formula team “fem” magazine report july...
TRANSCRIPT
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Formula team “FEM” magazine
FEM-07
無事静的書類を提出!Serial! 1.スケジュールTopic! 2.新入生の紹介
Serial! 4.シャシー部門の進捗報告Serial! 5.パワトレ部門の進捗報告
FEMReport
Vol.042010July
Topic! 3.名大祭
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Serial スケジュール
新体制発足
シェイクダウン
コストレポート・
デザインレポート提出
設計
製作
FEM Report July -1-
摘をされるなど、マシ
ンを走るまでに時間
がかかってしまい肝
心な走行が十分に出
来ませんでした。今
年度は走行距離を稼
げるよう、万全な体
制で走行会に臨みま
す。文
責:
鈴木
創介
Serial スケジュール
先月号で紹介した、デザインレポー
トとコストレポートは無事期限まで
に提出することができました。どち
らも期限ギリギリまで推敲を重ね、
よりよいものにすることができたと
思っています。今後は大会に向けて
マシン開発を行っていきます。大会
を迎えるまでに一度、富士スピード
ウェイで走行会が開催されます。
この走行会は8月2,3,4日
に行われ、多くのチームが参加し本番さなが
らな雰囲気でマシンを走らせます。いわば
前哨戦です。昨年は、走行前車検で改修の指
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名大祭を通じてものづくりの楽しさを伝える
FEM Report July -2-
Topic 名大祭
6月5日、6日に名大祭が催され、FEMはマシ
ン展示を行いました。同時にデザインパネル・つな
ぎ・ピットシャツの展示や、PVの上映、マシンの
試乗も行いました。マシンの試乗はエンジンに点
火する事ができませんでしたが、シートベルトを
着用し、ヘルメットを被って頂く事で、より本格的
な臨場感を味わって頂きました。当日は天気にも
恵まれ、たくさんの来場者の方々と交流を深め
ることができ、大成功をおさめました。FEM-
07
に興味を持って頂く事で、ものづくりの素晴らし
さを分かち合うことができて、満足しています。
文責:
鯉江
純貴
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FEM Report July -3-
Topic 新入生の紹介
おもしろそうだと思いFEMに入りました。とりあえず今の目標は専門用語を覚えることです。
綾村 友貴
今年は1年生が6人、2年生が2人、3年生が1人と、たくさんのメンバーが新しく入ってくれました。今月はその中の一部のメンバーですが、紹介したいと思います。
F1が好きでFEMに入りました。まだまだわからないことだらけですが、これからいろいろなことを身につけて頑張っていきたいです。
高島 航一
入った一番の理由は将来やりたいことができるからです。ものつくりは昔から好きでしたし、フォーミュラーカーに携わることが出来て嬉しいです。
中野 真吾
FEMに入った理由は自動車に関してより深く理解したいからです。
今後やってみたいのは、マスダンパー組み込んでみたいのと、電気自動車にしてみたい。
青木 勇磨一から自分たちでマシンを創り上げるというところに魅力を感じ入部しました。頂点を目指してチームの仲間とともに努力していきたいです。
小林 吾一
自動車に興味があるのでFEMに入りました、これからいろいろ覚えて製作とかガシガシ頑張って
いきたいです。
宮ノ腰 健太
FEMに入った理由は将来自動車関係の仕事につきたいので、それに活かせると思ったからです。まだ何もわかりませんが、これから頑張っていきたいです。
高鳥 隼
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フレームは剛性が重要なパーツであり、
ロール方向の剛性を表す値をねじり剛性と
呼びます。今までは解析のみでの設計でし
たが、今年は試験をして実測値を算出しま
した。具体的には、昨年度のマシンフレー
ムで実際のねじり剛性を計測し、解析値と
実測値の誤差を算出しました。この差を今
年のフレームに適用し、より実測値に近い
ねじり剛性値を得ました。これにより、足
回りの設計からフレームに要求される剛性
値を確実に満たす設計が可能になりました。
文責:
奥村
幸弘
*CFRP…
炭素繊維強化プラスチック
FEM Report July -4-
Topic 活動報告…シャシー
今月は車の土台であるフレームを紹介したい
と思います。日本の学生フォーミュラでは大き
く分けて2つフレームの種類があります。パイ
プを溶接などでつなぎ合わせたスペースフレー
ムと、*
CFRP
を用いた複合材料によるカーボン
モノコックです。現在、F
EM
はスペースフレー
ムを採用しています。その理由は、カーボンモ
ノコックに比べてコストや製作時間がかからな
い為、その分を他のパーツに割く事ができるか
らです。
フレームを定量的に評価する
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FEM Report July -5-
の意図をくみ取った精密なマシン製作ができまし
た。さらに、シャシーダイナモによるエンジンの出
力計測を繰り返すことで、燃料噴射量を最適化
を行いました。これにより出力向上に成功しま
した。今後は燃料噴射タイミングや点火タイミ
ング、点火カットの調整にも取り組む予定です。
文責:
城野
賢二
Serial 活動報告…パワトレ エンジン性能
を
引き出す
正確なCADを得ることで、エンジンマウントの穴の位置やフレームとのクリアランスの精度が高くなる
↑シャシダイの様子↓エンジン出力特性曲線
今月は車両を評価するにあたって最も重要なパーツ
の1つであるエンジンを紹介します。FEMが採用
しているエンジンはホンダ製バイクエンジンpc40E(
直
列4気筒
599cc)
です。年式は様々ですが、学生
フォーミュラ大会で多くのチームが採用し、好成績を残
しているエンジンです。FEMでは、エンジンの持つポテ
ンシャルを最大限に引き出す為、様々な取り組みを
行っています。例えば、エンジンの3D計測を行う事で、
正確なエンジンCADを取得しました。これにより設計
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Our Partners FEMは皆様のご協力により活動しています
笹野商店
Fund Partners
Goods Partners
敬称略
敬称略
http://www.pit-shirt.jp/index.htmlhttp://www.chkk.co.jp/http://www.yrp-net.com/
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発行元名古屋大学FEM 〒464-8603愛知県名古屋市千種区不老町名古屋大学工学部7号館A棟http://nagoya.fem.jp/index.html
編集:経済学部 2年 鯉江 純貴代表:工学研究科 1年 鈴木 創介
Faculty Advisor名古屋大学大学院大日方研究室創造工学センター工学部研究科・工学部技術部
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