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IBM Tivoli Asset Discovery for z/OS バージョン 8 リリース 1 トラブルシューティング、 メッセージ、 およびリファレンス・ガイド

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  • IBM Tivoli Asset Discovery for z/OSバージョン 8 リリース 1

    トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

    ���

  • お願い本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 109ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

  • 目次第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート . . . . . . . . . 1問題のトラブルシューティング . . . . . . . . 1問題とソリューション . . . . . . . . . . 2

    SQLCODE -805 エラーの解決 . . . . . . 2DB2 作業ファイル・データベースのスペース不足 . . . . . . . . . . . . . . . . 3Inquisitor Import または使用状況インポートの実行中のタイムアウトとデッドロックの防止 . . 3Global Knowledge Base (GKB) データベースの更新 . . . . . . . . . . . . . . . 4大容量の DB2 サイトのスペース制限の克服 . . 5

    Tivoli Asset Discovery for z/OS のメッセージ . . . 7HSIA - 自動化サーバーのメッセージ . . . . . 7HSIF - 変換メッセージ . . . . . . . . . 11HSII - REXX ユーティリティー・メッセージ . . 15HSIP - Inquisitor for z/OS のメッセージとコード 23HSIT - 製品タグ付けのメッセージ. . . . . . 39HSIX - Inquisitor for z/OS UNIX のメッセージとコード . . . . . . . . . . . . . . . 45

    HSIZ - 使用状況モニターのメッセージ . . . . 47HSIC - 操作メッセージ . . . . . . . . . 65戻りコード . . . . . . . . . . . . 72

    第 2 章 Tivoli Asset Discovery forz/OS の参照情報 . . . . . . . . . . . 81リポジトリー表のレイアウト . . . . . . . . 81ポストインストール・ジョブ . . . . . . . . 96

    DB2 環境の JCLLIB に生成されるジョブ . . . 96リモート環境用の JCLLIB に生成されるジョブ 99SQLite 環境用の JCLLIB に生成されるジョブ 100

    データベース・パフォーマンスとチューニング . . 102DB2 パフォーマンスとチューニング. . . . . 102SQLite パフォーマンスとチューニング . . . . 104

    Tivoli Asset Discovery for z/OS が使用するデータベース・リソース . . . . . . . . . . . . 105

    特記事項. . . . . . . . . . . . . . 109商標 . . . . . . . . . . . . . . . . 110

    © Copyright IBM Corp. 2013, 2013 iii

  • iv トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • 第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート

    IBM® ソフトウェアの問題を切り分け、解決するために、トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート情報を利用できます。この情報には、ご使用のIBM 製品について提供されている問題判別リソースを使用するための説明が示されています。

    問題のトラブルシューティングトラブルシューティング とは、問題を解決するための体系立てられた手法です。トラブルシューティングの目標は、対象が期待どおりに機能しない理由、およびその問題の解決方法を判別することです。

    トラブルシューティング・プロセスの最初のステップは、問題を明らかにし、詳細に記述することです。問題記述により、ユーザーと IBM 技術サポート担当者は、問題の原因を特定する作業をどこから始めればよいかを判断できます。このステップには、ユーザー自身に対して基本的な質問を行う確認作業が含まれます。

    v 問題ではどのような症状が発生しているかv 問題はどこで発生しているかv 問題はいつ発生しているかv 問題はどのような条件で発生しているかv 問題を再現できるか

    問題ではどのような症状が発生しているか

    問題の記述を開始するとき、最も明白な質問として「何が問題であるのか」ということが挙げられます。この質問は単純なもののように感じるかもしれませんが、これは問題の内容をより明確に記述するための、さらに詳細ないくつかの質問に区分することができます。このような詳細質問としては、以下のものがあります。

    v 誰 (または何) が問題をレポートしているかv どのようなエラー・コードおよびエラー・メッセージであるかv システムでどのように障害が発生しているか。例えば、ループ、ハング、クラッシュ、パフォーマンス低下、または不正な結果など、いずれの障害であるのか。

    一般に、これらの質問に回答することで問題を適切に記述することができ、これにより問題解決を行うことができます。

    発生する問題を確認する手段は、主に 2 つあります (メッセージの把握とログ・ファイルの使用)。

    メッセージ

    予期しないイベントが発生すると、メッセージが発行されます。メッセージには、以下のいずれかの重大度が設定されています。

    情報 このメッセージは、要求されたイベントを確認したり、その他の通常の実行

    © Copyright IBM Corp. 2013, 2013 1

  • 処理などを説明したりします。通常、情報メッセージでは、アクションは必要ありません。情報メッセージの ID は、末尾が文字「I」で終わります。

    警告 このメッセージは、問題を示す可能性があるイベントを説明します。メッセージ・テキストを確認し、そのイベントが正常であるのか、問題であるのかを判別します。警告メッセージの ID は、文字「W」で終わります。

    エラー このメッセージは、応答が必要なイベントを説明します。メッセージの説明と、提示されている応答内容を確認します。エラー・メッセージの ID は、文字「E」で終わります。

    重大エラーこのメッセージは、応答が必要なイベントを説明します。メッセージの説明と、提示されている応答内容を確認します。エラー・メッセージの ID は、文字「S」で終わります。

    リカバリー不能エラーこのメッセージは、リカバリー不能エラーが検出され、要求が処理されなかったことを示しています。メッセージの説明を確認します。エラー・メッセージの ID は、文字「U」で終わります。

    インフォメーション・センターの検索ボックスに当該 ID を入力することで、メッセージの説明を容易に確認できます。

    問題とソリューションソリューション情報により、使用する製品の問題の原因を特定し、問題の診断や解決に必要な処理を把握できます。

    SQLCODE -805 エラーの解決SQLCODE -805 エラーを受信した場合、操作ジョブは失敗です。

    症状Tivoli® Asset Discovery for z/OS® 操作ジョブは失敗しています。

    原因DSNACLI プランは最新の DB2® 保守パッケージとバインドされていないか、欠落しているパッケージを参照しています。

    問題の診断Tivoli Asset Discovery for z/OS 操作ジョブのエラー・メッセージがないかどうかログ・ファイルを確認します。以下のログ・エントリーは DSNCLIQR パッケージの失敗例を示しています。

    Native Error Code: -805{DB2 FOR OS/390}{ODBC DRIVER}{DSN10015}DSNT408I SQLCODE = -805,ERROR: DBRM OR PACKAGE NAME DBA2..DSNCLIQR.18F920E31-

    3F8F1D9NOT FOUND IN PLAN DSNACLI. REASON 03

    問題の解決システム管理者の応答: DSNACLI プランを同時にバインドする必要があるすべてのパッケージに対して hlq.SDSNSAMP の DSNTIJCL を再実行します。パッケージのリストは、DB2 for z/OS のリリースごとに少し異なります。

    2 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • システム管理者の応答: DSNAOCLI パッケージが以下のパラメーターを持つようにします。

