別
内
訳
市
町
村
別
内
訳
間 伐
宮 古 市
宮 古 市
主 伐 間 伐総 数
普 代 村
総 数
洋 野 町
久 慈 市
山 田 町
-51-
2 人工造林及び天然更新別の造林面積
(1) 計画期間総数(平成29年度~平成38年度)
単位 面積:ha
(2) 前半5年分の計画量(平成29年度~平成33年度)
単位 面積:ha
2,150
520
人工造林
久 慈 市
岩 泉 町 2,450 300
市
町
村
別
内
訳
普 代 村
230
710
山 田 町 710 250
宮 古 市
山 田 町 340 110
590
岩 泉 町
270
700
天然更新
1,420
区 分
5,030 690 4,340
230
190
前半5年分の計画量(H29~H33)
1,070
40
470
990
7,218
野 田 村
1,350
380
110
総数
9,420 1,670
天然更新
総 数 19,488 3,840 15,648
洋 野 町
2,180
総数 人工造林
510 1,500
460
50
160
70 450
220
久 慈 市
田 野 畑 村
洋 野 町
市
町
村
別
内
訳
90
610
910
区 分計画期間総数 (H28~H37)
野 田 村
総 数
普 代 村
田 野 畑 村
2,790
5,798
宮 古 市 3,480 610 2,870
290
7,750
340
1,080
490
-52-
3 間伐面積
岩 泉 町 8,560 4,030
山 田 町 1,880 880
単位 面積:ha
区 分
市
町
村
別
内
訳
(H29~H33)
面 積
野 田 村
久 慈 市
洋 野 町
普 代 村
390
4,940 2,310
3,080
(H29~H38)
計 画 期 間 総 数 前 半 5 年 分 の 計 画 量
1,250田 野 畑 村
28,270 13,240総 数
590
840
1,430
390
宮 古 市 7,330 3,430
180
-53-
4 林道の開設及び拡張に関する計画
単位 延長:km、面積:ha
開設/拡張
種 類 区 分位置
(市町村)路 線 名
延長及び箇所数
利用区域面積
うち前半5年分
対図番号
備 考
滝 ノ 沢 3.70 1,490 -
間 瀬 明 神 2.00 1,139 -
寒 長 根 2 号 10.00 534 -
中 清 水 3.80 244 -
高 堂 2.60 67 -
小 屋 畑 2.00 76 -
地 京 沢 2.00 53 -
岩井川(左岸) 2.40 135 -
間 瀬 明 神 10.00 1,139 -
木 藤 古 1.30 60 -
長 屋 地 2.80 117 -
高 成 沢 1.30 109 -
日 野 沢 1 号 1.30 170 -
日 野 沢 2 号 2.50 90 -
宅 石 ・ 桑 原 1.40 91 -
戸 呂 町 6 号 1.30 145 -
川 井 1 号 1.60 243 -
繋 3 号 1.30 179 -
来 内 1 号 1.00 97 -
馬 渡 川 1.90 84 -
田 高 良 2 号 2.20 89 -
21 路 線 58.40
0 路 線 -
21 路 線 58.40
八 木 玉 川 3.58 253 ○
八 木 玉 川 2 号 0.94 33 -
林業専用道 赤 石 南 3.40 150 -
3 路 線 7.92
1 路 線 3.58
2 路 線 4.34
林業専用道 野 田 村 玉 川 和 野 平 線 1.90 134 ○
1 路 線 1.90
1 路 線 1.90
0 路 線 -
牛 伏 高 徳 8.12 729 ○
沖 2.00 70 ○
後 期
計
前 期
後 期
計
前 期
後 期
久 慈 市
計
前 期
宮 古 市林 道
開 設 自動車道
林 道洋 野 町
林 道
-54-
単位 延長:km、面積:ha
開設/拡張
種 類 区 分位置
(市町村)路 線 名
延長及び箇所数
利用区域面積
うち前半5年分
対図番号
備 考
落 合 2.30 100 ○
平 沢 3.20 544 ○
押 角 岩 穴 4.30 486 ○
根 田 茂 区 界 1.30 1,000 ○
尻 石 土 沢 2.00 450 ○
小 国 1.50 240 ○
川 井 袰 岩 2.00 520 ○
横 沢 桐 内 2 号 1.50 315 ○
桐 内 大 久 保 1.50 350 ○
下 山 坂 本 1.50 240 ○
片 巣 大 洞 2.00 300 ○
内 竹 1.50 450 ○
箱 石 1.00 329 ○
関 根 大 仁 田 0.50 340 ○
砥 石 沢 1.50 150 ○
五 内 0.50 50 ○
西 家 0.50 41 ○
山 桑 飛 の 沢 2.70 275 -
柴 野 飛 3.50 353 -
八 木 沢 ・ 花 輪 3.50 70 -
花 輪 ・ 老 木 3.50 50 -
千 鶏 3.00 90 -
前 刈 倉 ノ 沢 6.50 1,162 -
高 取 3.30 876 -
伊 佐 内 2.50 308 -
小 槌 2.10 122 -
う ま だ の 沢 0.60 161 -
ブ ド ウ 沢 1.20 68 -
西 山 岩 田 4.50 2,500 -
明 戸 達 曽 部 2.00 361 -
川 内 2.00 640 -
中 の 又 1.50 400 -
大 洞 沢 0.50 140 -
向 大 畑 1.50 370 -
巣 食 沢 1.00 100 -
門 馬 0.50 49 -
38 路 線 84.62
19 路 線 38.72
林 道 宮 古 市
開 設 自動車道
計
前 期
-55-
単位 延長:km、面積:ha
開設/拡張
種 類 区 分位置
(市町村)路 線 名
延長及び箇所数
利用区域面積
うち前半5年分
対図番号
備 考
19 路 線 45.90
三 田 貝 2.00 310 ○
砂 子 0.70 331 ○
関 の 沢 6.20 620 ○
作 沢 3.50 303 ○
4 路 線 12.40
4 路 線 12.40
0 路 線 -
林 道 田 野 畑 村 平 波 沢 5.20 281 ○
1 路 線 5.20
1 路 線 5.20
0 路 線 -
合 計 68 路 線 170.44
前 期 26 路 線 61.80
後 期 42 路 線 108.64
改 良 茅 森 0.05 0.65 -
し げ り 沢 3.20 161 -
小 平 沢 2.80 263 -
矢 野 沢 3.20 579 -
茅 森 1.00 771 -
柏 木 3.70 159 -
6 路 線 13.95
0 路 線 -
6 路 線 13.95
相 沢 0.75 240 ○
安 庭 害 鷹 森 1.00 757 ○
倉 の 沢 2.50 1,872 ○
坂 本 沢 2.00 1,492 ○
土 沢 1.00 536 ○
桜 庭 0.50 137 ○
向 田 0.50 358 ○
坂 本 0.50 53 ○
折 巣 内 沢 1.00 180 ○
夏 屋 1.00 95 ○
留 内 1.00 243 ○
明 戸 0.50 40 ○
小 坂 1.20 233 ○
う ま だ の 沢 1.20 103 -
拡 張
改 良 林 道 宮古市
開 設 自動車道
林業専用道 岩 泉 町
後 期
計 画 区
後 期
林 道
計
計
林 道 岩 泉 町
計
前 期
後 期
久慈市
前 期
後 期
前 期
舗 装
-56-
単位 延長:km、面積:ha
開設/拡張
種 類 区 分位置
(市町村)路 線 名
延長及び箇所数
利用区域面積
うち前半5年分
対図番号
備 考
大 柴 1.00 130 -
横 沢 荒 川 1.00 7,255 -
折 壁 1.50 506 -
安 庭 害 鷹 森 1.00 757 -
櫻 野 1.00 58 -
野 星 1.00 71 -
板 木 沢 2 号 1.00 148 -
三 垂 1.00 441 -
寺 の 沢 1.00 227 -
向 の 沢 1.00 104 -
岩 突 張 0.50 162 -
片 金 0.30 112 -
沼 の 浜 新 田 2.40 111 ○
坂 本 沢 0.60 1,492 ○
大 鰐 谷 2.50 249 -
芋 野 2.00 269 -
青 倉 3.00 465 -
30 路 線 36.45
15 路 線 16.45
15 路 線 (1) 20.00
改 良 林 道 岩 泉 町 八 戸 ・ 川 内 0.08 6,988 ○
1 路 線 0.08
1 路 線 0.08
0 路 線 -
合 計 37 路 線 50.48
前 期 16 路 線 16.53
後 期 21 路 線 (1) 33.95
注 ( )の路線数は、前期の継続路線で外数字である。
計
前 期
後 期
拡 張
改 良 林 道
宮古市
計 画 区
計
舗 装 林 道
前 期
後 期
-57-
5 保安林の整備及び治山事業に関する計画
(1) 保安林として管理すべき森林の種類別面積等
32,700
15,204
15,713
2,415
の内訳の合計に一致しないことがある。
② 計画期間内において保安林の指定又は解除を相当とする森林の種類別の所在及び面積等
山 根 町 140
山 形 町 160
和 井 内 78
腹 帯 60
刈 屋 40
小 国 40
江 繫 228
荒 川 34
豊 間 根 20
安 家 55
上 有 芸 40
二 升 石 20
門 50
玉 川 74
萩 牛 60
沼 袋 45
計 1,144
前 期 500
後 期 644
久 慈 市 宇部、小久慈ほか 18
野 田 村 野田、玉川 6
普 代 村 普代、太田名部 6
長 沢 3
老 木 3
津 軽 石 1
板 屋 1
41
30
-
3
9
1
宮 古 市
山 田 町24
10
岩 泉 町
-
20
10
30
田 野 畑 村
宮 古 市
55
30
20
20
80
水 源 の 涵かん
養
水
源
涵
かん
養
災
害
防
備
3
① 保安林として管理すべき森林の種類別の計画期末面積
保健、風致の保存等のための保安林
災 害 防 備 の た め の 保 安 林
総 数 ( 実 面 積 ) 32,684
土砂の流出の防備
土砂の崩壊の防備
40
90久 慈 市
15,567
区 域う ち 前 半5 年 分
2,411
単位 面積:ha
指 定 又 は 解 除 を必 要 と す る 理 由
備 考
単位 面積:ha
保 安 林 の 種 類
面 積
備 考
注 総数欄は、2以上の目的を達成するために指定される保安林があるため、水源涵かん
養のための保安林等
うち前半5年分
水 源 涵かん
養 の た め の 保 安 林 14,706
指定/
解除種 類
森 林 の 所 在
市 町 村
面 積
1
指 定
3
3
-58-
山 口 2
長 根 1
小 沢 1
根 市 1
田 老 10
川 井 24
古 田 2
荒 川 3
大 沢 6
船 越 6
飯 岡 1
織 笠 1
二 升 石 14
岩 泉 5
乙 茂 3
島 越 13
年 呂 部 6
田 野 畑 15
計 152
前 期 78
後 期 74
久 慈 市 山 形 町 5
宮 古 市 田 老 2
山 田 町 船 越 3
計 10
前 期 5
後 期 5
1,306
583
723
久 慈 市 山根町、山形町 2
野 田 村 玉 川 2
計 4
前 期 2
後 期 2
久 慈 市 宇部、小久慈ほか 2
野 田 村 野田、玉川 2
普 代 村 普代、太田名部 2
1
宮 古 市
山 田 町
田 野 畑 村 4
岩 泉 町
3
-
15
2
1
公 益 上 の 理 由
保健・風致等
水
源
涵 かん
養
1
1
災
害
防
備
12
3
土砂の流出の防備
土砂の崩壊の防備
1
公 衆 の 保 健
公 益 上 の 理 由
1
1
合 計
前 期
6
1
-
3
1
2
4
-
1
後 期
1
災害防備
解
除
指 定
-
-
単位 面積:ha
指定/
解除種 類
森 林 の 所 在指 定 又 は 解 除 を必 要 と す る 理 由
備 考
面 積
市 町 村 区 域う ち 前 半5 年 分
-59-
計 6
前 期 3
後 期 3
久 慈 市 大川目町、山形町 2
宮 古 市 崎 山 1
山 田 町 船 越 1
計 4
前 期 3
後 期 1
14
8
6
注 該当がないものは「-」で示した。
③ 計画期間内において指定施業要件の整備を相当とする森林の面積
伐 採 の 方 法 の変 更 面 積
皆伐面積の変 更 面 積
間 伐 率 の変 更 面 積
植 栽 の変更面積
- - 500 100
- - 2,500 500
- - 500 -
- - 3,500 600
注 該当がないものは「-」で示した。
(2) 保安施設地区として指定することを相当とする土地の所在及び面積等
該当なし。
指定/
解除種 類
公 益 上 の 理 由
1
1
保
健
・
風
致
等
森 林 の 所 在 面 積
市 町 村 区 域
単位 面積:ha
指 定 又 は 解 除 を必 要 と す る 理 由う ち 前 半
5 年 分
種 類指 定 施 業 要 件 の 整 備 区 分
択 伐 率 の変 更 面 積
単位 面積:ha
備 考
計 500
災 害 防 備 -
保健、風致の 保 存 等
水 源 涵かん
養 500
-
1
前 期
後 期
災害防
備
合 計
解
除
-60-
(3) 実施すべき治山事業の数量
野 田 村 前 浜 1
害 鷹 森 1
夏 屋 1
明 戸 1
堺 の 神 1
摂 待 1
田 老 1
浦 の 浜 1
前 須 賀 1
滝 野 1
甲 地 1
外 山 1
毛 無 森 1
小 本 1
田 野 畑 1
明 戸 1
合 計 16
前 期 12
後 期 4
寺 里 2
小 出 町 1
玉 の 脇 1
洋 野 町 鹿 糠 1
野 田 村 小 谷 地 1
根 市 1
山 口 1
川 井 1
伊 佐 内 1
向 田 1
田 老 1
上 町 1
前 刈 沢 1
津 軽 石 1
上 沖 1
山地治山
単位 地区
備 考主 な 工 種う ち 前 半5 年 分
種類
森 林 の 所 在
1
治 山 事 業 施 行 地 区 数
市 町 村 区 域
1
1
1
1
-
1
1
-
1
-
-
1
1
-
-
2
1
1
1
1
1
-
-
保安林整備
森林整備
宮 古 市
山 田 町
岩 泉 町
田 野 畑 村
1
1
久 慈 市渓間工
山腹工
宮 古 市
渓間工
-
1
山腹工1
1
1
-61-
単位 地区
備 考主 な 工 種う ち 前 半5 年 分
種類
森 林 の 所 在 治 山 事 業 施 行 地 区 数
市 町 村 区 域
内 構 1
浜 川 目 1
大 浦 1
飯 岡 1
織 笠 1
中 島 1
二 升 石 1
岩 泉 1
安 家 大 平 1
神 成 1
松 前 沢 1
年 呂 部 1
田 野 畑 1
沼 袋 1
島 越 1
合 計 31
前 期 19
後 期 12
野 田 村 前 浜 1
宮 古 市 田 老 1
浦 の 浜 1
小 谷 鳥 1
田 野 畑 村 明 戸 1
合 計 5
前 期 5
後 期 -
6 要整備森林の所在及び面積並びに要整備森林について実施すべき森林施業の方法及び時期
該当なし。
山地治山
山 田 町
1
渓間工1
1
1山腹工
-
岩 泉 町
1
渓間工-
-
-
1 山腹工
田 野 畑 村
1
渓間工-
1
-
- 山腹工
1
1
防災林造成
1
森林整備
1
山 田 町1
-62-
第7 その他必要な事項
1 保安林その他制限林の施業方法単位 面積:ha
市 町 村 区 域
久慈市 2,215.72
(土流) (14.56) 別紙1の 注3
(保健) (223.03) とおり 参照
(県立二) (233.09)
野田村 2~13,21~41 1,237.63
(土流) (0.12)
宮古市 7,836.54
(雪崩) (0.20)
(砂防指定) (5.19)
岩泉町 2,197.48
(土流) (0.80)
(保健) (56.30)
(県立二) (736.45)
田野畑村 119, 125~127 250.25
洋野町 1231, 1238 68.31
種類計 13,805.93
(土流) (15.48)
(雪崩) (0.20)
(保健) (279.33)
(砂防指定) (5.19)
(県立二) (969.54)
久慈市 2,230.80
(水かん) (14.56)
(飛砂) (0.35)
(魚つき) (1.42)
(保健) (104.43)
(砂防指定) (0.15)
(県立二) (91.45)
洋野町 86,120,123 71.29
(干害) (15.63)
(保健) (40.62)
野田村 35.22
(水かん) (0.12)
(土崩) (0.19)
普代村 117.59
(土崩) (0.17)
(砂防指定) (1.49)
(国立二) (4.66)
(国立三) (4.54)
宮古市 3,648.22
(雪崩) (3.58)
(砂防指定) (2.95)
(国立二) (3.43)
(国立三) (65.72)
(国立普)
土
砂
流
出
防
備
保
安
林
84,120,130,160,166,182,196,1451,1459,1462,1475~1477,1485,1487,1488,1531~1534,1537,1547,1548,1560
水
源
か
ん
養
保
安
林
備考施業方法種類森 林 の 所 在 ( 林 班 )
面 積
186, 207, 215, 367, 404, 407~411, 420~434, 549~551,569~571, 577
59~63,122,1380,1383,2542,2551~2570,2609,2621~2629,2631~2655,2667,2668,2671~2677,2679~2682,2684~2696,2701~2707,2777~2780,2789~2792,3027,3045, 3050, 3074,3080,3148,3149,3181,3182,3273~3275,3278~3280,3282~3284,3287,3304,3306~3319,3338,3339,3360,3361
7, 15,19,20,24,32~34,36,55,60,62,109,110,131,132,134,144,147,148,156,158,159,161,174,177,182,186,192, 214,219,233,234,240,249~251,309,314,1337,1340,1354~1356,1389,1395,1398,1402,1407,1414,1415,1429,1430,1434,2444,2450,2452,2453,2456,2464,2471,2532,2544,2546~2548,2590,2591,2594,2606,2608,2630,2656,2697~2701,2721,2724,2725,2762,2763,2769,2803,3006,3007,3013,3026,3030,3034,3036,3037,3041,3046,3047,3063,3065,3072~3074,3079,3089,3091,3095~3097,3117,3123,3148,3156~3160,3165,3166,3177,3183,3188,3189,3192~3199,3207,3216~3219,3222,3228,3229,3237,3240,3246~3250,3252~3256,3265,3266,3274,3287,3291~3294,3300,3303~3305,3329~3335,3340,3342~3345,3347,3348,3350,3354,3355
2~4,10~17,21,28,33,36~38,55,58,59,63~65,71~75,82~89,175,176,178,203~209,218,228,230~232,234~237,239~244,246~248,255~258,263,264,266~271,291,292,1378,1422,1432,1452,1453,1468,1472,1476,1486,1487,1493,1533,1534,1536,1540,1542,1552
40,48,50,51,53,70,79,82,83
9, 16, 18~21, 32, 38, 39, 49~51, 53, 62
-63-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
山田町 93.43
(国立二) (1.01) 別紙1の 注3
とおり 参照
岩泉町 6,502.87
(水かん) (0.80)
(土崩) (8.31)
(砂防指定) (7.53)
(国立特) (0.12)
(史跡名勝) (107.14)
田野畑村 62.67
種類計 12,762.09
(水かん) (15.48)
(土崩) (8.67)
(飛砂) (0.35)
(干害) (15.63)
(雪崩) (3.58)
(魚つき) (1.42)
(保健) (145.05)
(砂防指定) (12.12)
(国立特) (0.12)
(国立二) (9.10)
(国立三) (70.26)
(県立二) (91.45)
(史跡名勝) (107.14)
久慈市 232.07
(魚つき) (14.53)
(保健) (30.17)
(砂防指定) (6.13)
(国立二) (11.85)
(県立二) (30.67)
洋野町 1197,1214 5.64
野田村 20.51
(土流) (0.19)
(魚つき) (15.92)
(国立二) (1.22)
(国立三) (3.06)
普代村 9,32,54 4.43
(土流) (0.17)
宮古市 539.83
(魚つき) (2.67)
(国立一) (0.92)
(国立二) (1.68)
(鳥保護) (0.35)
(都市風致) (0.35)
(急傾斜) (0.35)
山田町 17.83
(潮害) (0.53)
(魚つき) (12.80)
(国立二) (13.33)
(史跡名勝) (3.28)
土
砂
流
出
防
備
保
安
林
土
砂
崩
壊
防
備
保
安
林
1,45,47,48,73,80,82,83
21,24,52~54,56
76,93,145,154,155,158,159,177,192,222,269,1352,1384,1389,1428,1429,1431,1433,2437,2440,2443,2457,2459,2485,2486,2491, 2494,2495,2498,2501,2505,2555,2556,2569,2586,2590,2597,2620,2630,2661,2664,2665,3005,3012,3016,3018,3020,3044,3053,3054,3068,3143,3192,3211,3212,3238,3239,3250,3252~3254,3256,3292~3296,3298,3299,3335~3337,3339,3341,3345,3346,3353,3356,3357
2,5,14,34,42,53,54,68~70,75,87~90,177~179,195~197,200,206,223,234,236,237,239,244,255,262,266,267,269,271,272,276,1542,1555
14,17,25,30,31,37,62,66,105,114,115,121,125
3,7~9,11~15,28~34,36~38,43,45~52,59,60,62,90,92~94,102~104,106~108,110,112,117,118,124,125,134,143,156,157,164~168,181,201,202,220,231,233,241~250,269~271,281,290,291,307,308,320,327,335,344,351,354,361,364,368,369,371~373,379,386,388,437~440,443,450, 452, 453, 461, 462, 476~479, 482, 487,495, 505, 511~513, 515, 519, 524, 525, 540, 541, 546~548, 552~555, 565, 566, 569, 571, 578, 607, 609,661, 662
11,14,15,22,40, 50~52,59,76,78,87,88,124
-64-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
岩泉町 1,070.02
(土流) (8.31) 別紙1の 注3
(保健) (147.62) とおり 参照
(砂防指定) (2.54)
(史跡名勝) (61.17)
田野畑村 24,26,37,39, 58,97 9.77
(魚つき) (0.83)
(国立特) (0.05)
(国立二) (0.14)
種類計 1,900.10
(土流) (8.67)
(潮害) (0.53)
(魚つき) (46.75)
(保健) (177.79)
(砂防指定) (8.67)
(国立特) (0.05)
(国立一) (0.92)
(国立二) (28.22)
(国立三) (3.06)
(県立二) (30.67)
(鳥保護) (0.35)
(都市風致) (0.35)
(史跡名勝) (64.45)
(急傾斜) (0.35)
久慈市 37,243 0.51
(土流) (0.35)
(魚つき) (0.06)
洋野町 99 0.52
宮古市 131 0.08
山田町 13 3.30
種類計 4.41
(土流) (0.35)
(魚つき) (0.06)
久慈市 294~296 6.59
洋野町 142,143 14.88
野田村 43 25.37
普代村 61 0.62
宮古市 219,220 0.92
(急傾斜) (0.92)
岩泉町 132.13
種類計 180.51
(急傾斜) (0.92)
久慈市 244,295 2.36
洋野町 99,105 2.47
土
砂
崩
壊
防
備
保
安
林
13,29,30,33,142~144,149,159,161,162,164,165,168,170,174,175,177,179~181,184,185,187~193,199,200,203,204,207~209,211~214,216,220,229,233,234,238,239,242~244,248,251~253,268,279,280,286,299~301,303,305~308,311,313~317,327,353,354,361,364,365,373,375,376,388~391,397~400,436,440,444,445,450,465,482,483,487,489~492,494, 496, 497, 516,523, 528, 529, 545, 551, 561, 566, 567, 575, 580
飛
砂
防
備
保
安
林
防
風
保
安
林
36,41,42,114,115,122
潮害防備保
安
林
-65-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
野田村 50,78,80 14.79
(保健) (7.20) 別紙1の 注3
(国立三) (5.68) とおり 参照
普代村 52 1.65
(国立二) (1.65)
宮古市 222,255,1321,1374,1417,1430 43.21
(保健) (22.63)
(国立特) (3.04)
(国立一) (22.91)
(国立二) (8.62)
(鳥保護) (32.90)
(都市風致) (34.57)
(史跡名勝) (13.61)
(急傾斜) (3.38)
山田町 13,15,17,23,53 30.23
(土崩) (0.53)
(国立一) (21.89)
(国立二) (3.02)
(史跡名勝) (24.38)
岩泉町 1 1.90
(国立二) (1.90)
田野畑村 13 4.85
(国立二) (4.85)
種類計 110.46
(土崩) (0.53)
(保健) (29.83)
(国立特) (3.04)
(国立一) (44.80)
(国立二) (20.04)
(国立三) (5.68)
(鳥保護) (32.90)
(都市風致) (34.57)
(史跡名勝) (37.99)
(急傾斜) (3.38)
洋野町 86 76.47
(土流) (15.63)
(保健) (51.73)
田野畑村 5~8 21.20
(保健) (21.20)
(国立三) (0.75)
種類計 97.67
(土流) (15.63)
(保健) (72.93)
(国立三) (0.75)
久慈市 10.65
宮古市 152.62
(水かん) (0.20)
(土流) (3.58)
岩泉町 243,247,618 6.83
(史跡名勝) (1.17)
種類計 170.10
(水かん) (0.20)
(土流) (3.58)
(史跡名勝) (1.17)
な
だ
れ
防
止
保
安
林
干
害
防
備
保
安
林
潮
害
防
備
保
安
林
172,183,188,189,194
1380,1383,1384,1436,2496,2507,3237,3239,3240,3250~3252
-66-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
久慈市 305 2.09
(魚つき) (2.09) 別紙1の 注3
(国立二) (2.09) とおり 参照
宮古市 2506,2508,3358 73.96
種類計 76.05
(魚つき) (2.09)
(国立二) (2.09)
久慈市 172.01
(土流) (1.42)
(土崩) (14.53)
(飛砂) (0.06)
(落石) (2.09)
(砂防指定) (7.75)
(国立一) (10.71)
(国立二) (80.68)
洋野町 30.26
野田村 79.77
(土崩) (15.92)
(国立二) (20.85)
(国立三) (25.69)
普代村 98.30
(国立一) (11.73)
(国立二) (74.25)
(国立三) (2.94)
宮古市 802.93
(土崩) (2.67)
(保健) (7.32)
(国立特) (35.25)
(国立一) (199.65)
(国立二) (332.36)
(国立三) (166.33)
(鳥保護) (5.82)
(都市風致) (13.17)
(史跡名勝) (29.37)
山田町 193.15
(土流) (12.80)
(国立特) (39.08)
(国立二) (102.94)
(国立三) (1.15)
(史跡名勝) (16.25)
岩泉町 1,2 33.36
(国立二) (28.02)
田野畑村 143.95
(土崩) (0.83)
(国立特) (56.75)
(国立二) (56.32)
(国立三) (0.26)
(史跡名勝) (13.36)
種類計 1,553.73
(土流) (1.42)
(土崩) (46.75)
(飛砂) (0.06)
2,4,7,12~14,21,22,28,30,34,35,37~40,41,42,45,46,74~76,87,221,228~233,235,239,240,255,256,259,1321~1324,1387~1390,1393,1395,1396,1405~1407,1412,1413,1416,1417,1430,1431
1,2,8,9,12,13,24,26,27,37,39,40,42,43,124
2~8,13,17,18,24,25,54,70,78
32~34,36~38,41~43,52,54,295,297,300,305,306,308~310,312,314,315
落
石
防
止
保
安
林
魚
つ
き
保
安
林
9,10,25,26,43,53,59,99,104,143
1,40,44,45,48~50,80
1,2,10,18,19,53,54,61~63,65
-67-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
種類計
(落石) (2.09) 別紙1の 注3
(保健) (7.32) とおり 参照
(砂防指定) (7.75)
(国立特) (131.08)
(国立一) (222.09)
(国立二) (695.42)
(国立三) (196.37)
(鳥保護) (5.82)
(都市風致) (13.17)
(史跡名勝) (58.98)
久慈市 387.28
(水かん) (223.03)
(土流) (104.43)
(土崩) (30.17)
(県立二) (366.18)
洋野町 86 92.35
(土流) (40.62)
(干害) (51.73)
野田村 77,78 12.66
(潮害) (7.20)
(国立三) (5.68)
宮古市 222,231 30.63
(潮害) (22.63)
(魚つき) (7.32)
(国立一) (22.01)
(国立二) (8.62)
(鳥保護) (21.46)
(都市風致) (23.13)
(史跡名勝) (1.67)
(急傾斜) (3.38)
山田町 19 34.24
