ビジネスアナリシス最前線 - ipababok v2.0日本語版翻訳プロジェクト...
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【SEC特別セミナー】 超上流工程~システムエンジニアリングとビジネスアナリシスの観点から~
ビジネスアナリシス最前線
北米のビジネスアナリシスを取り巻く最新技術動向解説
宗 雅 彦IIBA日本支部 研究担当理事株式会社サイクス 代表取締役
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2011/7/12
最新技術動向解説
株式会社サイクス http://[email protected]
自己紹介
宗 雅彦(そう まさひこ)
IIBA日本支部 http://iiba-japan.org研究担当理事ビジネスアナリシス研究部会・部会長
日本のビジネスを強くする!元気にする!日本の産業の競争力強化に貢献します!
ビジネスアナリシスの実践適用支援、およびビジネスアナリストを創造的問題解決型人財ととらえ、その育成支援に取り組んでいます。
ビジネスに寄与する情報システムの導入 構築
ビジネスアナリシスの普及・促進に取り組んでいます!
IIBA日本支部でビジネスアナリシスの普及・促進にかんする活動を展開しています。●ビジネスアナリシス研究部会における
ビジネスアナリシス/BABOK研究活動の企画・推進ビジネスに寄与する情報システムの導入・構築
支援から、業務改革・プロダクト/サービス企画の改革支援まで、お客様のビジネスを強くする!元気にする!ビジネス競争力強化の貢献を目指して活動しています。
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企画・推進●BABOK v2.0日本語版翻訳プロジェクト
プロジェクトマネージャ・監訳●IIBA本部のBABOK v3.0開発プロジェクト
コンテンツ(開発)リーダー
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ビジネスアナリシス・BABOKに関連する活動
次世代版BABOKv3開発開始!!2011.05~
次世代版BABOKv3開発開始!!2011.05~
左より:・IIBA日本支部福嶋代表理事・IIBA VP Mr. Kevin Brennan・IIBA CEO Ms. Kathleen Barrett・IIBA日本支部 研究担当理事 宗
ビジネスアナリシス研究部会・部会長※入会についてのお問い合わせは
BABOK v3 開発(コンテンツ)リーダー
IIBA日本支部としてもBABOK v3開発に貢献しています
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100616/349244/
IIBA日本支部BAコンファランス2010(2010.06.16)ビジネスアナリシス研究部会パネルディスカッション風景右から:みずほCB ITシステム統括部 富澤さま日産自動車グローバル情報システム本部 山本さまIIBA日本支部研究担当理事 宗
日経コンピュータセミナーシステム開発を成功に近づける! (2010.04.27) 「BABOK」最新活用!現場で実践!BABOK最新活用!(2011.04.19)
BABOK® v2.0日本語版監修・翻訳プロジェクトマネージャ
執筆・翻訳活動
「要求開発と要求管理」 「要求開発ワークショップ 「ビジネスアナリシス ITア キテクト V l 23ITPro「要求開発と要求管理」
Karl Wiegers著宗 雅彦 監修マイクロソフトプレス 刊
要 開発の進め方」Ellen Gottesdiener著三島邦彦、前田卓雄、宗雅彦監訳日経BP社 刊
ビジネスアナリシス知識体系ガイド」IIBA発行宗雅彦等監修IIBA日本支部 刊
ITアーキテクト Vol.23BABOK特集記事宗雅彦 著
o「BABOK全解説」宗雅彦著
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100729/350789/
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「アジャイルソフトウェアマネジメント」
宗 雅彦、前田 卓雄 訳日刊工業新聞社 刊
ITアーキテクト Vol.24「アジャイル開発の真価」宗雅彦 著
「体系的ソフトウェアテスト入門」Rick Craig他 著宗 雅彦 監訳成田 光彰 訳日経BP社 刊
「はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法」
Lee Copeland 著宗 雅彦 訳日経BP社 刊
[ソフトウェアの欠陥予防]宗 雅彦 監訳日経BPソフトプレス 刊
「パターンによるソフトウェア構成管理」宗 雅彦訳翔泳社 刊
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本日、お話ししたいこと
いよいよはじまった次世代版BABOK(version 3.00)の開発。IIBA日本支部としてもこの開発プロジェクトに貢献すべく、全世界から
選抜された8名のコンテンツ開発リーダーのひとりとしてIIBA本部の活動に参画する中で、北米におけるビジネスアナリシスの実践に顕著な影響をもたらしている技術トレンドが浮かび上がってきました。本日は、北米で実践が進むビジネスアナリシスをとりまく、IIBA本部も
注目する技術トレンドをヒントにしながら、ビジネスアナリシスの実践がわれわれになにをもたらすのかについて、見解を述べさせていただきたいと思います。限られた時間ではありますが、よろしくお願いします。
北米のビジネスアナリシス実践の最前線で注目されている技術的な
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北米のビジネスアナリシス実践の最前線で注目されている技術的なキーワードの観点から、北米の組織がどのように“ビジネスとIT”の課題解決をはかっているかについての解説を行います。ここでは、個々の技術的なキーワードの詳細な解説を行うことが目的というよりはむしろ、なぜこれらのキーワードに焦点があてられているのか、その理由を探り、理解することが主目的であります。
この違いはどこから生まれるのか?
