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●光コンポーネント  光ファイバコネクタとパッチコード……………………………………………………… 8  ベアファイバアダプタ…………………………………………………………………… 10  レーザダイオード・ファイバカプラ …………………………………………………… 11  光ファイバアイソレータ………………………………………………………………… 15  光ファイバファラデーローテータ・ミラー…………………………………………… 17  溶融型光ファイバカプラ/スプリッタ………………………………………………… 19  偏波保存溶融型ファイバカプラ/スプリッタ………………………………………… 21  レーザダイオードパワーコンバイナ…………………………………………………… 23  光ファイバビームスプリッタ/コンバイナ…………………………………………… 25  WDM/光合波器 ………………………………………………………………………… 29  ファイバコリメータ/フォーカサ……………………………………………………… 31  光ファイバリフレクタ(固定/可変) ………………………………………………… 34  レーザダイオードコリメータ…………………………………………………………… 36  光ファイバUブラケットアセンブリ …………………………………………………… 38  ファイバ付バンドパスフィルタ………………………………………………………… 40  光ファイバチューナブルフィルタ……………………………………………………… 42  可視レーザ光ファイバ伝送システム…………………………………………………… 44  レーザ・ファイバソースカプラ………………………………………………………… 46  アジャスタブルフォーカス機能付きレーザソースカプラ…………………………… 53●偏波保持コンポーネント  偏波保存用コネクタとパッチコード…………………………………………………… 56  光ファイバポラライザー………………………………………………………………… 58  偏波ローテータ/コントローラ/アナライザ………………………………………… 60  ファイバ偏波コントローラ……………………………………………………………… 62  光ファイバサーキュレータ……………………………………………………………… 64●各種アッテネータ  固定アッテネータ1(バッドジョイントタイプ) …………………………………… 67  固定アッテネータ2(コリメートタイプ) …………………………………………… 69  レセプタクル型・可変アッテネータ…………………………………………………… 71  ピグテイル型可変光ファイバアッテネータ(低反射減衰) ………………………… 72  モータ駆動-ピグテイル型可変アッテネータ(OEM対応) ………………………… 74●計測/測定機器  光ファイバ光源(シングル、マルチ波長) …………………………………………… 77  OZ-1000 & OZ-2000シリーズ高安定化レーザダイオード光源 …………………… 80  デジタル可変アッテネータ……………………………………………………………… 82  光ファイバ反射減衰量測定器…………………………………………………………… 84  可視光ファイバ破損部検出器…………………………………………………………… 85  電子冷却(TEC)付LDマウント ……………………………………………………… 87  光ディレイライン(遅延回路) ………………………………………………………… 89

  部品リスト………………………………………………………………………… 巻末資料

総 目 次

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Polarization Maintaining Fiber Optic Components

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Laser & Laser Diode to Fiber Delivery Components

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Fiber Optic Attenuators

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for Optoelectronic PackagingFiber Optic Connectors Patchcords and Components

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Other Fiber Optic Components

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Fiber Optic Test Equipment

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光コンポーネント

目 次  光コンポーネント

光ファイバコネクタとパッチコード ……………………8 ファイバコリメータ/フォーカサ………………………31

ベアファイバアダプタ……………………………………10 光ファイバリフレクタ(固定/可変)…………………34

レーザダイオード・ファイバカプラ ……………………11 レーザダイオードコリメータ……………………………36

光ファイバアイソレータ…………………………………15 光ファイバUブラケットアセンブリ ……………………38

光ファイバファラデーローテータ・ミラー……………17 ファイバ付バンドパスフィルタ…………………………40

溶融型光ファイバカプラ/スプリッタ…………………19 光ファイバチューナブルフィルタ………………………42

偏波保存溶融型ファイバカプラ/スプリッタ…………21 可視レーザ光ファイバ伝送システム……………………44

レーザダイオードパワーコンバイナ……………………23 レーザ・ファイバソースカプラ…………………………46

光ファイバビームスプリッタ/コンバイナ……………25 アジャスタブルフォーカス機能付きレーザソースカプラ ……53

WDM/光合波器 …………………………………………29

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光コンポーネント

光ファイバコネクタとパッチコード

OZ Optics社は、市販のコネクタやファイバを用いた高品質の光ファイバパッチコードをお届けします。低挿入損失と高再現性を提供する当社のパッチコードは、ご希望の長さで製造することができます。ケーブル材料として素線ファイバ、外径0.9mmルーズチューブ・心線(ナイロン被覆)、外径3mmケブラー補強PVC被覆、3mm外装ケーブル、および5.0mm高耐久性外装ケーブルなど様々な種類を取り揃えています。

OZ Optics社のマルチモード(MM)ファイバには、電気通信規格グレーデッドインデックス(GI)ファイバ(ファイバサイズ50/125、62.5/125、および100/140)、および高出力用のステップインデックス(SI)合成石英コアファイバ(コアのサイズ10~100ミクロン)などの豊富な種類があります。マルチモードファイバは、広範囲の波長に対応するように設計されています。伝送距離は使用されるドーパントにより異なります。低OH-ファイバは380nm~1600nm(IRVISタイプ)、また高OH-ファイバは280nm~900nm(UVVISタイプ)の伝送に適しています。280nm未満または1600nmを超える波長に対応するファイバについてはご注文に応じて生産します。

シングルモード(SM)ファイバについては、標準の通信用ファイバはもとより、320nm~1550nmの範囲の様々な波長に対応するものを取り揃えています。これらのファイバの開口数(NA)は通常約0.11ですが、特別な使用目的のためにさらに大きい開口数のシングルモードファイバもご用意しています。シングルモードファイバをお求めになる際は波長をご指定ください。1300nm用に設計されているシングルモードファイバは633nmではシングルモードとして使用できません。488nm用に設計されているシングルモードファイバを633nmで使用した場合の損失の増大はごくわずかですが、700nmではかなり大きくなります。標準的なシングルモードファイバサイズと、それらが適応する波長を次の表に示します。

各種様々なタイプのファイバを取り揃えています。お客様のニーズに最適なファイバについては当社にお気軽にご相談下さい。

パッチコードは、NTT-FC、SC、AT&T-ST、SMAコネクタはもとより、他のタイプのコネクタでの端末処理も可能です。FCコネクタは、シングルモードとマルチモード両方の使用にお勧めです。これらのコネクタは、最高の精度と再現性を提供します。SMAコネクタは、主に大口径のコアのファイバに使用します。

スーパーPC(SPC)と角度付研磨(APC)タイプのFCコネクタは、反射減衰量を最小限に抑えるよう設計されています。一般的な反射減衰量は、SPCコネクタで45dB、APCコネクタで60dBです。フェルール穴径サイズが79、80、81、82、および83ミクロンのSMファイバ用FCコネクタも取り揃えております。FC互換コネクタは、偏波保存ファイバとしても優れています。詳しくは『偏波保存コネクタとパッチコード』をご覧ください(56ページ)。

各種バルクヘッドアダプタも取り揃えています。2本のパッチコードを接続でき、またオスレセプタクルをメスレセプタクルに変換できます。フランジ付きバルクヘッドメスレセプタクルは、ファイバを他の光学機器に取り付けるためにも使用できます。

OZ Optics社は、種々のコネクタ、ハウジング、フェルールも取り揃え、お客様がご希望される端末処理に対応します。このために、現場での端末処理に必要な工具がすべて揃った端末処理キットをご用意しています。迅速な仮接続をご希望の場合には、ベアファイバアダプタが使用できます。

バルクヘッドレセプタクル

ファイバサイズ(コア/クラッディング:μm) 波長(nm)

2/125 3203/125 4003.5/125 4484/125 6335/125 780&8306/125 980&10649/125 1300&1550

※部品リスト表1参照(巻末)

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光コンポーネント

ご注文の方法品番 品名MMJ-XY-W-a/b-JD-L マルチモード光ファイバパッチコードQMMJ-XY-W-a/b-JD-L 高出力用合成石英マルチモード光ファイバパッチコードSMJ-XY-W-a/b-JD-L シングルモード光ファイバパッチコードQSMJ-XY-W-a/b-JD-L 高出力用合成石英シングルモード光ファイバパッチコードPMJ-XY-W-a/b-JD-L-A 偏波保存光ファイバパッチコードQPMJ-XY-W-a/b-JD-L-A 高出力合成石英偏波保存光ファイバパッチコードSMPC-03 FC型アダプター、幅2.14mmキー溝付きPMPC-03 偏波保存FC型アダプタ、幅2.06mmキー溝付きBULK-0X-F コネクタアダプタHPLC-NTT/FC-SM(or PM) フランジ付きバルクヘッドFCレセプタクル。シングルモードとマルチモードの場合

はSM、偏波保存の場合はPMと記載。HPLC-ATT/ST-SM フランジ付きバルクヘッドSTレセプタクルHPLC-25-SMA/M フランジ付きバルクヘッドSMAレセプタクルPMPC-2X-b-JD FC互換PMコネクタ、2mmピン(FCにはX=3、スーパーFCには3Sを使用)SMPC-2X-b-JD SMコネクタ、2mmピン(FCにはX=3、スーパーFCには3S、STには8を使用)MMPC-2X-b-JD MMコネクタ、2mmピン(FCにはX=3、SMA905には5、STには8を使用)BARE-0X-b ベアファイバアダプタ(FCにはX=3、STには8を使用)OFOC-01-X コネクタ端末処理キット(FCにはX=3、SMA905には5、STには8、SCにはSCを使

用)HEAT-0X-V 光ファイバコネクタヒーター。VはインプットACライン電圧(120Vまたは240V)HEGU-01-V 光ファイバヒートガン。VはインプットACライン電圧(120Vまたは240V)

注: X,Y:入力、出力側コネクタのタイプ(1は直径2mmフェルール、1Aは角度研磨付きフェルール、2はBiconic、3はNTT-FC互換、3SはFC/SPC、3AはAPC、5はSMA905、6はSMA906、8はAT&T-ST、SCはSC接続、Xは端末処理していないファイバ端)。W:SMまたはPMファイバの動作波長(nm)。MMファイバのみについて、400nm~1600nm動作範囲のファイバにはIRVISを、240nm~900nm動作範囲のファイバにはUVVISを指定。a:ファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)。FCコネクタ用フェルールのホールサイズは79、80、81、82、83、124、125、126および127ミクロン。F:ファイバタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ)。JD:ファイバ被覆のタイプ(0.25または0.4は素線ファイバ、0.9は0.9mmナイロン被覆またはルースチューブ、3は外径3mmのルースチューブPVC ケーブル、3Aは外径3mmの外装ケーブル、5Aは外径5mmの外装ケーブル)。L:ファイバ長(メートル)A:アライメント・ロック済みPMコネクタには1、アライメントなしPMコネクタには0。

例1:コアのサイズが50ミクロン、488nmで良好な伝送の高出力マルチモード光ファイバパッチコードを長さ2メ  ートルの外径3mmの外装ケーブル付きで、両端にアングルドFC型コネクタを備えたものをご希望の場合、品番:QMMJ-3A3A-IRVIS-50/125-3A-2。QMMJ-3A3A-UVVIS-50/125-3A-2も使用できます。

例2:1300nm用に長さ1メートルのシングルモードパッチコードが必要な場合、片端がFCコネクタに、もう片端がAT&T-STコネクタの場合、標準の3mm PVCケーブルを使用した時の品番は:SMJ-38-1300-9/125-3-1。

0.250”× 36 TPIねじ山

単位:mm 単位:mm

バルクヘッドSMAレセプタクル バルクヘッドFCレセプタクル

M8P0.75ねじ筋k : PMコネクタでは2.06±0.02mm

SMコネクタでは2.14±0.02mm

17.3mmのボルトサークル上に120°間隔で3つの穴

17.3mmのボルトサークル上に120°間隔で3つの穴

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光コンポーネント

ベアファイバアダプタ

ベアファイバアダプタはコネクタ処理をしていないファイバを簡単かつ効果的にレセプタクルに接続するために使います。使い方は簡単で、ファイバをストリップ、クリーブしベアファイバアダプタに入れ込むだけです。ピアノ線などを使って壊れたファイバ屑は簡単に取り除くことができ、繰り返し何百回と使えます。パワーメーターとの接続や一時的なシステム修理など緊急のファイバ接続用途に最適です。標準アダプタは81μ、125μ、140μサイズで通常挿入損失は1dB以下です。

使用上の注意:注:アルコールやアセトンを使用してるときは、容器

に書かれている情報を注意深く読んで、健康上、破棄に関する指示には必ず従ってください.

1. もしベアファイバアダプタを被覆なしファイバと使う場合は2へ進んでください。もし被覆付きファイバの場合、外皮を最低3インチほどストリップし露出した補強剤などを取り除いてください(通常ストリップ端にKevlarの繊維などがあります)

ご注文の方法:品番 品名BARE-03-b FC コネクタ用ベアファイバアダプタBARE-08-b ST コネクタ用ベアファイバアダプタb はフェルールの穴サイズ(μ)。標準サイズは81μ、127μ、144μ。公差は+1/-0μ。

2. クリーブする前にバッファーも必要なだけ取り除きます。このときストリップするバッファの長さはクリーブに使うツールによって決まります(通常は1から2インチ程度です)

3. 1/2から5/8インチほど露出部分を残してファイバをクリーブします(図参照)。

4. アセトンかアシプロピルアルコール(試薬グレード)を使って露出したクラッド部分をクリーニングします

5. ばね式のクランプを押し緩めファイバを穴に通します。クリーブしたファイバ端がセラミックのフェルール端と同一面になるまで押し込みます。クランプをリリースして締めファイバを固定します。端面をチェックして必要であれば同一面になるまで調節します。

6. セラミックフェルールの表面をリントフリーのペーパーかアルコールに浸したペーパーでクリーニングして、エアブローします。

7. ファイバはこの状態で使えます。アダプタを目的のレセプタクルに差し込みます。

ベアファイバの処理ベアファイバアダプタ

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レーザダイオード・ファイバカプラOZ Optics社は、各種レーザダイオード・ファイバカプラを取りそろえ、コンパクトで頑丈なパッケージで最適のカプリングを提供します。

ダイオードソースカプラは、種々のダイオードサイズと、全波長帯域に対応しています。ソースカプラはマルチモード、シングルモード、偏波保存ファイバと使用できます。ダイオードが破損した場合、残りののカプリング光学系を使用しながら、ダイオードだけを簡単に交換できます。交換後は最適のカプリング効率を得ることが可能です。これはOZ Optics社の傾斜調整技術を使用した場合の大きな利点です。

ピグテイル型レーザダイオード・ファイバカプラは、ファイバをカプラに直接ピグテイル接続しています。ピグテイル型レーザダイオード・ファイバカプラは、レセプタクル型カプラよりもカプリング効率が高く、安定性もよく、さらには反射減衰量が低くなっています。ファイバ端は、コネクタでの端末処理もできます。

レーザダイオード・ファイバカプラにはさまざまな径のものがあります。標準パッケージは、直径が0.79インチです。これはほとんどのダイオードタイプに適合します。カプリング効率を上げたい場合は、大きめの直径1.3インチのハウジングを選択すれば、大型で高品質のレンズを取り付けることができます。マウントサイズは、H1パッケージサイズなどの大型ダイオードケースサイズとも使用できます。ピグテイル型ソースカプラでは、直径0.59"の小型マウントを、直径が9.0mm以下のダイオードCAN用に直径0.59"の小型マウントがあります。5.6mm以下の缶直径のダイオードについては、直径0.5"の小型傾斜調整マウントが使用できます。

傾斜調整レーザダイオードカプラについて、傾斜ネジとロックネジの数によりカプラが温度や振動に左右されやすくなるという、誤った認識があります。しかし実際は、傾斜調整ソースカプラは-25℃~+60℃の温度範囲で使用でき、振動試験にも合格しています。さらに高温用途用のカプラもご要望に応じてご用意します。

OZ Optics社はまた、OEM用の低価格の特製小型ピグテイル型レーザダイオード・ファイバカプラもご提供します。このレーザダイオード・ファイバカプラは、レーザダイオードからの光をファイバにカプリングするため1個のレンズしか使用しません。さらに、OZ Optics社の傾斜調整技術も使用しません。これにより、コンパクトで頑丈なモジュールが、低価格で実現します。マウント径は通常10mmです。シングルモードファイバとのカプリング効率は一般に10%、マルチモードファイバの場合は35%です。

レーザダイオード・ファイバカプラにはさまざまなオプションをご用意しています。たとえば、カプラには、アイソレータを内蔵でき、これにより反射減衰レベルを60dBまで低下させることができます。コーティング処理した光学系と、角度付き研磨ファイバを使用し、ダイオードからの出力の強度と波長安定性が重要な用途に非常に適しています。

また別のオプションとして、出力ビームを減衰させるブロッキングネジがあります。ブロッキングネジで、ダイオード電流を変更することなく、ファイバに入射するレーザー出力を精密コントロールできます。

光源

内蔵レーザダイオード・ファイバ伝送システムとバッテリ式電源や、AC/DCコンバータも取り揃えています。このようなシステムは、試験システムや測定システム用の光ファイバに接続できるコンパクトな携帯型光源となります。

LDPC-01

LDPC-02

LDPC-03

LDPC-04

LDPC-05

LDPC-06

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光コンポーネント

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光コンポーネント

用途としては、故障検出、レーザ療法、蛍光測定などが挙げられます。この内蔵型システムは、ポケットサイズと、小型サイズのペン型ハウジングの2タイプがあります。それぞれレセプタクル型とピグテイル型システムがあります。また、お使いのシステム用にはファイバピグテイル接続式のコリメータもあります。OZ Optics社は種々のレーザダイオードを取り揃えており、さらに、お客様のご要望に即したレーザダイオードをカスタムパッケージできます。また、レーザダイオード電源やドライバ、熱電ペルチエ冷却器なども製品ラインの一例です。

アイソレータ付きピグテイルレーザダイオード

レーザダイオード

取付穴、0.527"間隔 コリメータレンズ

出力ファイバ

レーザダイオードホルダ

アイソレータ

集光レンズ

動作原理

傾斜調節付きレーザダイオード・ファイバカプラは、レーザダイオードからのビームをファイバに2段階式でカプリングします。第一段階では、ダイオードからの出射光がコリメータレンズでコリメートされます。ダイオードとコリメータレンズとの間の距離は、レンチで簡単に調整でき、止めネジで固定します。次に、OZOptics社の特許の傾斜調整技術で、平行ビームをファイバにカプリングします。コリメータレンズとカプリングレンズの焦点距離は、レーザダイオードの光学特性をファイバのモードフィールドパターンにできるだけ一致させるように変換するために、慎重に選びます。ダイオードに合ったレンズを選択すれば、シングルモードファイバで50%以上、マルチモードファイバで80%以上のカプリング効率が得られます。小型のシリンドリカルレンズで、ダイオードの非点収差と、楕円度を修正すれば、シングルモードファイバでの80%以上のカプリング効率も可能です。レーザダイオード・ファイバカプラのデザインの前に、カプリング効率を最大限に高めるために適切なレンズの組合わせを選択しなければなりません。このために、以下のレーザダイオード特性を知っておく必要があります:(1)波長、(2)出力、(3)パッケージサイズ、(4)エミッタ寸法、(5)発散角、(6)非点収差。さらに、選択したダイオードは長時間にわたって良好なポインティング安定性を有していなければなりません。

傾斜調整レーザダイオード・ファイバカプラ

レーザダイオードホルダロックネジ

レーザダイオード

2-56 TPI取付タップ穴、0.527"、180°間隔

コリメータレンズ 出力ファイバ

集光レンズ

図1:LDPC-01寸法図 図2:LDPC-02寸法図

図3:LDPC-03寸法図 図4:LDPC-04寸法図

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光コンポーネント

仕様:カプリング効率:

反射減衰量:

波長範囲:動作温度:出力消光比:

マルチモードファイバで75%~85%。シングルモード(SM)または偏波保存(PM)ファイバで35%~55%。ダイオードによっては、SMまたはPMファイバとの75%以上のカプリング効率も可能です。レセプタクル型で一般に -15dB、ピグテイル型では-25dB、-40dB、-60dBのいずれかです(-60dBは1300nmと1550nmのみ)。600nm~1600nm-20℃~+60℃一般にPMファイバで20dB以上。ご要望に応じて30dBもご用意します。

ご注文の方法

レーザダイオード・ファイバカプラを発注される場合は、レーザダイオードの特性(ダイオードタイプ、各ビームプロファイル、ハウジング寸法など)を指定してください。可能な場合には、発注前にダイオードメーカの仕様書をファックスしてください。ピグテイル型レーザダイオード・PMファイバカプラの場合は、ダイオード出力に対してPMファイバの低速軸か高速軸のいずれにアライメントを行いたいかを指定してください。OZ Optics社では指定が無い場合、ダイオード出力がファイバの低速軸にそって伝送されるように、PMファイバをアライメントします。

品番HULD-AX-W-F-C

LDPC-0A-W-a/b-F-LB-X-JD-L-C

VIDEO-01-NTSC

MMJ-X1-50/125-3.0-1

LDC-21(or LDC-21A)

ALIGN-0X-NTSC

品名レセプタクル付きレーザダイオード・ファイバソースカプラ

ピグテイル型レーザダイオード・ファイバソースカプラ

OZ Optics社のコンポーネントを使用するための解説ビデオ。

シングルモードレーザ・ファイバカプラの初期アライメント用、長さ1mのマルチモードジャンパアセンブリ

レーザダイオードコリメート調整用コリメータレンチ

レーザダイオード・シングルモードファイバソースカプラ用アライメントキット、コリメータレンチ、マルチモードジャンパアセンブリ、取扱説明書、解説ビデオ付き。

※ この他に、PDをカプリングしたモジュールも可能です。

注: A:ダイオードパッケージの直径(1は標準の直径0.79"パッケージサイズ、2は高性能型、直径1.3"のパッケージ、3はコンパクトな直径0.59"、4は小型の直径0.50"。使用するダイオードのサイズによって制限されるため、すべてのパッケージサイズがすべてのダイオードに適用できるわけではありません。)X:コネクタ型レーザダイオード・ファイバカプラのレセプタクルタイプ。ピグテイル型レーザダイオード・ファイバカプラの場合、ファイバ端がコネクタであることを表しています。(3はFC、5はSMA905、8はAT&T-ST、SCはSCコネクタなど。Xは、ピグテイル型レーザダイオード・ファイバカプラ用の端末処理していないファイバ)W:レーザダイオードの波長(nm)a, b:aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)。F:使用するファイバのタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ)C:ご希望のカプリング効率(シングルモードカプラの典型的な効率は35%、45%または75%、マルチモードファイバの典型値は75%)。ダイオードの光学特性によって制限されるため、すべてのカプリング効率がすべてのダイオードに適用されるわけではありません。技術サポートについては当社までお問い合わせください。LB:ピグテイル型レーザダイオード・ファイバカプラのご希望の反射減衰量(標準値は25、40または60dB)JD:ファイバ被覆のタイプ(1はケーブルなしファイバ、3は外径3mmのルースチューブケブラ、3Aは外径3mmの外装ケーブル、5Aは5mmの外装ケーブル)L:ファイバ長(m)

オプション:OZ Optics社がレーザダイオードを供給する場合は、品番に「-LD」を付けてください。電源が必要な場合は、品番に「-PS」を付けてください。ブロッキングネジは、品番に「-BL」と付けて指定してください。

適用例

1. 1300nmレーザダイオードからのビームをPMファイバにカプリングするために、ピグテイル型レーザダイオード・ファイバカプラが必要な場合。出力ファイバは、長さ1m、3.0mmケプラケーブル付きで、片端がNTT-FCコネクタ処理されています。反射減衰量は40dB未満、カプリング効率は45%とします。ファイバの低速軸を、ダイオードからの出力光の偏光軸と同軸に設定します。また、レーザダイオードと、ダイオード用の電源もご注文の場合。品番:LDPC-01-1300-9/125-40-3-3.0-1-45-LD-PS

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光コンポーネント

よく寄せられる質問について

Q:自分の用途に合ったレーザダイオードのタイプが分かりません。

A:通常レーザダイオードを選ぶ場合は、レーザダイオード波長、出力、ライン幅、変調範囲によって決めます。その他の情報はダイオードメーカのデータシートから分かります。よく似たダイオードで迷ったら、以下の点で判断します。

ダイオードCANサイズ:サイズはできるだけ小さいものが理想的です。重要な点は、レーザダイオードチップと、パッケージ窓(外側)との間隔です。効率を最大にする場合は、この間隔を1.1mm以下にします。これよりも間隔の長いダイオードも使えますが、この場合は、焦点距離が長いレンズを使用しなければならず、パッケージサイズが大きくなってしまいます。

エミッタ寸法:エミッタ領域が小さいほど、ビームをファイバへ簡単にカプリングできます。ほとんどのダイオードは、発光点が約1~3ミクロンです。このチップサイズの場合、シングルモードファイバへの良好なカプリング効率が簡単に得られます。しかし、ダイオードの中には大径のものがあり、特に高パワーダイオードなどは直径が大きくなり(たとえば100ミクロン)、同様のコアサイズのマルチモードファイバ以外とのカプリングは効率が落ちます。

発散角/非点収差:この2つの特性は密接に関係しています。発散角はできるだけ小さい方が望ましく、代表値は約10 /゚30 で゚す。さらに、2つの角度の差は、ダイオードの非点収差で制限されますが、できるだけ小さくしなければなりません。

ポインティング安定性:ダイオードによっては、時間がたつにつれて出力の指向方向が変化するものがあり、シングルモードファイバにレーザダイオード出力をカプリングする際の問題となります。ダイオードの仕様については、ダイオードメーカにお問い合わせください。

Q:ダイオードが破損した場合、アセンブリ全体を破棄しなければなりませんか?

A:その必要はありません。これが、OZ Optics社の傾斜調整技術のすぐれている点です。レンズと光ファイバは再利用が簡単です。新しいレーザダイオードホルダに新しいダイオード取り付け、従来使用していたコリメータレンズアセンブリで新しいダイオードを取り付けます。

Q:レーザダイオード共振器に戻る反射減衰量を、アイソレータを使用せずに下げることは可能ですか?

A:可能です。まず、最初の方法として、レーザダイオードチップをコリメータレンズアセンブリに対して少し中心を外して配置します。これにより、反射光が共振器へ直接戻ることはありません。2番目の方法では、ファイバの入力端を一定角度に研磨します。3番目の方法としては、ファイバの出力端を一定角度に研磨するか、屈折率整合ジェルを使用します。これらの

方法を組み合わせると、典型的な-40dBまの反射減衰量が得られます。さらに、ARコーティングをファイバ先端に塗布すれば、-60dBまでの反射減衰量も可能となります。

Q:ダイオードチップの位置精度とレーザダイオード・ファイバカプラの関係は?

A:OZ Optics社のすぐれた設計により、ダイオードチップ位置には厳しい許容誤差は適用されません。レーザダイオードチップの横方向の一のオフセットは、特許である傾斜調整技術により、集光レンズで簡単に補正できます。

Q:シングルレーザダイオード・ファイバカプラの通常のカプリング効率45%を上回るカプリング効率を得る方法はありますか?

A:あります。場合によりますが、シリンドリカル形のマイクロレンズをレーザダイオードに追加し、非点収差とアスペクト比を下げることができます。この方法によれば、80%までのカプリング効率が得られます。ただし、このためには、ダイオードCANをダイオードから外さなければなりません。その後、CANは元の位置に半田付けします。

Q:レーザダイオードがチップキャリア上に搭載されているタイプを使用しています。レーザダイオード・ファイバカプラをこのタイプにどのように使用すればよいでしょうか?

A:レーザダイオードチップは、まずレーザダイオードホルダに取り付けます。次にレーザダイオードとレーザダイオードホルダを、コリメータレンズアセンブリと集光レンズに取り付けます。

レーザダイオードホルダにはいくつかの種類があります。ご要望に応じてカスタムメードのダイオードホルダもご提供できます。

Q:レーザダイオードからの出力をガウシャンビームに変換したいのですが、シリンドリカルレンズまたはアナモリフィックプリズムを使用しないで、変換を行えますか?

