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中村製作所株式会社

《環境活動レポート》

５０期(平成 29 年９月～平成 30 年 3 月)

当社は「世界初」のスタンピング加工技術を展開し、塑性加工分野において、独創的な工法技

術を開発してまいりました。これらの背景として、顧客満足をはかり、市場ニーズにあった技術

の追求をするという経営の強い開発志向が上げられます。ミクロン単位の超精密プレス加工技術、高精度金型製作は、「お客さまのご要望にお答えする」

ための当社の「物づくり」の基盤となる技術です。人・環境・技術の調和のもと、法規制を遵守し、自主的、積極的に環境保全への取組を進める

ために、宣言し、文書化し、開示し、周知徹底をし、常に環境マネジメントシステムの運用を推

進します。

作成日 2018 年 10 月 30 日

改定日 2019 年 1 月 21 日

中村製作所株式会社環境活動レポート

はじめに

弊社の事業活動は、従来 9 月スタート 8 月締めで実施しておりましたが、決算期の変更

に伴い 50 期の活動は 7 か月間の活動となっております。（9 月スタート、3 月締め） 51 期からは、4 月スタート 3 月締めで活動を進めて参ります。

目次

ページ１．経営方針 ..................................................................................................................... 1

２. 環境方針 .................................................................................................................... 1

３．事業活動の概要 .......................................................................................................... 2

４．環境活動実施体制 ...................................................................................................... 3

５．50 期環境目標とその実績 ............................................................................................ 5

５－１環境目標 ........................................................................................................ 5

５－２環境への負荷実績 .......................................................................................... 7

５－３環境への取組状況 ........................................................................................ 15

６．50 期環境活動計画の取り組み結果とその評価 ........................................................... 16

７．次年度以降の取り組み内容（中期計画及び、51 期目標値） ....................................... 19

８．環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無 ......... 21

９．代表者による見直しの記録 ......................................................................................... 25

1


１．経営方針

＜経営理念＞私たちは物づくりを通して、お客様・社員・地域の人々との間に、永続的な信頼関係をつくり続けます。

<経営ビジョン> 1．私たちはお客様に、感動を与える製品・サービス・情報を提供する事で、なくてはならない存在であり続け

ます。そのために、マネジメントシステムの継続的改善に取り組みます。２．私たちは日々の生産・販売活動を通して、常に創造性を発揮し、得られた成果に対し、喜びと生きがいを

共有し続けます。３．私たちは中村製作所株式会社の一員であるという自覚と誇りを持ち、法規制を遵守し、地域において信頼

される存在であり続けます。

2017 年 9 月 1 日中村製作所株式会社

代表取締役会長兼社長宮原友保

上記経営理念に基づき、環境理念・環境方針を以下の様に定める。

２. 環境方針

＜環境理念＞地球環境の保全が人類の最重要課題と認識し、企業活動のあらゆる面で環境保全と汚染の防止に取り組みます。

＜環境方針＞・エネルギー使用量の削減をはかり、二酸化炭素とＮＯｘの削減を図ります。・資源の再資源化をはかり、廃棄物量の削減を図ります。・節水に心掛け、総排水量の削減を図ります。・大気汚染物質である使用化学物質の排出量の削減を図ります。・含有有害化学物質管理を徹底します。・環境に配慮したグリーン調達を推進します。・持続可能な社会の重要な基盤である生物多様性の保全に取組みます。・新技術の開発を行い、企業活動全般を通じて環境負荷の低減を図ります

2017 年９月１日中村製作所株式会社


2


３．事業活動の概要

１）事業者名及び代表者名

・中村製作所株式会社


監査役中村一成

２）創業

・昭和３７年７月２０日

３）所在地

（本社伊那工場）

長野県上伊那郡箕輪町三日町４９３－１電話０２６５－７９－３８８０

（穂高工場）

長野県安曇野市穂高６７８３－１電話０２６３－８２－７６１１

４）事業活動

・金属塑性加工事業（精密金型設計・製作、精密プレス部品加工）

５）環境保全関係の責任者及び担当者連絡先

（本社・伊那工場，穂高工場）

・責任者伊那工場工場長降旗英行

E-mail [email protected]