    BIND PACKAGE (DSNAOCLI) MEMBER(DSNCLIMS) -CURRENTDATA(YES) ENCODING(EBCDIC)SQLERROR(CONTINUE)

    DB2 作業ファイル・データベースのスペース不足大量のデータを処理すると、DB2 作業ファイル・データベースのスペース不足になる場合があります。

    症状Tivoli Asset Discovery for z/OS 操作ジョブは失敗しています。

    原因大量のデータを処理する SQL 照会 (ソートや結合など) を実行すると、一時ストレージに使用される作業ファイル・データベースのスペースが不足します。

    問題の診断データベース管理者の応答: DB2 MSTR アドレス・スペースに以下のメッセージの例がないかどうか確認してください。

    DSNT501I -DE91 DSNIXWKF RESOURCE UNAVAILABLE 553CORRELATION-ID=XXXXXXCONNECTION-ID=DB2CALLLUW-ID=AUIBMQXP.OMU1DE81.C4729058740C=0REASON 00C900A5TYPE 00000230NAME 4K

    DSNT501I -DE91 DSNIWKFL RESOURCE UNAVAILABLE 554CORRELATION-ID=XXXXXXCONNECTION-ID=DB2CALLLUW-ID=AUIBMQXP.OMU1DE81.C4729058740C=0REASON 00C90084TYPE 00000230NAME 4K

    データベース管理者の応答: 作業ファイル・データベースの表スペースに割り振られている物理データ・セットのサイズおよびエクステントを表示して確認します。

    問題の解決データベース管理者の応答: 作業ファイル・データベースに関連付けられている表スペースのサイズを増やします。サンプルの DB2 hlq.SDSNSAMP(DSNTIJTM) ジョブは、表スペースのサイズを増やす方法の例を示しています。

    Inquisitor Import または使用状況インポートの実行中のタイムアウトとデッドロックの防止タイムアウトまたはデッドロックを防止するには、Inquisitor または使用状況モニターのバッチ・インポート・ジョブがリポジトリー・データベースの表に排他的アクセスする必要があります。

    症状Inquisitor Import または使用状況インポートの Tivoli Asset Discovery for z/OS 操作ジョブは失敗しています。

    原因

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 3

  • Inquisitor Import または使用状況インポートのバッチ・ジョブを実行する場合、複数のユーザーがアナライザーを使用してリポジトリー・データベースにアクセスするとタイムアウトまたはデッドロックにつながる可能性があります。これらのバッチ・ジョブには、表内のデータに対する排他的アクセスが必要です。SQLCODE-904 エラーが理由コード 00C90083 または理由コード 00C9008E で発生します。

    問題の診断データベース管理者の応答: DB2 MSTR アドレス・スペースに以下のメッセージの例がないかどうか確認してください。

    DSNT501I - DSNIDBET RESOURCE UNAVAILABLE 656CORRELATION-ID=AAAAAA

    CONNECTION-ID=DB2CALLLUW-ID=NETA.GGGGGG.UUUUD99=81188

    REASON 00C90083TYPE 00000200

    NAME XXXXXX.YYYYY

    DSNT501I - DSNIDBET RESOURCE UNAVAILABLE 656CORRELATION-ID=BBBBB

    CONNECTION-ID=DB2CALLLUW-ID=NETA.GGGGGG.IIIII222=81188

    REASON 00C9008ETYPE 00000200

    NAME XXXXXX.YYYYY

    問題の解決データベース管理者の応答: 以下の変更を 1 つ以上行って問題を解決できます。

    v これらのジョブはオフピーク時に実行します。v ピーク時にアナライザーを使用する必要があるユーザーの数を減らします。v PARMLIB メンバー HSISIQP1 および HSISUIP1 の COMMIT=1000 属性の値を

    COMMIT=500 に減らします。

    v DSNACLI プランと依存パッケージを定義して、アンコミット読み取りを使用します。

    – hlq.SDSNSAMP(DSNTIJCL) のすべてのパッケージおよびプランを変更してISOLATION(UR) を使用するようにした後、ジョブを実行します。

    – DSNACLI の設定を変更する場合、このプランがその他のアプリケーションで使用されていないことを確認するか、別の名前でプランを作成します。

    – ISOLATION(UR) を設定すると、アナライザー・レポートを実行する場合に、DB2 の並行性の問題により正しい情報や最新情報が表示されない可能性があります。

    Global Knowledge Base (GKB) データベースの更新Tivoli Asset Discovery for z/OS は、Fix Central からダウンロードできる GKB に月次更新を行います。Inquisitor Import を実行すると、GKB データベースの最新のコピーが参照されている場合、製品 ID は最新になります。

    症状アナライザー・レポートに表示される製品は正確ではありません。

    原因GKB データベースには最新の更新は含まれていません。

    4 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • 問題の診断オペレーターの応答: アナライザー・レポートを確認して、表示される製品が正確かどうか判別します。アナライザーの「管理」タブで、各 HSISIQIM ジョブ実行のGKB バージョンが表示される IQ インポート・ログ・レポートを確認します。

    データベース管理者の応答: GKB データベースの最新バージョンを確認するには、GKB バージョン = yymmdd があるかどうか HSISIQIM ジョブのログを確認します。yymmdd はサイトで適用される GKB 月次更新のバージョンを表します。

    問題の解決システム管理者の応答: Fix Central から最新の GKB 月次更新ファイルをダウンロードして、ご使用の環境に適用します。

    GKB データベースの更新の適用:

    Global Knowledge Base (GKB) の月次更新は Fix Central で入手できます。更新ファイルをダウンロードしたら、GKB ロード・ジョブを実行して更新をご使用の環境に適用します。

    手順

    1. 有効な IBM ユーザー ID およびパスワードを使用して Fix Central にログインします。

    2. 以下の値を指定します。

    フィールド 値

    製品ファミリー Tivoli

    製品 IBM Tivoli Asset Discovery for z/OS

    インストール済みのバージョン 8.1.0

    プラットフォーム z/OS

    3. すべてのフィックスを表示します。 フィックスの形式は 8.1.0Tiv-TADZ-z0S-LV020215 です。末尾の 6 桁は、フィックス・レベルを表してYYMMDD の形式になります。

    4. 最新バージョンの GKB 更新ファイルを選択して、ファイルをバイナリーとしてダウンロードします。 更新ファイルの名前は TADZ81KB.XMI です。

    5. TADZ81KB.XMI ファイルをメインフレームにアップロードし、FB 80 属性で事前割り振りされたファイルに配置します。

    6. ファイルをアップロードしたら、RECEIVE INDATASET(TADZ81KB.xmi) ファイルを受信します。

    7. 追加情報を求めるプロンプトが出されたら、DA (ファイル名) と入力します。

    8. GKB ロード・ジョブ HSISGKBL で、受信したファイルの名前を使用して SETINDSN= 値を更新して、ジョブを実行依頼します。

    大容量の DB2 サイトのスペース制限の克服使用状況データのスペースが 64 GB を超える可能性がある大容量の DB2 サイトでは、VUSEMTD 表スペースを増加対応パーティション表スペースとして定義することで、64 GB の制限を克服できます。

