エジプト(古代)...エジプト(古代) 【ポイント】...
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エジプト(古代)
【ポイント】
• ナイル川流域で繁栄
• 閉鎖的な地形:異民族による侵入が少ない
前29~前4世紀 ハム系の王朝交代
(計30王朝。一時期のみ征服されていた)
メソポタミアよりも安定的
• ファラオ(王)の絶対的権力、階級社会
(1)場所
(1)場所
メソポタミア
エジプト
(1)場所
ナイル川
(1)場所
ナイル川流域
定期的に氾濫を起こす(上流:サバナ気候)
→ 水、沃土(肥沃な土)に恵まれる
→農耕文明が生じる
ギリシアの歴史家ヘロドトス(前485~前425年)
「エジプトはナイルのたまもの」
閉鎖的な地形:周囲は海と砂漠
異民族による侵入が少なかった
(2)歴史
早くからハム系のノモス(村落・都市国家)が分立
→ 集約が進む
まず上エジプトと下エジプトに集約
その後、前2850年頃 メネス王が統一
以降、約2500年間、
異民族に支配されることは、ほぼなかった
ハム系の王朝交代。30王朝
(2)歴史
前27世紀 古王国成立(都:メンフィス)
ピラミッド:ギザのクフ王のものは最大
メンフィス
ギザ
(2)歴史
前27世紀 古王国成立(都:メンフィス)
ピラミッド:ギザのクフ王のものは最大
(混乱期:第7~10王朝)
前22世紀 中王国成立(都:テーベ)
テーベの豪族による統一
メンフィス
ギザ
テーベ
(2)歴史
前18世紀~ 第13、14王朝:暗黒時代
(前17世紀)ヒクソスが侵入
馬と戦車を使用
→ 以降、約100年間、支配メンフィス
ギザ
テーベ
ヒクソス侵入
(2)歴史
前16世紀 新王国成立(都:テーベ)
ヒクソスを追い返し、再び統一(第18王朝)
前15世紀 トトメス3世のとき、最大領土に
(シリア、ナイル川上流を征服)
大繁栄!
一方、神官が力を持つようになった
(戦争の勝利→ 神にお礼)テーベの神「アモン・ラー」
(2)歴史
前14世紀 アメンホテプ4世 (後にイクナートンに改名)
宗教改革(アマルナ改革)を実施
多神教から一神教へ(唯一神:アトン)
都をテーベからテル・エル・アマルナへ
死後、都も宗教も元に戻された
アマルナ美術(写実的)が生まれた
(※ツタンカーメン:イクナートンの息子)
※対象を写し取ったような美術
(2)歴史
前13世紀 ラメス2世
ヒッタイトとカデシュの戦い(前1286年)
その後、衰退が始まる
前664年 アッシリア人が侵入
前525年 ペルシア人が侵入
前332年 アレクサンドロス大王に征服される
(3)社会と文化
• 王(ファラオ)の絶対的権力
• 厳重な階級社会
• 多神教 最高神:アモン・ラー
一時、一神教へ(唯一神:アトン)
• 永遠の思想(来世志向)
ミイラ、「死者の書」、副葬品
• 巨大建造物
ピラミッド、スフィンクス、神殿、オベリスク
(3)社会と文化
• 象形文字を使用
※ロゼッタ・ストーン
ナポレオンがエジプト遠征の際に発見。黒色玄武岩の石碑
ヒエログリフ(神聖文字)
デモティック(民用文字)
ギリシア文字
1822年シャンポリオンが解読
(3)社会と文化
• 太陽暦(太陽の動きを基準にした暦)
• 10進法
※ メソポタミアは、太陰暦、60進法
• 紙の使用(パピルス)
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