ゆかセルフts-w2000 塗装手順...8.塗料を出す...
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ゆかセルフTS-W2000塗装手順~実際にやってみました~
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1.搬出できるものは搬出します固定されているものや、重量があり搬出できないものはそのままにします。搬出できるスペースは事前に確保しておいてください。
このようにビス等で固定されているものは搬出できません!
拡大図
また、倉庫等での塗装の場合は
水系塗料とはいえ、多少のにおいがあります。におい移りが心配なものは搬出もしくは保護しておいてください。
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• 金属やカーボン製のヘラ→広範囲ならサンダーがあると便利です
• ミニほうき• ちりとり• ドライヤー
2.旧塗膜の除去
棚をどかしたら湿気で浮いているなんて言うこともあるので浮きや剥がれがないか、よく確認してください。しっかり密着している部分まで剥離する必要はありません。素地調整後はしっかりと乾燥させてください。
【必要なもの】
細かいものや、角に溜まった取りづらい塗膜片のカスはドライヤーの風を当てると簡単に集められるのでとても便利です!
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3.油膜除去をする
床に残っている油膜を洗剤等を利用して除去します。工場や倉庫等、塗装される場所に見合った油膜除去剤をご利用ください。※アルコールやシンナー等の洗浄剤を使用される際は旧塗膜や塗装面の仕様を事前に調べてください。
『油膜除去』には何を使ったらいいの?
床用洗剤や食器用洗剤でも十分きれいになります。今回は濡れ雑巾の他にマイクロファイバークロスとアルコール(手指消毒用)を使用しました
スペースが広く、全体的な汚れが気になるときには乾燥させる時間も考慮したうえでデッキブラシ等でこすり洗いをしても大丈夫です。
【必要なもの】
• 油膜除去剤• 雑巾2枚(濡らしたものと乾拭き用)• 食器用スポンジ• 歯ブラシ(部分的な強い汚れに効果的)• 紙コップ
→水で溶いた洗剤を入れておくため• デッキブラシとバケツ(必要ならば)
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4.よく乾燥させます
乾燥が不十分だと密着不良の原因になります。全体的な乾燥は、気温や湿度にもよりますが、換気をした状態で1日程度おいてください。サーキュレーターや扇風機を使うとより乾燥が早くなります。部分的な乾燥でしたら、ドライヤーがオススメです。
温風で15cm程度離して動かしながら使用してください
乾湿両用掃除機があるととっても便利です!
汚れが軽ければ掃き掃除と雑巾がけでも十分にきれいになります。
しゃがんでの作業が多いので、腰や膝の負担が気になる方はモップのご利用も便利ですよ!
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5.最終清掃
塵やホコリがあると、仕上がり不良の原因になりますので塗装直前にしっかりときれいにしてください。
6.養生
搬出できない機材や汚れてほしくない部分にマスキングテープやマスカーを貼って養生します。
テープに塗料がついても染み込まない素材でできてます!
18mが2巻で350円程度のものを使用しました。
ハサミがあれば女の子でも簡単にできます。全面塗装の場合は、壁と床の境目に貼るときれいにできます。
機材などにはマスカーで全体的に保護をします。使い捨てなのもあり
今回は1100mm×25mで200円程度のものを使用しました。
こうしておくことで際までしっかりと塗装する事が可能になります。まっすぐで美しい塗装面にできますよ!
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7.細部の塗装
まずは小筆を使ってマスキング出来ない壁面との際や飛び出ている部品周りなどを塗装します。排水周りや固定されているものの周りも先に塗ってしまうことをオススメします!
【必要なもの】• 小さい刷毛• トレイ
少し広めなら筋違刷毛を!かなり細かいところは
絵の具用の平筆や習字用もオススメですよ!
トレイを別途購入されなくても紙コップで事足りました!
平筆を使うとこの様な感じになりますよ!
例:
広くも細かくも塗れる為筋違刷毛もオススメ。
150円程度からあります。必ず水性塗料に
対応したものを選んで購入してください。
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8.塗料を出す
説明書をよく読んだうえで、塗料をバケットに出します。今回は、ネット付きの塗料用バケットを使用していますがローラーがまっすぐに入る大きさで、深さが15cm以上あれば代用品でも可能です。 (下図は深さ155mm)
開封前には必ず『しっかりと振る』こと!成分が沈降している場合がありますので開封前によく振って均一になるまで十分に攪拌してからご使用ください。
こんなに小さくないですがこんな感じでしっかりと振って攪拌してください。
グリーン系の塗料の場合は青色が内蓋についていたらしっかり振ってくださいね!
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9.全体塗装
ローラー刷毛を使用して全体を塗装していきます。今回使用したのは、7インチ(Sサイズ)のローラーです。搬出できない機材の高さ等もあったので、今回はSサイズで準備しましたが、用途に合わせてお選びください。
【必要なもの】(あって便利なものも含む)• ローラー刷毛(水性用)• ローラー用延長棒(つぎ柄)• ピンセット(今回は毛抜きで代用)
(1)まずは角から (2)出口に向かって進めます
(3)搬出できないものの下も
抜け毛やホコリ等が入ってしまったときゴミを除去するのに便利でしたよ!
この青い部分が『つぎ柄』
(4)最後に出口付近を塗る
※塗装順は最初に決めておきましょう
※1㎡あたり150-200gを塗布します→少ないとムラや密着不良の原因になります
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10.乾燥
歩行可能まで20℃で3時間です。乾燥させている間に使用した道具類を水洗いします。バケットやバットに残った塗料は各市町村の法令に従って廃棄してください。→今回は名古屋市での塗装だったので新聞紙に塗り可燃ごみとして廃棄しました。
参照
11.確認
塗り残しがないか、確認します。もしあれば、この段階で追加塗装します。また、余分なところについてしまった塗料は水で濡らしたキッチンペーパーなどで拭きます。食器用スポンジの荒い面でこすると落ちがいいです。
緑のザラザラした面が使えます!
12.養生の除去
13.完成
完全硬化には20℃で3日かかりますので気を付けてください。
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