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 5

  • 症状Tivoli Asset Discovery for z/OS HSISUIMP 操作ジョブが失敗します。

    原因この問題が発生する理由として、以下のものが考えられます。

    v 多すぎる使用状況データを長期間保持しており、ハウスキーピング・タスクを定期的に実行していない。

    v 複数のリポジトリーに使用状況データを分散せずに、すべての使用状況データを単一のリポジトリーにインポートしている。

    問題の診断データベース管理者の応答:

    v アナライザーの「管理」タブでデータベース統計レポートをオンラインで実行して、VUSEMTD 表スペースおよび従属オブジェクトの統計を確認します。

    v ISPF で &SGBIGCAT.DSNDBD.&DB.VUSEMTD を入力して、VUSEMTD 表スペースの物理割り振りをリストします。

    問題の解決データベース管理者の応答:VUSEMTD 表スペースを増加対応パーティション表スペースとして構成し、定期のデータベース・ハウスキーピング・タスクを導入して問題を解決できます。増加対応パーティション表スペースとしての表スペースの構成には、以下の前提条件があります。

    v DB2 for z/OS バージョン 9 以降を新しい機能モードで実行していること。v 4 G を超える値を指定する場合は、以下の条件が満たされなければなりません。

    – DB2 が DFSMS バージョン 1 リリース 5 で実行されている。

    – 表スペースのデータ・セットが拡張フォーマットおよび拡張アドレッシング機能で指定された DFSMS データ・クラスと関連している。

    この構成は適切な準備を必要とする重要なタスクです。ご使用の環境が前提条件を満たしている必要があり、ユーザーは実装計画を作成してから以下のタスクに進む必要があります。

    1. DB2 RUNSTATS を VUSEMTD 表スペース上で実行します。

    2. アナライザーの「管理」タブでデータベース統計レポートをオンラインで実行し、その結果のコピーを保持します。

    3. DB2 アンロード・ユーティリティーを実行して TUSEMTD 表をアンロードします。

    4. VUSEMTD 表スペースをドロップします。

    5. VUSEMTD 表スペースを増加対応パーティション表スペースとして作成します。

    6. サイト要求に基づいて表スペースの値を変更します。サンプル定義を参照してください。

    7. TUSEMTD 表と従属索引を作成します。PARMLIB 内の HSISSQ18 メンバーの定義が使用できます。

    8. DB2 ロード・ユーティリティーを実行して TUSEMTD 表をロードします。

    9. DB2 RUNSTATS を VUSEMTD 表スペース上で実行します。

    6 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • 10. アナライザーの「管理」タブでデータベース統計レポートをオンラインで実行します。

    11. TUSEMTD 表およびその従属索引のレコード数と以前のアナライザー・レポートとを比較します。この結果は同一でなければなりません。

    以下のコードは増加対応パーティション表スペースのサンプル定義を示しています。

    CREATE TABLESPACE VUSEMTDIN TADZREP1USING STOGROUP SGHSIBIGPRIQTY 140000SECQTY -1ERASE NODSSIZE 4GMAXPARTITIONS 64LOCKSIZE PAGE LOCKMAX SYSTEMBUFFERPOOL BP1 SEGSIZE 64CLOSE NOCCSID EBCDIC;

    COMMIT;

    データベース管理者の応答:以下のアクティビティーを含む定期保守を実行します。

    1. 以下のジョブを定期的に実行して、古い使用状況データの削除、スペースの節約、および処理時間の改善を行います。

    a. HSISUDEL ジョブを実行して、指定された期間より古い使用状況データを削除します。

    b. HSISUSUM ジョブを実行して、使用状況データを要約し、月次でレコードを圧縮します。

    2. HSISLDEL ジョブを実行して、指定したシステム (LPAR) で、廃止となったディスカバリー・データおよび使用状況データを削除します。

    Tivoli Asset Discovery for z/OS のメッセージメッセージ接頭語により、メッセージのタイプを識別できます。

    HSIA - 自動化サーバーのメッセージ戻りコード

    表 1. 戻りコードとその意味

    戻りコード 説明

    0 エラーは検出されませんでした。要求はすべて、正常に処理されました。

    16 リカバリー不能エラー。要求は処理されません。SYSIN、HSIPZIP、または INQSOUT ファイルが使用できないか、またはサポートされないオペレーティング・システムです。

    メッセージ接尾部コード

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 7

  • 表 2. メッセージ接尾部コードとそれに関連する条件コード

    接尾部 意味発生する最小の条件コード

    I 情報メッセージ 0

    W 警告メッセージ 4

    E エラー・メッセージ 8

    S 重大エラー・メッセージ 12

    U リカバリー不能エラー・メッセージ 16, 20

    メッセージ・テキストおよび説明このメッセージで報告されたシステム・サービスのすべての数値の完了コードは、特に明記しない限り、16 進数です。

    HSIA001E 右括弧が入力レコードに必要ですが、見つかりませんでした。

    説明: 構文解析で、予期される右括弧が検出されませんでした。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA002E 右括弧の前に parm の値が必要ですが、見つかりませんでした。

    説明: 括弧内にサブパラメーター値が指定されていません。

    メッセージ・テキストの説明:

    parm

    処理されているパラメーターの名前。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA003E parm パラメーターを認識できません。

    説明: 処理されているステートメントのタイプでは無効なパラメーターが検出されました。

    メッセージ・テキストの説明:

    parm

    処理されているパラメーターの名前。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO

    HSIA004E parm に指定された値は無効です。

    説明: 指定したパラメーター値は、構文要件に準拠していません。

    メッセージ・テキストの説明:

    parm

    処理されているパラメーターの名前。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO

    HSIA005E "DSN" ステートメントの前に "FTP" または "JOB" ステートメントがありませんでした。

    説明: DS 名マスクの関連先の先行アクションがありません。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    HSIA001E • HSIA005E

    8 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA006E parm は認識できないステートメント・タイプです。

    説明: FTP、JOB、または DSN 以外のステートメント・タイプが指定されています。

    メッセージ・テキストの説明:

    parm

    パラメーターの名前。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA007E 終了します - 自動化サーバーはすでにアクティブです。

    説明: 自動化サーバーは既に実行しています。オペレーティング・システム・イメージで実行できるのは、1 つの並行コピーのみです。

    システムの処置: プログラムは、条件コード 16 で終了します。設定済みの自動化サーバーは続行します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO

    HSIA008E 終了します - 不正なパラメーターで初期化することはできません。

    説明: HSIAPARM の内容にエラーが含まれているため、自動化サーバーは初期化できませんでした。

    システムの処置: プログラムは、条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA009E リフレッシュを無視 - 不正なパラメーターを処理できませんでした。

