フレシネー工法当社は、1952年(昭和27年)7月プレストレストコンクリート(pc)技術の開発及び工業化の促進を目的として...

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総合カタログ ® フレシネー工法 極東鋼弦コンクリート振興株式会社

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Page 1: フレシネー工法当社は、1952年(昭和27年)7月プレストレストコンクリート(PC)技術の開発及び工業化の促進を目的として 創立されました。その当時、PC技術は未知の新技術でありましたが、PCの原理特許所有者であったフランス・フレシネー社

総 合 カ タ ロ グ

®フレシネー工法

極東鋼弦コンクリート振興株式会社

Page 2: フレシネー工法当社は、1952年(昭和27年)7月プレストレストコンクリート(PC)技術の開発及び工業化の促進を目的として 創立されました。その当時、PC技術は未知の新技術でありましたが、PCの原理特許所有者であったフランス・フレシネー社

http://www.fkk-j.co.jp

〒254-0807神奈川県平塚市代官町37番31号機材センター:TEL 0463-21-4756技 術 部:TEL 0463-21-4757 (ダイヤルイン)

FAX 0463-21-4903

〒812-0013福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目4-17 (第6岡部ビル)

TEL 092-414-7111 FAX 092-414-7590

■代表取締役社長: 今 井 義 明■資 本 金: 2億3千万円■FKK フレシネーファミリー構成会社: 70社■フ レ シ ネ ー 技士資格取得者数: 7,250名

(’12.7.1現在)

機材センター

〒902-0067沖縄県那覇市安里1丁目1-43 (サントピア牧志駅前1003)

TEL・FAX 098-862-2882

営 業 品 目

● プレストレストコンクリート用資機材の製造・販売・開発・技術協力

● FKKフレシネー工法定着具の製造・販売、緊張用ジャッキ他の賃貸

● フラットジャッキ機材の製造・販売・技術協力

〒141-0031東京都品川区西五反田7-9-2(五反田TGビル)代 表:TEL 03-5719-2391営業部:TEL 03-5719-2392 (ダイヤルイン)業務課:TEL 03-5719-2393 (ダイヤルイン)

FAX 03-5496-4630

〒532-0011大阪府大阪市淀川区西中島4丁目3-5 (NLCセントラルビル)

TEL 06-4806-8787 FAX 06-4806-8788

本 社

機材センター/技術部

大阪営業所

九州営業所・沖縄担当九州営業所

FKK極東鋼弦コンクリート振興株式会社

・内ケーブル、外ケーブル用

・エクストラドーズド橋斜ケーブル、LNG低温タンク、高強度PC鋼材用

・シングルストランド定着具Eco’s

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当社は、 1952年(昭和27年)7月プレストレストコンクリート(PC)技術の開発及び工業化の促進を目的として