A:大丈夫です。レーザダイオード・ファイバカプラを使用して、シングルモードファイバか偏波保存ファイバにビームをカプリングします。ファイバが空間フィルターの役割を果たし、ほぼ理想的なガウシャンビームを発します。波面収差はわずかλ/50です。その後、レンズでファイバ出力を簡単にコリメートできます。OZ Optics社はこのような目的に対応する広範囲なファイバ光学系コリメータを取り揃えています。

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光コンポーネント

光ファイバアイソレータ

特長:• 10W以上のハイパワーの対応可能• 偏波依存型、偏波無依存型タイプがあります• 対応波長範囲:488 nm-1600 nm• 高アイソレーション、低反射減衰量• 低挿入損失、低偏光依存損失(PDL)• ミニチュアバージョンを含め、複数の小型パッケ

ージがあります• 安定していて高再現性のあるデザイン

アプリケーション:• ハイパワーレーザからファイバカプリングされた

システム• 光アンプ• CATVシステム

製品について:OZ Optics社では波長488nmから1650nmに対応する光ファイバアイソレータを各種取り揃えております。アイソレータは空間ファラデーローテータと偏光オプティクスが組み込まれた構造で、最小限のロスを保ちながら60dB以上のアイソレーションとハイパワー対応も可能です。

OZ Optics社のアイソレータは特許である傾斜調整技術を利用しています。入力光はまずコリメートされ、アイソレータ光学系を透過した後レンズで集光されて出力ファイバにカプリングされます。この方式は非常にフレキシブルで10Wの光をシングルモードファイバから出力させることも可能です。

アイソレータは偏波依存型と偏波無依存型があります。両タイプとも入力偏光に関わらず戻り光をブロックしますが、偏波依存型の挿入損失は入射偏光に依存し、偏波無依存型は関係なく挿入損失が一定です。偏波依存型の方がシンプルな構造をしており、一定の偏光を持った光が中のファラデー素子に送られる偏波保存ファイバのアプリケーションに向いています。偏光光源や偏波保持ファイバからの偏光はアイソレータの透過軸にアライメントされています。このタイプのアイソレータは偏波保持しない標準のシングルモードフ

ァイバのアプリケーションにはお奨めできません。偏光を持った光はシングルモードファイバ中を通過する間にファイバストレスや温度変化によって偏光状態が変わるからです。その結果、偏波依存型アイソレータの透過率はファイバの曲げや温度変化によって変化してしまいます。一方、偏波無依存型アイソレータは、まず光を偏光でふたつに分けてからそれぞれのビームをアイソレーションします。その後ビームは合わせられて出力ファイバに集光されます。この方式では入射光の偏光に関わらず低損失を保つことができます。これらの理由から標準のシングルモードファイバでは偏波無依存型アイソレータをお奨めしますが、すべての波長、パワーで可能と言うわけではありませんので詳細はご相談下さい。

633-830nm用アイソレータ

アイソレータ寸法

コリメータレンズ集光レンズ

出力ファイバ

アイソレータ

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光コンポーネント

標準品仕様:

中心波長1 λC(nm) 633 780 980 1310 488- 780 980, 1310670 830 1064 1480 1550 543 830 1064 1480, 1550,

850 1590 633 850 1590860 670

バンド幅2 (nm) ±10 ±10 ±10 ±10 ±10 ±10 ±10 ±10Typピークアイソレーション (dB) 25 30 30 45(1ステージ) 35 40 40 45(1ステージ)

65(2ステージ) 60(2ステージ)Min アイソレーション3 (dB) 20 25 25 40(1ステージ) 30 35 35 40(1ステージ)

60(2ステージ) 60(2ステージ)Typ 挿入損失4 (dB) 1.2 0.8 0.8 0.5(1ステージ) 2.0 1.5 1.2 0.6(1ステージ)

0.6(2ステージ) 0.8(2ステージ)Max 挿入損失4 (dB) 1.4 1.2 1.2 0.6(1ステージ) 2.5 1.8 1.6 0.8(1ステージ)

0.8(2ステージ) 1.0(2ステージ)反射減衰量5 (dB) 40 40 40 55 40 40 40 40, 50, 60

0.3 0.3 0.3 0.3 0.2 0.2 0.2 0.20.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5

1 1 1 1 1 1 12 2 2 2 2 2 25 5 5 5 5 5 5

10 10PDL (dB) 0.2 0.2 0.2 0.1 NA NA NA NA

ファイバタイプ SM SM SM SM SM or PM SM or PM SM or PM SM or PM動作温度 (℃) 0 to +70保管温度 (℃) -40 to +85

偏波無依存型アイソレータ "FOPI" 偏波依存型アイソレータ "FOI"

1. 他波長についてはお問い合わせ下さい。2. 規定のアイソレーションが保たれている波長範囲です。3. 23℃、λC±15nm、すべての偏光状態において。4. 規定された温度範囲において。λC ±10nm、すべての偏光状態にて。5. コネクタは除きます。6. 入力パワーレベルについてはお問い合わせ下さい。

偏波依存型アイソレータ FOI-A1-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L-I(-HP)ご注文の方法:

HP = ハイパワーオプション0.5 WはHP1 WはHP12 WはHP23 WはHP35 WはHP510 WはHP10(限られた波長のみで対応可能ですのでご相談下さい)

I = ピークのアイソレーション:25, 30, 35, 40,55, 60 dB

L = 各ポートのファイバ長(m)例:入力側に1m、出力側に7mをご希望の場合は1,7としてください。

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900 micron OD hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他コネクタは表7をご覧下さい

A1 = アイソレータのサイズ:標準サイズは1ミニチュアサイズは2(0.5 Wまで対応)

W = 波長(nm)

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550 nm SMファイバは9/125標準ファイバは表1-5をご覧下さい。

F = ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

LB = 反射減衰量レベル:40, 50, 55, 60 dB(60dBは1300 nmと1550 nmのみで対応)

X,Y = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタは表6をご覧下さい

偏波無依存型アイソレータ FOPI-A1-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L-I(-HP)

HP = ハイパワーオプション0.5 WはHP1 WはHP12 WはHP23 WはHP35 WはHP510 WはHP10(限られた波長のみで対応可能ですのでご相談下さい)

I = ピークのアイソレーション: 25, 30, 35, 40,55, 60 dB

L = 各ポートのファイバ長(m)例:入力側に1m、出力側に7mをご希望の場合は1,7としてください。

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900 micron OD hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他コネクタは表7をご覧下さい

A1 = アイソレータのサイズ:標準サイズは1ミニチュアサイズは2(0.5 Wまで対応)

W = 波長(nm)

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550 nm SMファイバは9/125標準ファイバは表1-5をご覧下さい。

F = ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

LB = 反射減衰量レベル:40, 50, 55, 60 dB(60dBは1300 nmと1550 nmのみで対応)

X,Y = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタは表6をご覧下さい

入力パワー(Watts)6

標準

ハイパワーオプション

Note:ミニチュアタイプは波長1064 nm、1300 - 1625 nm、0.5Wまでの対応となります。

Note:ミニチュアタイプは波長1064 nm、1300 - 1625 nm、0.5Wまでの対応となります。

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光コンポーネント

光ファイバファラデーローテータ・ミラー

特長:• シングルモード、偏波保存、マルチモードタイプ• 広範囲の中心波長に対応• 低ロス• 低反射減衰• 小型ハウジング

アプリケーション:• ファイバレーザ• 干渉応用センサ• アンプ• サーキュレータ

製品について:ファラデーローテータは光が通過する間に偏光状態を変化させます。出力偏光は入力光に対して45度回転します。ミラーと組み合わせると光が反射するときに更に45度回転するので、結果90度の回転が得られます。また偏光の利き手もミラーで反転するので反射した偏光はオリジナルに対して直交します。ファイバを通して変化した偏光は反射された後キャンセルされるので、これは干渉計に応用できます。

1300-1500nm用ミニチュアファラデーローテータ

1300-1500nm用ファラデーミラー

1300-1500nm用ファラデーローテータ

980-1064nm用ファラデーローテータ

633-850nm用ファラデーローテータ図1:ミニチュアファラデーミラー寸法図

図1:ミニチュアファラデーローテータ寸法図

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光コンポーネント

標準品仕様:

※1. コネクタでの挿入損失、反射減衰量は含まれません。

※2. ファラデーミラーに関しては反射減衰量はミラー自体のものではなくポイントからの反射をさしています。

※3. 偏波保存ファイバを使用したとき。

パラメータ

中心波長 nm 633-850 980-1064 1310-1550 1310-1550 ファラデーミラー

一般値 dB 0.8 0.8 0.6 0.5

挿入損失※1 最大 dB 1.0 1.0 0.8 0.75

Low Loss (- 60 Loss) dB N/A N/A 0.6 0.5

反射減衰量※1 dB 40 40 40, 60 40, 60※2

偏波消光比※3 dB 20 20 20, 25, 30 20

回転角度 @中心波長 degrees 45

回転角公差 @中心波長25°C degrees ±3 ±3 ±3 ±3 (±1)

条件 単位 値

ピグテイル型ファラデーローテーター FOR-11P-W-a/b-I-O-LB-XY-JD-Lご注文の方法:

L = 各ポートのファイバ長(m)例:入力側に1m、出力側に7mをご希望の場合は1,7としてください。

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900μOD hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他ファイバジャケットは部品リストをご覧下さい。

X,Y = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSC

その他コネクタは部品リストをご覧下さい。

本体サイズ:標準サイズは1ミニチュアサイズ(1300-1550 nm)は2

W = 波長(nm)

a/b = ファイバコア/クラッド径(μ)1300/1550 nm SMFは 9/125その他ファイバは部品リストをご覧下さい。

I = 入力ファイバ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

O = 出力ファイバ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

LB = 反射減衰量レベル:25, 40, 50, or 60dB60dBは1300と1550 nmのみで標準対応します。その他波長の場合は追加料金がかかります。

ピグテイル型ファラデーミラー  FOFM-11P-W-a/b-F-LB-X-JD-L

L = ファイバ長(m)

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900μOD hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他ファイバジャケットは部品リストをご覧下さい。

X,Y = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSC

その他コネクタは部品リストをご覧下さい。

W = 波長(nm)

a/b = ファイバコア/クラッド径(μ)1300/1550 nm SMFは 9/125その他ファイバは部品リストをご覧下さい。

F = 出力ファイバ:M =マルチモードS =シングルモードP =偏波保存

LB = 反射減衰量レベル:25, 40, 50, or 60dB60dBは1300と1550 nmのみで標準対応します。その他波長の場合は追加料金がかかります。

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光コンポーネント

溶融型光ファイバカプラ/スプリッタ

溶融型カプラは、光学信号を2本のファイバに分割したり、2本のファイバからの光学信号を1本のファイバにカプリングするためのものです。2本のファイバを融合し、テーパ形状にしたものが溶融型カプラです。光学信号の分割やカプリングを行うための、簡単、頑丈で、しかもコンパクトなコンポーネントです。過剰損失0.2dB、分割比は設計波長の±5%以内という正確さです。このカプラは双方向性で、反射減衰量は低く抑えてあります。これは、シングルモードカプラとマルチモードカプラに最も適しています。

溶融型カプラにも、いくつか短所があります。マルチモードのカプラはモードに左右され、1本のファイバのモードの中には次のファイバに伝送されるものと、伝送されないモードとがあります。その結果、ファイバ内で生じたモードによって分割比

が変動します。カプラは、平衡モードフィールド分布(EMD)として知られる、ファイバ内の均一なモード分布に対して最適化されます。LEDなどのインコヒーレント源を使用するか、モードスクランブラを使用すれば、ファイバ内を通るモードを混合して、この状態を作りだすことができます。また、長いファイバに信号を通してから、カプラに通しても同じ状態が得られます。

シングルモード溶融型カプラは一つのモードしか伝送しないため、モード依存の問題はありません。ただし波長に大きく左右されます。たとえばわずか10nmの波長の差が、分割比を大きく変動させる恐れがあります。その結果、溶融型カプラを使用する波長を正確に指定することが重要となります。最後に、偏波保存ファイバから構成される溶融型カプラは、溶融部分で偏光を維持せず、温度や振動による影響を受けやすくなります。その結果、偏光用途には適さなくなります。以上のような問題が考えられる場合、ハイブリッドマイクロ光学系を採用したOZ Optics社光ファイバビームスプリッタ/コンバイナを検討してください。詳しくは「光ファイバビームスプリッタ/コンバイナ」データシートを参照してください(25ページ)。

OZ Optics社の溶融型カプラは、さまざまな波長、ファイバサイズ、分割比のものがあります。ファイバ端は、多様なファイバコネクタで端末処理できます。標準構成は、1×2および2×2カプラです。1×3あるいは1×4などのN×Mフューズドカプラも、ご要望に応じてご用意します。

仕様:標準波長:

ファイバサイズ:

過剰損失:方向性:分割比精度:温度範囲:

シングルモード溶融型カプラの場合は488nm、514nm、633nm、830nm、1300~1350nmおよび1490~1550nm。他の波長はご要望に応じてご用意します。マルチモードカプラはその特性上、広帯域です。動作範囲は400nm~1600nmです。シングルモード:488nmおよび514nmカプラには3.5/125、633nmには4/125、830nmには5/125、1300nmおよび1550nmには9/125。マルチモード:50/125、62.5/125および100/140サイズのファイバ1300nmと1550nmカプラでは0.3dB未満。830nmカプラでは0.5dB未満。480nmと700nmカプラでは1.0dB未満。50dB以上830nm、1300nmおよび1550nmの波長では±3%以内。480nm~700nmの波長では±5%以内。-40℃~+85℃

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光コンポーネント

ご注文の方法品番

FUSED-12-W-a/b-S/R-XYZ-JD-L

FUSED-22-W-a/b-S/R-XYZT-JD-L

品名

1×2フューズドカプラ

2×2フューズドカプラ

注: X,Y,Z,T:入出力コネクタのタイプ。(3はNTT-FC互換、3SはスーパーFC/PC、3AはアングルドPC、5はSMA905、8はAT&T-ST、SCはSCコネクタ、Xは端末処理していないファイバ端)W:波長(nm)(標準波長は488nm、514nm、633nm、830nm、1300nmおよび1550nm)a, b:aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)S/R:分割比(標準は50/50分割)JD:ファイバ被覆のタイプ(3は外径3mmルースチューブ。ケブラ補強のPVCケーブルが標準)L:ファイバ長、通常は片帯0.5m。他の長さについては当社までお問い合わせください。

例:633nm用にシングルモードの2×2の50/50(ファイバコアサイズは633nmシングルモードファイバ用の4/125)をご希望で、すべてのファイバ長は0.5mで、FC型コネクタで端末処理した場合。品番:FUSED-22-633-4/125-50/50-3333-3-0.5。

注:OZ Optics社は在庫状況に応じて、2×2カプラを同等の1×2カプラで代用する場合があります。これによりカプラの性能あるいは価格設定に影響することはありません。カプラ上に余分のファイバを使用する点のみが異なります。

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光コンポーネント

偏波保存溶融型ファイバカプラ/スプリッタ

特長:• 低挿入損失• 広いバンド幅• 高い均一性• 小型パッケージ• 高い指向性

アプリケーション:• 光アンプ• ファイバレーザ• パワーモニター• ファイバジャイロスコープ• コヒレント通信

OZ Optics社の溶融型PMスプリッタは1550 nm帯で±20 nmまでの広い駆動波長範囲も対応可能です。様々な波長に対応しますが、コストと納期の点からは標準品をお奨めします(カスタム品の場合、最少オーダー数が決められていたり、セットアップチャージがかかる場合があります)。溶融型PMスプリッタは1064 nm,980 nmその他波長で小さいコア径のファイバも対応します。また様々なオプションがあります。標準品は1x2、2x2と1x3 (モノリシック)、そして1x4(小型カスケード)です。モノリシック型はすべてのファイバーがまとめて融着されており、カスケード型は2x2スプリッタをいくつか組み合わせて分岐数を増やした構造です。 <注意:OZ Optics社では1x2のご注文に対し2x2で置き換える場合があります。もし1x2が必要な場合はお見積もり、ご注文段階で明記してください。> OZ Optics社では特注の多分割、分割比率も対応いたしますのでご相談下さい。

またスプリッタにはご希望のコネクタを付けることができます。必要に応じてファイバ端に他のコンポーネント(例えばチューナブルフィルター、アッテネーター、コリメーターなど)を直接接続させた形での供給も可能です。こうすることにより、コネクタやアダプタを使わずに済み、挿入損失と消光比の低下だけでなく、コストや時間の無駄も省けます。

溶融型PMスプリッタにも他の商品と同様欠点もあります。OZ Optics社ではどのようなニーズにも対応するために他のタイプのスプリッタも取り揃えております。例えば、溶融型スプリッタのバンド幅はバルク光学系(プレートやキューブ)を使用したものほど広くは取れません。50nmのバンド幅が要求される場合はバルク型スプリッタをお奨めします。また、溶融型はひとつの偏光軸(標準はSlow軸)のみで使用するようにデザインされていますが、バルク型では両軸とも使うことができます。パワーモニタなどの用途で高い分割比(90/10, 95/5)を希望される用途には、OZ Optics社では小さい%(通常1~3%)の光をタップしフォトダイオードにカプリングする技術を持っています。この方式は損失を

900μmジャケットの溶融型ファイバカプラ

3mmジャケットの溶解型ファイバカプラ

図1. 250μmおよび900μm外径ファイバのカプラ寸法

図2. 3mm外径ファイバのカプラ寸法

図3. PMスプリッタジオメトリ

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光コンポーネント

最小限に抑え、高消光比を保ち、安価です。詳細はパワーモニター/タップ頁をご参照下さい。

溶融型スプリッタは安価で、低損失と言えますが、メインポートからの偏波消光比は17-20 dB程度です。これに対してOZ Optics社のインライン型小型スプリッタ (FOBS-12N)は20 dB、標準パッケージ(FOBS-12P)では30 dBまで可能です。お客様のアプリケーションとニーズに対するスプリッタの選択方法につい

てはご相談下さい。

通常OZ Optics社ではPANDA構造のPMファイバを使用してPMパッチコードやコンポーネントを製造しています。ただし、他のタイプのPMファイバも使用可能で、様々なファイバを在庫しておりますのでお気軽にご相談下さい。また、お客様支給のファイバを使って製品をつくることも可能です。

標準品仕様:パラメータ 条件 値

スプリット比2 50/50, 90/10, 95/5 %スプリット比公差 95/5 ±1.5 %

90/10 ±2.2 %50/50 ±5 %

中心波長 1310, 1480, 1550 nm2

バンド幅 ±20 nm3

偏波消光比 スルーポート 23 dB typical, 20 dB minimum4

タップポート 17 dB typical, 15 dB minimum4

反射減衰量 <50 dBDirectivity <55 dBExcess Loss Typical 0.2 dB5

Maximum <0.4 dB5

動作温度 0℃~70℃保管温度 -40℃~85℃1 1310, 1480、1550 nm用1x2、2x2スプリッタ2 ご要望に応じて他の分割比も可能です。その他波長に関してもお問い合わせ下さい。3 バンド幅はその他の波長に対してはこの限りではありません。4 コネクタは含まれません。5 コネクタ損失は含まれません。

ご注文の方法:

1x2溶融型スプリッタ/カプラ FUSED-12-W-a/b-S/R-XYZ-JD-L-PM

2x2溶融型スプリッタ/カプラ FUSED-22-W-a/b-S/R-TXYZ-JD-L-PM

L = すべてのポートのファイバ長(m)(標準は1mです)

JD = ジャケットタイプ(900umジャケットは1.その他ジャケッ

トは部品リストをご覧下さい。

TXYZ = 入、出力側のコネクタタイプ(入力側がT,X、出力側がY,Z)X = コネクタ無し3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PCSC = SCSCA = アングルSCLC = LC/PCLCA = アングルLC

その他コネクタについては部品リストをご覧下さい。

W = 波長(nm)

a/b = ファイバのコア/クラッド径(1310 nm は7/125、1480と1550nmは8/125)

S/R = 分割比 %(標準は50/50, 90/10と95/5)

I = 入力ファイバ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

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光コンポーネント

レーザダイオードパワーコンバイナ

レーザダイオードパワーコンバイナ

レーザダイオード

レーザダイオードコリメータ

レーザダイオード

出力ファイバレンズ

偏光ビームスプリッタ

L: 0.875"または1.6"

2個の偏光レーザダイオード出力を1本のファイバに入射させるための新型カプラをご紹介します。出力ファイバは、シングルモード、マルチモード、偏波保存モードのいずれも使用できます。ファイバ間の偏光コンバイナ/スプリッタも取り揃えています。

レーザダイオードパワーコンバイナは、偏光ビームスプリッタを逆方向に配置し、コンバイナとして機能させています。レーザダイオード出力は、コリメート後、コンバイナに伝送されます。コリメートされたレーザダイオード出力は回転させて、最大量のビームがスプリッタ/コンバイナ出力から出射されるようにします。次に、組み合わせたビームを、OZ Optics社の特許の傾斜調整技術によってファイバに集光します。

別のタイプのパワーコンバイナでは、偏光ビームスプリッタの代わりにダイクロイックスプリッタでダイオードビームをカプリングします。このタイプには、2個のダイオードビームの偏光軸を同じ方向に向けられるという利点があります。偏波保存ファイバと同じ軸にそって2個の入力信号を発する必要がある場合に、このタイプが便利ですが、2個のダイオードの波長の差が40nm未満の場合には使用できません。

レーザダイオードパワーコンバイナは、小型で頑丈なパッケージに収納されています。種々のコネクタ(NTT-FC、AT&T-STなど)を接続できるレセプタクル付きと、ファイバが直接取り付けられたピグテイル型の2タイプがあります。ピグテイル型コンバイナは、安定性が最適で、低挿入損失、低反射減衰といった特徴を備えています。一方、レセプタクル型は、マルチモードファイバと共に出力カプラを使用するような場合に最も適しています。レセプタクル型コンバイナをシングルモードファイバと使用する場合は、カプリング効率を最大にするために、アライメントを調整しなければなりません。再現性の良いレセプタクル型システムもありますが、再現性を向上させたために、カプリング効率が低くなります。

各ダイオードのカプリング効率は、マルチモードファイバで約75~90%、シングルモードファイバで45%~55%です。レーザダイオードに戻る反射減衰量は通常-20dBですが、ピグテイル型のコンバイナであれば、-25dB、-40dB、-60dBが可能です。ファイバを一定角度に研磨し、レンズ軸から外してファイバを配置すれば反射減衰をこのレベルまで抑えることが可能です。-60dBレベルの場合は、ファイバ端をARコーティング処理し、反射減衰量を低下させています。コンバイナは、エルビウムドープファイバ増幅器、コヒーレントテレコミュニケーション、外科手術などに適用できます。

Oz Optics社はフォトダイオード付きのレーザダイオードファイバカプラも製造しています。これは2通りのセットアップがあり、ひとつはフォトダイオードをモニターとして使用レーザダイオードからの光量をリファレンスとして測定するものです。もうひとつはファイバからの戻り光を検出するものです。このようなセットアップは光トランシーバのアプリケーションでよく知られています。

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光コンポーネント

ご注文の方法品名

出力レセプタクル付きレーザダイオード偏光パワーコンバイナ

ピグテイル型レーザダイオード偏光パワーコンバイナ

ダイクロイックスプリッタ付レセプタクル型レーザダイオードパワーコンバイナ

ダイクロイックスプリッタ付きピグテイル型レーザダイオードパワーコンバイナ

注: X:レセプタクル型コンバイナのコネクタタイプ。ピグテイル型コンバイナの場合、ファイバ端がコネクタであることを表しています。(3はNTT-FC、5はSMA905、8はAT&T-STコネクタ、Xはベアファイバなど。巻末の表6参照)a, b:aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)W,W1,W2:ダイオードの波長(nm)F:ファイバタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ)LB:ご希望の反射減衰量(25dB、40dBまたは60dB、ピグテイル型のみ)JD:ファイバ被覆タイプ(1はケーブルなしファイバ、3は外径3mmのルースチューブケブラ、3Aは外径3mmの被覆ケーブル、5Aは外径5mmの被覆ケーブル)L:ファイバ長(m)S/R:ご希望の分岐比(50/50と90/10が標準です)

ULBS-12P-a/b-FD-W-S/R-LB-X-JD-L モニタフォトダイオードつきレーザダイオードファイバカプラTRBS-12P-a/b-FD-W-S/R-LB-X-JD-L レーザダイオードトランシーバモジュール

例:2個の670nmレーザダイオードからの光を組み合わせるために、ピグテイル型パワーコンバイナをご希望の場合で、ダイオードへの反射減衰量を低く(-40dB)抑えたい場合。出力ファイバは長さ2m、外径3.0mmのケーブル付きケプラ4/125シングルモードファイバで、NTT-FCコネクタで端末処理。品番:ULBS-11P-4/125-S-670-PBS-40-3-3.0-2

ダイクロイックスプリッタ使用のレーザダイオードパワーコンバイナ

レーザダイオード

レーザダイオードコリメータ

ダイクロイックスプリッタレーザダイオード

出力カプラ

レンズ

FCコネクタ

L: 22.2mmまたは40.0mm

品番

ULBS-11X-F-W-PBS

ULBS-11P-a/b-F-W-PBS-LB-X-JD-L

WDM-11X-F-W1/W2

WDM-11P-a/b-F-W1/W2-LB-X-JD-L

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光コンポーネント

光ファイバビームスプリッタ/コンバイナ

OZ Optics社のビームスプリッタは、複数のファイバへ光を分割します。あるいは逆に複数以上のファイバからの光をカプリングします。1~2本の入力ファイバからの光はまずコリメートされ、ビームスプリッタに伝送され、2本の光に分割されます。得られた出力ビームは、出力ファイバに集光されます。OZ Optics社の特許の傾斜調整技術を利用することにより、1×2および2×2のスプリッタを、いずれも低挿入損失と低反射減衰量で構築できます。さらに、光はまずコリメートされてから、次のファイバに集光されるため、スプリッタは入力側と出力側で異なる種類のファイバを接続できます。たとえば偏光スプリッタは、入力側に通常のシングルモードファイバ、出力側に2本の偏波保存ファイバを使用することができます。ソース・ファイバスプリッタもありますので、He-Neレーザやアルゴンイオンレーザなどのコリメート光源やレーザダイオードに使用できます。

OZ Optics社のスプリッタは、小型で頑丈なパッケージに納められています。種々のコネクタ(NTT-FC、AT&T-STなど)を接続できるレセプタクル付きと、ファイバを直接取り付けるためのピグテイル型の2つのタイプがあります。ピグテイル型スプリッタ/コンバイナは、最適の安定性、最少の挿入損失、低反射減衰などの特長を備えています。一方、レセプタクル型スプリッタは、マルチモードファイバと共に1個、または複数のファイバ端を使用するような場合や、コリメートソース・ファイバスプリッタに最も適しています。ハイパワー用途にも適しています。

OZ Optics社の2×2スプリッタの優れた特性の一つとして指向性があります。通常のOZ Optics社スプリッタは両指向性で、ポート1および2からポートRへのカプリング効率は、ポートTからポート1および2へのカプリング効率とほぼ同じレベルです。しかし、たとえば反射減衰監視システムのように、場

合によっては1つのポートからのみ、ポートRに光をカプリングする場合もあります。光はポートTからポート1と2にカプリングします。ポート1はセンサとして、ポート2はソースパワーの監視に使用します。スプリッタは、ポート1からの光のみをポートRに反射させるようにすることもできます。

光分割には種々のビームスプリッタがあります。最も一般的なタイプは、偏光ビームスプリッタと、いわゆる無偏光スプリッタである偏波依存なしスプリッタの2タイプです。

偏光ビームスプリッタは、入力光を受け、2本の直線偏光に分割します。出力は、スプリッタ出力端での偏光消光比は平均値で20dB以上です。広帯域分割スプリッタもあり、1300nmと1550nmの両方で動作し、全波長で挿入損失の変動はわずか0.3dBです。400~700nm、700~1100nm波長用もあります。

偏光ビームスプリッタを逆方向に使用して、2本の偏光ビームを1本の出力ファイバにカプリングさせることもできます。これは、偏光アナライザ、1×2偏光スプリッタ、光ファイバコンバイナ、1×2可変スプリッタなど、入力源が偏光化されている場合に適しています。

無偏光スプリッタは入力偏光状態には関係なく、固定分割比で入力光を分割、光の偏光状態には影響しません。このスプリッタは、指定された中心波長から±30nmの範囲では偏光に左右されません。1×2と2×2偏波保存スプリッタはこのタイプです。入出力ポートはすべて、この方法によって20dB以上の偏光を保持します。30dB消光比を保持するスプリッタにも対応します。

(スタンダード型パッケージ) (スタンダード型パッケージ)

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光コンポーネント

光ファイバビームスプリッタ/コンバイナの使用例

OZ Optics社のスプリッタの設計には柔軟性を持たせてあるため、ほとんどすべてのアプリケーションで使用が可能です。以下に示したものは、そのうちのほんの一部です。

1. 偏光スプリッタ/コンバイナ:1×2スプリッタは、1300nmシングルモードファイバからの光を2本の直線偏光に分割し、2本のPMファイバで2個の信号を伝送します。このスプリッタは逆方向に使用する2本のPMファイバからの光を1本のシングルモードファイバにカプリングすることもできます。2本のPMファイバは、いずれかの出力ポートで、光がファイバの低速軸にそって伝送されるようにアライメントしてあります。PMファイバからの出力消光比は30dB以上とし、反射減衰量は25dBです。シングルモード入力ファイバは、FCコネクタで端末処理されます。2本の出力ファイバは端末処理しません。これら3本のファイバはすべて、外径3mmのケブラケーブルを接続します。ファイバの長さは1mです。品番:FOBS-12P-111-9 /125-SPP-1300-PBS-25-3XX-3-1-ER=30。

2. 偏波保存スプリッタ:2×2 50/50スプリッタは、2本の1550nm PMファイバからの光をカプリングし、その光をさらに別の2本のPMファイバに分割します。入出力ファイバの偏光保存は20dB以上に保持し、反射減衰量は約-60dBです。4本のファイバはすべて長さが1mで、外径1mmチューブタイプ、端末処理はされていません。品番:FOBS-22P -1111 -10 / 125 -PPPP -1550 -50/50-60-XXXX-1-1。

3 . 偏光アナライザ:1300nmのシングルモードファイバからの出力は、レセプタクル型1×2スプリッタの入力に接続されます。アナライザは、偏光スプリッタ、入力コリメータと2個の集光レンズから構成されます。スプリッタの各ポートからの出力は、マルチモードファイバに接続され、その結果得られたレーザー出力を監視します。このようにして、ファイバ端からの出力偏光をチェックできます。STコネクタで端末処理された1300nmファイバ用の、対応レセプタクルを備えたアナライザの品番はFOBS-12-888-SMM-1300-PBS。

集光光学系とファイバを使用せずに、フォトダイオードを出力ポートに直接取り付けて、アナライザ用に別のセットアップをすることも可能です。このシステムの方が価格ダウンが図れ、カプリング効率もアップします。品番:FOBS-12-8XX-SDD-1300-PBS。

偏光スプリッタ/コンバイナ

レンズ

入力PMファイバ

入力PMファイバ

無偏光ビームスプリッタ出力PMファイバ

出力PMファイバ

レンズ

L: 0.875"または1.6"

レンズ

入力コリメータ

出力カプラ

マルチモードファイバ

シングルモードファイバ

偏光ビームスプリッタ

マルチモードファイバ

偏光ビームスプリッタ

PMファイバ

L: 0.875"または1.6"

L: 0.875"または1.6"

SMファイバ

偏波保存スプリッタ

偏光アナライザ

偏光アナライザ

シングルモードファイバ

レンズ

入力コリメータ検出器

L: 0.875"または1.6"

偏光ビームスプリッタ

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光コンポーネント

4 . 反射減衰モニタ:ファイバへの戻り光を分析することにより、サンプルからの蛍光をモニターしたいというご希望の場合。入力信号は、シングルモードファイバで伝送された488nmの光です。入力は、レセプタクル型ビームスプリッタのポートTから入射し、ポート1から別のシングルモードファイバへ出射されます。光の半分は、ポート2でマルチモードファイバにカプリングされ、光源の出力をモニターします。ポートRは、ポート1からの戻り光をできるだけ多くシングルモードファイバにカプリングし、同時にポート2からの反射光を拒絶するようにアライメントされます。ポートT、R、1はFCレセプタクル付き、ポート2はAT&T-STコネクタ付きです。品番:FOBS-22-3338-SSSM-488-50/50。

5 . 分割比可変のコリメートソース・ファイバスプリッタ:488/514nm Ar-Ionレーザからのビームを2本のPMファイバにカプリングしたいという場合。PMファイバは両方ともFCコネクタ付きです。広帯域偏光スプリッタで、レーザからのビームを分割することで、スプリッタを回転し、2本のファイバ間の分割比をご希望比に調節できます。アクロマートレンズを使用し、488nmと514nmのAr-Ionレーザラインで同じ効率でのカプリングを可能にします。品番:ULBS-133-PP-488/514-PBS。同様のシステムは、レーザダイオードなどのコリメートされていない光源にも使用できます。その際は、まずレンズで光源をコリメートすることが必要です。

6 . 監視用フォトダイオード付きレーザダイオード・ファイバカプラ:90/10ビームスプリッタを使用して、830nmレーザダイオードからの信号を分割します。光の90%が、長さ2mの外径3.0mm、ケーブル付き、FCコネクタで端末処理したPMファイバにカプリングされます。残りの10%は、監視用フォトダイオードに反射されます。反射減衰量は25dBです。このようにして、レーザダイオードからの光を、ファイバに入る前にそれぞれ監視することが可能です。品番:ULBS-12P-5/125-PD-830-90/10-25-3X-3-2。

戻り光モニタ

無偏光ビームスプリッタ

レンズ

シングルモードファイバ 出力カプラ

マルチモードファイバ入力コリメータ

シングルモードファイバ

L: 0.875"または1.6"

レンズ

出力カプラレーザヘッドアダプタ

マルチモードファイバ

偏光ビームスプリッタ シングルモードファイバ

L: 0.875"または1.6"