岩泉町 213,214,430~432 203.93
(水かん) (56.30)
(土崩) (147.62)
(県立二) (56.31)
田野畑村 5~8 21.20
(干害) (21.20)
(国立三) (0.75)
種類計 782.29
(水かん) (279.33)
(土流) (145.05)
(土崩) (177.79)
種類計
(潮害) (29.83)
(干害) (72.93)
(魚つき) (7.32)
(国立一) (22.01)
(国立二) (8.62)
(国立三) (6.43)
(県立二) (422.49)
(鳥保護) (21.46)
(都市風致) (23.13)
(史跡名勝) (1.67)
(急傾斜) (3.38)
196,197,200,203~208,230,1459,1462,1487,1533,1534,1536,1537,1542
保
健
保
安
林
魚
つ
き
保
安
林
-68-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
久慈市 1414,1423 2.61
別紙1の 注3
宮古市 180,184,2460,2462,3205,3212,3252 18.07
岩泉町 195 0.68
種類計 21.36
久慈市 100.67
(土流) (0.15) 別紙2の
(土崩) (6.13) とおり
(魚つき) (7.75)
(国立二) (6.21)
洋野町 79,82,116,127,1222 10.36
野田村 53,54,62,68,69 18.35
普代村 3,41~45,50,53 14.35
(土流) (1.49)
宮古市 146.97
(水かん) (5.19)
(土流) (2.95)
(国立二) (0.07)
(鳥保護) (0.07)
(都市風致) (0.07)
(急傾斜) (0.03)
山田町 23,41,43,62,63,100,104,105,112,114 17.34
岩泉町 102.85
(土流) (7.53)
(土崩) (2.54)
田野畑村 18.34
種類計 429.23
(水かん) (5.19)
(土流) (12.12)
(土崩) (8.67)
(魚つき) (7.75)
(国立二) (6.28)
(鳥保護) (0.07)
(都市風致) (0.07)
(急傾斜) (0.03)
宮古市 222,232,1321~1323 46.38
(潮害) (3.04)
(魚つき) (35.25)
(鳥保護) (8.86)
(都市風致) (3.04)
(史跡名勝) (21.32)
山田町 2,3 39.08
(魚つき) (39.08)
(史跡名勝) (8.30)
岩泉町 7 0.12
(土流) (0.12)
田野畑村 6,8,9,12,13,24,26,27 61.84
(土崩) (0.05)
(魚つき) (56.75)
(史跡名勝) (7.46)
風
致
保
安
林
20,26,32~34,37,38,40,41,51,52,54,230,235,239,240,243,249,250,253,273,1376,1462,1465,1493,1502,1504,1518,1519,1551,1552
47,53,54,69~71,118,119,127,131,139,145,150~152,197,198,210,213,218,221,222,234,235,275,276,279,282,284,290~293,316,1346,1354,1356,1357,1359,1360,1371~1373,1375,1376,1386,1410,2494,2503,2504,2547,2548,2616,2617,2658,2659,2684,2686,2696~2699,2701,2707,3045~3047,3121,3122,3125,3126,3129,3130,3263,3276,3277,3299,3341,3342
1,5,6,8,9,16,17,19~21,23,38,39,43~45,126,139,205,206,244,245,247,250~252,259~262,362,366,374,397,440,441,444,446,468,492,500,504,514, 523,527~529,531,536~538,542,545,562,563,565,578,579
砂
防
指
定
地
15,16,18,19,30,35~38,58,92,93,95,105,112,116,119,120,122
国
立
公
園
特
別
保
護
地
区
-69-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
種類計 147.42
(土流) (0.12) 別紙2の
(土崩) (0.05) とおり
(潮害) (3.04)
(魚つき) (131.08)
(鳥保護) (8.86)
(都市風致) (3.04)
(史跡名勝) (37.08)
久慈市 297,300,314,315 15.51
(魚つき) (10.71)
普代村 62,63,65 38.40
(魚つき) (11.73)
宮古市 293.93
(土崩) (0.92)
(潮害) (22.91)
(魚つき) (199.65)
(保健) (22.01)
(鳥保護) (28.70)
(都市風致) (28.70)
(史跡名勝) (14.19)
山田町 13,17 24.62
(潮害) (21.89)
(史跡名勝) (23.52)
種類計 372.46
(土崩) (0.92)
(潮害) (44.80)
(魚つき) (222.09)
(保健) (22.01)
(鳥保護) (28.70)
(都市風致) (28.70)
(史跡名勝) (37.71)
久慈市 123.87
(土崩) (11.85)
(落石) (2.09)
(魚つき) (80.68)
(砂防指定) (6.21)
野田村 41,44,45,48,49 29.99
(土崩) (1.22)
(魚つき) (20.85)
普代村 164.40
(土流) (4.66)
(潮害) (1.65)
(魚つき) (74.25)
宮古市 560.11
(土流) (3.43)
(土崩) (1.68)
(潮害) (8.62)
(魚つき) (332.36)
(保健) (8.62)
(砂防指定) (0.07)
(鳥保護) (17.77)
(都市風致) (33.37)
(史跡名勝) (15.65)
(急傾斜) (14.95)
国
立
公
園
第
一
種
特
別
地
域
14,21,22,27,28,30,34,35,37,38,222,228~231,233,1387~1389
34~37,41,42,297,300,305,306,308~310,312,314,315
1,10,18,19,52~54,61,62
2,4,11~14,23,39,40,41,221,222,228,229,231,233,235,239,240,255,256,259,1321,1323,1324,1387,1389,1390,1392,1393,1395,1396,1404~1407,1412,1413,1416,1417,1430,1431
国立公園特別保護地区
国
立
公
園
第
二
種
特
別
地
域
-70-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
山田町 335.22
(土流) (1.01) 別紙2の
(土崩) (13.33) とおり
(潮害) (3.02)
(魚つき) (102.94)
(史跡名勝) (10.44)
岩泉町 1,2,40 46.33
(潮害) (1.90)
(魚つき) (28.02)
田野畑村 129.29
(土崩) (0.14)
(潮害) (4.85)
(魚つき) (56.32)
種類計 1,410.90
(土流) (9.10)
(土崩) (28.22)
(潮害) (20.04)
(落石) (2.09)
(魚つき) (695.42)
(保健) (8.62)
(砂防指定) (6.28)
(鳥保護) (17.77)
(都市風致) (33.37)
(史跡名勝) (26.09)
(急傾斜) (14.95)
久慈市 310 14.30
野田村 53.15
(土崩) (3.06)
(潮害) (5.68)
(魚つき) (25.69)
(保健) (5.68)
普代村 61~65 33.14
(土流) (4.54)
(魚つき) (2.94)
宮古市 31~34,36,39,40,1389,1390 432.73
(土流) (65.72)
(魚つき) (166.33)
山田町 4~8 281.48
(魚つき) (1.15)
田野畑村 50.77
(干害) (0.75)
(魚つき) (0.26)
(保健) (0.75)
種類計 865.57
(土流) (70.26)
(土崩) (3.06)
(潮害) (5.68)
(干害) (0.75)
(魚つき) (196.37)
(保健) (6.43)
国
立
公
園
第
二
種
特
別
地
域
2~8,13~18,24,25,53,54
1,2,6,9,11~13,24,27,40,42,43,124
41,44,45,47~50,78国
立
公
園
第
三
種
特
別
地
域
1,2,5,6,8,9,11
-71-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
久慈市 601.62
(水かん) (233.09) 別紙2の
(土流) (91.45) とおり
(土崩) (30.67)
(保健) (366.18)
岩泉町 423~434,667 920.77
(水かん) (736.45)
(保健) (56.31)
種類計 1,522.39
(水かん) (969.54)
(土流) (91.45)
(土崩) (30.67)
(保健) (422.49)
久慈市 1460,1499,1560 203.55
岩泉町 667 27.39
種類計 230.94
宮古市 222,232 55.33
(土崩) (0.35)
(潮害) (32.90)
(魚つき) (5.82)
(保健) (21.46)
(砂防指定) (0.07)
(国立特) (8.86)
(国立一) (28.70)
(国立二) (17.77)
(都市風致) (47.52)
(史跡名勝) (23.34)
(急傾斜) (13.78)
種類計 55.33
(土崩) (0.35)
(潮害) (32.90)
(魚つき) (5.82)
(保健) (21.46)
(砂防指定) (0.07)
(国立特) (8.86)
(国立一) (28.70)
(国立二) (17.77)
(都市風致) (47.52)
(史跡名勝) (23.34)
(急傾斜) (13.78)
宮古市 221,222 110.78
(土崩) (0.35)
(潮害) (34.57)
(魚つき) (13.17)
(保健) (23.13)
(砂防指定) (0.07)
(国立特) (3.04)
(国立一) (28.70)
(国立二) (33.37)
(鳥保護) (47.52)
(史跡名勝) (32.75)
(急傾斜) (11.79)
180,181,190,196,197,200,203~209,1383,1384,1459~1462,1471,1487,1533,1534,1536,1537,1542,1560
都
市
計
画
法
に
よ
る
風
致
地
区
鳥
獣
保
護
区
特
別
保
護
地
区
県
立
自
然
公
園
第
二
種
特
別
地
域
県立自然公園第三種特
別
地
域
-72-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
種類計 110.78
(土崩) (0.35) 別紙2の
(潮害) (34.57) とおり
(魚つき) (13.17)
(保健) (23.13)
(砂防指定) (0.07)
(国立特) (3.04)
(国立一) (28.70)
(国立二) (33.37)
(鳥保護) (47.52)
(史跡名勝) (32.75)
(急傾斜) (11.79)
宮古市 54.80
(潮害) (13.61)
(魚つき) (29.39)
(保健) (1.67)
(国立特) (21.32)
(国立一) (14.19)
(国立二) (15.65)
(鳥保護) (23.34)
(都市風致) (32.75)
山田町 2,13,15,17,54 43.41
(土崩) (3.28)
(潮害) (24.38)
(魚つき) (16.25)
(国立特) (8.30)
(国立一) (23.52)
(国立二) (10.44)
岩泉町 456.55
(土流) (107.14)
(土崩) (61.17)
(雪崩) (1.17)
田野畑村 26,27,47 15.80
(魚つき) (13.36)
(国立特) (7.46)
種類計 570.56
(土流) (107.14)
(土崩) (64.45)
(潮害) (37.99)
(雪崩) (1.17)
(魚つき) (58.98)
(保健) (1.67)
(国立特) (37.08)
(国立一) (37.71)
(国立二) (26.09)
(鳥保護) (23.34)
(都市風致) (32.75)
岩泉町 205~207 165.34
種類計 165.34
221,222,228,232,234,236,1321,1322
207,239,242,314,347,351,387,388,615,617~619,661
県指定自然環境保
全
地
域
特
別
地
区
史跡名勝天然記念物にかかる森林
史
跡
名
勝
天
然
記
念
物
に
か
か
る
森
林
都
市
計
画
法
に
よ
る
風
致
地
区
-73-
市 町 村 区 域備考施業方法種類
森 林 の 所 在 ( 林 班 )面 積
宮古市 218 22.49
別紙2の
とおり
種類計 22.49
久慈市 32,230 1.03
洋野町 36,1205 1.54
野田村 72,77,83 0.31
普代村 20 0.15
宮古市 58.06
(土崩) (0.35)
(防風) (0.92)
(潮害) (3.38)
(保健) (3.38)
(砂防指定) (0.03)
(国立二) (14.95)
(鳥保護) (13.78)
(都市風致) (11.79)
山田町 15,23,52,56 4.21
岩泉町 3, 561 0.98
種類計 66.28
(土崩) (0.35)
(防風) (0.92)
(潮害) (3.38)
(保健) (3.38)
(砂防指定) (0.03)
(国立二) (14.95)
(鳥保護) (13.78)
(都市風致) (11.79)
急
傾
斜
地
崩
壊
危
険
区
域
県
環
境
緑
地
保
全
地
域
76,87,210,213, 219~222,1374~1376,1378,1388,2494,2504,3256,3341
-74-
注1 制限林の種類名の略字は下記のとおりである。
水かん = 水源かん養保安林 砂防指定 = 砂防指定地
土流 = 土砂流出防備保安林 国立特 = 国立公園特別保護地区
土崩 = 土砂崩壊防備保安林 国立一 = 国立公園第1種特別地域
飛砂 = 飛砂防備保安林 国立二 = 国立公園第2種特別地域
防風 = 防風保安林 国立三 = 国立公園第3種特別地域
潮害 = 潮害防備保安林 県立二 = 県立自然公園第2種特別地域
干害 = 干害防備保安林 県立三 = 県立自然公園第3種特別地域
雪崩 = 雪崩防止保安林 鳥保護 = 鳥獣保護区特別保護地区
魚つき = 魚つき保安林 都市風致 = 都市計画区域風致地区
保健 = 保健保安林 史跡名勝 = 史跡名勝天然記念物にかかる森林
急傾斜 = 急傾斜地崩壊危険区域
2 市町村欄の( )書きは重複する他の制限林の種類であり、面積欄の( )書きはその面積の内数である。
3 表の備考の記載は下記のとおり
ただし、平成13年度以前に指定した保安林で法改正による指定施業要件を変更していない保安林の指定施業要件
は下記のとおりである。
1 択伐
伐採年度ごとに択伐による伐採をすることができる立木材積の限度は、当該伐採年度の初日におけるその森林の
立木の材積に択伐率(当該伐採年度の初日における当該森林の立木材積から前回の択伐を終えたときの当該森林の
立木の材積を減じて得た材積を当該伐採年度の初日における当該森林の立木の材積で除して得た割合をいい、その
割合が10分の3を超えるときは10分の3とする。)を乗じた材積とする。ただし、保安林の指定後最初に行う択伐
にあっては、指定箇所ごとに定められている率を乗じた材積とする。
2 間伐
伐採年度ごとに間伐に係る伐採をすることができる立木の材積の限度は、原則として、当該伐採年度の初日にお
ける森林の立木の材積の10分の2を超えず、かつ、その伐採によりその森林に係る樹冠疎密度が10分の8を下った
としても当該伐採年度の翌伐採年度の初日から起算しておおむね5年後においてその森林の当該樹冠疎密度が10分
の8までに回復することが確実であると認められる範囲内の材積とする。
3 植栽
立木を伐採した後において当該伐採地が植栽によらなければ的確な更新が困難と認められるものについては、伐
採が終了した日を含む伐採年度の翌伐採年度の初日から起算して2年以内に、満1年以上の苗をおおむね1ha当た
り3,000本以上の割合で均等に分布するように植栽しなければならない。 なお、樹種については各保安林ごとに定
められているものに限る。
備考
-75-
別紙1 保安林の指定施業要件
事 項 基 準
1 伐採の方法
2 伐採の限度
3 植栽 (1)方法に係るもの 満1年以上の苗を、おおむね、1ヘクタール当たり伐採跡地につき適確な更新を図るために必要 なものとして農林水産省令で定める植栽本数以上の割合で均等に分布するように植栽するものとす る。
(2)期間に係るもの 伐採が終了した日を含む伐採年度の翌伐採年度の初日から起算して2年以内に植栽するものとす る。
(3)樹種に係るもの 保安機能の維持又は強化を図り、かつ、経済的利用に資することができる樹種として指定施業要 件を定める者が指定する樹種を植栽するものとする。
森林法施行令第4条別表第2 抜粋
(1)主伐に係るもの
イ 水源の涵養又は風害、干害若しくは霧害の防備をその指定の目的とする保安林にあっては、原 則として、伐採種の指定をしない。 ロ 土砂の流出の防備、土砂の崩壊の防備、飛砂の防備、水害、潮害若しくは雪害の防備、魚つき、 航行の目標の保存、公衆の保健又は名所若しくは旧跡の風致の保存をその指定の目的とする保安 林にあっては、原則として、択伐による。 ハ なだれ若しくは落石の危険の防止若しくは火災の防備をその指定の目的とする保安林又は保安 施設地区内の森林にあっては、原則として、伐採を禁止する。 ニ 伐採の禁止を受けない森林につき伐採をすることができる立木は、原則として、標準伐期齢以 上のものとする。
(2)間伐に係るもの イ 主伐に係る伐採の禁止を受けない森林にあっては、伐採をすることができる箇所は、原則とし て、農林水産省令で定めるところにより算出される樹冠疎密度が10分の8以上の箇所とする。 ロ 主伐に係る伐採の禁止を受ける森林にあっては、原則として、伐採を禁止する。
(1)主伐に係るもの イ 同一の単位とされる保安林等において伐採年度ごとに皆伐による伐採をすることができる面積 の合計は、原則として、当該同一の単位とされる保安林等のうちこれに係る伐採の方法として択 伐が指定されている森林及び主伐に係る伐採の禁止を受けている森林以外のものの面積の合計に 相当する数を、農林水産省令で定めるところにより、当該指定の目的を達成するため相当と認め られる樹種につき当該指定施業要件を定める者が標準伐期齢を基準として定める伐期齢に相当す る数で除して得た数に相当する面積を超えないものとする。 ロ 地形、気象、土壌等の状況により特に保安機能の維持又は強化を図る必要がある森林について は、伐採年度ごとに皆伐による伐採をすることができる一箇所当たりの面積の限度は、農林水産 省令で定めるところによりその保安機能の維持又は強化を図る必要の程度に応じ当該指定施業要 件を定める者が指定する面積とする。 ハ 風害又は霧害の防備をその指定の目的とする保安林における皆伐による伐採は、原則としてそ の保安林のうちその立木の全部又は相当部分がおおむね標準伐期齢以上である部分が幅20メート ル以上にわたり帯状に残存することとなるようにするものとする。 ニ 伐採年度ごとに択伐による伐採をすることができる立木の材積は、原則として、当該伐採年度 の初日におけるその森林の立木の材積に相当する数に農林水産省令で定めるところにより算出さ れる択伐率を乗じて得た数に相当する材積を超えないものとする。
(2)間伐に係るもの 伐採年度ごとに伐採をすることができる立木の材積は、原則として、当該伐採年度の初日におけ るその森林の立木の材積の10分の3.5を超えず、かつ、その伐採によりその森林に係る第1号(2) イの樹冠疎密度が10分の8を下ったとしても当該伐採年度の翌伐採年度の初日から起算しておおむ ね5年後においてその森林の当該樹冠疎密度が10分の8以上に回復することが確実であると認めら れる範囲内の材積を超えないものとする。
かん
-76-
別紙2 自然公園等の施業方法
区 分 施 業 の 方 法
国立公園
特別保護地区
国立公園第1種特別地区
国立公園第2種特別地域
国立公園
第3種特別地域
県立自然公園
第2種特別地域
県立自然公園
第3種特別地域
鳥獣保護区
特別保護地区
都市計画法による
風致地区
史跡名勝天然記念物
県指定自然環境保全地域
特別地区
1 30%以内の択伐とする。ただし、森林の群落構成に大きな変化を招くおそれの少ない場合は、例外 として2ヘクタール以内の皆伐を行うことができるものとし、伐区はつとめて分散することとする。
2 特別地区内の野生動植物保護地区については、禁伐とする。ただし、森林の群落構成に大きな変化 を招くおそれの少ない場合は、単木択伐をできるものとし、択伐率は現在蓄積の10%以内とする。
3 木竹を伐採する場合は、「岩手県自然環境保全条例」第15条第4項の規定に基づき知事の許可を受 ける必要がある。
1 皆伐 皆伐後の成林が確実と認められ、伐採区域の面積が1ヘクタールを越えないこと。
2 皆伐以外の伐採 建築物の建築その他工作物の建築または宅地の造成等の行為をするために必要最小限の伐採、 森林の択伐または森林区域外の伐採であり、伐採の行われる土地及びその周辺の土地の区域にお ける風致を損なう恐れが少ないこと。
3 木竹を伐採する場合には、風致地区内の建築等の規制に関する条例第3条に基づき知事の許可を 受ける必要がある。
指定の目的に応じた施業を行う。 史跡名勝天然記念物に関し、その現状を変更し、又は保存に影響を及ぼす行為をする場合は、「文化財保護法」第125条第1項の規定に基づき文化庁長官の許可を受ける必要がある。
1 木竹を伐採する場合は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」第29条第7項の 規定に基づき知事等の許可を受ける必要がある。
2 ただし、鳥獣の保護に支障がないと認められる単木択伐等を行う場合を除く。
伐採の方法は、国立公園第3種特別地域と同様とする。 木竹を伐採する場合は、「県立自然公園条例」第10条第4項の規定に基づき知事の許可を受ける必要がある。
全般的な風致の維持を考慮して施業を実施し、特に施業の制限を受けないものとする。 木竹に損傷を及ぼす行為等については、「自然公園法」第20条第3項の規定に基づき環境大臣の許可を受ける必要がある。
禁伐とする。 木竹に損傷を及ぼす行為等については、「自然公園法」第21条第3項の規定に基づき環境大臣の許可を受ける必要がある。
1 単木択伐法によるものであること。この場合、「自然公園法」第20条第3項の規定に基づき環境大 臣の許可を受ける必要がある。
2 単木択伐法は、次の基準に適合するものであること。 (1) 伐期齢は、標準伐期齢に見合う年齢に10年を加えたもの以上であること。 (2) 択伐率は、現在蓄積の10%以下であること。
1 択伐法によるものにあっては、次の基準に適合するものであること。 (1) 伐期齢は標準伐期齢に見合う年齢以上であること。 (2) 択伐率は用材林においては、現在蓄積の30%以下とし、薪炭林においては、現在蓄積の60%以下 であること。 (3) 公園事業に係る施設及び集団施設地区(以下「利用施設等」という。)の周辺において行われる 場合にあっては、単木択伐法によるものであること。
2 皆伐法による場合その伐区は、次の基準に適合するものであること。 (1) 伐期齢は標準伐期齢に見合う年齢以上であること。 (2) 1伐区の面積は2ヘクタール以内とする。ただし、樹冠疎密度が3を超え保残木を残す場合又は 利用施設等その他の主要な公園利用地点から望見されない場合は、伐区面積を増やすことができ る。 (3) 当該伐区が、皆伐法による伐採が行われた後、更新して5年を経過していない伐区に隣接してい ないこと。 (4) 利用施設等の周辺において行われるものでないこと。
いずれも「自然公園法」第20条第3項の規定に基づき環境大臣の許可を受ける必要がある。
伐採の方法は、国立公園第2種特別地域と同様とする。 木竹を伐採する場合は、「県立自然公園条例」第10条第4項の規定に基づき知事の許可を受ける必要がある。
-77-
区 分 施 業 の 方 法
県環境緑地保全地域
急傾斜地崩壊危険区域
砂防指定地
択伐とする。 伐採を行う場合は、「急傾斜地の崩壊による災害防止に関する法律」第7条の規定に基づき知事の許可を受ける必要がある。
択伐とする。 伐採を行う場合は、「砂防法施行条例」第5条の規定に基づき知事の許可を受ける必要がある。
伐採は、自然環境の保全に支障をおよぼさないよう配慮して行うものとする。 木竹を伐採する場合には、「岩手県自然環境保全条例」第23条に基づき知事に届出を行う必要がある。
-78-
2 その他必要な事項
(1) 森林関連情報の収集・精度向上の推進
県は、森林所有者に対する適切な森林施業等の指導や、森林経営計画の作成に必要
な情報提供等を行うため、森林関連情報の収集・精度向上を推進する。特に、森林所
有者情報については、森林法の一部改正により、平成 24 年4月以降、新たに森林の土
地の所有者となった者は市町村長への届出義務が課せられたことから、市町村と情報
の共有化を図るほか、国土利用計画法(昭和 49 年法律第 92 号)に基づく土地売買届
出、国土調査法(昭和 26 年法律第 180 号)に基づく地籍調査の成果等について情報収
集に努める。
(2) 林地保全等に配慮した森林施業に関する取組の促進
県は、伐採を行おうとする林業経営体に対して、伐採届出の提出時や県有林の立木
販売時等において、「伐採等森林施業に関する基本的な考えとその指標」(平成 12 年
5 月 森林施業に関する懇話会報告)等を踏まえた森林施業を指導してきたところであ
り、引き続き、市町村や関係団体等と連携し、林地の保全等に配慮した森林施業を指
導していく。
-79-
(附) 参 考 資 料
1 森林計画区の概況
(1) 市町村別土地面積及び森林面積
注1 区域面積は、全国都道府県市区町村別面積調による。
2 国有林面積は、東北森林管理局による林野庁所管面積(官行造林を含む)。
3 単位未満を四捨五入しているため、各数値の積み上げと総数は必ずしも一致しない。
(2) 地況(気候)
注1 気象庁アメダスデータ(2011~2015年)の平均値による。
川 井 35.4 -11.7 10.5 1,186
岩 泉 35.1 -11.9
小 本 34.0 -10.6 10.6 1,446 -
山 田 35.9 -8.9 11.3 1,415 -
普 代 村 6,966 6,005 280 5,725 86.2
野 田 村 8,080 6,926 1,895 5,031 85.7
南東)
西南西)
山 形 34.4 -14.1 9.4 1,156
10.5 1,153
99,236 92,345 31,183 61,162 93.1
43
-
国有林
93,914
総数②
334,893
115,733
年間降水量
53,637 86.0
75.7
42,222
22,417
82,603
22,935
森 林 面 積 森林比率
②/①×100
89.4
民有林
240,979
23,854
11,415
518
33,130
13,862
気 温
35.4
年平均
9,992
91.9
90.8
南南西)
86.2
1,351 25
最深積雪量
-
南東)
9.8
最 低
南西)
南南西)
11.1
1,263
68 南西)
-11.5
-10.0
1,410
-10.3
観測地
田 野 畑 村 13,460 1,631
普 代 10.1
30,292
125,915
26,281
洋 野 町
宮 古
最 高
宮 古 市
山 田 町
区域面積
総 数
①
374,739
62,350
区 分
市町村別内訳
久 慈 市
15,619
岩 泉 町
33.4
11,829
34.6
久 慈 34.3 -11.6 10.2
種 市
西南西)
単位 面積:ha、比率:%
- 北東)
主風の方向
単位 気温:℃、降水量:mm、積雪量:cm
1,232 35
-83-
(3) 土地利用の現況
注1 区域面積は、平成25年度版岩手県統計年鑑による。
2 単位未満を四捨五入しているため、各数値の積み上げと総数は必ずしも一致しない。
(4) 産業別生産額
注1 市町村民所得24年度統計表による。
2 単位未満を四捨五入しているため、各数値の積み上げと総数は必ずしも一致しない。
5,530 4,038 普 代 村 10,367 799 101 35 663
7,413 1,141
普 代 村
野 田 村 11,790 690 448 25 217 5,383
宮 古 市 125,915 115,733 2,769 609 2,160
91 6,966 6,005 398
265 10,707 15,923
3,808 7,519
岩 泉 町 28,343 1,713 1,151 297
523
731
20 378
1,089
569
第 1 次 産 業第3次産業第2次産業
117,607
27,878 208
156
439
水産業
64,295
21,242
97,740
16,408
3,356
810
12,302
36,447
11,841
1,502
2,350
6,804 6,590 1,337
25,667
3,388
森 林総 数
林 業
うち田
62,350
30,292
99,236
3,427
450
92,345
143
純生産額
644
総 数
10,390
181,375
5,717
2,442
3,029
1,113,401
94,615
88 29,338
138,589
704
2,389
2,301
5,325
3,930
121
総 数 うち宅地うち畑
142
農 地
2,099
999
374,739
22,935
3,790
458
334,893 14,180
8,080
448
53,637
563
区 分
宮 古 市
山 田 町
農 業
36,573
607
89 239 241
岩 泉 町
総 数
田 野 畑 村
市町村別内訳
久 慈 市
洋 野 町
市町村別内訳
田 野 畑 村
久 慈 市
洋 野 町
11,896
6,926
1,641
307 野 田 村
1,126
26,281 23,854 828
13,460 820
4,402
190
総 数
11,531
15,619
区 分
総 数
380 山 田 町
55 765 1,339
3,742
1,036
そ の 他
単位:百万円
単位:ha
1,599 259
307 4,792
-84-
(5) 産業別就業者数
注1 平成22年国勢調査による。
2 各市町村の総数は分類不能産業を含むため、産業別累計と一致しないことがある。
野 田 村 2,253 367 197 24 146
洋 野 町 8,930 1,427 1,198 86 143 2,340
4,406
水産業
3,731
山 田 町 8,646 1,545 319 101
18,298
第3次産業第2次産業
単位:人
26,784
305
2,548
17,308
9,541
農 業
5,188
1,026
総 数
73,345
687 89
4,524 350 10,135
615 1,073
39,924
16,534
197
1,182
404
6,486
区 分
市町村別内訳
久 慈 市
普 代 村
宮 古 市
岩 泉 町
田 野 畑 村
総 数
総 数
第 1 次 産 業
5,908 1,067 991 186
251 1,115
1,125 2,373
1,286
2,029 467 253 49
19 1,487
1,596
489 815 165
2,543
林 業
936 3,417
109
220
-85-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