創立されました。

その当時、 PC技術は未知の新技術でありましたが、 PCの原理特許所有者であったフランス・フレシネー社

(当時のS.T.U.P.社)との技術提携によりこの新技術を初めて国内に導入し、その工業化に成功しました。

FKK工法(本工法)は、引き続きこの新技術の研究・開発・普及・発展に努め、近年では用途(現場からの要望)に

応じた被覆PC鋼より線用特殊定着具、緊張機器、プラスチック製シース、樹脂製(半透明)グラウトキャップ、

エクストラドーズド橋用定着具、高強度PC鋼より線用定着具、外ケーブル用保護管等を新たに開発しました。

また、施工の確実さ安全性を期するため、フレシネー技士認定制度を設け施工技術者の養成にも力を

注いで参りました。 その結果、当社が開発した多くの工業所有権及びノウハウ、更に関係各位のご理解に

支えられ、本工法は橋梁はもちろんのこと、建築構造物、大型容器(LNGタンク等)、モノレール軌道桁、防災

構造物等多くの分野に採用されて高い普及率を維持しております。

また、当社では、再生材の有効活用や製品の軽量化などを通じ、天然資源の消費抑制ならびに環境負荷低減

を図り、資源循環型社会の構築に貢献できる製品の開発に取り組んでいます。この取り組みにより製品化された

ものをエコシリーズ「Eco’s」として分類し、多くの製品が実現できるよう努めてまいります。

天間川橋梁:青森県

第一大戸川橋梁:滋賀県

登録有形文化財

会 社 概 要

バイチャイ橋:ベトナム国

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定 着 シ ス テ ム

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緊 張 定 着 具

● マルチストランドシステム

7T13M130

12T13M220

12T15M319

マルチストランドシステムは、複数本のPC鋼より線を1組のコーンにより定着するシステムで、雄コーン・雌コーン・支圧板・コーンジョイント(ガイドコネクション)・グラウトキャップより構成されています。

汎用性に富み最も使用実績の多い定着システムです。

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4V13

7V13

12V13

12V15

Vシステムは、数本のPC鋼より線をウェッジにより個々に定着するシステムで、ウェッジ・定着ブロック・

ガイド・グラウトキャップより構成されています。セット量が小さいため、短いケーブルへの使用が有効な定着システムです。 ※接続用定着具はケ-ブル接続具の項を参照。

● Vシステム

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※ LNGタンクに低温仕様で使用する場合は、FKKにご相談下さい。

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19K15

27K15

● モノグループシステム

モノグループシステムは、複数本のPC鋼より線をウェッジにより個々に定着するシステムで、ウェッジ・定着ブロック・ガイド・グラウトキャップより構成されています。

大規模橋梁やLNGタンクなどの大型PC構構造物に使用される定着システムです。

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※ LNGタンクに低温仕様で使用する場合は、FKKにご相談下さい。

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● 樹脂製グラウトキャップ (NETIS登録:KT-060004-V)

※ニップルはエルボタイプにすることもできます。また、1箇所追加(2口)することができます。

ナイロン製ホースニップル

ホース内径φ19mm用

ステンレス製取付ボルト(供給品)

特殊Oリング

12T13M220用

樹脂製グラウトキャップはホースニップルも含め非鉄製(ナイロン樹脂製)で腐食しにくく、かつ半透明であることからグラウト注入時にキャップ内の充填が確認できます。 また、水密製に優れるため埋め込んで使用することにより、腐食物質のダクト内への進入を防止することができます。 したがって、塩害対策などで特に耐久性を要求される場合に適したグラウトキャップです。なお、本キャップはグラウト注入時にグラウトキャップ補強板を必要としない構造となっています。

12V13用

グラウト充填状況

12T15M319用

12V15用

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● グラウトキャップ (グラウトキャップ補強板)

C型

H型 K型

グラウトキャップ

グラウトキャップはより確実にグラウト注入するために、グラウト注入前に定着具に被せて使用するものです。ホースニップルの取付位置により、C型,H型,K型の3種類に分かれます。

グラウトキャップ補強板は鋼製グラウトキャップ用で、グラウト注入時期が定着部跡埋めコンクリート打設より前になる場合に必ず使用するものです。グラウト硬化後は取り外し、再使用が可能です。

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e d

グラウトキャップ補強板

※使用の際は、凸側(0.6mm)を支圧板およびガイドの方へ向けて取り付けて下さい。

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◎ ガイド方式 : 定着ブロック・ウェッジ・ガイド・管状ばね・エンドキャップにより構成されています。

● コンプレッショングリップ型 : 支圧板方式

固 定 定 着 具 (デッドアンカー)

D7V13E D12V13E D12V15E

D19K15E D27K15E

D12T13C D12T15C

◎ ガイド方式 : 定着ブロック・ウェッジ・ガイド・管状ばね・エンドキャップにより構成 されています。

施工中にウェッジが外れないよう管状ばねを配置し、エンドキャップを

取り付けることにより、個々のウェッジを固定する構造となっています。

コンプレッシングリップ型はPC鋼材メ-カーにて加工された圧着グリップを用い固定板により個々の

PC鋼より線を支圧板へ押えつける構造となっています。圧着グリップ・支圧板・絞りリング付トランペットシース・固定板・固定ボルトにより構成されています。

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● エンドキャップ型