レーザ

コリメートソース・ファイバスプリッタ

90/10ビームスプリッタレーザダイオード

監視用フォトダイオード付きレーザダイオード・ファイバカプラ

レーザダイオードコリメータ

レンズ

フォトダイオード

出力ファイバPMコネクタ

L: 0.875"または1.6"

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光コンポーネント

仕様分割比:

挿入損失:

反射減衰量:

クロストーク:波長範囲:最大パワー定格:動作温度:消光比:

偏光依存なしスプリッタでは50/50~95/5の分割比が得られます。偏光スプリッタの分割比は入力偏光によって異なります。ピグテイル型スプリッタの場合、平均値は0.8dB、レセプタクル型では2dB。これより低い損失レベルは特注扱いとなります。レセプタクル型の平均値は-20dB、ピグテイル型の場合は-25dB、-40dB、または-60dB。ただし-60dBは1300nmと1550nm波長のみ。平均値は-40dB未満。これより低いクロストークレベルもご注文に応じて承ります。スプリッタは300nm~2000nmの波長に対応最大400mW CW。最大100W CWまで扱える高パワースプリッタもご注文に応じて承ります。-20℃~+60℃平均値は20dB以上。30dBタイプもご注文に応じて承ります。

ご注文の方法

ファイバスプリッタを発注される場合、レーザ光源のビームの特性(ビーム径、発散角、レーザパワー、波長)またはレーザダイオードの仕様(ダイオードタイプ、各ビームプロファイル、ハウジング寸法)をお知らせください。さらに、各PMファイバの偏光軸のアライメント方法もご指定ください。OZ Opticsの標準PMファイバアライメント方法では、ファイバの低速軸にそって出力光が伝送されるようにアライメントを行ないます。

品名レセプタクル付き1×2ファイバスプリッタレセプタクル付き2×2ファイバスプリッタレセプタクル付きソース・ファイバスプリッタ1×2ピグテイル型スプリッタ2×2ピグテイル型スプリッタピグテイル型ソース・ファイバスプリッタレセプタクル付きLD・ファイバスプリッタピグテイル型LD・ファイバスプリッタ

品番FOBS-12-XYZ-ABC-W-S/RFOBS-22-XYZT-ABCD-W-S/RULBS-1XY-AB-W-S/RFOBS-12P-111-a/b-ABC-W-S/R-LB-XYZ-JD-LFOBS-22P-1111-a/b-ABCD-W-S/R-LB-XYZT-JD-LULBS-12P-a/b-AB-W-S/R-LB-XY-JD-LLDBS-1XY-AB-W-S/RLDBS-12P-a/b-AB-W-S/R-LB-XY-JD-L

注: X,Y,Z,T:レセプタクル型スプリッタの入出力レセプタクルのタイプ。ピグテイル型のスプリッタの場合、ファイバ端がオスコネクタであることを表しています。(3はFC、5はSMA905、8はSTコネクタ、Xはピグテイル型スプリッタの端末処理していないファイバなど、巻末の表6参照)A,B,C,D:入出力端で使用するファイバタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ)W:動作波長(nm)。広帯域スプリッタの場合は、波長範囲を指定(例:400/700、700/1100、または1300/1550)a, b:aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)S/R:ご希望の分割比(偏光ビームスプリッタはPBS)LB:ご希望の反射減衰量(ピグテイル型システムは25dB、40dBまたは60dB)JD:ファイバ被覆のタイプ(1はケーブルなしファイバ、3は外径3mmのルースチューブケブラ、3Aは外径3mmの外装ケーブル、5Aは5mmの外装ケーブル)L:ファイバ長(m)

30dB以上の消光比をご希望の場合は、品番の末尾に「-ER=30」を付けてください。

その他パッケージ

(ミニチュアPMスプリッタ) (偏波スプリッタ/コンバイナ)

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光コンポーネント

WDM/光合波器

特長:• PMファイババージョンもあり• 小型インライン型• 可視光(赤/緑/青)バージョンもあり• ハイパワー対応• 低挿入損失• 低反射減衰量• 広範囲の波長に対応• Coarse/dense WDMバージョン• 安価

製品について:光合波器(WDM)は異なる波長の光を一本のファイバにまとめるためのものです。各ファイバポートからの光はまずコリメートされ、ダイクロイックフィルタを使って合波されます。ダイクロイックフィルタは通常長波側の光をTポートに透過させ、短波長側の光をポートRに反射するようになっています。合波されたビームは出力ポート1に集光されます。

OZ Optics社は光通信とそれ以外のアプリケーション向けにWDMを製造しています。可視光を合波するRGBコンバイナは赤、青、緑の光をシングルモードもしくはPMファイバに合波します。コンフォーカル顕微鏡、白色光源、カラーホログラフィーなどのアプリケーションに使われています。OZ Optics社のWDMの利点のひとつは入力側と出力側のポートに異なるファイバを使用できる点です。コア径や開口数が異なるエルビウムドープファイバなどを使うアンプのアプリケーションに使えます。この用途には通常挿入損失が1dBのWDMがあります。また全体のロスを低減させるために光源が直接マウントされたタイプもあります。

小型パッケージWDMは光通信のCWDM, DWDMの光drop/addフィルタやEDFAのアプリケーションでお使いいただけます。

OZ Optics社では偏波保存WDMも供給可能です。素子は1300-1550nm帯アプリケーションでは通常偏波消光比20dB以上に保たれています。これよりも高い消光比、特注品も対応できますのでご相談下さい。

アプリケーション:• 通信用Drop/Addフィルタ• ファイバレーザ• エルビウムドープドファイバアンプ• コンフォーカル顕微鏡• レーザ分光• 画像システム• 980nmポンピング

L:0.875"または1.6"

分波マルチプレクサ

出力ファイバ

ダイクロイックフィルター

入力ファイバ

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光コンポーネント

標準品仕様:

※1. WDM-12Nのみ。CWDMとDWDM用については180-1650nm。

※2. 波長が20nm以上200nm以下離れている場合。

※3. レーザダイオードコンバイナの挿入損失は使用するレーザダイオードにもよります。

※4. ご希望によりハイパワーバージョン(SMで5Wまで、MMはより高いパワーも可)もあります。

パラメータ

WDM タイプWDM-12PWDM-13P

WDM-12NCWDM-12NDWDM-12N

WDM-11P

タイプ スタンダードピクテイル型 ミニチュアインライン型 レーザダイオードコンバイナ対応波長 nm 400-1650 400-1650 1400-1650

反射減衰量 dB400-1200 nm 40 40 401200-1650 nm 40, 50, or 60 40, 50, or 60 40, 50, or 60

挿入損失 (Typical)2 dB 400-1200 nm 1.0 1.0 Not applicable3

1200-1650 nm 0.8 0.8挿入損失 (Maximum)2 dB 400-1200 nm 1.2 1.2 Not applicable3

1200-1650 nm 1.0 1.0挿入損失

dB 1280-1650 nm 0.7 max 0.7 max Not applicable3

(60dB Return Loss Option)400-600 nm 18 15 18

偏波消光比 dB 600-1150 nm 20 18 201250-1550 nm 20, 25, or 30 20 or 25 20

入力パワー mW SM or PM fiber, 1550nm 5004 2004 2004動作温度 °C -20 to +60

単位 条件 値

WDM/光合波器 WDM-1NA-111-Wi/Wo-a/b-ABC-LB-XYZ-JD-Lご注文の方法:

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900μm OD Hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブル

X,Y,Z = 各ファイバ端のコネクタタイプ3S=スーパーNTT-FC/PC3U=ウルトラNTT-FC/PC3A=アングルNTT-FC/PC8=AT&T-STSC=SCSCA=アングルSCLC=LCLCA=アングルLCMU=MUX=コネクタ無し

N = 合波する波長の数(2, 3, 4など)

A = パッケージタイプ標準ピグテイル型はP小型インライン型はN

Wi/Wo = 波長(nm)

a/b = ファイバコア/クラッド径(μ)1300/1550nm Corning製SMF-28シングルモードファイバは9/1251550nm PANDAスタイルPMファイバは8/125その他ファイバは部品リストをご覧下さい。

ABC, 各ポートのファイバタイプM = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

LB = 反射減衰量レベル:シングルモードと偏波保存ファイバでは40, 50,60dB(60dBは1290~1620nmのみで対応)マルチモードファイバは35dB

ピグテイル型レーザダイオードコンバイナ

WDM-11P-a/b-F-Wi/Wo-LB-X-JD-L

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900 μm OD Hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブル

L = ファイバ長(m)

X,Y,Z = 各ファイバ端のコネクタタイプ3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCLC = LCLCA = アングルLCMU = MUX = コネクタ無し

a/b = ファイバコア/クラッド径(μ)1300/1550nm Corning製SMF-28シングルモードファイバは9/1251550nm PANDAスタイルPMファイバは8/125その他ファイバは部品リストをご覧下さい。

F 出力ポートのファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

Wi/Wo = 動作波長(nm)

LB = 反射減衰量レベル:シングルモードと偏波保存ファイバでは40, 50,60dB(60dBは1290~1620nmのみで対応)マルチモードファイバは35dB

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ファイバコリメータ/フォーカサ特長:• 高出力対応• コンパクトで頑丈なデザイン• 低挿入損失• 低反射減衰• 広範囲の波長• 広範囲のビーム径• GRINレンズ、非球面レンズ、アクロマートレンズ、平凸レン

ズ、両凸レンズ• シングルモード、マルチモード、偏波保存ファイバ• ピグテイルタイプとレセプタクルタイプ• 回折限界光学系• フォーカサは調節可能• 低価格!

アプリケーション:• WDMスプリッタと集積光学素子を含む光ファイバデバイスパ

ッケージング• ファイバへのカプリング• ファイバから検出器へのカプリング

仕様:• 波長: 180nm~2000nm • 反射減衰: -25、-40、-50、-60dB• コネクタタイプ: NTT-FC/PC、スーパーNTT-FC/PC、

ウルトラNTT-FC/PC、アングルドNTT-FC/PC、SC、アングルドSC、AT&T-ST

• 偏光消光比: 20、25または30dB• ビーム径: 0.2~22mm• スポットサイズ: 5ミクロン未満• 波面収差:λ/4~λ/10

製品について:OZ Optics社は、ファイバからの光を、ご希望のビーム径、またはスポットサイズにコリメートあるいは、集光する低反射減衰のファイバコリメータ/フォーカサを各種取り揃えています。回折限界レンズを使用すると、スポットサイズが数ミクロンになります。OZ Optics社のファイバコリメータとフォーカサは、レーザダイオード、フォトダイオード、音響光学変調器、光ファイバ光学系機器と使用でき、機器のファイバパッケージに理想的です。

コリメータでは、コリメイトビーム径(BD)と全発散角(DA)は、レンズの焦点距離( f )、コア径(a )、ファイバ開口数(NA)によって左右されます。コリメイトビームの特徴を以下に表します。

BD (mm) = 2 × f (mm) × NA

DA (mrad) = a (μm) / f (mm)

図1:小型ピグテイル型コリメータ寸法

図2:動作原理

レセプタクルスタイルコリメータ

ピグテイルスタイルコリメータ

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光コンポーネント

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光コンポーネント

フォーカサでは、スポット径(SD)、倍率(M)、稼動距離(WD)の正確な計算は難しく、使用するレンズの特性によって左右されます。概算値として、以下の幾何光学レンズ式で希望の集光レンズの特性を算出できます。

oは対象物の距離、iは像の距離です。この式から、希望の集光レンズを決定します。標準レンズの焦点距離と仕様については、標準レンズデータシートを参照してください。

試験結果:

60mm間隔の治具に2つのピグテイル型コリメータを取り付け以下の試験を行いました。このコリメータはカプリング効率を最大に設定したものです。

温度範囲:

湿度試験:

振動および衝撃試験:

図3 :HPUCO/HPUFOレセプタクル型コリメータ/フォーカサ

動作:-15℃~55℃ 損失の偏差0.2dB

保管:-45℃~+75℃ 残留損失0.05dB未満

0.2dBの偏差で、残留損失が0.05dB未満で、48時間で97%(コリメータレンズにはエアギャップ付きでシーリング)

0.05のピーク間変位、最低共振55Hz(0.02g)で連続15分間10~55Hzのスイープ振動試験を行いました。試験ユニットの3本の主軸のそれぞれに試験を行いました。衝撃試験は、正弦半波衝撃中に11msec、100gで、各面3回、合計18回の衝撃を与えました。カプリング損失偏差は0.05dBで、ヒステリシスはありませんでした。

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光コンポーネント

ファイバタイプ: M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

コリメータ型:HUCO = 接触型(GRINレンズのみ)HPUCO = 非接触型(GRINレンズ以外のすべてのタイプのレンズ)

フランジ径:2 = 外径1.3"フランジ3 = 外径0.79"フランジ

レンズタイプ:表9~12参照

波長:ナノメータで指定(たとえば1550は1550nmの意)

倍率

動作距離(mm)

コリメータ径:1 = 外径4.0mm、フランジなし2 = 外径33mm、フランジあり3 = 外径20mm、フランジあり4 = 外径8.0mm、フランジなし5 = 外径2.5mm、標準長6 = 外径2.5mm、ショートタイプ*

波長:ナノメータで指定(たとえば1550は1550nmの意)

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550nmシングルモードファイバ用9/125その他の標準ファイバサイズについては、表1~5を参照。

ファイバタイプ: M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

ビーム直径(mm)

レンズ焦点距離と種類については巻末部品リスト表9~12参照。

ファイバ長(m)

ファイバ被覆タイプ:0.25 = 外径250ミクロン、アクリル被覆

1 = 外径900ミクロン、Hytrel被覆3 = 外径3mmケブラ補強PVCケーブル

その他の被覆サイズについては巻末の表6参照。

コネクタコード: 3 =NTT-FC/PC3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC5=SMA905&906 8=AT&T-ST

SC=SC SCA = アングルドSC

その他のレセプタクルについては巻末表6参照

反射減衰量:25、40、50または60dB

60dBは、1300nmと1550nmでのみ標準

倍率

動作距離(mm)

図4:LPCピグテイル型およびHUCOレセプタクル型ファイバコリメータ/フォーカサ

*外径2.5mm のショートタイプコリメータは、外径0.25mmまたは0.9mm被覆ファイバのみとなります。

ご注文の方法 :レセプタクル型コリメータ:

レセプタクル型フォーカサ:

HUCO-AX-W-F-f

HPUFO-AX-W-F-M-WD-f

LPC-0A-W-a/b-F-BD-f-BL-X-JD-L

LPF-0A-W-a/b-F-M-WD-f-BL-X-JD-L

ピグテイル型コリメータ:

ピグテイル型フォーカサ:

レセプタクルコード: 3=NTT-FC/PC3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC5 = SMA905&906 8 = AT&T-STSC=SC SCA= アングルドSC

その他のレセプタクルについては巻末の表6参照

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光コンポーネント

光ファイバリフレクタ(固定/可変)

光ファイバリフレクタは、ファイバから発せられたビームを逆方向に反射するためのものです。ファイバ干渉計用に使用したり、ファイバ溶融型カプラと併用し、光ファイバコンポーネント内の反射減衰を測定します。基準とする反射レベルを設定すれば、他の機器からの反射減衰に対する光源の感度測定にも利用できます。これはトランスミッタの反射減衰の原因を突き止める上で役に立ちます。

光ファイバリフレクタは光ファイバコリメータとミラーから構成されています。まずファイバ出力がコリメートされ、ミラーに反射し、コリメータに戻ります。コリメータとミラーの角度は、Oz Optics社特許の傾斜調整技術で調節し、できるだけ多くのビームがファイバに反射されるようにします。この手法により、リフレクタの損失の平均値はわずか0.6dBです。可変リフレクタは、ブロッキングネジによって、レンズとミラーとの間のコリメートビームを部分的にブロックすることで、反射レベルが可変となります。

リフレクタにはレセプタクルタイプとピグテイルタイプがあります。レセプタクル型リフレクタはレセプタクルを備えており、ファイバを簡単に交換できます。

ピグテイル型リフレクタでは、ご希望のファイバをコリメータレンズに恒久的に取り付けたものです。最適なカプリング効率と安定性をご希望の方にはピグテイル型をお薦めします。もう一方のファイバ端は、ご希望のコネクタで端末処理できます。

Oz Optics社はARコートしたファイバも販売しています。赤外波長の高帯域反射用には金コートを使用しますが、他の波長用には他のコーティングも施します。ファイバ端は100%反射させることも、反射と透過を組み合わせたコーティングにすることも可能です。

リフレクタの波長範囲は400nm~1600nmです。1300nmと1550nmの両方に適用できるリフレクタもあり、いずれの波長においても挿入損失はそれほど差がありません。異なる波長でビームを平行にするアクロマートレンズ付き広帯域リフレクタや、ビームの一部を透過するための部分反射ミラーもあります。オプションとして、透過光を出力ファイバにカプリングし、インラインリフレクタを構築することもできます。

レセプタクル型光ファイバリフレクタ

80 TPI調節ネジ

ミラー

レセプタクル

80 TPIロックネジ

レンズ

2-56 TPI取付穴、0.527"、180°間隔

FC、STまたはSCコネクタまたは1.8mm、2.0mm、2.5mmフェルール

金被覆、2mmフェルール先端

ファイバ端金コート付リフレクタ ピグテイル型パーシャルリフレクタ

2-56 TPI取付タップ穴、0.527"、180°間隔

ファイバ

レンズ

Oリング

部分反射ミラー 傾斜ネジ

ロックネジ

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光コンポーネント

Oリング

レンズファイバ

ロックネジ

傾斜ネジ

ブロッキングネジ

2-56 TPI取付穴、0.527"、180°間隔

シールキャップ80 TPI傾斜調節ネジ

80 TPIロックネジ

シールキャップ

ブロッキングネジ

ミラー

レセプタクル

レンズ

レセプタクル型可変光ファイバリフレクタ(BLタイプ) ピグテイル型可変ファイバリフレクタ(BLタイプ)

注:可変反射のためのブロッキングネジを追加する場合は、品番の最後に「-BL」を付けてください。

例:可変反射用ブロッキングネジ付きの、1300nm用ピグテイル型ファイバリフレクタ。ファイバは、長さ1m、ケーブル付き9/125シングルモードファイバで、アングルドFCコネクタで端末処理するタイプをご希望の場合。品番:FORF-11P-1300-9/125-S-3A-3-1-BL

ミラー

ご注文の方法:

レセプタクル型光ファイバリフレクタ FORF-1X-W-F

レセプタクル型パーシャルリフレクタ FORF-XY-W-F-R

ピグテイル型光ファイバリフレクタ FORF-11P-W-a/b-F-X-JD-L

ピグテイル型パーシャルリフレクタ FORF-21P-W-a/b-F-R-XY-JD-L

ファイバ端金コート付リフレクタ FORF-31P-W-a/b-F-X-JD-L

R:部分反射ミラーの反射率

L:ファイバ長(m)

JD:ファイバ被覆のタイプ(1はケーブル無しのファイバ、3.0は外径3mmのルースチューブケブラ、3Aは外径3mmの外装ケーブル、5Aは5mm外装ケーブル)

W:動作波長(nm)(リフレクタを波長の全範囲で動作させる場合、ファイバにカプリングさせる最短波長と最長波長の両方を提示してください)

a, b:aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)

F:ファイバのタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ)

X,Y:コネクタ型リフレクタのレセプタクルタイプ。ピグテイル型のリフレクタの場合、ファイバ端がオスコネクタであることを表しています。(3はNTT-FC、3SはスーパーFC、3AはアングルドFC、8はAT&T-ST、SCはSCコネクタなど)

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光コンポーネント

レーザダイオードコリメータ

レーザダイオードコリメータは、レーザダイオードのビームを平行にするために使用します。レーザダイオードコリメータは、レーザダイオードホルダ、コリメータレンズホルダ、コリメータレンズ(焦点距離f、開口数NA)から構成されます。レーザダイオードとコリメータレンズとの距離を調節して、ビームを平行にすることができます。

平行ビームの寸法は、使用するレーザダイオードの遠視野発散角θ⊥とθ‖と、コリメータレンズの焦点距離という2 つの要因で決まります。平行ビーム寸法は以下の式から求められます。

BD⊥=2×f×sin(θ⊥/2)BD‖=2×f×sin(θ‖/2)

標準焦点距離は、f=1.6mm、2.0mm、2.6mm、3.9mm、6.2mmです。ダイオード特性については、LDメーカに仕様をお尋ねください。

レーザダイオードからのビームは円形対称になっておらず、出力が一方向でその直角方向よりもより発散しています。その結果、コリメータンズからの出力ビームは円形ではなく楕円形になります。これを補正する方法には2つあります。最初の方法は、シリンドリカルレンズかアナモリフィックプリズムを追加します。2番目の方法は、レーザダイオードからのビームをシングルモードファイバにカップリングし、ファイバからの出射光をコリメートします。ファイバは空間フィルターとして働き、ほぼ完璧なガウシアンビームを取り出せます。両方の方法をこのページの下に図で示します。これらの方法の詳細については、当社までお問い合わせください。

レーザダイオードコリメータには種々の直径のものがあります。標準直径パッケージは直径が0.79インチで、ほとんどのダイオードタイプに適合します。H1パッケージなどのダイオードには、直径1.3インチマウントを使用します。直径9.0mm以下のCANタイプには直径0.59インチマウントがあります。OEM用途には、外径10mmの小さめのハウジングをご用意しています。

シリンドリカルレンズ付きLDコリメータ SMファイバ/コリメータ付きLDカプラ

ドライバ回路(オプション)

レーザダイオード

レーザダイオードホルダ

コリメータレンズバッテリまたはAC/DCコンバータ

小型レーザダイオードコリメータ

レーザダイオード

2-56 TPI取付タップ穴、0.527"、180°間隔

D : 0.79"または1.30"L : 0.35"または0.43"

D : 0.79"または1.30"L : 0.85"または1.21"

コリメータレンズ

レーザダイオード

2-56 TPI取付タップ穴、0.527"、180°間隔シングルモードファイバ

コリメータレンズ

コリメータレンズ集光レンズレーザダイオードホルダ

ブロッキングネジシリンドリカルレンズレーザダイオードホルダ

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光コンポーネント

OZ Optics社はまた、OEM用にコンパクトな特製レーザダイオード・ファイバカプラも取り揃えています。このパッケージでは、ダイオードとコリメータレンズとが一つのマウントに納められており、コンパクトで頑丈なマウントと、コストダウンが可能です。

OZ Optics社では種々のレーザダイオードを取り揃えています。バッテリまたはDC電源式のレーザダイオード用電源もあります。

ご注文の方法

注:注文時には、使用されるダイオードタイプと、分かる範囲でのダイオード特性(波長、レーザー出力、CANサイズ、エミッタチップ寸法、拡がり角、チップとパッケージの窓との間隔など)をお知らせください。

品番HULDO-11-W-fHULDO-31-W-fHULDO-41-W-fHULDO-51-W-fLDC-21LDC-21A

品名直径1.3"フランジ付きレーザダイオードコリメータ直径0.79"フランジ付きレーザダイオードコリメータ直径0.59"フランジ付きレーザダイオードコリメータ直径10mm一体型レーザダイオードコリメータ標準コリメータ用コリメータレンチ大径レンズコリメータ用コリメータレンチ

注: W:波長(nm)f:コリメータレンズの焦点距離(mm)とレンズタイプ。GRはGRINレンズ、ASは非球面レンズ。標準レンズは、1.6GR、2.0AS、2.6AS、3.9AS、6.2ASです。他の焦点距離についても、ご要望に応じて提供します。詳しくは当社までお問い合わせください。

注:OZ Opticsがレーザダイオードも供給する場合は、品番に「-LD」を付けてください。電源が必要な場合は、品番に「-PS」を付けてください。

例:2mmの焦点距離の非球面レンズを使用して、670nmレーザダイオード用のレーザダイオードコリメータをご希望の場合で、パッケージサイズが0.79"をご指定の場合。レーザダイオードと電源はお客様側でご用意される時は品番:HULDO-31-670-2.0AS

ペン型レーザダイオードコリメータ

ON/OFFスイッチ

バッテリ コリメータ光学系

レーザダイオード駆動電子部品

レーザダイオードホルダ

レーザダイオード

コリメータレンズ2-56 TPI取付タップ穴、0.527"、180°間隔

レーザダイオードコリメータ

D : 0.79"または1.30"L : 0.35"または0.43"

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光コンポーネント

光ファイバUブラケットアセンブリ

光ファイバUブラケットアセンブリは、光ファイバから空隙を介して低損失で別のファイバにビームを伝送するためのものです。Uブラケットはあらかじめアライメントされ、挿入損失を最小限に抑え非常に使いやすくなっています。偏光子、アイソレータ、フィルター、波長板などの広範囲なバルク光学機器をUブラケットに挿入するだけで、ファイバとバルク光学系を組み込んだシステムを素早く、簡単にテストあるいは試作できます。

Uブラケットアセンブリは、入力ファイバコリメータ、Uブラケット本体、出力ファイバ集光レンズの3部構成になっています。OZ Optics社の特許の傾斜調整技術を利用すれば、ピグテイルシングルモードファイバで、60mmの空隙で損失はわずか0.6dB、反射減衰量は-25dB、-40dBあるいは-60dBとなります。また、NTT-FC、AT&T-ST、ベアファイバアダプタ等

の種々のコネクタ用にコネクタ型アセンブリもあります。コネクタ型の60mm空隙上の挿入損失の典型値は1.0dBで、反射減衰量の典型値は-20dBです。

Uブラケットには各種サイズがあり、お客様のニーズに合わせた空隙間隔をご用意します。用途に合ったカスタムメードにも対応します。たとえば、レーザ、レーザダイオードまたはLEDからのビームを空隙を越えて、出力ファイバまで伝送するような場合、ソース・ファイバタイプがあります。また、Uブラケットの出力端に光検出器を取り付け、伝送ビームの測定を行うこともできます。さらに、着脱式のフィルターホルダ付きの小型Uブラケットで、光路にフィルターを素早く出し入れできます。

ピグテイル型Uブラケットアセンブリ

着脱式フィルターホルダ

フィルター

ロックネジ

Oリング

レンズ

ファイバ2-56 TPIタップ取付穴、0.527"、180°間隔

傾斜ネジ

着脱式フィルター付きピグテイル型Uブラケットアセンブリ

L: 0.825"D: 0.79"または1.30"

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光コンポーネント

ソース・ファイバUブラケットアセンブリ ファイバ・検出器Uブラケットアセンブリ

ご注文の方法品番

UB-0A-XY-W-I-O-D

UB-1A-11-W-a/b-I-O-D-LB-XY-JD-L

UB-250-XY-W-F

UB-150-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L

UB-INSERT-01-0.5

品名

レセプタクル付きUブラケットアセンブリ

低反射減衰のピグテイル型Uブラケットアセンブリ

レセプタクルと着脱式フィルター付きUブラケットアセンブリ

低後方反射で、着脱式フィルター付きピグテイル型Uブラケットアセンブリ

小型UブラケットUB-12とUB-02用の0.5インチ外径フィルタホルダー付インサート

注: A:Uブラケットのサイズ;1は大型(H=2.82"、W=2.5"、A=0.32"、B=1.57"、T=0.32")、2は小型(H=1.68"、W=1.0"、A=0.38"、B=1.03"、T=0.25")。カスタムサイズのUブラケットアセンブリも、ご希望に応じてご用意します。X,Y:コネクタ型Uブラケットの入出力レセプタクルタイプ。ピグテイル型Uブラケットの場合、ファイバ端がコネクタであることを表しています。(3はNTT-FC、5はSMA905、8はAT&T-ST、SCはSCコネクタ、Xは端末処理していないファイバ端など)W:動作波長(nm)a, b:aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)I,O,F:ファイバのタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ)D:Uブラケット本体長(インチ)(標準サイズは、大型UブラケットはD=1.85"、小型UブラケットはD=1.15"、または1.80")LB:ご希望の反射減衰量(ピグテイル型システムで、25dB、40dB、または60dB)JD:ファイバ被覆のタイプ(1はケーブルなしファイバ、3は外径3mmのルースチューブケブラ、3Aは外径3mmの外装ケーブル、5Aは5mmの外装ケーブル)L:ファイバ長(m)

例:お客様が1300nmファイバ用にピグテイル型Uブラケットを40dB後方反射での使用をご希望の場合。インプット側は偏波保存ファイバで、アウトプット側がシングルモードファイバで、いずれのファイバも長さが1m、3.0mmのケブラケーブル付き、オスNTT-FCコネクタで端末処理。本体長さ1.15インチの小型本体Uブラケットを使用予定。品番:UB-12-11-1300-9/125-P-S-1.15-40-33-3.0-1

Uブラケット用インサート寸法図

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光コンポーネント

ファイバ付バンドパスフィルタ

特長:• 狭ライン幅• 頑丈で小型デザイン• 取り外し可能なフィルタホルダ設計• 広い波長範囲に対応• シングルモード、偏波保存、マルチモードファイ

ババージョン• 内部でビームを拡げる技術を採用• 低価格

アプリケーション:• DWDM• CATV、LAN、テレコム用途• テスト、測定関連

製品について:ファイバ付バンドパスフィルタは光が中を通過する際にある特定の波長を透過させたり、ブロックしたりできます。入力ファイバからの光はまずコリメートされてフィルタを通過します。その後ビームは出力ファイバに集光されます。フィルタのライン幅は通常半値前幅(FWHM)で定義されます。使われる標準フィルタはシングルFabry Perot型キャビティを作るスムーズな円形透過スペクトルを持っています。このシングルFabry Perotキャビティはふたつのリフレクタがある厚みを持った固定スペーサーで挟んでつくられます。また、他のフィルタデザインも対応できます。例えばフラットトップバンドパスフィルタは複数のキャビティを重ね合わせてつくられます。キャビティ数を増やすことにより傾斜のロールオフを増加することができ、したがってバンド外のリジェクションレベルを改善す

ることができます。カスタムフィルタについてはお問い合わせ下さい。ファイバ付バンドパスフィルタに使用するファイバははシングルモード、マルチモードまたはPMファイバからお選びいただけます。OZ Optics社では標準としてPANDA構造のPMファイバを使用していますが、その他構造のPMファイバ、また、お客様支給のファイバやフィルタを使って製作することも可能です。詳細についてはお問い合わせください。

標準品仕様:

1 フィルタの透過特性は含みません。

挿入損失1 0.5dBまで可能ライン幅 0.3nmまで可能対応波長 400-1625nm動作温度 -20~65℃ピグテイル長 標準は各ポート1m、その他ファイバ長も可フィルタサイズ リムーバブルタイプは12.7mm径、3mm厚までPDL 通常0.3dB1以下パワー 標準は200mWまで。オプションは2Wまで対応可

ピグテイル型バンドパスフィルタ

着脱可能フィルタ

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光コンポーネント

ファイバ付バンドパスフィルタ FF-1A-W-a/b-F-LB-XY-JD-L-LW)

FF = 本体タイプ:固定フィルタはFF着脱可能フィルタホルダタイプはRFF

A = フィルタのサイズ標準サイズは1ミニチュアピグテイルサイズは2

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550nm corning SMF-28シングルモードファイバは9/1251550nm PANDAスタイルPMファイバは8/1251300nm PANDAスタイル PMファイバは7/125