240,979.42
47,865,134
778,258
1,095.70
--
7,223.90
291,630
24,113
5,432.29
362,579
25,184
総数
229,292.20
47,865,134
778,258
1,095.70
--
7,223.90
291,630
24,113
5,432.29
362,579
25,184
針葉
樹90,654.96
26,312,194
449,636
162.22
--
547.92
11,791
3,967
583.31
38,986
6,253
広葉
樹138,637.24
21,552,940
328,622
933.48
--
6,675.98
279,839
20,146
4,848.98
323,593
18,931
総数
81,590.59
23,150,885
426,969
205.03
--
548.31
16,177
4,181
698.39
47,743
6,484
針葉
樹80,281.66
22,993,001
423,608
162.22
--
455.61
11,390
3,840
537.47
36,536
5,839
広葉
樹1,308.93
157,884
3,361
42.81
--
92.70
4,787
341
160.92
11,207
645
総数
79,419.64
22,528,048
416,474
203.29
--
545.92
16,052
4,173
695.65
47,594
6,471
針葉
樹78,191.20
22,383,586
413,322
160.48
--
455.30
11,389
3,840
537.09
36,511
5,834
広葉
樹1,228.44
144,462
3,152
42.81
--
90.62
4,663
333
158.56
11,083
637
総数
2,170.95
622,837
10,495
1.74
--
2.39
125
82.74
149
13
針葉
樹2,090.46
609,415
10,286
1.74
--
0.31
1-
0.38
25
5
広葉
樹80.49
13,422
209
--
-2.08
124
82.36
124
8
総数
147,701.61
24,714,249
351,289
890.67
--
6,675.59
275,453
19,932
4,733.90
314,836
18,700
針葉
樹10,373.30
3,319,193
26,028
--
-92.31
401
127
45.84
2,450
414
広葉
樹137,328.31
21,395,056
325,261
890.67
--
6,583.28
275,052
19,805
4,688.06
312,386
18,286
総数
8,993.39
2,815,155
22,360
--
-82.03
389
118
51.09
2,775
425
針葉
樹8,814.46
2,784,407
21,926
--
-81.51
364
116
44.72
2,379
402
広葉
樹178.93
30,748
434
--
-0.52
25
26.37
396
23
総数
3,809.00
974,957
7,166
0.43
--
28.83
829
68
7.45
514
29
針葉
樹1,514.94
519,266
4,006
--
-9.84
33
10
--
-
広葉
樹2,294.06
455,691
3,160
0.43
--
18.99
796
58
7.45
514
29
総数
134,899.22
20,924,137
321,763
890.24
--
6,564.73
274,235
19,746
4,675.36
311,547
18,246
針葉
樹43.90
15,520
96
--
-0.96
41
1.12
71
12
広葉
樹134,855.32
20,908,617
321,667
890.24
--
6,563.77
274,231
19,745
4,674.24
311,476
18,234
20.82
--
--
--
--
--
-
11,666.40
--
--
--
--
--
-
育 成 単 層 林 総 数 育 成 単 層 林育 成 複 層 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
総数
総 数
2齢
級3
齢級
1齢
級区
分
2
森林
の現
況
(1) 齢
級別
森林
資源
表
竹林
天 然 林
立 木 地
天 然 生 林育 成 複 層 林
人 工 林
ア
総
数
無立
木地
総数
総 数
-86-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
14,178.61
1,162,740
61,813
17,390.48
2,165,703
92,182
15,480.09
2,432,632
81,272
15,834.05
2,984,543
82,116
総数
14,178.61
1,162,740
61,813
17,390.48
2,165,703
92,182
15,480.09
2,432,632
81,272
15,834.05
2,984,543
82,116
針葉
樹1,408.45
150,260
13,352
3,098.69
508,196
27,857
5,421.99
1,072,606
39,199
7,842.23
1,773,303
52,181
広葉
樹12,770.16
1,012,480
48,461
14,291.79
1,657,507
64,325
10,058.10
1,360,026
42,073
7,991.82
1,211,240
29,935
総数
1,478.67
157,555
13,537
3,182.84
517,630
28,119
5,515.07
1,084,628
39,520
7,849.73
1,769,957
51,951
針葉
樹1,351.48
146,455
12,999
3,064.32
503,349
27,573
5,396.87
1,068,085
39,015
7,744.06
1,753,412
51,583
広葉
樹127.19
11,100
538
118.52
14,281
546
118.20
16,543
505
105.67
16,545
368
総数
1,461.19
155,856
13,420
3,112.57
505,612
27,439
5,316.12
1,041,069
37,884
7,647.06
1,724,777
50,593
針葉
樹1,342.63
145,441
12,917
2,997.22
491,733
26,909
5,202.21
1,025,143
37,397
7,549.61
1,709,635
50,257
広葉
樹118.56
10,415
503
115.35
13,879
530
113.91
15,926
487
97.45
15,142
336
総数
17.48
1,699
117
70.27
12,018
680
198.95
43,559
1,636
202.67
45,180
1,358
針葉
樹8.85
1,014
82
67.10
11,616
664
194.66
42,942
1,618
194.45
43,777
1,326
広葉
樹8.63
685
35
3.17
402
16
4.29
617
18
8.22
1,403
32
総数
12,699.94
1,005,185
48,276
14,207.64
1,648,073
64,063
9,965.02
1,348,004
41,752
7,984.32
1,214,586
30,165
針葉
樹56.97
3,805
353
34.37
4,847
284
25.12
4,521
184
98.17
19,891
598
広葉
樹12,642.97
1,001,380
47,923
14,173.27
1,643,226
63,779
9,939.90
1,343,483
41,568
7,886.15
1,194,695
29,567
総数
58.76
3,909
356
35.41
4,689
262
59.07
9,232
318
96.08
19,369
572
針葉
樹56.55
3,775
350
29.56
3,994
235
20.38
3,603
147
92.62
18,856
565
広葉
樹2.21
134
65.85
695
27
38.69
5,629
171
3.46
513
7
総数
2.81
237
12
39.11
4,815
205
29.66
4,385
144
48.35
8,328
208
針葉
樹0.33
22
24.81
853
49
4.74
918
37
5.31
985
31
広葉
樹2.48
215
10
34.30
3,962
156
24.92
3,467
107
43.04
7,343
177
総数
12,638.37
1,001,039
47,908
14,133.12
1,638,569
63,596
9,876.29
1,334,387
41,290
7,839.89
1,186,889
29,385
針葉
樹0.09
81
--
--
--
0.24
50
2
広葉
樹12,638.28
1,001,031
47,907
14,133.12
1,638,569
63,596
9,876.29
1,334,387
41,290
7,839.65
1,186,839
29,383
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
天 然 生 林
7齢
級
総数
区分
4齢
級5
齢級
6齢
級
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
竹林
無立
木地
-87-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
14,239.55
3,228,196
73,646
18,112.90
4,567,812
81,999
22,075.74
5,905,422
81,927
26,577.62
7,032,846
73,611
総数
14,239.55
3,228,196
73,646
18,112.90
4,567,812
81,999
22,075.74
5,905,422
81,927
26,577.62
7,032,846
73,611
針葉
樹10,332.17
2,589,459
61,535
12,669.49
3,612,062
68,540
14,275.31
4,431,717
65,953
13,035.18
4,322,046
51,099
広葉
樹3,907.38
638,737
12,111
5,443.41
955,750
13,459
7,800.43
1,473,705
15,974
13,542.44
2,710,800
22,512
総数
10,321.07
2,576,359
61,001
12,595.76
3,567,528
67,383
13,724.70
4,269,894
63,762
11,970.44
3,987,394
47,494
針葉
樹10,189.26
2,556,082
60,791
12,406.42
3,541,881
67,343
13,669.04
4,261,052
63,701
11,916.03
3,977,286
47,434
広葉
樹131.81
20,277
210
189.34
25,647
40
55.66
8,842
61
54.41
10,108
60
総数
10,132.73
2,530,132
59,967
12,307.39
3,489,100
65,939
13,321.07
4,149,775
62,005
11,657.69
3,885,770
46,355
針葉
樹10,013.47
2,512,224
59,801
12,127.10
3,464,810
65,899
13,273.25
4,142,344
61,958
11,617.16
3,878,774
46,320
広葉
樹119.26
17,908
166
180.29
24,290
40
47.82
7,431
47
40.53
6,996
35
総数
188.34
46,227
1,034
288.37
78,428
1,444
403.63
120,119
1,757
312.75
101,624
1,139
針葉
樹175.79
43,858
990
279.32
77,071
1,444
395.79
118,708
1,743
298.87
98,512
1,114
広葉
樹12.55
2,369
44
9.05
1,357
-7.84
1,411
14
13.88
3,112
25
総数
3,918.48
651,837
12,645
5,517.14
1,000,284
14,616
8,351.04
1,635,528
18,165
14,607.18
3,045,452
26,117
針葉
樹142.91
33,377
744
263.07
70,181
1,197
606.27
170,665
2,252
1,119.15
344,760
3,665
広葉
樹3,775.57
618,460
11,901
5,254.07
930,103
13,419
7,744.77
1,464,863
15,913
13,488.03
2,700,692
22,452
総数
149.71
33,745
748
249.27
64,115
1,074
525.70
145,518
1,896
965.41
294,482
3,115
針葉
樹136.62
31,654
707
227.68
60,408
1,020
502.38
140,887
1,847
955.36
292,393
3,099
広葉
樹13.09
2,091
41
21.59
3,707
54
23.32
4,631
49
10.05
2,089
16
総数
96.12
16,548
325
167.41
34,428
534
325.60
75,269
893
456.42
113,698
1,053
針葉
樹6.23
1,709
37
35.18
9,734
176
101.16
29,168
394
160.80
51,324
555
広葉
樹89.89
14,839
288
132.23
24,694
358
224.44
46,101
499
295.62
62,374
498
総数
3,672.65
601,544
11,572
5,100.46
901,741
13,008
7,499.74
1,414,741
15,376
13,185.35
2,637,272
21,949
針葉
樹0.06
14
-0.21
39
12.73
610
11
2.99
1,043
11
広葉
樹3,672.59
601,530
11,572
5,100.25
901,702
13,007
7,497.01
1,414,131
15,365
13,182.36
2,636,229
21,938
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
8齢
級9
齢級
10
齢級 単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
11
齢級
育 成 単 層 林 育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
総 数
-88-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
26,976.05
6,833,673
52,842
19,815.69
4,800,824
27,518
9,695.23
2,267,714
9,611
5,620.68
1,339,199
4,857
総数
26,976.05
6,833,673
52,842
19,815.69
4,800,824
27,518
9,695.23
2,267,714
9,611
5,620.68
1,339,199
4,857
針葉
樹9,857.58
3,370,280
31,590
5,447.31
2,039,326
16,279
1,923.48
732,900
4,982
1,186.85
470,691
2,694
広葉
樹17,118.47
3,463,393
21,252
14,368.38
2,761,498
11,239
7,771.75
1,534,814
4,629
4,433.83
868,508
2,163
総数
7,998.48
2,772,239
26,209
3,310.29
1,316,118
11,006
775.16
325,147
2,526
481.23
224,451
1,484
針葉
樹7,943.71
2,763,484
26,181
3,284.98
1,312,855
11,001
763.50
322,781
2,519
469.09
221,772
1,477
広葉
樹54.77
8,755
28
25.31
3,263
511.66
2,366
712.14
2,679
7
総数
7,705.02
2,674,704
25,383
3,197.20
1,274,803
10,711
740.47
310,984
2,428
467.82
218,026
1,447
針葉
樹7,658.14
2,667,639
25,364
3,171.89
1,271,540
10,706
728.81
308,618
2,421
455.68
215,347
1,440
広葉
樹46.88
7,065
19
25.31
3,263
511.66
2,366
712.14
2,679
7
総数
293.46
97,535
826
113.09
41,315
295
34.69
14,163
98
13.41
6,425
37
針葉
樹285.57
95,845
817
113.09
41,315
295
34.69
14,163
98
13.41
6,425
37
広葉
樹7.89
1,690
9-
--
--
--
--
総数
18,977.57
4,061,434
26,633
16,505.40
3,484,706
16,512
8,920.07
1,942,567
7,085
5,139.45
1,114,748
3,373
針葉
樹1,913.87
606,796
5,409
2,162.33
726,471
5,278
1,159.98
410,119
2,463
717.76
248,919
1,217
広葉
樹17,063.70
3,454,638
21,224
14,343.07
2,758,235
11,234
7,760.09
1,532,448
4,622
4,421.69
865,829
2,156
総数
1,560.16
488,771
4,338
1,836.02
609,071
4,394
1,002.79
346,682
2,064
665.64
227,413
1,103
針葉
樹1,546.94
485,908
4,322
1,823.02
606,444
4,383
997.04
345,515
2,060
655.42
225,435
1,098
広葉
樹13.22
2,863
16
13.00
2,627
11
5.75
1,167
410.22
1,978
5
総数
750.63
205,375
1,573
708.34
195,953
1,188
360.98
104,189
497
161.51
43,341
164
針葉
樹364.52
120,135
1,081
339.31
120,027
895
156.26
61,758
375
61.74
23,272
118
広葉
樹386.11
85,240
492
369.03
75,926
293
204.72
42,431
122
99.77
20,069
46
総数
16,666.78
3,367,288
20,722
13,961.04
2,679,682
10,930
7,556.30
1,491,696
4,524
4,312.30
843,994
2,106
針葉
樹2.41
753
6-
--
6.68
2,846
28
0.60
212
1
広葉
樹16,664.37
3,366,535
20,716
13,961.04
2,679,682
10,930
7,549.62
1,488,850
4,496
4,311.70
843,782
2,105
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
15
齢級
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
12
齢級
13
齢級
14
齢級
育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
育 成 複 層 林
天 然 林
総 数 育 成 単 層 林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林
-89-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
3,210.22
796,350
2,402
2,578.91
662,192
1,522
1,203.16
331,985
699
880.68
251,974
476
総数
3,210.22
796,350
2,402
2,578.91
662,192
1,522
1,203.16
331,985
699
880.68
251,974
476
針葉
樹767.91
312,957
1,560
660.40
280,481
1,158
411.45
173,940
595
364.83
151,876
402
広葉
樹2,442.31
483,393
842
1,918.51
381,711
364
791.71
158,045
104
515.85
100,098
74
総数
295.42
150,328
888
225.87
129,714
665
151.44
86,132
353
115.59
65,619
222
針葉
樹294.03
150,002
888
223.90
129,374
665
150.14
85,869
353
113.78
65,311
222
広葉
樹1.39
326
-1.97
340
-1.30
263
-1.81
308
-
総数
286.06
145,583
863
220.57
126,942
653
146.78
83,804
345
113.01
64,229
219
針葉
樹285.20
145,385
863
218.60
126,602
653
145.48
83,541
345
111.20
63,921
219
広葉
樹0.86
198
-1.97
340
-1.30
263
-1.81
308
-
総数
9.36
4,745
25
5.30
2,772
12
4.66
2,328
82.58
1,390
3
針葉
樹8.83
4,617
25
5.30
2,772
12
4.66
2,328
82.58
1,390
3
広葉
樹0.53
128
--
--
--
--
--
総数
2,914.80
646,022
1,514
2,353.04
532,478
857
1,051.72
245,853
346
765.09
186,355
254
針葉
樹473.88
162,955
672
436.50
151,107
493
261.31
88,071
242
251.05
86,565
180
広葉
樹2,440.92
483,067
842
1,916.54
381,371
364
790.41
157,782
104
514.04
99,790
74
総数
425.62
143,911
587
386.73
132,464
432
247.28
82,098
224
207.96
71,058
147
針葉
樹425.62
143,911
587
386.28
132,374
432
241.25
81,084
223
203.53
70,098
146
広葉
樹-
--
0.45
90
-6.03
1,014
14.43
960
1
総数
71.97
23,662
87
112.50
31,714
72
59.93
15,795
22
80.27
19,256
27
針葉
樹46.41
18,507
82
50.22
18,733
61
19.87
6,881
18
28.19
9,424
20
広葉
樹25.56
5,155
562.28
12,981
11
40.06
8,914
452.08
9,832
7
総数
2,417.21
478,449
840
1,853.81
368,300
353
744.51
147,960
100
476.86
96,041
80
針葉
樹1.85
537
3-
--
0.19
106
119.33
7,043
14
広葉
樹2,415.36
477,912
837
1,853.81
368,300
353
744.32
147,854
99
457.53
88,998
66
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
総 数 育 成 単 層 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
16
齢級
17
齢級
18
齢級
19
齢級
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
-90-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
448.28
131,017
227
1,222.37
316,103
241
総数
448.28
131,017
227
1,222.37
316,103
241
針葉
樹230.66
95,046
202
427.53
174,271
238
広葉
樹217.62
35,971
25
794.84
141,832
3
総数
56.70
33,624
91
90.40
52,648
93
針葉
樹56.70
33,624
91
89.05
52,401
93
広葉
樹-
--
1.35
247
-
総数
54.81
32,399
88
87.22
50,837
91
針葉
樹54.81
32,399
88
85.87
50,590
91
広葉
樹-
--
1.35
247
-
総数
1.89
1,225
33.18
1,811
2
針葉
樹1.89
1,225
33.18
1,811
2
広葉
樹-
--
--
-
総数
391.58
97,393
136
1,131.97
263,455
148
針葉
樹173.96
61,422
111
338.48
121,870
145
広葉
樹217.62
35,971
25
793.49
141,585
3
総数
149.37
50,852
91
239.29
84,612
96
針葉
樹149.11
50,814
91
238.87
84,511
96
広葉
樹0.26
38
-0.42
101
-
総数
30.61
11,759
20
270.07
64,862
45
針葉
樹24.85
10,608
20
95.17
35,175
45
広葉
樹5.76
1,151
-174.90
29,687
-
総数
211.60
34,782
25
622.61
113,981
7
針葉
樹-
--
4.44
2,184
4
広葉
樹211.60
34,782
25
618.17
111,797
3
--
--
--
--
--
--
20
齢級 単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
育 成 複 層 林
天 然 林
総 数
21
齢級
以上
総数
区分
育 成 単 層 林 育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林
-91-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
33,726.85
6,831,319
100,787
106.49
--
537.56
17,474
2,866
550.24
39,089
4,293
総数
32,321.08
6,831,319
100,787
106.49
--
537.56
17,474
2,866
550.24
39,089
4,293
針葉
樹17,013.24
4,329,430
75,884
87.83
--
251.85
5,971
2,033
270.47
20,373
3,202
広葉
樹15,307.84
2,501,889
24,903
18.66
--
285.71
11,503
833
279.77
18,716
1,091
総数
16,192.15
4,053,710
74,355
90.55
--
251.64
6,060
2,038
273.91
20,591
3,211
針葉
樹16,102.32
4,040,298
74,142
87.83
--
249.64
5,964
2,031
270.22
20,359
3,199
広葉
樹89.83
13,412
213
2.72
--
2.00
96
73.69
232
12
総数
15,641.48
3,909,269
71,867
88.81
--
251.44
6,059
2,038
273.74
20,581
3,210
針葉
樹15,582.62
3,901,015
71,754
86.09
--
249.44
5,963
2,031
270.13
20,354
3,198
広葉
樹58.86
8,254
113
2.72
--
2.00
96
73.61
227
12
総数
550.67
144,441
2,488
1.74
--
0.20
1-
0.17
10
1
針葉
樹519.70
139,283
2,388
1.74
--
0.20
1-
0.09
51
広葉
樹30.97
5,158
100
--
--
--
0.08
5-
総数
16,128.93
2,777,609
26,432
15.94
--
285.92
11,414
828
276.33
18,498
1,082
針葉
樹910.92
289,132
1,742
--
-2.21
72
0.25
14
3
広葉
樹15,218.01
2,488,477
24,690
15.94
--
283.71
11,407
826
276.08
18,484
1,079
総数
718.71
217,481
1,429
--
-2.21
72
3.02
164
12
針葉
樹679.68
211,254
1,324
--
-2.21
72
0.25
14
3
広葉
樹39.03
6,227
105
--
--
--
2.77
150
9
総数
704.69
164,429
823
0.43
--
--
--
--
針葉
樹225.37
75,272
409
--
--
--
--
-
広葉
樹479.32
89,157
414
0.43
--
--
--
--
総数
14,705.53
2,395,699
24,180
15.51
--
283.71
11,407
826
273.31
18,334
1,070
針葉
樹5.87
2,606
9-
--
--
--
--
広葉
樹14,699.66
2,393,093
24,171
15.51
--
283.71
11,407
826
273.31
18,334
1,070
1.98
--
--
--
--
--
-
1,403.79
--
--
--
--
--
-
2齢
級3
齢級
イ
制限
林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
無立
木地
総数
1齢
級
育 成 複 層 林
人 工 林
育 成 単 層 林 育 成 複 層 林 総 数 育 成 単 層 林
区分
総数
総 数
総 数
竹林
天 然 林
立 木 地
天 然 生 林
-92-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
1,411.23
123,163
