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GDS2000 DIGITAL STORAGE OSCILLOSCOPE

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GDS2000シリーズ

DIGITAL STORAGE OSCILLOSCOPEディジタルストレージオシロスコープ

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DA00026918-002

ディジタルストレージオシロスコープ

GDS2000 シリーズ

取扱説明書

ISO-9001 CERTIFIED MANUFACTURER

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保証 (GDS2000 シリーズ ディジタルストレージオシロスコープ)

この度は「GDS2000 シリーズ ディジタルストレージオシロスコープ」をお

買い上げいただきありがとうございます。今後とも当社の製品を末永くご

愛顧いただきますようお願い申し上げます。

GDS2000 シリーズは、正常な使用状態で発生する故障について、お買

上げの日より 3 年間に発生した故障については無償で修理を致します。

ただし、保証期間内でも次の場合は有償修理になります。

1.火災、天災、異常電圧等による故障、損傷。

2.不当な修理、調整、改造がなされた場合。

3.取扱いが不適当なために生ずる故障、損傷。

4.故障が本製品以外の原因による場合。

5.お買上げ明細書類のご提示がない場合。

お買上げ時の明細書(納品書、領収書など)は保証書の代わりとなりま

すので、大切に保管してください。

また、校正作業につきましては有償にて受け賜ります。

この保証は日本国内で使用される場合にのみ有効です。

This warranty is valid only Japan.

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本マニュアルについて ご使用に際しては、必ず本マニュアルを最後までお読みいただき、

正しくご使用ください。また、いつでも見られるよう保存してください。

本書の内容に関しましては万全を期して作成いたしましたが、万一

不審な点や誤り、記載漏れなどがございましたらご購入元または弊社

までご連絡ください。

このマニュアルは著作権によって保護された知的財産情報を含んで

います。 当社はすべての権利を保持します。 当社の文書による事前

承諾なしに、このマニュアルを複写、転載、翻訳することはできませ

ん。

このマニュアルに記載された情報は印刷時点のものです。製品の仕

様、機器、および保守手順は、いつでも予告なしで変更することがあり

ますので予めご了承ください。

Microsoft および Excel は米国マイクロソフト社の登録商標です。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

4

目次 本マニュアルについて .................... 3

安全上の注意 ................................................. 6

機器概要......................................................12 GDS2000 シリーズの特徴 ...............12 外観 ......................................15 セットアップ ...............................23

クイックリファレンス ...........................................27 メニュー階層/ショートカット ..............27 初期設定 .................................47 オンライン ヘルプ機能 ..................49

測定 ...........................................................50 基本的な測定 ............................50 自動測定 .................................58 カーソル測定 .............................63 演算測定 .................................67 Go-NoGo 判定 ...........................71 プログラム ................................80

測定環境設定 ................................................85 波形取込 .................................85 ディスプレイ ..............................91 水平軸 ...................................95 垂直軸(CH) ............................ 103 トリガ ................................... 108 システム情報/メニュー言語/時刻... 116

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保存/呼出................................................. 119 ファイル形式/ユーティリティ ............119 高速セーブ (HardCopy キー)...........126 保存.....................................129 呼出し...................................138

画面印刷 ................................................... 145

リモート操作環境 ........................................... 147 USB インターフェース設定..............147 RS-232 インターフェース設定 ..........148

簡易メンテナンス ........................................... 151 垂直軸の自己校正 .....................151 プローブ補正 ...........................152

よくある質問集 ............................................. 154

付録 ........................................................ 157 ヒューズ交換............................157 GDS2000 シリーズ仕様 ................158 プローブ仕様 ...........................160 外形寸法図 .............................162

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GDS2000 ユーザーマニュアル

6

安全上の注意 この章は本器の操作及び保存時に気をつけなけれ

ばならない重要な安全上の注意を含んでいます。 操

作を開始する前に以下の注意をよく読んで、安全を

確保してください。

安全記号

以下の安全記号が本マニュアルもしくは本器上に記載されています。

WARNING 警告: ただちに人体の負傷や生命の危険につながる

恐れのある箇所、用法が記載されています。

CAUTION 注意: 本器または他の機器へ損害をもたらす恐れのあ

る箇所、用法が記載されています。

危険:高電圧の恐れあり

危険・警告・注意:マニュアルを参照してください

保護導体端子

シャーシ(フレーム)端子

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安全上の注意

7

安全上の注意

一般注意事項

CAUTION

• 電源コードは、製品に付属したものを使用してくださ

い。ただし、入力電源電圧によっては付属の電源コ

ードが使用できない場合があります。その場合は、

適切な電源コードを使用してください。

• 感電の危険があるためプローブの先端を電圧源に

接続したまま抜き差ししないでください。

• 入力端子には、製品を破損しないために最大入力

が決められています。製品故障の原因となりますの

で定格・仕様欄または安全上の注意にある仕様を

越えないようにしてください。

周波数が高くなったり、高圧パルスによっては入力

できる最大電圧が低下します。

• BNC コネクタの接地側に危険な高電圧を決して接

続しないでください。火災や感電につながります。

• 感電防止のため保護接地端子は大地アースへ必ず

接続してください。

• 重量のある物を本器の上に置かないでください。

• 激しい衝撃または荒い取り扱いを避けてください。

本器の破損につながります。

• 本器に静電気を与えないでください。

• 裸線を BNC 端子などに接続しないでください。

• 冷却用ファンの通気口をふさがないでください。

製品の通気口をふさいだ状態で使用すると故障、火

災の危険があります。

• 濡れた手で電源コードのプラグに触らないでくださ

い。感電の原因となります。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

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一般注意事項

CAUTION

• プローブおよび入力コネクタのグランドを被測定物

の接地電位(グランド)に接続してください。グランド

以外の電位に接続すると、感電、本器および被測定

物の破損などの原因となります。

Utility

Help

CH1 CH2MATH CH4

CH1

MENU

HORIMENU

CH2 CH3 CH4

CAT Ⅱ300VMAX. 300Vpk

1MΩ // 16pF2V

POSITIONHORIZONTAL

LEVELTRIGGER????????

ON/STBY

POSITION POSITIONV E R T I C A L

POSITION

Digital StrageOscilloscope100MHz 1G Sa/s

VOLTS/DIV VOLTS/DIV LTS/DIV

CAT Ⅱ300VMAX. 300Vpk

1MΩ // 16pF

ProgramDisplayAcquire

Cursor

AutoSet

Run/Stop Hardcopy

Mesure Save/Recall Auto test/Stop

X10

X1

+100V

+90V

X1

• 電源付近と建造物、配電盤やコンセントなど建屋施

設の測定は避けてください。(以下の注意事項参

照)。 (測定カテゴリ) EN61010-1:2001 は測定カテゴリと要

求事項を以下の要領で規定しています。 GDS2000シリーズはカテゴリ II の部類に入ります。

• 測定カテゴリ IV は、建造物への引込み電路、引込み口から電力

量メータおよび一次過電流保護装置(分電盤)までの電路を規定

します。

• 測定カテゴリ III は、直接分電盤から電気を取り込む機器(固定

設備)の一次側および分電盤からコンセントまでの電路を規定し

ます。

• 測定カテゴリ II は、コンセントに接続する電源コード付機器(家庭

用電気製品など)の一次側電気回路を規定します。

• 測定カテゴリ I は、コンセントからトランスなどを経由した機器内

の二次側の電気回路を規定します。

カバー・パネル

WARNING

• サービスマン以外の方がカバーやパネルを取り外さ

ないで下さい。本器を分解することは禁止されてい

ます。

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安全上の注意

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電源

WARNING

• 電源電圧: 100 ~ 240V AC, 47 ~ 63Hz

• 電源電圧は 10%以上変動してはいけません。

• 電源コード:感電を避けるため本器に付属している3

芯の電源コード、または使用する電源電圧に対応し

たもののみ使用し、必ずアース端子のあるコンセン

トへ差し込んでください。2芯のコードを使用される

場合は必ず接地をしてください。

使用中の異常に

関して

WARNING

• 製品を使用中に、製品より発煙や発火などの異常

が発生した場合には、ただちに使用を中止し主電源

スイッチ(背面)を切り、電源コードをコンセントから

抜いてください。

ヒューズ

WARNING

• ヒューズが溶断した場合,使用者がヒューズを交換

することができますが,マニュアルの保守等の内容

に記載された注意事項を順守し,間違いのないよう

に交換してください。ヒューズ切れの原因が判らない

場合,製品に原因があると思われる場合,あるいは

製品指定のヒューズがお手元にない場合は,当社

までご連絡ください。間違えてヒューズを交換された

場合,火災の危険があります。

• ヒューズ定格: T2A/250V

• 電源を入れる前にヒューズのタイプが正しいことを

確かめてください。

• 火災防止のために、ヒューズ交換の際は指定され

たタイプのヒューズ以外は使用しないでください。

• ヒューズ交換の前は電源コードを外してください。

• ヒューズ交換の前にヒューズ切断の原因となった問

題を解決してください。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

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清掃

• 清掃の前に電源コードを外してください。

• 清掃には洗剤と水の混合液に、柔らかい布地を使

用します。液体が中に入らないようにしてください。

• ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトンなど危険な材

料を含む化学物質を使用しないでください。

設置・操作環境

WARNING

• 設置および使用箇所: 屋内で直射日光があたらな

い場所、ほこりがつかない環境、ほとんど汚染のな

い状態(以下の注意事項参照)を必ず守ってくださ

い。

• 可燃性雰囲気内で使用しないで下さい。

• 高温になる場所で使用しないでください。

• 湿度の高い場所での使用を避けてください。

• 腐食性雰囲気内に設置しないで下さい。

• 風通しの悪い場所に設置しないで下さい。

• 傾いた場所、振動のある場所に置かないで下さい。

• 相対湿度: ≦ 80%, ≦ 40

≦ 45%, 41 ~ 50

• 高度: < 2,000m

• 気温: 0 ~ 50

(汚染度) EN61010-1:2001 は測定カテゴリと要求事項

を以下の要領で規定しています。 GDS2000 シリーズ

は汚染度 2 に該当します。

汚染の定義は「絶縁耐力か表面抵抗を減少させる固体、液体、また

はガス(イオン化気体)の異物の添加」を指します。

• 汚染度 1: 汚染物質が無いか、または有っても乾燥しており、非

電導性の汚染物質のみが存在する状態。汚染は影響しない状

態を示します。

• 汚染度 2: 結露により、たまたま一時的な電導性が起こる場合を

別にして、非電導性汚染物質のみが存在する状態。

• 汚染度 3: 電導性汚染物質または結露により電導性になり得る

非電導性汚染物質が存在する状態。

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安全上の注意

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保存環境 • 保存場所: 屋内

• 気温: -20~ 70

調整・修理

• 本製品の調整や修理は、当社のサービス技術およ

び認定された者が行います。

• サービスに関しましては、お買上げいただきました

当社代理店(取扱店)にお問い合わせ下さいますよ

うお願い致します。なお、商品についてご不明な点

がございましたら、弊社までお問い合わせください。

保守点検につい

• 製品の性能、安全性を維持するため定期的な保

守、点検、クリーニング、校正をお勧めします。

校正

• この製品は、当社の厳格な試験・検査を経て出荷さ

れておりますが、部品などの経年変化により、性能・

仕様に多少の変化が生じることがあります。製品の

性能・仕様を安定した状態でご使用いただくために

定期的な校正をお勧めします。校正についてのご相

談はご購入元または当社までご連絡ください。

ご使用について

• 本製品は、一般家庭・消費者向けに設計・製造され

た製品ではありません。電気的知識を有する方が

マニュアルの内容を理解し、安全を確認した上でご

使用ください。また、電気的知識のない方が使用さ

れる場合には事故につながる可能性があるので、

必ず電気的知識を有する方の監督下にてご使用く

ださい。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

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機器概要 この章は機能紹介やフロント/リアパネル概要を含

め、簡潔に本器について説明します。 概要を読んだ

後で、セットアップの章を参照して適切に操作環境を

設定してください。

GDS2000 シリーズの特徴

シリーズ一覧

GDS2000 シリーズは 4 チャンネルに分かれた 3 つのモデルから構成さ

れています。

機種モデル名 周波数帯域幅 入力チャンネル 外部トリガ入力 遅延トリガ

GDS2064 60MHz 4 無 無

GDS2104 100MHz 4 無 無

GDS2204 200MHz 4 無 無

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機器概要

13

主な機能

パフォーマンス • 高速サンプリングレート: 最大 1GS/s(リアルタイ

ム、1CH 使用時)、25GS/S(等価サンプリング)

• メモリ長: 25000 ポイント(1CH 使用時)

• ピーク検出: 最小 10ns

機能 • 広いモデル選択範囲: 60MHz から 200MHz の

周波数帯域幅、4 チャンネルの 3 モデル

• 広視野角で見やすいディスプレイ:

5.6 インチ カラーTFT、8×12div、

• 自動測定: 最大 27 種類(電圧、時間、遅延形式)

• FFT 解析

• 各種トリガ機能: エッジ、ビデオ、パルス幅

• イベント、時間、EXT(TTL,ECL,USER)

• 20 ステップのプログラム実行機能

• ディスプレイ内容のハードコピー(カラー/白黒印刷)