・責任者穂高工場工場長中田信好


・環境管理責任者穂高工場工場長中田信好


連絡先電話０２６３－８２－７６１１Ｆax ０２６３－８２－１７７４

・環境管理事務局穂高工場管理課三水英和


連絡先電話０２６３－８２－７６１１ Fax ０２６３－８２－４７６８

６）事業の規模

活動規模単位４8 期

平成27 年９月～平成28 年８月

49 期平成28 年９月～平成29 年８月

50 期平成2９年９月～平成30 年3 月

売上高百万円７８７９８６７４１

従業員人 64 ６８７０

床面積㎡７，８５５７，８５５７，８５５

７）認証・登録の対象活動及び、範囲

対象活動：精密金型の設計・製作及び精密プレス部品の加工

対象範囲：本社・伊那工場，穂高工場全組織全活動

3


４．環境活動実施体制

１）全社としてのエコアクション２１取り組み状況

平成１６年１１月に長野県下初の認証登録事業所となった当工場に続き、平成１９年５月に

伊那工場がエコアクション 21 を認証取得しました。

２７年１月には穂高工場の認証登録に本社・伊那工場の登録を統合認証致しました。

穂高工場平成１６年１１月認証登録

伊那工場平成１９年５月認証登録

穂高工場、本社・伊那工場平成２７年１月統合認証登録

２）環境マネジメントシステム組織表

社長

金型開発課

環境管理責任者

1．環境理念・環境方針の策定 2．環境取組実行のための資源の提供 3．環境マネジメントシステムの構築・運用

の確認、環境活動への指導

伊那工場工場長

環境事務局

管理課総務課

品

質

保

証

係

製

造

係

設

計

係

加

工・

調

整

係

1．環境マネジメントシステムの構築運用

2. 環境活動計画の策定

3. 内部外部コミュニケーションの窓口

1. 環境マニュアル制定、改廃の確認 2. 工場の環境目標の策定 3. 工場の各種規定・手順書の承認 4. 工場の環境活動計画の承認 5. 環境マネジメント構築、運用の確認 6. 環境活動の指導