F = M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900 μm OD Hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブル

LW =フィルタのライン幅(nm)フラットトップフィルタをご希望の場合はライン幅に続き "F" と記してください。

X,Y= 3S=スーパーNTT-FC/PC3U=ウルトラNTT-FC/PC3A=アングルNTT-FC/PC8=AT&T-STSC=SCSCA=アングルSCLC=LCLCA=アングルLCMU=MUX=コネクタ無し

ピグテイル型寸法図 着脱可能バンドパスフィルタ寸法図

ご注文の方法:

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光コンポーネント

光ファイバチューナブルフィルタ特長:• 手動型、モーター駆動型、デジタル型があります• 狭いライン幅• 偏波無依存型• 広い波長範囲• シングルモード、マルチモード、偏波保存ファイ

バに対応• 高分解能

アプリケーション:• DWDM• チューナブル光源• スペクトル分析• 品質コントロールと検査• 製品開発• ファイバコンポーネント製造

製品について:チューナブルフィルタはコリメートオプティクス、可変峡帯域バンドパスフィルタ、フォーカスオプティクスから構成されています。手動調節型、OEM用モータ駆動型とディスプレイとコンピュータ付であるデジタル型の3つのバージョンがあります。手動チューナブルフィルタはビームとフィルタの入射角を手動調節できる回転ステージを持つピグテイルコンポーネントです。フィルタは入射角を調節することにより透過波長がコントロールできると言う原理に基づいています。モーター駆動チューナブルフィルタはコンピュータインターフェイスをもつピグテイル型フィルタです。

デジタルチューナブルフィルタはハンディタイプのユニットで、キーパット、表示、コンピューターインターフェイスが含まれます。デジタル型はユーザーがコンピュータインターフェイスを介して直接希望する透過波長を入力(キーパッドもしくは遠隔操作で)できるように校正されています。RD232インターフェイスが標準で、GPIB-RS232コンバーターはオプションとして対応可能です。いずれのモデルも、入射角を調節することにより透過波長がコントロールできると言うフィルタ原理に基づいてデザインされています。OZ Optics社のチューナブルフィルタはPDLをコントロールする最新の光学技術を採用しています。このデ

ザインによりスペクトル応答を偏波無依存にしながらPDLを0.3dB以下まで下げることが可能です。これは最近のDWDMアプリケーションに理想的です。また、シングルモード、偏波保存、マルチモードファイバ、客先支給のファイバも対応可能です。詳細はお問い合わせ下さい。

標準品仕様:手動チューナブルタイプ:分解能 通常0.1nm以下チューニング範囲 50nm波長範囲 標準は1520-1570 (C-band)、1570-1620 (L-band) 、1470-1520 (S-band) 、他波長も対応し

ますのでお問い合わせ下さい。ライン幅(FWHM) 標準はチューニング範囲で1.1 ± 0.1nmオプションで0.3nmまで対応可波長/温度に対する感度 通常0.002nm/℃以下PDL 通常0.3dB以下挿入損失 全チューニング範囲で通常2.5dB以下パワー 標準パッケージは200mWまで

手動型

モーター駆動型

デジタル型

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光コンポーネント

モーター駆動チューナブルタイプ:

コンピュータインターフェイス RS232. IIC、SPIなど他オプションも有分解能 0.1nmまで可能チューニング範囲 50nmライン幅 標準はフルレンジで1.1 ± 0.1nm。オプションは0.3nmまで可能PDL Typ.0.3dB以下挿入損失 全チューニング範囲でTyp.2.0dB以下標準波長範囲 S, C、L band: 1470-1520nm、1520-1570nm、1570-1620nm入力パワー 標準パッケージで200mWまで応答時間 50nmが1秒以下。1nmが0.1秒以下寸法 0.75" x 1.5" x 3.25" (2.0 3.8 x 8.5cm)(ファイバーは含まれません)重量 0.2lb (100g)電源 電圧:ロジックが5.0V、モーターが5~12V

電流:ロジック用に57mA、モーターが160mA、+12V再現性 通常±0.2nm以下

デジタルチューナブルタイプ:

電源 110/220 Volt AC/DCアダプター。パワーケーブル込。コンピュータインターフェイス RS232. 外付GPIB-RS232もあります分解能 通常0.1nm以下チューニング範囲 50nm波長範囲 1520-1570 (C-band)、1570-1620 (L-band)、1470-1520 (S-band)は標準。他波長範囲も対

応可。ライン幅(FWHM) 1.1±0.1nm標準。オプションで0.3nmまで対応可。波長/温度に対する感度 通常0.002nm/℃以下PDL 通常0.3dB以下挿入損失 全チューニング範囲でTyp.2.5dB以下標準波長範囲 S, C、L bands: 1470-1520nm、1520-1570nm、1570-1620nm入力パワー 標準パッケージで200mWまで応答時間 50nmが1秒以下。1nmが0.1秒以下寸法 5.9 x 3.2 x 1.8 inches (150 x 81 x 46mm)重量 1lb (450g)(保護ブーツは含まれていません)再現性 Typ.0.2nm以下

ご注文の方法:

手動型チューナブルフィルタ: TF-11-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L-LW

モーター駆動型チューナブルフィルタ: TF-100-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L-LW-MC/I

デジタルチューナブルフィルタ: TF-100-XY-W-a/b-F-LB-LWI = コンピュータインターフェイス

RS232はRS232IICはIICSPIはSPI

L:ファイバ長(m)

JD:ファイバのジャケットタイプ:1=900 micron OD hytrel ジャケット3=3mm OD Kevlar補強PVCケーブル

X,Y:入射、出力側のコネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC

その他は部品リストを参照下さい。

LW:FWHMライン幅(nm)標準フィルタはFabry Perotタイプ。フラットトップフィルタ希望の場合は品番にFを加えてください。

W:波長(nm)

a/b:ファイバのコア/クラッド径(μ):1300/1550nm Corning SMF28ファイバは9/1251550nm PANDAスタイルPMファイバは8/125

F:ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

LB:反射減衰量レベル:シングルモード、PMファイバは40、50、60dB。(60dBは1290~1620nm波長のみで対応)。マルチモードファイバは35dB。

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光コンポーネント

可視レーザ光ファイバ伝送システム

可視レーザ光のシステムは、液体および気体の生産・輸送におけるプロセスオートメーションと品質管理に非常に有用です。可視レーザ光が光ファイバにカプリングされ、ファイバ端でコリメートされ、レンズを介してライン状のレーザー光を生成します。レーザラインビームは検査の液流体内に照射され、反射・拡散します。ビームパターンに変動が生じ変化を視認する事が可能です。

このシステムは、レーザ・ファイバカプラ、光ファイバパッチコード、光ファイバコリメータ、光ファイバラインモジュールから構成されます。ラインモジュールはパウエルレンズを使用します。パウエルレンズは、平行ビームを全長にわたって均一の出力強度を備えたラインに変換する優れたレンズです。これは、単純なシリンドリカルレンズを使用した標準型のラインモジュールより非常にすぐれています。シリンドリカルレンズでは出力強度はビームの中心で最高となり、両端部は徐々に低下します。パウエルレンズでは、全面でシャープなラインが得られます。

光ファイバ伝送システムの適用波長は488nm、514nm、633nmです。その他の波長はご希望に応じて対応します。最大伝送量はファイバサイズによって異なり、4/125ファイバで1~3W、10/125ファイバで3~5W、50/125ファイバで10~20Wとなっています。高い再現性と安定性のためには、ファイバカプラとコリメータにFCコネクタを使用することをお薦めします。ピグテイル型カプラとコリメータもお使いいただけます。

コリメータレンズとパウエルレンズを、焦点距離が異なるものを選択することで、ライン幅とFA角度を変えられます。シングルモードファイバ用の標準ライン幅は0.8mmと1.2mmで、標準FA角度は10°、30°、45°です。ライン幅とFA角度については、当社までご相談ください。

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光コンポーネント

ご注文の方法品番HPUC-2X-W-F-f-LH

FMJ-XY-W-a/b-JD-L

FOLM-2X-W-F-LW-FA

START-0X-NTSC

品名レセプタクル付きレーザ・ファイバカプラ

シングルモードまたはマルチモード光ファイバパッチコード

光ファイバラインモジュール

レセプタクル付きシングルモードファイバ用カプラアライメントキット

注: X,Y: レセプタクル型カプラおよびコリメータのレセプタクルタイプ。光ファイバパッチコードの場合、ファイバ端がコネクタであることを表しています。(3はNTT-FC、5はSMA905など。詳しくは巻末の表6参照)

W: 波長(nm)a, b: aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)。使用できるサイズは、4/125、10/125、25/125、50/125および100/140

です。F: ファイバタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ、QSは合成石英コアシングルモード、QMは合成石

英マルチモード、QPは合成石英偏波保存ファイバ。10/125ファイバはシングルモードファイバとみなします。これは合成石英コアを備えています)

f: レンズの焦点距離(mm)と使用中のレンズのタイプ。以下のアクロマートレンズが使用できます:3.5AC、6AC、10AC。JD: ファイバ被覆のタイプ(1はケーブルなしファイバ、3は外径3mmのルースチューブケブラ、3Aは外径3mmの外装ケーブル、5Aは

5mmの外装ケーブル)L: ファイバ長(m)LH: レーザ・ファイバカプラ用のレーザヘッドアダプタ番号(巻末の表8参照)LW: 出力側レンズを出る時に、ラインマーカにより発せられるレーザラインのライン幅(mm)FA: ラインマーカからのレーザラインのファン角。10°、30°、45°があります。

伝送システムを発注される場合は、光源のビーム特性(ビーム径、発散角、レーザパワー、波長、レーザヘッドアダプタ)を指定してください。最適のシステムを選択するため、アンケートをご用意しています。アンケートにご記入の上ファックスでお送りください。

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光コンポーネント

1 米国特許第4753510号および4889406号、カナダ特許第1258786号および1325112号、オーストラリア特許第583911号および621380号、欧州特許第0198657号。その他特許出願中。

レーザ・ファイバソースカプラ

OZ Optics社は、コリメート光源からのビームをマルチモードか、シングルモードか、偏波保存ファイバのいずれかにカプリングするための光ファイバ・レーザーカプラを取り揃えています。ソースカプラは、180nmから2000nmを越える波長で、入力エネルギーは100W CWまで対応しています。OZ Optics社のカプラは、勾配屈折率(GRIN)レンズ、非球面、アクロマートなどの種々のレンズを備え、用途に応じた最適の性能を発揮します。ソースカプラは、シングルモード、マルチモード、偏波保存ファイバのいずれとも使用可能で、HeNeやNr-Ionレーザなどのガスレーザと使用するのが理想的です。カプリング効率は、シングルモードファイバで55%~90%、マルチモードファイバで75%~95%です。

集光レンズを、OZ Optics社特許の傾斜調整技術と組み合わせることで、このレーザ・ファイバソースカプラはミクロン以下の解像度と理論最大値に近いカプリング効率とを実現しています。パッケージは頑丈で安定性がよく、操作用の光学ベンチを必要としません。このため、高価なマイクロポジショナーステージの価格の数分の一で優れた性能が得られます。このような特長を考え合わせれば、OZ Optics社のカプラーは十分に価値があります。

OZ Optics社のソースカプラは、レーザからのビームをファイバコアのサイズに一致するスポットに集光するレンズを採用しています。カプラは、レーザに直接取り付けてあります。カプリング光学系は、3個の傾斜微調整ネジと、ピボットとして使用するOリングとで、レーザビームに対して正確にアライメントしてあります。最大カプリング効率にカプラをアライメントすると、3個のロックネジでロックし、剛性で頑丈なカプリングシステムを構成します。

ソースカプラには、さまざまなオプションを取り付け

ることが可能です。たとえば、ソースカプラと、可変ブロッキングネジとを組み合わせ、ファイバが発するビームの強度を制御できます。端末処理していないファイバ用のレーザ・ファイバソースカプラもあります。

カプラタイプ

レーザ・ファイバソースカプラには基本的に3つのタイプがあります。1)レセプタクル型ソースカプラ、2)レセプタクル型取付ソースカプラ、そして3)ピグテイル型カプラです。レセプタクル型のカプラは、NTT-FC、AT&T-ST、SMAなどの市販のレセプタクルでファイバをカプラと接続します。ピグテイル型には、出力ファイバがカプラに恒久的に取り付けられています。それぞれ長所と短所があります。

レセプタクル型物理的接触ソースカプラ(HUC型)

レセプタクル型ソースカプラ(取付型)

レーザヘッドディスクアダプタ

Oリング 80 TPI傾斜調節ネジD : 1.75"L : 0.85" or 1.25"

80 TPIロックネジ

集光レンズ

レセプタクルコネクタ

ファイバ

レセプタクル型ソースカプラ(取付型)は、レーザ・ファイバソースカプラの中で最も経済的なタイプで、現在のところ最もよく使われています。400mW未満のCW出力のレーザ用です。ファイバにビームを集光するた

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光コンポーネント

めに勾配屈折率(GRIN)レンズを採用しています。ファイバはレンズ端面に直接突き合わされ、これによって、レーザビームがファイバ端に正しく集光されます。端末処理していないファイバと使用するための特製カプラもご用意しています。

80 TPIロックネジ

レーザヘッドアダプタ 80 TPI傾斜調節ネジ止めネジ

ベアファイバ

エラストマスプライス

Oリング

ベースプレート

アライメントレンズホルダ

ベアファイバソースカプラ

被覆ファイバ(外径1mm以下)

出力カプラ集光レンズ

D: 1.30"L: 1.15"または1.55"

屈折率整合ジェルをファイバ端に塗布してあるため、反射減衰量は-25dBまで減少しています。カプラは特定の波長で最適のカプリングを行うよう設計されています。波長は注文時に指定します。シングルモードファイバとマルチモードファイバと使用するアクロマートタイプもあります。

レセプタクル型取付ソースカプラ(HPUC型)

レセプタクル型取付ソースカプラでは、ファイバとレンズとの間に空隙が設けてあります。この設計は柔軟性が高く、広範囲のタイプと焦点距離のレンズが使用できます。ファイバとレンズとの間の距離を調節して、ソース波長の変化を相殺し、レーザビームの焦点を意図的に外し、マルチモードファイバ用途に対する高出力レーザのアーク発生を防止します。GRINレンズ、アクロマート、非球面、合成石英、平凸、および両凸レンズを使用するカプラは、この設計を基に製作されています。

レセプタクル型取付カプラは、100W・CWまでの入力エネルギーと、パルス源からのさらに高いエネルギーを対象とします。非接触型カプラは、入力エネルギーが400mWを越える場合、複数波長をファイバにカプリングする場合、あるいは非常に大きいビーム径または発散角の入力ビームに最も適しています。また、接触型カプラよりもすぐれた偏波保存能力も備えています。しかし、ファイバとレンズとの間の空隙により、ファイバ端面の反射減衰量は約-14dBです。これは、両ファイバ端を角度研磨し、反射減衰信号を偏向すれば、-40dB~-60dBまで減少できます。

ピグテイル型ソースカプラ(LPSC型)

ピグテイル型ソースカプラ

80 TPI傾斜調節ネジ 止めネジ出力カプラ

フランジなしレンズ・ファイバピグテイル

D:1.30"L: 1.15"または1.55"

ファイバ

アライメントレンズ

ベースプレート80 TPIロックネジ

レーザヘッドアダプタ

コネクタ

ピグテイル型ソースカプラは、最適なカプリング効率、出力安定性、最小反射減衰が望ましい、恒久的あるいは半恒久的状況に適しています。これらのカプラで、ファイバは集光レンズに恒久的に糊付けされています。このファイバ・レンズアセンブリは、傾斜調節フランジに挿入され、2個の止めネジで固定されます。ファイバがレンズに恒久的に取り付けられているため、カプリングレンズを交換せずにファイバを交換することはできません。

ピグテイル型カプラには、スタンダードタイプ(LPSC-01型)と取付けタイプ(LPSC-03型)があります。接触型ピグテイルカプラでは、反射減衰量の典型値は-25dBです。非接触型カプラの場合、ファイバの内部端面が反射減衰を減少するように一定角度に研磨仕上げしてあります。非接触型ピグテイルカプラは、-40dBまたは-60dB反射減衰量まで揃っています。

動作原理

OZ Optics社のカプラは2枚のベースプレートと、その間に挟まれたOリングで構成されます。一方のベースプレート、すなわちレーザヘッドアダプタは、レーザ上に直接取り付けられるようになっており、もう一方のプレートには、集光光学径と入力ファイバ用のコネクタが設けてあります。集光レンズを使用して、光源からのビームを、ファイバのコアサイズと一致するスポットに集光します。コネクタ内部には、使用されているレンズの焦点面で正確にファイバを止めるためのストッパーを設けています。これにより、時間がかかるファイバのZ軸調整を行う必要がなく、時間と経費の節約になります。

まず、集光レンズを入射レーザ光に対してコアを合わせます。集光光学系を含むベースプレートを、固定レーザヘッドアダプタに対して、横方向にスライドさせてアライメントを行います。カプラは、光学系の中心に対して約1mmの横(x-y)移動が可能です。この移動範囲が不十分である場合には、カプラをx-y位置決めステージに取り付けても構いません。OZカプラの長所の一つは、光学系の大まかなアライメントをするだけでよい点です。集光ビームの微調整は、3個の傾斜調整ネジで行うことができます。

カプラの対は、3個の細目ネジで接続されています。このネジは、カプラに付属のドライバで調節します。ネジを調節し、集光光学系と入射レーザビームとの間の傾斜角を調節でき、集光ビームがファイバに当たる

レセプタクル型取付ソースカプラ

レーザヘッドアダプタ

ロックネジ

ストッパ

レセプタクル

傾斜ネジ

レセプタクルホルダ

レンズ

Oリング

レンズホルダ

止めネジ

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光コンポーネント

ファイバ

コリメートビーム

Oリングレンズ

レーザヘッドアダプタ80 TPI傾斜調節ネジ

点を移動できます。したがって、傾斜角を調節して、集光ビームがファイバコアに当たるようにアライメントできます。

図1は、集光光学系とソースビームの間の傾斜角を角θだけ調節することで得られる効果を示しています。集光されたビームは、ファイバに対して、距離z = ft anθで置き換えられます。fは、使用しているレンズの焦点距離です。小傾斜角では、カプラ(Δz )の解像度はΔz = fΔx/Lで表されます。Δxはネジの解像度、Lはレバーアームの長さです。80 TPIネジでは、焦点距離1mmのレンズで、レバーアームの長さが20mmであるため、Δz = 1mm・2μm/20mm = 0.1μmとなります。

高いカプリング効率を得るためには、光源からのビームを、ファイバコア上に正確に集光させなければなりません。さらに集光したレーザ光を、ファイバの各パラメータと一致させなければ、最適カプリング効率は得られません。特に、最大カプリング効率のためには、次の2つの条件を満たしていなければなりません。(i)レーザビームの集光スポット径(SD)は、使用しているファイバのモードフィールド径(a)以下であること、また(ii)集光レーザビームの開口数(NA rays)は、使用するファイバの開口数(NA fibers)以下とします。

この2つの条件を満たすためには、レーザビームの2つの基本的な特性、すなわちレーザビーム径(BD )と、レーザビームの最大発散角(DA)とを把握しておく必要があります。BD値とDA値と、レーザビームを焦点化するために使用するレンズの焦点距離( f )が分かれば、集光スポット特性を算出できます。算出には以下の式を用います。

SD (m) = f (mm) × DA (mrad)<aNArays = BD (mm) / 2f (mm) <NAfiber

マルチモードファイバで、前述の条件を満たすレンズには、さまざまな焦点距離のものがあります。シングルモードファイバでは、レンズの焦点距離を正確に選択することが重要となってきます。スポットサイズと開口数の両方の条件を満たす焦点距離は一つしかありません。

それぞれのお客様のレーザにぴったりと合うレンズを個々にあつらえることは実際には不可能であるため、標準焦点距離レンズを各種取り揃えています。理想的な焦点距離に最も近いレンズで、かなりのカプリング効率(55%以上)が得られます。

カプリングについて反射減衰:レーザによっては、反射減衰によりレーザ周波数とレーザ強度が変動します。反射減衰を最小限(-40dB以下)に抑えたい場合はピグテイル型カプラをお使いください。屈折率整合ジェル付きレセプタクル型カプラ(取付型)を使用して、反射減衰を25dBまで抑えることも可能です。高出力レーザ(100mWを越えるレーザ)や、550nm未満の波長の低出力レーザには屈折率整合ジェルの使用は避けてください。使用した場合、屈折率整合ジェルが燃焼します。

レセプタクル型をご使用で、反射減衰を抑えたい場合は、角度研磨付きコネクタ(APC)付きの取付型カプラをご使用ください。アングルドコネクタの問題は、一つのカプラを異なるAPCコネクタに使用する場合に、ファイバへのカプリング効率が変わるという点にあります。これは、レンズに対するファイバの位置が、コネクタの角度先端の許容誤差によって変わるためです。

反射減衰に左右されず、しかも異なるファイバをしばしば使用するシステムの場合、レセプタクル型カプラが一般的に推奨されます。また、ファイバ端を燃やして、ケースコネクタを簡単に再研磨あるいは、再端末処理できるような高出力用途にも適しています。反射減衰を最小限に抑えるためには、ファイバ端は両方とも一定角度に研磨するか、AR(反射防止)コーティング処理するか、あるいはその両方を行います。

パワー調整:ほとんどの用途では、パワー調整に神経質になることはありません。3つのいずれのカプラタイプも、400mWまでの光学パワーを問題なく扱えます。ただし、レーザー出力が100mWを越える場合、あるいはレーザ波長が550nmより短い場合は、接触カプラには屈折率整合ジェルは使用できません。

光学出力が400mWを越えると、レセプタクル型カプラが損傷する恐れがあります。したがって、400mW以上の出力レベルには、取付型とピグテイル型カプラをご使用ください。さらに、このパワーレベルでのアライメントは注意して行わねばなりません。まず低出力レベル(250mW未満)でレーザを作動させて、初期アライメントを行い、次に、動作レベルまで出力を徐々に上げていきます。

ファイバにカプリングできるパワー総量は、最終的にはファイバによって決まります。ファイバ内のパワー密度が高すぎると、ファイバコア自体が燃焼してしまいます。これを防止するために、適切なファイバコアサイズを選びます。4/125ファイバは1~3W、9/125フ

図1:ソースカプラ操作手順

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光コンポーネント

ァイバは3~5W、25/125ファイバは5~10W、50/125ファイバは10~20Wが適用出力となります。例えば、15Wレーザからのビームをカプリングする場合は、50/125以上のマルチモードファイバを使用します。

OZ Opt ics社は、高出力用途用のピュア石英コアを備えたファイバ用に広範囲のラインナップを揃えています。325nm、440nm、488~514nm波長用のシングルモードファイバ、 1 0 / 1 2 5、25/125、50/125コア/クラッドサイズ、0.11NAの合成石英コアファイバなどもあります。

レンズタイプ:レーザ・ファイバカプラ用に様々なレンズを取り揃えています。どのタイプにも長所と短所があります。使用するレンズの主なタイプは、分布屈折率レンズ、非球面レンズ、アクロマートレンズ、平凸レンズ、両凸レンズなどです。

勾配屈折率(GR)レンズ:勾配屈折率(GRIN)レンズは、ほとんどのコリメート用途のうちで最も経済的なレンズです。焦点距離は1.8~6mm以上まであり、低反射減衰で高カプリング効率を実現しており、ソースカプラの第一候補と言えます。偏波保存が20dB以上で、しかも後方反射はわずか-40dBです。1W CWの入射光まで処理でき、最低および中間パワー用途に適しています。1000nmを越える波長では色収差はほとんど無視できるレベルであるため、1300nmと1550nm波長で同じコリメータを使用できます。1000nm未満の波長の場合、色収差が生じ、その結果、633nmで最適化したGRINレンズを使用するコリメータは488nmでは正常にコリメートできません。GRINレンズは高放射にも感応しやすいため、放射性環境での使用は避けてください。

非球面(AS)レンズ:非球面レンズは、極めて低い反射減衰(-60dB未満)および/または高偏波保存(30dB)が要求される用途に最適です。非球面レンズは、非屈折率が一定の、成形単エレメントレンズであるため、内部応力が非常に低く、複屈折が最小限に抑えられます。その湾曲表面により、レンズ表面からの反射光は、光路にそって真っ直ぐに反射せず、拡散します。10W CW以上の入射光にも対応し、高出力レーザ用途にも適しています。色収差もありますが、GRINレンズよりは少ないレベルです。焦点距離は2mm~11mm以上です。

アクロマート(AC)レンズ:アクロマートレンズは、一本のファイバに種々の波長のビームをカプリングする場合に威力を発揮します。異なる素材製の2個のレンズエレメントを使用することで、色収差が効果的に抑えられます。接合型アクロマートは、システム故障を生じることなく、光学パワー5~10Wまでのカプリングが可能で、エアギャップアクロマートは、高パワー用途にも使用できます。焦点距離が3.5mm~20mm以上のものもあります。通常、広帯域MgF2反射防止コーティングをほどこしてあり、高パワー多層ARコーティングや、近赤外線波長のアクロマートダブレットレンズもあります。アクロマートダブレットレンズは、赤外波長用にコーティング処理してあります。

平凸(PX、PQ)および両凸(BX、BQ)レンズ:平凸および両凸レンズは、マルチモードを使用した非常に高いパワーのカプラ用途に最適です。平凸レンズと

両凸レンズは単純なレンズであるため、球面収差と色収差とが生じ、集光スポットの質が制限されます。しかし、数十ワットの光学パワーを問題なく扱えるため、高輝度光の効率的な集光器および伝送器となっています。標準平凸(PX)レンズと両凸(BX)レンズはBK7ガラス製です。合成石英平凸(PQ)レンズと両凸(BQ)レンズも取り揃えています。180nm波長まで透明なこれらのレンズは近紫外線(UV)用途に理想的です。

よく寄せられる質問についてQ:マルチモード、シングルモード、偏波保存ファイバをレーザ源と使用する場合、それぞれからの出力の違いはどこにありますか?

A:マルチモードファイバからの出力は、均一なガウス出力ではなく、スペックルパターンとなります。スペックルは、ファイバ内を伝送される種類が異なる多くのモード同士の干渉によって生じます。ファイバのコアサイズが大きくなるほど、ファイバアウトプットに多くのモードが生じます。このスペックルのパターンは、温度、動作、振動などの外的条件に左右されます。ファイバを光エネルギーの伝送にのみ使用する場合は、スペックルパターンは問題にはなりません。

シングルモードファイバからの出力は、ほぼ理想的なガウス出力と言えるでしょう。シングルモードファイバはコアサイズが非常に小さいため、一つのモードしか伝送しません。出力ビームの質は非常によく、収差はわずかλ/15です。しかし、シングルモードファイバは、ファイバからの偏光に関する情報を保持しないため、ファイバが湾曲すると、出力偏光が変化します。

入力偏光が直線偏光であり、ビームの偏光軸が、ファイバの2本の垂直偏光軸の一方と同心位置にあれば、偏波保存ファイバは出力偏光を保持します。そうでない場合は、ファイバが湾曲すると、出力偏光が変化します。PMファイバからの出力ビームは、理想的なガウスパターンに近い質を保っています。

Q:シングルモードファイバ用に設計されたカプラを、マルチモードファイバと使用できますか?偏波保存ファイバ用に設計されたカプラを、シングルモードファイバやマルチモードファイバと使用できますか?

A:使用できます。これらのカプラの違いは、使用するレンズの品質と、レセプタクルの許容範囲の違いだけです。シングルモードのソースカプラは、高品質のARコーティング処理された回折制限レンズと、精密公差レセプタクルを使用しています。PMソースカプラは、特殊な無応力レンズと、角度アライメントがよい精密公差キー溝を備えたレセプタクルを使用しています。したがって、いずれもシングルモードあるいはマルチモードファイバと良好なカプリングが得られます。一般的に、複数の種類のファイバを使用する場合、最も性能の高いファイバ用に設計されたカプラをご注文ください。

Q:異なるレーザに同じソースカプラを使用できますか?A:ケースバイケースです。通常のソースカプラは、波長、特に可視波長に依存するレンズを使用します。550nm未満の波長では、カプラは設計波長でのみ使用します。633~1060nmの波長では、シングルモードカプラは、カプリング効率を大きく損なうことな

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光コンポーネント

く、±50nmの波長範囲で使用できます。マルチモードファイバの場合、波長の変化によってカプリング効率が影響を受けることは少なくなります。アクロマートレンズを使用した非接触型レーザ・ファイバカプラもあり、可視領域の多波長用途に最適です。非接触型カプラで、ファイバとレンズとの間の距離を調節し、ソース波長の変化を相殺したり、レーザビームの焦点をわざと外し、マルチモード用途の高出力レーザでのアーク発生を防止することもできます。1250nmを越える赤外波長では、焦点距離はほとんど変化せず、カプリング効率が1dBの数十分の一以上変化することはありせん。

さらに重要なのは、ビーム径や発散角などのレーザビーム特性です。集光レンズは、特定のビーム特性のための最適カプリング効率を考えて選択します。ビーム特性がレーザによって大きく異なる場合、カプリング効率は低下します。マルチモードファイバの場合、カプリング効率の低下は小さく、無視できる程度であることがよくあります。

最後に、仕様よりも高いパワーレベルでソースカプラを使用しないでください。高パワー用のソースカプラは、低パワーでも安全に使用できますが、低パワー用のカプラを高パワーレーザと使用すると、カプラが損傷する恐れがあります。パワー処理能力については、ソースカプラ仕様を参照してください。

Q:OZ Opt ics社ソースカプラを用いて、どのくらいのパワーをファイバにカプリングできますか?

A:OZ Optics社のソースカプラは、石英またはサファイアレンズに特殊ARコーティングをほどこしたもので、1000W以上のビームを一本のファイバに集合します。このパワー条件は、ファイバ自体の特性によって変わります。ファイバコアサイズが大きくなるほど、問題なく高パワーに対応できます。合成石英ファイバと、時にはサファイアファイバも使用し、最大パワー処理能力を得ることができます。高パワー用途には、合成石英ファイバ付き偏波保存ファイバも使用できます。

Q:ファイバからの出力が常に変動します。何が理由でしょうか?

A:ファイバからのレーザー出力の変動には、主に3つの理由があります。

a) レーザビームアライメントが、時間と温度に応じて角ドリフトし、ビームがカプラに入射する入射角度を変えます。さらに、ファイバコアに対して集光スポットが移動し、カプリング効率が変わります。

b) レーザからの出力強度が時間と共に変化しています。ウォームアップが必要な旧式のガス電子管レーザに特によく生じます。

c) レーザ共振器が反射減衰の影響を受けやすくなっています。入力または出力ファイバ端からの反射により、レーザ共振器内でフィードバックが生じ、レーザ出力が、強度、周波数ともに変動します。

a)とb)はレーザーに問題があります。適切なレーザに交換すると出力変動はなくなります。c)の反射減衰の問題に対しては3つの対処法があります。最初の方法

としては、レーザとカプラの間にアイソレータを追加する方法がありますが、残念ながら、これは非常に高価になってしまいます。2番目の方法では、低反射減衰ファイバソースカプラを使用します。低反射減衰ファイバソースカプラ入出力ファイバ端が角度研磨仕上げで、しかも平坦な表面がないARコーティングレンズを使用します。反射減衰を最少に抑え、出力安定性と最大カプリング効率を確保したい場合は、ピグテイル型カプラを使用します。取付型ソースカプラを使用する場合の3番目の方法として、レンズとファイバとの間に屈折率整合ジェルを使用します。レンズとファイバとの間にあるいかなる小さい空隙からの反射もすべて除去できます。ただし、ジェルは550nm未満の波長でビームを吸収するため、550nm未満の波長でのジェルの使用や、100mWを越えるレーザー出力のレーザとジェルとの併用は避けてください。レセプタクル型カプラも、ジェルとの使用を意図されていないため、ジェルと併用しないでください。

Q:ソースカプラをレーザに直接搭載したくないのですが、自由空間ビームをファイバにカプリングする方法はありますか?