• Go-NoGo 判定

• オンライン ヘルプ機能

インターフェース • USB ホスト・ポート: フロントおよびリアパネル、

プリンタと USB メモリを接続可能

• USB デバイス・ポート、

RS-232 ポート: リモート操作用

• USB デバイス・ポート: PC ソフトウェア接続用

• リアパネル CAL 校正信号出力 BNC 端子

• リアパネル Go-NoGo 判定結果出力 BNC 端子

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GDS2000 ユーザーマニュアル

14

パッケージ内容

GDS2000 シリーズをご使用する前に、パッケージ内容をチェックしてくだ

さい。

開封

内容 • 本体

• プローブセット

GDS2064: PA-001-1770 x4 本

GDS2104: PA-001-1771 x4 本

GDS2204: PA-001-1773 x4 本

• 電源コードx1 本

付属の電源コードは仕向け地によって異なります。

標準では定格 125V の 3 芯コードです。

• ユーザーマニュアル(本書)

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機器概要

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外観

GDS2064/2104/2204 フロントパネル

LCDディスプレイ F1-F5キー

VARIABLEノブ

ON/STBYキー

主機能キー

(トリガ)MENUキー & ノブ

水平軸MENUキー

垂直軸POSITIONノブ

CH1 - 4入力

接地端子MATHキー

MENUON/OFFキー

USBポート

プローブ補正出力

TIME/DIVノブ

水平軸POSITIONノブ

CHキー

VOLTS/DIVノブ

LCD ディスプレイ 広視野角度、カラーTFT、320x234 分解能

F1~F5 ファンク

ションキー

液晶ディスプレイ右側のメニューに表

示される機能を選択します。

VARIABLE ノブ

選択された表示値を増加/減少させ

るか、前後のパラメータを選択しま

す。HELP の場合はヘルプ内容がス

クロールします。

ON/STBY キー

パワーオン状態(緑色の LED 表示)と

スタンバイ状態(赤い LED 表示)を表

示します。

バッテリー駆動のみでのスタンバイ

状態は赤の点滅表示となります。電

源投入手順に関しては、24 ページを

参照してください。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

16

Acquire キー Acquire

波形信号取込モードを設定します。

(85 ページ)

Display キー

ディスプレイ内容を設定します(91 ペ

ージ)。

Utility キー

印刷・保存機能(126 ページ)、

インターフェース設定(147 ページ)

HELP キー時のブザー音の ON/OFF

とトーンの設定、言語選択(116 ペー

ジ)、自己校正(151 ページ)、システム

情報(116 ページ)、Go-NoGo 判定設

定および判定 ON/OFF(71 ページ)、

プローブ補正(152 ページ)、日付/時

間設定(117 ページ)に使われます。

Hardcopy キー

ディスプレイ内容を印刷(145 ページ)

または、USB メモリへデータを転送

(126 ページ)します。

Program キー

+Autotest/Stop

キー

測定ステッププログラムを編集、実

行・停止します(80 ページ)。

Cursor キー

カーソル測定を実行します(63 ペー

ジ)。

Measure キー

自動測定を設定、実行します(58 ペ

ージ)。

Help キー

LCD ディスプレイ上にヘルプ内容を

表示します(49 ページ)。

Save/Recall キー

画像、波形、パネル構成を保存、呼

出します。 (119 ページ)。また、本器

パネル設定などを初期設定に設定で

きます。

Page 18: GDS2000シリーズ...GDS2000 ユーザーマニュアル 6 安全上の注意 この章は本器の操作及び保存時に気をつけなけれ ばならない重要な安全上の注意を含んでいます。

機器概要

17

Auto Set キー

入力信号を検知し、最適な水平軸・

垂直軸・垂直位置・トリガー設定を選

択します(51 ページ)。

Run/Stop キー

信号波形をアクイジションメモリに取

込/停止します(52 ページ)。

(トリガ)MENU

キー

トリガ内容を設定します(108 ペー

ジ)。

(トリガ)LEVEL

ノブ

トリガレベルを設定します(108 ペー

ジ)。

HORI MENU キー

水平軸時間を設定します(95 ペー

ジ)。

水平軸

POSITION ノブ

波形の水平位置を設定します(95 ペ

ージ)。

TIME/DIV ノブ

水平軸時間を選択します(96 ペー

ジ)。

垂直軸 POSITION

ノブ

波形の垂直位置を設定します(103 ペ

ージ)。

CH キー

各チャンネルの垂直軸モードを設定

します(103 ページ)。

VOLTS/DIV ノブ

垂直軸感度を選択します(103 ペー

ジ)。

入力端子

入力信号を接続します。BNC 端子

入力インピーダンス:

1MΩ±2%、約 16pF

接地端子

シャーシ(フレーム)端子。測定対象

機器の接地線を接続します。

Page 19: GDS2000シリーズ...GDS2000 ユーザーマニュアル 6 安全上の注意 この章は本器の操作及び保存時に気をつけなけれ ばならない重要な安全上の注意を含んでいます。

GDS2000 ユーザーマニュアル

18

Math キー

演算測定を実行します(ページ 67)。

USB ホスト・ポート

TypeA、USB 1.1/2.0 に適合していま

す。画面の印刷(145 ページ)、データ

転送(119 ページ)が可能です。

MENU オン/オフ

キー

LCD ディスプレイにメニューを表示す

る(オン)か、または非表示を選択し

ます(オフ)(94 ページ)。

プローブ補正信号

出力

プローブ補正用の 2Vp-p、方形波信

号を出力します(152 ページ)。デモン

ストレーションなど、一般的な目的に

も使用できます(87 ページ)。

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機器概要

19

リアパネル

電源スイッチ

電源コード・

ソケット

ヒューズ・ソケット

主電源をオン( )/オフ( )します。

電源コード・ソケットは AC100~240V、

50/60Hz を接続します。

ヒューズ・ソケットは電源ヒューズ、

T2A/250V を格納します。

電源投入手順に関しては、24 ページ

を参照してください。

ヒューズ交換手順に関しては、157 ペ

ージを参照してください。

RS-232 ポート リモート操作用に RS-232 コネクタを

接続します(148 ページ)。

ス イッチ

RS232 ポート

USBデバイスポート

USB ホスト ポート

Go-No Go結果出力

自己校正信号出力

電源 コードソケ ット

ヒューズソケット

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GDS2000 ユーザーマニュアル

20

USB デバイス・

ポート

リモート操作用、または PC ソフトウェ

ア接続用に TypeB のコネクタを接続し

ます(147 ページ)。USB 1.1/2.0 互換で

す。

USB

ホスト・ポート

TypeA、USB 1.1/2.0 互換。 ディスプレ

イ表示の印刷(145 ページ)、データ転

送(119 ページ)に利用可能です。

注意:フロントパネルのホスト・ポートと

の同時使用は出来ません。

Go-NoGo

出力端子

Go-NoGo 判定結果を 10us パルス信

号として出力します(78 ページ)。

自己校正用出力

端子

垂直軸精度校正用の信号を出力しま

す(151 ページ)。

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機器概要

21

ディスプレイ

波形 入力信号波形を表示します。

CH1: 黄 CH2: 青

CH3: ピンク CH4: 緑

インタフェース アクティブなリモート接続・PC ソフトウェア接続用インタ

フェースを表示します(147 ページ)。

USB

RS-232

日付/時間 現在の日時(117 ページ)を表示しま

す。

メモリ・バー 表示波形位置と内部メモリの比率を表

示します(87 ページ)。

CH 構成 水平軸感度 トリガ構成 トリガソース

信号周波数

波形

インターフェース

日付/時間 メモリバー

トリガ状態

波形取込モード

Page 23: GDS2000シリーズ...GDS2000 ユーザーマニュアル 6 安全上の注意 この章は本器の操作及び保存時に気をつけなけれ ばならない重要な安全上の注意を含んでいます。

GDS2000 ユーザーマニュアル

22

トリガ状態 トリガがかかっています。

トリガがかからず、ディスプレイ内容が

アップデートされません。

トリガはかかりませんが、ディスプレイ

内容はアップデートされます。

トリガ停止、または波形停止モード(85

ページ)を示します。

トリガの詳細は、108 ページを参照してください。

波形取込モード ノーマルモード

ピーク検出モード

平均モード

波形取込の詳細は、85 ページを参照してください。

トリガソースの入力信号周波数を示し

ます。(ビデオ信号を除く)

入力信号周波数

信号の周波数が 20Hz(周波数測定限

界)未満であることを示します。

トリガ・ソース、タイプ、スロープ (ビデ

オ・トリガ) ソース、極性を示します。

トリガ構成

トリガの詳細は、108 ページを参照してください。

(例)CH1、帯域幅制限オン、直流結

合、500mV/div

CH 構成 CH1、帯域幅制限オフ、カップリング

AC、500mV/div

チャンネル(垂直軸)の詳細は、103 ページを参照して

ください。

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機器概要

23

セットアップ

スタンドの使用法

低角度

高角度

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GDS2000 ユーザーマニュアル

24

電源投入手順

ステップ 1. リアパネルのインレットに電

源コードを接続します。

2. メイン電源スイッチをオン

( )にします。

3. フロントパネルの上の

ON/STBY インジケータが赤

く点灯します。

4. ON/STBY キーを押します。

インジケータが青に変わり、

ディスプレイが 6~8 秒でア

クティブになります。

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機器概要

25

初めての使用

概要 この章では、信号接続、感度調整、プローブ補正の方

法を説明します。 新しい環境で GDS2000 シリーズを

操作する前に、これらのステップを実行して機器の機

能が正常に動作していることを確かめてください。

1. 電源投入 前ページ手順に従ってください。

2. システム

リセット

初期設定を呼出し、本体設定を

初期状態にします。 Save/Recall

キー、F1(初期設定)を押します。

本体の全ての項目を初期化する

ものではありません。

初期設定の内容詳細は、47 ペ

ージを参照してください。

Save/Recall

初 期

設 定F 1

3. 日本語メニュー

の選択

Utility キーを押し、F4(Language)

を繰り返し押して日本語メニュー

を選択します。

Language日本語

F 4

4. プローブ接続 CH1 入力端子と、プローブ補正

信号出力(2Vp-p、1kHz の方形

波)にプローブを接続します。

プローブの減衰率を x10 に設定

してください。

プローブ

× 10F 4

Utility

Help

CH1 CH2MATH CH3 CH4

CH1

MENU

HORIMENU

CH2 CH3 CH4

CAT Ⅱ300VMAX. 300Vpk

1MΩ // 16pF2V

POSITIONHORIZONTAL

TMIE/DIVLEVEL

TRIGGER

ON/STBY

POSITION POSITION POSITIONVERTICAL

POSITION

Digital Strage Oscilloscope100MHz 1G Sa/s

VOLTS/DIV VOLTS/DIV VOLTS/DIV VOLTS/DIV

2V

X10

X1

CH1x1 x10

CAT Ⅱ300VMAX. 300Vpk

1MΩ // 16pF

ProgramDisplayAcquire

Cursor

Auto Set

Run/Stop Hardcopy

Mesure Save/Recall Auto test/Stop

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GDS2000 ユーザーマニュアル

26

5. 信号表示

(オートセット)

Auto Set キーを押します。 方形

波が中心に現れます。 Auto Set

の詳細は、51 ページを参照してく

ださい。

Auto Set

Display キー、F1(形式)を押して、

ライン表示を選択します。

6. 波形の表示形

式をライン表示

にする。

Display

形式

ラインF 1

7. プローブ補正 プローブの調整点を操作して、波形の縁を平坦にしま

す。

補正不足 適切 補正過大

付属の調整ドライバー

他の操作を開始できます。 8. 測定開始

測定: 50 ページ 環境設定:85 ページ

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クイックリファレンス

27

クイックリファレンス

メニュー階層/ショートカット

記号の見方

F1 = F1 を押します。

F1 = 繰り返して F1 を押します。

F1~F4 = F1 から F4 までの 1 つを選択して押します。

F1→VAR = F1 を押した後、VARIABLE ノブを使用します。

Auto Set = キー(この場合、AutoSet)自体を押します。

Acquire キー

波形取込モードを選択します。

F1~F3

平均数(平均モード時)を選択しま

す。

F3

メモリ長を選択します。

F5

Acquire

ノーマル F 1

ピーク F 2

2/ 4/ 8/ 16/ 32/64/ 128/ 256

平均 F 3

500/25000 (1CH)500/12500 (2CH)500/5000 (3/4CH)

メモリ長

500F 5

ACQUIRE

Auto Set キー

Auto Set

自動的に垂直軸感度、垂直位

置、時間軸、を設定します。

Auto Set

元に戻します(5 秒以内)。 F5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

28

Autotest/Stop キー

Auto test/Stop

→ Program キーを参照してください。

CH1~4 キー

結合モードを選択します。

F1

波形を反転します。

F2

帯域幅制限をオン/オフします。

F3

プローブ減衰率を選択します。

オン/ オフ

/ /

オン/ オフ

x1/ x10/ x100

CH1

結 合 F 1

反 転

オフF 2

帯域制限

オフF 3

プローブ

x1F 4

F4

Cursor キー

カーソル測定の入力信号を選択し

ます。

F1

アクティブな水平カーソルを選択し

ます。

F2

アクティブな垂直カーソルを選択し

ます。

F3

Cu rs

(4CH)CH1/2/3/4/MATH

ソース CH 1

F 1

水平軸 F 2

垂直軸 F 3

//

//

CUR S O R

T 1 : -23 6 . 0us T 2 : 16 0 .0 us

: 39 6 . 0us f :2 . 52 5k H z

F 4

V 1 : 1. 54V V 2 : - 46 0m V

: 2 . 0 0V F 5

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クイックリファレンス

29

Display キー

波形の表示形式を選択します。

F1

波形の重ね書きをオン/オフします。

F2

重ね書きのリセット

F3

画面のコントラストを設定します。

F4→VAR

グリッド表示の選択をします。

ライン/ ドット

Display

形式

ドットF 1

オン/ オフ重ね書き

オフF 2

リフレッシュ F 3

コントラスト F 4

F 5 / /

DISPLAY

F5

Hardcopy キー

Hardcopy

→ Utility キーを参照してください。

Help キー

Help

ヘルプ表示を

オン/オフします。

Help キーを参照してください。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

30

HORI MENU キー

メイン(デフォルト)ディスプレイ状態を

選択します。

F1

拡大範囲を指定します。

F2→TIME/DIV、

指定範囲を拡大します。

F3

ロールモードを選択します。

F4

X-Y モードを選択します。

HORIMENU

メイン F 1

範囲指定 F 2

拡大 F 3

XY F 5

Hor.MENU

ロール F 4

F5

Math キー(1/2)