営業課生産技術課

生

産

技

術

係

製造課

生

産

管

理

係

営

業

係

経

理

係

総

務

係

作成日 2017 年 9 月 1 日

本社・伊那工場

1. 環境管理責任者の補佐 2. 環境文書及び記録の作成・保管 3. 環境関連法規の入手・最新版維持管理

1. 環境事務局の補佐 2. 環境データ集計・報告

環境事務局補佐

穂高工場へ

総務課：部署内の環境活動及び環境データの調査、集計・報告及びまとめ営業課：部署内の環境活動及び他社からの調査依頼・報告の窓口

金型開発課：部署内の環境活動及び環境負荷低減のための新技術の研究開発

管理課生産管理係：1. 部署内の環境活動及び含有化学物質のデータ収集・調査

2 廃棄物の管理

3 マニフェストの発行・管理保管

品質保証係：部署内の環境活動及び含有化学物質のデータ収集・調査

：

製造課：部署内の環境活動及び使用化学物質の管理及び使用量の報告

生産技術課：部署内の環境活動及び環境低減

4


社長

工場長公害防止統括者

管理

1．環境管理システム承認 2．工場の環境方針の策定 3．工場の環境に関する最高責任者

生産管理係：製品含有化学物質の調査･検討・報告･管理生産工程使用化学物質の調査･検討･報告・管理取引先との部品･材料の

使用禁止物質･使用制限物質の非含有確認調査ＳＤＳの収集廃棄物の分別廃棄エコドライブの推進省エネ･節水

の推進

製造課製造係：製品含有化学物質の調査･検討・報告･管理生産工程使用化学物質の調査･検討･報告・管理取引先との部品･材料の使用

禁止物質･使用制限物質の非含有確認調査ＳＤＳの収集廃棄物の分別廃棄エコドライブの推進省エネ･節水の推進

穂高工場

生産管理係品質保証係製造係

作成日 2017 年 9 月 1 日

生産技術係

生産技術係：製品含有化学物質の調査･検討・報告･管理生産工程使用化学物質の調査･検討･報告・管理取引先との部品･材料の使用

禁止物質･使用制限物質の非含有確認調査ＳＤＳの収集廃棄物の分別廃棄エコドライブの推進省エネ･節水の推進

本社・伊那工場へ

製造課

品質保証係：製品含有化学物質の調査･検討・報告･管理生産工程使用化学物質の調査･検討･報告・管理取引先との部品･材料の

使用禁止物質･使用制限物質の非含有確認調査ＳＤＳの収集廃棄物の分別廃棄エコドライブの推進省エネ･節水

の推進

5


５．５０期環境目標とその実績

５-１環境目標

１）環境負荷低減のために設定した目標

環境方針に基づき、下記の活動に取組みます。

① 省エネルギー、二酸化炭素の削減

② 省エネルギー、ＮＯＸ排出量の削減

③ 廃棄物排出量の削減

④ 使用化学物質排出量の削減

⑤ 総排水量の削減

２）環境保全活動の中期目標値

インプット項目単位 48 期

(H27 年 9 月～H28 年 8 月) 49 期

(H28 年9 月～H29 年8 月) 50 期

（H29 年 9 月～H30 年 3 月）

総エネルギー投入量 MJ／百万円基準値+5%以下基準値+5%以下基準値+5%以下

アウトプット項目単位 48 期

(H27 年 9 月～H28 年 8 月) 49 期

(H28 年9 月～H29 年8 月) 50 期

（H29 年 9 月～H30 年 3 月）

ＣＯ２排出量ｋｇ－ＣＯ２／百万円基準値+5%以下基準値+5%以下基準値+5%以下 (購入電力の CO2 排出係数は『電気事業者別の CO2 排出係数(2008 年度実績)(平成 21 年 12 月 28 日公表)』の中部電力(株)の値に基き算出しています。


(H27 年 9 月～H28 年 8 月) 49 期

(H28 年9 月～H29 年8 月) 50 期

（H29 年 9 月～H30 年 3 月）

ＮＯｘ排出量ｋｇ－ＮＯｘ／百万円基準値+5%以下基準値+5%以下基準値+5%以下


(H27 年 9 月～H28 年 8 月) 49 期

(H28 年9 月～H29 年8 月) 50 期

（H29 年 9 月～H30 年 3 月）

廃棄物排出量ｋｇ／百万円基準値+5%以下基準値+5%以下基準値+5%以下

インプット項目単位 48 期

(H27 年 9 月～H28 年 8 月) 49 期

(H28 年9 月～H29 年8 月) 50 期

（H29 年 9 月～H30 年 3 月）

水道使用量量ｍ３／百万円基準値+5%以下基準値+5%以下基準値+5%以下


(H27 年 9 月～H28 年 8 月) 49 期

(H28 年9 月～H29 年8 月) 50 期

（H29 年 9 月～H30 年 3 月）

使用化学物質排出量ｋｇ／百万円基準値+5%以下基準値+5%以下基準値+5%以下

6


基準値目標目標値基準値目標目標値

① 508,750.10 維持 534,187.60 2,141.69 維持 2,248.77

② 357.46 維持 375.34 1.61 維持 1.69

③ 1,335.00 維持 1,401.75 4.95 維持 5.20

④ 532.52 維持 559.14 2.66 維持 2.79

⑤ 842.60 維持 884.73 3.18 維持 3.34


① 372,081.82 １％削減 368,361.00 916.46 １％削減 907.30

② 245.95 １％削減 243.49 0.61 １％削減 0.60

③ 710.00 維持 745.50 1.75 維持 1.84

④ 324.94 維持 341.19 0.80 維持 0.84

⑤ 671.60 維持 705.18 1.65 維持 1.73


① 136,668.28 １％削減 135,301.60 1,225.23 １％削減 1,212.98

② 111.51 １％削減 110.39 1.00 １％削減 0.99

③ 625.00 １％削減 618.75 3.20 １％削減 3.17

④ 207.58 １％削減 205.50 1.86 １％削減 1.84

⑤ 171.00 １％削減 169.29 1.53 １％削減 1.51

ＣＯ２排出量（単位：kg-CO2)