    説明: HSIAPARM の内容にエラーが含まれているた

    め、自動化サーバーは稼働パラメーターを更新できませんでした。

    システムの処置: HSIAPARM の内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA010E 機能が要求されませんでした。

    説明: アクションが指定されていません。自動化サーバーには、実行する作業がありません。

    システムの処置: HSIAPARM の内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA011E データ・セット名マスクが指定されませんでした。

    説明: 作業が要求されていません。自動化サーバーには、実行する作業がありません。

    システムの処置: HSIAPARM の内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA012E アクションの数が最大数 1000 を超えています。

    説明: 要求したアクション数が多すぎます。

    システムの処置: HSIAPARM の内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: 指定したアクションの数を減らしてください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA006E • HSIA012E

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 9

  • HSIA013E データ・セット名マスクの数が最大数2000 を超えています。

    説明: 指定したデータ・セット名マスクの数が多すぎます。

    システムの処置: HSIAPARM の内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: データ・セット名マスクの数を減らしてください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA014E メンバー mbr は HSIACNTL ファイルに見つかりませんでした。

    説明: メンバー HSIAPARM が、HSIACNTL ファイルに欠落していることが分かりました。

    メッセージ・テキストの説明:

    mbr

    欠落メンバーの名前。

    システムの処置: メンバーの処理を終了します。メンバーが HSIAPARM の場合、自動化サーバーは終了します。テンプレート・メンバーの場合、自動化サーバーは処理を続行します。

    オペレーターの応答: 必要なメンバーを HSIACNTL ライブラリーに作成してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA015E 入力論理レコード長が 80 ではありませんでした。

    説明: 長さが 80 バイトでないレコードが HSIACNTLライブラリーから読み取られました。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: HSIACNTL ライブラリーには、80 バイトの固定長レコードのみが含まれていることを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA016E 左括弧が入力レコードに必要ですが、見つかりませんでした。

    説明: 構文解析で、予期される左括弧が検出されませんでした。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO

    HSIA017E parm に指定された値が長すぎます。

    説明: 指定するパラメーターに許可される最大長より長いパラメーター値が指定されました。

    メッセージ・テキストの説明:

    parm

    パラメーターの名前。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO HSIADSN

    HSIA018E "NOTA" 値が "NOTB" 値よりも小さくなっています。

    説明: NOTA (以前) と NOTB (以後) の指定の組み合わせにより月の全日が除外されているため、アクションを実行できません。

    システムの処置: HSIAPARM メンバーの内容の処理を終了します。

    オペレーターの応答: HSIAPARM メンバーの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO

    HSIA019I 自動化サーバー初期化が完了しました。

    説明: 自動化サーバーは通常の動作を開始しています。

    システムの処置: 処理を続行します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO

    HSIA013E • HSIA019I

    10 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • HSIA020I 自動化サーバーを終了しました。

    説明: 自動化サーバーは通常の動作を停止しています。

    システムの処置: 処理は終了します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIAUTO

    HSIA999U HSIMSG/HSIAMSG 障害 -

    MSGID=msgid RC=rc RS=rs

    説明: メッセージ・テキストを作成するためにHSIMSG が呼び出されましたが、呼び出しに失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    msgid

    失敗したメッセージの ID。

    rc HSIMSG 戻りコード。

    HSIF - 変換メッセージ戻りコード

    表 3. 戻りコードとその意味

    戻りコード 説明

    0 エラーは検出されませんでした。要求はすべて、正常に処理されました。

    4 1 つ以上のプログラム・ライブラリーでの入出力エラー。

    8 エラー - データが不完全です。処理を続行します。オープンまたは他のシステム・サービスのエラーです。

    12 構文エラー。

    16 リカバリー不能エラー。

    20 致命的なエラー。要求は処理されません。SYSPRINT ファイルが使用できません。

    メッセージ接尾部コード

    表 4. メッセージ接尾部コードとそれに関連する条件コード

    接尾部 意味発生する最小の条件コード

    I 情報メッセージ 0

    W 警告メッセージ 4

    E エラー・メッセージ 8

    S 重大エラー・メッセージ 12

    U リカバリー不能エラー・メッセージ 16

    メッセージ・テキストおよび説明このメッセージで報告されたシステム・サービスのすべての数値の完了コードは、特に明記しない限り、16 進数です。

    HSIF000U 処理終了 - 使用できる SYSPRINT ファイルがありません。

    説明: SYSPRINT ファイルの OPEN に失敗しました。注: このメッセージは、WTO によってROUTCDE=(2,11) とともに出されます。

    システムの処置: 条件コード 20 で終了します。

    オペレーターの応答: 使用可能な SYSPRINT ファイル

    が割り振られていることを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF001S 処理終了 - ストレージ取得エラーが検出されました。RC=rc

    説明: 必要な量のストレージを取得できません。

    HSIA020I • HSIF001S

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 11

  • メッセージ・テキストの説明:

    rc STORAGE マクロからの戻りコード。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: ジョブの JCL の JOBまたは EXEC ステートメントの領域パラメーターに指定された領域サイズを増加してみてください。追加情報について、メッセージに示された戻りコードを調べて、問題判別および解決に使用してください。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF002S 処理終了 - SYSPRINT の DD が欠落しています。

    説明: SYSPRINT の DD ステートメントが欠落しています。注: このメッセージは、WTO によってROUTCDE=(2,11) とともに出されます。

    システムの処置: 条件コード 20 で終了します。

    オペレーターの応答: JCL 内の DD ステートメントが正しいことを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF004S 処理終了- ファイル "file" を開くことができません。

    説明: ファイルの OPEN に失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    file

    オープン要求が失敗したファイルの名前。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: 使用可能なファイルが割り振られていることを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF005S 処理終了 - ファイル名 "file" の DD が欠落しています。

    説明: ファイルの DD ステートメントが欠落しています。

    メッセージ・テキストの説明:

    file

    DD ステートメントが欠落しているファイルの名前。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: JCL 内の DD ステートメントが正しいことを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF007S 処理終了 - SYSIN パラメーターが無効です。

    説明: 構文解析で、無効なパラメーターを検出しました。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSPRINT レポートに表示されている最後のパラメーターにエラーがあります。SYSINファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF008S 処理終了 - SYSIN PLX= パラメーターが無効です。Y または N でなければなりません。

    説明: SYSIN PLX= パラメーターは、Y かまたは Nに設定されていなければなりません。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF009S 処理終了 - SYSIN SYSPLEX= パラメーターが無効です。 SYSPLEX 名を入力する必要があります。

    説明: SYSIN SYSPLEX 名を入力する必要があります。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF010S 処理終了 - SYSIN SSID= パラメーターが無効です。SMF システム ID を入力する必要があります。

    説明: SYSIN SSID= パラメーターを入力する必要があります。

    HSIF002S • HSIF010S

    12 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF011S 処理終了 - SYSIN SSMF= パラメーターが無効です。SMF システム ID を入力する必要があります。