演算の種類を選択します。

F1

加算/減算・チャンネル組合せを選

択します。

F2

演算結果の位置を設定します。

F4→VAR

垂直感度(単位/div)表示

F5

M AT H

演 算 +

F 1

CH 1 + CH 2 F 2

ポ ジショ ン 0 . 00 Di v F 4

単位 /div 2 V F 5

MA TH

-12div ~ +12div

(4CH)CH1+CH2/CH3+CH4

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クイックリファレンス

31

Math キー(2/2)

演算の種類を選択します。

F1

FFT 入力信号を選択します。

F2

FFT ウィンドウの種類を選択しま

す。

F3

FFT 演算結果位置を設定します。

F4→VAR

FFT 演算結果の垂直軸感度を選択

します。

F5

Measure キー(1/2)

(4CH) CH1/ 2/ 3/ 4

(4CH) CH1/ 2/ 3/ 4

p-p値1:204 mV2:24 .0mV

MEAS UR E

F 1

F 2

F 3

F 4

F 5

平均値1:99 .3mV2:4.28mV

周波数1:1.000 kHz2:1.500 kHz

デュ-ティ比1:50 .00%2:45 .00%

立上時間1:7.837 us2:8.136 us

ソース 1CH 1

F 1

F 2電圧

p-p値F 3

F 4

前 に戻 る

F 5

電圧時間遅延形式

MEAS UR E

ソース

CH2

2

Measure Measure

演 算 FF T

F 1

ソー ス CH 1

F 2

ポジショ ン 0 . 00 D iv

-12div ~ +12divF 4

単位 / d iv 1 d B

20/10/5/2/1 dBF 5

MA TH

ウィンド ウ ハ ニング

F 3 フラットトップ/方形/ブラックマン/ハニング

(4CH) CH1/2/3/4

MAT H

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GDS2000 ユーザーマニュアル

32

測定 CH を選択します。 F1

ソース 1 に表示する測定 CH を選択

します。 F2

ソース 2 に表示する測定タイプを選

択します。 F3

測定項目を選択します。 VAR か F4

前のメニューに戻ります。 F5

Measure キー(2/2)

個別測定モードと全体測定モードを

切り換えます。

Measure

全体測定表示モードの入力 CH を

選択します。

F1~F4

全体測定モードの結果を消去しま

す。

F5

Measure

CH1

CH2

CH3

CH4

表示オフ

F 1

F 2

F 3

F 4

F 5

A L - p値

1:204m V 2:24.0m V

M eas ur e

MEASUR E F 1

F 2

F 3

F 4

F 5

平 均 値 1:99.3m V 2:4. 28m V 周 波 数

1:1. 000k Hz 2:1. 500k Hz デ ュ - テ ィ 比 1:50.00% 2:45.00% 立上時間

1:7. 837us 2:8. 136us

DISPLAY

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クイックリファレンス

33

Program キー(1/2)

プログラム編集/実行を選択しま

す。

F1

プログラムステップを選択します。

F2→VAR

編集項目を選択します。

F3

プログラムを保存します。

Program

編 集

実 行F 1

ステップ

01.F 2

項 目

メニュ-

メニュ-/時間/表示波形

F 3

保 存 F 5

PROGRAM

1.~ 20.

F5

Program キー(2/2)

プログラム実行/実行を選択しま

す。

F1

プログラムの繰返し回数を選択しま

す。

F2→VAR

最初のステップを選択します。

F3→VAR

最後のステップを選択します。

F3→VAR

プログラムを実行/停止します。

編 集

実 行F 1

繰返回数

99F 2

From: 1To : 4

F 3

開 始 F 5

1 ~ 99

1 ~ 20(From < To)

Program Auto test/Stop

PROGRAM

F5(開始)、Auto test/Stop(停止)

Run/Stop キー

Run/Stop

波形取込またはトリガを

取込・停止します。 取込/停止

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GDS2000 ユーザーマニュアル

34

Save/Recall キー(1/7)

Save/Recall

初 期

設 定F 1

基準波形

呼出しF 2

設定を

保存するF 3

波形を

保存するF 4

次 へ F 5

SAV E/REC画面を

保存するF 1

全 て

保存するF 2

設 定

呼出しF 3

波 形

呼出しF 4

前 に

戻 るF 5

SAV E/REC

基準波形

呼出しメニュー

設定保存

メニュー

波形保存

メニュー

画面保存

メニュー

全て保存

メニュー

設定呼出し

メニュー

波形呼出し

メニュー

Save/Recall

初期設定を呼出します。 F1

Save/Recall キー(2/7)

基準波形呼出しメニューを開きま

す。

F1

基準波形 A のオン/オフ

F2

基準波形 B のオン/オフ

F3

基準波形 C のオン/オフ

F4

基準波形 D のオン/オフ

基準波形

呼出しF 1

Ref.A Off F 2

Ref.B Off F 3

Ref.C Off F 4

Ref.D Off F 5

On/ Off

On/ Off

On/ Off

On/ Off

基準波形呼出し

Save/Recall

F5

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クイックリファレンス

35

Save/Recall キー(3/7)

パネル設定/波形の保存メニュー

を選択します。

F1

波形信号を選びます。

F2

保存先を選択します。

F3→VAR

パネル設定/波形を保存します。

F4

USB メモリのファイル編集モード

に入ります。

F5

設定保存

波形 を 保存 する

F 1

ソ ー ス F 2

保 存 F 4

ファイル 操 作

F 5

波形保存

保存場所 US B

F 3メモリ/USB/Refs.

(USB選択時)ファイル操作メニュー

(4CH) CH1/2/3/4Ref A/B/C/D

S ave / R e cal l

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GDS2000 ユーザーマニュアル

36

Save/Recall キー(4/7)

他の保存・読出モードを選択しま

す。

F1

白黒反転をオン/オフします。

F2

指定フォルダへ全てファイルを保存

します。

F4

USB メモリのファイル操作モードに

入ります。

全 て保存する

F 1

保 存 F 4

ファイル操 作

F 5

全て保存

保存場所

USB F 3

ファイル操作メニュー

白黒反転

オフF 2 オン/ オフ

Save/Recall

USBメモリがない場合は表示されません。

F5

保存フォルダ名を選択します。

フォルダ/ファイル名は同一となりま

す。

VAR

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クイックリファレンス

37

Save/Recall キー(5/7)

他の保存・読出モードを選択しま

す。

F1

波形の呼出し元を選択します。

F2

パネル設定を呼出します。

F4

USB メモリのファイル操作モードに

入ります。

設定呼出し

波 形

呼出しF 1

呼 出 F 4

ファイル

操 作F 5

F 3

(USB選択時のみ)ファイル操作メニュー

ソース

USBF 2 USB/メモリ

Save/Recall

F5

Save/Recall キー(6/7)

他の保存・読出モードを選択しま

す。

F1

波形の呼出し元を選択します。

F2

保存先(Ref A~D)を選択します。

F3→VAR

波形を保存します。(*.csv)

F4

USB メモリのファイル操作モードに

入ります。

波形呼出し

波 形呼出し

F 1

呼 出 F 4

ファイル操 作

F 5

F 3

(USB選択時のみ)ファイル操作メニュー

ソース

USBF 2 USB/メモリ

Save/Recall

保存場所

F5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

38

Save/Recall キー(7/7)

フォルダ/サブフォルダの選択をしま

す。

VAR→F1

新しいフォルダを作成します。

フォルダ作成

F2 KEY PAD へ

名前変更

F3 KEY PAD へ

フォルダ/ファイルの削除

F4

*削除を 1 回押すと注意が画面下

に出ます。もう一度 F4を押すと削

除します。削除を中止する場合は

F5(前に戻る)を押します。

選 択 F 1

削 除 F 4

前 に

戻 るF 5

ファイル操作

名前変更 F 3

新規フォルダ

作 成F 2

FILE UTILS

KEYPAD

Save/Recall

KEYPAD

F5(前のメニューに戻る)

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クイックリファレンス

39

KEYPAD

選択文字を入力確定します。

F1

一文字削除(バックスペースキー)

入力した文字を一文字削除します。

F2

新規フォルダを作成します。

F4

例)

ファイルパス:usb:***に新しい

フォルダ\NEW_FOL が作成されま

す。

前の画面に戻ります。

F5

文字入力 F 1

保 存 F 4

前 に戻 る

F 5

ファイル操作

F 3

一文字

削 除F 2

KEYPAD

KEYPAD

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GDS2000 ユーザーマニュアル

40

(トリガ)MENU キー(1/4)

その他のトリガ形式を選択します。

F1

トリガソース信号を選択します。

F2

ビデオ規格を選択します。

F3

ビデオの極性を選択します。

F4

ビデオライン/フィールドを選択しま

す。

F5→VAR

(トリガ)MENU キー(2/4)

他のトリガ形式を選択します。

F1

トリガソース信号を選択します。

F2

トリガモードを選択します。

F3

スロープ/結合メニューに行きます。

F5

形 式 ビ デオ

F 1

ソー ス CH 1

F 2

規 格 N T S C

F 3

ライン F 5

T R IG GER

F 4

(4CH) CH1/2/3/4

(

H) C

H

1/2NTSC/SECAM/ PAL

/

ライン/Field1/Field21 ~263 (NTSC)1 ~313 (SECAM/PAL)

ME N U

極 性

ビ デ オ

形 式

エッジ F 1

ソー スC H 1

F 2

モード オート

F 3

スロー プ / 結合

F 5

T R IG GER

オ ート/ ノーマル/シングル/ オートレベル

スロープ/結合メニューロー

(4CH) CH1/2/3/4/Line

M E N U エッジ

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クイックリファレンス

41

(トリガ)MENU キー(3/4)

他の形式を選択します。

F1

トリガソース信号を選択します。

F2

トリガモードを選択します。

F3

パルストリガ条件とパルス幅を選択

します。

F4→VAR

スロープ/結合メニューに行きます。

F5

(トリガ)MENU キー(4/4)

トリガのスロープを選択します。

F1

トリガの結合モードを選択します。

F2

除去フィルタ(LFrej./HFrej.、オフ)を

選択します。

F3

ノイズ除去をオン/オフします。

F4

前のメニューに戻ります。

LF/ HF/ オフ

オン/ オフ

/

/

スロープ F 1

結 合 F 2

除去フィルタ

オフF 3

前 に

戻 るF 5

TRIGGER

ノイズ除去

オフF 4

スロープ/結合

MENU

F5

形 式パ ル ス F 1

ソー スC H 1 F 2

モ ー ド オ ー ト

F 3

スロー プ / 結合

F 5

T R IG GER

オート/ ノーマル/シングル/ オートレベル

< 2 0. 0ns

F 4

スロープ/ 結合メニュー

>/< / =/20ns ~ 10.0s

(4CH) CH1/2/3/4/Line

M EN U パルストリガ

=

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GDS2000 ユーザーマニュアル

42

Utility キー(1/9)

Hardcopy キー設定メニューに入りま

す。

F1

インターフェース設定メニューに入りま

す。

F2

ブザー音を選択します。

F3

メニュー言語を選択します。

F4

他のメニューに行きます。

/ / オフ

English/中文(簡)中文(繁)/Españoletc

Utility

印刷・保存

設 定F 1

インター

フェースF 2

オフF 3

Language日 本 語

F 4

次 へ F 5

UTILITY

インターフェースメニュー

印刷・保存メニュー

F5

Utility キー(2/9)

校正モードへ入ります。

注意:校正モードを解除するには F1~

5 キー以外のキーを押してください。

F1

システム情報を表示します。

F2

Go-NoGo テストメニューに入ります。

F3

Go-NoGo テストの NoGo 判定を選択し

ます。

F4

他のメニューに行きます。

/

Utility

自 己

校 正F 1

システム

情 報F 2

Go-NoGoメニュー

F 3

NoGo判定 F 4

次 へ F 5

UTILITY

垂直軸

Go-NoGoメニュー

F5

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クイックリファレンス

43

Utility キー(3/9)

保存・画面印刷機能を選択します。

F1

白黒反転をオン/オフします。

F2

画面と同じ色か、背景を白で印刷する

かを選択します。

F3

プリントアウトの縮小率を選択します。

F4

前のメニューに戻ります。

機能選択

全て保存

白黒

縦向き

(印刷のみ)10~100

(印刷のみ)カラー縦向き/白黒縦向き

画面保存/全て保存/印刷

前 に

戻 る

オン/オフ白黒反転

オフ

拡大率

50%

Utility

F 1

F 2

F 3

F 4

F 5

H-COPY-

印刷・保存

Hardcopy

F5

Utility キー(4/9)

