アフターコロナ 仕事消滅時代【vol.4】 世界大恐慌突入!!アフターコロナ...
TRANSCRIPT
本田健[著]
GOMABOOKS
アフターコロナ
サバイバル マニュアル
生き抜くための仕事消滅時代を「
」
世界大恐慌突入!!
本田健[著]
GOMABOOKS
マニュア
GOMABOOKS
アルアルア
アフタフタフ ーコロナ
ササバサバサ イバイバ バイバイ ルマニュア
生生き抜くための仕仕事事消消滅時代「仕「仕
世界大恐慌突
ルアルアルア
の代を」
入!!
【Vol.4】
世界大恐慌突入!!アフターコロナ
「仕事消滅時代」を生き抜くための
サバイバルマニュアルこれから起きることと7つの戦略
本田健 [ 著 ]Ken Honda
GOMA BOOKS
本コンテンツは、書き下ろしです。
カバーデザイン:久光梨英
○C 2020 本コンテンツの内容は著作権法上の保護を受けております。著者・発行者の許諾を得ず、無断で複製・複写することは禁じられております。
本田健書店では、会員様限定のコンテンツを配信しています。会員様限定コンテンツは、複製、出版、伝送、配布、譲渡、貸与、翻訳、翻案、使用許諾、転載、再利用などの行為をいかなる形でも禁止しています。
毎月 28 日に配信される新刊コーナーの試し読み PDF は、会員様以外の方にもお読みいただく目的で作成されています。SNS での拡散等、皆さまにぜひお勧めください。ただし、コンテンツを、販売・コンサルティング・集客などへ利用し利益を得る行為、翻案し同様の方法で利益を得る行為は禁じます。動画にてご紹介いただく際には、本田健書店の URL、試し読み PDF の URL を明示し、内容の簡単な紹介のみ許可いたします。
コンテンツ内容の実行は、皆さんの責任で行って下さい。
CONTENTS
はじめに 006
第1章 これから、世界は恐慌に突入する 018
これから、私たちは、コロナと恐慌の2大ショックに翻弄される 019
世界経済の5つの問題 021
1) 多くの会社の経営危機、倒産 021
2) 失業問題 024
3) 消費の大幅減 026
4) サプライチェーンの分断 028
5) 金融崩壊の可能性 032
第2章 コロナがいったん収束した後に、世界で始まること 036
世界レベルで、「経済の立て直し」が始まる 043
どちらの人たちの命を助けるか? 052
世界中の国が引きこもりになる 053
鎖国状態から緩やかに国をオープンしていく 055
廃業、倒産。転職、独立が増える 057
今までのやり方が成り立たなくなる 059
これまでの金持ちの3分の1が転落する 060
普通の人がホームレスに 063
業界ごと無くなる時代に入った 064
第3章 もう、椅子取りゲームは始まっている 067
みんな油断している 068
仕事消滅の連鎖が始まる 069
業界全体が消滅する怖さ 077
大企業、役所勤めの人 081
中小企業に勤めている人 083
零細企業、飲食業に勤めている人 084
フリーランス、下請け業の人 085
専業主婦(専業主夫)の人 088
転職、独立、商売替えのタイミング 089
「見切り千両!」があなたを救う 093
「何でもやります」と言う人は、雇ってもらえない 096
第4章 サバイバルのための7つの戦略 098
人生最大のピンチをどう生き抜くか 099
7つの戦略 102
1) メンタルを強く持つ 103
2) 健康を保つ 107
3) お金を十分に用意する 109
4) 安定した仕事を作る 111
5) 安全な住む場所を確保する 112
6) 食糧を得る 117
7) サポートしあえる人間関係を持つ 118
これからの世界 120
第5章 終わりの始まり 文明の未来 122
これから世界は、大きく変わる 123
ネガティブなシナリオ 世界大恐慌から第3次世界大戦まで 126
世界は、反中国でまとまる 128
17 世紀から始まった資本主義の歴史をひもとく 132
真にフェアな資本主義が始まるか?? 134
フェアな資本主義とは? 138
世界政府、健康安全機関の設立 140
ベーシックインカムで人類が労働から解放される 141
新しい文明がスタートするとき 143
新しい文明のスタート 145