    説明: SYSIN SSMF= パラメーターを入力する必要があります。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSIF012S 処理終了 - SYSIN LPARNAME= パラメーターが無効です。LPAR 名を入力する必要があります。

    説明: SYSIN LPAR 名を入力する必要があります。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF013S 処理終了 - SYSIN SERIAL= パラメーターが無効です。シリアル番号を入力する必要があります。

    説明: SYSIN シリアル番号パラメーターを入力する必要があります。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF014S 処理終了 - SYSIN HWTYPE= パラメーターが無効です。ハードウェア・タイプを入力する必要があります。

    説明: SYSIN ハードウェア・タイプ・パラメーターを入力する必要があります。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF015S 処理終了 - SYSIN HWMODEL= パラメーターが無効です。ハードウェア・モデルを入力する必要があります。

    説明: SYSIN ハードウェア・モデルを入力する必要があります。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF016S 処理終了 - SYSIN UNM= パラメーターが無効です。Y または N でなければなりません。

    説明: SYSIN UNM= パラメーターは、Y かまたは Nに設定されていなければなりません。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF017S 処理終了 - SYSIN JAC= パラメーターが無効です。Y または N でなければなりません。

    説明: SYSIN JAC= パラメーターは、Y かまたは Nに設定されていなければなりません。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF018S 処理終了 - SYSIN PLANT= パラメーターが無効です。工場を入力する必要があります。

    説明: SYSIN PLANT を入力する必要があります。

    HSIF011S • HSIF018S

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 13

  • システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF019S 処理終了 - 出力ヘッダーは作成されていません。統計または容量レコードが入力ファイルにありません。

    説明: 入力ファイルには Statistics レコードまたはCapacity レコードが含まれていません。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: 使用可能な入力ファイルが存在することを確認して、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF020S 処理終了 - HSIMONZP func 障害 -RC=rc

    説明: HSIMONZP ファイルの処理に失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    func

    処理がエラーとなったファイル。

    rc HSIMONZP からの戻りコード。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: ファイルの正しい DD ステートメントが存在することを確認して、プログラムを再実行してください。追加情報について、メッセージに示された戻りコードを調べて、問題判別および解決に使用してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIM2D

    HSIF021S 処理終了 - DD ステートメントがHSIINQOT または HSIINQZP に見つかりません。

    説明: 少なくとも 1 つの DD ステートメントが含まれている必要があります。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: JCL を訂正して、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIS2D

    HSIF022S 処理終了 - func 障害 - RC=rc

    説明: 処理は失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    func

    エラーになった処理。

    rc 戻りコード。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: IBM サポートに連絡してください。

    モジュール: HSIIS2D

    HSIF023S 処理終了 - HSIINQZP func 障害 -RC=rc

    説明: HSIINQZP ファイルの処理に失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    func

    処理がエラーとなったファイル。

    rc 戻りコード。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: メッセージに示された戻りコードを調べて、問題判別および解決に使用してください。

    モジュール: HSIIS2D

    HSIF024S 処理終了- HSIINQOT func 障害 - RC=rc

    説明: HSIINQOT ファイルの処理に失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    func

    処理がエラーとなったファイル。

    rc 戻りコード。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: メッセージに示された戻りコードを調べて、問題判別および解決に使用してください。

    モジュール: HSIIS2D

    HSIF019S • HSIF024S

    14 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • HSIF025S 処理終了 - テーブル #LPRTBL# func 障害 - RC=rc

    説明: 表の処理に失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    func

    処理がエラーとなった表。

    rc 戻りコード。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: メッセージに示された戻りコードを調べて、問題判別および解決に使用してください。

    モジュール: HSIIS2D

    HSIF999U HSIMSG/HSIFMSG 障害 -MSGID=msgid RC=rc RS=rs

    説明: メッセージ・テキストを作成するために

    HSIMSG が呼び出されましたが、呼び出しに失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    msgid

    失敗したメッセージの ID。

    rc HSIMSG 戻りコード。

    rs HSIMSG 理由コード。

    システムの処置: 条件コード 20 で終了します。

    オペレーターの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

    システム・プログラマーの応答: Joblib/Steplib に、HSIFMSG メッセージ・モジュールが常駐するライブラリーが含まれていることを確認してください。この問題を解決できない場合は、IBM サポートに連絡してください。

    モジュール: HSIIM2D HSIIS2D

    HSII - REXX ユーティリティー・メッセージ戻りコード

    表 5. 戻りコードとその意味

    戻りコード 説明

    0 エラーは検出されませんでした。要求はすべて、正常に処理されました。

    4 1 つ以上のプログラム・ライブラリーでの入出力エラー。

    8 エラー - データが不完全です。処理を続行します。オープンまたは他のシステム・サービスのエラーです。

    12 構文エラー。

    16 リカバリー不能エラー。

    20 致命的なエラー。要求は処理されません。SYSPRINT ファイルが使用できません。

    メッセージ接尾部コード

    表 6. メッセージ接尾部コードとそれに関連する条件コード

    接尾部 意味発生する最小の条件コード

    I 情報メッセージ 0

    W 警告メッセージ 4

    E エラー・メッセージ 8

    S 重大エラー・メッセージ 12

    U リカバリー不能エラー・メッセージ 16

    HSIF025S • HSIF999U

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 15

  • メッセージ・テキストおよび説明このメッセージで報告されたシステム・サービスのすべての数値の完了コードは、特に明記しない限り、16 進数です。

    HSII001I SYSIN で読み取りエラーです。RC=rc

    説明: HSIICUST プログラムは、SYSIN DD 名からのコマンドを読み取ることができません。

    メッセージ・テキストの説明:

    rc EXECIO からの戻りコード。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: JCL を訂正し、有効な制御ステートメントを使用した SYSIN DD を指定してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII002I 必須パラメーター prm が SYSIN に欠落しています。

    説明: HSIICUST プログラムは、ユーザーが指定したSYSIN で必須パラメーターを検出できませんでした。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    欠落しているパラメーターの名前。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: SYSIN を訂正し、必須パラメーターを指定してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII003I デフォルト値 "prm=dft" が使用されます。

    説明: 実行依頼した HSISCUST ジョブの SYSIN にはこのパラメーターが含まれていなかったため、デフォルト値が使用されます。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    パラメーターの名前。

    dft

    使用されるデフォルト。

    システムの処置: プログラムは処理を続行し、メッセージに示されたデフォルトを使用します。

    オペレーターの応答: デフォルト値がオーバーライドされる場合、HSISCUST ジョブの SYSIN ストリームでパラメーター値を指定して再実行依頼をします。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII004I データ・セット dsn を dd に割り振ることができませんでした。RC=rc