インターフェースを選択します。

F1

RS-232 の場合、ボーレートを選択し

ます。

F2

RS-232 ストップビットを選択します。

F3

RS-232 パリティを選択します。

F4

前に戻ります。

F5

形 式 RS232

前 に 戻 る

(RS232Cのみ)2400/ 4800/ 9600/ 19200/ 38400

ボ ーレ ート 192 00

ス ト ッ プ ビット 1

(RS232Cのみ)奇数/ 偶数/ なし

パリ テ ィな し

(RS232Cのみ)1/ 2

RS232/ USB F 1

F 2

F 3

F 4

F 5

2

Ut ili ty イ ン タ ー フ ェ ー ス

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GDS2000 ユーザーマニュアル

44

Utility key (5/9)

Go-NoGo テンプレート・メニューに行

きます。

F1

Go-NoGo 判定用入力 CH を選択し

ます。

F2

NoGo 条件を選択します。

F3

Go-NoGo テストを開始/停止します。

F4

Go-NoGo テスト結果を表示します。

F5

Utility キー(6/9)

Go-NoGo テンプレートを選択します。

F1

テンプレートのソース信号を選びま

す。

F2→VAR

テンプレート位置もしくは許容度を選

択します。

F3→VAR

作成したテンプレートを保存します。

F4

前のメニューに戻ります。

ソース

RefA

ポジション

3.00 Div

保存

作成

(最大/最小テンプレート)

-12Div ~ +12Div

(オートテンプレート)

(4CH) CH1/2/3/4

(最大/最小テンプレート)

最大:Ref A/W01-20最小:Ref B/W01-20

テンプレート

最大

最大/ 最小/ オート

前に

戻る

F 1

(オートテンプレート)

0.4% ~ 40%4%ステップ0.04div ~ 4.0div

F 2

F 3

F 4

F 5

ソース

CH1F 2

許容範囲

0.4%F 3

Utility

Go-NoGo テンプレート編集

F5

( 4CH) CH1/ 2/ 3/ 4

テンプレ -ト 編 集 ソ ース CH 1

N o G o処理 停 止

G o- N o G oオ フ

R a ti o: 00

停止 / 停止+連続 / 連続+

F 1

F 2

F 3

F 4

F 5

オン/ オフ

G o- N o G o

Ut ili ty G o- N o G o

テンプレート編集メニュー

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クイックリファレンス

45

Utility キー(7/9)

プローブ補正メニューに行きます。

F1

時刻設定メニューに行きます。

F2

他のメニューに行きます。

F5

Utility

プローブ補正

メニューF 1

時刻設定

メニューF 2

次 へ F 5

UTILITYプローブ補正

メニュー

時刻設定メニュー

Utility キー(8/9)

プローブ補正信号を選択します。

F1

方形波の周波数を設定します。

F2→VAR

方形波のデューティ比を設定しま

す。

F3→VAR

デフォルトの補正信号周波数を表

示します。

F4

前のメニューに戻ります。

F5

波 形

( のみ)1k ~ 100k

( のみ)5% ~ 95%

初期設定

1kHz前 に

戻 る

周波数

1 Kデューティ比

50%

F 1

F 2

F 4

F 5

F 3

ProbeComp

Utility

プローブ補正

/ /

付属のプローブを補正する場合は

初期設定をご使用ください。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

46

Utility キー(9/9)

日付/時間設定を選択します。

F1

日/月/年を選択します。

F2 →VAR

時間/分を選択します。

F2 →VAR

日付/時間設定を保存します。

F4

日付/時間設定を取り消します。

日付設定

保 存

キャンセル

1

F 1

F 2

F 4

F 5

(日/月/年)

日: 1 ~ 31

年: 2000 ~ 2037月: 1 ~ 12

0F 2

(時/分)時: 0 ~ 23分: 0 ~ 59

TIME SET

Utility

時刻設定

日付設定/時間設定

F5

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クイックリファレンス

47

初期設定

Save/Recall キー→F1(初期設定)を押して設定される

パネルの初期設定内容です。

Save/Recall

初 期

設 定F 1

波形取込 モード: ノーマル メモリ長: 500

CH(垂直軸) 感度: 2V/div CH1:オン、CH2/3/4:オフ

結合モード: DC 反転:オフ

帯域幅制限:オフ プローブ減衰率: x1

カーソル測定 ソース: CH1 水平カーソル: なし

垂直カーソル: なし

ディスプレイ 波形表示: ドット 重ね書き:オフ

グリッド:

Go-NoGo Go-NoGo:オフ ソース: CH1

NoGo 条件: NoGo 時: 停止

水平軸 感度: 2.5us/Div モード: メイン

水平ポジション

中央(0.00s)

選択範囲(ウィンドウ)

250ns

演算 演算タイプ: 加算 CH: CH1+CH2

位置: 0.00 Div 水平軸感度: 2V/div

FFT(ソース):CH1 ウィンドウ:ハニング

FFT(ポジション):0.00div 単位/div:20dB

自動測定 ソース 1、2: CH1、CH2 p-p 値

平均値 周波数

デューティ比 立上時間

プログラム モード: 編集 その他の部分は変更あり

ません。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

48

トリガ タイプ: エッジ ソース: CH1

モード: オート スロープ:

結合: DC 周波数除去:オフ

ノイズ除去: オフ パルス:<

パルス:20ns

ユーティリティ ビープ音:オフ

プローブ補正波形:

方形波、1kHz、50%

Hardcopy: 画面保存、

白黒反転オン

インターフェース 形式:RS232 ボーレート:19200

ストップビット:1 パリティ:なし

GPIB オプション機能付き

の場合は GPIB

Address:8

基準波形 Ref A~D オフ

Save/Recall Source:CH1 Distination:Ref A

Memory:W 1

注意:初期設定は、メモリに保存された内容など全て初期化するもので

はありません。

注意:初期化されると初期化以前のキー選択位置の状態に見えますが

上記内容に変更されています。

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クイックリファレンス

49

オンライン ヘルプ機能 Help キーを押すとヘルプモードに入ります。 各ファン

クションキーを押すと、主要な機能の簡単な説明がデ

ィスプレイ上に表示されます。

Help

対象キー Acquire

Display

Utility

Program

Cursor

Measure

Save/Recall

Auto test/Stop

Auto Set

Help

HORIMENU

Run/Stop

Hardcopy

MATH

CH1

各 CH キー

MENU (トリガ・メニュー)

パネル操作 Help キーを押します。 ディスプレイ

内容が、ヘルプモードに変化しま

す。

Help

対象キーを押して、ヘルプ内容を

表示します。

(例: Acquire キー)

Acquire

VARIABLE ノブを使用して、ヘルプ

内容をスクロールできます。

もう一度 Help キーを押すと、ヘル

プモードを終了します。

別の項目を見る場合はそのまま対

象キーを押します。

Help

+対象キー

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GDS2000 ユーザーマニュアル

50

測定

基本的な測定 この章では、入力信号の取込み、観測に必要な基本的操作について説

明します。 より詳細な操作に関しては、以下の章を参照してください。

• 他の測定実行→58 ページから

• 測定環境設定→85 ページから

CH 起動

チャンネル起動 入力チャンネルをアクティブにす

る場合、CH キーを押します。LED

が点灯し、波形がディスプレイ上

に表示されます。

チャンネル停止 入力チャンネルを停止するには、

再度 CH キーを押し、LED を消灯

させます。LED が消灯すると停止

します。

初期設定 初期設定(Save/Recall キー→F1)を呼出すと、CH1 は

自動的にオンになります。 CH2、3、および 4 はオフに

なります。

オートセット 注意:Auto Set キーを押しても、入力信号が接続され

ているチャンネルは自動的にアクティブにはなりませ

ん。

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測定

51

オートセット

オートセット機能は、最適な条件で入力信号を観測で

きるように、自動的にパネル設定を行います。

GDS2000 シリーズは自動的に以下のパラメータを設

定します。

概要

• 水平軸感度

• 垂直軸感度

• トリガ入力 CH

• 垂直位置

• トリガモード:オート

注意:波形のレベル、周波数によっては最適化できな

い場合があります。

パネル操作 1. 入力信号を BNC 入力端子へ

接続し、Auto Set キーを押し

ます。

Auto Set

2. 波形はディスプレイの中心に現れます。

前 後

3. オートセットを元に戻すには、

F5(前設定に戻す)を押しま

す。 オートセット後、約 4 秒間

利用可能です。

前設定

に戻すF 5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

52

制限 オートセットは以下の状況では作動しません。

• 入力信号周波数 20Hz 未満

• 入力信号振幅 30mV 未満

注意:複数 CH に異なる信号が入力されている場合、ト

リガソースは CH 番号の小さい方が選択されます。

取込/停止(Run/Stop)

概要 デフォルトでは、ディスプレイ上の波形表示は絶えずア

ップデートされます(Run モード)。 波形を停止する

(Stop モード)と、波形が静止しますので、より詳細な観

測と分析が可能になります。 停止に入る場合、2 つの

方法が利用可能です: Run/Stop キーを押すか、また

はトリガ・モードのシングルを使用します。

Stop モード・

アイコン

波形取込を停止した場合、Stop アイ

コンがディスプレイの上端に表示され

ます。

Run/Stop キーを

押して波形を停

1. Run/Stop キーを押すと波形

が停止します。 波形の停止を

解除するには、もう一度

Run/Stop キーを押します。

Run/Stop

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測定

53

シングルトリガ・モ

ードで波形を停止

2. シングルトリガ・モードでは、波

形は停止モードに入り、

Run/Stop キーが押された場

合のみ、アップデートされま

す。 トリガの詳細は、108 ペー

ジを参照してください。

注意: Run/Stop キーを押す

と、本器はトリガ待ち状態とな

り、トリガがかかると一度だけ

アップデートさします。連続取

込モードには切り替わりませ

ん。

MENU

モード

シングルF 3

(トリガ)

Run/Stop

波形操作 波形は取込モードと停止モードの両方で操作出来ます

が、異なる点があります。 詳細は、97 ページ(水平位

置/時間)および 103 ページ (垂直位置/感度)を参照し

てください。

注意:入力結合が GND の時はトリガ待ち(Trig?)状態

でも輝線が表示されています。

水平位置/時間

より詳細な構成に関しては、95 ページを参照してください。

水平位置の設定 水平軸 POSITION ノブは波形を

左右に動かします。 波形が動くと

き、ディスプレイ上端のメモリ・バ

ーがメモリ内の波形の位置を表

示します。

Stop モード 波形取込が停止した状態では、メモリの

端に達するまで、メモリ・バーと波形は共

に移動します。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

54

注意:メモリ・バーは POSITION ノブを回している間表

示され、終了後数秒で時間表示に戻ります。

時間軸(感度)を選択するには、

TIME/DIV ノブを回します。

範囲 1ns/div~10s/div、1-2.5-5 ステップ

水平軸時間の

選択

対応するサンプリングレートはディスプレイの上側に表

示されます。 時間軸は下側に表示されます。

Stop モード Stop モードでは、時間設定に応じて、メ

モリ・バーと波形のサイズが変化しま

す。

注意:メモリ・バーは TIME/DIV ノブを回している間表示

され、終了後数秒で時間表示に戻ります。

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測定

55

垂直位置/感度

より詳細な構成に関しては、103 ページを参照してください。

波形を上下させるには、各チャン

ネルの垂直軸 POSITION ノブを

回します。

垂直位置の設定

波形を移動中、カーソルの垂直位

置は画面の左下隅に表示され、

終了後数秒で消えます。

取込/停止 取込と停止(Run/Stop)モードの両方

で波形を垂直に動かせます。

垂直軸感度を変えるには、

VOLTS/DIV ノブを回します。

範囲 2mV/Div~5V/Div、1-2-5 ステップ

垂直軸感度の選

各チャンネルの垂直軸感度はデ

ィスプレイの左下隅に表示されま

す。

Stop モード Stop モードでは、垂直軸感度設定を変

えることはできますが、波形の形は変化

しません。

注意:Stop モードの時は、XY モードからメインに変更

できません。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

56

プローブ補正信号

概要 この章はプローブ補正信号の一般的

な利用法を説明します(例えば、測定

対象機器信号が利用可能でない場合

など)。 プローブ補正の詳細は、152

ページを参照してください。

注意:プローブ補正信号のため、周波数とデューティ

比の精度は保証されておりません。

基準信号としての利用は出来ません。

波形タイプ プローブ補正に使用する方形波 1k ~

100kHz, 5% ~ 95%.