あとがき 147
006 はじめに
はじめに
コロナウイルスの感染拡大が止まらないまま、4月を迎えてしまいました。一部のスピリチュアル系の中には、3月末で収束すると断言した人もいたみたいですが、それは幻想と願いであって、残念ながら現実にはなりませんでした。
それどころか、世界中で、ウイルス感染の勢いは止まりません。
現在、世界の人口の半分36億人が自宅待機状態になっています。3月にロックダウンが始まったイタリア、フランスなどは、軒並みその期限を延長しました。日本でもついに非常事態宣言が出て、5月6日までということになっていますが、延長される可能性が高いでしょう。
多くの人は、今回の一連のことをまだ「コロナウ
007 はじめに
イルス感染が怖い」という感じで病気のこととして捉えていると思います。しかし、罹患する人以外にとっては、経済的、社会的な影響の方が大きいと思います。
大変な状況にある飲食業、旅行業、小売業に携わる人たちは、現在進行形で苦しんでいます。
現時点では、大多数の人にとって、まだ経済の問題は、対岸の火事でしょう。ですが、コロナショックは飲食、旅行業の人たちだけの問題ではありません。ほんの少しの時間差で、すべての人が巻き込まれることになることを多くの人たちはまだ実感していません。
これから、世界は恐慌状態に入ります。というか、もう入っています。同時に、コロナ感染の脅威が減るわけでもありません。ウイルスにとって、人間の経済活動がどうかは、全く関係がないからです。
なので、これから私たちは、感染の恐怖と、仕事やお金を失う恐怖の2つの間に挟みうちにあうこと
008 はじめに
になります。今、困っている人たち以外は、どれだけヤバイ状
況がやってきつつあるのか、ほとんど意識していないのではないでしょうか。
それが、この本を書いている理由でもあります。普通の人は、これからすごい嵐がやってくること
を知りません。うすうすは感じているかもしれませんが、それを調べたり、真剣に向き合っていこうという人は少数派でしょう。
あんまり怖いことを感じたくないし、ネガティブなことを考えたら、そうなってしまいそうで、そんなことを考えちゃいけないと考えている人も多いのではないでしょうか。
私たちが混乱しているのは、現在の脅威が、複数あるという事情から来ています。
例えば、コロナウイルスの感染が怖いなら、家にいた方がいいということは、誰もが意識していると思います。でも、それだと、テレワークできる以外
009 はじめに
の人は仕事ができないし、お金の心配も出てきます。誰も感染リスクがあるのを知りながら、好き好ん
で満員電車に乗っているわけではありません。もし、会社が、3週間有給休暇をくれたなら、全員が電車なんて乗らないでしょう。
明日も会社に行くのは、会社の方針がそうなっていて、同僚もそうしているからです。
自営業の人も、同じようなジレンマを抱えています。全国的に自粛要請が出たものの、海外のように政府からすぐに休業補償を現金で振り込んでくれるわけではありません。
なので、恐る恐るお店を開けているのです。毎日店を開けていたらなんとかなるわけでもありませんが、何もしなければ、お金は入ってきません。
ある居酒屋のオーナーが、テレビのインタビューで、「売上を政府が保証してくれたら、お店を閉めますか?」
と聞かれていました。
010 はじめに
彼は、0. 5秒ぐらいで、「もちろん、瞬間で閉めます!」
と言っていました。
日本政府の対応は、残念ながら、非常に遅いのが現実です。
イギリスは、お店のオーナーが、解雇をしないなら80%まで、従業員の給料を肩代わりするという制度を導入しました。
日本は、現在のところ、所得が150万の人が30万円、東京の事業者は100万円もらえるという程度です。それも、5月に法案が通り、実際にお金が受け取れるのは、6月以降の見込みです。ほかの都道府県では、自粛要請だけされて、補助金が出ない見込みの場所が多いようです。
すぐにもらえるのは、なんと、マスク2枚というのが現実です。
原稿を書いているうちに政策が変わり、今度はひとり10万円もらえることになるということですが、
011 はじめに
これもいつ、どのような形で振り込まれるのか、現時点では全くわかりません。
