感動のコーヒー!焙煎職人:鈴木正美の店 | 感動の味、希望 …2020/06/08  ·...

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Page 1: 感動のコーヒー!焙煎職人:鈴木正美の店 | 感動の味、希望 …2020/06/08  · Created Date 6/8/2020 12:28:40 PM

含和2年,3慶 18(日 ) 壕 :月 日 発 :摯 醒覇

味極めた自家焙煎

職人のコーヒー豆

我孫子の専門店

鈴木さん

開店前に行列ができ、1日わずか3、4時間で売

り切れて店じまいとなる自家焙熊

コーヒー豆専門店

が、我孫子市にある。

「焙煎職人

鈴木正美の店」。

鈴木さん(”)は

「職人」を名乗り、独自の焙煎技術

を磨く。

「出会えてよか

ったと思

ってもらえるコー

ヒー豆を提供したい」と話す。

で焙煎する。

独自の味作りのため数種

類の豆を配合するブ

レンド

にも力を入れる。求めるの

は、

「酸

っばい」

「苦い」

だけ

ではない。香り高く、

うまみあふれ、透明感があ

ってほのかな甘みを感じら

れる味わいだ。

このため、ブ

レンドに付

ける名前も

「天使のささや

き」

「ときめき」

「我孫子

コー

ヒー

で、季節限定ものも含めて

50種類ほどが店頭

に並ぶ。

コミだけでなく雑誌や

テレビ

にも取り上げられて

評判が広が

った。開店から

3、4時間

で売れ筋

の商品

がなくなり、店を開める。

ット通販は配達まで2、

3週間待ち。週に2、3日

は開店せずに焙煎作業に集

中するほか、食品

スーバー

や同業者

への焙熊指導、

ーヒー教室

、講演

に出かけ

たりするという。

地元だけでなく東京都内

も含めて約千人

の常連客が

いるという。市内に住む会

社役員

、山脇義史さん

(63)

「味を極めようとする、い

い意味

での職人。喫茶店よ

りおいしいので、

20年以上

も買い続けている」と話す。

鈴木さんは

「心底おいし

いと自分が感じられる

コー

ヒー豆を、今後も作

ってい

きたい」と話しているc

(三国治)

24歳ごろのときに埼玉県

で喫茶店を始めた。大手業

者の豆を使

ってコーヒーを

出していた。あるとき、別

の喫茶店が自家焙煎した豆

でいれたコーヒーを飲んだ

ところ、

「自分のコーヒー

とは明らかに違うおいしさ

に衝撃を受けた」。それか

ら自家焙煎を独学。

22年前

に我孫子市でコーヒー豆専

門店を始めた。

鈴木さんは、大量生産で

きる

「熱風式」ではなく、

「直火式

」の焙煎機

を使

う。小さな穴が網状に開い

た回転ドラムの中に豆を入

れ、真下から炎を当てる。

火加減が難しくムラが出や

すいが、風味や香りを出し

やすいという。

早朝から正午に開店する

まで、焙煎機につき

っきり

となる。香りや音、豆の感

触を確かめながら

「豆の声

に耳を傾ける」。火加減を

綱かく調整して

「温め

・蒸

し焼き

。本焼き」という3

段階を意識する独自の技法

焙煎の終わったコーヒー豆を点

検する鈴木正美さん=我孫子市

カウンターにはさまざまなブ

レン ドの瓶が並べられている

心底おいしい、作る