ピーク検出の効果を示すためのデモン

ストレーション用信号。ピーク検出の詳

細は 85 ページを参照してください。

メモリ長の効果を示すためのデモンスト

レーション用信号。メモリ長の詳細は 87

ページを参照してください。

1. 補正信号出力と CH 入力の間にプローブを接続し

ます。

補正信号の取込

Ω

Ω

G D S -2 1 0 4

2V CH1

2. Utility キーを押します。 Utility

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測定

57

3. F5(次へ)を二回押します。 次 へ F 5

次 へ F 5

4. F1(プローブ補正メニュー)を押

します。 プローブ補正

メニューF 1

5. F1(波形)を押して、波形を選

択します。

6. ( のみ) 周波数を変える

場合、F2(周波数)を押して、

VARIABLE ノブを使用します。

周波数

1 KF 2

範囲: 1kHz ~ 100kHz

7. ( のみ) デューティ比を変

える場合、F3(デューティ比)を

押して、VARIABLE ノブを使用

します。

デューティ比

50%F 3

範囲 5% ~ 95%

プローブ補正 プローブ補正の詳細は、152 ページを参照してくださ

い。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

58

自動測定 自動測定機能は電圧 12 項目、時間 7項目、遅延形式 8 項目の 27

種類あり、2 チャンネル分、5 つの測定項目をメニューバー上に表示しま

す。また、全体表示モードで、選択した CH の電圧および時間に関する

電圧、時間に関する 19 項目全てを測定し、一度に画面に表示できます。

測定項目

概要 電圧

p-p値最大値

最小値

振幅

ハイ値

ロー値

平均値

実効値

上OVシュート

下OVシュート

上プリシュート

下プリシュート

時間

周波数

周期

立上時間

立下時間

+パルス幅

-パルス幅

デューティ比

遅延形式

FRR

FRF

FFR

FFF

LRR

LRF

LFRLFF

電圧測定 p-p 値 正と負のピーク電圧

最大値 正のピーク電圧

最小値 負のピーク電圧

振幅 ハイ値とロー値の差異

ハイ値 グローバルな高電圧レベル

ロー値 グローバルな低電圧レベル

平均値 最初のサイクルの電圧平均

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測定

59

実効値

RMS(実効値)電圧

上オーバー

シュート 上昇時のオーバーシュート電

下オーバー

シュート 下降時のオーバーシュート電

上プリシュ

ート 上昇時のプリシュート電圧

下プリシュ

ート 下降時のプリシュート電圧

Time

measurement

周波数 波形の周波数

周期

波形の周期(1/周波数)

立上り時間

パルスの上昇時間(10%~90%)

立下り時間

パルスの下降時間(90%~10%)

+ パルス幅

正のパルス幅

‒パルス幅

負のパルス幅

デューティ

比 周期全体に対する波形周期の

比率

遅延測定 FRR 信号 1:最初の立上エッジと

信号 2:最初の立上エッジの間隔

FRF

信号 1:最初の立上エッジと

信号 2:最初の立下エッジの間隔

FFR

信号 1:最初の立下エッジと

信号 2:最初の立上エッジの間隔

FFF

信号 1:最初の立下エッジと

信号 2:最初の立下エッジの間隔

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GDS2000 ユーザーマニュアル

60

LRR 信号 1:最初の立上エッジと

信号 2:最後の立上エッジの間隔

LRF 信号 1:最初の立上エッジと

信号 2:最後の立下エッジの間隔

LFR 信号 1:最初の立下エッジと

信号 2:最後の立上エッジの間隔

LFF 信号 1:最初の立下エッジと

信号 2:最後の立下エッジの間隔

個別モード

個別モードは 2 チャンネル分、5 つの測定項目をメニューバー上に表示

します。ディスプレイは波形表示に使えます。

1. Measure キーを押します。 Measure

測定結果を見る

2. 初期状態では CH1 と CH2 測定結果がメニュー上

にアップデートされて表示しています。 対象 CH お

よび測定項目を変更する場合は変更したい項目の

F1~F5 キーを押します。

F 1

F 2

F 3

F 4

F 5

測定項目の選択 3. 選択メニューが表示されます。

F1(ソース 1)を押して、測定対

象信号 CH を選択します。

ソース 1CH 1

F 1

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測定

61

4. F2(ソース 2)を押して測定対象

CH を選択します。 F 2ソース 2

CH 2

5. F3 を押して測定タイプを選択

します。 電圧、時間、および遅

延形式が選べます。

電圧

p-p値F 3

6. VARIABLE ノブを使用する

か、F4 を押して測定項目を選

択します。

F 4

7. F5 (前に戻る)を押して測定項

目を確定し、測定結果の表示

に戻れます。

前 に

戻 るF 5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

62

全体観測モード

測定観測モードは、電圧および時間に関する 19 項目全てを測定し、画

面に一度に表示できます。

1. 二度 Measure キーを押しま

す。 Measure

Measure

測定結果の観測

2. 観測する対称チャンネルを選

択します。 CH1 F 1

3. 電圧と時間測定の結果がディスプレイ上に表示さ

れます。

4. 測定結果をクリアする場合は

F5(表示オフ)を押します。 表示オフ F 5

遅延測定 注意:このモードで遅延測定は利用できません。 個別

測定モードを使用してください

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測定

63

カーソル測定 水平、垂直カーソルにより入力波形、演算結果波形(演算または FFT)

の値を読み取ることができます。

カーソルには水平軸カーソルと垂直軸カーソルがあり、時間、電圧

(MATH 時)と dB、周波数(FFT 時)が読み取れます。

水平軸カーソルを使用

1. Cursor キーを押します。 Cursor

パネル操作/範囲

2. F1(ソース)を押して、入力信号

を選択します。 ソース

CH1F 1

範囲 CH1, 2, 3, 4, MATH(演算結果)

3. F2(水平軸)を押して水平カー

ソルをアクティブにします。

範囲

水平カーソルはアクティブになってい

ません

T1 カーソル可動、T2カーソルは固定

T2 カーソル可動、T1カーソルは固定

T1、T2のカーソルが両方同時に可動

T1 : -23 6 . 0usT2 : 16 0 . 0us∆ : 39 6 . 0us

f : 2 .52 5kH z

f1 : 2.000kHzf2 6.000kHz∆ : 4.000kHzDiv : 5.00kHz

CH1,2,3,4 および MATH(+、-) MATH(FFT 時)

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GDS2000 ユーザーマニュアル

64

パラメータ

T1 トリガポイントから T1カーソル間の時

間情報

T2 トリガポイントから T2カーソル間の時

間情報の時間情報

∆ T1- T2間の時間差

f 時間差(Δ)の周波数値

4. VARIABLE ノブを使用して、カ

ーソルを左右に動かします。

F4 の内容もそれに従って変化

します。

例 T1 T2

T1T2Δf

注意: FFT 演算 FFT 演算時の F4 の内容は異な

ります。 FFT 演算の詳細は、69

ページを参照してください。

f1 : 2.000kHzf2 6.000kHz∆ : 4.000kHzDiv : 5.00kHz

f1 左カーソルの周波数

f2 右カーソルの周波数

∆ 左右カーソル間の周波数

Div 水平軸 1 div あたりの周波数

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測定

65

垂直軸カーソルを使用

1. Cursor キーを押します。 Cursor

パネル操作/範囲

2. F1(ソース)を押して、入力信号

を選択します。 ソース

CH1F 1

範囲 CH1、2、3、4、MATH(演算結果)

3. F2(垂直軸)を繰り返し押して

垂直カーソルをアクティブにし

ます。

垂直軸 F 3

範囲

垂直カーソルはアクティブになってい

ません

上下のカーソルは同時に可動

上カーソル可動、下カーソルは固定

下カーソル可動、上カーソルは固定

4. カーソル測定情報は F5 の位

置に表示されます。

パラメータ

V1 対象 CH の GND レベルと V1カーソ

ル間の電圧レベル

V2 対象 CH の GND レベルと V2カーソ

ル間の電圧レベルの電圧レベル

∆ V1 -V2カーソル間の電圧差

5. カーソルを上下させるには

VARIABLE ノブを使用します。

F5 の内容もそれに従って変化

します。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

66

V1

V2V1V2Δ

注意: FFT 演算 FFT 演算の時は、表示内容が異

なります。 FFT 演算の詳細は、69

ページを参照してください。

M 1 : 8 3 . 6 d BM 2 : 3 . 66 d B∆ : 8 0 . 0 d B

M1 Math 基準ポジションからの dB 値

M2 Math 基準ポジションからの dB 値

∆ M1- M2 カーソル間の dB 値

注意: FFT 演算 FFT 演算時の F4 の内容は異なります。 FFT 演算の

詳細は、69 ページを参照してください。

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測定

67

演算測定

概要

概要 演算測定は、入力信号の加算、減算、または FFT 演

算を実行して、結果をディスプレイに表示します。演算

結果波形のカーソル測定も可能です。

加算(+) 2 つの信号の振幅を加え表示します。

CH 組合せ CH1-2 または CH3-4

減算(-) 2 つの信号の振幅の差分をとり表示します。

CH 組合せ CH1-2 または CH3-4

FFT 信号に対して FFT 演算を実行します。 4 タイプの FFT

ウィンドウが利用可能です: ハニング、方形、フラット

トップ、およびブラックマンです。

CH CH1、2、3、4

注意:ソース信号が表示されて FFT スペクトラムは更

新されません。

周波数分解能

振幅分解能

ハニング ウィンド

適切な測定例 周期波形における周波数測定

周波数分解能

振幅分解能

フラットトップ ウ

ィンドウ

適切な測定例 周期波形における電圧測定

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GDS2000 ユーザーマニュアル

68

周波数分解能 方形ウィンドウ

振幅分解能 ×

適切な測定例 単発的現象(このモードはウィ

ンドウを利用しないのと同じで

す)

周波数分解能 × ブラックマン ウィ

ンドウ 振幅分解能

適切な測定例 周期波形における電圧測定

加算/減算

パネル操作 1. チャンネル組合せを選択しま

す。.

CH1、2 または CH3、4

MATH

POSITION POSITION

VOLTS/DIV VOLTS/DIV

CH1 CH1

2. Math キーを押します。 MATH

3. F1(操作)を押して、加算(+)か

減算(-)を選択します。 演 算

+F 1

4. F2 を押して、CH1+2 または

CH3+4 を選択します。 CH1+CH2 F 2

5. 演算結果はディスプレイ上に

表示されます。 垂直軸感度は

CH1 または CH3 で決まりま

す。 (単位/div)で F5 の位置に

表示されます。

単位/Div2V

F 5

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測定

69

CH1

演算結果MATH

CH2

6. 演算波形を垂直に動かす場

合は、F4(ポジション)を押して

VARIABLE ノブを使用します。

ポジション

0.00 DivF 4

7. ディスプレイから演算結果をク

リアする場合、もう一度 Math

キーを押します。

MATH

FFT

パネル操作 1. Math キーを押します。 MATH

2. F1(演算)を押して、FFT を選択

します。 演 算

FFTF 1

3. F2 を押して入力信号を選択し

ます。 ソース

CH1F 2

4. F3 を押して FFT ウィンドウを

選択します。 ウィンドウ

ハニングF 3

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GDS2000 ユーザーマニュアル

70

5. FFT 演算結果が表示されます。 水平軸感度は時

間から周波数へ、垂直軸感度から電圧から dB に

変化します。

FFT演算結果

CH1

6. FFT スペクトラムを垂直に動

かす場合、F4(ポジション)を押

して VARIABLE ノブを使用し

ます。

ポジション

0.00 DivF 4

範囲 ‒12.00 Div ~ +12.00 Div

7. FFT スペクトラムの垂直軸感

度を選択する場合、F5(単位

/Div)を押します。

単位/Div1dB

F 5

範囲 1, 2, 5, 10, 20 dB/div

8. ディスプレイから FFT 結果を

クリアする場合、もう一度

Math キーを押します。

MATH

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測定

71

Go-NoGo 判定

概要

概要 Go-NoGo 判定は、波形がユーザ設定の振幅範囲(テ

ンプレート)に収まるかどうかをチェックします。 判定結

果の出力方法にはメニュー表示、ブザー音、およびリ

アパネル BNC 端子からのパルス信号出力の 3 種類

あります

テスト・パラメータ 項目 初期設定 設定詳細

NoGo 判定時のブザー

オフ 72 ページ

NoGo 評価基準: テンプ

レート内もしくは外

外 72 ページ

テスト対象入力信号チ

ャンネル

CH1 73 ページ

NoGo の場合、テスト続

行または停止

停止 73 ページ

テンプレート: 最小値と

最大値を個別設定、ま

たはオート(単一波形

から両方を作成)

最小/最大/

オート(個別

設定)

74 ページ

初期設定 初期設定を呼出す場合、

Save/Recall キー、F1(初期設定)

を押します。詳細は 47 ページを

参照してください。

Save/Recall

初 期

設 定F 1

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GDS2000 ユーザーマニュアル

72

編集: ブザー音

パネル操作 1. Utility キーを押します。 Utility

2. F3 を押して内臓ブザー音を選

択します。 オフF 3

高音

中音

低音

オフ

ブザー音オフ

注意 ブザー音は校正終了の合図として、垂直解像度の校

正時にも使用されます(151 ページ)。

編集: NoGo 条件

1. Utility キーを押します。 Utility

2. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

3. F4(NoGo 判定)を押して NoGo

条件を選択します。

波形が境界外にはみ出る場合に

NoGo

波形が境界内に収まる場合に

NoGo

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測定

73

編集: ソース信号

1. Utility キーを押します。 Utility

2. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

3. F3(Go-NoGo メニュー)を押し

ます。 Go-NoGoメニュー

F 3

4. F2(ソース)を押して対象チャン

ネルを選択します。 (選択され

た信号は自動的にアクティブ

にされます)