NOx排出量（単位：kg-NOx)

廃棄物最終処分量（単位：kg)

化学物質使用量（単位：kg)

水道使用量（単位：㎥)



穂高工場排出係数:0.470(kg-CO2/kWh) 2008年度　中部電力

絶対値売上高当たり

2008年度　中部電力









本社（伊那工場）排出係数:0.470(kg-CO2/kWh)

作成日　2017.10.24

全　社



50 期の目標数値は 4７期の実績を基準値と定め、この基準値を維持することを目標とします。

維持目標は基準値＋５％以下に抑えることとします。

本社・伊那工場においては電気使用量の削減を通じてのＣＯ２およびＮＯｘ排出量の１％削減

穂高工場においては全項目については引き続き１％の削減を目指して活動します。

7


0100000200000300000400000500000600000700000800000900000

４６期４７期４８期４９期５０期

温室ガスＣＯ２

0

500

1000

1500

2000

2500

４６期４７期４８期４９期５０期

売上高比率温室効果ガスＣＯ２

５－２環境への負荷実績当工場のエネルギー使用量の推移と各エネルギーの占める割合は下のグラフのようになります。

使用電力管理には月々の使用量確認の他、デマンド警報装置によるピーク電力管理を実施していま

す。

１）目標に対する実績をグラフで表すと次のようになります。

① 温室効果ガス(CO2)

(購入電力の CO2 排出係数は『電気事業者別の CO2 排出係数(2008 年度実績)(平成 21 年 12 月 28 日公表)』の中部電力(株)の値に基づき算出しています.

0.470(㎏- CO2/ｋｗｈ)

02,000,0004,000,0006,000,0008,000,000

10,000,00012,000,00014,000,00016,000,00018,000,00020,000,000

化石燃料計

購入電力

エネルギー使用量

合計

電力

灯油

ＬＰＧ

ガソリン

軽油

環境負荷における各種エネルギーの占める割合

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月)

kg-CO2/百万円 Kg-CO2

MJ

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月) )

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月)

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月)

8


0

100

200

300

400

500

600

４６期４７期４８期４９期５０期

温室効果ガスＮＯＸ

00.20.40.60.8

11.21.41.6

４６期４７期４８期４９期５０期

0

5000

10000

15000

20000

25000

４６期４７期４８期４９期５０期

廃棄物

0

5

10

15

20

４６期４７期４８期４９期５０期

売上高比率廃棄物排出量

0500

1000150020002500300035004000

４６期４７期４８期４９期５０期

化学物質使用量

0

2

4

6

8

10

12

４６期４７期４８期４９期５０期

売上高比率化学物質使用量

温室効果ガス（ＮＯｘ）

③ 廃棄物

④ 化学物質排出量

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月) )

売上高比率温室効果ガスＮＯＸ Kg-NOx kg-NOx/百万円

(50期：平成29 年 9月～平成30年3 月) )

Kg kg/百万円

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月) )

ℓ/百万円ℓ

(50期：平成29 年 9月～平成30年3 月) )

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月) )

(50期：平成29 年9月～平成 30年3 月) )

9


0

500

1000

1500

2000

2500

４６期４７期４８期４９期５０期

水道使用量

0

1

2

3

4

5

４６期４７期４８期４９期５０期

売上高比率水道料

⑤ 水道使用量

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月) )

(50期：平成29 年9月～平成30年3 月) )