2,000 vs 100
日本の某保険会社の情報システム関連組織
の人数
欧米の某保険会社の情報システム関連組織
の人数
Why?
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の人数 の人数
厳密に定量的に分析することは困難であるものの20:1の違いはあまりにも大きい・・・
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北米のビジネスアナリシスの最前線を取り巻くキーワード①
アジャイル・ビジネスアナリシス
9%
9%
10%
27%
41%
45%
56%
その他
シックスシグマ
リーン
RUP
アジャイル
SWOT
内部開発の方法論
ビジネスアナリストはどのようなアナリシス・フレームワーク/方法論を利用しているか?
アジャイル開発を実施した経験がある米国企業の割り合い
経験あり(69%)
経験なし(31%)
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出典: ITアーキテクト誌Vol.24『アジャイル開発の真価』執筆: 宗 雅彦Dr.Dobb’s Journal 2008 Agile Adoption Surveyより
4%
5%
5%
9%
9%
TOC
ポーターの5フォース
なし
リーンシックスシグマ
その他
出典: Forrester ResearchQ2/2009 Business Analyst Survey
アジャイル開発とは ~アジャイル開発に対する一般的な理解~
一般的にアジャイル開発とは、ウォーターフォール型開発の性能限界を打破するためのプロセスの変革と理解されている。
ウォーターフォール アジャイル
固定する 要求 スケジュールコスト
計画
バリュー / ビジョン駆動型
計画段階でコストとスケジュールを見積もる
ビジョンから要求の見積もりを行う
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見積もる スケジュールコスト 要求
計画駆動型
駆動型
Source: DSDM: www.dsdm.org
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プロセス変革
プロセス変革
プロセス変革:アジャイル開発に典型的なイテレーティブ・マネジメント
優先度・高 成果物2~4週間 コストとスケジュールは固定
イテレーティブ・マネジメントは、柔軟な要求の追加・変更への適応を可能にする
イテレーション1イテレーション1
優先
度
イテレーション2イテレーション2
イテレーション3イテレーション3
・・・・・・・・・・
成果物要求(スコープ)は可変イテレーション途中の要求の追加・変更は禁止
NONO
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優先度・低
しかしプロセスの変革のみで2000:100のギャップの説明は可能か?