動きの速いドイツは、オンラインで申請して100万円がたった2日で振り込まれるようです。
今、世界で同時にコロナショックが起きていますが、住んでいる国の政府のレベルで、全然違う扱いを国民が受けています。もらえる金額、速さなど、
「これだけ違うのか!」というぐらいです。これらの不満が、のちのち、それぞれの国の政治
を変える要因になるでしょう。
政府のサポートが遅いせいで、多くの人は、ウイルス感染の不安を感じながらも、仕事をせざるをえません。それが、ウイルスの拡大になることがわかっていながらも、社会全体で見た時に、やや自粛をしながらほぼ普通の生活を送っている理由です。
残念ながら、これでは感染を止めることはできないでしょう。
マレーシアでは、当初2週間の予定だったロック
012 はじめに
ダウンが、一度2週間延長され、現在ではさらに2週間延長されています。
そこまでしてようやく新たな感染者数が減少傾向を見せ始めたのです。
マレーシアは、世界的に見ても、厳しいロックダウンを実施しています。あのニューヨークでさえ、ジョギングや犬の散歩は OK なのに、マレーシアでは、マンションの前の広場で子供を遊ばせていても警察に通報されるそうです。
そのマレーシアですら、4週間もロックダウンしなければ減少しないのです。
日本では、最悪の場合、これから感染爆発に入るか、ラッキーな場合でも、ダラダラ感染拡大が続いて自粛をずっとやめられない状態が続くでしょう。
これから、すべての人が陥るジレンマがあります。命を取るのか、お金を取るのか。大袈裟に聞こえ
るかもしれませんが、究極的には、この2つのうち、どちらかを選択しなければいけなくなっているのです。
013 はじめに
ある飲食店のオーナーが言っていましたが、まさに「進むも地獄、止まるも地獄」という状態です。
普通の人には次の2つの道しかありません。自宅に引きこもって、できるだけ人と会わないよ
うにする。でもそうすると、仕事があまりできないからお金が手に入らない。
あるいは、感染のリスクを冒してでも、毎日電車に乗って、仕事に行くという生き方のどちらかを選ばなければいけなくなります。
また、今回のコロナショックは、これだけではすまなさそうな予感を多くの人は持っているのではないでしょうか。
いつ収束するかわからない。収束しても、元の生活に戻れる感じがしない。そういう環境で、縮こまって生きているのが、私たちの現在の姿です。
あなたがこれから何を体験する可能性があるの
014 はじめに
か、今知っておくと、実際にそれが起きた時に、ずっと気持ちは楽になると思います。
台風が来ると思っていれば、対策も立てられます。けれど、何も知らなければ、今日は風が強いなぁ
と思っているうちに、突風に飛ばされてしまうでしょう。
地震と違って、台風は事前に予測可能です。その進路、強さ、影響は、今までのデータをベースにある程度の誤差がありながらも、計算できます。もちろん、精度にはバラツキがあるでしょうが、事前に準備するのと全く準備がないのでは、大きく違ってきます。
現在の経済のデータ、政府の政策、人々の感情、人の動きなどを考えに入れると、だいたいの方向性が見えてきます。
だいたい5つぐらいのシナリオを描いて、そのどの場合にも準備しておくのか、何も考えないまま想定外のことが起きて、「え!? どうしよう。まさか
015 はじめに
こんなことが起きるなんて……」と狼狽するかでは、その後がだいぶ違ってきます。
賢い人、先見の明のある人は、もう準備しています。すでに万全の準備を終えている人もいます。
一方、これから何が起きるのか、全く準備ができていない人の方が多いでしょう。
この本は、あなたにとって、これからやってくる大きな津波の準備ができるように、心を込めて書きました。
この本の中の予測がすべてが間違っている可能性もありますが、そうなったときは、取り越し苦労をしたと、笑えばいいのです。
個人的には、今の想定ほど悪いことは起きて欲しくないなと願っています。
でも、ありとあらゆる場合を想定することで、これから起きるかもしれない「まさか!?」に対応することができます。
どんな時代も、傷つくのは何の準備もない人です。
016 はじめに
お金や心の準備がなければ、困った状態が起きた時に打てる手が限られています。