㎥

㎥/百万円

※第 50 期は、決算期の変更に伴う移行期間のため、7 か月での集計となっております。

（平成 29 年 9 月〜平成 30 年 3 月）

10


含有化学物質管理

SDS データ収集・管理や購入先よりの有害化学物質非含有保証書の収集管理、新規製品の

RoHS 有害物質含有分析（蛍光 X 線分光定性分析、含有物に関しては定量分析）の実施・データ

管理と客先への報告・問い合わせへの回答を行っております。

含有化学物質管理用データベース画面

また、欧州REACH規則への対応につきましても、お客様の御依頼に基づきMSDSプラスの収集、

成分表の収集と含有化学物質データの作成・提出も実施しています。

11


改善提案

・ 50 期環境に関する改善提案は５１件有りました。

○５０期中に提出された改善提案

No. 提案日職場内容

１９月５日総務課常備薬の設置

２１０月５日生産技術課 NEC RLD(9.0LD)CP,FIN BASAE 平面度ガタツキ確認治具製作改善

３１０月３０日管理課ブレード類の「移動票」と「材料出庫票」の運用廃止

４１１月２日製造課ディバイﾄﾞプレート 1401・1501#2 型金型段取り見直し

５１１月 15日製造課受熱板面取りドリル購入費の削減

６１２月１日製造課定尺（板）材専用台車の製作と運搬作業の見直し

７１２月５日製造課空冷ヒートシンクの面取り加工時間短縮改善

８１２月１１日製造課 NEC HEADER 単発第 3 工程製品取り出しの改善

９１２月１１日製造課 NEC HEADER 単発第２工程製品取り出しの改善

１０１２月１１日総務課綴りひもから紙縒りへ変えてコスト削減

１１１２月２２日管理課ハズミグルマ及びプロテクターの工程内検査作業の見直し

１２１月６日管理課 BANＫ CP タップ検査の半数検査化

１３１月６日管理課受熱板洗浄上がり品の梱包資材の再利用

１４１月９日製造課平面研削盤自動運転段取り時間の短縮

１５１月１１日製造課予備洗浄液ろ過時間短縮(超音波洗浄)

１６１月１２日生産技術課 NEC DMD FRONT の測定置き治具作成改善の件

１７１月１２日製造課ブレード金型長手抜きパンチシャー角加工段取りの改善

１８１月１６日総務課トイレットペーパー購入先変更による経費削減

１９１月１８日製造課 27 号プレス機裏スクラップトヨのステーを補強

２０１月２２日管理課 JACKET(FRONT)の梱包作業方法の改善

２１１月２４日製造課 PLATE かんばんの活用

２２１月２５日製造課 2 号洗浄外観治具高さ調整の改善

２３１月２５日製造課 K ブレード曲げパンチ保護の改善

２４１月２５日製造課重量金型段取りの改善(フリーベアユニット)