A:多くの場合、レーザは光学ベンチに置いて使用します。この場合、レーザビームは、偏光子、変調器、ミラーなどの複数の光学機器内を伝送されます。OZOptics社のソースカプラはX-Y並進ステージ、Uブラケット、支柱マウントなどに搭載可能です。OZ Optics社はこのような器具を取り揃えています。本パンフレットの表2に、使用できるアダプタを掲載しています。Uブラケットに関しては、Uブラケットのデータシートをご覧ください。

OZ Optics社のカプラは、基本的には、何らかの固定マウントと傾斜調整カプリング光学系とから構成され、その間にOリングを備えています。固定マウントは、カプリング光学系の傾斜を調整する際の基準となり、これによって最適効率が得られます。どのような器具でも、取り付け面さえあれば、OZ Optics社のソースカプラを使用できます。

Q:レーザに取付穴が一つもありませんが、ソースカプラを取り付けられますか?

A:OZ Optics社は、シリンドリカルレーザ管にスライドさせるだけのレーザヘッドアダプタを各種取り揃えています。アダプタの止めネジを、レーザ管に対して締め付け、カプラを固定します。アダプタの種類については、本パンフレットの表2をご覧ください。お手持ちのレーザに合うアダプタが見つからない場合は、Oz Opticsにご連絡ください。レーザヘッドアダプタのカスタムメードも承ります。

Q:レーザ・ファイバソースカプラは振動や温度に対して、どの程度安定性がありますか?

A:OZ Optics社のソースカプラの動作温度範囲は-35℃~+65℃で、ヘリコプタなどの振動の激しい環境においても使用されています。最適のカプリングと安定性を確保するためには、カプラに付いているロックネジで傾斜アライメントをしっかり固定することが非常に重要です。ピグテイル型カプラも、非常に高い安定性と耐久性を備えているという意味でお薦めできます。Q:コリメータ出力のないソースとソースカプラを使用することはできますか?

A:ソースがレーザダイオードかSLEDであれば、レ

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光コンポーネント

ンズをソースに取り付けて、出力をコリメートしてから、ファイバにカプリングさせることができます。ソースが、コリメートができないビーム出力の場合、非接触型カプラを使用し、ソースの像をファイバの端面に集合するまで、ファイバとレンズとの間の距離を調節できます。これで最適のカプリング効率が得られます。

Q:レーザビームが外側ハウジングに対して正確にアライメントされていない場合はどうしたらいいですか?

A:オフセットが1mm未満であれば、レーザヘッドアダプタに対してカプリング光学系を横方向に調節すれば、簡単に補正できます。この機能はソースカプラ設

計に組み込まれています。オフセットが1mmを越えるようであれば、オフセットを補正するような位置にタップ穴を設け、アダプタを構築しなければなりません。OZ Optics社は、大きなオフセットを補正するためにXY位置決めステージを内蔵したオフセットカプラもご提供します。

Q:レーザのポインティングの安定性に問題があります。レーザ管のレーザシャーシに対する角度が時間と温度によって変わります。対処法はありますか?

A:カプラを外部シャーシに取り付けるのではなく、ソースカプラをレーザ管自体に取り付けてください。これで安定性の問題は解決します。

カプリング効率:反射減衰量:

偏光消光比:波長:温度範囲:

マルチモードファイバで80%以上。シングルモードファイバで55%以上。レセプタクル型接触ソースカプラ:典型値 -25dBレセプタクル型非接触ソースカプラ:典型値 -14dB。ファイバ端を斜めに研磨すれば、反射減衰量は減少します。ピグテイル型ソースカプラ:典型値物理的接触型ピグテイルカプラの場合は-25dB、非接触型ピグテイルカプラの場合は-40dB、ファイバ端にARコーティング処理したもので-60dB。接触型カプラで20dB以上、レセプタクル型非接触カプラとピグテイル型カプラで30dB以上。180~2000nm動作範囲:-35℃~+65℃

仕様:

ご注文の方法品番HUC-1X-W-F-f-LHHUC-11-W-F-f-LHHPUC-2X-W-F-f-LHLPSC-01-W-a/b-F--f-LH-25-X-JD-LLPSC-03-W-a/b-F--f-LH-LB-X-JD-LVIDEO-01-NTSC

MMJ-X1-50/125-3.0-1

START-0X-NTSC

品名レセプタクル型接触ソースカプラベアファイバ用接触型ソースカプラレセプタクル型非接触ソースカプラ接触ピグテイル型レーザ・ファイバソースカプラ非接触ピグテイル型レーザ・ファイバソースカプラVideo-01-NTSCOZ Optics社のコンポーネントを使用するための解説ビデオ。(英語版)

シングルモードレーザ・ファイバカプラの初期アライメント用、長さ1mのマルチモードジャンパアセンブリSTART-0X-NTSCレーザ・ファイバソースカプラのスタートキットで、以下を含みます。マルチモードジャンパアセンブリ、取扱説明書、解説ビデオ。

注: X:コネクタ型カプラのレセプタクルタイプ。ピグテイル型カプラの場合、ファイバエンドがオスコネクタであることを表しています。(3はNTT-FC、3SはスーパーFC、3AはアングルドFC(APC)、8はAT&T-ST、SCはSCコネクタなど。詳しくは巻末の表6参照)W:動作波長(nm)(カプラを一定範囲の波長で使用する場合、ファイバにカプリングする最短波長と最長波長を指定します。例:488/514)F:ファイバのタイプ(Sはシングルモード、Mはマルチモード、Pは偏波保存ファイバ)a, b:aはファイバコア径(ミクロン)、bはクラッド径(ミクロン)LH:レーザヘッドアダプタ番号(アダプタリストは巻末の表8参照)f:レンズタイプと焦点距離(mm)。標準レンズについては巻末の表9、10、11、12を参照。特注レンズについては当社までご連絡ください。JD:ファイバ被覆のタイプ(1はケーブルなしファイバ、3は外径3mmのルースチューブケブラ、3Aは外径3mmの外装ケーブル、5Aは5mmの外装ケーブル)L:ファイバ長(m)LB:ピグテイル型レーザ・ファイバソースカプラの、ご希望の反射減衰量(標準値は25、40または60dB)

注1:レーザ・ファイバカプラを発注される場合は、ソースレーザビームの特性(ビーム径、発散角、レーザパワー、波長)を指定してください。レーザ・ファイバ伝送システムのアンケートを当社までご請求ください。アンケートで、お使いのシステム条件のすべてを記録し、最適のシステムを決定します。アンケートには、レーザ・ファイバ伝送システムの応用に関する注意点やアイデアも記載しています。

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光コンポーネント

注2:レーザ・シングルモードまたは偏波保存ファイバソースカプラを初めてご購入の場合、アライメントキット(品番:START-0X-NTSCも購入していただいた方が良いでしょう。アライメントキットには、マルチモードジャンパアセンブリ、取扱説明書、解説ビデオが含まれます。このキットを使用して、マルチモードファイバパッチコードでカプラをまずアライメントしてください。マルチモードファイバの50ミクロンコアは、シングルモードファイバのコア(3~9ミクロン)よりもかなり大きいため、最初はマルチモードファイバにビームをカプリングさせる方がはるかに簡単です。次にマルチモードファイバを外して、シングルモードファイバを取り付けます。ここでは、ミラーを調節するだけで、シングルモードファイバへビームカプリングが行えます。

注3:レーザ・ファイバソースカプラにブロッキングネジを追加する場合、品番の最後に「-BL」を付けてください。

発注例例1:5mW HeNeレーザからのビームをNTT FCコネクタでシングルモードファイバにカプリングしたい場合。レーザビーム径が0.6mmで、発散角が1.2mRad。レーザ前面には、エンドに1"-32 TPIネジ付きマウントがあります。OZOptics社品番:HUC-13-633-S-2.6GR-1。1mm以上のビーム径のHeNeレーザの場合、HUC-13-633-S-6.2GR-1をお選びください。またアライメントキット(品番:START-03-NTSC)もご注文ください。

例2:50mWのAr-Ionレーザからの458nm、488nmおよび514nm Ar-Ionレーザラインを458nm用シングルモードファイバにカプリングするためにアクロマートレンズ付きカプラが必要な場合。レーザビーム径は1.5mm、発散角は0.5mRad。ファイバ端にはNTT-FCコネクタが付いています。レーザには、取付用の付属品はなく、支柱マウントアダプタで、カプラを光学ベンチに搭載します。品番:HPUC-23-458/514-S-6AC-11。カプラ用のスタータキットも購入します。品番:START-03-NTSC。

例3:1300nm Lightwave Electronicレーザ(ビーム径0.7mm、発散角2mRad)からのビームを、長さ2m、外径3mmで、ファイバ端にコネクタを備えていない偏波保存ファイバにカプリングするためにピグテイル型カプラが必要な場合。-40dBの後方反射が条件です。品番:LPSC-03-1319-9/125-P-3.9AS-14-40-X-3.0-2。

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光コンポーネント

アジャスタブルフォーカス機能付きレーザソースカプラ

特長:• 微細なフォーカス調整ができます• 高いカプリング効率• 広い波長範囲• 頑丈でシンプルなデザイン• 取り付けも調節も簡単

アプリケーション:• 干渉応用センサ• ラボ用途• 実験、トレーニング• 可視レーザアライメントと製造• 医療、製薬、化学センサ• 蛍光測定• OEMレーザシステム• チューナブルレーザ• レーザショー、エンターテイメント

仕様:

• カプリング効率:通常シングルモード、PMファイバで>70%。マルチモードファイバでは>90%。

• 反射減衰量レベル:>40dB(>60dBバージョンもあります)

• 偏波消光比:>20dB(25dB、30dBバージョンもあります)

• 対応波長範囲:180 - 2000nm• パワー:GRINレンズで>1 Watt

非球面レンズで>10 Watts CWアクロマートレンズで>5 Watts CW溶融石英、サファイア平凸レンズ、両凸レンズでは>100 Watts CW

製品について:アジャスタブルフォーカス機能付きソースカプラは最高のカプリング効率が求められるアプリケーションに最適です。特殊コネクタによりファイバとレンズの間のスペースをファイバを回転させることなく精密にコントロールできます。そのため波長やビームウエスト位置の変化を補償し、カプリング効率を最適化できます。可変フォーカス機能付きソースカプラは各種レンズ、ファイバタイプに対応します。バックリフレクションを最小限に防ぐためには内部を角度研摩したりARコートも可能です。反射減衰量は-40dB. -60dBも可能です。また可変FC/PCコネクタ付きのパッチコードも販売しております。

レーザーソースカプラとアジャスタブルフォーカス

アジャスタブルフォーカスの基礎構造

アジャスタブルフォーカスファイバコネクタ

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光コンポーネント

アジャスタブルフォーカス機能付きカプラ: HPUC-2X-W-F-f-LH

X:レセプタクルコード:アジャスタブルFCはA3アジャスタブルFC/APC はA3A

W:波長(nm)アクロマートレンズの場合は400/700としてください。

F:ファイバタイプ:マルチモードはMシングルモードはS偏波保存はP

f:レンズID:部品リストをご覧下さい。

LH:レーザヘッドアダプタ番号:アダプタリストをご参照下さい

アジャスタブルコネクタ付きファイバ: FMJ-X,Y-W-a/b-JD-L(-A)

F:ファイバタイプ:マルチモードはMシングルモードはS偏波保存はPハイパワーマルチモードはQMハイパワーシングルモードはQSハイパワーPMはQP

W:波長(nm)マルチモードファイバの場合は紫外/可視の場合はUVVIS、可視/赤外波長はIRVISとしてください。

a/b:ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550nm SMファイバは9/125その他標準ファイバに関しては部品リストをご覧下さい。

L:ファイバ長(m)

JD:ファイバジャケットタイプ:1 = 900micron OD hytrelジャケット3 = 3mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他ジャケットタイプは部品リストをご覧下さい。

-A:A = アライメント(偏波保存の場合のみ)0 = アライメント無し回転可1 = ファイバのslow軸に対してキーを固定してロック

ご注文の方法:

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偏波保持コンポーネント

目 次  偏波保持コンポーネント

ファイバ偏波コントローラ …………………………………62

光ファイバサーキュレータ …………………………………64

偏波保存用コネクタとパッチコード ………………………56

光ファイバポラライザー ……………………………………58

偏波ローテータ/コントローラ/アナライザ ……………60

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偏波保持コンポーネント

偏波保存用コネクタとパッチコード

図1:PMコネクタ構造 図2:PM軸のアライメント

特長:• 高消光比:20dB~30dB• 低挿入損失:通常<0.3dB• 高再現性:±0.2dB• 特注アングル可能• FC/PC、SC、ST、LC、MUコネクタにも対応• 特注フェルールも対応• FC/PCコネクタは偏波軸に対して固定と回転可能

タイプがあります• 業界の各種標準コネクタと互換性あり• Telcordia仕様に合ったデザイン

アプリケーション:• 高速(10Gbs/40Gbs)光通信• 干渉応用センサ• 集積オプティクス• ファイバアンプ• コヒレント通信

製品について:偏波保存(PM)パッチコードは高精度のバットジョイント接続技術に基づいています。PM軸の向きは位置決めキー付きコネクタと、キー溝付きバルクヘッドレセプタクルとで高い再現性、消光比と低挿入損失を確認しながら保持します。ファイバの偏光軸は、偏光軸がフレームのキー溝と一列になるまで、コネクタフレームを回転させてコネクタキーと一致させます。ファイバを正確にアライメントした後、エポキシを一滴塗布して固定します。OZ Optics社では特性PMフェルールとコネクタハウジングで、PM軸アライメントにおけるバックラッシュと回転誤差を最低レベルに抑えています。パッチコードは最適なカプリング効率と消光比を得ることができるように通常コネクタキーに対してSlow軸に対してアライメントされています。実験用途などにアライメントされていない、回転可能でロックされて

いないFCコネクタもあります。特にご要望がない場合、図1にあるようにファイバのslow軸にコネクタキーをあわせて固定されます。消光比は20dB以上を維持できます。これ以上の消光比もご要望により対応します。一般的に、OZ Optics社では偏波コンポーネントやパッチコードを作る際、PANDAファイバを使用していますが、80μクラッドサイズのファイバも含め他の構造のPMファイバも使用できます。様々なファイバを在庫していますし、又客先支給ファイバも使用できますのでお問い合わせ下さい。OZ Optics社では標準FC/PC偏波コネクタとして“R”キー溝として知られている2.00mmピンを使用しています。ご要望に応じて2.14mmキー(タイプ“N”)もご用意できます。同じサイズのキーを持つコネクタ同士を接続したり2.00mmキーから2.14mmキーコネクタに変換するアダプタもあります。アダプタ以外にも、ファイバ端処理用のコネクタ、様々なサイズのフェルールやファイバをデバイスなどに付ける為のバルクヘッドレセプタクルなどがあり偏波保存ファイバのニーズに幅広くお応えします。

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偏波保持コンポーネント

図3:PMPCスリーブスルーアダプタ 図4:PMバルクヘッドレセプタクル 図5:APCバルクヘッドレセプタクル

標準品仕様:

1 スーパーFC PCコネクタで測定。APCコネクタの場合はプラス0.1dBになります。2 1300nmと1550nm波長で測定。他波長でのリターンロスは推測値です。3 マッチングしたコネクタで測定。4 パッチコードそのものの消光比として定義。2本のファイバ同士を接続させた時のものではありません。5 通常コネクタキーに対してをリファレンスとして最適な偏光の角度として定義。488nmについてはこの角度はファイバのストレスロッドとコネクタキーの間で定義しています。

6 FCタイプのコネクタのみ。他のコネクタに対しては角度交差は緩くなります。

デザイン波長 1550nm 1300nm 980nm 850nm 633nm 488nm動作波長範囲 1460-1625 1290-1550 980-1300 810-980 620-820 480-630カットオフ波長 < 1450 < 1280 < 970 < 800 < 620 < 470ファイバータイプ 標準はPANDAタイプ。その他ファイバーも対応可コア径/クランド径(nm) 8/125 7/125 6/125 5/125 4/125 3.5/125挿入損失1 Max. 0.4dB 0.45dB 0.6dB 0.75dB 1.25dB 1.5dB

Typ. < 0.2dB < 0.3dB < 0.4dB < 0.5dB < 0.9dB < 1.2dB反射減衰量2,3(dB) フラントでTyp.-14、スーパーPCで-40、ウルトラPCで-50、

アングル(APC)とアングルフラット(AFC)の場合-60dBMin.消光比(dB)4 20, 25, 30 20, 25, 30 20, 25 20, 25 20 18偏光角公差5,6 ±3 degree(標準)、±1.5 degree(ハイグレード)温度範囲 動作:-20~+70℃、保管:-40~+85℃ファイバー長公差 ±0.1mあるいは長さ規定の10%(大きい値が適用)、ハイトレランスタイプも可

PMJ-XY-W-a/b-JD-L-A- (OPT)

P = PMファイバタイプ純溶融石英コアPMファイバの場合はQP(~488nmのみ)。標準ドープコアのPMファイバはP。

X,Y = コネクタコード(Side A, SideB)3S = スーパーFC/PC(<-40dB RL)3U = ウルトラFC/PC(<-50dB RL)3A = アングルFC/PC(<-60dB RL)他のコネクタは部品リストをご覧下さい。

W = 波長(nm)(400, 488, 633, 850, 980, 1300, or 1550)

a/b = ファイバのコア/クラッドパラメータ

A = PMアライメント0 = アライメント無し、回転可能1 = ファイバのSlow軸とキーをアライメントしてロック

L = ファイバ長(m)

JD = ジャケット径1 = 900μOD Hytrelルーズチューブバッファーファイバ3 = 3mm OD ルーズチューブKevlarその他は部品リストを参照下さい。

OPT = -ER=25と付け加えると最低消光比25dB仕様。-ER = 30と付け加えると最低消光比30dB仕様。-WKと付け加えると2.14mm幅広キーを使用する。

ご注文の方法:

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偏波保持コンポーネント

ピグテイル型ポラライザー

着脱可能プレート付きレセプタクル型ポラライザー

図1:ピグテイル型ポラライザー 図2:着脱可能プレート付きピグテイル型ポラライザー

光ファイバポラライザー

特長:• 頑丈で小型ハウジング• SM, MM, PMファイバ対応、コンビも可能• ミニチュアサイズあり• 広い波長範囲• 高消光比• 低損失• 低反射減衰• 安価

アプリケーション:• ファイバアンプ• システム内の偏波消光比調節• 偏波消光比測定• センサー• 集積光学系• 干渉応用センサー

製品について:光ファイバポラライザーは光源や入力ファイバからの光を偏光させて出力ファイバにカプリングします。通常プレート型のポラライザーを間に挟み入出力コリメータが両端にあります。ブロードバンドポラライザーを使用しているためパワー消光比は例えば1300~1600nmのように数百ナノメートル程度まで維持されます。パワー消光比とは入力偏光が変化した時の最大と最少パワーの比で、出力側の偏波消光比(偏波二軸におけるそれぞれのパワーの比)とは異なります。この値はポラライザーの消光比、出力側ファイバのポラライザーに対するアライメントと出力ファイバの消光比に影響されます。出力消光比が要求される場合は通常偏波消光比のことを指し、出力ファイバがPMファイバの場合のみ指定できます。パワー消光比は常に偏波消光比と同じかそれ以上が保たれます。

OZ Optics社の光ファイバポラライザーは3つのサイズがあります。標準の20 mm径サイズはプロトタイプやベンチトップ用にご使用いただけます。小型、5.5mm径サイズはOEMに適し、一番小さいサイズ(4 mm径)は出力消光比が少し下がりますがローコスト対策に最適です。

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偏波保持コンポーネント

標準品仕様:

※1. ご注文時に特定の動作波長を指定して下さい。

パラメーターモデル FOP-11 FOP-21 FOP-31対応波長 nm 600-1550 1300-1550

偏波消光比 dB600-1064 nm1 20 Not Available1300-1550 nm1 20 or 30 20 or 30 20

反射減衰量 dB600-1064 nm1 40 Not Available1300-1550 nm1 40 or 60 40 or 60 40

挿入損失(Typ.) dB600-1064 nm1 0.8 Not Available1300-1550 nm1 0.7 0.8 1.0

挿入損失(Max.) dB600-1064 nm1 1.2 Not Available1300-1550 nm1 1.0 0.9 1.5

挿入損失(60dB反射減衰量) dB 1300-1550 nm1 0.7 max 0.6 max Not Available

単位 条件 値

ピグテイル型: FOP-A1-11-W-a/b-I-O-LB-XY-JD-L

A = ポラライザーのサイズ:標準20mmサイズの場合は1小型5.5mm ODサイズの場合は2ローコスト4mm ODサイズの場合は3

W = 波長(nm)

a/b = ファイバのコア径/クラッド径(μ)9/125 for 1300/1550nm SMファイバの場合9/125。その他の標準ファイバは部品リストをご覧下さい。

I = 入力ファイバ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

O = 出力ファイバ:M =マルチモードS =シングルモードP =偏波保存

LB = 反射減衰量レベル:25, 40, 50, 60dB60dBは1300と1550 nmのみで対応可能です。

NOTE:25dBや30dB以上の偏波消光比をご希望の場合は品番の最後に“-ER = 25”または“-ER = 30”と付けてください。

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900μODhytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他ジャケットは部品リストをご覧下さい。

X,Y = コネクターコード: 3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタは部品リストをご覧下さい。

ご注文の方法:

L = 各端のファイバ長(m)例:入力側に1m、出力側に7mをご希望の場合は1,7としてください。

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偏波保持コンポーネント

偏波ローテータ/コントローラ/アナライザ特長:・コンパクトで頑丈なハウジング・ビーム拡大技術使用・シングルモード、マルチモード、偏波保存ファイバ、・偏光を回転し、40dBまでの消光比を測定・着脱可能な光学系により光学素子やファイバの交換が可能・広い波長範囲・各種コネクタ・低価格

アプリケーション:・干渉応用センサ・コヒーレントコミュニケーション・ファイバ増幅器・コンパクトな光学系・偏光消光比の測定・入力偏光の回転およびコントロール・研究所用途

仕様:挿入損失  ピグテイル型    偏光素子1つ時の平均値1.0dB

偏光素子2つ時の平均値1.5dB

波長範囲:       440~1625nm消光比:        -20dB、-25dB、-30dB重量:         100~350g反射減衰(戻り損失): ピグテイル型:-25dB、-40dB、-60dB

製品について:OZ Opticsは、入力ビームの偏波状態を操作し、その結果得られたビームをファイバまたは検出器にカプリングするための偏波ローテータ、アナライザ、コントローラを取り揃えています。ローテータ、アナライザ、コントローラのシステムは、次の3つから構成されます。- コリメータ光学系(必要があれば)付き入力アダプタ- 回転台上に搭載されたポラライザーまたは波長板- ファイバまたは検出器にビームをカプリングする出力光学系

アラインメントに影響することなく、偏光素子の着脱が可能です。(挿入する素子は2個まで)

ソース・ファイバ偏波ローテータ

ファイバ・ファイバ偏波ローテータ(エレメント1個)

Figure 2 : Pigtail Style Polarization Controller withdual Polarization Element

Figure 1 : Receptacle Style PolarizationRotator/Analyzer with single Polarization Element

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偏波保持コンポーネント

サイズ:1 = 標準ハウジング2 = 小型ハウジング

波長:ナノメータで指定

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550nmSMファイバ用9/125その他の標準ファイバサイズについては、表1~5を参照(巻末)。

ファイバ長(m)例:入力側に1m、出力側に7mを注文する場合は、「L」の代わりに1,7としてください。

ファイバ被覆タイプ:1 = 外径900ミクロン被覆(ハイトレル)3 = 外径3mmケブラ補強

PVCケーブル

コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルドSC

その他のコネクタについては表6参照(巻末)。

反射減衰量:25、40、50、60dB60dBは1300と1550nmのみ

(I)入力ファイバタイプ:M = マルチモード(O)出力ファイバタイプ:S = シングルモード

P = 偏波保存

波長:ナノメータで指定

サイズ:1 = 標準回転プラットホーム2 = 小型回転プラットホーム

使用する偏光子1 = 偏光プレート2 = 1/2波長板3 = 1/4波長板

ピグテイル型ソース・

ファイバ偏波ローテータ: FPR-1A-01-W-a/b-O-R-LB-X-JD-L

ピグテイル型ファイバ

間偏波ローテータ: FPR-1A-11-W-a/b-I-O-R-LB-XY-JD-L

注:25dBまたは30dBを超える出力消光比をご希望の場合、品番の最後に「-ER=25」または「-ER=30」を付けてください。偏光子を複数使用する場合は1、2、3を使用します。

回転プラットホーム付き

着脱可能偏光光学素子: ROT-0A-W-R回転プラットホーム付き

着脱可能偏光光学素子: ROT-W-R

使用する偏光子1 = 偏光プレート2 = 1/2波長板3 = 1/4波長板

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偏波保持コンポーネント

ファイバ偏波コントローラ

特長:• 内部ロス無し• 反射減衰なし• 小型サイズ• 使いやすく簡単• 波長無依存性• 安価

アプリケーション:• シングルモードからPMファイバーへの入力• 偏波依存ロス(PDL)測定• 偏波依存デバイスへの入力• ファイバレーザー• ファイバ干渉計

製品について:ファイバ偏波コントローラは入力偏波光を希望の出力偏光に変換することができます。本体は小型で安価、低ロス、低反射減衰で標準の光学系システムと容易に使用できます。ファイバに圧力をかけるとファイバコア内に複屈折が生じ分数波長板のように機能します。圧力を変化させるとfastとslow偏光成分の間の遅延が変化します。クランプを回転させるとストレスがかかる方向が変化します。これによりどのような偏光状態でも作り出すことができます。非常にシンプルで素早い方法です。30dBを超える出力偏光も数秒で得られます。

ファイバ偏波コントローラはどの波長のシングルモードファイバーとでも使えますが、マルチモードと偏波保存ファイバは使えません。マルチモードとPMファイバには標準シリーズ(PFRシリーズ)の偏波ローテーター・アナライザーをご利用下さい。

ファイバ偏波コントローラは3つのタイプがあります。インライン型はお客様のシングルモードファイバを挿入して使います。小型ハウジング型もあります。シングルモードファイバはどの波長のものでも構いませんが、250μと400μジャケット径用にデザインされています。二つ目はピグテイル型です。これはどのサイズのファイバにも対応しご希望のコネクタを付けられます。三番目はコネクタレセプタクルタイプです。これは短いファイバが中に組み込まれレセプタクルが付いています。詳しくは当社までお問い合わせ下さい。

標準品仕様:

1 テレコム波長のみ2 シングルモードファイバについての詳細は部品リストをご覧下さい。

パラメーター反射減衰量(内部) dB 入出力コネクタによってのみ制限されるコネクタからの反射減衰量 スーパー PC finish dB 40

ウルトラ PC finish dB 50アングル PC finish dB 60

挿入損失1 dB 内部ロスはファイバによるもののみ。コネクタロスは <0.5dB1

偏波消光比 dB >35 可能Max.ファイバーコートサイズ microns FPCタイプで400umまで波長範囲 nm 320-1625(使用ファイバによる)2

単位条件 値

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偏波保持コンポーネント

ピグテイル型: PFPC-11-W-S-a/b-XY-JD-L

W = 波長(nm)

a/b = ファイバコア/クラッド径(μ):1300/1550 nm SMは9/125その他ファイバは部品リストをご覧下さい。

X,Y = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタは部品リストをご覧下さい。

JD = ファイバジャケットタイプ:1 = 900micron OD hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブル

ご注文の方法:

L = ファイバ長(m):入力側と出力側が同じ場合は番号ひとつ、違う場合はカンマを間に入れてそれぞれ指定してください。で違う長さを希望する場合はカンマを間に入れてそれぞれを指定してください。例:入力側に1m、出力側に7mをご希望の場合は1,7としてください。

レセプタクル型: HFPC-11-W-S-a/b-XY

W = 波長(nm)

a/b = ファイバコア/クラッド径(μ):1300/1550 nm SMは9/125その他ファイバは部品リストをご覧下さい。

X,Y = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタは部品リストをご覧下さい。

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偏波保持コンポーネント

偏波保存ファイバサーキュレータ

光ファイバサーキュレータ

特長:• 低挿入損失• 小型パッケージ• ハイパワー対応• 広い波長範囲• 低クロストーク• 中心波長1310,1480,1550 nm• 低反射減衰量• 高消光比• 高アイソレーション• シングルモード、偏波保存ファイバータイプがあ

ります

アプリケーション:• DWDMネットワーク• 色分散補償(CDC)• 光add/dropモジュール(OADM)• ファイバアンプ• ファイバセンサ

製品について:光ファイバサーキュレータはシグナルルーターとしてはたらき、入力光を出力ファイバーに透過しながら出力ファイバからの戻り光を第3ポートに導きます。入力ファイバを戻り光から守ると言う意味ではアイソレーターと似たような機能ですが、戻り光も取り出します。OZ Optics社の光ファイバサーキュレータは偏波保存ファイバを使用、40Gシステムやラマンポンプのような偏波保持アプリケーションに最適です。ダブルパスアンプや色分散補償モジュールなどにも使えます。標準品は全てのパワーがslow軸に沿ってそれぞれのファイバに透過されるようにアライメントされています。特注品も対応しますので3ポートのうちどれかをfast軸にアライメントすることも可能です。コネクタは高消光比タイプを使用しています。戻り光の偏波状態がどの状態でも入力ファイバに戻り光は入ってきません。OZ Optics社ではOEM用に小型インラインタイプも取り扱っております。シングルモードファイバを使用した偏波無依存型サーキュレータもございます。特注品にも対応しますのでぜひお問い合わせ下さい。

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偏波保持コンポーネント

標準品仕様:

1 標準サイズは > 302 ミニチュアインライン型は > 40

詳細波長 nm 1310, 1480, 1550消光比 dB 20, 25, 30挿入損失(前進方向) dB 1.0(40, 50dB反射減衰バージョン)、0.7(60dBバージョン)挿入損失(逆方向) dB 1.0(40, 50dB反射減衰バージョン)、1.0(60dBバージョン)ピークアイソレーション@23℃ dB > 301, < 402