    説明: HSIICUST プログラムが、データ・セットを DD名に割り振りできませんでした。

    メッセージ・テキストの説明:

    dsn

    割り振りに失敗したデータ・セットの名前。

    dd 割り振る DD 名。

    rc 割り振りコマンドからの戻りコード。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: 割り振りコマンドからの戻りコードを、TSO コマンドのマニュアルで調べてください。オプションを訂正し、プログラムを再実行してみてください。エラーである可能性のあるオプションは HSIINSTです。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII005I rsc で func が失敗しました。RC=rc

    説明: ISPF 機能の実行中にエラーが発生したため、HSIICUST/HSIISCRT プログラムは必要な ISPF 機能を実行できませんでした。

    メッセージ・テキストの説明:

    func

    失敗した ISPF 機能の名前。

    rsc

    失敗が発生したリソース。

    rc ISPF 機能からの戻りコード。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。プログラムが、JCL とパラメーター・メンバーを書き出していることがあります。このメンバーは、このエラーの本質から、内部にエラーが含まれている場合があるため、そのように扱ってください。

    オペレーターの応答: 示されたオプションが、さまざま

    HSII001I • HSII005I

    16 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • なオプションのフィールド長要件を超えていないことを確認してください。この問題を解決できない場合は、適切な診断資料を収集して、IBM サポートに連絡してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST HSIISCRT

    HSII006I モデル・データ・セット SHSISAMP が見つかりません。

    説明: HSIICUST プログラムが、インストール時に作成された SHSISAMP データ・セットを検出できませんでした。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: HSI オプションが正しく指定されていて、インストール・ターゲット・ライブラリーがカスタマイズ・プログラムに使用可能であることを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII007I カスタマイズは終了します ...

    説明: HSIICUST プログラムが実行中にエラーを検出しました。

    システムの処置: プログラムは終了し、これ以上のアクションは行われません。

    オペレーターの応答: 先行メッセージを調べて、問題の原因となっているコンポーネントを特定してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII008I prm パラメーター値 pval は plen 文字を超えています。

    説明: HSIICUST プログラムが、当該パラメーターに許容される値より長いパラメーター値を検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    失敗した HSISCUST パラメーターの名前。

    pval

    パラメーターの内容。

    plen

    パラメーター値の長さ。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: 問題のあるパラメーターを確認して、長さエラーを訂正した後に HSISCUST JCL を再実行依頼します。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII009I prm データ・セット dsn が、システムsystm に見つかりませんでした。

    説明: HSIICUST プログラムが、Dataset 名を必要とするパラメーター値を検出しました。この Dataset 名をシステム上で検出できませんでした。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    失敗した HSISCUST パラメーターの名前。

    dsn

    パラメーターに関連付けられたデータ・セット名。

    systm

    オペレーティング・システム名。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: 問題のあるパラメーターを確認して、DSN エラーを訂正した後に HSISCUST JCL を再実行依頼します。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII010I verb ステートメント VERB は list の 1つではありません。

    説明: ステートメントの構文解析中に、プログラムの有効な動詞と一致しない動詞が見つかりました。

    メッセージ・テキストの説明:

    verb

    有効な動詞でない語。

    list

    有効な動詞のリスト。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: プログラムに対するステートメントを更新してエラーの動詞を訂正し、正しい動詞を指定してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIKBT HSIIODEL HSIISCRT

    HSII006I • HSII010I

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 17

  • HSII011I word は VERB verb に有効ではありません。

    説明: ステートメントの構文解析中に、処理される動詞のステートメントの構文と一致しない語が見つかりました。

    メッセージ・テキストの説明:

    word

    動詞のステートメント構文に無効な語。

    verb

    エラーを検出したステートメントの動詞です。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: プログラムに対するステートメントを更新してエラーのステートメントを訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIKBT HSIIODEL HSIISCRT

    HSII012I パラメーター prm は、有効なHSISCUST パラメーターではありません。

    説明: 無効な HSISCUST SYSIN パラメーターが検出されました。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    無効なパラメーター。

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: HSISCUST ジョブの SYSIN から無効なパラメーターを除去し、再実行依頼してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII013I パラメーター prm がヌル値になっています。

    説明: 実行依頼された HSISCUST ジョブの SYSINは、ヌル値のパラメーターを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    ヌルのパラメーターの名前。

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: HSISCUST ジョブの SYSIN 内で HSISCUST パラメーターに有効なパラメーター値が

    指定されていることを確認して、再実行依頼してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII014I prm のパラメーター値でで引用符が対になっていません。パラメーター値 pval

    説明: HSISCUST パラメーターには対になっていない引用符が含まれています。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    対になっていない引用符があるパラメーターの名前。

    pval

    パラメーター値。

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: パラメーター値が単一引用符で囲まれていることを確認して、HSISCUST ジョブを再実行依頼してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII015I データ・セット dsn stat

    説明: HSIICUST プログラムは使用する出力データ・セットの状況を示しています。

    メッセージ・テキストの説明:

    dsn

    出力データ・セットの名前。

    stat

    出力データ・セットの状況。

    システムの処置: HSIICUST プログラムは処理を続行します。

    オペレーターの応答: 情報メッセージです。アクションは不要です。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII016I HSISCUST ステートメント stmnt で、コメント区切り文字が対になっていません。

    説明: HSIICUST プログラムは、HSISCUST SYSIN ストリームから渡されたコメント区切り文字でエラーを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    HSII011I • HSII016I

    18 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • stmnt

    エラーが発生したステートメント。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: HSISCUST SYSIN ステートメントを訂正して、有効なコメント区切り文字 /* */ を指定します。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII017I パラメーター prm では、先頭文字が Aから Z までの値でなければなりません。

    説明: HSISCUST ジョブは、先頭文字が英字ではないパラメーターを SYSIN DD ストリームから検出しました。このパラメーター値は、A から Z までの値で始める必要があります。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    先頭文字が英字ではないパラメーターの名前。

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: HSISCUST パラメーターの値がA から Z までになっていることを確認して、ジョブの再実行依頼をしてください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII018I prm 値 pval は、有効範囲 val1 から val2でなければなりません。

    説明: HSIICUST プログラムは、値が許容値の有効範囲外にあるパラメーターを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    エラーがあるパラメーターの名前。

    pval

    エラーがあるパラメーターの値。

    val1

    有効範囲の最小値。

    val2

    有効範囲の最大値。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: エラーがあるパラメーターを訂正して、HSISCUST ジョブを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII019I DBTYPE が SYSIN ストリームの最初のパラメーターでなければなりません。現行値 prm

    説明: HSIICUST プログラムは、HSISCUST SYSIN ストリームから渡された最初のパラメーターでエラーを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    エラーが発生したステートメント。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: HSISCUST SYSIN ステートメントを訂正して、DBTYPE= が最初のエントリーになるようにします。コメント・ステートメントおよびブランク行を DBTYPE= エントリーの前に挿入することができます。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII020I パラメーターを調整しています:

    説明: HSIICUST の進行状況メッセージ。

    システムの処置: プログラムは続行します。

    オペレーターの応答: これは進行状況を知らせるメッセージであるため、これ以上のアクションは不要です。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII021I インストール後のデータ・セットを作成しています:

