ベトナムに生きる子どもたち - jica...ベトナムに生きる子どもたち...
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ベトナムに生きる子どもたち
撮影場所/ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市
【2011年1月/ホーチミン市 Trung tâm Linh Xuân /内本年昭】
0歳から15歳までの HIV感染者が60名ほど生活しています。
体の免疫力が弱く、病気への感染予防のために壁や床などは清潔に保たれています。
小さな子どもたちは、抱っこをねだって近寄ってきました。
【2011年1月/ホーチミン市 LÀNG HÒA BÌNH-TỪ DŨ /内本年昭】
ベトナムで一番大きな産婦人科病院の一角にある障がい者支援施設、平和村。
手の指が癒着し両足の発育が不十分な男の子が、ごはんを食べさせてもらっています。
【2012年 6月/ホーチミン市 Công Viên Hồ Bán Nguyệt/内本年昭】
『Vì một thế giới đẹp tươi(美しい世界のため)』というチャリティーソングの
ミュージック・ビデオ撮影現場。
日本の中学生がつくった凧をベトナムの子どもたちが大空にはばたかせました。
【2012年 8月/ホーチミン市 Thiên Phước /内本年昭】
障がいをもった子どもたちが生活する孤児院。
30人ほどが所狭しと並べられた簡易ベッドに寝たきりで天井を眺めていました。
誰かの世話を受けなくては生きていけません。
【2012年 8月/ホーチミン市 Hội Trường Thành Ủy/内本年昭】
アメリカ軍がベトナムに初めて枯れ葉剤を散布したのは 1961年 8月 10日。
現在ベトナムでは、8月 10日を“ダイオキシン・デー(枯れ葉剤作戦を記憶する日)”
として、枯れ葉剤被害が疑われる人たちを支援するイベントを開催しています。
【2012年 8月/ホーチミン市 LÀNG HÒA BÌNH-TỪ DŨ /内本年昭】
枯れ葉剤散布後のベトナムでは異常出産が増えました。
平和村の一室には、ホルマリン漬けにされた奇形児が入った瓶が 100本以上並べられて
います。生まれてすぐに命が尽きたとき、家族はどんな思いだったでしょうか。
【2013年 8月/ホーチミン市 Dự án Cầu Hàn /内本年昭】
HIV感染者の子どもたちを中心に約 60名が生活する孤児院。
制服を着た子どもたちは、文具やお菓子をくれた支援者の話に聴き入っています。
この後、みんなで笑い、踊りました。
【2013年 8月/ホーチミン市 Chùa Diệu Giác /内本年昭】
貧しさが原因か、障がいを持って生まれたことが原因かわかりませんが、まれに子ども
が仏教寺院の門前に捨てられます。併設された孤児院には、お坊さんやボランティアの
世話を受けて、たくましく育つ子どもたちがいます。