入力パワー mW 250透過軸 slow軸(標準)ファイバー PANDA PM反射減衰量 dB 40, 50, 60コネクタアライメント キーに対してslow軸

単位 値

FOC-12P-11-a/b-PPP-W-LB-XYZ-JD-L

P = サーキュレータータイプ:標準型はP小型インライン型はN

a/b = ファイバのコア/クラッドサイズ(μ):1300nm偏波保存ファイバは7/1251550nm偏波保存ファイバは8/1251300/1550 nmシングルモードファイバは9/125その他ファイバサイズは部品リストをご覧下さい。

ファイバタイプ:シングルモードファイバはS偏波保存ファイバはP

JD = コネクタコード: 3 = NTT - FC/PC3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタは部品リストをご覧下さい。

W = 波長(nm)

LB = 反射減衰量レベル:40、50、60dB

ご注文の方法:

L = ファイバ長(m)

JD = ファイバジャケットタイプ:0.25 = 250μODアクリルジャケット1 = 900μOD hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他ファイバジャケットは部品リストをご覧下さい。

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66

各種アッテネータ

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目 次  各種アッテネータ

固定アッテネータ1(バッドジョイントタイプ)……………67

モータ駆動-ピグテイル型可変アッテネータ(OEM対応)…74

固定アッテネータ2(コリメートタイプ)……………………69

レセプタクル型・可変アッテネータ …………………………71

ピグテイル型可変光ファイバアッテネータ(低反射減衰)……72

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67

各種アッテネータ

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固定アッテネータ1(バッドジョイントタイプ)

特長:・低反射減衰

・コンパクトで頑丈なハウジング

・ファイバパッチコードアッテネータは、高損失スプライス

あるいはアッテネーションファイバを使用

・マルチモードアッテネータはNDフィルターを使用

・広い波長範囲

・各種コネクタ

・偏波保存ファイバータイプあり

・偏光に影響されない

・ループバック型アッテネータあり。

・低価格

アプリケーション・CATV、LAN、テレコミュニケーション用途

・レシーバパッド

・試験および測定

・光学パワー調整

仕様:・アッテネーション範囲:5~25dB、5dB単位

・アッテネーション公差:指定アッテネーションレベルの

±10%(dB)

・偏光依存損失:指定アッテネーションレベルの±1%(dB)

・波長範囲:  440~1625nm

・反射減衰量: シングルモードファイバで40、50または60dB

・動作温度:  -40°C~+80°C

ハイブリッドインラインアッテネータ

図1:ハイブリッドループバックアッテネータ

図2:ファイバパッチコードアッテネータ

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68

各種アッテネータ

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ご注文の方法:

ハイブリッド型固定アッテネータ: FA-A-XY-W-a/b-F-N

ファイバパッチコード固定アッテネータ: PFA-XY-W-a/b-JD-L-F-N

タイプ:100 = インライン、両端にコネクタ付き200 = インライン、両端にレセプタクル付き300 = インライン、入力(X)側がレセプタクル、出力(Y)側がコネクタ400 = ループバック、両端にコネクタ付き

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550nmSMファイバ用9/125その他の標準ファイバサイズについては、巻末の表1~5を参照。

パッチコード: 05 = 5dBアッテネーション 10 = 10dB

15 = 15dB20 = 20dB25 = 25dB

波長:ナノメータで指定

(例:1550は1550nmの意)

ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルドSCその他のコネクタについては表6参照

例:波長1300nmの9/125シングルモードファイバ用に、20dB固定アッテネータが必要で、入力コネクタは、アングルドFCコネクタ用のレセプタクル、出力コネクタはSCコネクタである場合。

品番:FA-300-3ASC-1300-9/125-S-20。

ファイバ被覆タイプ:1 = 外径900ミクロン被覆

3 = 外径3mmケブラ補強PVCケーブル

その他の被覆サイズについては巻末の表7を参照。

ファイバ長(m)

例:入力側に1m、出力側に7mを注文する場合は、「L」の代わりに1,7としてください。

パッチコードアッテネーション: 5 = 5dB10 = 10dB15 = 15dB20 = 20dB25 = 25dB

ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルドSC

その他のコネクタについては巻末の表6参照

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69

各種アッテネータ

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特長:・高出力に対応・モードに左右されないアッテネーションレベル・頑丈でコンパクト・ピグテイル型とレセプタクル型・着脱可能なフィルターホルダ・広い波長範囲・ファイバタイプはシングルモード、偏波保存、マルチモード

・ビーム拡張技術・低価格

アプリケーション:・CATV、LAN 、テレコミュニケーション用途・レシーバパッド・試験および測定・光学パワーの調整

固定アッテネータ2(コリメートタイプ)

仕様:・反射減衰(戻り損失): ピグテイル型で25、40dB

レセプタクル型で14dB

・アッテネーション範囲: 5~30dB、5dB単位

・波長範囲:       440~1625nm

・動作温度:       -20°C~65°C

・ファイバ長:     標準でピグテイル型の両側1m

レセプタクル型アッテネータ

ピグテイル型アッテネータ

着脱可能フィルター型アッテネータ

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70

各種アッテネータ

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ご注文の方法:レセプタクル型: ND-A-XY-W-a/b-F-N

ピグテイル型:      ND-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L-N

例:OZ Optics品番:ND-300-3ASC-1300-9/125-S-20は、1300nm、9/125のシングルモードファイバ用の20dB固定アッテネータ。入力側はアングルドFCコネクタ用レセプタクルで、出力側はSCコネクタ。

本体タイプ:ND = 着脱不可フィルターRND = 着脱可能フィルター

減衰:5 = 5dB10 = 10dB15 = 15dB20 = 20dB25 = 25dB

波長:ナノメータで指定(例:1550は1550nmの意)

タイプ:100 = 両端コネクタ200 = 両端レセプタクル

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550nmSMファイバ用9/125その他の標準ファイバサイズについては、巻末の表1~5を参照。

コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルドSC

その他のコネクタについては巻末の表6参照

ファイバタイプ:M = マルチモード

反射減衰量(戻り損失):25、40、50または60dB60dBは、1300nmおよび1550nm波長のみ。

本体タイプ:ND = 着脱不可フィルターRND = 着脱可能フィルター

波長:ナノメータで指定(例:1550は1550nmの意)

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550nmSMファイバ用9/125その他の標準ファイバサイズについては、巻末の表1~5を参照。

ファイバタイプ :M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

減衰:5 = 5dB10 = 10dB15 = 15dB20 = 20dB25 = 25dB

ファイバ長(m)例:入力側に1m、出力側に7mを注文する場合は、「L」の代わりに1,7としてください。

ファイバ被覆タイプ :1 = 外径900ミクロンHytrel被覆3 = 外径3mmケブラ補強

PVCケーブル

その他の被覆サイズについては巻末の表7を参照。

図1:ピグテイル型固定アッテネータ、ND-100シリーズ

図2:コネクタ型固定アッテネータ、ND-200シリーズ

図3:着脱可能フィルター付きピグテイル型固定アッテネータ、RND-100シリーズ

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71

各種アッテネータ

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特長:・コンパクトで頑丈なハウジング・高精度・広い波長範囲・様々なコネクタ・偏光による影響がない・マルチモードファイバ・低価格

アプリケーション:・CATV、LAN、テレコミュニケーション・レシーバパッド・試験と測定・光学パワーの調整

製品について:可変アッテネータとハイブリッドアッテネータは、レンズ付きの2枚のベースプレートから構成されています。OZ Optics社特許の調整技術により、2枚のベースプレートは、最適なカプリング効率が得られるようにアライメントされています。ネジで2枚のレンズ間の平行ビームをブロックします。ネジを回すと、平行ビーム内でネジの位置が変わり受け側ファイバにカプリングされるパワーレベルが変化します。ビームを直接ブロックすることでアッテネータが機能するため、偏光による影響はありません。

標準品仕様:

レセプタクル型・可変アッテネータ

レセプタクル/レセプタクル

図1

挿入損失 マルチモードアッテネータでTyp.2dB

反射減衰 レセプタクル型アッテネータで15dB(BB-200タイプ)

減衰範囲 2~80dB。10dBまでは分解能0.01dB、30dBまでは0.1dB

対応波長 400 - 625nm

振動 10~55Hz、1.52mm振幅、2hrで0.05dB以下

ご注文の方法:レセプタクル型アッテネータ:   BB-200-XY-W-F

波長:ナノメータで指定(例:633は633nmの意)

レセプタクルコード::3 = NTT-FC/PC、スーパー、ウルトラNTT-FC/PC

8 = AT&T-ST5 = SMA905SC = SC

ファイバタイプ :M = マルチモード

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72

各種アッテネータ

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ピグテイル型可変光ファイバアッテネータ(低反射減衰)

PC基板に実装可能で、コンパクト、しかも低反射減衰(戻り損失)のインラインアッテネータです。OZ Optics社のアッテネータは、振動、温度、湿度安定性に関するBellcore仕様に対応するように設計されています。1300nmと1550nmで、挿入損失の変化を最少に抑えて使用できます。アッテネータの側面と端面の取付穴で、プリント基板やパッチパネルに簡単に取り付けられます。丸型と角型のハウジングがあります。取付穴パターンとアッテネータサイズは、お客様の条件に合わせて変えることができます。また、入力ファイバと出力ファイバを同じ面に備えた反射型アッテネータも取り揃えています。

アッテネータは2枚のベースプレートから構成されています。各ベースプレートは、コリメータレンズ付きファイバを備えています。アッテネータは、OZ Optics社の特許である傾斜調整技術で最適カプリング効率を確保するために、アライメントしてあります。ネジで2枚のレンズ間のコリメート光をブロックします。ビームを直接ブロックすることでアッテネータが機能するため、偏光には左右されません。温度や湿度の影響を受けないよう、シールキャップで封止してあります。このアッテネータは、長期間にわたる水中での浸漬にも耐えることができます。適用例としては、CATV、LAN、光学パワー調整、テレコミュニケーションのレシーバパッドなどがあります。偏波保存ファイバにピグテイル接続したアッテネータもございます。

インラインアッテネータ 反射型アッテネータ

仕様:

1 LL = 0.6dB、本体が60dBの反射減衰量の時は0.6dB、その他のアッテネータは1dB。2 ERの指定がない場合は、デフォルト値は20dBです。3 60dBの反射減衰量は通常1300/1550nm波長のみで対応可能です。その他波長では追加料金がかかることがあります。

モデル BB-100, BB-400, BB-500 & BB-700挿入損失 Standard ≦1.5dB

Low Loss VersionsBackreflection 40, 50dB 1dB

Low Loss VersionsBackreflection = 60dB 0.6dB

反射減衰 Singlemode or PM 40, 50 or 60dBMultimode 35dB

パワーハンドリング 40dB or 50dB Backreflection ~2 Watts60dB Backreflection ~2 Watts

アッテネーションレンジ ~80dB波長依存性1, 2

From 1300nm to 1550nm: < 0.3dBFrom 1520 to 1570 or from 1570 to1620nm (C and L bands): ~0.05dB

波長範囲3 400 -1625nm温度依存性2 (-35°C to +70°C)

Typical: ±0.3dB change in attenuationMaximum: ±0.5dB change in attenuation

保管温度 -40°C to +85°C湿度依存性2 (10% to 90% humidity) ±0.2dB change in attenuation落下試験4 ±0.2dB change in attenuation振動 (Between 10Hz to 55Hz) ≧ 0.05dB change in attenuation耐水テスト5 ±0.1dB偏光感度1, 2 ~0.01dB偏光消光比6 ≧20dB Standard, ≧25dB Medium2, ≧30dB Premium2

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各種アッテネータ

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ご注文の方法:BB-A-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L(OPT)

サンプル試験結果

寸法:100 = 外径24mmハウジング400 = 外径12mmハウジング 500 = 長方形ハウジング600 = リフレクタ型ハウジング

波長:ナノメータで指定(例:1550は1550nmの意)

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550nmSMファイバ用9/125その他の標準ファイバサイズについては、巻末の表1~5を参照。

ファイバタイプ :M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

ファイバ長(m)例:入力側に1m、出力側に7mを注文する場合は、「L」の代わりに1,7としてください。

OPT = オプション:低損失アッテネーション希望は-LLをつけてください1

PMアッテネータで最小消光比を25dBに指定したい場合は-ER=25をつけてください2

PMアッテネータで通常消光比を30dBに指定したい場合は-ER=30をつけてください2

ファイバ被覆タイプ :1 = 外径900ミクロンHytrel被覆3 = 外径3mmケブラ補強PVCケーブル

その他の被覆サイズについては巻末の表7を参照。

コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルドSC

その他のコネクタについては巻末の表6参照

図1:ピグテイル型アッテネータ構成 図2:BB-500型アッテネータ構成

図3:反射型アッテネータ構成

単位:インチ

単位:インチ

反射減衰量:25、40、50、60dB60dBは1300と1550nmのみ

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各種アッテネータ

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特長:・広い減衰範囲・低挿入損失・低反射減衰・高精度・ステップモータ駆動・校正可能・高速・広い波長範囲・コンピュータインターフェースとドライバ(オプション)・インライン型、ソース・ファイバ型・ファイバタイプ:MM,SM,PMファイバ・カスタムデザイン対応可能・低価格

アプリケーション:・アクティブ利得等化DWDMシステム・ビットエラー試験・長距離ファイバ伝送のシミュレーション・光ファイバトランスミッタ・レシーバ回路の設計・パワーメータのチェック・パワー設定

モータ駆動-ピグテイル型可変アッテネータ(OEM対応)

インライン型

ソースファイバ型

ループバック型

標準品仕様:仕様 SM/PM MM

対応波長1 400-1625nm 400-1625nm減衰範囲2 I.L. ~ 60dB I.L.~ 40dB減衰分解能3 0.01dB挿入損失4 Typical 1.0dB 2.0dB

Maximum 2.0dB 4.0dB減衰の波長依存性5

1300nm~1550nm ~ 0.3dB1520nm~1570nm ~ ±0.1dBPolarization dependent loss4 Typical ~ 0.05dB

Minimum ~ 0.01dBPMD7 < 0.01 ps反射減衰量4,6 40, 50 or 60dB 35dBスピード8 ≤ 100ms減衰設定の再現性 ~ 10dB 0.03dB

~ 30dB 0.10dB精度9 ~ 40dB ± 0.3dB

40 ~ 55dB ± 0.5dB55 ~ 60dB ± 1.0dB

Max. 入力パワー up to 2 Watts10 up to 50mWコンピュータインターフェイス(MCバージョンのみ) RS232, I2C or SPI偏波消光比(MCファイブ)4 20, 25, 30dB重量 (<250grams)供給電圧(PMファイバ) 5, 6, or 12V供給電圧(モーター) 150mA (Typical)1 129nm以下は波長を指定して下さい。1290-1650nmは同じ本件が使えます(校正は1~6波長可能)2 マルチモードでは~60dBまで可能。お問い合わせ下さい。3 減衰~10dB、485:1比ギアアッテネータの場合。4 コネクタは除きます。5 23℃、min挿入損失で測定。6 60dB反射減衰量は1290-1625nmのみで対応可。7 1525~1570nm、5~45℃にて測定。8 初期設定10dB減衰、3dB減衰範囲、485:1比モーター使用の場合。実際の動作は初期設定、モータギア比により異なります。9 23℃でテスト10 40dB、50dB反射減衰のみ。60dBはmax.200mW。

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各種アッテネータ

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図1:DD型アッテネータ 図2:インターフェースポートなしDD型アッテネータ

製品について:このアッテネータは、低価格、小型、プリント基板に実装可能、低反射減衰という特長を備えた、新しいモータ駆動式可変アッテネータです。OZ Opticsの標準的な低価格アッテネータ設計と、新型のステップモータ使用のカプリング機構とを組み合わせて、低価格、高精度のアッテネータを実現しました。この設計により、ステップモータをOZ Opticsのカプリング機構に取り付けるだけで、OZ Opticsの標準BB-100またはBB-200シリーズのアッテネータをアップグレードできます。

ステップモータには、5種類のギア比のものがあり、各種の分解能と速度を選択することができます。ただし、高速になればなるほど、アッテネータの精度が低下しますのでご注意ください。

ソース・ファイバ型アッテネータもあります。ダイオードの電流を変えることなく、ライン幅を最少に、動作の安定性を最大に維持しながら、レーザダイオード出力を制御できます。

高性能タイプのモータ駆動アッテネータもあります。高速、高再現性、高精度を実現します。モード依存損失を最小限に抑えるために、シングルモードアッテネータはブロッキング型アッテネータ技術を、マルチモードアッテネータは可変NDフィルターを使用しています。また、アッテネータには、ホーミングセンサと、不測のジャミングを防止する画期的なブロッキング機構という特長があります。ホーミングセンサは、アッテネータを較正するための基準信号を供給します。

DD-N-11-W-a/b-F-LB-XY-JD-L-G-V(-CI)1(-LL)2

N = インライン型は100標準サイズのループバックタイプは600ミニチュアサイズのループバックタイプは650

W = 波長(nm)

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550nm SMファイバは9/125その他ファイバサイズは部品リストの表1から5をご覧下さい。

F = ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

LB = 反射減衰量レベル: SMとPMは40、50、60dB。60dBは1300と1550nmのみで対応可能。マルチモードファイバは35dBが標準です。

V= モーター電圧:5、6、または12 Volt

G = ギア比:標準速度は485:1、高速が76:1。その他のギア比は141:1, 262:1, 900:1

L = 各ポートのファイバ長(m)例:入力側が1m、出力側が7mの場合は1,7となります。

X,Y = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタは部品リストの表6をご覧下さい。

JD = ファイバのジャケットタイプ:1 = 900μOD hytrelジャケット3 = 3mm OD Kevlar補強PVCケーブルその他ジャケットサイズは部品リストの表7をご覧下さい。

ご注文の方法:

CI = 制御回路PCはインターフェイスポート無しのOEMアッセンブリDRはステッブモータードライブ内蔵型MC/SP”はインテリジェントSPIインターフェイスMC/IICはインテリジェントI2CインターフェイスMC/RS232はインテリジェントRS-232インターフェイス

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計測/測定機器

目 次  計測/測定機器

光ファイバ光源(シングル、マルチ波長)……………………………77

OZ-1000 & OZ-2000シリーズ高安定化レーザダイオード光源 ……80

デジタル可変アッテネータ ……………………………………………82

光ファイバ反射減衰量測定器 …………………………………………84

可視光ファイバ破損部検出器 …………………………………………85

電子冷却(TEC)付LDマウント ………………………………………87

光ディレイライン(遅延回路)…………………………………………89

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計測/測定機器

光ファイバ光源(シングル、マルチ波長)

特長:• シングル、マルチ波長バージョンあり• 連続波(CW)と波形変調モード• 各種コネクタレセプタクル対応• 出力パワー調整機能(オプション)• 偏波保存、シングルモードまたはマルチモードフ

ァイバ出力• 低バッテリー残量インジケーター• 頑丈でコンパクトなデザイン• 低価格• ユーザ側で自動電源オフモードを選べます

アプリケーション:• 挿入損失、アッテネーション¥測定• 変調モードを使ってのファイバ識別検査• 融着、コネクタ評価• リンクテスト• FTTX/PON• 品質検査

製品について:OZ Optics社では様々な波長のファイバ光源を製造しています。レセプタクル型光源とシングルモード、PM、マルチモードファイバいずれかの出力をもつピグテイル型光源があります。本体には低バッテリーインジケーターがフロントパネルに付いています。標準の光源は連続波出力をもち、内部変調で270Hz、1kHz、2kHzのパルス出力も可能です。オプションとしてFOSS-01とFOSS-11モデルでは出力パワーの調整のためにブロッキングアッテネーターを組み込ませることも可能です。この方式でのパワーコントロールはダイオード出力のスペクトル特性に影響しないことが特徴です。FOSS-2Nはキーパッドから4種のパワーレベルを選択できます。安定性のためにはアングルコネクタの使用をお奨めします。1300nmと1550nmの波長では、安定性の更なる工場のためアイソレーターをつける事も可能です。また、OZ Optics社では温度コントローラーとアイソレータが標準装備された高安定化レーザダイオード光源(HIFOSS)も製造しております。

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計測/測定機器

標準品仕様:

1 その他波長についてはお問い合わせ下さい。2 レーザダイオードの仕様により異なります。3 狭帯域ご希望の場合はお問い合わせ下さい。4 ハイパワーバージョンについてはお問い合わせ下さい。5 30分ウォームアップ後、23℃で6h以上テスト。@1550nm、FC/PCレセプタクル、9/125SUF使用。6 特注品の寸法、重量は異なる可能性があります。ポーチとコネクタ部分は含まれていません。7 110/220V AC/DCアダプタについては、部品リストをご覧下さい。

パラメータ 仕様モデル FOSS-2N FOSS-01 and FOSS-11

対応波長1

シングル波長(アイソレータなし) 635、655、670、685、780、810、830、850、980、1064、1310、1490、1550、1625 nmシングル波長(アイソレータ付) 1310、1550 nmマルチ波長(アイソレータなし) 1310、1490、1550、1625 nm

波長精度2 635~685 nm ± 5 nm780~1064 nm ± 15 nm1310~1625 nm ± 20 nm

ライン幅2、3 1.5 nm (Typical、1550 nm)レセプタクル スーパー、ウルトラ、アングルNTT-FC/PC、SC、アングル SC、AT&T-ST、LC、

MU、2.5 mm ID、Universal、1.25 mm ID Universal出力パワー4 0.8~1 mW(標準。波長やレーザクラスによって異なります)出力安定性5

アイソレータなし ± 0.05 dB (Typical)アイソレータ付 ± 0.025 dB (Typical)

内部変調 CW、270 Hz、1 kHz、2 kHz square wave電源 Two AA アルカリ電池。オプションで 9 V アルカリ電池。オプションで

110/220 V AC/DCアダプタも可7 110/220 V AC/DCアダプタも可7

寸法(W x L x H)6 76 x 127 x 25.4 mm (3 x 5 x 1 in.) 72 x 110 x 25 mm (2.75 x 4.6 x 1 in.)温度範囲動作 -10~+50 °C -10~+50 °C保管 -20~+60 °C -30~+60 °C、at 95% humidity、non-

condensing重量(電池込) 225 g (0.5 lb.) 200 g (0.45 lb.)IEC 60825-1に基づくレーザクラス Class 1 Class 1、2、3b

レセプタクル型FOSS1 FOSS-01-X-a/b-W-F-1(-BL2) (-ISOL3)

ご注文の方法:

X = レセプタクル、またはコネクタコード:43S = スタンダード、スーパー、ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PCSC = SCSCA = アングルSC8 = AT&T-STLC = LCMU = MU1.25U = 1.25mm ODフェルール(LC, MUなど)用ユニバーサルレセプタクル2.5U = 2.5mm ODフェルール用(FC, ST, SCなど)ユニバーサルレセプタクル

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550nm corning SMF-28シングルモードファイバは9/1251550nm PANDAスタイルPMファイバは8/1251300nm PANDAスタイルPMファイバは7/125

W = 波長(nm):635, 650, 670, 685,780, 810,830, 850, 980, 1064, 1310,1480, 1550,1625

F = ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

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計測/測定機器

ピグテイル型 FOSS1 FOSS-11-a/b-W-F-1-X-JD-L(-BL2) (-ISOL3)

Note:1 標準ユニット。HIFOSSにはTEクーラーとアイソレーターが含まれます。2 FOSSにブロッキングスタイルアッテネーターを追加する場合は品番に-BLを付けてください。3 アイソレーターを追加する場合は品番に -ISOL を付けてください(1310nmと1550nmのみの対応。その他の波長の場合はアイソレータ、TEクーラー内蔵のHIFOSSをご注文下さい)。

4 ファイバサイズ、ジャケットタイプ、その他コネクタに関しては部品リストをご覧下さい。

a/b4 = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550nm corning SMF-28シングルモードファイバは9/1251550nm PANDAスタイルPMファイバは8/1251300nm PANDAスタイルPMファイバは7/125

W = 波長(nm):635, 650, 670, 685,780, 810,830, 850, 980, 1064, 1310,1480, 1550,1625

F = ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

X = コネクタコード:43S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PCSC = SCSCA = アングルSC8 = AT&T-STLC = LCMU = MU

JD = ファイバジャケットタイプ:41 = 900 μm OD Hytrelジャケット3 = 3 mm OD Kevlar補強PVCケーブル

L = ファイバ長(m)

シングル/マルチ波長 レセプタクル型レーザダイオード光源

FOSS-2N-X-a/b-W-F-P

N = チャンネル数:1 = シングル波長光源2 = 2波長光源3 = 3波長光源

X = レセプタクル、またはコネクタコード3S = スタンダード、スーパー、ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PCSC = SCSCA = アングルSC8 = AT&T-STLC = LCMU = MU1.25U=1.25mm ODフェルール(LC, MUなど)用ユニバーサルレセプタクル2.5U=2.5mm ODフェルール用(FC, ST, SCなど)ユニバーサルレセプタクル

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550nm corning SMF-28シングルモードファイバは9/1251550nm PANDAスタイルPMファイバは8/1251300nm PANDAスタイルPMファイバは7/125

W = 波長(nm)シングル波長光源:532, 635, 655, 670, 685,780, 810,830, 850, 980, 1064, 1310, 1490,1550, and 1625 nm。その他波長はお問い合わせ下さい。マルチ波長バージョンのオプションは:1310, 1490, 1550, 1625 nm。多波長光源の場合、各波長を/で区切って指定してください(例:1310/1550)。波長のコンビネーションによっては対応できない場合もあります。

F = ファイバタイプM = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存(シングル波長バージョンのみ対応可能)

P = 出力パワー(mW):(近赤外領域の標準は0.2 mW, 0.5 mW、0.9 mWです)

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計測/測定機器

OZ-1000 & OZ-2000シリーズ高安定化レーザダイオード光源

特長:• 最大出力パワー>300mW(波長により異なります)• 対応波長範囲375nm~1625nm• 出力パワー安定性 <0.1%が可能• 波長安定性<0.1nm• 温度コントロール< 0.1°C• 外部アナログ電圧による出力コントロール• 150MHzまでの外部TTL変調が可能• 動作温度範囲10 - 45°C• 安全用インターロック• オーバーヒートロックアウト• シングルモード、マルチモード、偏波保存ファイ

バに対応• ピグテイル型とレセプタクル型あり• コリメータ、フォーカサをピグテイル付けするこ

とも可能

アプリケーション:• 挿入損失測定、減衰量測定• ハイパワー、遠隔ファイバ伝送システム• 光学部品製造と検査• 材料検査• 半導体表面検査• ライフサイエンス光源• レーザスキャン顕微鏡• 赤/緑/青(RGB)光源

製品について:OZ-1000とOZ-2000は温度安定化ファイバ付きレーザダイオード光源です。コンパクトな本体にはレーザダイオードと温度コントローラーが組み込まれ、単相5VDC電源で駆動します。駆動温度範囲は10 - 45°C、レーザダイオードの温度変化は0.1°C以下に保たれています。このため波長変動も0.1nm以下に抑えられておりモードホップが軽減します。OZ-1000は電気系と光学系インタフェイスがフロント面にありますが、OZ-2000は電気系が背面に、光学系インターフェイスがフロント面に位置しています。本体は出力調節機構があります。Power Control入力にかけるDC電圧を変化させると出力パワーが変わります。電圧範囲は0 - 5Vで、0Vが最大パワー、5Vが最少パワーに値します。標準品は100 kHzまでの変調が可能です。これよりも高い150MHzまでの変調も可能ですので詳細はお問い合わせ下さい。また手動ブロッキングタイプのアッテネータをパワー調節の追加機構として付けることも可能です。この方式はレーザダイオードの電流を一定に保ちながらパワーを変化できるので、出力調整をする

ことによりダイオードの波長特性が変わる傾向を防ぎます。インターロック機能も標準装備です。安全上の問題またその他のエラーが現れた時に本体をシャットダウンすることができます。この機能はまたTTLのON/OFF制御としても使えます。また、メカニカルシャッターを付けて出力パワーを制御することも可能です。OZ-1000 & OZ-2000の標準ユニットはレーザを固定温度で作動します。OZ Optics社ではレーザ駆動温度可変タイプもあり、通常2nm程度の波長チューニングができます。詳細はお問い合わせ下さい。本体はピグテイルとレセプタクル型があり、シングルモード、PM、マルチモードファイバ出力からお選びいただきご希望のコネクタ、レセプタクルをお付け致します。また、ファイバ端にコリメータやフォーカサを付けることもできます。OZ OpticsではOZ-1000 & OZ-2000と使用できるファイバコンバイナも取り扱っております。詳細はお問い合わせ下さい。

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計測/測定機器

標準品仕様:

1 標準中心波長。Typ. 公差は使用するダイオードにより5~20nm。その他波長についてはお問い合わせ下さい。2 他のCWDM波長は1430、1450、1470、1510、1530nm。3 光源の波長、パワー他により異なります。Typ. 値は15分ウォームアップ後Long-termは8hr、Short-termは1分の出力パワー。4 PMファイバーのみ適応。5 TECコントローラと適切なコネクタを使用した時。モードホップがない時を想定した場合。

対応波長 1 (nm)波長(nm) 375 405 440 473 532 635 660 685 780 830 850 980 1060 1310 14902 1550 1625

標準ピテイルタイプの

出力パワー(mW)

Long-term

パワー安定性 3Typically <5% peak-to-peak Typically <2% peak-to-peak Typically <1% peak-to-peak

Short-term Typically <0.5% peak-to-peak

パワー安定性 3 オプションで高安定性も対応可能Typically <0.1% peak-to-peak Typically <0.05% peak-to-peak

偏波消光比 4 >18 dB >20 dB >23 dB

波長安定性 5 Typically ± 0.1nm

0.5

1.0

2.0

3.0

1

10

20

30

5-20 3-8 5-20

1

5

10

20

10

2010

5

10

35

1

5

10

20

40

60

1

5

10

50

100

300

3

5

15

50

100

150

1

10

20

1-2

1

10

15

2

5

10

ピグテイル型光源      OZ-N000-W-a/b-F-LB-X-JD-L-P

N = 電気、光学ポートがフロントパネル上にあるタイプは1000。電気入力ポートが後部パネル、光学出力ポートがフロントパネルにあるタイプは2000

W = 波長1: 375, 405, 440, 473, 532, 635,660, 685, 780, 830, 850, 980, 1060, 1310, 1490,1550, 1625.