7,633
1,400.98
190,730
9,172
1,672.15
291,455
9,547
1,910.16
378,367
10,309
総数
1,411.23
123,163
7,633
1,400.98
190,730
9,172
1,672.15
291,455
9,547
1,910.16
378,367
10,309
針葉
樹401.70
45,199
3,870
734.60
117,852
6,328
1,171.83
226,093
7,517
1,391.74
303,661
8,464
広葉
樹1,009.53
77,964
3,763
666.38
72,878
2,844
500.32
65,362
2,030
518.42
74,706
1,845
総数
411.97
46,046
3,912
729.83
117,443
6,301
1,175.95
226,688
7,536
1,399.29
304,887
8,481
針葉
樹400.85
45,146
3,865
728.63
117,294
6,294
1,171.67
226,056
7,516
1,385.37
302,553
8,428
広葉
樹11.12
900
47
1.20
149
74.28
632
20
13.92
2,334
53
総数
399.19
44,855
3,829
720.21
115,977
6,206
1,130.80
216,146
7,087
1,360.42
296,322
8,208
針葉
樹393.81
44,361
3,804
719.62
115,903
6,203
1,127.78
215,706
7,073
1,353.37
295,174
8,183
広葉
樹5.38
494
25
0.59
74
33.02
440
14
7.05
1,148
25
総数
12.78
1,191
83
9.62
1,466
95
45.15
10,542
449
38.87
8,565
273
針葉
樹7.04
785
61
9.01
1,391
91
43.89
10,350
443
32.00
7,379
245
広葉
樹5.74
406
22
0.61
75
41.26
192
66.87
1,186
28
総数
999.26
77,117
3,721
671.15
73,287
2,871
496.20
64,767
2,011
510.87
73,480
1,828
針葉
樹0.85
53
55.97
558
34
0.16
37
16.37
1,108
36
広葉
樹998.41
77,064
3,716
665.18
72,729
2,837
496.04
64,730
2,010
504.50
72,372
1,792
総数
0.85
53
56.62
658
37
15.47
2,210
67
3.40
693
22
針葉
樹0.85
53
55.53
501
31
0.16
37
13.15
651
21
広葉
樹-
--
1.09
157
615.31
2,173
66
0.25
42
1
総数
--
-3.76
427
18
2.26
273
99.92
1,632
44
針葉
樹-
--
0.44
57
3-
--
3.22
457
15
広葉
樹-
--
3.32
370
15
2.26
273
96.70
1,175
29
総数
998.41
77,064
3,716
660.77
72,202
2,816
478.47
62,284
1,935
497.55
71,155
1,762
針葉
樹-
--
--
--
--
--
-
広葉
樹998.41
77,064
3,716
660.77
72,202
2,816
478.47
62,284
1,935
497.55
71,155
1,762
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
総 数 育 成 単 層 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
4齢
級5
齢級
6齢
級7
齢級
-93-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
1,567.89
362,331
7,658
2,338.26
567,918
9,816
4,393.98
1,156,383
15,116
4,535.19
1,191,962
12,321
総数
1,567.89
362,331
7,658
2,338.26
567,918
9,816
4,393.98
1,156,383
15,116
4,535.19
1,191,962
12,321
針葉
樹1,329.06
323,698
6,924
1,871.12
488,865
8,650
3,408.48
974,060
13,135
3,046.84
911,719
9,945
広葉
樹238.83
38,633
734
467.14
79,053
1,166
985.50
182,323
1,981
1,488.35
280,243
2,376
総数
1,336.39
324,322
6,916
1,863.80
486,026
8,589
3,360.13
961,080
12,955
2,968.43
887,195
9,684
針葉
樹1,318.17
321,239
6,867
1,857.60
485,223
8,589
3,359.45
960,961
12,954
2,966.79
886,994
9,684
広葉
樹18.22
3,083
49
6.20
803
-0.68
119
11.64
201
-
総数
1,290.79
313,714
6,712
1,781.67
465,364
8,221
3,209.88
917,363
12,364
2,875.96
860,068
9,380
針葉
樹1,281.67
312,308
6,694
1,775.80
464,601
8,221
3,209.20
917,244
12,363
2,874.32
859,867
9,380
広葉
樹9.12
1,406
18
5.87
763
-0.68
119
11.64
201
-
総数
45.60
10,608
204
82.13
20,662
368
150.25
43,717
591
92.47
27,127
304
針葉
樹36.50
8,931
173
81.80
20,622
368
150.25
43,717
591
92.47
27,127
304
広葉
樹9.10
1,677
31
0.33
40
--
--
--
-
総数
231.50
38,009
742
474.46
81,892
1,227
1,033.85
195,303
2,161
1,566.76
304,767
2,637
針葉
樹10.89
2,459
57
13.52
3,642
61
49.03
13,099
181
80.05
24,725
261
広葉
樹220.61
35,550
685
460.94
78,250
1,166
984.82
182,204
1,980
1,486.71
280,042
2,376
総数
10.89
2,459
57
17.92
4,197
70
28.78
8,487
114
65.43
19,668
209
針葉
樹10.89
2,459
57
12.17
3,265
55
28.51
8,440
113
65.43
19,668
209
広葉
樹-
--
5.75
932
15
0.27
47
1-
--
総数
13.11
2,267
44
18.54
3,469
51
62.59
13,001
157
62.56
14,639
134
針葉
樹-
--
1.14
338
519.84
4,467
65
14.62
5,057
52
広葉
樹13.11
2,267
44
17.40
3,131
46
42.75
8,534
92
47.94
9,582
82
総数
207.50
33,283
641
438.00
74,226
1,106
942.48
173,815
1,890
1,438.77
270,460
2,294
針葉
樹-
--
0.21
39
10.68
192
3-
--
広葉
樹207.50
33,283
641
437.79
74,187
1,105
941.80
173,623
1,887
1,438.77
270,460
2,294
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
総 数 育 成 単 層 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
8齢
級9
齢級
10
齢級
11
齢級
-94-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
4,123.32
871,967
6,338
3,186.53
651,698
3,273
1,400.05
294,553
1,075
949.87
191,108
585
総数
4,123.32
871,967
6,338
3,186.53
651,698
3,273
1,400.05
294,553
1,075
949.87
191,108
585
針葉
樹1,536.88
412,874
3,363
700.80
217,409
1,405
243.06
72,371
401
99.49
34,729
187
広葉
樹2,586.44
459,093
2,975
2,485.73
434,289
1,868
1,156.99
222,182
674
850.38
156,379
398
総数
1,417.12
377,470
3,046
595.21
181,098
1,143
161.46
46,461
241
59.04
19,610
114
針葉
樹1,408.92
375,685
3,037
592.00
180,761
1,141
161.46
46,461
241
49.52
17,453
108
広葉
樹8.20
1,785
93.21
337
2-
--
9.52
2,157
6
総数
1,377.47
366,524
2,966
575.56
175,724
1,119
154.62
44,574
235
58.07
19,113
111
針葉
樹1,376.25
366,316
2,966
572.35
175,387
1,117
154.62
44,574
235
48.55
16,956
105
広葉
樹1.22
208
-3.21
337
2-
--
9.52
2,157
6
総数
39.65
10,946
80
19.65
5,374
24
6.84
1,887
60.97
497
3
針葉
樹32.67
9,369
71
19.65
5,374
24
6.84
1,887
60.97
497
3
広葉
樹6.98
1,577
9-
--
--
--
--
総数
2,706.20
494,497
3,292
2,591.32
470,600
2,130
1,238.59
248,092
834
890.83
171,498
471
針葉
樹127.96
37,189
326
108.80
36,648
264
81.60
25,910
160
49.97
17,276
79
広葉
樹2,578.24
457,308
2,966
2,482.52
433,952
1,866
1,156.99
222,182
674
840.86
154,222
392
総数
87.04
24,870
215
83.12
27,837
198
73.52
23,048
142
49.04
15,455
68
針葉
樹86.84
24,822
215
82.27
27,644
197
73.52
23,048
142
41.88
14,108
64
広葉
樹0.20
48
-0.85
193
1-
--
7.16
1,347
4
総数
69.50
17,449
143
68.99
16,477
96
33.62
8,168
34
17.94
4,922
18
針葉
樹41.12
12,367
111
26.53
9,004
67
8.08
2,862
18
7.55
2,977
14
広葉
樹28.38
5,082
32
42.46
7,473
29
25.54
5,306
16
10.39
1,945
4
総数
2,549.66
452,178
2,934
2,439.21
426,286
1,836
1,131.45
216,876
658
823.85
151,121
385
針葉
樹-
--
--
--
--
0.54
191
1
広葉
樹2,549.66
452,178
2,934
2,439.21
426,286
1,836
1,131.45
216,876
658
823.31
150,930
384
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
総 数 育 成 単 層 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
12
齢級
13
齢級
14
齢級
15
齢級
-95-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
526.83
109,488
271
613.57
128,667
213
223.78
50,677
75
247.84
63,730
117
総数
526.83
109,488
271
613.57
128,667
213
223.78
50,677
75
247.84
63,730
117
針葉
樹78.70
26,674
125
70.54
26,229
95
44.95
17,691
53
75.49
30,041
90
広葉
樹448.13
82,814
146
543.03
102,438
118
178.83
32,986
22
172.35
33,689
27
総数
20.74
9,440
50
21.78
11,175
52
15.05
7,652
27
22.43
11,353
42
針葉
樹20.74
9,440
50
21.78
11,175
52
13.95
7,437
27
20.75
11,071
42
広葉
樹-
--
--
-1.10
215.00
-1.68
282
-
総数
20.41
9,262
49
20.87
10,818
50
12.56
6,625
23
22.43
11,353
42
針葉
樹20.41
9,262
49
20.87
10,818
50
11.46
6,410
23
20.75
11,071
42
広葉
樹-
--
--
-1.10
215
-1.68
282
-
総数
0.33
178
10.91
357
22.49
1,027
4-
--
針葉
樹0.33
178
10.91
357
22.49
1,027
4-
--
広葉
樹-
--
--
--
--
--
-
総数
506.09
100,048
221
591.79
117,492
161
208.73
43,025
48
225.41
52,377
75
針葉
樹57.96
17,234
75
48.76
15,054
43
31.00
10,254
26
54.74
18,970
48
広葉
樹448.13
82,814
146
543.03
102,438
118
177.73
32,771
22
170.67
33,407
27
総数
55.51
16,308
71
40.48
12,263
35
30.40
9,406
24
45.64
16,386
42
針葉
樹55.51
16,308
71
40.48
12,263
35
27.55
8,888
23
43.11
15,766
41
広葉
樹-
--
--
-2.85
518
12.53
620
1
総数
9.69
2,472
642.06
10,067
15
31.64
7,702
734.27
7,665
10
針葉
樹2.45
926
48.28
2,791
83.45
1,366
311.63
3,204
7
広葉
樹7.24
1,546
233.78
7,276
728.19
6,336
422.64
4,461
3
総数
440.89
81,268
144
509.25
95,162
111
146.69
25,917
17
145.50
28,326
23
針葉
樹-
--
--
--
--
--
-
広葉
樹440.89
81,268
144
509.25
95,162
111
146.69
25,917
17
145.50
28,326
23
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
総 数 育 成 単 層 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
16
齢級
17
齢級
18
齢級
19
齢級
-96-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
112.38
28,612
38
512.78
121,947
71
総数
112.38
28,612
38
512.78
121,947
71
針葉
樹39.45
16,352
29
158.36
57,569
68
広葉
樹72.93
12,260
9354.42
64,378
3
総数
5.62
3,112
411.81
6,001
13
針葉
樹5.62
3,112
411.36
5,914
13
広葉
樹-
--
0.45
87
-
総数
5.40
3,082
411.18
5,745
13
針葉
樹5.40
3,082
410.73
5,658
13
広葉
樹-
--
0.45
87
-
総数
0.22
30
-0.63
256
-
針葉
樹0.22
30
-0.63
256
-
広葉
樹-
--
--
-
総数
106.76
25,500
34
500.97
115,946
58
針葉
樹33.83
13,240
25
147.00
51,655
55
広葉
樹72.93
12,260
9353.97
64,291
3
総数
23.43
7,839
15
75.94
25,473
24
針葉
樹23.43
7,839
15
75.94
25,473
24
広葉
樹-
--
--
-
総数
13.69
6,071
10
210.12
47,728
27
針葉
樹10.40
5,401
10
66.62
23,998
27
広葉
樹3.29
670
-143.50
23,730
-
総数
69.64
11,590
9214.91
42,745
7
針葉
樹-
--
4.44
2,184
4
広葉
樹69.64
11,590
9210.47
40,561
3
--
--
--
--
--
--
竹林
無立
木地
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
21
齢級
以上
総数
総 数 育 成 単 層 林
20
齢級
育 成 複 層 林 天 然 生 林
区分
-97-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
207,252.57
41,033,815
677,471
989.21
--
6,686.34
274,156
21,247
4,882.05
323,490
20,891
総数
196,971.12
41,033,815
677,471
989.21
--
6,686.34
274,156
21,247
4,882.05
323,490
20,891
針葉
樹73,641.72
21,982,764
373,752
74.39
--
296.07
5,820
1,934
312.84
18,613
3,051
広葉
樹123,329.40
19,051,051
303,719
914.82
--
6,390.27
268,336
19,313
4,569.21
304,877
17,840
総数
65,398.44
19,097,175
352,614
114.48
--
296.67
10,117
2,143
424.48
27,152
3,273
針葉
樹64,179.34
18,952,703
349,466
74.39
--
205.97
5,426
1,809
267.25
16,177
2,640
広葉
樹1,219.10
144,472
3,148
40.09
--
90.70
4,691
334
157.23
10,975
633
総数
63,778.16
18,618,779
344,607
114.48
--
294.48
9,993
2,135
421.91
27,013
3,261
針葉
樹62,608.58
18,482,571
341,568
74.39
--
205.86
5,426
1,809
266.96
16,157
2,636
広葉
樹1,169.58
136,208
3,039
40.09
--
88.62
4,567
326
154.95
10,856
625
総数
1,620.28
478,396
8,007
--
-2.19
124
82.57
139
12
針葉
樹1,570.76
470,132
7,898
--
-0.11
--
0.29
20
4
広葉
樹49.52
8,264
109
--
-2.08
124
82.28
119
8
総数
131,572.68
21,936,640
324,857
874.73
--
6,389.67
264,039
19,104
4,457.57
296,338
17,618
針葉
樹9,462.38
3,030,061
24,286
--
-90.10
394
125
45.59
2,436
411
広葉
樹122,110.30
18,906,579
300,571
874.73
--
6,299.57
263,645
18,979
4,411.98
293,902
17,207
総数
8,274.68
2,597,674
20,931
--
-79.82
382
116
48.07
2,611
413
針葉
樹8,134.78
2,573,153
20,602
--
-79.30
357
114
44.47
2,365
399
広葉
樹139.90
24,521
329
--
-0.52
25
23.60
246
14
総数
3,104.31
810,528
6,343
--
-28.83
829
68
7.45
514
29
針葉
樹1,289.57
443,994
3,597
--
-9.84
33
10
--
-
広葉
樹1,814.74
366,534
2,746
--
-18.99
796
58
7.45
514
29
総数
120,193.69
18,528,438
297,583
874.73
--
6,281.02
262,828
18,920
4,402.05
293,213
17,176
針葉
樹38.03
12,914
87
--
-0.96
41
1.12
71
12
広葉
樹120,155.66
18,515,524
297,496
874.73
--
6,280.06
262,824
18,919
4,400.93
293,142
17,164
18.84
--
--
--
--
--
-
10,262.61
--
--
--
--
--
-
天 然 林
立 木 地
天 然 生 林育 成 単 層 林
ウ 普通
林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
2齢
級3
齢級
総数
1齢
級区
分
無立
木地
竹林
育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
人 工 林総数
総 数
総 数 育 成 複 層 林 総 数
-98-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
12,767.38
1,039,577
54,180
15,989.50
1,974,973
83,010
13,807.94
2,141,177
71,725
13,923.89
2,606,176
71,807
総数
12,767.38
1,039,577
54,180
15,989.50
1,974,973
83,010
13,807.94
2,141,177
71,725
13,923.89
2,606,176
71,807
針葉
樹1,006.75
105,061
9,482
2,364.09
390,344
21,529
4,250.16
846,513
31,682
6,450.49
1,469,642
43,717
広葉
樹11,760.63
934,516
44,698
13,625.41
1,584,629
61,481
9,557.78
1,294,664
40,043
7,473.40
1,136,534
28,090
総数
1,066.70
111,509
9,625
2,453.01
400,187
21,818
4,339.12
857,940
31,984
6,450.44
1,465,070
43,470
針葉
樹950.63
101,309
9,134
2,335.69
386,055
21,279
4,225.20
842,029
31,499
6,358.69
1,450,859
43,155
広葉
樹116.07
10,200
491
117.32
14,132
539
113.92
15,911
485
91.75
14,211
315
総数
1,062.00
111,001
9,591
2,392.36
389,635
21,233
4,185.32
824,923
30,797
6,286.64
1,428,455
42,385
針葉
樹948.82
101,080
9,113
2,277.60
375,830
20,706
4,074.43
809,437
30,324
6,196.24
1,414,461
42,074
広葉
樹113.18
9,921
478
114.76
13,805
527
110.89
15,486
473
90.40
13,994
311
総数
4.70
508
34
60.65
10,552
585
153.80
33,017
1,187
163.80
36,615
1,085
針葉
樹1.81
229
21
58.09
10,225
573
150.77
32,592
1,175
162.45
36,398
1,081
広葉
樹2.89
279
13
2.56
327
12
3.03
425
12
1.35
217
4
総数
11,700.68
928,068
44,555
13,536.49
1,574,786
61,192
9,468.82
1,283,237
39,741
7,473.45
1,141,106
28,337
針葉
樹56.12
3,752
348
28.40
4,289
250
24.96
4,484
183
91.80
18,783
562
広葉
樹11,644.56
924,316
44,207
13,508.09
1,570,497
60,942
9,443.86
1,278,753
39,558
7,381.65
1,122,323
27,775
総数
57.91
3,856
351
28.79
4,031
225
43.60
7,022
251
92.68
18,676
550
針葉
樹55.70
3,722
345
24.03
3,493
204
20.22
3,566
146
89.47
18,205
544
広葉
樹2.21
134
64.76
538
21
23.38
3,456
105
3.21
471
6
総数
2.81
237
12
35.35
4,388
187
27.40
4,112
135
38.43
6,696
164
針葉
樹0.33
22
24.37
796
46
4.74
918
37
2.09
528
16
広葉
樹2.48
215
10
30.98
3,592
141
22.66
3,194
98
36.34
6,168
148
総数
11,639.96
923,975
44,192
13,472.35
1,566,367
60,780
9,397.82
1,272,103
39,355
7,342.34
1,115,734
27,623
針葉
樹0.09
81
--
--
--
0.24
50
2
広葉
樹11,639.87
923,967
44,191
13,472.35
1,566,367
60,780
9,397.82
1,272,103
39,355
7,342.10
1,115,684
27,621
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
育 成 複 層 林 天 然 生 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
4齢
級5
齢級
6齢
級7
齢級
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
総 数 育 成 単 層 林
竹林
無立
木地
-99-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
12,671.66
2,865,865
65,988
15,774.64
3,999,894
72,183
17,681.76
4,749,039
66,811
22,042.43
5,840,884
61,290
総数
12,671.66
2,865,865
65,988
15,774.64
3,999,894
72,183
17,681.76
4,749,039
66,811
22,042.43
5,840,884
61,290
針葉
樹9,003.11
2,265,761
54,611
10,798.37
3,123,197
59,890
10,866.83
3,457,657
52,818
9,988.34
3,410,327
41,154
広葉
樹3,668.55
600,104
11,377
4,976.27
876,697
12,293
6,814.93
1,291,382
13,993
12,054.09
2,430,557
20,136
総数
8,984.68
2,252,037
54,085
10,731.96
3,081,502
58,794
10,364.57
3,308,814
50,807
9,002.01
3,100,199
37,810
針葉
樹8,871.09
2,234,843
53,924
10,548.82
3,056,658
58,754
10,309.59
3,300,091
50,747
8,949.24
3,090,292
37,750
広葉
樹113.59
17,194
161
183.14
24,844
40
54.98
8,723
60
52.77
9,907
60
総数
8,841.94
2,216,418
53,255
10,525.72
3,023,736
57,718
10,111.19
3,232,412
49,641
8,781.73
3,025,702
36,975
針葉
樹8,731.80
2,199,916
53,107
10,351.30
3,000,209
57,678
10,064.05
3,225,100
49,595
8,742.84
3,018,907
36,940
広葉
樹110.14
16,502
148
174.42
23,527
40
47.14
7,312
46
38.89
6,795
35
総数
142.74
35,619
830
206.24
57,766
1,076
253.38
76,402
1,166
220.28
74,497
835
針葉
樹139.29
34,927
817
197.52
56,449
1,076
245.54
74,991
1,152
206.40
71,385
810
広葉
樹3.45
692
13
8.72
1,317
-7.84
1,411
14
13.88
3,112
25
総数
3,686.98
613,828
11,903
5,042.68
918,392
13,389
7,317.19
1,440,225
16,004
13,040.42
2,740,685
23,480
針葉
樹132.02
30,918
687
249.55
66,539
1,136
557.24
157,566
2,071
1,039.10