事前に最悪を想定しておけば、まだマシです。そして、たいていの場合、そこまで悪いことは起きないものです。
そして、最悪の状態は、すぐに来るわけでありません。大きな津波がやってくるまでには、まだ数ヶ月はあると思います。なので、今から準備にかかれば、やれることはいくつもあります。
今、すでに困っている人は、カメラを引いて、現状を見てみましょう。
これから2年という期間で見た時、頑張っても無理そうなら、今の会社やお店を辞めるというのも、選択肢に入ってくるでしょう。
せっかく融資を受けたとしても、その資金を食い潰していったら、結局問題を先送りにしているだけです。
欧米では、「現在の状態は、第2次大戦後最大のピンチだ」と政府のトップが言っています。日本は、
017 はじめに
政府がのんびりしているせいか、その危機感はあんまり一般の人にも見られません。
ですが、いろんなデータを見る限り、あなたの人生で最大のピンチがもうすぐやってくることは、ほぼ間違いありません。
最悪のケースを想定して、華麗に準備しましょう。あなたとあなたにとって大切な人を守るために。
第 1 章
これから、 世界は恐慌に突入する
019
これから、私たちは、 コロナと恐慌の2大ショックに翻弄される
これから、世界は、恐慌に突入します。というか、4月の時点でもうすでに突入していると言えるでしょう。
I M F のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は、4月9日に、2020年の世界経済に関して、「1930年の世界大恐慌以来の最悪の経済危機に直面する」と語っています。
恐慌の定義は、いろいろありますが、まとめるとこんな感じです。
景気循環によって起きる不況とは違って、生産、流通、消費の分野において、経済活動が停滞し、1国だけでなく、世界の多くの国で起きること。
そこには、株価の下落、物価の下落、企業の倒産、失業者の増加といった現象がついてきます。
これから、世界は恐慌に突入する
020 これから、世界は恐慌に突入する
さて、現在の世界はどういう状況でしょうか?
株価は、世界中で大幅に下落しました。この下げ幅も歴史的です。
失業率は、世界で急激に上がっています。アメリカでは、たった4週間で2200万人から失業保険の申請が出されました。ヨーロッパでも、ロックダウンのために、数百万人単位の失業者が出ることが予測されています。
企業の倒産も、世界中で起き始めましたし、これから4月末にむけて、「え!! あの会社が??」という感じで、有名な会社の倒産は増えるでしょう。
まだ起きていないのは、物価の下落です。これも、時間の問題で、すでに一部の不動産をはじめ、中古車の値段などが値下がり始めています。
コロナショックの初期の頃は、リーマンショックと比べられていました。
でも、最近は、リーマンショックとは比べものに
021 これから、世界は恐慌に突入する
さて、現在の世界はどういう状況でしょうか?
株価は、世界中で大幅に下落しました。この下げ幅も歴史的です。
失業率は、世界で急激に上がっています。アメリカでは、たった4週間で2200万人から失業保険の申請が出されました。ヨーロッパでも、ロックダウンのために、数百万人単位の失業者が出ることが予測されています。
企業の倒産も、世界中で起き始めましたし、これから4月末にむけて、「え!! あの会社が??」という感じで、有名な会社の倒産は増えるでしょう。
まだ起きていないのは、物価の下落です。これも、時間の問題で、すでに一部の不動産をはじめ、中古車の値段などが値下がり始めています。
コロナショックの初期の頃は、リーマンショックと比べられていました。
でも、最近は、リーマンショックとは比べものに
本作は、試し読みコンテンツです。
続きは、
https://hondaken-syoten.goma-books.com/【本田健書店】
にてお楽しみください。
発行日 2020 年 4月 28日
著 者 本田 健発行者 赤井 仁発行所 ゴマブックス株式会社 〒107-0062 東京都港区南青山 6丁目 6番 22番
世界大恐慌突入!! アフターコロナ「仕事消滅時代」を生き抜くためのサバイバルマニュアルこれから起きることと7つの戦略
【無料冊子版】