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ):部品リストの表1-5をご覧下さい

F = ファイバタイプ:M = マルチモードファイバS = シングルモードファイバP = 偏波保存ファイバ

LB =反射減衰量レベル 2:35 = 35dB(MMのみ)40 = 40dB (SM & PM)60 = 60dB (SM & PM - 1300/1550nm のみ)

JD = ジャケット径1 = 900μmジャケット3 = 3mm OD Kevlarジャケット3A = 3mm OD black外装ケーブル3AS = 3mm ODステンレス外装ケーブル5A = 5mm OD黒色外装ケーブル5AS = 5mm ODステンレス外装ケーブル

L =ファイバ長(m)

P =ファイバ端からの出力(mW)3

X = コネクタタイプ: 3 = FC/PC3S = スーパー FC/PC3A = アングル FC/APC5 = SMA9058 = AT&T-STSC = SC or ultra SCSCA = Angled SC

レセプタクル型光源 OZ-N000-X-a/b-W-F-P

N =電気、光学ポートがフロントパネル上にあるタイプは1000。電気入力ポートが後部パネル、光学出力ポートがフロントパネルにあるタイプは2000

X = コネクタレセプタクル:2.5U = 2.5mm ユニバーサルレセプタクル(FC, ST, SC対応)3S = スーパー FC/PC3A = アングル FC/APC5 = SMA9058 = AT&T-STSC = SCSCA = アングル SC

F = ファイバタイプ:M = マルチモードファイバS = シングルモードファイバP = 偏波保存ファイバ

W = 波長 1: 405, 440, 635, 650, 670, 685,750, 780, 810, 830, 850, 980, 1064, 1310, 1480,1550, 1625

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ):部品リストの表1-5をご覧下さい

P = 出力パワー 3:レセプタクルからの出力パワー

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計測/測定機器

デジタル可変アッテネータ

特長:• CE準拠• ハイパワー対応(2Wまで)• 高速• 広い減衰範囲• 低いPDLと波長依存性• 低い挿入損失と反射減衰量• 高分解能• 頑丈でコンパクトなデザイン• 2波長(1300-1550nm)に対して、またはCかLバ

ンドに校正済み。また、4つの個別の波長に対して校正が可能です。

• 広い波長範囲• 各種レセプタクルに対応• シングルモードに対してはブロッキング技術を採

用;マルチモードに対してはNDフィルタ技術を採用

• コンピュータインターフェイス• バッテリーオプション有り• 偏波保存ファイババージョンもあります

アプリケーション:• ビットエラーテスト• トラブルシューティングレシーバ、その他のアク

ティブ光ファイバコンポーネント• 長距離ファイバ伝送のシミュレーション• 光ファイバトランスミッタ/レシーバの設計• パワーメータのリニアリティチェック• パワー設定

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計測/測定機器

標準品仕様:

1 コネクタは除きます2 ご希望によりマルチモードバージョンは60 dB範囲まで対応可能です。3 アッテネーション10 dBまでの時。4 23℃、最小アッテネーション(挿入損失)で測定5 最初に10 dBアッテネーションに設定した時、3dBの変化。実際の性能は最初に設定したアッテネーションにより異なります。6 23℃で測定。7 40 dBと50 dBの反射減衰量のみ。60dBは最大200 mW。特注でハイパワー対応も可能です。8 レセプタクルと保護ブーツは除きます。

ファイバタイプ SM/PM MM対応波長 400-1625 nm 400-1625 nm挿入損失1(IL) Typical 1.0 dB 2.0 dB

Maximum 2.0 dB 4.0 dB減衰範囲2 IL to 60 dB IL to 40 dB減衰分解能3 0.01 dB減衰の波長依存性4 1300 nm ~ 1550 nm ~ 0.3 dB

1520 nm ~ 1570 nm ~ 0.1 dBPDL1 Typical ~ 0.05 dB

Minimum ~ 0.01 dB反射減衰量1 40、50、60 dB 35 dBスピード5 100 ms減衰設定の再現性 up to 10 dB ±0.03 dB

up to 30 dB ±0.10 dB精度6 up to 40 dB ± 0.3 dB

40 to 55 dB ± 0.5 dB55 to 60 dB ± 1.0 dB

電源 Universal 110/220V AC to 12V DC adapterオプションで充電式バッテリーもあります

バッテリー寿命 連続~8時間使用Max. パワー ~ 500 mW7 ~ 50 mWコンピュータインターフェイス Standard RS232 Serial Port RS232 Serial Port

Optional USB USB偏波消光比(PMファイバのみ)1 20, 25 or 30 dB寸法8 5.9X3.2X1.8 in. (150x81x46 mm)重量(バッテリは含まず) 1lb. (450 grams)

デジタル可変アッテネータ DA-100-X-W-a/b-F-LB (-OPT)

X = コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルNTT-FC/PC8 = AT & T-STSC = SCSCA = アングルSCその他コネクタについては部品リストをご覧下さい

W = 波長(nm):

a/b = ファイバのコア/クラッド径(μ)1300/1550nm SMファイバは9/125その他ファイバについては部品リストをご覧下さい

F = ファイバタイプ:M = マルチモードS =シングルモードP = 偏波保存

LB = 反射減衰量レベル:シングルモードファイバーは40、50、60dB、マルチモードファイバは35dB

OPT = オプションU=USBインターフェイスB=充電式バッテリーLL=低挿入損失 (注意書き参照)HP=ハイパワー (注意書き参照)

ご注文の方法:

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計測/測定機器

光ファイバ反射減衰量測定器特長:•-70dB高感度•内蔵型コンピュータ/プリンタRS232ポート•広い波長範囲•内蔵型1300nm、1550nm、または二波長源•高精度•頑丈でコンパクトな設計•シングルモードファイバと偏波保存ファイバ用•充電式バッテリーパック(オプション)•低価格!

アプリケーション:•コンポーネント反射減衰測定•品質管理と品質測定•商品開発•光ファイバコンポーネント製造•コンポーネントまたはシステムのトラブルシューティング•ネットワークへの設置

仕様:•寸法: 190×90×60mm•重量: 500g•測定範囲: -1dB~-70dB•分解能: ±0.01dB•精度: ±1dB•電源: ユニバーサル110/220V AC/DCダプタ

充電式バッテリーパックについては、弊社にお問い合わせください。•波長: 850、980、1480、1310および1550nm

その他の波長はお問い合わせください。•コンピュータ/プリンタインターフェース:RS232シリアルポートご注文の方法:

BM-A-X-W-a/b-F-BL(-IL)

コネクタコード:3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC8 = AT&T-STSCA = アングルドSC

その他のコネクタについては巻末の表6を参照。

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550シングルモードファイバ用9/125その他の標準ファイバサイズについては、巻末の表1~5を参照。

Corning SMF28ファイバ用14dB標準反射率パッチコード、一端にアングルドNTT-FCコネクタ、他端に2mm端面平坦フェルール付き

-BL=反射減衰量範囲 ご指定がなければシングルモードファイバの場合-70dB、マルチモード(ファイバ)の場合-30dBと設定されます。

-IL=挿入損失をご指定下さい。

タイプ:100 = 単波長源200 = 1300/1550nmの二波長源

SMJ-3AX-1300/1550-9/125-3-1MAND-01

SMJ-3A1-1300/1550-9/125-3-1

ファイバタイプ:M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

波長:ナノメータで指定(例:1550は1550nmの意)

付属品:Corning SMF28ファイバ付きアングルドNTT-FCアダプタパッチコードアッテネーションマンドレル

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計測/測定機器

特長:•高可視性(1mW出力で最高6km)•高出力タイプあり•連続・パルス光変調•アルカリ電池、リチウム電池、AC/DCアダプタなどの電源•ベルトクリップ付き携帯ケース•ユニバーサルレセプタクルあり•小型、軽量、かつ頑丈•4つのサイズ

ポケットサイズペンサイズベンチトップサイズ

•バッテリ消耗インジケータ•シングルモードファイバおよびマルチモードファイバに適用•ファイバ識別装置としても使用可•ファイバコリメータ(オプション)•低価格 !•532nm緑色破損部検出器もあります

アプリケーション:•ファイバやコネクタの断線や湾曲の検出•ファイバの識別•スプライスの最適化

標準品

品番 品名FODL-23S-635-1 標準、スーパーまたはウルトラNTT-FC/PCコネクタ用ポケットサイズ破損部検出器FODL-23A-635-1 アングルドNTT-FC/PCレセプタクル付きポケットサイズ破損部検出器FODL-28-635-1 AT&T-STレセプタクル付きポケットサイズ破損部検出器FODL-2SC-635-1 SCレセプタクル付きポケットサイズ破損部検出器AC-9VDC AC110/220V→DC9Vユニバーサルアダプタ

製品について:

可視光ファイバ破損部検出器

ポケットサイズ

ペンサイズ

635nm可視レーザダイオードの光をファイバ内にカップリングします。光が断線または鋭角の湾曲部に達すると光は拡散し、ケーブルから拡散光が漏れることで目視できます。破損部検出器は、動作デッドゾーンのためにOTDRが検出できないような、短いパッチコードの断線を検出でき、しかもOTDRより低価格です。ただし、暗色ケーブルや外装ケーブルには不適当です。

破損部検出器には、連続(CW)モードと2Hzパルスモードの2つの動作モードがあります。パルスモードは、周辺の光条件が高い時の欠陥検出に適します。バッテリ寿命も長いという特長を備えています。270Hzと2kHzのパルスモードは、検出器によるファイバ識別に使用します。破損部検出器は、ポケットサイズ型、ペン型、パッチパネル搭載型の3サイズを取り揃えています。パッチパネル型とペン型の破損部検出器はCWのみです。ポケットサイズの破損部検

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計測/測定機器

ご注文の方法ペン型またはポケットサイズ型破損部検出器: FODL-A X-W-P

110/220V,AC/DC ユニバーサルアダプタ: AC-9VDC

出器には、ベルトクリップ付きの携帯ケースが付いています。

OZ Opticsは、非常に低価格のペン型レーザポインタを使用する破損部検出器を間もなく販売予定です。詳しくは、弊社までお問い合わせください。

サイズ:0 = ペン型

2 = ポケットサイズ型

3 = ベンチトップ型

パワーレベル:レーザー出力(mW)

Class2は1mW

注:破損部検出器を1mW以上のパワーで使用する場合は、必ず保護めがねを着用してください。

W = 波長

532 = 532nm

635 = 635nm

*SCおよびアングルドSCレセプタクルは、

ペン型では利用できません。

パラメータ

波長9/125μm 標準

ピグテイルのMax

光出力Laser Classification

(標準品)内部変調モード

コネクタ レセプタクル

温度 動作保管

湿度

電源

寸法(W x L x H)5

重量5

仕様

635 nm1 mW 0.3 mW 0.5 mW 5 mW

1 mW 0.4 mW 1 0.75 mW 30 mW

Class 2 Class 1 Class 2 Class 3-b

CW, 2 Hz, 270 Hz, 2 kHz CW CW 標準Super NTT-FC/PC, Angled NTT-FC/PC, SC, AT&T-ST, 2.5 mm ID Universal

receptacle and 1.25 mm ID Universal receptacle-10 ~ 50 ℃

-30 ~ 60 ℃ -20 ~ 60 ℃ -30 ~ 60 ℃ -30 ~ 60 ℃Storage: 95% humidity, non-condensing at -20 to 60 ℃

9Vアルカリ電池 AA電池(2コ)AAA電池(2コ)

8時間動作2 46時間動作3

22時間動作110/220 V AC 60/50Hz

universal 110/220 V AC/DC adaptors.4(オプション)72 x 110 x 25 mm 76 x 127 x 25.4 mm 11 x 110 mm (φ x L) 190 x 100 x 60 mm

(2.83 x 4.33 x 1.0 in.) (3.0 x 5.0 x 1.0 in.) (0.43 x 4.33 in.) (7.48 x 3.94 x 2.36 in.)150 g (0.33 lb.) 225 g (0.50 lb.) 75 g (0.17 lb.) 仕様による

ポケットサイズ9 Volt Battery AA Battery

ペンサイズ ベンチトップ

1 Class 1デバイスについては制限されます(1EC-60825-1による)。ハイパワーバージョンはお問い合わせ下さい。2 1mWバージョンに対するバッテリー寿命です。3 0.3mWバージョンに対するバッテリー寿命です。4 電源アダプタについては部品リストをご覧下さい。5 ハイパワータイプは寸法、重量が異なります。

標準品仕様:

レセプタクルコード: 3S = 標準、スーパー、ウルトラNTT-FC/PC互換

3A = アングルドNTT-FC/PC

SC = SC*SCA = アングルドSC*8 = AT&T-ST

2.5U = 2.5mmフラットまたはドームフェルール用ユニバーサル

レセプタクル

その他のコネクタについては巻末の表参照

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特長:・高安定性パワー出力・高安定性波長・高カプリング効率・低い反射減衰・広い波長範囲・単一モード、マルチモード、偏波保存ファイバタイプ・調節可能な出力パワー・オプションでOEMレーザダイオードと

ペルチエドライバ電子回路・レセプタクル型とピグテイル型・レーザドライバは外付けTTL変調可能

適用範囲:・干渉応用センサ・波長とパワーが安定したレーザダイオードソース・長期間にわたる安定した測定

仕様:・適用波長:    635nm~1625nm

・反射減衰:    -25、-40、-50、-60dB

・コネクタタイプ: NTT-FC/PC、スーパーNTT-FC/PC、ウルトラNTT-FC/PC、アングルドSC、アングルドNTT-FC/PC、SC、AT&T-ST、SMA905、SMA906

・消光比:     PMファイバで20、25または30dB

・ケース温度制御の出荷時設定値:  15℃~25℃、±0.1℃

・光学カップリング効率 SMファイバで30%~60%MMファイバで60%~95%

・レーザダイオードドライバ電子部品(OEM用):・CW:120mAまでの電流を、一定光学パワー(CW)モード

で利用可能。・TTL:250mAまでの電流を、20MHzまでの周波数で利用可能。

高出力タイプもありますので、詳しくは当社までお問い合わせください。

・ペルチエドライバ電子回路(OEM用):図1のユニットの整合条件は3A、5Vです。これよりも高いパワータイプもありあますので、詳しくは当社までお問い合わせください。

電子冷却(TEC)付LDマウント

図1

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計測/測定機器

製品説明:

レーザダイオードマウントは、エミッタ(レーザダイオード、LEDまたはSLD)、ペルチエ冷却器、ヒートシンク、ファイバへのカプリング光学系から構成されます。ペルチエコントローラとレーザダイオードドライバ回路はマウントに外付けされています。ペルチエ冷却器用には電源を用意する必要があります。ご要望に応じて、レーザダイオードドライバとペルチエ冷却器用コントローラ回路を備えた完全なOEM一括レーザダイオードハウジングをご提供できます。ペルチエ用制御回路は、レーザダイオード側とヒートシンク側に温度センサを備えています。外部制御信号と変調信号は、ピグテイルBNCコネクタを介して伝送されます。

特製ユニットは、光出力を制御するブロッキングネジを備えており、電流を調節することなく、レーザからの出力パワーを制御できます。この制御方法により、レーザからの波長が非常に安定します。

図1に示すレーザダイオードハウジングは、出力150mW未満のダイオード用です。150mW以上の高出力ダイオード用のハウジングも製作しています。

また、光学カプリング機構、ファイバ、コリメータ/集光レンズ、ドライバ回路、ソフトウェアを含むレーザダイオード・ファイバ伝送システムを特注設計します。詳しくは、当社までお問い合わせください。

ご注文の方法:

ソケット型ハウジング: HULD-TX-W-F-P-M

ピグテイル型ハウジング:LDPC-T1-W-a/b-F-BL-X-JD-L-P-M

注:レーザダイオードドライバ回路を含む場合は、品番の末尾に「-DR」を付けてください。

ペルチエ冷却器コントローラ電子回路を含む場合は、品番の末尾に「-PC」を付けてください。

電源を含む場合は、品番の末尾に「-PS」を付けてください。

OZ Optics社がレーザダイオードを供給する場合は、品番の末尾に「-LD」を付けてください。

ブロッキングネジが必要な場合は、品番の末尾に「-BL」を付けてください。

その他のタイプについては、当社までお問い合わせください。

波長:ナノメータで指定

(たとえば1550は1550nmの意)

波長:ナノメータで指定(たとえば1550は1550nmの意)

ファイバコア/クラッドサイズ(ミクロン)1300/1550nm SMF用9/125その他の標準ファイバサイズについては、巻末の表1~5を参照

ファイバタイプ :M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

反射減衰量:25、40、50または60dB

60dBは1300nmと1550nmのみ

変調技術:1 = CW操作のみ2 = TTL変調のみ3 = CWとTTLの両方

ファイバの光学出力パワー(mW)

コネクタコード: 3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC5 = SMA9056 = SMA9068 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルドSC

その他のコネクタタイプについては巻末の表6参照。

ファイバ長(m)

ファイバ被覆タイプ:1 = 外径900ミクロン、被覆

3 = 外径3mmケブラ補強PVCケーブル

その他の被覆サイズについては巻末の表7参照。

レセプタクルコード: 3S = スーパーNTT-FC/PC3U = ウルトラNTT-FC/PC3A = アングルドNTT-FC/PC5 = SMA905 & 9068 = AT&T-STSC = SCSCA = アングルドSC

その他のレセプタクルタイプについては巻末の表6参照。

変調技術:1 = CW操作のみ

2 = TTL変調のみ

3 = CWとTTLの両方

ファイバ端からのの光学出力パワー(mW)

ファイバタイプ :M = マルチモード

S = シングルモード

P = 偏波保存

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計測/測定機器

特長:・低挿入損失・サブpsの分解能・広範囲の波長から選択可・300psec以上のディレイ範囲・偏波無依存・シングルモード・偏波保持ファイバアセンブリに対応・電気的制御対応機種あり

アプリケーション:・高速通信ネットワークにおけるPMD補償・干渉を用いた計測・コヒーレント通信・スペクトラムアナライザ

製品概要:ファイバ光ディレイラインは、一度空間に光を出射し再度ファイバ内に収束させる為、入出力ともコリメータを使用しています。空間中での光路長は、入出力の光学系あるいは光路を反射させる可動式リフレクタをコントロールすることにより、正確に調整可能です。この光路長を変化させることにより、デバイス内でのディレイ時間をコントロールすることが可能となります。

このディレイラインでは、シングルモード・マルチモード・偏波保持ファイバによるアセンブリが可能です。

OZ社では、偏波保持部品やパッチコードを製作する場合、一般的にPANDAファイバを使用しています。もちろん他の偏波保持ファイバでのアセンブルも可能です。同社では、各種ファイバを取り揃えておりますので、ご注文の際にお申し付けください。お客様からファイバを供給して頂くことも可能です。

ディレイラインの制御方式には、マニュアルタイプと電気コントロールタイプがございます。マニュアルタイプディレイラインは、リードスクリューもしくはマイクロメータによる光路調整が可能で、これによりSubmicron分解能(<0.003ps)を達成しております。RS-232インターフェイスによるコンピュータ制御苦しくはマニュアル的なTTL信号入力により、簡単にコントロール可能です。また、psオーダーでのディレイ調整ができるよう校正されています。ホームとエンドのポジションセンサーにより、不測の衝撃から防ぎます。

光ディレイライン(遅延回路)

ODL-100

ODL-200

ODL-300

ODL-600

ODL-650

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計測/測定機器

モデル可動方式

光路長範囲(mm)分解能(micron)※1

ディレイ範囲(psec)ディレイ分解能(psec)※1

最大挿入損失(dB)※2,3

全光路での損失変動-Typical(dB)寸法(L×W×H)(mm)反射減衰量(dB)スピード(mm/sec)入力供給電圧入力供給電流

ODL-100手動リードスクリュー100318 per tum

330l psec per turn

<1.50.5

230×30×60

N/AN/AN/A

ODL-200手動マイクロメータ2510 per division

830.033 psec perdivision

<1.00.1

145×60×55

N/AN/AN/A

ODL-300サーボモータ

1001.4 per encoderpulse3300.0047 psecper encoderpulse<1.50.5

242×30×60

2.96-8V400mA

ODL-600手動リードスクリュー、ミラー25×2=50mm635 per turn

1672 psec per turn

<1.00.15

102×51×25

N/AN/AN/A

ODL-650サーボモータ、ミラー25×2=50mm1 per encoderpulse1670.0033 psecper encoderpulse<1.00.15

102×51×25

16-8V180mA

マルチモードファイバ:-35,シングルモードファイバ:-40,-50,-60

※1. 理論値(ネジ山のピッチとモータ/エンコーダの分解能による)です。ODL-300とODL-650のMC/RS232タイプはエンコーダーパルス毎に2カウント発生します。よって、効率的に分解能を倍増します。

※2. 光路全長における挿入損失の変位を含みます。

※3. SMもしくはPMファイバ(1550nm)、室温。

ご注文の方法:

ODL-A-11-W-a/b-E-LB-XY-JD-L(-L)

波長:ナノメータで指定

ファイバコア/クラッドサイズ

ファイバタイプ :M = マルチモードS = シングルモードP = 偏波保存

インターフェイス(ODL-300、650モデルのみ)

ファイバ長(m)

ファイバ被覆タイプ:1 = 外径900ミクロン、Hytrel被覆3 = 外径3mmケブラ補強PVCケーブル

その他の被覆サイズについては巻末の表参照。

ディレイ方式:

100=インライン型手動リードスクリュー

200=インライン型手動マイクロメータ

300=インライン型サーボモータ

400=反射型手動リードスクリュー

500=反射型サーボモータ反射減衰量:35、40、50、60dB

60dBは1300nmと1550nmのみ

コネクタタイプ(コード)

よく寄せられる質問についてQ:mm単位の移動をピコ秒のディレイに変換する方法は?

A:ディレイは距離を空気中の光の速度で割ったものと同じです。1mmは3.33ピコ秒のディレイに相当します。ODL-600モデル及びODL-650モデルでは、光は2回移動するので、ディレイは光学部品の動きの2倍です。

Q:ディレイの最小値は0ピコ秒ですか?

A:いいえ。光学部品間の最小間隔及び、結合ファイバーの長さにより、ディレイの最小値があります。1メートルの長さのファイバーでは、ディレイは4.9ナノ秒です。光学部品の最小間隔では、モデルにより異なりますが、ディレイは30-150ピコ秒の間です。表に記載されているディレイ範囲は相対値です。

Q:ディレイはどのように読み取れるのでしょうか?

A:ODL-200モデルには、動きをmm単位で直接読み取れるマイクロメータがあります。コントローラ付きODL-300とODL-650はピコ秒単位でディレイを読み取ります。他のモデルには読取機能はありません。読み取り値は相対値であって、絶対値でないことにご注意下さい。(前の質問参照)

Q:反射型とインライン型のメリット・デメリットは?

A:一般的に、反射型に対して、インラインタイプは、最大の移動範囲がとれるので、ディレイを最大にできます。但し、反射型はファイバー自体が移動しないという利点を持っています。この点において、反射型は、ラボ使用向けではなく、市販アプリケーション向け(組込み)においてベストチョイスとなります。

Q:ODL-300ディレイライン、もしくは、ODL-650ディレイラインを実行するために特別なソフトウェアは必要ですか?

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計測/測定機器

A:両方とも、WindowsTMHyperterminalTMなどターミナルプログラム経由で送られるシンプルなテキストコマンドで動作されます。ダイレクトWindowsインターフェースプログラムに加え、ActiveXTMコントロールやLabviewTMドライバーも付属されています。

Q:モータ駆動ディレイラインの電圧と電流の使用量はどれくらいですか?

A:ODL-300は、6ボルトから8ボルトの入力電圧を必要とし、モータチューニング時に400mAまでの電流を消費します。ODL-650も6ボルトから8ボルトの入力電圧を必要とし、動作時に180mAまでの電流を消費します。必要であれば、ODL-650は5Vの供給電圧で動作するようセットアップ可能です。但し、スピードが制限されます。必要であれば、OZOptics社は、6Vから12.25Vまでの供給電圧を受け入れるODL-650スタイルディレイラインの12V版を提供できます。このオプションにより、スピードが少し増しますが、スタンダードモデルよりも電流を多く消費し、特注となります。

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MEMO

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表1:シングルモードファイバ

部品リスト以下の表には、OZOptics社が販売する標準ファイバ、ケーブル、コネクタ、レンズ、レーザヘッドアダプタのデータを挙げています。表を参考にして、用途に最適なコンポーネントをお選びください。特注のコンポーネントもご希望に応じてご用意します。

1.リストでは動作波長範囲を示していますが、使用する波長の一番長い仕様のものを選択することを勧めます。例えば、780nmの光を使う時、SMF-633-4/125よりSMF-780-5/125のほうを推奨します。

2.ファイバがカットオフ波長以下で使用される場合でも、ファイバは光を透過します。しかしながら、それはマルチモードファイバのような作用をし始めるでしょう。これはほとんどのアプリケーションで望まれません。

3.ほとんどのファイバメーカーは、コアとクラッドの屈折率に基づいてファイバのNAを定義します。NA=[NCO

2-NCL2]1/2

この定義はSIマルチモードファイバには適用されるがシングルモードファイバから出た光のファーフィールドには非常に正確ではありません。より正確にファーフィールドを決定するためには、ファイバのモードフィールド径を使用することです。本質的にガウシャン分布としてファイバからの出力光で扱うことができます。そしてファイバ中心から1/e2まで強度が落ちる場所で角度のサインであるとしてファイバの有効NAを定義することができれば、NAeff=2λ/πMFDを示すことができます。一般的なファイバでの特定波長とモードフィールド径でのNAeffを表に載せています。

4.ジャケット径のリストはファイバ製造メーカの値です。OZOptics社では短いファイバでは保護チューブをつけることができます。例えばSMF-780-5/125-0.25-Lファイバはコーティング径0.25mmですが0.9mmの保護チューブをつけることができます。

5.これらのファイバの仕様は光パワー伝送するためにコアが純粋石英になっています。

6.Corning社SMF-28ファイバは別段の定めがない限り1300nmと1550nmの両方の波長で使用します。

OZ P/N 動作波長(nm)1

カットオフ波長(nm)2

コア径(μm)

クラッド径

(μm)

モードフィールド径

(μm)

減衰率(dB/km)

NA(メーカ仕様)3

有効NA(1/e2)3

ジャケット径バッファ径(mm)4

QSMF-320-2/125-0.25-L5 320-400 <300 2±1 125±3 2.2(Typical) 200@340to360nm 0.12±0.03 0.093@320nm 0.25

QSMF-400-3/125-0.25-L5 400-450 <380 2.5/3.0 125±2 4.0(Typical) <60@400nm 0.10±0.01 0.065@400nm 0.25

QSMF-488-3.5/125-0.5-L5 450-650 <440 3.5±0.5 125+3/-1 4.2(Typical) <30@488nm 0.11±0.015 0.074@488nm 0.50

QSMF-488-3.5/125-3-L5 458-650 <440 3.5±0.5 125+3/-1 4.2(Typical) <30@488nm 0.11 0.074@488nm 3.0

SMF-633-4/125-0.25-L 630-850 <620 3.5 125±2 4.0±0.5 <12 0.12 0.10@633nm 0.25

SMF-633-4/125-1-L 630-850 <620 3.5 125±2 4.0±0.5 <12 0.12 0.10@633nm 0.9

SMF-633-4/125-3-L 630-850 <620 3.5 125±2 4.0±0.5 <12 0.12 0.10@633nm 3.0

SMF-780-5/125-0.25-L 780-980 <770 4.9 125±1 5.4±1.0 <4 0.11 0.0092@780nm 0.25

SMF-780-5/125-3-L 780-980 <770 4.9 125±1 5.4±1.0 <4 0.11 0.0092@780nm 3.0

SMF-1060-6/125-0.25-L 980-1550 <970 6.0 125±0.5 5.9±0.3@980nm 2.1@980nm 0.14 0.11@1060nm 0.25

6.2±0.3@1060nm 1.5@1060nm

SMF-1300-9/125-0.25-L6 1290-1650 <1260 8.2 125±0.7 9.2±0.4@1310nm <0.22@1310nm 0.14 0.090@1300nm 0.25

10.4±0.8@1550nm <0.35@1550nm 0.095@1550nm

SMF-1300-9/125-1-L6 1290-1650 <1260 8.2 125±0.7 9.2±0.4@1310nm <0.22@1310nm 0.14 0.090@1300nm 0.9

10.4±0.8@1550nm <0.35@1550nm 0.095@1550nm

SMF-1300-9/125-2-L6 1290-1650 <1260 8.2 125±0.7 9.2±0.4@1310nm <0.22@1310nm 0.14 0.090@1300nm 2.0

10.4±0.8@1550nm <0.35@1550nm 0.095@1550nm

SMF-1300-9/125-3-L6 1290-1650 <1260 8.2 125±0.7 9.2±0.4@1310nm <0.22@1310nm 0.14 0.090@1300nm 3.0

10.4±0.8@1550nm <0.35@1550nm 0.095@1550nm

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表3:GIマルチモードファイバ1

OZ P/N 動作波長(nm)

コア径(μm)

クラッド径(μm)

減衰率(dB/km)

NA2 ジャケット径バッファ径

(mm)

MMF-IRVIS-50/125-1-L 400-1800 50±3 125±2 ≤2.5dB@850n 0.200±0.015 0.9

≤0.8dB@1300nm

MMF-IRVIS-50/125-3-L 400-1800 50±3 125±2 ≤2.5dB@850nm 0.200±0.015 3.0

≤0.8dB@1300nm

MMF-IRVIS-62.5/125-0.25-L 400-1800 62.5±3 125±2 ≤3.0dB@850nm 0.275±0.015 0.25

≤0.7@1300nm

MMF-IRVIS-62.5/125-1-L 400-1800 62.5±3 125±2 ≤3.0dB@850nm 0.275±0.015 0.9

≤0.7@1300nm

MMF-IRVIS-62.5/125-3-L 400-1800 62.5±3 125±2 ≤3.0dB@850nm 0.275±0.015 3.0

≤0.7@1300nm

MMF-IRVIS-100/140-1-L 400-1800 100±3 140±4 ≤6.0dB@850nm 0.29±0.02 0.9

≤3.0dB@1300nm

MMF-IRVIS-100/140-3-L 400-1800 100±3 140±4 ≤6.0dB@850nm 0.29±0.02 3.0

≤3.0dB@1300nm

表2:PMファイバ1

OZ P/N 動作波長(nm)2

カットオフ波長(nm)3

コア径(μm)

クラッド径

(μm)

モードフィールド径(μm)

減衰率(dB/km)

NA(メーカ仕様)4

有効NA(1/e2)4

ジャケット径バッファ径(mm)5

ジャケット材質

偏波クロストーク

(dB/100m)

QPMF-350-2/125-0.25-L 350-440 <340 2 125 2.3@350 nm <200 0.12 0.097 0.25 二重アクリレイト <-20

2.6@405 nm

QPMF-400-3.5/125-1-L6 405-480 <400 3.5 125 3.8 (Typical) <100 0.11 0.063 @400 nm 0.9 ナイロン/シリコン <-20

QPMF-488-3.5/125-1-L6 480-630 <470 3.5 125±3 3.8(Typical) <50 0.11 0.082@488nm 0.9 ナイロン/シリコン <-25

PMF-633-4/125-1-L 630-820 <620 4 125±3 4.5(Typical) <12 0.11 0.089@633nm 0.9 ナイロン/シリコン <-25

PMF-850-5/125-0.4-L 810-980 <800 5 125±3 5.5±1 <3 0.11 0.098@850nm 0.40 二重アクリレイト <-25

PMF-850-5/125-0.25-L 810-980 <800 5 125±3 5.5±1 <3 0.11 0.098@850nm 0.25 二重アクリレイト <-25

PMF-980-6/125-0.4-L 980-1300 <970 6 125 6.6±1 <3 0.11 0.095@980nm 0.40 二重アクリレイト <-25

PMF-980-6/125-0.25-L 980-1300 <970 6 125 6.6±1 <3 0.11 0.095@980nm 0.25 二重アクリレイト <-25