北米のビジネスアナリシスの最前線を取り巻くキーワード②
アーキテクチャ
ビジネスア キテクチ
情報システムア キテクチ
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アーキテクチャ アーキテクチャ
“アーキテクチャ”というキーワードに注目してみたい
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WHAT データ
HOW 機能
WHERE ネットワーク
WHO人
WHEN 時間
WHY 動機
計画立案者
ビジネスモデル
エンタープライズ・アーキテクチャ – Zachmanフレームワーク
スコープ文脈的
ビジネスにとって重要なもののリスト
例:セマンティックモデル
ビジネスが遂行するプロセスのリスト
例:ビジネスプロセス
ビジネス運用拠点のリスト
例:ビジネス流通システム
ビジネスにとって重要な組織のリスト
例:ワークフローモデル
ビジネスにとって顕著なイベント/サイクルのリスト
例:マスタースケジュール
ビジネスゴール/戦略のリスト
例:ビジネスプラン
ビジネスモデル概念的
オーナー
システムモデル論理的
設計者
テクノロジーモデル物理的
モデル
例:論理データモデル
例:物理データモデル
例:アプリケーションアーキテクチャ
例:システムデザイン
システム
例:分散システムアーキテクチャ
例:テクノロジーアーキテクチャ
例:ヒューマンインターフェース・アーキテクチャ
例:プレゼンテーションアーキテクチャ
例:プロセス構造
例:コントロール構造
例:ビジネスルールモデル
例:ルールデザイン
例:データ 例:機能 例:ネットワーク 例:組織 例:スケジュール 例:戦略
構築者
詳細表現文脈離れ
サブコントラクタ
機能するエンタープライズ
10
例: データ定義 例:プログラム 例:ネットワークアーキテクチャ
例:セキュリティアーキテクチャ
例:時間定義例:ルール仕様
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WHAT データ
HOW 機能
WHERE ネットワーク
WHO人
WHEN 時間
WHY 動機
計画立案者
ビジネスモデル
エンタープライズ・アーキテクチャ – 6つの観点(Perspective)
スコープ文脈的
ビジネスにとって重要なもののリスト
例:セマンティックモデル
ビジネスが遂行するプロセスのリスト
例:ビジネスプロセス
ビジネス運用拠点のリスト
例:ビジネス流通システム
ビジネスにとって重要な組織のリスト
例:ワークフローモデル
ビジネスにとって顕著なイベント/サイクルのリスト
例:マスタースケジュール
ビジネスゴール/戦略のリスト
例:ビジネスプラン
スコープ(境界)スコープ(境界)
ビジネス(業務)モデルビジネス(業務)モデル
注目注目
注目注目ビジネスモデル概念的オーナー
システムモデル論理的
設計者
テクノロジーモデル物理的
モデル
例:論理データモデル
例:物理データモデル
例:アプリケーションアーキテクチャ
例:システムデザイン
システム
例:分散システムアーキテクチャ
例:テクノロジーアーキテクチャ
例:ヒューマンインターフェース・アーキテクチャ
例:プレゼンテーションアーキテクチャ
例:プロセス構造
例:コントロール構造
例:ビジネスルールモデル
例:ルールデザイン
ビジネス(業務)モデルビジネス(業務)モデル
システムモデルシステムモデル
テクノロジーモデルテクノロジーモデル
注目注目
注目注目
例:データ 例:機能 例:ネットワーク 例:組織 例:スケジュール 例:戦略
構築者
詳細表現文脈離れ
サブコントラクタ
機能するエンタープライズ
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例: データ定義 例:プログラム 例:ネットワークアーキテクチャ
例:セキュリティアーキテクチャ
例:時間定義例:ルール仕様
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ツール仕様ツール仕様
運用インスタンス運用インスタンス
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ビジネスとITのギャップはなぜ生まれるのか? - アーキテクチャの不整合 –
自組織を取り巻く環境
要求・コンセプトの流れ
経営層が責任を持つ領域
経営のスコープ ISのスコープ
ISマネジメント層が責任を持つ領域
の流れ
ISの目的と目標
IS要求モデル
業務の目的と目標
業務プロセスモデル
ISのスコ プ
ISモデルビジネス(業務)モデル
例: 経営の目標、経営戦略 例: ISの目標、IS戦略
ビジネスアーキテクチャ
ISアーキテクチャ
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業務組織が責任を持つ領域
さまざまな組織の壁で発生するコミュニケーションギャップ組織内ですらも成立しないコミュニケーション
情報システム開発・運用組織
IS:情報システム
例: 業務プロセス 例: ISプロセス
現実の業務の世界
情報システム
仮想の業務の世界
ビジネスアーキテクチャと情報システムアーキテクチャ
ビジネス(業務)システム
ビジネス
写像
ビジネスアーキテクチャ IS
アーキテクチャ
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情報システムはビジネス(業務)システムの写像
ビジネス(業務)と情報システムのアーキテクチャを描き出し整合をはからなければならない
IS:情報システム
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60%
70%
80%
90%
100%
要求複雑
ビジネスと情報システムには典型的な問題がある
要求複雑 要求干渉 要求未達 情報システム・ソフトウェアの典型的な問題はなにか?
要求が複雑で干渉しているが干渉をみつけることが難しい
問題問題
0%
10%
20%
30%
40%
50%
ソフトウェア製品 ハードウェア製品 新商品・サービス開発
要求複雑
要求干渉
要求未達
出典: 「続・失敗百選」中尾政之著 森北出版株式会社
■新商品・サービス開発要求未達の割り合いが高い
いわゆる複雑な要求の問題が情報産業全体の問題の3割を占めている
要求の数 干渉をチェックすべき数10個 100個100個 10000個(1万個)
Why?