320,035
3,404
広葉
樹3,554.96
582,910
11,216
4,793.13
851,853
12,253
6,759.95
1,282,659
13,933
12,001.32
2,420,650
20,076
総数
138.82
31,286
691
231.35
59,918
1,004
496.92
137,031
1,782
899.98
274,814
2,906
針葉
樹125.73
29,195
650
215.51
57,143
965
473.87
132,447
1,734
889.93
272,725
2,890
広葉
樹13.09
2,091
41
15.84
2,775
39
23.05
4,584
48
10.05
2,089
16
総数
83.01
14,281
281
148.87
30,959
483
263.01
62,268
736
393.86
99,059
919
針葉
樹6.23
1,709
37
34.04
9,396
171
81.32
24,701
329
146.18
46,267
503
広葉
樹76.78
12,572
244
114.83
21,563
312
181.69
37,567
407
247.68
52,792
416
総数
3,465.15
568,261
10,931
4,662.46
827,515
11,902
6,557.26
1,240,926
13,486
11,746.58
2,366,812
19,655
針葉
樹0.06
14
--
--
2.05
418
82.99
1,043
11
広葉
樹3,465.09
568,247
10,931
4,662.46
827,515
11,902
6,555.21
1,240,508
13,478
11,743.59
2,365,769
19,644
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林 天 然 生 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
8齢
級9
齢級
10
齢級
11
齢級
竹林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
-100-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
22,852.73
5,961,706
46,504
16,629.16
4,149,126
24,245
8,295.18
1,973,161
8,536
4,670.81
1,148,091
4,272
総数
22,852.73
5,961,706
46,504
16,629.16
4,149,126
24,245
8,295.18
1,973,161
8,536
4,670.81
1,148,091
4,272
針葉
樹8,320.70
2,957,406
28,227
4,746.51
1,821,917
14,874
1,680.42
660,529
4,581
1,087.36
435,962
2,507
広葉
樹14,532.03
3,004,300
18,277
11,882.65
2,327,209
9,371
6,614.76
1,312,632
3,955
3,583.45
712,129
1,765
総数
6,581.36
2,394,769
23,163
2,715.08
1,135,020
9,863
613.70
278,686
2,285
422.19
204,841
1,370
針葉
樹6,534.79
2,387,799
23,144
2,692.98
1,132,094
9,860
602.04
276,320
2,278
419.57
204,319
1,369
広葉
樹46.57
6,970
19
22.10
2,926
311.66
2,366
72.62
522
1
総数
6,327.55
2,308,180
22,417
2,621.64
1,099,079
9,592
585.85
266,410
2,193
409.75
198,913
1,336
針葉
樹6,281.89
2,301,323
22,398
2,599.54
1,096,153
9,589
574.19
264,044
2,186
407.13
198,391
1,335
広葉
樹45.66
6,857
19
22.10
2,926
311.66
2,366
72.62
522
1
総数
253.81
86,589
746
93.44
35,941
271
27.85
12,276
92
12.44
5,928
34
針葉
樹252.90
86,476
746
93.44
35,941
271
27.85
12,276
92
12.44
5,928
34
広葉
樹0.91
113
--
--
--
--
--
総数
16,271.37
3,566,937
23,341
13,914.08
3,014,106
14,382
7,681.48
1,694,475
6,251
4,248.62
943,250
2,902
針葉
樹1,785.91
569,607
5,083
2,053.53
689,823
5,014
1,078.38
384,209
2,303
667.79
231,643
1,138
広葉
樹14,485.46
2,997,330
18,258
11,860.55
2,324,283
9,368
6,603.10
1,310,266
3,948
3,580.83
711,607
1,764
総数
1,473.12
463,901
4,123
1,752.90
581,234
4,196
929.27
323,634
1,922
616.60
211,958
1,035
針葉
樹1,460.10
461,086
4,107
1,740.75
578,800
4,186
923.52
322,467
1,918
613.54
211,327
1,034
広葉
樹13.02
2,815
16
12.15
2,434
10
5.75
1,167
43.06
631
1
総数
681.13
187,926
1,430
639.35
179,476
1,092
327.36
96,021
463
143.57
38,419
146
針葉
樹323.40
107,768
970
312.78
111,023
828
148.18
58,896
357
54.19
20,295
104
広葉
樹357.73
80,158
460
326.57
68,453
264
179.18
37,125
106
89.38
18,124
42
総数
14,117.12
2,915,110
17,788
11,521.83
2,253,396
9,094
6,424.85
1,274,820
3,866
3,488.45
692,873
1,721
針葉
樹2.41
753
6-
--
6.68
2,846
28
0.06
21
-
広葉
樹14,114.71
2,914,357
17,782
11,521.83
2,253,396
9,094
6,418.17
1,271,974
3,838
3,488.39
692,852
1,721
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林 天 然 生 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
12
齢級
13
齢級
14
齢級
15
齢級
竹林
無立
木地
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
-101-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
2,683.39
686,862
2,131
1,965.34
533,525
1,309
979.38
281,308
624
632.84
188,244
359
総数
2,683.39
686,862
2,131
1,965.34
533,525
1,309
979.38
281,308
624
632.84
188,244
359
針葉
樹689.21
286,283
1,435
589.86
254,252
1,063
366.50
156,249
542
289.34
121,835
312
広葉
樹1,994.18
400,579
696
1,375.48
279,273
246
612.88
125,059
82
343.50
66,409
47
総数
274.68
140,888
838
204.09
118,539
613
136.39
78,480
326
93.16
54,266
180
針葉
樹273.29
140,562
838
202.12
118,199
613
136.19
78,432
326
93.03
54,240
180
広葉
樹1.39
326
-1.97
340
-0.20
48
-0.13
26
-
総数
265.65
136,321
814
199.70
116,124
603
134.22
77,179
322
90.58
52,876
177
針葉
樹264.79
136,123
814
197.73
115,784
603
134.02
77,131
322
90.45
52,850
177
広葉
樹0.86
198
-1.97
340
-0.20
48
-0.13
26
-
総数
9.03
4,567
24
4.39
2,415
10
2.17
1,301
42.58
1,390
3
針葉
樹8.50
4,439
24
4.39
2,415
10
2.17
1,301
42.58
1,390
3
広葉
樹0.53
128
--
--
--
--
--
総数
2,408.71
545,974
1,293
1,761.25
414,986
696
842.99
202,828
298
539.68
133,978
179
針葉
樹415.92
145,721
597
387.74
136,053
450
230.31
77,817
216
196.31
67,595
132
広葉
樹1,992.79
400,253
696
1,373.51
278,933
246
612.68
125,011
82
343.37
66,383
47
総数
370.11
127,603
516
346.25
120,201
397
216.88
72,692
200
162.32
54,672
105
針葉
樹370.11
127,603
516
345.80
120,111
397
213.70
72,196
200
160.42
54,332
105
広葉
樹-
--
0.45
90
-3.18
496
-1.90
340
-
総数
62.28
21,190
81
70.44
21,647
57
28.29
8,093
15
46.00
11,591
17
針葉
樹43.96
17,581
78
41.94
15,942
53
16.42
5,515
15
16.56
6,220
13
広葉
樹18.32
3,609
328.50
5,705
411.87
2,578
-29.44
5,371
4
総数
1,976.32
397,181
696
1,344.56
273,138
242
597.82
122,043
83
331.36
67,715
57
針葉
樹1.85
537
3-
--
0.19
106
119.33
7,043
14
広葉
樹1,974.47
396,644
693
1,344.56
273,138
242
597.63
121,937
82
312.03
60,672
43
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
--
総 数 育 成 単 層 林
単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
区分
16
齢級
17
齢級
18
齢級
19
齢級
総数
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林 育 成 複 層 林
天 然 林
育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
-102-
面積
材積
成長
量面
積材
積成
長量
335.90
102,405
189
709.59
194,156
170
総数
335.90
102,405
189
709.59
194,156
170
針葉
樹191.21
78,694
173
269.17
116,702
170
広葉
樹144.69
23,711
16
440.42
77,454
-
総数
51.08
30,512
87
78.59
46,647
80
針葉
樹51.08
30,512
87
77.69
46,487
80
広葉
樹-
--
0.90
160
-
総数
49.41
29,317
84
76.04
45,092
78
針葉
樹49.41
29,317
84
75.14
44,932
78
広葉
樹-
--
0.90
160
-
総数
1.67
1,195
32.55
1,555
2
針葉
樹1.67
1,195
32.55
1,555
2
広葉
樹-
--
--
-
総数
284.82
71,893
102
631.00
147,509
90
針葉
樹140.13
48,182
86
191.48
70,215
90
広葉
樹144.69
23,711
16
439.52
77,294
-
総数
125.94
43,013
76
163.35
59,139
72
針葉
樹125.68
42,975
76
162.93
59,038
72
広葉
樹0.26
38
-0.42
101
-
総数
16.92
5,688
10
59.95
17,134
18
針葉
樹14.45
5,207
10
28.55
11,177
18
広葉
樹2.47
481
-31.40
5,957
-
総数
141.96
23,192
16
407.70
71,236
-
針葉
樹-
--
--
-
広葉
樹141.96
23,192
16
407.70
71,236
-
--
--
--
--
--
--
20
齢級 単
位
面積
:ha、
材積
:m
3、
成長
量:
m3
育 成 複 層 林
天 然 林
総 数
21
齢級
以上
総数
区分
育 成 単 層 林 育 成 複 層 林 天 然 生 林
竹林
無立
木地
立 木 地
総 数
人 工 林
総 数 育 成 単 層 林
-103-
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
面積
240,979
229,292
90,655
138,637
81,591
80,282
1,309
79,420
78,191
1,228
2,171
2,090
80
材積
47,865
47,865
26,312
21,553
23,151
22,993
158
22,528
22,384
144
623
609
13
成長
量778
778
450
329
427
424
3416
413
310
10
0
面積
33,727
32,321
17,013
15,308
16,192
16,102
90
15,641
15,583
59
551
520
31
材積
6,831
6,831
4,329
2,502
4,054
4,040
13
3,909
3,901
8144
139
5
成長
量101
101
76
25
74
74
072
72
02
20
面積
207,253
196,971
73,642
123,329
65,398
64,179
1,219
63,778
62,609
1,170
1,620
1,571
50
材積
41,034
41,034
21,983
19,051
19,097
18,953
144
18,619
18,483
136
478
470
8
成長
量677
677
374
304
353
349
3345
342
38
80
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
面積
147,702
10,373
137,328
8,993
8,814
179
3,809
1,515
2,294
134,899
44
134,855
21
11,666
5,873
5,793
材積
24,714
3,319
21,395
2,815
2,784
31
975
519
456
20,924
16
20,909
--
--
成長
量351
26
325
22
22
07
43
322
0322
--
--
面積
16,129
911
15,218
719
680
39
705
225
479
14,706
614,700
21,404
322
1,082
材積
2,778
289
2,488
217
211
6164
75
89
2,396
32,393
--
--
成長
量26
225
11
01
00
24
024
--
--
面積
131,573
9,462
122,110
8,275
8,135
140
3,104
1,290
1,815
120,194
38
120,156
19
10,263
5,551
4,712
材積
21,937
3,030
18,907
2,598
2,573
25
811
444
367
18,528
13
18,516
--
--
成長
量325
24
301
21
21
06
43
298
0297
--
--
(2) 制限
林普
通林
別森
林資
源表
区分
総数
立木
地
総数
人工
林
総数
育成
単層
林育
成複
層林
単位
面
積:
ha、
材積
:千
m3、
成長
量:
千m
3
総数
制限
林
普通
林
伐採
跡地
単位
面
積:
ha、
材積
:千
m3、
成長
量:
千m
3
立木
地無
立木
地
区分
総数
育成
単層
林未
立木
地
総数
制限
林
注
単
位未
満を
四捨
五入
して
いる
ため
各数
値の
積み
上げ
と総
数は
必ず
しも
一致
しな
い。
天然
林
天然
生林
育成
複層
林竹
林総
数
普通
林
-104-
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
面 積
240,979
229,292
90,655
138,637
81,591
80,282
1,309
79,420
78,191
1,228
2,171
2,090
80
材 積
47,865,13447,865,13426,312,19421,552,94023,150,88522,993,001
157,88422,528,04822,383,586
144,462
622,837
609,415
13,422
面 積
28,276
27,007
16,628
10,379
13,719
13,622
98
13,374
13,280
94
346
342
4
材 積
6,236,001
6,236,001
4,702,223
1,533,778
3,660,031
3,646,625
13,406
3,559,491
3,546,487
13,004
100,540
100,138
402
面 積
63,063
59,870
9,612
50,259
7,860
7,807
54
7,640
7,598
41
221
208
12
材 積
10,882,34610,882,346
3,131,536
7,750,810
2,557,109
2,551,402
5,707
2,485,602
2,481,737
3,865
71,507
69,665
1,842
面 積
8,060
7,666
2,750
4,916
2,462
2,262
200
2,409
2,210
199
52
52
0
材 積
1,661,455
1,661,455
830,212
831,243
650,927
636,667
14,260
633,813
619,603
14,210
17,114
17,064
50
面 積
16,411
15,142
4,631
10,511
1,855
1,625
230
1,693
1,476
218
161
149
12
材 積
3,058,967
3,058,967
1,509,990
1,548,977
482,997
454,392
28,605
439,036
413,238
25,798
43,961
41,154
2,807
面 積
82,603
79,410
28,794
50,616
27,400
26,989
411
26,890
26,499
392
509
490
19
材 積
15,811,88615,811,886
8,014,236
7,797,650
7,486,649
7,434,102
52,547
7,348,489
7,298,825
49,664
138,160
135,277
2,883
面 積
9,992
9,598
4,853
4,745
4,393
4,365
28
4,271
4,245
26
123
121
2
材 積
2,728,017
2,728,017
1,907,898
820,119
1,717,489
1,714,353
3,136
1,665,864
1,663,072
2,792
51,625
51,281
344
面 積
61,162
59,140
21,036
38,104
20,237
20,032
205
19,608
19,427
180
629
605
24
材 積
11,605,14111,605,141
5,909,349
5,695,792
5,603,760
5,573,497
30,263
5,437,426
5,411,478
25,948
166,334
162,019
4,315
面 積
11,829
11,088
4,128
6,960
3,665
3,580
85
3,535
3,457
78
131
124
7
材 積
2,322,608
2,322,608
1,162,323
1,160,285
991,923
981,963
9,960
958,327
949,146
9,181
33,596
32,817
779
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
面 積
147,702
10,373
137,328
8,993
8,814
179
3,809
1,515
2,294
134,899
44
134,855
21
11,666
5,873
5,793
材 積
24,714,249
3,319,19321,395,056
2,815,155
2,784,407
30,748
974,957
519,266
455,69120,924,137
15,52020,908,617
--
--
面 積
25,012
2,961
22,052
2,553
2,516
37
942
442
500
21,517
221,515
03,490
1,570
1,920
材 積
4,428,404
809,596
3,618,808
685,388
679,066
6,322
229,306
130,105
99,201
3,513,710
425
3,513,285
--
--
面 積
13,287
3,006
10,281
2,590
2,554
36
949
450
499
9,748
29,746
01,269
1,006
263
材 積
2,575,970
1,055,598
1,520,372
895,500
888,578
6,922
269,687
166,341
103,346
1,410,783
679
1,410,104
--
--
面 積
2,386
419
1,968
396
388
859
30
28
1,931
01,931
1182
31
152
材 積
468,817
120,458
348,359
114,143
112,624
1,519
13,155
7,834
5,321
341,519
0341,519
--
--
面 積
3,475
144
3,331
124
119
5178
19
159
3,173
63,167
0395
273
121
材 積
573,227
43,650
529,577
36,087
35,214
873
37,118
5,784
31,334
500,022
2,652
497,370
--
--
面 積
52,010
1,805
50,205
1,565
1,483
82
840
311
529
49,605
11
49,594
11
3,182
1,448
1,734
材 積
8,325,237
580,134
7,745,103
483,622
470,143
13,479
213,135
107,351
105,784
7,628,480
2,640
7,625,840
--
--
面 積
5,205
488
4,716
363
362
1319
126
193
4,523
04,523
5389
37
352
材 積
1,010,528
193,545
816,983
139,329
139,294
35
92,855
54,251
38,604
778,344
0778,344
--
--
面 積
38,903
1,004
37,899
885
879
6417
102
315
37,601
23
37,578
32,020
1,212
808
材 積
6,001,381
335,852
5,665,529
291,123
290,499
624
93,930
36,229
57,701
5,616,328
9,124
5,607,204
--
--
面 積
7,423
547
6,876
517
513
4105
35
70
6,801
06,801
1740
297
444
材 積
1,330,685
180,360
1,150,325
169,963
168,989
974
25,771
11,371
14,400
1,134,951
01,134,951
--
--
注 単位未
満を四捨五入しているため各数値の積み上
げと
総数
は必
ずし
も一
致し
ない
。
宮古
市
野田
村
普代
村
総数
田野
畑村
岩泉
町
久慈
市
岩泉
町
山田
町
総数
久慈
市
洋野
町
野田
村
竹林
田野
畑村
宮古
市
区分
山田
町
洋野
町
天然
生林
育成
単層
林育
成複
層林
(3) 市
町村
別森
林資
源表
単位
面
積:
ha、
材積
:千
m3
区分
総数
立木
地
総数
普代
村
未立
木地
総数
単位
面
積:
ha、
材積
:千
m3
立木
地
伐採
跡地
無立
木地
天然
林
総数
人工
林
総数
育成
複層
林育
成単
層林
-105-
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
面 積
240,979
229,292
90,655
138,637
81,591
80,282
1,309
79,420
78,191
1,228
2,171
2,090
80
材 積
47,865,13447,865,13426,312,19421,552,94023,150,88522,993,001
157,884
22,528,04822,383,586
144,462
622,837
609,415
13,422
面 積
32,730
31,631
27,546
2,181
27,459
27,434
25
26,834
26,823
12
624
611
13
材 積
6,889,6806,889,6806,558,946
330,7346,527,8206,523,655
4,1656,376,7786,375,130
1,648
151,042
148,525
2,517
面 積
9,252
8,924
5,280
3,644
5,117
5,035
82
4,884
4,805
79
233
230
3
材 積
2,119,8642,119,8641,480,734
639,1301,405,3861,395,688
9,6981,339,9191,330,581
9,338
65,467
65,107
360
面 積
5,000
4,736
571
4,165
564
539
25
528
503
25
36
36
0
材 積
738,974
738,974
123,013
615,961
114,543
111,472
3,071
105,831
102,776
3,055
8,712
8,696
16
面 積
195,901
185,905
57,258
128,647
48,450
47,274
1,176
47,173
46,060
1,113
1,277
1,214
64
材 積
38,116,61638,116,61618,149,50119,967,11515,103,13614,962,186
140,950
14,705,52014,575,099
130,421
397,616
387,087
10,529
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
総数
針葉
樹広
葉樹
面 積
147,702
10,373
137,328
8,993
8,814
179
3,809
1,515
2,294
134,899
44
134,855
21
11,666
5,873
5,793
材 積
24,714,2493,319,19321,395,0562,815,1552,784,407
30,748
974,957
519,266
455,691
20,924,137
15,520
20,908,617
--
--
面 積
2,268
112
2,156
105
104
049
742
2,114
12,114
01,099
144
954
材 積
361,860
35,291
326,569
33,454
33,400
54
8,357
1,889
6,468
320,049
2320,047
--
--
面 積
3,807
245
3,562
204
203
1286
38
248
3,317
43,313
0328
93
235
材 積
714,478
85,046
629,432
70,375
70,262
113
56,724
12,600
44,124
587,379
2,184
585,195
--
--
面 積
4,172
32
4,140
26
26
018
216
4,127
34,124
0264
162
102
材 積
624,431
11,541
612,890
9,573
9,573
03,171
1,067
2,104
611,687
901
610,786
--
--
面 積
137,455
9,984
127,471
8,659
8,481
178
3,456
1,468
1,988
125,340
35
125,305
21
9,975
5,474
4,501
材 積
23,013,4803,187,31519,826,1652,701,7532,671,172
30,581
906,705
503,710
402,995
19,405,022
12,433
19,392,589
--
--
注
単
位未
満を
四捨
五入
して
いる
ため
各数
値の
積み
上げ
と総
数は
必ず
しも
一致
しな
い。
区分
無立
木地
天然
林
総数
伐採
跡地
財産
区有
林
市町
村有
林
財産
区有
林
竹林
総数
育成
単層
林育
成複
層林
総数
県有
林
単位 面積:ha、材積:千m
3
私有
林
私有
林
市町
村有
林
(4) 所
有形
態別
森林
資源
表
単位 面積:ha、材積:千m
3
区分
総数
立木
地
総数
人工
林
総数
立木
地
県有
林
未立
木地
総数
育成
単層
林育
成複
層林
天然
生林
-106-
特 別 保 護 地 区
第 一 種 特 別 地 域
第 二 種 特 別 地 域
第 三 種 特 別 地 域
地 種 区 分 未 定 地 域
小 計
第 一 種 特 別 地 域
第 二 種 特 別 地 域
第 三 種 特 別 地 域
地 種 区 分 未 定 地 域
小 計
(15.4
8)
(8.6
7)
(782.8
6)
(807.0
1)
(27.6
0)
(134.2
4)
(267.5
7)
(725.1
2)
(273
.06)
(1,3
99.9
9)
(1,1
21.3
0)
(1,1
21.3
0)
(2,5
21.2
9)
(55.3
3)
(65.1
1)
(273.
