タイムタイマーの作り方 ～100円ショップ商品を利用したタイムタイマー～

スイッチの仕組み

裏蓋を外す

スイッチの取り付け ①

• スイッチの取り付けネジを外す

不要

このナットは残す

スイッチの取り付け ②

・一番下のナットを緩める

・４mmにする

スイッチの取り付け ③

• ケースの穴に入れて、取り付ける

• この部分を下にする

ギザギザのワッシャーを入れてから

ナットを締める

スイッチの取り付け ③

時計の裏蓋の取り付け ①

•電池ケースのふたを外す

時計の裏蓋の取り付け ②

• スイッチのリード線を電池ケースの穴から出す

•時計の裏蓋を取り付ける

時計の裏蓋の取り付け ②

時計の裏蓋の取り付け ③

• 4カ所のねじを取り付ける

•細い軸の＋１番のドライバーを使用

絶縁版を作る ①

•銅板に両面テープを貼る

•はみ出た両面テープをハサミで切る

絶縁版を作る ②

•薄い透明の小さな板の両面に銅板を貼る

文字盤を切り取る ０の右側からハサミを入れ、黒い部分を切り抜く

周りを切り取る

白い長方形の板を作る

•周りを切り取る

赤い円盤を作る ① •円が描かれた台紙に赤い板をセロハンテープで貼る

赤い円盤を作る ②

①先にこの部分からハサミを入れ真ん中の円を切り抜く

②周りを切り取る

赤い円盤を作る ②

赤い円盤を作る ③

•文字盤を切り取った後の透明板で、台紙を参考に半円状の板を作る

•赤い円盤の切れ込みの左側に、セロハンテープで貼り付ける

少し重ねる

時計の針を抜く •秒針から順に、垂直方向に引っ張り、針をすべて抜く

これは使わない

赤い円盤に長針を留める •円盤の中央に長針の軸穴が来るように、セロハンテープで留める

•短針の先を切り取り、長針の先に両面テープで貼る

白い長方形の板を時計に張る

•両面テープで貼る

文字盤を取り付ける •赤い円盤が、下に入るように１～２mm程の隙間を空ける

•爪を時計にセロハンテープで留める

•上部の２つの爪の右側を少し高くする

赤い円盤の取り付け ① •円盤の半円状の爪を、文字盤の右側に差し込む

赤い円盤の取り付け ②

•長針を時計の軸に差し込む

秒針の取り付け •秒針を短くし、時計の軸に差し込む

赤い円盤が回るかの確認 •時計の裏のダイヤルを回して、赤い円盤が回るかを確認する

•動きにくい場合は、文字盤の高さを調整する

カバーの取り付け •幅の広い方の切れ込みがある方が上

キッチンタイマーの取り付け

両面テープで写真の位置に貼り付ける

電池を入れる ①絶縁版をマイナス側にあてる

②先に電池の＋側の先を入れる

③絶縁版を押さえながら、電池のマイナス側を押し込む

完成

使い方

①長針を設定時間に合わせる

②キッチンタイマーを同じ時間に合わせる

③時計とキッチンタイマーのスイッチを入れる

④赤い円盤が減っていき、設定時間が経過すると、赤い円盤がなくなる

同時にキッチンタイマーが鳴る

⑤キッチンタイマーを止め、時計のスイッチをOFFにする

調整 ①長針が外れた場合

・カバーを外し、長針を時計の軸に差し込む

②長針の軸の穴が緩くなった場合

・長針のみ新しいものと交換する

(違う商品でも、針の軸は同じ大きさの場合がある)

・または、少量のエポキシボンドで長針の穴と軸の部分を固定する

(ボンドがはみ出ると、動かなくなる危険性がある)

③赤い円盤が文字盤の上に来てしまった場合

・回しすぎると赤い円盤が完全に文字盤の上に来る場合がある

・カバーを外し、再度赤い円盤を取り付ける

参考 １ ◇それぞれの作り方 等

・文字盤：上質紙に印刷したものを、ラミネート加工する

・赤い円盤：赤のセロファン紙をラミネート加工する

４ローラータイプのラミネート機械を使用する方がしわになりにくい

・スイッチ：100円ショップの商品のスイッチ部分のみを使用することは可能

今回は、電子パーツ店から購入。

１回路ON－ONタイプ トグルスイッチ 価格 80円～200円

ネット販売はあるが、送料が500円程必要。

・目覚まし時計：ダイソーで購入

モデルチェンジが頻発だが、文字盤と円盤のサイズを変えれば

どのタイプでも可能

参考 ２

◇それぞれの作り方 等

・銅板：O.1mm厚の物を使用

銅板でなくても、ブリキ板等他の伝導体でも可能

銅板

銅板 ラミネート用紙だけをラミネート加工した物

ハンダ付けする

・ステンレス板、アルミ板の、一般的なハンダ付けは不可能。銅板があつかいやすい。

・ホームセンターで銅板は販売されているが、0.1mm厚の物をあつかっているところは少ない

東急ハンズではあつかっている。

リード線

参考 ３ ◇それぞれの作り方 等

•時計の裏蓋の穴開け

・トグルスイッチの取り付け(パネル取り付け用) 下穴 6.5mm

・金属用ドリルでも開けることは可能だが、刃がプラスチックに食い

つきすぎて割れやすい。

・1mm程の細いドリルで下穴を開けてから、プラスチックの下に木

を当てて、低速回転でドリルを使用して開ける。

・プラスティック用ドリルを使用すると割れにくい。

参考 ４ ◇それぞれの作り方 等

・時計のカバーの加工

・プラスチック用の糸鋸の刃を用いて切る方法がある

・今回は、半田ごてを使い、溶かしながら切れ込みを入れた

金属用やすりで仕上げた

・ワット数の高い半田ごてを使用すると、プラスチックを溶かし

すぎになる。今回は２０Wの半田ごてを使用した