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要求未達の割り合いが高い(要求のもれ・だぶり)
■ハードウェア製品開発要求干渉の割り合いが高い(要求の対立・矛盾)
■ソフトウェア製品開発要求複雑の割り合いが高い
100個 10000個(1万個)1000個 1000000個(100万個)
とどのつまり現代のビジネスは大規模・複雑化しており、その写像である情報システムも大規模・複雑化していることが問題解決を
困難にしていることを意味している
■解決策レベル1企画・要求定義の強化
しかし工数の半分をチ クに費やしても
解決策解決策
どのように問題解決をはかることができるのか?
→しかし工数の半分をチェックに費やしてもチェックしきれない
■解決策レベル2業務の標準化・シンプル化によるIS要求の標準化・シンプル化
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ビジネスと情報システムの問題の解決にあたってはこの対策が必須となった
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【事例】某保険会社の「抜本改革プロジェクト」
ビジネス(業務) 情報システム
自組織を取り巻く環境
①問題の起点:
お客様
③事件は業務の現場で起きている
ビジネスアーキテクチャ
ISアーキテクチャ
①問題の起点:「システムが複雑でみな困っている」
②原因の表明「システムは現場を映す鏡。商品・業務処理の規定を複雑にしているからシステムも複雑にならざるをえない。」
③事件は業務 現場で起きている複雑な顧客・代理店の保険料の授受
etc.
④対応策その①:業務のシンプル化商品のシンプル化プロセスのシンプル化
⑥効果:ビジネス・業務の効率化
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⑤対応策その②:情報システムの全面再構築
「抜本改革プロジェクト」
⑥効果:ビジネス・業務の効率化代理店さんの声:ペーパーレス化で1日100枚近くやりとりしていたFAXがなくなったキャッシュレスで仕事がらくになった社内の声: etc.
【事例】堀場製作所の現場中心主義
堀場製作所の現場中心主義:情報システムはビジネスの手段であり目的ではない。ビジネスに貢献する情報システムとは、情報システムの戦略的目的、すなわちビジネス要求に情報システムがどれだけ全体最適化されるかで評価される。しかし 現場の要求は 部門の利益 部門固有の要求の追求 つまりしかし、現場の要求は、部門の利益・部門固有の要求の追求、つまり部分最適を追求することとなりがちである。これは、情報システムが追究すべき全体最適との矛盾・対立要因となる。その結果、情報システム組織主導の全体最適の追究は、あらゆる現場からの反対・反発を招く結果となりがちである。しかしこれを許せば、情報システムの複雑化・硬直化を招き、結果としてビジネスの要求に迅速かつ柔軟な適応の不良を招き ビジネスとIT
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てビジネスの要求に迅速かつ柔軟な適応の不良を招き、ビジネスとITのギャップ、投資対効果の低下を自ら認めることとなる。堀場製作所は、これを「現場(自己)中心主義」と呼んで戒めている。
出典:「京様式経営-モジュール化戦略」末松千尋著に加筆
日々の要求の追加・変更にあたってもアーキテクチャの整合性を維持できなければならない
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北米のビジネスアナリシスの最前線を取り巻くキーワード③
ビジネスアナリシスマネジメント
ビジネスプロセスマネジメント
ビジネスルールマネジメント
+
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マネジメント マネジメント
もうひとつの困難な課題 - 環境変化へのアジャイル(俊敏)な適応 -
ビジネスを取り巻く環境変化の激化
ビジネスのアジャイル(俊敏)な変化適応を情報システムはどのように支援することができるか?