08)
(15.9
0)
(3,7
65.3
2)
13,8
05.9
312,7
46.6
11,8
91.4
32,2
04.7
230,6
48.6
9401.6
313.1
8104.8
9664.
14
592.5
11,3
74.7
2401.0
9230.9
4632.0
32,0
06.7
5241.7
022.4
9264.1
945.6
7297.4
850.3
833,7
14.7
9
(14.5
6)
(376.0
8)
(390.6
4)
(7.9
0)
(10.7
1)
(80.6
8)
91.3
9(3
84.8
4)
(384.
84)
(476.2
3)
(874.7
7)
2,2
15.7
22,2
16.2
4232.0
7208.0
24,8
72.0
592.7
74.8
043.1
914.3
062.2
9216.
78
203.5
5420.3
3482.6
21.0
35,4
48.4
7
(107.9
8)
(107.9
8)
(107.9
8)
68.3
171.2
95.6
4108.9
7254.2
110.3
61.5
4266.1
1
(0.1
2)
(0.1
9)
(23.1
2)
(23.4
3)
(20.8
5)
(31.3
7)
52.2
2(5
2.2
2)
(75.6
5)
1,2
37.6
335.1
020.3
2109.4
71,4
02.5
218.3
59.1
421.7
830.9
230.9
20.3
11,4
52.1
0
(0.1
7)
(0.1
7)
(1.4
9)
(11.7
3)
(80.5
6)
(7.4
8)
99.7
7(9
9.7
7)
(101.4
3)
117.5
94.2
6100.5
7222.4
212.8
626.6
783.8
425.6
6136.1
7136.1
70.1
5371.6
0
(36.4
0)
(36.4
0)
(8.1
4)
(38.2
9)
(223.2
4)
(344.8
3)
(232.0
5)
838.4
1(8
38.4
1)
(55.3
3)
#####
(52.0
6)
(15.9
0)
(1,0
71.3
5)
7,8
36.5
43,6
48.2
2539.8
31,0
86.0
213,1
10.6
1138.8
38.0
970.6
9215.2
8200.
68
22.4
922.4
945.6
72.7
442.1
613,3
62.5
0
(13.3
3)
(13.3
3)
(39.0
8)
(21.8
9)
(106.9
7)
(1.1
5)
169.0
9(1
69.0
9)
(42.2
6)
(224.6
8)
93.4
317.8
3247.5
9358.8
517.3
42.7
3228.2
5280.3
3511.3
1511.3
11.1
54.2
1892.8
6
(0.8
0)
(8.3
1)
(203.9
2)
(213.0
3)
(10.0
7)
(0.1
2)
(29.9
2)
30.0
4(7
36.4
6)
(736.4
6)
(766.5
0)
(164.3
2)
(1,1
53.9
2)
2,1
97.4
86,5
02.0
71,0
61.7
1174.9
19,9
36.1
792.7
816.4
616.4
6184.3
127.3
9211.7
0228.1
6165.3
4165.3
4292.2
30.9
810,7
15.6
6
(22.0
3)
(22.0
3)
(56.7
5)
(61.3
1)
(1.0
1)
119.0
7(1
19.0
7)
(14.4
4)
(155.5
4)
250.2
562.6
79.7
7169.1
7491.8
618.3
45.0
967.9
849.7
6122.8
3122.8
376.3
676.3
61.3
6710.7
5
岩泉
町
国定
公園
山田
町
注
(
)
内の
数字
は他
の制
限林
と重
複し
た面
積で
外数
であ
る。
(5) 制
限林
の種
類別
面積
宮古
市
そ の 他 の 保 安 林
砂 防 指 定 地
保 安 施 設 地 区
田野
畑村
計
急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域
総数
区分
水 源 か ん 養 保 安 林
土 砂 流 出 防 備 保 安 林
土 砂 崩 壊 防 備 保 安 林
保安
林 天 然 記 念 物 に 係 る 指 定 地 等
文 化 財 保 護 法 に よ る 史 跡 名 勝
特 別 保 護 地 区
鳥 獣 保 護 法 に よ る
特 別 緑 地 保 全 地 区
都 市 緑 地 法 に よ る
林 業 種 苗 法 に よ る 特 別 母 樹 林
計
自然
環境
保全
地域
保 全 地 域 特 別 地 区
国 指 定 自 然 環 境
保 全 地 域 特 別 地 区
県 指 定 自 然 環 境
原 生 自 然 環 境 保 全 地 域
都 市 計 画 法 に よ る 風 致 地 区
緑 地 保 全 地 域
県 自 然 環 境
野田
村
普代
村
洋野
町
計
県立
自然
公園
単位
:ha
久慈
市
そ の 他
合 計
自然
公園
-107-
(6) 樹種別材積表単位:千㎥
樹種
林種 ス ギ ヒ ノ キ ア カ マ ツ カ ラ マ ツ そ の 他 N 計 ク リ コ ナ ラ
総 数 7,922 50 14,953 3,359 27 26,312 2,211 7,309
人工林 7,919 50 11,638 3,359 26 22,993 11 36
天然林 3 0 3,315 0 1 3,319 2,200 7,273
樹種
林種 ミ ズ ナ ラ カ ン バ ホ オ ノ キ カ エ デ サ ク ラ そ の 他 L 計
総 数 2,554 768 468 1,279 1,081 5,884 21,553 47,865
人工林 0 5 0 0 0 106 158 23,151
天然林 2,554 763 468 1,279 1,081 5,778 21,395 24,714
注1 広葉樹の材積は、昭和58年度広葉樹賦存状況調査の構成比率による。
2 単位未満を四捨五入しているため、各数値の積み上げと総数は必ずしも一致しない。
広 葉 樹
広 葉 樹合計
針 葉 樹
-108-
(7) 特定保安林の指定状況
単位 面積:ha
市 町 村
特 定 保 安 林 要 整 備 森 林
備 考 番号
面 積 箇所数 面 積
総 数 人工林 天然林 その他
総 数 - - - - - - -
久 慈 市 - - - - - - -
洋 野 町 - - - - - - -
野 田 村 - - - - - - -
普 代 村 - - - - - - -
宮 古 市 - - - - - - -
山 田 町 - - - - - - -
岩 泉 町 - - - - - - -
田野畑村 - - - - - - -
(8) 荒廃地等の面積
単位 面積:ha
種 類 荒 廃 地 荒廃危険地 備 考
総 数 53.96 -
市
町
村
別
内
訳
久 慈 市 17.72 -
洋 野 町 0.15 -
野 田 村 0.73 -
普 代 村 0.48 -
宮 古 市 31.00 -
山 田 町 0.47 -
岩 泉 町 1.65 -
田 野 畑 村 1.76 -
-109-
(9) 森林の被害
単位 面積:ha
種 類 火 災 気 象 害 病 虫 害 カモシカ害 その他獣害
年 度 25 26 27 25 26 27 25 26 27 25 26 27 25 26 27
総 数 2.55 34.05 3.53 0.62 11.98 - 0.14 - 1.00 53.23 31.49 19.67 - - 19.67
市
町
村
別
内
訳
久 慈 市 0.97 - 0.18 - - - - - - - - - - - -
洋 野 町 0.31 0.11 0.05 - - - - - - - - - - - -
野 田 村 0.17 - - - - - - - - - - - - - -
普 代 村 0.25 - - - - - - - - - - - - - -
宮 古 市 0.08 0.03 0.05 0.57 7.30 - 0.14 - 1.00 19.60 9.60 10.60 - - 10.60
山 田 町 0.01 32.92 - - 4.14 - - - - - - - - - -
岩 泉 町 0.76 0.99 3.17 - 0.54 - - - - 33.63 21.89 9.07 - - 9.07
田野畑村 - - 0.08 0.05 - - - - - - - - - - -
注 1 森林整備課資料による。
2 火災、気象害については暦年、病虫害、カモシカ被害、その他獣害については年度
3 火災、気象害、カモシカ被害、その他獣害については被害実面積、病虫害については被害区域面積
(10) 防火線等の整備状況
単位 面積:ha
種 類 防 火 帯 道 防 火 線 備 考
総 数 - -
市
町
村
別
内
訳
久 慈 市 - -
洋 野 町 - -
野 田 村 - -
普 代 村 - -
宮 古 市 - -
山 田 町 - -
岩 泉 町 - -
田野畑村 - -
注 森林整備課資料による。
-110-
3 林業の動向
(1) 保有山林規模別林業経営体数
総 数 保有山林なし 5ha未満 5~10ha未満 10~50ha未満 50ha以上 備考
1,048 28 195 251 456 118
久 慈 市 163 6 25 42 72 18
洋 野 町 443 4 109 124 174 32
野 田 村 66 - 15 24 26 1
普 代 村 19 - - 4 10 5
宮 古 市 159 9 21 30 74 25
山 田 町 45 3 12 7 22 1
岩 泉 町 130 6 11 12 71 30
田 野 畑 村 23 - 2 8 7 6
(2) 森林経営計画の認定状況
備考
件 数 面 積 件 数 面 積 件 数 面 積
33 40,620 11 35,170 22 5,451
久 慈 市 7 9,158 2 6,307 5 2,851
洋 野 町 6 2,731 1 2,091 5 640
野 田 村 2 732 1 468 1 264
普 代 村 1 180 1 180 - -
宮 古 市 6 13,279 1 12,645 5 634
山 田 町 2 162 1 155 1 6
岩 泉 町 6 12,091 2 11,147 4 945
田 野 畑 村 3 2,288 2 2,177 1 111
単位 経営体数
区 分
総 数
注 1 2015年農林業センサスによる。 2 林業経営体とは、保有山林面積が3ha以上で、かつ、5年間継続して育林若しくは伐採 を行った者又は調査実施年をその計画期間に含む森林施業計画を作成している者。 また、委託を受けて素材生産を行っている方又は立木を購入して素材生産を行っている 者にあっては、過去1年間の素材生産量が200㎥以上である者及び素材生産サービス以外 の林業サービスを行っている者。
市町村別内訳
注 1 市町村別の件数欄には、当該市町村の森林についてたてられている森林経営計画の認定 森林所有者等の数を記載する。 2 認定が複数の市町村に跨る場合、件数はそれぞれの市町村で1件としている。 3 平成24年~平成27年度末に認定された森林経営計画である。 4 面積総数は端数処理しているため、必ずしも一致しない。
総 数
単位 件数:件、面積:ha
総 数 公 有 林 私 有 林区 分
市
町
村
別
内
訳
-111-
(3) 森林組合及び生産森林組合の現況
ア 構成
組 合 名 組合員数常 勤 役職 員 数
出資金総額組 合 員 所 有(又は組合経営)
森 林 面 積備 考
総 数 7,138 3 363,838 125,180
久 慈 市
洋 野 町
普 代 村
野 田 村 野 田 村 230 - 17,044 2,343
宮 古 市
山 田 町
岩 泉 町 岩 泉 町 1,423 1 46,043 38,704
田 野 畑 村 田 野 畑 村 267 - 23,320 6,991
総 数 124 - 36,324 704
長沢 84 0 2,520 312
磯鶏 113 0 22,060 42
藤畑 49 0 2,500 99
田代下組 解散済
未前 34 0 6,800 208
平沢 23 0 4,600 254
北山 56 0 8,300 616
豊間根 報告なし
荒川第二 137 0 6,109 50
中里 報告なし
穴沢 62 0 20,700 480
中島 62 0 15,624 224
注 1 森林組合については、森林組合一斉調査資料による。(平成25年度実績)
2 組合員数については、正組合員と准組合員との合計数である。
147,708 31,137
2,352 1 129,723 46,005
宮古市
単位 員数:人、金額:千円、面積:ha
生
産
森
林
組
合
市 町 村 別
森
林
組
合
宮 古 地 方
久 慈 地 方 2,866 1
山田町
岩泉町
-112-
イ 事業内容及び活動状況等
指導
事業
販売
事業
林産
事業
加工
事業
購買
事業
養苗
森林
造成
事業
利用
及び
福利
厚生
事業
金融
事業
合計
901
746,595
149,685
90,698
50,895
1,467
289,646
46,444
9,558
1,385,889
久慈
地方
-159,879
23,109
87,005
31,152
1,467
102,915
930
9,558
416,015
野田
村-
217,410
25,884
-4,929
-46,539
2,900
-297,662
宮古
地方
562
244,863
97,949
-8,805
-14,934
1,993
-369,106
岩泉
町-
109,309
-
-3,760
-97,802
220
-211,091
田野
畑村
339
15,134
2,743
3,693
2,249
-27,456
40,401
-92,015
注 森林組合一斉調査資料による。(平成25年度実績)
組合
名
総数
単位 金額:千円
森 林 組 合 別 内 訳
-113-
(4) 林業事業体等の現況
総 数 44 2 147
久 慈 市 11 1 14
洋 野 町 5 30
野 田 村 1 4
普 代 村 7
宮 古 市 14 1 15
山 田 町 2 43
岩 泉 町 10 28
田 野 畑 村 1 6
区 分 林 業 経 営 体木 材 卸 売( う ち 素 材市 売 市 場 )
木材・木製品製造業
注 林業経営体数は「2015年農林業センサス」林業経営体-組織形態別経営体数(法人化 している経営体数より)、木材卸売業は素材市売市場を計上、木材・木製品製造業は 平成26年工業統計調査報告書による。
-114-
(5) 林業労働力の概況
60日未満
60~149日
150日以上
39歳以下
40~59歳
60歳以上
男 女
平成24年 95 - 25 70 16 35 44 91 4
平成25年 90 - 18 72 13 33 44 84 6
平成26年 85 - 20 65 10 31 45 81 5
平成24年 482 - 117 365 93 183 206 446 36
平成25年 509 - 132 377 95 194 220 469 40
平成26年 469 - 126 343 98 194 175 438 28
(6) 林業機械化の概況
台 -
10
9
1
29
27
97
24
2
12
10
台
台
台
18
6
6
3
台
4
96
400
3
-
プ ロ セ ッ サ
台
台
台
台チ ェ ー ン ソ ー
植 穴 掘 機 台
刈 払 機
グ ラ ッ プ ル 付 ト ラ ッ ク
10
自動木登り式
台 2
上記以外
台
グ ラ ッ プ ル ロ ー ダ
ク ロ ー ラ ト ラ ク タ
フ ォ ー ク リ フ ト
ク レ ー ン
台
1
フ ォ ー ク ロ ー ダ
台
5
クレーン
クレーン付トラック 35
17
台
備 考
台
台
台
数 量
台
-
2
4
1
単 位
動力式
セット
セット
索 道
索 道
重量式
機 械 種 名 摘 要
大 型 集 材 機
台
台
動力10ps未満
台動力10ps以上
小 型 集 材 機
フ ォ ワ ー ダ
モ ノ ケ ー ブ ル
リ モ コ ン ウ ィ ン チ
動力20ps以上
単位:人
注 森林整備課資料による。
年 齢 別 人 数 性 別 区分
年度事 業 体 名
就労日数区分別人数
総数
森林組合以外の林業事業体
森林組合
自 走 式 搬 器
苗 畑 用 ト ラ ク タ
ク レ ー ン
動 力 枝 打 機
動 力 枝 打 機
小 型 運 材 車
ホ イ ー ル ト ラ ク タ
シ ョ ベ ル 系 掘 削 機 械
ト ラ ク タ シ ョ ベ ル
小 型 運 材 車 動力20ps未満
台
ス キ ッ ダ
ス イ ン グ ヤ ー ダ
台
タ ワ ー ヤ ー ダ
ハ ー ベ ス タ
309
台
台
台
台
注 森林整備課資料による。(平成27年3月31日現在)
台 28グ ラ ッ プ ル ソ ー
台
-115-
(7) 作業路網等の整備の概況
路線数 延 長 路線数 延 長 路線数 延 長
総 数 28 26,986 27 40,951 22 25,548
森 林 整 備 事 業 1 263 3 4,315 3 7,605
水源林造成事業 18 16,480 6 8,605 4 4,387
治 山 事 業 1 230 - - 1 120
県 有 林 - - - - - -
そ の 他 8 10,013 18 28,031 14 13,436
区 分 備 考
注 森林整備課、林業振興課資料による。
単位 路線数:路線 延長:m
平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度
-116-
4 前期計画の実行状況
(1) 間伐立木材積その他の伐採立木材積
注1 単位未満を四捨五入しているため、各値と総数は一致しないことがある。
注2 主伐の実行量は平成24年次~平成26年次の実績に平成27年次~平成28年次の見込を加えたものである。
注3 間伐の実行量は平成24年度~平成27年度の実績に平成28年度の見込量を加えたものである。
(2) 人工造林・天然更新別面積
注 実行量は平成24年度~平成27年度の実績に平成28年度の見込量を加えたものである。
(3) 間伐面積
注 間伐の実行量は平成24年度~平成27年度の実績に平成28年度の見込量を加えたものである。
(4) 林道の開設及び拡張の数量
注 実行量は平成24年度~平成27年度の実績に平成28年度の見込量を加えたものである。
(5) 保安林の整備及び治山事業に関する計画
ア 保安林の種類別の面積
注 実行量は平成24年度~平成27年度の実績に平成28年度の見込量を加えたものである。
開 設 延 長
計 画
37,380
実 行
480
実行歩合
1
拡 張 箇 所 数
単位 材積:1,000㎥、実行歩合:%
単位 延長:m、実行歩合:%
単位 面積:ha、実行歩合:%
実 行
13,762
実行歩合
11
実 行 割 合
7,812
実 行
区 分
伐 採 立 木 材 積
計 画
主 伐
9,360
実行歩合
83
56 860 1,368
単位 面積:ha、実行歩合:%
83
64
384
実 行
93
天 然 更 新
計 画
1,330
人 工 造 林
441
広 葉 樹
1,830
7,428
総 数
計 画
8,030
総 数
針 葉 樹 927
総 数
84 56
総 数
1,986
主 伐 間 伐
52
29
- 970 618
実 行
計 画
単位 面積:ha、実行歩合:%
実行歩合
実 行
実行歩合
7,143
実行歩合
計 画
129,700
保健風致等
12
実 行
200
計 画
13,840
25
20
--
解 除 実 績指 定
2
276
種 類
総 数
水源かん養
計 画
1,107
2
-
990
64
主 伐
779
間 伐
779
-
2,609
1,639 108
総 数
実 行 実 行 歩 合
76
間 伐
441
-
1,545
618 970
災害防備 115 76 66 10
-117-
イ 保安施設地区の面積
該当なし。
ウ 治山事業の数量
注 実行量は平成24年度~平成27年度の実績に平成28年次の見込量を加えたものである。
5 林地の異動状況(森林計画の対象森林)
(1) 森林より森林以外への異動
(2) 森林以外より森林への異動
注 四捨五入しているため、各数値の積み上げと総数は必ずしも一致しない。
総 数 76
種 類計 画
単位 実行歩合:%
17
27 36
実 行 実 行 歩 合
治 山 事 業 施 行 地 区 数
防災林造成 18 8
山地治山 34
44
15 44
単位 面積:ha
312 362
農 用 地ゴルフ場等
レジャー施設用地
住宅、別荘、工場等建物敷地及びその附帯地
20 -
そ の 他 合 計
16 1 10 27
原 野
単位 面積:ha官行造林の返 地
-
24 4
農 用 地 そ の 他 合 計
29 1
採石採土地
保安林整備
-118-
6 森林資源の推移
(1) 分期別伐採立木材積等
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ
総 数 3,472 5,155 5,123 5,029 4,907 4,810 4,681 4,494
針 葉樹 1,378 3,044 3,040 3,017 2,999 3,020 3,001 2,946
広 葉樹 2,094 2,111 2,083 2,012 1,908 1,790 1,680 1,548
総 数 3,227 5,013 5,050 4,993 4,829 4,597 4,327 4,017
針 葉樹 1,133 2,902 2,967 2,981 2,921 2,807 2,647 2,469
広 葉樹 2,094 2,111 2,083 2,012 1,908 1,790 1,680 1,548
総 数 245 142 73 36 78 213 354 477
針 葉樹 245 142 73 36 78 213 354 477
広 葉樹
1,058 15,078 18,366 19,908 19,170 18,243 17,128 15,987
178 2,807 5,163 7,261 6,691 6,516 6,159 5,691
880 12,271 13,203 12,647 12,479 11,727 10,969 10,296
62 109
注 地域森林計画樹立の翌年度から5年間を第Ⅰ分期、次の5年間を第Ⅱ分期以下同様とし、最終の分 期を第Ⅷ分期とする。
林 道 開 設 延 長
分 期
総 数
人 工 造 林
天 然 更 新
造林面積
総 数
主 伐
間 伐
単位 材積:千㎥、面積:ha、延長:㎞
伐 採 立 木 材 積
-119-
総
数伐
採跡
地小
計
1.2齢
級3.4齢
級5.6齢
級7.8齢
級9.10齢
級11.12齢
級13.14齢
級15.16齢
級17.18齢
級19.20齢
級21齢
級以
上
240,979
11,658
229,322
9,083
20,341
33,265
29,457
37,605
51,932
30,006
9,591
4,531
2,120
1,391
47,865
総数
79,234
1,461
77,773
1,039
2,441
8,646
17,100
23,336
17,993
4,301
1,190
807
610
310
23,151
育成
単層
林76,996
1,433
75,563
997
2,391
8,376
16,748
22,775
17,417
4,120
1,127
760
565
287
22,528
育成
複層
林2,237
27
2,210
42
50
270
352
561
576
181
63
47
45