２５１月２６日製造課 1 棟戸締り確認のムダ改善

２６１月２６日製造課マグハンドの改善

２７１月３１日製造課スクラップコンベア非常停止ボタンの屋外設置

２８１月３１日製造課洗浄梱包工程の端数看板をジョイントに水平展開

２９１月３１日製造課材料キズ防止の改善

３０１月３１日製造課大型の金型用パレットの改善

３１２月２日管理課ブレード以外の製品の「移動票」と「材料出荷票」の運用廃止

12


No 提案日職場内容

３２２月６日製造課加工油の補充間違い防止

３３２月７日管理課受熱板プレスデータ作成の効率化

３４２月１４日管理課注文書貼り付けの合理化

３５２月２３日製造課濡れ試薬チェックカード

３６２月２７日製造課ヘッダー3 工程目スクラップの跳ね防止

３７３月８日管理課移動票回収の簡素化

３８３月９日管理課ＡＬＰＳプレート梱包箱荷崩れ防止ベルト取り付け簡素化

３９３月１３日製造課生産計画用エクセル活用

４０３月１４日製造課ＰＬＡＴＥ工程レイアウト改善

４１３月１９日製造課洗濯後の作業手袋の仕分け作業の時間短縮

４２３月２０日管理課ＡＬＰＳプレートメッキ上がり空箱（グリーン）止メ変更

４３３月２０日製造課 1 棟コンプレッサー残業対応改善

４４３月２３日製造課Ａ4 ブレードフタ用箱の専用化

４５３月２３日製造課 22 号プレス加工油塗布改善

４６３月２７日製造課 11 号プレスＤＧ測定の改善

４７３月２８日管理課クラフトテープ（50×50ｍ）仕入れ単価引き下げ

４８３月２８日管理課ストレッチフィルム（500×300ｍ）仕入れ単価引き下げ

４９３月２９日製造課 2 号洗浄ライン生産性向上

５０３月３０日製造課型段取り用ラチェットトレンチの表示

５１３月３０日製造課ＪＯＩＮＴレイアウト作成時の金型破損防止

13


新技術の開発による環境負荷低減

引き抜き（押し出し）・エッチング・放電加工製法に代わるマジックヒートシンクは、電子回路用冷却

用部品や業務用プロジェクターの光源冷却用として生産されています。また、自動車（エコカー）

用の電装部品や宇宙・航空分野、医療機器分野への提供も展開中です。

14


未来に向かうプロジェクト進行中

15


５－３環境への取組状況

１）環境保全の取組チェック結果

エコアクション２１(２００９年度版)の環境保全の取組の自己チェックシート最新版に準じて環境への

取組について自己チェックした結果は次の通りです。５０期（平成３０年３月３１日）現在

取り組み施策

全社

評価点満点数実施度合

１．事業活動へのインプットに関する項目

１）省エネルギー８０１０６７５．４％

２）省資源２９３０９６．７％

３）水の効率的利用及び日常的な節水２４２８８５．７％

４）化学物質使用量の抑制及び管理４０４０１００．０％

小計１７３２０４８４．８％

２．事業活動からのアウトプットに関する項目

１）温室効果ガスの排出抑制、大気汚染等の

防止１７１８９４．４％

２）廃棄物等の排出抑制、リサイクル、適正処

理６９７２９５．８％

３）排水処理２４２４１００．０％

４）その他生活環境に係る保全の取組等６６１００．０％

小計１１６１２０９６．７％

３．製品及びサービスに関する項目

１）グリーン購入（環境に配慮した物品等の購

入、使用等）３０３８７８．９％

２）製品及びサービスにおける環境配慮４０４６９５．０％

小計８７９８８８．８％

４．その他

１）生物多様性の保全と持続可能な利用のた

めの取組４８５０．０％

２）環境コミュニケーション及び社会貢献３１３８８１．６％

３）施主・事業主における建築物の増改築、

解体等にあたっての環境配慮２０２０１００％

小計５５６６８３．３％

合計４３１４８８８８．３％

【評価】

環境方針のもと、各職場で省エネ、省資源化、リサイクル等で一定の成果レベルで取り組みが出来

ている状況です。今後、更に全社一丸となって継続的に生産性向上に取り組む事で、一段と効率の

良い活動ができると思われます。

16


６．50 期環境活動計画の取組結果とその評価（50 期活動実績と評価）

作成日 2018.9.20

全社

売上高当たり

基準値目標目標値結果判定

①ＣＯ2 排出量（単位：kg-CO2) 2,141.69 維持 2,248.77 1,329.14 ○

②ＮOx 排出量（単位：kg-NOx) 1.61 維持 1.69 0.97 ○

③廃棄物最終処分量（単位：kg) 4.95 維持 5.20 7.70 ×

④化学物質使用量（単位：kg) 2.66 維持 2.79 1.68 ○

⑤水道使用量（単位：㎥) 3.18 維持 3.34 2.05 ○

本社（伊那工場）

排出係数:0.470(kg-CO2/kWh) 2008 年度中部電力


①ＣＯ2 排出量（単位：kg-CO2) 916.46 １％削減 907.30 810.79 ○

②ＮOx 排出量（単位：kg-NOx) 0.61 １％削減 0.60 0.53 ○ ③廃棄物最終処分量（単位：kg) 1.75 維持 1.84 1.74 ○ ④化学物質使用量（単位：kg) 0.80 維持 0.84 1.02 × ⑤水道使用量（単位：㎥) 1.65 維持 1.73 1.46 ○