望ましい情報システム
望ましくない情報システム
要求仕様を満たせばよい
環境変化にアジャイル(俊敏)に適応
成長・発展する情報システム
アーキテクチャ(構造)劣化
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情報システム 満たせばよい 劣化要求への不適応
情報システムは、成長・発展可能なアジャイル(俊敏)なアーキテクチャを備えなければならないという課題
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問題解決のアプローチ: ビジネスルールマネジメント(BRM)とは
人体
神経 コントロール
ビジネス(業務)
ビジネスルール 一元管理変化変化
筋肉
骨格
パワー
構造
業務プロセス
構造化業務語彙
シンプルシンプル分離
[ファクトモデル]
業務運用にかかわる本質的な“もの”や“こと”にかかわる知識を体系化(構造化)したもの
変化適応
安定安定
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かかわる知識を体系化(構造化)したもの
“構造化業務語彙(ファクトモデル)”を舞台にすることで同じ意味を持つ業務用語で、ビジネスルール、業務プロセス
についてコミュニケーションが成立する
“ビジネス内”および”ビジネスとIT“のギャップの解消
構造化業務語彙(ファクトモデル)で業務の基本構造をあらわす
構造化業務語彙(ファクトモデル)のシンプルな例
例: 「顧客は商品を注文する」「顧客は受注担当者に割り当てられる「顧客は受注担当者に割り当てられる」
受注担当者商品 顧客注文する 割り当てられる
構造化業務語彙(ファクトモデル)はビジネス(業務)モデルの
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構造化業務語彙(ファクトモデル)はビジネス(業務)モデルの基本構造をあらわす
ビジネス(業務)モデルの構造化業務語彙(ファクトモデル)は安定している普遍的といっても良い
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ビジネスルール、ビジネスプロセスと構造化業務語彙(ファクトモデル)
構造化業務語彙(ファクトモデル)という舞台の上でビジネスルールでコントロールされた業務のシナリオ(手続き)を語る
ビジネスイベント
商品を注文する
ビジネス
イベント
商品注文のイベント(手続き)
評価ポイント
ビジネスルール#116を評価する
ビジネスルール
#116商品を注文した顧客には受注担当者が割り当てられなければならない
ルールの侵害
エラーメッセージを返す
エラーメッセージの伝達
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受注担当者商品 顧客注文する 割り当てられる
構造化業務語彙(ファクトモデル)
ビジネスプロセス
ばならない
なぜ情報システムは変化に適応できないのか
業務手続き
ビジネスルール
日々、頻繁に変更されるビジネスルールを分離した本質的な業務手続きはシンプルである
情報システム
アプリケーション
業務手続き
混在している
日々、頻繁に変更されるビジネスルールへの対応のために莫大なリソースが
費やされている
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ビジネスルールを手続きから分離することで
アーキテクチャはアジャイル(俊敏)になる
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アジャイル・アーキテクチャの実装アプローチ例
ビジネスルールマネジメントシステム(BRMS)は、組織のポリシーおよび、組織のポリシーに関連した業務運用上の意志決定ルールを、定義し、適用し、モニタリングすることを可能にする。それをアプリケーションコードと分離して行う。
業務運用している人
ビジネスルール文書
スプレッドシートに記述した
ビジネスルール
ビジネスルールマネジメントシステム
ビジネスルールレポジトリ
ルールマネジメントアプリケーション
ルール開発IDE
ルールを管理する
ルールを引き出す
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ビジネスル ル
情報システム
レポジトリ
ルールの実行とモニタリング
意志決定サービスとしてルールを利用する
業務運用しているIS
ビジネスとITのギャップの問題を解決する
とどのつまりキーワードはどう関連するのか?
2,000 vs 100
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日本の某保険会社の情報システム関連組織
の人数
英国の某保険会社の情報システム関連組織
の人数
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【再確認】ビジネスとITのギャップの問題
情報システムは金喰い虫情報システムは金喰い虫
ビジネスへの貢献がみえないビジネスへの貢献がみえない
ちょっとした変更に莫大なテストが必要ちょっとした変更に莫大なテストが必要
ビジネスへの貢献がみえないビジネスへの貢献がみえない
つかいにくいつかいにくい
つかえないつかえない
IT投資のかなりが保守費にくわれるIT投資のかなりが保守費にくわれる
大量の変更要求バックログ
大量の変更要求バックログ
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ビジネス環境の変化スピードに情報システムが追従できない
ビジネスと情報システムの
ギャップを埋めることが
できない
まとめ:BAの最前線を取り巻くキーワードはどのように関連するのか?
アジャイル情報システム
アジャイル・ビジネスアナリシス
アジャイルビジネスシステム + 情報システム
アーキテクチャ
ビジネスプロセスマネジメント
ビジネスルールマネジメント
ビジネスシステムアーキテクチャ
+
+
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Business ProcessMgmt System
Business RuleMgmt System
ビジネスとISのギャップの解消
ビジネスの環境変化への俊敏な適応を支えるIS
-
ご参考にしていただければ幸甚です
講演:IIBA日本支部研究担当理事URL: http://www iiba japan orgURL: http://www.iiba-japan.org
株式会社サイクスURL: http://www.cyx.co.jp
コンタクト:宗 雅彦(そう まさひこ)Email: [email protected]
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