23
623
総数
161,746
10,197
151,549
8,044
17,900
24,619
12,357
14,269
33,939
25,705
8,401
3,724
1,510
1,081
24,714
育成
単層
林13,199
349
12,850
500
528
507
660
1,166
2,847
3,138
1,425
987
715
377
2,815
育成
複層
林3,847
77
3,770
69
49
103
184
503
1,240
1,049
246
139
106
82
975
天然
生林
144,700
9,772
134,929
7,475
17,323
24,009
11,513
12,600
29,852
21,518
6,730
2,598
689
622
20,924
240,979
11,322
224,890
36,800
8,216
18,498
29,795
26,498
32,599
41,509
20,590
5,864
2,475
2,047
47,821
総数
85,341
5,358
79,983
8,802
742
2,105
8,274
16,605
21,987
16,958
3,360
619
298
233
26,327
育成
単層
林78,816
5,358
73,458
4,385
738
2,086
8,005
16,215
21,358
16,351
3,213
595
288
224
25,480
育成
複層
林6,525
-
6,525
4,417
4
19
269
390
629
607
147
24
10
9
847
総数
155,638
5,964
144,907
27,998
7,474
16,393
21,521
9,893
10,612
24,551
17,230
5,245
2,177
1,814
21,494
育成
単層
林9,462
1,101
8,360
3,145
76
94
71
167
467
1,503
1,556
580
346
356
1,655
育成
複層
林14,669
-
14,669
10,874
29
9
68
144
486
1,206
1,069
232
171
381
1,219
天然
生林
131,507
9,630
121,878
13,979
7,369
16,290
21,382
9,582
9,659
21,842
14,605
4,433
1,660
1,077
18,620
240,979
10,850
225,734
43,183
36,337
7,726
16,364
25,088
21,282
24,822
29,434
13,986
3,851
3,662
44,583
総数
86,349
5,568
80,781
15,778
8,769
714
1,929
7,215
13,585
16,968
12,536
2,399
439
449
24,268
育成
単層
林77,478
5,568
71,910
13,432
4,352
710
1,910
6,946
13,195
16,339
11,929
2,252
415
430
22,853
育成
複層
林8,871
-
8,871
2,346
4,417
4
19
269
390
629
607
147
24
19
1,415
総数
154,630
5,282
144,953
27,405
27,568
7,012
14,435
17,873
7,697
7,854
16,898
11,587
3,412
3,213
20,315
育成
単層
林9,189
731
8,457
2,405
2,980
63
72
46
104
279
830
849
328
502
1,337
育成
複層
林20,186
-
20,186
5,517
10,874
29
9
68
144
486
1,206
1,069
232
552
2,294
天然
生林
125,256
8,946
116,309
19,483
13,714
6,920
14,354
17,759
7,449
7,089
14,862
9,669
2,852
2,159
16,684
240,979
9,838
226,916
38,865
42,653
34,929
6,813
13,491
19,736
16,158
17,894
20,539
9,525
6,314
43,072
総数
86,555
5,228
81,327
14,409
15,694
8,707
651
1,648
5,867
10,432
12,419
8,984
1,739
777
23,118
育成
単層
林77,684
5,228
72,456
14,409
13,348
4,290
647
1,629
5,598
10,042
11,790
8,377
1,592
734
20,884
育成
複層
林8,871
-
8,871
-
2,346
4,417
4
19
269
390
629
607
147
43
2,234
総数
154,424
4,610
145,589
24,456
26,959
26,222
6,162
11,843
13,869
5,726
5,475
11,555
7,786
5,537
19,954
育成
単層
林9,122
631
8,491
1,758
2,268
2,537
47
50
26
65
153
449
471
668
1,336
育成
複層
林20,186
-
20,186
-
5,517
10,874
29
9
68
144
486
1,206
1,069
784
3,266
天然
生林
125,116
8,205
116,911
22,698
19,174
12,811
6,086
11,784
13,775
5,517
4,836
9,900
6,246
4,085
15,352
240,979
8,674
228,091
33,855
38,360
41,025
32,456
5,598
10,384
14,755
11,530
12,659
14,328
13,142
43,342
総数
86,581
4,589
81,992
12,311
14,321
15,498
8,466
555
1,307
4,482
7,561
8,860
6,572
2,059
22,943
育成
単層
林77,710
4,589
73,121
12,311
14,321
13,152
4,049
551
1,288
4,213
7,171
8,231
5,965
1,869
20,116
育成
複層
林8,871
-
8,871
-
-
2,346
4,417
4
19
269
390
629
607
190
2,827
総数
154,398
4,085
146,099
21,544
24,039
25,527
23,990
5,043
9,077
10,273
3,969
3,799
7,756
11,083
20,399
育成
単層
林9,140
658
8,481
1,622
1,661
1,918
1,927
33
31
15
37
81
238
919
1,409
育成
複層
林20,186
-
20,186
-
-
5,517
10,874
29
9
68
144
486
1,206
1,853
3,983
天然
生林
125,072
7,641
117,431
19,922
22,378
18,092
11,189
4,981
9,037
10,190
3,788
3,232
6,312
8,311
15,007
第Ⅸ
分期
総
数
人 工 林 天 然 林天 然 林
第Ⅴ
分期
総
数
人 工 林 天 然 林
第Ⅶ
分期
総
数
人 工 林
第Ⅲ
分期
総
数
人 工 林 天 然 林
注
単位
未満
を四
捨五
入し
てい
るた
め、
各数
値の
積み
上げ
と総
数は
必ず
しも
一致
しな
い。
(2)
分期
別期
首資
源表
単
位
面積
:ha、
材積
:1,000㎥
第Ⅰ
分期
人 工 林 天 然 林
総
数
材
積面
積区
分
-120-
7
その
他
〔森
林施業の指針1〕
スギ
一般
材施
業の
指針
(地
位上
)
510
15
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
6.9
10.3
13.5
16.4
19.0
21.1
23.0
24.9
26.3
27.6
28.9
29.9
30.7
31.5
32.2
9.0
12.5
16.4
20.3
24.1
26.0
27.6
31.2
32.4
33.5
36.9
37.8
38.6
39.2
39.8
83.7
218.0
324.4
409.4
469.4
589.7
703.3
702.1
792.1
874.3
822.0
884.2
940.2
990.4
1,035.3
利41.1
利55.9
利
73.0
利98.6
利125.8
林
齢
樹
高
胸高
直径
林分
材積
間伐
材積
下
刈
除
伐
つ る
切
凡例
1.
左下から
右上
に達
する
曲線
は樹
高成
長(予
想)を
示す
。2.
左上から
右下
に達
する
階段
状の
線は
成立
本数
を示
す。
3.
成立本数
線が
垂下
する
箇所
は各
期の
伐採
予定
を示
す。
4.
各期にお
ける
林分
材積
は材
積成
長曲
線か
ら求
めた
もの
であ
り、
間伐
材積は
各期
にお
ける
想定
立木
材積
であ
る。
510
15
2025
30
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
m本
2,624本
1,944本
1,844本
1,372本
1,305本
982本
934本
704本
672本
513本
501本
32.2m
-121-
〔森
林施業の指針2〕
スギ
一般
材施
業の
指針
(地
位中
)
510
15
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
6.2
9.2
12.0
14.4
16.7
18.7
20.4
21.8
23.3
24.4
25.4
26.3
27.1
27.8
28.4
8.2
11.4
14.9
18.4
20.4
23.6
25.1
26.3
29.4
30.4
31.3
32.0
32.7
33.2
33.7
62.9
167.7
253.8
318.5
428.0
464.4
557.4
664.1
629.8
697.8
759.7
815.8
866.3
911.6
952.1
利
36.1
利
55.1
利
66.2
利
89.8
間伐
材積
下
刈
除
伐
つ る
切
林
齢
樹
高
胸高
直径
林分
材積
510
15
2025
30
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
m本
2,641本
2,012本
1,907本
1,413本
1,348本
1,030本
982本
748本
707本
28.4m
-122-
〔森
林施業の指針3〕
アカ
マツ
一般
材施
業の
指針
(地
位上
)
510
15
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
6.0
9.0
11.9
14.3
16.2
18.0
19.5
20.8
21.9
22.8
23.6
24.4
24.9
25.4
25.9
6.6
10.8
15.3
19.9
22.0
26.7
28.2
33.3
34.6
35.6
36.5
41.9
42.6
43.3
43.8
54.6
117.5
170.1
211.6
277.2
295.9
347.0
342.3
380.7
414.4
443.8
406.8
428.1
446.5
462.5
保
利
27.8
利31.7
利
38.8
利48.8 利62.4
林
齢
樹
高
胸高
直径
林分
材積
間伐
材積
下
刈
除
伐
つ る
切
510
15
202530
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
m本
3,387本
2,237本 2,100本
1,368本
1,295本
885本
839本
581本
247本
25.9m
3,500
4,000
552本 383本
363本
251本
-123-
〔森
林施業の指針4〕
アカ
マツ
一般
材施
業の
指針
(地
位中
)
510
15
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
5.3
8.0
10.4
12.5
14.4
15.9
17.3
18.4
19.3
20.2
20.9
21.5
22.0
22.5
22.9
5.8
8.5
12.0
15.6
19.7
21.2
25.5
26.7
27.7
32.1
32.9
33.6
34.2
34.7
35.1
40.4
108.5
157.5
197.4
222.4
272.4
276.6
314.8
348.3
329.5
354.2
375.7
394.3
410.5
424.4
利
20.1
利22.8
利
31.0
利38.9
利47.2
間伐
材積
下
刈
除
伐
つ る
切
林
齢
樹
高
胸高
直径
林分
材積
510
15
202530
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
m本
3,391本
2,253本2,138本
1,484本
1,403本
951本
900本
615本
22.9m
3,500
4,000
583本
405本
388本
-124-
〔森
林施業の指針5〕
カラ
マツ
一般
材施
業の
指針
(地
位上
)
510
15
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
7.8
11.9
15.1
17.6
19.5
20.9
22.1
22.9
23.6
24.1
24.5
24.8
25.0
25.1
25.3
9.7
13.9
17.5
20.7
22.1
24.8
25.6
26.3
26.7
27.1
27.4
27.6
27.8
27.9
28.0
77.2
133.5
151.7
204.3
234.7
283.8
314.7
339.1
358.2
373.1
384.6
393.5
400.3
405.6
409.7
保
利
30.1
利36.2
利44.5
林
齢
樹
高
胸高
直径
林分
材積
間伐
材積
下
刈
除
伐
つ る
切
510
15
2025
30
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
m本
2,075本
1,517本
1,418本
1,047本
984本
740本
697本 529本
500本
25.3m
-125-
〔森
林施業の指針6〕
カラ
マツ
一般
材施
業の
指針
(地
位中
)
510
15
20
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
75
80
6.9
10.5
13.3
15.6
17.3
18.5
19.5
20.2
20.9
21.3
21.7
21.9
22.1
22.3
22.4
8.9
11.9
15.0
17.8
20.3
21.3
22.0
22.6
24.5
24.9
25.2
25.4
25.5
25.6
25.7
59.1
140.8
188.7
216.5
227.3
262.0
289.6
311.3
284.5
296.8
306.4
313.8
319.5
323.9
327.3
利23.6
利
29.0
利
34.6
利43.2
間伐
材積
下
刈
除
伐
つ る
切
林
齢
樹
高
胸高
直径
林分
材積
510
15
2025
30
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
m本
2,076本
1,521本
1,425本
1,060本
999本
757本
713本 543本
531本
22.4m
-126-
平成25年10月21日
市町村森林整備計画における「路網整備等推進区域」の設定について
1 はじめに
市町村森林整備計画は、市町村が森林法に基づき策定する計画であり、地域の森林のマ
スタープランとして、森林・林業施策の方向や森林所有者等が行う伐採・造林・間伐など
の森林施業の標準的な方法を定めることとなっています。
国では、平成 23 年度に森林法を一部改正し、市町村森林整備計画の策定について大幅
な見直しを行いました。今回の見直しにおいては、新たなゾーニングの導入、路網整備の
計画作成、図示化などが大きな改正点となっています。
路網整備を促進するため、路網整備水準の記載や「路網整備等推進区域」の設定などが
計画事項に加わりましたが、この「路網整備等推進区域」は、森林経営計画を策定し集約
化施業を推進する地域などを区域設定して、林内路網を具体的にプランニングするもので
あります。
本県の人工林資源は本格的な利用期を迎えようとしており、林内路網の整備は喫緊の課
題であります。県としては、法改正を契機として、効率的・継続的な森林経営を促進する
ため、森林のゾーニングを踏まえ、対象地域を絞って林内路網を順次、集中的に整備する
必要があると考えており、この考えに沿ったものが市町村森林整備計画の「路網整備等推
進区域」であります。
今後、市町村森林整備計画の策定に当たって、「路網整備等推進区域」の設定を積極的
に検討いただくため、設定の考え方を以下のとおり取りまとめたものです。
2 路網整備等推進区域の設定
市町村森林整備計画の「路網整備等推進区域」は、計画期間内に路網の整備と併せて効
率的な森林施業を推進する区域であります。
したがって、森林のゾーニングにおいては木材生産機能維持増進森林を中心に設定する
こととなりますが、他のゾーニングにあっても路網整備や間伐等の森林施業を推進する箇
所については、「路網整備等推進区域」として設定する必要があります。
また、既に十分な路網が整備されている区域など、計画期間内に路網を整備する予定が
ない場合であっても、森林経営計画を策定し施業集約化による森林施業を推進する箇所に
ついては、地域の路網整備の状況を把握する観点から区域を設定する必要があります。
これらのことから、次の箇所については、「路網整備等推進区域」として設定を検討願い
ます。
(1) 木材生産機能が高い森林(木材機能維持増進森林のゾーニング区域)
(2) 森林経営計画が立てられている、又は予定がある森林
(3) 林道・林業専用道等が整備されている、又は計画(開設・改良)予定の森林
(4) 特定間伐等促進計画が立てられている、又は予定がある森林
-127-
3 路網整備等推進区域の設定範囲
「路網整備等推進区域」の設定範囲は、森林経営計画(属地)の対象区域を基本に設定
します。
(1) 既に森林経営計画(属地)が認定されている場合、又は策定を予定している場合は、
当該森林経営計画の区域を基本とします。
(2) 複数の認定森林経営計画(属地)が隣接している場合、又は隣接して新規の森林経営
計画(属地)を策定する場合などでは、隣接する複数の森林経営計画を1つの「路網整
備等推進区域」とすることができるものとします。
ただし、むやみに大きな区域を設定しないよう注意願います。
(3) 既に森林経営計画(属人)が認定されている場合、又は策定を予定している場合は、
連担する森林の範囲とし、沢や尾根など地形の明確な変化点により区切った、おおむね
1林班以上の区域とします。
なお、この区域に他の所有者の森林が存在する場合は、一体として森林整備する必要
があるかを検討のうえ、「路網整備等推進区域」に組み入れることとします。
(4) 既に林道・林業専用道が整備されている、又は整備予定の区域にあっては、沢や尾根
など地形の明確な変化点により区切った当該路網の利用区域とします。
(5) 特定間伐等促進計画の立てられている、又は計画を予定している場合は、県が定めた
「特定間伐等の実施の促進に関する基本方針」の2「特定間伐等の実施を促進するため
の措置を講ずべき区域の基準」により区域を設定します。
なお、同基準の④で「特定間伐等を実施することが適当と認められる区域を幅広く設
定すること。」とありますが、むやみに大きな区域を設定しないよう注意願います。
4 林内路網のプランニング
「路網整備等推進区域」においては、区域内の林道、林業専用道、森林作業道について、
既設及び整備予定の全ての路線の一覧を下記のとおり作成することとします。
(1) 一覧表には、区域の名称、対象林班、区域面積、路網延長、路網密度、対図番号を記
載すること。
(2) 路網延長は既設路網のほか、林道・林業専用道にあっては市町村森林整備計画の基幹
路網の整備計画(前後期 10 年間)を基に作成し、森林作業道は森林経営計画等の資料を
基に作成すること。
(3) 路網密度は、別途市町村森林整備計画で定める路網整備水準を目指すこと
(4) 目標とする路網密度に概ね達している区域については、計画期間内に路網を整備する
予定がない区域であっても、路網整備の状況を把握する観点から作成すること。
(5) 設定した「路網整備等推進区域」は、地域の路網整備の達成状況を把握するため、引
き続き市町村森林整備計画書へ掲載すること。
(6) 森林経営計画や路網計画に変更が生じた場合は、市町村森林整備計画樹立、又は変更
時に内容を修正すること。
-128-
(7) 一覧表と併せて「路網整備等推進区域」の概要図を作成すること。
なお、路網整備等推進区域の概要図は、公益的機能別施業森林等の概要図と併用して
差し支えありません。
注 1 路網延長及び路網密度は、上段に整備前、下段に整備後の数値を記載する。
2 路網延長は、図上測定で差し支えない。
3 市町村森林整備計画のⅡ-第7-2「路網の整備と併せて効率的な森林施業を推進する区域に
関する事項」に作成し、区域が多い場合は別表として差し支えない。
路網整備等推進区域一覧の記載例 ○
路網整備等推進区域 区域面積
(ha)
路網延長(m) 路網密度
(m/ha)
対図
番号区域名 林班 計 林道 林業専用道 森林作業道
内丸 101 30.000
3,200
0
1,000
0
2,200
0
107○①
赤崎 191,198,199 190.116,800
11,100
4,000
4,000
0
2,500
2,800
4,600
36
58○②
下の橋 20~23 60.005,500
5,500
2,000
2,000
3,500
3,500
92
92○③
-129-
「市町村森林整備計画制度等の運用について」等の一部改正について(平成 24 年 3 月 30 日付け 23
林整計第 320 号林野庁長官通知)に基づき作成すること。
路網整備等推進区域 概要図の記載例
対図番号
○② 凡 例
路網整備等推進区域
林道(既設)
林業専用道(計画)
森林作業道(既設)※
森林作業道(計画)※
県道
市町村道等(全幅 3m 未満)
※作業道は任意色
-130-
(参考)用語の解説(五十音順)
項 目 解 説
いわて木質もくしつ
バイオマス
エネルギー利用りよう
展開てんかい
指し
針しん
森林から発生する木質バイオマス資源のエネルギー利用システム等について、「いわて木質バイオマスエネルギー利用拡大プラン」に代わって、平成27年度から平成30年度までを対象期間として岩手県が策定した計画。
P37
枝打えだ う
ち
一般的には無節の良質材を育成するため下方の枝を切り落とすことをいう。近年は、複層林における下層木や、裸地化した土壌表面での植物の生育が可能となるよう陽光を与えるなど、公益的機能を確保する観点からも行われる。
P28
帯状おびじょうたくばつさぎょう
択伐作業
単木択伐の非効率性を補うとともに、皆伐による裸地化の弊害を避けるため、立木を樹高幅ほどで帯状に伐採し、その跡地は植栽若しくはぼう芽又は天然下種による更新を期待して行われる施業体系(作業種)の1つ。