ソース

CH1F 2

編集: NoGo の後にテスト続行または停止

1. Utility キーを押します。 Utility

2. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

3. F3(Go-NoGo メニュー)を押し

ます。 Go-NoGoメニュー

F 3

4. F3(NoGo 処理)を押して NoGo

条件後にテストを続行する

か、停止するかを選択します。

NoGo処理

停 止F 3

停止 NoGo 条件が満たされると、テスト

は停止します。 ブザーは鳴りませ

ん。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

74

停止+ NoGo 条件が満たされると、テスト

は停止しブザーが鳴ります。

連続 NoGo 条件が満たされても、テスト

は停止せずブザーも鳴りません。

連続+ NoGo 条件が満たされても、テスト

は停止しません。 ブザーは鳴りま

す。

注意 ブザー音が元々オフに設定されている場合(72 ペー

ジ)、 を選択しても音は発生しません。

編集: テンプレート

概要 Go-NoGo テンプレートは上下の境界を設定します。 2

つの設定方法があります: 最小/最大とオートです。

最小/最大 上方と下方の境界を別々の波形として内

部メモリから指定します。

長所: テンプレート形とソース信号との距離

(許容差)は自由に変更可能です。

短所: テンプレート波形を事前に内部に保

存する手間がかかります。

オート 内部に格納された波形からではなく、入力

信号から上下の境界を一緒に作成しま

す。

長所: 事前に波形を保存する必要がありま

せん。

短所: テンプレートの形はソース信号と同

一です。 ソース信号と上下テンプレートの

距離(許容差)は常に対称です。

最小/最大設定 1. テンプレートのソース信号をディスプレイ上に表示

させます。

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測定

75

2. Utility キーを押します。 Utility

3. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

4. F3(Go-NoGo メニュー)を押し

ます。 Go-NoGoメニュー

F 3

5. F1(テンプレート編集)を押しま

す。 テンプレート

編 集F 1

6. F1(テンプレート編集)を再度押

して、上側(最大)または下側

(最小)の境界を選択します。

テンプレート

最 大F 1

7. F2(ソース)を押します。

VARIABLE ノブを使用して、内

部に保存されている波形から

テンプレートを選択します。 波

形保存手順に関しては、131

ページを参照してください。

ソース

Ref AF 2

最大 最大境界(ディスプレイでは波形「A」と

してマークされています): Ref A, W1 ~

20 内部メモリ

最小 最小境界(ディスプレイでは波形「B」と

してマークされています): Ref B, W1 ~

20 内部メモリ

注意:波形が保存されていないメモリ(ソース)番号を

指定すると注意が出ます(This Location is empty!)。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

76

8. F3(ポジション)を押します。

VARIABLE ノブを使用して、波

形の位置を調節します。

ポジション

3.00 DivF 3

9. ステップ 9、10、11 を繰り返し

てもう片方のテンプレート(最

小または最大)を設定してくだ

さい。

テンプレート

最 小F 1

10. テンプレートが設定されたら

F4(保存作成)を押して保存し

ます。

保 存

作 成F 4

オート設定 1. テンプレート作成元のソース信号がディスプレイの

上で表示されていることを確かめます。

2. Utility キーを押します。 Utility

3. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

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測定

77

4. F3(Go-NoGo メニュー)を押し

ます。 Go-NoGoメニュー

F 3

5. F1(テンプレート編集)を押しま

す。 テンプレート

編 集F 1

6. F1(テンプレート)を押してオー

トを選択します。 テンプレート

オートF 1

7. F2(ソース)を押してテンプレー

ト作成元のソース信号を選択

します。

ソース

CH1F 2

8. テンプレートは波形 A(最大)と

波形 B(最小)としてディスプレ

イ上に表示されます。

VARIABLE ノブを使用して、許

容範囲を設定します。

許容範囲

0.4%F 3

9. F3(許容範囲)を押して単位を

選択します。 %と div が選択可

能です。

許容範囲

0.4divF 3

10. テンプレートが設定されたら

F4(保存作成)を押して、保存し

ます。

保 存

作 成F 4

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GDS2000 ユーザーマニュアル

78

Go-NoGo テスト実行

この章は、すべての Go-NoGo 設定が完了していることを前提にします。

パネル操作 1. Utility キーを押します。 Utility

2. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

3. F3(Go-NoGo メニュー)を押し

ます。

Go-NoGoメニュー

F 3

4. ソース信号とテンプレート(境界)を両方、ディスプレ

イ上に表示します。

5. F4(Go-NoGo)を押します。

Go-NoGo テストは設定条件

(73 ページ)に基づいて実行さ

れます。 テストを停止する際

は、再び F4 を押してください。

Go-NoGo オン

F 4

6. 試験結果は F5 メニューに表

示されます。 分母(下側)は全

体のテスト数を示します。 分

子(上側)は失敗したテスト

(NoGo)の数を示します。

Ratio:36

F 5

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測定

79

7. NoGo 判定結果はリアパネル

の上の Go/NoGo 端子(オープ

ンコレクタ)から 5Vpp、10us の

パルス信号として外部機器へ

出力されます。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

80

プログラム

概要

概要 プログラム機能は、ユーザ設定のシーケンス、時間、

繰返し数、およびパネル設定を用いて、入力信号に対

してカーソル測定または自動測定を行います。 この機

能は製造現場や品質検査テストなど、自動化されて反

復性のある測定の役に立ちます。

パラメータ プログラム・

セット

1 セット

プログラム・

ステップ

最大 20 ステップ

測定項目 カーソル測定、自動測定を選択

1 ステップあたり

の時間

1 ~ 99 秒、またはマニュアル起動

(RUN/STOP キー)

プログラム

繰返し回数

1 ~ 99 ループ

開始、終了

ステップ

開始および停止ステップを指定

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測定

81

ステップ設定 1. ディスプレイ上に測定対象波形を表示し、測定形

式を決めます: 水平/垂直カーソルまたは自動測

定を選択します。

2. パネル設定を行い(トリガ、取込モード、水平軸/垂

直軸感度など)、内部メモリに設定を保存します。

詳細は 130 ページを参照してください。

3. パネル設定を利用して、プログラムを編集します

(81 ページ)。

4. プログラムを実行します(83 ページ)。

プログラム編集

この章は、パネル設定が既に保存されていると仮定します。

パネル操作 1. Program キーを押します。 デ

ィスプレイはプログラム編集モ

ードに変わります。

Program

2. F1(編集/実行)を押して、編

集側を選択します。 編 集

実 行F 1

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GDS2000 ユーザーマニュアル

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3. F2(ステップ)を押します。

VARIABLE ノブを使用して、編

集対象のステップを選択しま

す。

ステップ

01.F 2

4. F3(項目)を押してステップのパ

ラメータを選択します。 パネル

設定、メニュー(カーソル測定

か自動測定)、および時間で

す。

項 目

メニューF 3

Setup 内部メモリに保存されたパネル設定を

選択します。 S01 ~ S20. パネル設定

の保存/呼出しの詳細は、130 ページ

(保存)または 141 ページ (呼出)を参照

してください。

Menu カーソル/自動測定を選択します。

Time ステップの持続時間を、1~99 秒また

はマニュアル制御(実行、停止)を設定

します。 マニュアル実行/停止が選択

されると、ステップが終了した後、停止

します。再開するにはユーザが

Run/Stop キーを押してプログラムを

再開させます。

5. プログラム・ステップの設定に

ついて上記を繰り返します。

F5(保存)を押してプログラムを

保存します。

保 存 F 5

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測定

83

プログラム実行

パネル操作 1. Program キーを押すしディスプ

レイをプログラムモードにしま

す。

Program

2. F1(編集/実行)を押して、実

行側を選択します。 編 集

実 行F 1

3. F2(繰返回数)を押します。

VARIABLE ノブを使用して、プ

ログラム・ループの数を選択し

ます: 1 ~ 99 の範囲で設定可

能です。

繰返回数

99F 2

4. F3 を押して、From(開始ステッ

プ):を選択します。VARIABLE

ノブを使用して、プログラムの

開始ステップ、1~20を選択

します。選択されたステップに

「S」マークが表示されます。

From: 1To :4

F 3

5. F3 を押して終了ステップを選

択します。 VARIABLE ノブを

使用して、ステップの位置を選

択します(停止ステップ ≥ 開始

ステップ)。選択されたステップ

に「E」マーク表示されます。

From: 1To :4

F 3

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GDS2000 ユーザーマニュアル

84

6. F5(開始)を押します。 ディス

プレイはプログラム実行モード

にかわり、ステップを実行し始

めます。実行中は画面上に

「PROG」と表示が出ます。

開 始 F 5

7. 時間設定で Run/Stop を設定

してある場合は画面に「Press

Run/Stop key to continue」と

いうメッセージが出現した場

合、Run/Stop キーを押すこと

で以降ステップに進みます。

Run/Stop

8. 全てのステップが終了すると、

プログラムは自然に終了し、

PROGRAM 画面に戻ります。

途中でプログラムを止める場

合は、Autotest/Stop キーを

押します。

Auto test/Stop

注意:途中で止めた場合プログラムモードを中止し、通

常のモードに戻ります。

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測定環境設定

85

測定環境設定 この章では測定に必要な環境(波形取込、ディスプレ

イ、水平軸、垂直軸、トリガなど)の詳細設定方法を

説明します。

波形取込

波形取込モード

パネル操作 1. Acquire キーを押します。 Acquire

2. F1(ノーマル)~F3(平均)から

波形取込モードを選択しま

す。 ディスプレイ右上隅のア

イコンが変化します。

ノーマル F 1

ピーク F 2

平 均

2F 3

範囲 ノーマル 取得データのすべてが波形描画に

使用されます。

ピーク検

各波形取込間隔(バケット)内の最小

値&最大値だけが使用されます。 こ

のモードは異常信号を捕らえる場合

に役に立ちます。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

86

平均 複数の取得データが平均されます。

このモードは波形からノイズを除去

する場合に役に立ちます。 F3 を押し

て、平均数を選択します。

平均数: 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256

例 ノーマル

ピーク検出

平均(2)

平均(256)

プローブ補正信

号を利用したピー

ク検出効果の実

1. プローブ補正波形がピーク検

出モードの実演に利用できま

す。プローブ補正出力にプロ

ーブを接続します。

2. Utility キーを押します。 Utility

3. 二度、F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

次 へ F 5

4. F1(波形)を押して 波形を

選択します。

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測定環境設定

87

5. Auto Set キーを押します。 デ

ィスプレイの中心に波形が表

示されます。

Auto Set

6. Acquire キーを押します。 Acquire

7. F2(ピーク検出)と F1(ノーマル)

を比較します。ピーク検出モー

ドでは、スパイクノイズが検出

されます。

ノーマル F 1

ピーク F 2

ピーク検出

ノーマル

メモリ長

概要 メモリ長は各トリガイベント時に取得される波形データ

の量を定義します。 ショート、ロング、2つのモードが

利用可能です。

ショートモード 波形データのポイント数は少ないた

め、頻繁にアップデートします。FM 変

調波など、波形が頻繁に変わる場合

に役に立ちます。

ロングモード 波形データのポイント数が多いため、

アップデートに時間がかかります。 ス

パイクノイズなど、単発的な現象の詳

細測定の役に立ちます。

パネル操作 1. Acquire キーを押します。 Acquire

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GDS2000 ユーザーマニュアル

88

2. F5(メモリ長)を押してショート、

ロングを選択します。 メモリ長

500F 5

範囲(データポイ

ント)

500 ショートメモリです。 高周波信号を捕ら

える場合に役に立ちます。

5000 3 または 4 個のチャンネルがアクティブ

な場合のロングメモリです。

12500 2 個のチャンネルがアクティブな場合の

ロングメモリです。

25000 1 個のチャンネルのみがアクティブな場

合のロングメモリです。

FM 信号

ショートメモリ(良)

ロングメモリ

スパイクノイズ

ショートメモリ

ロングメモリ(良)

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測定環境設定

89

注意 ディスプレイには選択したメモリ長にかかわらず常に

250 ポイント(メニュー表示オフの場合、300 ポイント)を

表示しています。ショートメモリの場合、500 ポイント全

てが観測できます。ロングメモリの場合、メモリポイント

を 500 ポイント(実時間サンプリング)に凝縮するか、ま

たはすべてのポイントを観測します(等価サンプリン

グ)。サンプリングモードの詳細は 90 ページを参照して

ください。

プローブ補正波

形を利用してロン

グメモリの効果を

実演

1. プローブ補正波形を利用して

ロングメモリモードの効果を示

すことができます。 プローブを

補正信号出力につなぎます。

2. Utility キーを押します。 Utility

3. 二度、F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

次 へ F 5

4. F1(波形)を押して 波形を

選択します。

5. 水平軸感度を 2.5ms/div に設

定します。 Auto Set

6. Acquire キーを押します。 Acquire

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GDS2000 ユーザーマニュアル

90

7. F5(メモリ長)を押してロングと

ショートメモリを切り替えます。メモリ長

500F 5

ショートメモリ

ロングメモリ(良)

実時間と等価時間サンプリングモード

概要 GDS2000 シリーズは、サンプリングレートに応じて、自

動的にサンプリングモードを実時間モードまたは等価時

間モードに切り替えます。

パラメータ 実時間サンプリ

ング

一度のデータを用いて、波形を描画し

ます。入力周波数が高くなり過ぎると、

短時間の現象は失われる可能性があ

ります。サンプリングレートが比較的低

いときに使用されます。

等価サンプリン

複数回のデータを持いて、波形を描画

します。入力周波数が 1GS/s以上を

必要な場合に、使用されます。波形の

アップデートに時間がかかります。

複数回データが必要なため同一の繰

り返し波形のみ再現します。

モード切替 アクティブなチャンネルの数とサンプリングレートに応じ

たサンプリングモード1CH2CH3CH4CH

1GS/s 25GS/s2.5S/s 250MS/s 500MS/s

実時間

サンプリング等価時間

サンプリング

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測定環境設定

91

ディスプレイ LCD ディスプレイ上の波形表示と表示パラメータを設定します。

描画形式(ライン/ドット)の選択

1. Display キーを押します。 Display

パネル操作

2. F1(形式)を押して、描画形式

を選択します。 形式

ドットF 1

範囲 ドット データポイントだけを表示します。

ライン データポイントと接続線の両方を表示しま

す。

例: ドット(方形波)

例: ライン(方形

波)