    説明: HSIICUST の進行状況メッセージ。

    システムの処置: プログラムは続行します。

    オペレーターの応答: これは進行状況を知らせるメッセージであるため、これ以上のアクションは不要です。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII022I 情報をインストール後のメンバーに適用しています:

    説明: HSIICUST の進行状況メッセージ。

    システムの処置: プログラムは続行します。

    HSII017I • HSII022I

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 19

  • オペレーターの応答: これは進行状況を知らせるメッセージであるため、これ以上のアクションは不要です。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII023I インストール後のカスタマイズを完了しました。

    説明: HSIICUST の完了メッセージ。

    システムの処置: プログラムは正常終了します。

    オペレーターの応答: これは進行状況を知らせるメッセージであるため、これ以上のアクションは不要です。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII024I パラメーター prm に余分な値 xval があります。

    説明: HSISCUST パラメーターには無関係な値が含まれています。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    無関係な値があるパラメーターの名前。

    xval

    無関係な値。

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: パラメーター値が正しく定義されていることと、すべてのコメントがコメント区切り文字で囲まれていることを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII025I prm のパラメーター値は引用符に入っていなければなりません。パラメーター値pval

    説明: HSISCUST パラメーター値には引用符が含まれていません。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    パラメーターの名前。

    pval

    パラメーター値。

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: パラメーター値が単一引用符で囲

    まれていることを確認して、HSISCUST ジョブを再実行依頼してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII026I パラメーター prm は、A から Z または0 から 9 の値でなければなりません。

    説明: HSISCUST ジョブは、先頭文字が英数字ではないパラメーターを SYSIN DD ストリームから検出しました。このパラメーター値には、A から Z までまたは0 から 9 までの値を指定する必要があります。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    先頭文字が英数字ではないパラメーターの名前。

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: HSISCUST パラメーターの値がA から Z までまたは 0 から 9 までになっていることを確認して、ジョブの再実行依頼をしてください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII027I prm 値 pval 失敗。値は DB2、SQLITE、または REMOTE でなければなりません。

    説明: HSIICUST プログラムは無効な DBTYPE 値を検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    エラーがあるパラメーターの名前。

    pval

    エラーがあるパラメーターの値。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: DBTYPE 値を訂正して、HSISCUST ジョブを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII028I パラメーター DB および DBGKB を同じ DB 名にすることはできません: db

    説明: HSIICUST プログラムは DB と DBGKB の値が同じであることを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    HSII023I • HSII028I

    20 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • db 重複するデータベース名。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: HSISCUST SYSIN ステートメントを訂正して、固有の値を DB および DBGKB に指定します。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIICUST

    HSII100I prm が構成に欠落しています。

    説明: ユーティリティーには、TPARAM/SYSIN ストリームにパラメーターが必要です。

    メッセージ・テキストの説明:

    prm

    欠落しているパラメーター。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: TPARAM/SYSIN DD のパラメーターを更新して、欠落しているパラメーターを追加してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIKBT HSIIODEL HSIISCRT

    HSII107I rsc からの svc に失敗しました。RC=rc

    説明: 指定されたリソースに対するサービスの実行時にエラーが発生しました。サービスから、示された戻りコードが発行されました。

    メッセージ・テキストの説明:

    svc

    失敗したサービス。

    rsc

    失敗したリソース。

    rc サービスからの戻りコード。

    システムの処置: プログラムはステートメントの処理を停止します。変更は加えられていません。

    オペレーターの応答: このエラーをシステム・プログラマーに報告してください。

    システム・プログラマーの応答: 「EXECIO READ」サービスの場合は、指定されたリソース (DD 名) が欠落しているか空の可能性があります。この問題を解決できない場合は、適切な診断資料を収集して、IBM サポートに連絡してください。

    モジュール: HSIIKBT HSIIODEL HSIISCRT

    HSII108I SQL verb が失敗しました。SQLCODE=sqlcode

    説明: 示された表に対して SQL 動詞を実行中にエラーが発生しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    verb

    SQL 動詞と表名。

    sqlcode

    失敗したステートメントからの SQLCODE。

    システムの処置: プログラムはステートメントの処理を停止します。DB2 表に対する現行ステートメントの変更はバックアウトされます。

    オペレーターの応答: このエラーをシステム・プログラマーに報告してください。

    システム・プログラマーの応答: この問題を解決できない場合は、適切な診断資料を収集して、IBM サポートに連絡してください。

    モジュール: HSIIKBT HSIIODEL HSIISCRT

    HSII202I PID pid が欠落しています。

    説明: SCRT インポート・ユーティリティーが PID が欠落していることを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    pid

    欠落している PID。

    システムの処置: プログラムは続行します。

    オペレーターの応答: 欠落している PID 番号を使用して IBM サポートを指定し、グローバル知識ベース(GKB) のリフレッシュを要求してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIISCRT

    HSII300I ddn への書き込み中にエラーがありました。

    説明: XML エクスポート・ユーティリティーで、XMLファイルへの書き込みに問題がありました。

    メッセージ・テキストの説明:

    ddn

    ファイルの DDNAME

    システムの処置: プログラムは終了します。

    オペレーターの応答: 戻りコードを確認し、先行するメッセージがないか調べてください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    HSII100I • HSII300I

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 21

  • モジュール: HSIIKBT

    HSII301I SWKBTXML DD に書き込まれた行数はocnt です。

    説明: XML エクスポート・ユーティリティーによってSWKBTXML DD に書き込まれた行数です。

    メッセージ・テキストの説明:

    ocnt

    SWKBTXML DD に書き込まれた行数。

    システムの処置: プログラムは処理を続行し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: 情報メッセージです。アクションは不要です。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIKBT

    HSII302I warn で SQL 警告がありました。

    説明: SQL 警告がコマンドから出されました。

    メッセージ・テキストの説明:

    warn

    SQL 警告。

    システムの処置: プログラムは続行します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIKBT

    HSII303I err で SQL エラーがありました。

    説明: XML エクスポート・ユーティリティーがエラーを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    err

    SQL エラー。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: SQL 戻りコードを調べて、エラーの原因を判別してください。システム・プログラマーに連絡してください。

    システム・プログラマーの応答: この問題を解決できない場合は、適切な診断資料を収集して、IBM サポートに連絡してください。

    モジュール: HSIIKBT

    HSII304I err。

    説明: XML エクスポート・ユーティリティーがDSNREXX エラーを検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    err

    DSNREXX エラー。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: 先行するエラー・メッセージを調べて、エラーを判別してください。システム・プログラマーに連絡してください。

    システム・プログラマーの応答: この問題を解決できない場合は、適切な診断資料を収集して、IBM サポートに連絡してください。

    モジュール: HSIIKBT

    HSII305I 無効なスキーマ sch。

    説明: XML エクスポート・ユーティリティーが、スキーマが無効な問題を検出しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    sch