PMF-1300-7/125-0.25-L 1290-1550 <1280 7 125±3 9.5±1 <1.0 0.11 0.088@1310nm 0.25 二重アクリレイト <-25

PMF-1550-8/125-0.4-L 1460-1625 <1450 8.7 125±3 10.5±1 <0.5 0.11 0.094@1550nm 0.40 二重アクリレイト <-25

PMF-1550-8/125-0.25-L 1460-1625 <1450 8.7 125±3 10.5±1 <0.5 0.11 0.094@1550nm 0.25 二重アクリレイト <-25

1.すべての偏波保存ファイバ(PM)はPANDA型をしております。

2.リストでは動作波長範囲を示していますが、使用する波長の1番長い仕様のものを選択することを勧めます。例えば、820nmの光を使う時PMF-633-4/125よりPMF-850-5/125のほうを推奨します。

3.ファイバがカットオフ波長以下使用される場合でもファイバは光を透過します。しかしながら、それはマルチモードファイバのような作用をし始めるでしょう。よってPMファイバのように動作しません。

4.ほとんどのファイバメーカーは、コアとクラッドの屈折率に基づいてファイバのNAを定義します。NA=[NCO

2-NCL2]1/2

この定義はSIマルチモードファイバには適用されるがシングルモードファイバから出た光のファーフィールドには非常に正確ではありません。より正確にファーフィールドを決定するためには、ファイバのモードフィールド径を使用することです。本質的にガウシャン分布としてファイバからの出力光で扱うことができます。そしてファイバ中心から1/e2まで強度が落ちる場所で角度のサインであるとしてファイバの有効NAを定義することができれば、NAeff=2λ/πMFDを示すことができます。一般的なファイバでの特定波長とモードフィールド径でのNAeffを表に載せています。

5.ジャケット径のリストはファイバ製造メーカの値です。OZOptics社では短いファイバでは保護チューブをつけることができます。例えば、PMF-1550-8/125-0.4-Lファイバはコーティング径0.4mmですが0.9mmの保護チューブをつけることができます。

6.このファイバの仕様は光パワー伝送するためにコアが純粋石英になっています。

1.すべてのファイバはCorning社のGIファイバを使用しています。

2.Corning社のGIマルチモードファイバ用NAの定義(EIA/TIA-455-177A)によれば、モードがすべてのGIマルチモードファイバの中で一様に動作される場合、その後出力光の強度はそのサインがNAと等しい角度での中心強度の5%です。これはこれらのファイバを使用するときに私たちがカプラ、コリメータ、フォーカサ計算のために使用する定義です。全体的な強度パターンにおいてガウシャン分布であると考えると、私たちは、サイズがNAから計算した81.7%としてガウシャンビームを計算することができます。

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表4:可視及びUV光用SIマルチモードファイバ

OZ P/N 動作波長(nm)

コア径(μm)

クラッド径(μm)

コーディング径(μm)

減衰率(dB/km)1

NA ジャケット径バッファ径(mm)

クラッド材質

最大入力パワー2,3,4

QMMF-UVVIS-10/125-0.25-L 180-900 10±2 125±3 N/A <100@380-870nm 0.10 0.25 合成石英 5W CW@488nm

QMMF-UVVIS-25/125-0.25-L 180-900 25±4 125+3/-0 N/A <100@380-870nm 0.13 0.25 合成石英 10W CW@488nm

QMMF-UVVIS-50/125-0.25-L 200-900 50±1 125±3 N/A <100@300-900nm 0.22 0.25 合成石英 20W CW@488nm

<1000@220-300nm

QMMF-UVVIS-50/125-0.25-L- 200-900 50±1 125±3 N/A <100@300-900nm 0.12 0.25 合成石英 20W CW@488nm

NA = 0.12 <1000@220-300

QMMF-UVVIS-50/125-1-L 200-900 50±1 125±3 N/A <100@320-900nm 0.22 0.9 合成石英 20W CW@488nm

<1000@220-320nm

QMMF-UVVIS-50/125-3-L 200-900 50±1 125±3 N/A <100@300-900nm 0.22 3.0 合成石英 20W CW@488nm

<1000@220-300nm

QMMF-UVVIS-100/140-0.25-L 200-900 100±2 140±3 N/A <100@300-900nm 0.22 0.25 合成石英 15W CW@488nm

<1000@220-300nm

QMMF-UVVIS-200/240-0.4-L 200-900 200±5 240±5 ハードコート <100@380-900nm 0.22 0.375 合成石英 30W CW@488nm

260±5 <1000@250-380nm

QMMJ-UVVIS-300/330-0.53-L 200-900 300 ± 6 330 ± 7 Buffer <100@300-900nm 0.22 0.53 合成石英 65W CW@488nm

430±13 <1000@220-300nm

QMMF-UVVIS-365/400-0.73-L 200-900 365±10 400±10 ハードコート <100@380-900nm 0.22 0.73 合成石英 100W CW@488nm

425±10 <1000@250-380nm

QMMJ-UVVIS-400/440-0.64-L 200-900 400±8 440±9 Buffer <100@300-900nm 0.22 0.64 合成石英 120W CW@488nm

540±16 <1000@220-300nm

QMMF-UVVIS-550/600-0.75-L 200-900 550±12 600±10 ハードコート <100@380-900nm 0.22 0.75 合成石英 200W CW@488nm

630±10 <1000@250-380nm

QMMF-UVVIS-600/660-1.2-L 200-900 600±12 660±13 Buffer <100 @300-900 nm 0.22 1.2 合成石英 240W CW@488nm

810±25 <1000@220-300nm

QMMF-UVVIS-940/1000-1.4-L 200-900 940±15 1000±15 ハードコート <100@380-900nm 0.22 1.4 合成石英 650W CW@488nm

630±10 <1000@250-380nm

QMMJ-UVVIS-800/880-1-L 200-900 800±16 880±18 Buffer <100@300-900 nm 0.22 1.08 合成石英 450W CW @ 488nm

980±30 <1000@220-300nm

1.これらのファイバの減衰率は波長によりかなり違います。詳細な波長と減衰率のデータはお問い合わせください。

2.最大パワーの取り扱いについては、入射光が集光します。集光した光のNAがファイバのNAの30%~90%の間にあるべきです。また集光したスポット径がファイバのコア径の約70%であるべきです。

3.パルスレーザのパワーの取り扱いについては、波長、パルス幅、パルスエネルギーの違いにより異なります。

4.一方、OZoptics社は信頼できるこの情報、それは一般的なガイドとして提供され、個々の状況によって非常に影響することがあります。OZoptics社ではその使用における精度に関して保証は提示せず、どんな関連した責任も放棄します。

Page 98: 光コンポーネント...供します。SMAコネクタは、主に大口径のコアのファイバに 使用します。スーパーPC(SPC)と角度付研磨(APC)タイプのFCコネクタ

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表5:赤外及び可視光用SIマルチモードファイバ

OZ P/N 動作波長(nm)

コア径(μm)

クラッド径(μm)

コーディング径(μm)

減衰率(dB/km)1

NA ジャケット径バッファ径(mm)

クラッド材質

最大入力パワー2,3,4

QMMF-IRVIS-50/125-0.3-L 350-2400 50±2 125±3 N/A 20dB peak@1390nm 0.22 0.3 合成石英 3.5W CW@1064nm

<10@630-1800nm

QMMF-IRVIS-50/125-1-L 500-2100 50±3 125±3 N/A <10@600-1200nm 0.2 0.9 合成石英 3.5W CW@1064nm

<100@500-2100nm

QMMF-IRVIS-50/125-3-L 350-2100 50±2 125±3 N/A 20dB peak@1390nm 0.22 3.0 合成石英 3.5W CW@1064nm

<10@630-1800nm

QMMF-IRVIS-100/140-0.25-L 350-2100 100±2 140±3 N/A 20dB peak@1390nm 0.22 0.25 合成石英 7W CW@1064nm

<10@630-1800nm

QMMF-IRVIS-200/230-0.5-L 500-1500 200±4 230+0/-10 N/A ≤20@530-1100nm 0.37 0.50 ポリマー 30W CW@1064nm

29@1300nm

QMMF-IRVIS-200/230-3-L 500-1500 200±4 230+0/-10 N/A ≤20@530-1100nm 0.37 3.0 ポリマー 30W CW@1064nm

29@1300nm

QMMF-IRVIS-200/240-0.4-L 400-2100 200±5 240±5 ハードコート <10@630-1900nm 0.22 0.4 合成石英 30W CW@1064nm

260±5

QMMF-IRVIS-200/240-3-L 400-2100 200±5 240±5 ハードコート <10@630-1900nm 0.22 3.0 合成石英 30W CW@1064nm

260±5

QMMF-IRVIS-300/330-0.65-L 500-1500 300±6 330+5/-10 N/A ≤20@530-1100nm 0.37 0.65 ポリマー 70W CW@1064nm

29@1300nm

QMMF-IRVIS-365/400-0.73-L 400-2100 365±14 400±8 ハードコート 20dB peak@1390nm 0.22 0.73 石 英 100W CW@1064nm

425±10 <10@630-1800nm

QMMF-IRVIS-400/430-0.73-L 500-1500 400±8 430+5/-10 N/A ≤20@530-1100nm 0.37 0.73 ポリマー 25W CW@1064nm

29@1300nm

QMMF-IRVIS-400/440-0.6-L 350-2100 400±8 440±9 バッファ 20dB peak@1390nm 0.22 0.64 ポリマー 125W CW@1064nm

540±17 <10@630-1800nm

QMMF-IRVIS-550/600-0.75-L 400-2100 550±12 600±10 ハードコート <10@630-1900nm 0.22 0.75 合成石英 230W CW@1064nm

630±10

QMMF-IRVIS-600/630-1-L 500-1500 600±10 630+5/-10 N/A ≤20@530-1100nm 0.37 1.04 ポリマー 280W CW@1064nm

29@1300nm

QMMF-IRVIS-600/630-3-L 500-1500 600±10 630±10 N/A ≤20@530-1100nm 0.37 3.0 ポリマー 280W CW@1064nm

29@1300nm

QMMF-IRVIS-940/1000-1.4-L 400--2100 940±15 1000±15 ハードコート <10@630-1900nm 0.2 1.40 合成石英 650W CW@1064nm

1035±15

QMMF-IRVIS-1000/1035-1.4-L 500-1500 1000±15 1035±15 N/A ≤20@530-1100nm 0.37 1.40 ポリマー 750W CW@1064nm

29@1300nm

1.これらのファイバの減衰率は波長によりかなり違います。詳細な波長と減衰率のデータはお問い合わせください。

2.最大パワーの取り扱いについては、入射光が集光します。集光した光のNAがファイバのNAの30%~90%の間にあるべきです。また集光したスポット径がファイバのコア径の約70%であるべきです。

3.パルスレーザのパワーの取り扱いについては、波長、パルス幅、パルスエネルギーの違いにより異なります。

4.一方、OZoptics社は信頼できるこの情報、それは一般的なガイドとして提供され、個々の状況によって非常に影響することがあります。OZoptics社ではその使用における精度に関して保証は提示せず、どんな関連した責任も放棄します。

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表6A:コネクタ種類

コネクタコード

コネクタタイプ1 端面形状2 リターンロス(空間)3

リターンロス(コネクタ)4

1 φ1.8mm フェルール フラット -14dB N/A5

1A φ1.8mm フェルール 80アングル -65dB N/A5

1.25 φ1.25mm フェルール フラット -14dB N/A5

1.25A φ1.25mm フェルール 80アングル -65dB N/A5

1.4 φ1.4mm フェルール フラット -14dB N/A5

1.4A φ1.4mm フェルール 80アングル -65dB N/A5

2F φ2mm フェルール フラット -14dB N/A5

2A φ3mm フェルール 80アングル -65dB N/A5

2.5 φ2.5mm フェルール Flat -14 dB N/A5

2.5A φ2.5 mm フェルール 80アングル -65 dB N/A5

3 NTT-FC フラット -14dB <-11dB

3S NTT-FC スーパーPC -14dB <-40dB

3U NTT-FC ウルトラPC -14dB <-50dB

3A NTT-FC 80アングルPC(APC) -65dB <-60dB

3AF NTT-FC 80アングルフラット(AFC) -65dB N/A6

A3 アジャスタブル NTT-FC フラット -14dB N/A6

A3A アジャスタブル NTT-FC 80アングルPC(APC) -65dB N/A6

5 SMA905 フラット -14dB <-11dB

5HP SMA905 フラット,エアギャップ -14dB <-11dB

6 SMA906 フラット -14dB <-11dB

8 AT&T-ST スーパーPC -14dB <-40dB

SC SC スーパーPC -14dB <-40dB

SCU SC ウルトラPC -14dB <-50dB

SCA SC 80アングルPC(APC) -65dB <-60dB

LC LC スーパーPC -14dB <-40dB

LCA LC 80アングルPC(APC) -65dB <-60dB

MU MU スーパーPC -14dB <-40dB

E E2000 スーパーPC -14dB <-40dB

MD Mini DMI スーパーPC -14 dB <-40 dB

MDA Mini DMI 80アングルPC(APC) -65 dB <-60 dB

M8 Mini ST スーパーPC -14 dB <-40 dB

X コネクターなし N/A N/A

1.コネクタタイプはコネクタの最も一般的な名称を示してます。

2.異なるコネクタの形状の詳細は表6Bを参照してください。

3.光がファイバから空気へ移動したときのリターンロスを示してます。

4.光がコネクタからコネクタへ移動したときのリターンロスを示してます。

5.これらのコードはフェルールのみです。よってコネクタ同士の接続にはなりません。

6.これらのコネクタは空間に伝送するコリメータ、フォーカサ用アプリケーションです。よって、コネクタ同士の接続には使用しません。

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表6B:コネクタ形状

研磨タイプ 形状 アプリケーション リターンロス

コネクタ

Flat マルチモードファイバ -11dB 1, 1.25, 1.4, 1.8 2, 3, 5, 6, A3

Super PC シングルモード、PMファイバ -40dB 3S, 8, SC, LC, MU, E

Ultra PC よりよいリターンロスでのSM、PMファイバ -50dB 3U, 8U, SCU, STU, LCU

Angled PC よりよいリターンロスでの使用 -60 3A, SCA, LCA, A3A

(APC)

Angled Flat ファイバから空間伝送での使用 -60 3AF

(AFC) 挿入のくり返し精度がよい

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表7:ケーブル形状

(mm) (mm)材質/アプリケーション 型名 内径 外径 形 状

0.25 or 0.4 N/A 0.25 or

0.4 Uncabled. Base coating on the fiber only.

1 0.55 0.9

Hytrel (loose tube or tight buffer)1 Minimal Protection. Used when space is an issue

2 1.04 2.0

PVC jacketed cable, with Kevlar fiber reinforcement. Used with LC and MU connectors

3 1.04 3.0

PVC jacketed cable, with Kevlar fiber reinforcement1. Standard for most applications

3A 1.57 3.0

Stainless steel coil armor, with black PVC jacket. Used in industrial environments, and with high power lasers

3AS 1.8 3.0

Stainless Steel (Helical) Cable. Can be sterilized. Used mostly with medical applications and high power lasers

5A 2.5 5.0

Stainless steel coil armor, with black PVC jacket, Kevlar fiber reinforcement. As per 3A cable, but with extra reinforcement for strain relief

5AS 3.1 5.2 Stainless Steel (Helical) Cable. Heavy duty version of 3A cable

Fiber

AcrylateCoating0.125mm0.25mm

CoatedFiber

HytrelTubing

0.9mm

CoatedFiber

PolypropyleneTubing

PVCTubing

KevlarFibers

2.0mm

PolypropyleneTubing

PVCTubing

KevlarFibers

3.0mm

CoatedFiber

CoatedFiber

PVC Tubing

StainlessSteel Coil

3.0mm

Fiber

3.0 mmStainless SteelHelical Coil

コーティングのみの標準

ファイバ

Hytrel(保護チューブかバッ

ファ付)最小の保護付き

PVCジャケット付ケーブル

LCとMUコネクタに使用

PVCジャケット付ケーブル

ほとんどのコネクタに使用

PVCジャケットステンレス

コイル付ケーブル

ハイパワーと工業用に使用

ステンレス(ヘリカル)付

ケーブル

ハイパワーとメディカル用

に使用

ステンレス(ヘリカル)付

ケーブル

3ASケーブルより悪環境用

PVCジャケットステンレス

コイル付ケーブル

3Aケーブルより補強してあ

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表8:レーザヘッドアダプタ

アダプタナンバー

説 明

1 Cマウント付(オス)アダプタ

2 1"角コーナー上に4個の穴付き1.75"ディスクアダプタ

3 3/4"-32 TPIオネジ付きアダプタ

4 5/8"-32 TPIオネジ付きアダプタ

5 Amocoレーザ用1/2"-20 TPIオネジ付きアダプタ

6 5/8"-24 TPIオネジ付きアダプタ

7 シリンドリカルレーザ用外径1.75"アダプタ、取付穴なし

8 シリンドリカルレーザ用外径1.50"アダプタ、取付穴なし

9 シリンドリカルレーザ用外径1.38"アダプタ、取付穴なし

10 シリンドリカルレーザ用外径1.25"アダプタ、取付穴なし

11 M6ネジ穴付(ポストスタンド用)アダプタ

12 リノス社マイクロベンチ用外径25mmアダプタ

13 Polytecレーザヘッドアダプタ

14 Lightwave Electronicレーザ用ディスクアダプタ、0.625"角に4個の穴付き

15 外径1.75"ディスクアダプタ、1"角に4個の穴付きおよび中央に1"-32 TPIメネジ付き

16 1/2"-40 TPI UNF-2Aオネジ付きアダプタ

17 27mmボルトサークル上に4個の穴付き、シーメンスレーザ用ディスクアダプタ

18 ILTレーザ用5/8"-24 TPIメスレーザヘッドアダプタ

19 直径2.25"ボルトサークルに3個のスルーホール付き、Omnichromeレーザ用ディスクアダプタ

20 直径35mmボルトサークルに4個の穴付き1.75"ディスクアダプタ

21 直径1.15"ボルトサークルに4個の穴付き1.75"ディスクアダプタ

22 上記に中心に3/4"-32TPIスレッド付き

23 上記にCマウントメネジ付き(アダプタ1と並用)

レーザーヘッドアダプタ1 レーザーヘッドアダプタ11

レーザーヘッドアダプタ12 レーザーヘッドアダプタ23

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表9:アクロマートレンズ

レンズ 焦点距離(mm)

バック焦点距離(mm)

外径(mm)

有効径(mm)

設計波長(nm)

リターンロス(dB)1

コリメータ、カプラに適合するタイプ2

フォーカサに適合するタイプ2

3.5AC 3.5 2.73 2 1.75 400-700 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, HPUCO-2X LPF-01, LPF-02, LPF-03,

LPSC-03, HPUC-2X HPUFO-2X

4.5AC 4.5 3.2 3 2.5 400-700 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, HPUCO-2X, LPF-01, LPF-02, LPF-03,

LPSC-03, HPUC-2X HPUFO-2X

6AC 6 5.2 3 2.5 400-700 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, HPUCO-2X LPF-01,LPF-02, LPF-03,

LPSC-03, HPUC-2X HPUFO-2X

6AG3 6 4.4 6.35 3.5 300-4004 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, HPUCO-2X, LPF-02, LPF-03, LPF-04,

LPSC-03, HPUC-2X HPUFO-2X

6.3AG3 6.3 2.5 3 2 400-700 -40 HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

10AC 10 7.6 6 5.5 400-700 -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, HPUCO-2X LPF-02, LPF-03, LPF-04,

LPSC-03, HPUC-2X HPUFO-2X

10AC 10 7.6 6 5.5 780-16004 -40, -60 LPC-02, LPC-03, LPC-04, HPUCO-2X LPF-02, LPF-03, LPF-04,

LPSC-03, HPUC-2X HPUFO-2X

16AC 16 13.4 8 7.5 400-700 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

20AC 20 18.5 10 9.5 780-16004 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

20AC 20 17 10 9.5 780-16004 N/A

25AC 25 22.4 12.5 12 400-700 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

25AC 25 22.2 12.5 12 780-16004 N/A

30AC 30 27.5 12.5 12 400-700 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

35AC 35 32.4 12.5 12 400-700 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

44AC 44 41.1 14 13 400-700 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

44AC 44 41.1 14 13 780-16004 N/A

50AC 50 46.4 20 19 400-700 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

50AC 50 46.4 20 19 480-16004 N/A

1.LPC、LPF、LPSCタイプのみ参照してください。HPUC、HPUCO、HPUFOタイプはコネクタタイプによりリターンロスは違います。

2.これらのP/Nの説明はレーザソースカプラ、コリメータ、フォーカサのデータを参照してください。

3.6AGレンズは2枚組のレンズですが、アクロマートではありません。UV域の球面収差を最適化しますが、色収差は補正しません。ご注文の時は使用波長をご指定ください。

4.6.3AGレンズはエアスペースアクロマートでハイパワーレーザカップリング用です。

5.これらのレンズは780nmから1600nmのMgF2ARコートが付いてますが、指定した波長すべてに色消しになっておりません。その代わり指定された波長に対して収差を最小限に最適化します。これらのレンズを使用するときは、波長を指定してください。

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表10:GRINレンズ

レンズ 焦点距離(mm)

バック焦点距離(mm)

外径(mm)

設計波長(nm)

リターンロス(dB)1

コリメータ、カプラに適合するタイプ2

フォーカサに適合するタイプ2

1.01GR 1.06@1550nm 0.13 1.0 1250-16003 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPC-05, LPF-01, LPF-02, LPF-03, LPF-05,

LPC-06, LPC-07, LPSC-03 LPF-06, LPF-07

1.8GR 1.84@633nm 0 1.8 630-690 -25 HUCO-1X, HUCO-3X, HUC-1X N/A

1.8GR 1.88@830nm 0 1.8 800-860 -25

1.8GR 1.93@1550nm 0 1.8 1250-16003 -25

1.81GR 1.78@514nm 0.17 1.8 488-6904 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPC-05, LPF-01, LPF-02, LPF-03, LPF-05,

1.84@633nm LPC-06, LPSC-03 LPC-06

1.81GR 1.90@830 0.24 1.8 750-9004 -40

1.81GR 1.95@1550 0.30 1.8 1250-16003 -40, -50

1.9GR 1.94@830nm -0.48 1.8 750-9004 -40 N/A LPF-01, LPF-02, LPF-03, LPF-05,

1.9GR 1.99@1550nm -0.50 1.8 1250-16003 -40, -50 HPUFO-2X

2.13GR 2.07@830nm 0.88 1.8 750-9004 -40, -50 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPC-05, LPF-01, LPF-02, LPF-03, LPF-05,

2.13GR 2.10@980nm 0.89 1.8 810-13304 -40, -50 LPC-06, LPSC-03 LPF-06

2.13GR 2.13@1550nm 0.91 1.8 1250-16003 -40, -60

2.6GR5 2.24@488nm 0 2.0 475-505 -25 HUCO-1X, HUCO-3X, HUC-1X N/A

2.6GR5 2.29@510nm 0 2.0 495-525 -25

2.6GR5 2.35@540nm 0 2.0 525-555 -25

2.6GR5 2.59@633nm 0 2.0 630-690 -25

2.6GR5 2.60@830nm 0 2.0 770-850 -25

2.61GR5 2.60@633nm 0.80 2.0 488-6904 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPC-05, LPF-01, LPF-02, LPF-03, LPF-05,

2.61GR5 2.62@830nm 0.80 2.0 750-9004 -40 LPC-06, LPSC-03 LPF-06, HPUFO-2X

2.61GR5 2.84@1550nm 0.88 2.0 1250-16003 -40, -50

3.2GR 3.11@633nm 0.96 3.0 488-6904 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPF-01, LPF-02, LPF-03, HPUFO-2X

3.2GR 3.27@1550nm 1.01 3.0 1250-16003 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, HPUC-2X

4.7GR 4.53@633nm 3.43 3.0 600-690 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPF-01, LPF-02, LPF-03, HPUFO-2X

4.7GR 4.74@780nm 3.65 3.0 700-8504 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, HPUC-2X

4.7GR 4.89@1550nm 3.76 3.0 1250-16003 -40, -50

6.6GR 6.22@780nm 4.71 4.0 700-8504 -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, LPF-02, LPF-03, LPF-04, HPUFO-2X

HPUCO-2X LPSC-03, HPUC-2X

18AGR 18.0@1550nm 17.3 10 1520-1580 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

30AGR 30.0@1550nm 29.8 10 1520-1580 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X, HPUFO-2X

50AGR 50.0@830nm 49.1 20 800-860 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

50AGR 50.0@1550nm 49.1 20 1520-1580 N/A

1.LPC、LPF、LPSCタイプのみ参照してください。HPUC、HPUCO、HPUFOタイプはコネクタタイプによりリターンロスは違います。

2.これらのP/Nの説明はレーザソースカプラ、コリメータ、フォーカサのデータを参照してください。

3.これらのレンズは色消しで、指定した波長で適切に機能するでしょう。

4.これらのレンズはMgF2ARコートが付いてますが、指定した波長すべてに色消しになっておりません。波長範囲が1250nmから1600nmまでは色消しになってます。これらのレンズを使用するときは、波長を指定してください。

5.現在ありますが、なくなり次第、製造中止です。

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表12:平凸レンズと両凸レンズ

レンズ 焦点距離(mm)

バック焦点距離(mm)

外径(mm)

有効径(mm)

リターンロス(dB)1

標準波長(nm)

コリメータ、カプラに適合するタイプ2

フォーカサに適合するタイプ2

5BQ 5.82@350nm 4.73@350nm 6 5 180-400 -25, -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, LPF-02, LPF-03,

HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-04, HPUFO-2X

HPUC-2X

5BQ 6.05@633nm 4.95@633nm 6 5 450-650, -25, -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, LPF-02, LPF-03,

6.14@1064nm 1010-1110 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-04, HPUFO-2X

HPUC-2X

10BQ 10.77@350nm 9.43@350nm 10 9 180-400 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

10BQ 11.21@633nm 9.87@633nm 10 9 450-650, N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

11.39@1064nm 1010-1110

15PX 15.0@633nm 13.3@633nm 10 9 400-700 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

25PQ 28.0@1064nm 26.7@1064 12.5 11.5 1010-1110 N/A HPUCO-2X, HPUC-2X HPUFO-2X

表11:非球面レンズ

レンズ 焦点距離(mm)

バック焦点距離(mm)

外径(mm)

有効径(mm)

リターンロス(dB)2

ARコート波長(nm)1

コリメータ、カプラに適合するタイプ3

フォーカサに適合するタイプ3

1.1AS 1.13@830nm 1.154 2.4 1.13 600-1050 -40 N/A4 LPF-01,LPF-02,

1.1AS 1.14@1550nm 1.164 2.4 1.13 1000-1650 -40, -60 LPF-03, HPUFO-2X

1.4AS 1.44@633nm 0.87 2.4 1.6 375-650 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPF-01,LPF-02,

1.4AS 1.45@830nm 0.88 2.4 1.6 600-1050 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-03, HPUFO-2X

1.4AS 1.47@1550nm 0.90 2.4 1.6 1000-1650 -40, -60 HPUC-2X

2AS 1.99@633nm 1.08 3.0 2.0 375-650 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPF-01,LPF-02,

2AS 2.00@830nm 1.09 3.0 2.0 600-1050 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-03, HPUFO-2X

2AS 2.03@1550nm 1.10 3.0 2.0 1000-1650 -40, -60 HPUC-2X

2.7AS 2.70@633nm 1.73 4.0 3.0 375-650 -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, LPF-02, LPF-03,

2.7AS 2.73@830nm 1.76 4.0 3.0 600-1050 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-04, HPUFO-2X

2.7AS 2.76@1550nm 1.79 4.0 3.0 1000-1650 -40, -60 HPUC-2X

3.9AS 3.87@633nm 2.23 6.33 4.3 375-650 -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, LPF-02, LPF-03,

3.9AS 3.90@830nm 2.26 6.33 4.3 600-1050 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-04, HPUFO-2X

3.9AS 3.95@1550nm 2.31 6.33 4.3 1000-1650 -40, -60 HPUC-2X

5AS 4.95@633nm 4.31 2.00 1.5 375-650 -40 LPC-01, LPC-02, LPC-03, LPF-01,LPF-02,

5AS 5.00@830nm 4.36 2.00 1.5 600-1050 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-03, HPUFO-2X

5AS 5.07@1550nm 4.43 2.00 1.5 1000-1650 -40, -60 HPUC-2X

6.2AS 6.19@633nm 3.39 7.2 5.0 375-650 -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, LPF-02, LPF-03,

6.2AS 6.25@830nm 3.45 7.2 5.0 600-1050 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-04, HPUFO-2X

6.2AS 6.34@1550nm 3.54 7.2 5.0 1000-1650 -40, -60 HPUC-2X

8AS 7.90@633nm 5.73 9.94 8.6 345-650 -40 LPC-08, HPUCO-2X, LPF-08, HPUFO-2X

8AS 8.00@830nm 5.83 9.94 8.6 600-1050 -40 HPUC-2X LPF-08, HPUFO-2X

8AS 8.11@1550nm 5.94 9.94 8.6 1000-1650 -40, -60

11AS 11.00@633nm 7.82 7.2 5.5 375-650 -40 LPC-02, LPC-03, LPC-04, LPF-02, LPF-03,

11AS 11.14@830nm 7.96 7.2 5.5 600-1050 -40 HPUCO-2X, LPSC-03, LPF-04, HPUFO-2X

11AS 11.32@1550nm 8.14 7.2 5.5 1000-1650 -40, -60 HPUC-2X

13.9AS 13.86@633nm 11.99 6.325 5.1 345-650 -40

13.9AS 13.95@830nm 12.08 6.325 5.1 600-1050 -40

13.9AS 14.24@1550nm 12.37 6.325 5.1 1000-1650 -40, -60

18AS 18.2@633nm 16.8 6.50 5.5 375-650 -40

18AS 18.4@830nm 17.0 6.50 5.5 600-1050 -40

18AS 18.68@1550nm 17.28 6.50 5.5 1000-1650 -40, -60

1.レンズは広帯域のARコート付です。レンズは波長範囲に対して色消しではありません。これらのレンズの1000nmから1650nmにおいて1250nmから1600までは色消しです。使用するときは、波長を指定してください。

2.LPC、LPF、LPSCタイプのみ参照してください。HPUC、HPUCO、HPUFOタイプはコネクタタイプによりリターンロスは違います。

3.これらのP/Nの説明はレーザソースカプラ、コリメータ、フォーカサのデータを参照してください。

4.これらのレンズは、フォーカサのみです。また作動距離は4:1の倍率のみ製作可能です。

1.LPC、LPF、LPSCタイプのみ参照してください。HPUC、HPUCO、HPUFOタイプはコネクタタイプによりリターンロスは違います。

2.これらのP/Nの説明はレーザソースカプラ、コリメータ、フォーカサのデータを参照してください。

Page 106: 光コンポーネント...供します。SMAコネクタは、主に大口径のコアのファイバに 使用します。スーパーPC(SPC)と角度付研磨(APC)タイプのFCコネクタ