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GDS2000 ユーザーマニュアル

92

波形の重ね書き

概要 重ね書きは、古い波形を表示したまま、その上に新し

い波形を上書きしていきます。 波形の変化を観察する

場合に役に立ちます。

1. Display キーを押します。 Display

パネル操作

2. F2(重ね書き)を押します。 重ね書き

オンF 2

3. 蓄積をリセット(リフレッシュ)す

る場合、F3(リフレッシュ)を押

します。

リフレッシュ F 3

例 重ね書きオン

重ね書きオフ

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測定環境設定

93

コントラストの設定

1. Display キーを押します。 Display

パネル操作

2. F4(コントラスト)を押します。 コントラスト F 4

3a. コントラストを下げる場合、反

時計回りに VARIABLE ノブを

回します。

コントラスト F 4

3b. コントラストを上げる場合、時

計回りに VARIABLE ノブを回

します。

コントラスト F 4

波形の更新/停止

1. Run/Stop キーを押して波形を

停止します。 解除する場合、

もう一度 Run/Stop キーを押し

ます。

Run/Stop

パネル操作

2. 波形とトリガが停止し、ディス

プレイの上端右のインジケー

タが Stop を表示します。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

94

グリッドの選択

1. Display キーを押します。 Display

パネル操作

2. F5 を押してグリッドを選択しま

す。

範囲

フルグリッド

X と Y 軸の中心線のみ

外側のフレームのみ(グリッド無し)

メニュー表示オン・オフ

1. F1~F5 下部の MENU

ON/OFF キーを押します。

MENUON/OFF

パネル操作

10div5div5div

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測定環境設定

95

2. メニュー表示が消え、波形ポイントは 250 から 300

に広がります。

12div6div6div

水平軸 この章では水平軸時間、位置、および波形の表示モードを設定する方

法を説明します。

波形の水平位置を移動

パネル操作 水平軸 POSITION ノブは波形を

左右に動かします。 波形が動くと

き、ディスプレイの上端にメモリ・

バーが表示され、メモリ内の波形

位置を示します。

Run モード Run モードでは、全体のメモリが絶え間なくアップデー

トされ、波形はメモリ内の相対的な位置を保ちます。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

96

Stop モード Stop モードでは、メモリの端に達するまで、メモリ・バ

ーは波形と共に移動します。

水平軸時間の選択

TIME/DIV ノブを回して水平軸感

度を選択します。

範囲 1ns/div~10s/div、1-2.5-5 区切り

パネル操作

対応するサンプリングレートはディスプレイの上側中央

に切替時、数秒間表示されます。Time/div は下側中

央に表示されます。

Run モード Run モードでは、メモリ・バーと波形の大きさの割合が

保たれます。

トリガモードがオートのとき、掃引時間が 100ms/div ま

たはそれよりより遅くなると、自動的に Scan モードに

切り替わります(次ページを参照してください)。

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測定環境設定

97

Stop モード Stop モードでは、TIME/DIV に応じて表示波形が拡

大・縮小されます。

画面上のメモリ・バーと表示波形の大きさが表示され

ます。

波形更新モードの選択

概要 時間軸とトリガの設定に応じて、デ

ィスプレイの更新モードが切り替わ

ります(手動も可能です)。 ディスプ

レイ左側下部のインジケータが現

在のモードを示します。

メインモード 全体波形を一度にアップデートします。サンプ

ルレートが 1GS/s を超えると自動的に等価サ

ンプルモードになります。トリガモードがオート

の時は、100ms/div またはそれより遅い設定

では SCAN モードになります。

時間軸 1ns~10s/div(2.5S/s)

トリガ オートモード以外

スキャンモード ディスプレイの左側から徐々に波形をアップ

デートします。トリガモードがオートで時間軸

が 100ms/div またはそれより遅いときに、自

動的に選択されます。

時間軸 100ms/div(250S/s)

トリガ オートモードのみ

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GDS2000 ユーザーマニュアル

98

スキャンモード

スキャンモード

ロールモード ディスプレイの右側から徐々に波形をアップ

デートします。 時間軸(サンプリングレート)が

250ms/div またはそれより遅いときに、で選択

できます。

時間軸 250ms/div(100S/s)

トリガ ロールモードを選択していると

き、トリガは関係ありません。

ロールモード

インジケータ

Roll モードの選択 1. HORI MENU キーを押します。 HORIMENU

2. F4 (ロール) を押します。 波形

はディスプレイの右側からスク

ロールし始めます。 インジケ

ータはロールモードを示しま

す。

ロール F 4

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測定環境設定

99

ロールモードに入ると、時間軸は

最速で 250ms/div(100S/s)までと

なります。 より速い時間設定(サ

ンプリングレート)が必要な場合、

F1(メイン)を押して、ロールモード

を抜けてください。

メイン F 1

注意

注意:Run/Stop が Stop の時は F1(メイン)が選択でき

ません。Run 状態に変更してからメインを選択し

てください。

波形を水平軸方向に拡大

パネル操作/範囲 1. HORI MENU キーを押します。 HORIMENU

2. F2(範囲指定)キーを押しま

す。 範囲指定 F 2

3. WINDOW インジケータ(拡大時

間/div)がディスプレイの左下

隅に表示されます。 水平軸

POSITION ノブを使用して拡

大範囲を左右に移動します。

ディスプレイ内のバーが拡大領域を示します。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

100

拡大

拡大範囲 1ns~1ms

4. F3(拡大)を押します。 指定さ

れた範囲が拡大されます。 拡

大すると ZOOM インジケータ

がディスプレイの左下側に表

示されます。

拡大 F 3

拡大

5. 元に戻る場合、F1(メイン)を押

します。 メイン F 1

注意:Run/Stop が Stop の時は F1(メイン)が選択でき

ません。Run 状態に変更してからメインを選択し

てください。

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測定環境設定

101

X-Y モード

概要 X-Y モードは CH1 と CH2 波形のリサージュ・パターン

など位相差を解析するのに使用します。

パネル操作 1. CH1(X 軸)と CH2(Y 軸)に信号

を接続します。

2. 必要ならば CH キーを押して

両方の CH をアクティブにしま

す(LED オン)。

*X-Y モードを選択すると CH1(X 軸),CH2(Y 軸)が自

動的に選択され LED が点灯します。

3. HORIMENU キーを押します。 HORIMENU

4. F5(XY)を押します。 ディスプレ

イは X-Y 形式(CH1-X 軸、

CH2-Y 軸)で波形を表示しま

す。

XY F 5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

102

5. 水平 Position ノブと TIME/DIV

ノブは X-Y モード下では関係

ありません。 波形の位置を動

かす場合、垂直軸 POSITION

ノブを使用します:

CH1 ノブ:水平(X 軸方向)

CH2 ノブ:垂直(Y 軸方向)

に動かします。

注意:Run/Stop が Stop の時は F1(メイン)が選択でき

ません。Run 状態に変更してからメインを選択し

てください。

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測定環境設定

103

垂直軸(CH) この章は垂直軸感度、位置、および結合モードを設定する方法を説明し

ます。

波形を垂直方向に移動

波形を上下させる場合、各チャン

ネルの垂直軸 POSITION ノブを

回します。

POSITION

パネル操作

波形が動くとき、カーソルの垂直

位置がディスプレイの左下隅に表

示されます。

Run/Stop モード Run と Stop モードの両方で垂直に波形を動かすこと

ができます。

垂直軸感度の選択

垂直軸感度を変える場合、

VOLTS/DIV ノブを回します。

パネル操作

ディスプレイ下部の各 CH 表示に

垂直軸感度インジケータが表示さ

れます。

範囲 2mV/div~5V/div、1-2-5 ステップ

Stop モード Stop モードでは垂直軸感度の設定は変えられます

が、波形は同じままです。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

104

結合モードの選択

1. CH キーを押します。 CH1

パネル操作

2. F1(結合)を押して、結合モード

を選択します。 結 合 F 1

範囲 直流結合モードです。 交流、直流成分

を含めた信号全体がディスプレイ上に

表示されます。

グランド結合モードです。 ディスプレイ

上には電圧 0V のレベルだけが基準線

として表示されます。 このモードはグラ

ンドと信号のレベル差を調べる場合に

役に立ちます。

交流結合モードです。信号の交流部分

だけがディスプレイ上に表示されます。

このモードは信号内の交流波形成分を

観測する場合の役に立ちます。

例 交流結合を使用して波形の交流部分を観測します

直流結合

交流結合

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測定環境設定

105

波形の垂直反転

1. CH キーを押します。 CH1

パネル操作

2. 波形を反転させる場合は

F2(反転)を押します。 反 転

オフF 2

例 CH2(下側)反転オフ CH2 (下側)反転オン

帯域幅制限

概要 入力信号に 20MHz(-3dB)の帯域幅制限をかけます。

高周波ノイズなどをカットして、波形を観測する場合に

使用します。

1. CH キーを押します。 CH1

パネル操作

2. F3(帯域制限)を押します。 帯域制限

オフF 3

3. BW アイコン がディスプレイ

下部に表示されます。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

106

例 帯域幅制限オフ

帯域幅制限オン

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測定環境設定

107

プローブ減衰レベルの選択

概要 付属のプローブには、必要に応じて被測定物からの信

号レベルを下げるために減衰スイッチがあります。本

器を プローブ減衰レベルに合わせて減衰率を選択す

ることで垂直軸感度が変換され、ディスプレイ上の電

圧レベルが被測定物の実レベルとなります。(波形そ

のものには変更はありません)

1. CH キーを押します。 CH1

パネル操作

2. F4(プローブ)を押して減衰率を

選択します。 プローブ

x1F 4

3. プローブの減衰率に応じて本

器の減衰率を選択します。

垂直軸感度の表示が変化しま

す。

(x1)

(x10)

(x100)

範囲 x1、x10、x100

注意 ディスプレイ上の垂直軸感度表示が変化するのみで、

実際の信号への影響はありません。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

108

トリガ トリガ設定は、信号の取込条件を調整します。

トリガ種類

エッジトリガ 信号が正または負の傾き(スロープ)で振幅の設定し

たトリガレベルを越えるとトリガがかかります。

ビデオ ビデオ規格信号(NTSC,PAL,SECAM)から同期パルス

を抽出して、特定のラインまたはフィールド上でトリガ

をかけられます。

パルス 信号のパルス幅を観測し、設定時間と比較して狭い・

広い等しい、等しくない場合にトリガをかけます。

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測定環境設定

109

トリガパラメータ概要

トリガ・ソース CH1~4 CH1~4 入力信号

ライン AC 電源信号

トリガモード オート トリガイベントの有無にかかわらず絶えず波

形をアップデートします。

ノーマル トリガイベントが発生した場合のみ、波形が

アップデートされます。

シングル トリガイベントが発生する

と、本器は一度波形を取り

込んで、その後は停止しま

す。 Run/Stop キーを押せ

ば、再び波形が取り込まれ

ます。

Run/Stop

オートレ

ベル

オートモードの動作に加えて、トリガレベル

が自動的に波形の中心に調整されます。

NTSC National Television System Committee ビデオ規格

(ビデオ・トリガ) PAL Phase Alternative by Line

SECAM SEquential Couleur A Memoire

正極性 極性

(ビデオ・トリガ) 負極性

ビデオ信号のトリガ・ポイントを選択します。 ビデオライン

(ビデオ・トリガ) フィールド 1 または 2

ライン 1~263 (NTSC), 1~313 (PAL/SECAM)

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GDS2000 ユーザーマニュアル

110

パルス条件

(パルス・トリガ)

パルス幅(20ns~10.0s)とトリガ条件を設定します。

> 以上 = 等しい

< 以下 ≠ 等しくない

トリガ・スロープ 立上りエッジでトリガします。

立下りエッジでトリガします。

トリガ結合 信号の交流成分でトリガします。

信号の交流+直流成分でトリガします。

周波数除去 LF:

低周波除去

フィルタ

ハイパスフィルタを置いて、50kHz 未満の

周波数を除去します。

HF:

高周波除去

フィルタ

ローパスフィルタを置いて、50kHz より高

い周波数を除去します。

ノイズ除去 雑音信号を除去します。

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測定環境設定

111

エッジトリガを使用

パネル操作 1. (トリガ)MENU キーを押しま

す。 MENU

2. F1 を押してエッジトリガを選択

します。 エッジトリガのインジ

ケータがディスプレイの下部に

表示されます。

形 式

エッジF 1

左から: ソースチャンネル、エッジトリガ、スロープ

3. F2 を押してソース信号を選択

します。 ソース

CH1F 2

範囲 CH1~4、ライン

4. F3 を押してトリガモードを選択

します。 モード

オートF 3

範囲 オート、ノーマル、シングル、オートレ

ベル

5. F5(スロープ/結合)を押してトリ

ガ・スロープと結合の設定に

入ります。

スロープ

/結合F 5

6. F1(スロープ)を押して、トリガ・

スロープを選択します。

範囲 立上り、立下り

7. F2(結合)を押してトリガ結合を

選択します。

範囲 DC, AC

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GDS2000 ユーザーマニュアル

112

8. F3(除去フィルタ)を押して周波

数除去を選択します。 除去フィルタ

オンF 3

選択 LF(低周波除去)、HF(高周波除去)、

オフ

9. F4(ノイズ除去)を押してノイズ

除去を選択します。 ノイズ除去

オンF 4

選択 オン、オフ

10. 前のメニューに戻る場合は

F5(前に戻る)を押します。 前 に

戻 るF 5

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測定環境設定

113

ビデオ・トリガを使用

パネル操作 1. MENU キーを押します。 MENU

2. F1 を押して、ビデオ・トリガを

選択します。 ディスプレイの下

部に状態が表示されます。

形 式

ビデオF 1

左から: チャンネル、ビデオ・トリガ、極性

3. F2(ソース)を押してトリガソー

ス信号を選択します。 ソース

CH1F 2

範囲 CH1 ~ 4

4. F3(規格)を押してビデオ規格

を選択します。 規 格

NTSCF 3

範囲 NTSC、PAL、SECAM

5. F4(極性)を押してビデオ信号

の極性を選択します。 F 4極 性

範囲 正または負

6. F5 を押してビデオライン、フィ

ールドを選択します。

VARIABLE ノブを使用して、ビ

デオラインの位置を選択しま

す。

ライン F 5

フィールド 1、2

ライン NTSC: 2 ~ 262 (偶数)、1 ~ 263 (奇

数) PAL/SECAM: 2 ~ 312 (偶数)、

1 ~ 313 (奇数)