    スキーマ名。

    システムの処置: プログラムは終了し、アクションは行われません。

    オペレーターの応答: 正しいスキーマが使用されていることを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIIKBT

    HSII999U モジュール HSIIMSG が失敗しました -MSGID=msgid RC=rc RS=rs

    説明: メッセージ・テキストを作成するためにHSIMSG が呼び出されましたが、呼び出しに失敗しました。

    メッセージ・テキストの説明:

    msgid

    失敗したメッセージの ID。

    rc HSIMSG 戻りコード。

    rs HSIMSG 理由コード。

    システムの処置: 条件コード 20 で終了します。

    オペレーターの応答: システム・プログラマーに連絡してください。

    HSII301I • HSII999U

    22 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • システム・プログラマーの応答: IBM サポートに連絡してください。

    モジュール: HSIIINQ

    HSIP - Inquisitor for z/OS のメッセージとコード戻りコード

    表 7. 戻りコードとその意味

    戻りコード 説明

    0 エラーは検出されませんでした。要求はすべて、正常に処理されました。

    4 1 つ以上のプログラム・ライブラリーでの入出力エラー。

    8 エラー - データ収集が未完了です。処理を続行します。システム・サービス (例えば、OPEN、DYNALLOC など) 内でエラーが発生しました。収集されたデータは、通常どおり処理できます。

    12 構文エラー。

    16 リカバリー不能エラー。要求は処理されません。SYSIN、HSIPZIP、または HSIPOUT ファイルが使用できないか、またはサポートされないオペレーティング・システムです。

    20 致命的なエラー。要求は処理されません。SYSPRINT ファイルが使用できません。

    メッセージ接尾部コード

    表 8. メッセージ接尾部コードとそれに関連する条件コード

    接尾部 意味発生する最小の条件コード

    I 情報メッセージ 0

    W 警告メッセージ 4

    E エラー・メッセージ 8

    S 重大エラー・メッセージ 12

    U リカバリー不能エラー・メッセージ 16

    メッセージ・テキストおよび説明このメッセージで報告されたシステム・サービスのすべての数値の完了コードは、特に明記しない限り、16 進数です。

    HSIP000U 使用可能なSYSPRINTファイルがありません。

    説明: SYSPRINT ファイルの OPEN に失敗しました。注: このメッセージは、WTO によってROUTCDE=(2,11) とともに出されます。その他のメッセージはすべて SYSPRINT ファイルに書き込まれます。

    システムの処置: 条件コード 20 で終了します。

    オペレーターの応答: 使用可能な SYSPRINT ファイルが割り振られていることを確認してください。プログラムは、受け入れ不可能な DCB 値をすべてオーバーライドします。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP001U SYSIN ファイルをオープンできません。

    説明: SYSIN ファイルの OPEN に失敗しました。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: 使用可能な SYSIN ファイルが割り振られていることを確認してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP000U • HSIP001U

    第 1 章 トラブルシューティング、メッセージ、およびサポート 23

  • HSIP004S 不明な VERB "verb"

    説明: verb の検索時に、構文解析で認識できないデータが検出されました。

    メッセージ・テキストの説明:

    verb

    検出された verb の名前。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP005S 不明なオペランド "op"

    説明: オペランドの検索時に、構文解析で認識できないデータが検出されました。

    メッセージ・テキストの説明:

    op 検出されたオペランドの名前。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP006S 予期しない左括弧が検出されました。

    説明: 構文解析で、予期しない場所で左括弧が検出されました。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP007S 予期しない右括弧が検出されました。

    説明: 構文解析で、予期しない場所で右括弧が検出されました。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP008S 左括弧が必要ですが、欠落しています。

    説明: 構文解析で、予期される左括弧が検出されませんでした。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP009S 右括弧が必要ですが、欠落しています。

    説明: 構文解析で、予期される右括弧が検出されませんでした。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP010U サポートされないオペレーティング・システム - コード "code"

    説明: CVTDCB にあるバイトの値が X'9B' ではありませんでした。

    メッセージ・テキストの説明:

    code

    CVTDCB の最初のバイトの 16 進値。

    システムの処置: 条件コード 16 で終了します。

    オペレーターの応答: このバージョンの Inquisitor は、このオペレーティング・システムでは実行できません。必要に応じて、適切な診断資料を収集して、IBM サポートに連絡してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP011I 右括弧が欠落していると認識されました。

    説明: 予期される右括弧を検出する前に、SYSIN のファイルの終わりが検出されました。

    システムの処置: 要求は受け入れられ、処理は続行します。

    オペレーターの応答: このメッセージを回避するには、SYSIN ファイルの内容を訂正してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP004S • HSIP011I

    24 トラブルシューティング、メッセージ、およびリファレンス・ガイド

  • HSIP012S オペランド・サブパラメーターが spm に欠落しています。

    説明: オペランドの必須サブパラメーターが指定されていませんでした。

    メッセージ・テキストの説明:

    spm

    処理されているオペランドの名前。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP013S 継続文字が予期されていますが、ファイルの終わりに達しました。

    説明: 構文解析中の現行のステートメントを続行するために必要な予期していたレコードの代わりに、SYSINのファイルの終わりが検出されました。

    システムの処置: 条件コード 12 で終了します。

    オペレーターの応答: SYSIN ファイルの内容を訂正し、プログラムを再実行してください。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP014I 要求番号 rno を完了しました - 処理の統計:

    説明: 要求の処理が完了しました。要求の統計を含む 1つ以上のメッセージが続いて表示されます。

    メッセージ・テキストの説明:

    rno

    要求のシーケンス番号。

    システムの処置: 処理を続行します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP015I ボリューム=vol データ・セット=ds 不正な D/S=dsbad プログラム=pgms

    説明: 要求の処理が完了しました。要求に関連した統計が表示されます。

    メッセージ・テキストの説明:

    vol

    この要求でスキャンされたボリュームの数。

    ds 正常に処理されたデータ・セットの数。

    dsbad

    処理できなかったデータ・セットの数。

    pgms

    この要求で処理されたプログラムの数。

    システムの処置: 処理を続行します。

    オペレーターの応答: なし。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP016I 要求番号 rno を受け入れました。

    説明: 要求の構文解析が正常に完了しました。要求は、後続の処理のために保管されます。

    メッセージ・テキストの説明:

    rno

    要求のシーケンス番号。

    システムの処置: 処理を続行します。

    オペレーターの応答: 不要です。

    システム・プログラマーの応答: なし。

    モジュール: HSIPINQ

    HSIP017E DYNALLOC 障害: RC=rc エラー=err 情報=inf ボリューム=vol

    説明: データ・セットを動的に割り振ることができませんでした。問題が発生したデータ・セットの名前については、メッセージ HSIP080I を参照してください。

    メッセージ・テキストの説明:

    rc DYNALLOC マクロの戻りコード。

    err

    動的割り振り戻りコード (DARC)