P21
皆伐かいばつ 主伐の一種で、一定範囲の樹木を一斉に全部又は大部分を
伐採すること。
P8,9,19,20, 21,22,23,24, 31,38,49,60, 76,77
かき起お
こし
更新補助作業の一つ。天然下種からの芽生えの発生と根付きを促進するため、地表面を熊手などで掻き起こし、土壌を露出させること。
P25
架線かせんしゅうざい
集材
主に空中に張ったワイヤーロープに取り付けた搬器を、集材機械によって移動させて集材する方法。急傾斜地でも搬出が可能であり、林地を荒らすことが少ないなどの長所がある。
P38,41
下層かそうぼく
木 樹冠が2段以上の層状構造をなしている森林で、上層の木に対して下層の木。
P23
活着かっちゃく 植栽した苗・移植をした挿し木・接ぎ木をした植物が、根
付くこと。P24
緩傾斜かんけいしゃち
地
計画書では、全国森林計画の路網整備の水準から、傾斜15度未満としている。 なお、高性能林業機械化促進基本方針では、傾斜20度未満とされている。
P33,36
間伐かんばつ
森林の混み具合に応じて、目的とする樹種の個体密度を調整する作業。一般に、除伐後、主伐までの間に育成目的に応じて間断的に行われる。
P5,7,8,9,10, 16,17,18,20, 22,26,27,28, 32,34,37,45, 47,48,51,53, 60,75,76
寒風かんぷうがい
害
土壌の凍結により給水困難な状態となり、また寒風のため枝葉から水分が失われて、脱水による乾燥枯死をもたらす被害。
P20
主な掲載個所
-131-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
機械きかいさぎょう
作業システム
伐出作業や育成作業における各工程の機械による作業仕組(機械の組合せ)をさす。 伐出作業においては、集材距離、傾斜の度合、伐採作業現場の大きさ、集中・分散の度合によって変わる。
P36
基幹きかん
路ろ
網もう
林道及び林業専用道を示す。 P3,33,34
機能きのう
の区分くぶん
森林を、その森林の地形、地質、土壌その他の立地条件、林況等に関する評価因子をもとに、水源涵養機能、山地災害防止機能/土壌保全機能、快適環境形成機能、保健・レクリエーション機能、文化機能、生物多様性保全機能、木材等生産機能の7つの機能に区分したもの。
P14,15,16,17, 18
急きゅうけいしゃち
傾斜地
計画書では、全国森林計画の路網整備の水準から、傾斜30度以上としている。 なお、高性能林業機械化促進基本方針では、傾斜20度以上とされている。
P33,36,78
郷土きょうどじゅしゅ
樹種
それぞれの地方や立地環境によく適応し、自然状態で分布している樹種、及び歴史的に長期間にわたり植栽されてきた樹種。
P31
切きり
土ど 地盤より上方にある土砂等をかき落とし、または切り崩す
作業により切り取った土砂及びその行為。P34,41,43
禁きん
伐ばつ
樹木の伐採を禁止すること。 P77
群ぐんじょうたくばつさぎょう
状択伐作業
単木択伐の非効率性を補うとともに、皆伐による裸地化の弊害を避けるため、森林内の一部をパッチ状に小区画伐採し、その跡地は植栽若しくはぼう芽又は天然下種による更新を期待して行われる施業体系(作業種)の1つ。
P21
原生的げんせいてき 人の手がほとんど又は全く加わっておらず、自然のあるが
ままの状態。P15,18
公益的こうえきてききのう
機能 一般的に、森林の有する多面的機能のうち、木材等の生産機能を除いた機能をさす。
P5,7,8,9,10, 22,23,24,29, 31
高性能こうせいのうりんぎょうきかい
林業機械
一機種で、伐倒・枝払い・造材・集材のうち、二工程以上の多工程処理を行う車両系又は架線系の林業機械。実際の生産性や経済性は、地形、伐採方法、路網密度などの作業条件によって大きく左右される。
P8,28,33,35, 36
合板ごうはん 丸太の円周方向に薄板を切り出し、繊維方向を直交させ奇
数枚数を接着剤で貼り合わせた板。P3,4,37
広葉樹こうようじゅ
樹木を葉の形で分類した名称で、ケヤキ、ブナ、ナラ、ツバキなど扁平な葉をもった樹木をいう。 針葉樹に対する語。
P3,7,9,11,17, 21,22,23,26, 31,47,51
-132-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
小こ
段だん
大きな法面の中段に設ける巾0.5~1mの踏み段。法面の安定を高め、法面を流下する水の流速を減じて浸食を防ぐ効果がある。
P43
混交こんこうりん
林 性質の異なった2種類以上の樹種(針葉樹と広葉樹など)が混じって生育する森林。単純林の対語。
P7,9,23,47
材積ざいせき
立木または造材された丸太、さらに製材された木材の体積をいう。立木では枝条を含むときと樹幹だけの場合がある。単位は立方メートル、石がある。
P5,9,20,24, 51,75,76
里山さとやま 集落や農地の周辺にあって、薪炭材や肥料となる落葉な
ど、生活に密着した資材を継続的に供給してきた森林。P17
地拵じごしら
え 植栽や天然更新の準備のため、雑草や灌木の刈払いや伐採した樹木の枝等の整理を行う作業。
P24
市町村しちょうそんしんりんせいびけいかく
森林整備計画
森林法第10条の5に基づき、市町村が計画的かつ長期的視点にたって、適切に林業経営、森林施業を推進するためにたてる造林から伐採までの森林施業に関する総合的な計画。
P9,20,22,23, 24,25,27,28, 29,34,48
集成材しゅうせいざい
挽き板又は小角材を、その繊維方向を平行にして、厚さ、幅、長さ方向に接着して集成した材料。節、目切れなどの欠点を除去・分散させることで、製材よりも強度の変動が小さい。
P3,37
樹下じゅか
植栽しょくさい 複層林などを造成するために、林間に樹木を植栽するこ
と。P48
樹じゅかん
冠 樹木の葉と枝の集まり(枝と葉の層)をいう。P8,19,24,50, 75,76,77
受光じゅこうばつ
伐 複層林などを造成するために、下層木が成長できるように陽光を調整するために行う伐採。
P48
主伐しゅばつ
利用期に達した樹木を伐採し収穫すること。間伐と異なり、伐採後、次の世代の樹木の育成、すなわち更新を伴う伐採である。
P5,9,18,20, 21,26,31,32, 51,76
上層じょうそうぼく
木 樹冠が2段以上の層状をなしている森林で、下層の木に対して上層の木。
P27
植生しょくせい ある区域に集まって生育している植物の全体をいう。自然
植生、現存植生などと使う。
P8,14,16,20, 24,25,31,33, 44
除伐じょばつ
育成の対象となる樹木の生育を妨げる他の樹木を刈り払う作業。一般に、下刈を終了してから、植栽木の枝葉が茂り、互いに接し合う状態になるまでの間に数回行われる。
P28,48
-133-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
人工じんこうぞうりん
造林 苗木の植栽、種子のまき付け、挿し木等の人為的な方法により森林を造成すること。
P5,10,20,23, 24,26,52
針葉樹しんようじゅ
樹木を葉の形で分類した名称で、スギ、ヒノキ、マツ類、モミなど細くとがった葉をもった樹木をいう。 広葉樹に対する語。
P3,9,10,22, 24,26,51
森林しんりん
森林法第2条で、「1 木竹が集団して生育している土地及びその土地の上にある立木竹」「2 前号の土地の外、木竹の集団的な生育に供される土地」但し、主として農地又は住宅地若しくはこれに準ずる土地として使用される土地及びこれらの上にある立木竹を除く、と定められている。
P1~5,7~10, 12~50, 58~77,79
森林しんりんけいえいけいかく
経営計画
森林所有者又は森林所有者から森林の経営の委託を受けた者が、単独又は共同により森林の経営を行う一体的な森林について、計画的な施業及び保護のために自発的にたてる5年間の計画。
P3,8,33,34, 35,79
森林しんりんさぎょうどう
作業道
除間伐等の森林整備や木材の集材・搬出のために、主として森林施業用の林業機械の走行を想定する簡易な構造の作業道のこと。
P8,33,34,36
森林しんりん せぎょう
(の)施業 目的とする森林を造成、維持するための造林、保育、間伐、伐採等の一連の森林に対する行為。
P8,9,10,16, 18,20,29,31, 32,33,34,35, 36,48,49,62, 79
森林しんりん
の有ゆう
する多面的ためんてき
機き
能のう
森林の有する国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、公衆の保健、地球温暖化の防止、林産物の供給等の多面にわたる機能。
P16,19,20,29
森林しんりんほけんしせつ
保健施設
森林の保健機能の増進に関する特別措置法第2条第2項第2号の規定により森林の有する保健機能を高度に発揮させるため公衆の利用に供する施設。休養施設、教養文化施設、スポーツ又はレクリェーション施設、宿泊施設等がある。
P49
森林しんりん
・林業りんぎょうきほんけいかく
基本計画
森林・林業基本法の基本理念の実現に向けて、森林及び林業に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、同法に基づき策定した計画。森林及び林業施策の基本方針、森林のもつ多面的機能の発揮並びに木材の供給及び利用に関する目標、政府が講ずべき施策を明記。
P7
スキッダ 丸太の一端を吊り上げて山土場まで地引集材する集材専用の自走式の高性能林業機械。
P36
筋すじ
地拵じごしら
え
植栽する列だけ刈り払い、残りはそのまま放置するとともに、植付けの際に障害となるものを取り除く作業。刈り払ったものなどは残った列の上、あるいは列に沿わせて置く。
P24
-134-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
捨土すてど
切土を現場内利用した余りの土砂。 P34,43
制限せいげんりん
林
保安林及び森林法施行規則第7条の2で定められている立木の伐採に制限がある森林をいう。 保安林、砂防指定地、鳥獣保護法の特別保護地区、自然公園法の特別地域内の森林等がある。
P38,40,63,75
静せいさがき
砂垣
砂の移動防止と植栽木への防風を目的として、植栽地全面に設ける垣をいう。使用材料により、竹ス、ヨシズ、粗朶などがある。
P43
生態系せいたいけい
ある地域の生物の群集とそれらに関する無機的環境をひとまとめにし、物質循環、エネルギー流などに注目して機能系としてとらえたもの。
P15,18,29,30, 31,32,46
生物せいぶつたようせい
多様性
地球上の生物の多様さとその生息環境の多様さをいう。生物多様性条約においては、「生物の多様性」とは、全ての生物の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含むとしている。
P7,15,16,18, 21
全国ぜんこくしんりんけいかく
森林計画
森林法第4条の規定に基づき「森林・林業基本計画」に即して、農林水産大臣が閣議決定を経て、森林の整備の目標その他森林の整備に関する基本的な事項等について、5年ごとにた
てる15年間の計画。
P7,9,10
全面ぜんめんじごしらえ
地拵え
植付け予定地の雑草木やササ及び散乱している幹や枝など、植付けの際に障害となるものを植栽予定地の全面にわたって取り除く作業。
P24
造林ぞうりん 林地に森林を仕立てること。造林の方法には人工造林と天
然更新がある。
P2,5,7,9,10, 13,18,20,23, 26,45,46,48, 52
粗そ
腐植ふしょく 落葉や落ちた枝が一部分解した表面層で、一般的にきのこ
や菌類で満たされている。P25
択伐たくばつ
主伐の一種で、森林内の成熟木を数年~十数年ごとに計画的に伐採(抜き切り)すること。伐採により森林の状態が大きく変化せず、持続的な森林経営ができる。
P8,9,19,20, 21,22,24,31, 38,60,75,76, 77,78
タワーヤーダ 簡便に架線集材できる、元柱になる鉄柱と集材装置を装備した移動式の集材機。
P34,36
単たんそうりん
層林 単一の林冠層で構成されている森林の総称。P8,18,19,23, 33,48
-135-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
短たん・ちゅうばっきさぎょう
・中伐期作業
薪炭用材、しいたけ原木等の生産を目的になら類を対象として、短期間(25年~35年)で一斉にある程度まとまった面積を伐採し、ぼう芽による更新を期待して行われる施業体系(作業種)、又は中径材の生産を目的にすぎ、あかまつ、からまつなどを対象として、おおむね標準伐期齢前後で一斉にまとまった面積を伐採し、その跡地を人工植栽する施業体系(作業種)。
P21
単たんぼくたくばつ
木択伐 立木の伐採が、森林及びその周辺における自然環境に大きな変化を招くおそれが少ない程度の択伐。
P77
単たんぼくたくばつさぎょう
木択伐作業 択伐作業の1種で、更新のために伐区から一定量を単木的に均等に抜き切りする方法。
P21
地域ちいきけんいんがたりんぎょうけいえい
けん引型林業経営
体たい
岩手県が認定した林業経営体で、中小規模の森林所有者を取りまとめ、所有者に代わって地域全体の森林経営を行う経営体。
P35,36
地域ちいきしんりんけいかく
森林計画
森林法第5条第1項の規定に基づき知事が全国森林計画に即して、森林計画区内の民有林を対象に5年ごとに10年を一期としてたてる計画で、市町村森林整備計画における森林施業の指針となるもの。
P13
蓄積ちくせき
森林の現存量、材積をいう。単位は㎥(立方メートル) P2,3,19,77
治山ちさん
施設しせつ
保安林の指定の目的を達成するために必要として実施された保安施設事業(森林法)及び地すべりを防止するために地すべり防止工事(地すべり等防止法)により設置された施設。
P14,45
地質ちしつ
地殻を構成する物質。その種類、性質または状態をさすことが多い。大部分は岩石であるが、地層、堆積物、風化生成物ないし土壌も含まれる。
P1,16,31,33, 43
長ちょうばっきせぎょう
伐期施業(作業さぎょう
)
主に用材林の生産を目的に長伐期(標準伐期齢のおおむね2倍に相当する林齢以上)で、一斉にある程度まとまった面積を伐採し、その跡地は、植栽又はぼう芽による更新を期待して行われる施業体系(作業種)の1つ。
P7,31
坪つぼじごしらえ
地拵え 苗木を植え付ける所の周辺だけ円形あるいは方形に刈り払い、植付けの際の障害となるものを取り除く作業。
P24
適地てきち
適てきぼく
木 森林を仕立てる際、土壌、気象、地形、地質などその土地の立地に合った樹種を検討し、判断すること。
P23,26
天然てんねんかしゅこうしん
下種更新
林地内に残した木(母樹)またはその側方の木より自然に落ちた種から発芽した稚樹を後継樹として森林を仕立てる方法。
P20,24,25,26
-136-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
天然てんねんこうしん
更新
人のかかわりは補助手段として、主として天然の力によって次の世代の樹木を発生させることをいう。 種子が自然に落下し、発芽して成長する場合(天然下種更新)と、木の根株から発芽(ぼう芽)して成長する場合などがある。
P5,10,24,25, 26,52
天然林てんねんりん 天然の状態であって、造林・保育についてはほとんど人の
手が加わっていない森林。P20,34
土壌どじょう
地殻表面などの母岩が風化・崩壊したものに腐植などが加わり、気候や生物などの作用を受けて生成したもの。水分の動態、有機物の分解合成の過程の相違によって特有の発達を示す。
P1,8,14,15, 16,24,29,31, 38,76
法面のりめん 勾配のある面。斜面。森林土木における切土、盛土の傾斜
面。P34,43,44
ハーベスタ 伐倒、枝払い、玉切り、集積の一連の多工程の処理を連続して行う自走式の高性能林業機械。
P36
伐期ばっき
林木の伐採・収穫の時期。 P5,20,31
伐ばっ
区く
もともと伐採(主伐)が行われる区域をさすが、造林から育林、伐採までの作業が一貫して同一に行われる区域にも用いられる。
P20,21,31,77
伐採ばっさいしゅ
種 主伐における伐採方法をいう。皆伐、択伐等に分けられる。
P76
標準ひょうじゅんばっきれい
伐期齢
主要樹種について平均成長量が最大となる年齢を基準とし、森林の有する公益的機能、平均伐採齢等を勘案し、地域森林計画で示した指針をもとに、森林計画制度上の誘導指標として市町村森林整備計画で定めた年齢。 保安林の指定施業要件の基準に用いられている。
P22,31,50,76, 77
フォワーダ 林地内の丸太を林道端等まで積載・集材する車両機械。 P34,36
複ふく
層そう
林りん 林冠構成が複数状態をしている森林の総称。二層のものを
二段林、三層のものを三段林という。P8,19,23,48
複ふくそうりんせぎょう
層林施業 森林を構成する林木の一部を伐採し、苗木の植栽等を行うことにより、複数の林冠を構成する森林を造成する施業。
P31
不在ふざいそんしんりんしょゆうしゃ
村森林所有者 所有する森林とは別の市町村に居住する個人、所有する森林とは別の市町村に主たる事務所のある法人等。
P35
プロセッサ 全木(枝付き)の枝払い、玉切り、集積の一連の工程を行う高性能林業機械。
P36
-137-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
平均へいきんせいちょうりょう
成長量 その年までに成長した量を総成長量というが、これを年数で割ったもの。
P22,30
保安 ほあんしせつじぎょう
施設事業
森林法第41条の規定に基づき、保安施設地区内において、その保安林の目的を達成するために実施される森林の造成事業、叉は森林の造成若しくは維持に必要な事業。
P7
保安 ほあん しせつ ちく
施設地区
農林水産大臣又は知事が保安施設事業を行う必要があるとして、農林水産大臣が森林法第41条の規定により指定した森林。この地区は、事業完了後一定期間経過後は保安林と見なされる。
P13,30,31,32, 45,60,76
保安林ほあんりん
水源のかん養、土砂の流出等の防備、公衆の保健、名所又は旧跡の風致の保存等のため、森林法第25条に基づいて農林水産大臣又は知事が指定した森林。森林の施業に一定の制限が課せられる。
P5,7,10,13, 16,17,30,31, 32,38,40,45, 58,61, 63~69,75,76
保育ほいく 植栽を終了してから伐採するまでの間に、樹木の生育を促す
ために行う下刈り、除伐等の作業の総称。
P7,8,16,17, 18,26,27,28, 32,45,48
ぼう(萌ぼう
)芽が 立木を伐採した後に切り株から発生する芽をぼう芽とい
う。P20,25
ぼう(萌ぼう
)芽が
更新こうしん
立木を伐採した後に切り株から発生したぼう芽を成長させて林を更新する方法。 コナラ、クヌギなど、ぼう芽力の強い広葉樹に対して行われる。ぼう芽更新は、薪炭林などで行われる。
P20,24,25,26
保健ほけん
機能きのう
森林しんりん
森林の保健機能の増進に関する特別措置法第5条の2の規定に基づき、地域森林計画に即して森林の保健機能の増進を図ることが適当と認める場合に、森林の保健機能の増進を図るべき森林として、市町村森林整備計画でその区域が特定されている森林。
P48,49,50
保護 ほ ご じゅたい
樹帯
造林をする際に前生樹の一部を帯状に残して風をさえぎり、または主風の方向に対して樹木を帯状に造成することによって気象害などの被害の軽減を目的に残された又は造成された樹木の集団をいう。
P20
母ぼ
樹じゅ 優良な形質をもった種子や穂木、茎や根を採取する樹をい
う。母樹の集団を母樹林という。P20,26
密度みつど
管理かんり
図ず
林木の成長に関する密度効果の法則等を応用し、生育段階に応じた密度と材積等の関係を一つの図にまとめて表したもの。 この図から立木密度と上層木の樹高によって幹材積、平均直径、収量比数を知ることができ、密度管理方式に応じて収量を予測できる。
P27
-138-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
緑みどり
の回廊かいろう
原生的な天然林や貴重な野生動植物の生息・生育地を保全管理するため国が国有林に設定したもので、平成17年度までにその途切れた部分をつなぐための民有林緑の回廊が設定された。
P29
猛禽もうきんるい
類 飛翔力が強く、曲がった鋭いくちばしをもち、他の鳥類や哺乳類・爬虫類などを捕食する大型の鳥の総称。
P28
木質もくしつ
バイオマス
「岩手県木質バイオマス資源活用計画」では、県内の森林から出る用材、間伐材、林地残材、あるいは輸入木材などを木質バイオマスと捉えている。
P11,28,37
盛土もりど 土をもって高くすることをいい、建築物の敷地、道路、堤防
等を築造する際使用される土砂及びその行為。P34,43
有用ゆうようこうようじゅ
広葉樹
一般に、住宅部材、家具用材等として利用される材が採れる樹種を指している。家具建築用材などに利用されるブナ、カンバ類、ナラ類、ケヤキ、キリ、ハリギリなどがある。
P21,23
擁壁ようへき
崖や盛土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために築く壁。 P43
流量りゅうりょう
単位時間当たりに流出する水の量。 P43
林業りんぎょうけいえいたい
経営体
林家や林業会社など所有権または所有権以外の権限に基づいて育林または伐採を行うことができる山林を保有している世帯、法人、団体をさす。
P8,79
林業りんぎょうせんようどう
専用道
森林作業道と組み合わせて、間伐作業を始めとする森林施業の用に供する道をいい、普通自動車や大型ホイールタイプフォワーダなど車両の走行を想定した構造となっている。
P8,33,34,36, 54,56
林業りんぎょうふきゅうしどういん
普及指導員
森林所有者等に対して、森林・林業に関する技術及び知識の普及や森林施業に関する指導を行い、また、試験研究機関との連携により専門の事項の調査研究を行う、一定の資格を持つ都道府県の職員。
P23
林業りんぎょうろうどうりょくかくほしえん
労働力確保支援セ
ンター
林業労働力の確保の促進に関する法律第11条に基づき林業労働力の確保等を目的として設立された公益法人を、知事が林業労働力確保支援センターとして指定するもので、本県では、(財)岩手県林業労働対策基金を平成8年に支援センターとして指定している。
P35
林道りんどう
木材等の林産物を搬出したり、林業経営に必要な資材を運搬するため森林内に開設された道路の総称。行政では、林道規程に適合し、林道台帳に登載されているものをさす。
P3,4,5,8,9, 10,15,16,33, 34,36,54,55, 56,57
-139-
(五十音順)
項 目 解 説 主な掲載個所
林班りんぱん
森林の位置と施業の便を考え設定した森林区画の単位。 原則として字界、沢筋・尾根筋・河川などの自然地形又は地物をもって、面積がおおむね50ha程度となるように設定しているもの。
P34,38~42, 63~74
林齢りんれい 森林の年齢。森林が成立(更新又は植栽)した年を1年と
し、それから経過した森林の年数をさす。P22,27,28
列れつじょうかんばつ
状間伐
選木基準を定めずに単純に列状に間伐する方法。高性能林業機械の導入による作業効率の向上、選木作業の省力化等による間伐経費の削減に有効な間伐方法。
P28
-140-