穂高工場

排出係数:0.470(kg-CO2/kWh) 2008 年度中部電力


①ＣＯ2 排出量（単位：kg-CO2) 1,225.23 １％削減 1,212.98 518.35 ○

②ＮOx 排出量（単位：kg-NOx) 1.00 １％削減 0.99 0.44 ○

③廃棄物最終処分量（単位：kg) 3.20 １％削減 3.17 5.96 ×

④化学物質使用量（単位：kg) 1.86 １％削減 1.84 0.66 ○

⑤水道使用量（単位：㎥) 1.53 １％削減 1.51 0.60 ○

・50 期は、全社として廃棄物最終処分量の目標が達成できませんでした。

伊那工場は、生産量の増加に伴い化学物質の使用量が増え、目標を達成することができませんでした。

穂高工場は、廃棄物最終処分量が増え、目標達成できませんでした。要因として生産量増加によるものと、滞

留していた材料パレットの木くず等まとめて処分をしたため、一時的に数値が上がったことがあげられます。

その他の項目については、目標達成できています。

目標未達の項目は、対策を検討し次年度に活かしたいと思います。

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７．次年度以降の取り組み内容（中期計画及び、51 期目標値）

「環境経営方針」に基づき、下記の通り環境保全活動の中期目標値および 51 期数値目標掲げま

す。

1) 環境経営方針に基づき目標値を定める取り組み活動

①省エネルギー、二酸化炭素の排出量削減

②省エネルギー、Nox 排出量の削減

③廃棄物排出量の削減

④使用化学物質排出量の削減

⑤総排水量の削減

2) 環境保全活動の 53 期までの中期目標値

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3) 51 期数値目標作成日 2018.4.27

全社


基準値基準値目標目標値

①ＣＯ２排出量（単位：kg-CO2) 717,188.34 1496.44 0.5%削減 1488.96

②NOx 排出量（単位：kg-NOx) 612.69 1.09 0.5%削減 1.08

③廃棄物最終処分量（単位：kg) 1,988.80 4.46 0.5%削減 4.44

④化学物質使用量（単位：kg) 1,516.32 3.01 0.2%削減 3.00

⑤水道使用量（単位：㎥) 1,378.40 2.57 0.5%削減 2.56

本社（伊那工場）

排出係数:0.474(kg-CO2/kWh)



①ＣＯ２排出量（単位：kg-CO2) 515,172.20 703.98 0.5%削減 700.46


③廃棄物最終処分量（単位：kg) 1,288.80 1.76 0.5%削減 1.75

④化学物質使用量（単位：kg) 1,148.68 1.57 0.1%削減 1.57

⑤水道使用量（単位：㎥) 1,107.40 1.51 0.5%削減 1.50

穂高工場

排出係数:0.474(kg-CO2/kWh)



①ＣＯ２排出量（単位：kg-CO2) 202,016.14 792.46 0.5%削減 788.50


③廃棄物最終処分量（単位：kg) 700.00 2.70 0.5%削減 2.69

④化学物質使用量（単位：kg) 367.64 1.44 0.5%削減 1.43

⑤水道使用量（単位：㎥) 271.00 1.06 0.5%削減 1.05

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８．環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無

環境関連法規への遵守状況は、の確認結果は次の通りです。

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穂高工場自主騒音測定記録のまとめ（測定時間はおおむね午前１０時前後）

その他

関係各機関等から特に指摘等はありませんでした。

（１）訴訟等

苦情・訴訟等は１件もありませんでした。

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伊那工場自主騒音測定記録 2018.2.28 13:00〜14:00

その他

関係各機関等から特に指摘等はありませんでした。

苦情・訴訟等、ありませんでした。

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９．代表者による見直しの記録

中村製作所株式会社

本社／伊那工場 …〒399-4603 長野県上伊那郡箕輪町三日町４９３－１

℡.0265-79-3880(代) FAX.0265-70-5048

穂高工場 …〒399-8303 長野県安曇野市穂高６７８３－１

℡.0263-82-7611(代) FAX.0263-82-1774

ＵＲＬ http://www.nakamuramfg.co.jp

穂高工場から望む常念岳（北アルプス連峰）

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