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GDS2000 ユーザーマニュアル

114

パルス幅トリガを使用

パネル操作 1. (トリガ)MENU キーを押しま

す。 MENU

2. F1 を押して、パルス幅トリガを

選択します。 トリガの状態は

ディスプレイの下部に表示さ

れます。

形 式

パルスF 1

左から:ソースチャンネル、パルス幅トリガ、スロープ

3. F2 を押してソース信号を選択

します。 ソース

CH1F 2

範囲 CH1~4、ライン

4. F3 を押してトリガモードを選択

します。 モード

オートF 3

範囲 オート、ノーマル、シングル、オートレ

ベル

5. F4 を押してトリガ条件を選択

します。 VARIABLE ノブを使

用して、パルス幅を設定しま

す。

<20.0ns

F 4

条件 >、<、=、≠

パルス幅 20ns ~ 10.0s

6. F1(スロープ)を押して、トリガ・

スロープを選択します。

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測定環境設定

115

範囲 立上り、立下り

7. F2(結合)を押してトリガ結合を

選択します。

範囲 DC、AC

8. F3(除去フィルタ)を押して周波

数除去を選択します。 除去フィルタ

オンF 3

範囲 LF(低周波除去)、HF(高周波除去)、

オフ

9. F4(ノイズ除去)を押してノイズ

除去を選択します。 ノイズ除去

オンF 4

範囲 オン、オフ

10. 前のメニューに戻る場合は

F5(前に戻る)を押します。 前 に

戻 るF 5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

116

システム情報/メニュー言語/時刻

システム情報の呼出

パネル操作 1. Utility キーを押します。 Utility

2. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

3. F2(システム情報)を押します。

ディスプレイの上半分に以下

のフォーマットでシステム情報

が表示されます。

システム

情 報F 2

• メーカー名 • モデル名

• シリアル番号 • ファームウェア・バー

ジョン

4. 他のキー(例:F5(次へ))を押

せば元のディスプレイ表示に

戻れます。

次 へ F 5

メニュー言語の選択

パラメータ 以下はデフォルトで利用可能なメニュー言語のリストで

す。 GDS2000 シリーズの出荷領域に従って、対応言

語は異なります。

• 英語 • 中国語(繁体字)

• 中国語(簡体字) • 韓国語

• スペイン語 • 日本語

• ロシア語 • ドイツ語

• オランダ語

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測定環境設定

117

パネル操作 1. Utility キーを押します。 Utility

2. F4(Language)を押してメニュー

言語を選択します。 Language日本語

F 4

日付設定

1. Utility キーを押します。 Utility

パネル操作

2. 二度、F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

次 へ F 5

3. F2(時刻設定メニュー)を押しま

す。 時刻設定

メニューF 2

4. F2(月/日/年)を押します。

VARIABLE ノブを使用して、値

を変えます。

~日

1F 2

年 2000 ~ 2037

月 1 ~ 12

日 1 ~ 31

5. F4(保存)を押して日付入力を

確定します。 保 存 F 4

6. F1(時間設定)を押して時間設

定メニューに入ります。 時間設定 F 1

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GDS2000 ユーザーマニュアル

118

7. F2(時/分)を押します。

VARIABLE ノブを使用して値

を変えます。

~時

0F 2

VARIABLE

時間 0 ~ 23

分 0 ~ 59

8. F4(保存)を押して時間入力を

確定します。 保 存 F 4

9. 電源を切り、もう一度入れます

(パワーサイクル)。 x 2

10. 日付/時刻設定がディスプレ

イの上端で正しく反映されて

いることを確かめます。

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保存/呼出

119

保存/呼出 ここでは初期設定・パネル設定・波形データ・ディスプ

レイ内容を保存、呼出しする方法を解説します。保存

場所は内部メモリまたは外部のUSBメモリを利用で

きます。手軽かつ頻繁に保存/呼出操作を行う場合

は、Hardcopy キーを設定、利用すると便利です。

ファイル形式/ユーティリティ

画像ファイルフォーマット

フォーマット Windows ビットマップ形式(DSxxxx.bmp または

Axxxx.bmp)

内容 現在のディスプレイ内容が 234x320 画素、カラーフォ

ーマットで保存されます。 白黒反転機能を用いて、背

景色を反転できます。

波形ファイルフォーマット

形式 CSV フォーマット(DSxxxx.csv または Axxxx.csv):Excel

など表計算アプリケーションを用いて編集できます)

保存元波形 CH1 ~ 4 入力チャンネル信号

演算波形 演算測定結果 (67 ページ)

リファレンス

波形

Ref A~Ref B

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GDS2000 ユーザーマニュアル

120

保存場所 W1 ~ W20 波形ファイル用の内部メモリです。 USB

メモリまたは基準波形に波形データを転

送できます。基準波形はディスプレイ上

に表示できます(W1 ~ W20 は直接ディ

スプレイ上に呼出すことはできません)。

Ref A ~ D 基準波形は、W1~W20 とは別に保存さ

れています。 基準波形 A~D は、ディス

プレイ上に直接呼出すことができ、振幅と

周波数情報を参照できます。

USB メモリ 前面または背面の USB デバイスポート

に接続された外部メモリ。

注意:USB メモリにはメモリ機能のみのタ

イプをご使用ください。その他の機能付き

の場合動作しないことがあります。

波形データ内容

(*.csv)

波形データは、水平、垂直位置などの情報と波形デー

タで構成されており、外部アプリケーションを用いて詳

細な分析を行えます。

波形データは、垂直デー

タは 1div が 25 ポイント、

水平データは 1div が 25

ポイントで構成されます。

垂直データはセンターラ

インを基点とし上をプラ

ス、下をマイナスとしま

す。 水平データは波形

の左端からのデータとな

ります。

025

-2525

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保存/呼出

121

垂直軸感度と水平軸時間の設定によって、各データポ

イントが表す時間の長さや電圧レベルは異なります。

例:

垂直軸感度: 100mV/div (各データに 4mV)

水平軸感度: 100us/div (各データに 4us)

注意:GDS に表示されている波形を垂直ポジションで

移動させた場合、表示位置が異なります。

その場合は、Vertical の値を使用すれば画面と同様に

出来ます。

以下の情報が波形ファイル(*.csv)に含まれていま

す。

波形データ:他の

内容

• メモリ長

• 入力信号チャンネル

• 電圧オフセット

• 垂直軸感度

(VOLTS/DIV)

• 結合モード

• 波形データの最終アド

レス

• 日時

• サンプリングモード

• トリガレベル

• 垂直位置

• プローブ減衰率

• 水平軸時間

(TIME/DIV)

• 水平表示モード

• 水平トリガ位置

+:画面中央より左

-:画面中央より右

• サンプリング時間

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GDS2000 ユーザーマニュアル

122

パネル設定ファイルフォーマット

フォーマット DSxxxx.set または Axxxx.set (独自フォーマット)

以下の設定内容を保存または呼出します。

波形取込 • モード • メモリ長 内容

カーソル • 入力信号

• カーソル位置

• カーソルオン/オフ

ディスプレイ • ドット/ライン

• グリッド

• 上書きオン/オフ

自動測定 • 項目 • 入力信号

ユーティリテ

• Hardcopy 機能

• インターフェース

• ブザータイプ

• Go-NoGo 設定

• 白黒反転

• RS-232 設定

• メニュー言語

プログラム

機能

• ステップ内容

• 開始・終了時

• ループ数

水平軸 • モード

• トリガ位置

• 時間:Time/div

トリガ • トリガタイプ

• トリガモード

• ビデオ極性

• パルス幅

• 入力チャンネル

• ビデオ規格

• ビデオライン

• スロープ/結合

CH(垂直軸) • 垂直軸感度

• 結合モード

• 帯域幅制限

• 垂直位置

• 反転オン/オフ

• プローブ減衰率

演算 • 演算タイプ

• 垂直位置

• FFT ウィンドウ

• 入力信号

• 単位/div

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保存/呼出

123

USB メモリのファイル操作

概要 USB メモリについては、フォルダの選択、フォルダ/フ

ァイル削除、新規フォルダ作成、フォルダ名/ファイル

名変更の各機能があります。 これらの作業は内部に

保存されたデータに対しては行えません。

英数、”_”“-”以外の文字(スペースや 2 バイト文字な

ど)がある文字化けします。また、保存・削除できない

場合がありますのでご注意ください。

パネル操作 1. フロントまたはリアパネルの

USB ポートにドライブを接続し

ます。.注意:フロントとリアの

同時利用はできません。

フロント リア

2. Save/Recall キーを押します。

USB メモリが関わる操作を選

択します。(例)画面保存で保

存場所に USB を指定

Save/Recall

(例)

画面を

保存するF 1

保存場所

USBF 3

3. F5(ファイル操作)を押します。

ディスプレイ上に USB メモリ

のルートディレクトリ内容が表

示されます。

ファイル

操 作F 5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

124

4. VARIABLE ノブを使用してカー

ソルを動かしフォルダを選びま

す(白黒反転)。F1(選択)を押

し選択します。

選択たファイルパスは上部に

表示されます。

選 択 F 1

ルートパスへ移動

一段上のパスへ移動

別のパスへ入る

新規フォルダ作

成/名前変更

1. カーソルを対象フォルダやファ

イルへ移動させて F2(新規フ

ォルダ作成)または F3(名前

変更)を押します。ディスプレ

イが文字入力モードに変わり

ます。

名前変更 F 3

新規フォルダ

作 成F 2

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保存/呼出

125

2. VARIABLE ノブを用いて入力

した文字へカーソルを移動さ

せます。F1(文字入力)を押し

て文字を入力、または F2(一

文字削除)を押して削除しま

す。

入力可能文字は、英数、”_”“-

”のみです。

文 字

入 力F 1

一文字

削 除F 2

3. 作成・編集が終了したら、F4

(保存)を押します。 保 存 F 4

4. F5 (前に戻る)を押すと元のメ

ニューへ戻れます。 前 に

戻 るF 5

フォルダ/ファイ

ル削除

1. カーソルを削除対象のファイ

ルかフォルダへ移動させて、

F4(削除)を押します。確認メッ

セージがディスプレイ下端に

表示されます。

削 除 F 4

2. F4(削除)を再度押して、ファイ

ル/フォルダ削除を実行しま

す。キャンセルする場合は、他

のキーを押します。

削 除 F 4

注意:英数、”_”“-”以外の文字(スペースや 2 バイト文

字など)がある文字化けします。また、保存・削除でき

ない場合がありますのでご注意ください。

3. USB メモリの内容がアップデ

ートされます。F5 (前に戻る)を

押すと元のメニューへ戻れま

す。

前 に

戻 るF 5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

126

高速セーブ (HardCopy キー)

概要 Hardcopy キーを利用すれば、一

度の設定で画面の画像(*.bmp)

の保存や印刷をワンクリックで行

えます。

Hardcopy

一度設定が終われば、次回からは Hardcopy キーを

押すだけで所望の保存/印刷が行われます。設定可

能な機能は3つあります:画面保存、全て保存(画面、

波形、パネル設定)、印刷です。

印刷機能の詳細は 145 ページを参照してください。

Save/Recall キーを利用してもフ

ァイルの保存は可能です。詳細は

129 ページを参照してください。

Save/Recall

機能紹介 画面内容保

(DSxxxx.bmp)

ディスプレイの内容をビットマップ形式で

フロントまたはリアパネルに接続された

USB メモリに保存します。

全て保存 以下の内容をフロントまたはリアパネル

に接続された USB メモリに保存します。

• 現在のディスプレイ画像データ

(Axxxx.bmp)

• 現在のパネル設定 (A****GW.set)

• 画面に表示している波形データ

(*.csv)

Acquire,Ref A~D

• 保存されているパネル設定

(A****S**.set)

本器で設定しているソースメモリ番号

を保存します。

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保存/呼出

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画面内容

印刷

ディスプレイ内容を USB 経由でフロント

またはリアパネルに接続されたプリンタ

に印刷します。詳細は 145 ページを参

照してください。

パネル操作 1. フロントまたはリアパネルの

USB ポートにプリンタを接続し

ます。.

注意:フロントとリアの同時利

用はできません。

フロント リア

2. Utility キーを押します。 Utility

3. F1 (印刷・保存設定)を押しま

す。 印刷・保存

設 定F 1

4. F1 (機能選択)を押して全て保

存または画面保存を選択しま

す。

機能選択

全て保存F 1

機能選択

画面保存F 1

5. ディスプレイの背景色を反転

させる場合は、F2(白黒反転)

を押してオンにします。

白黒反転

オンF 2

GDS 画面 出力画像(白黒反転オン)

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GDS2000 ユーザーマニュアル

128

6. 以降は、Hardcopy キーを押す

たびにデータが設定した通り

に USB メモリの選択されてい

るディレクトリに自動的に保存

されます。

注意:ファイル操作でファイルパス

を変更している場合は、そのパス

が有効になっています。別の場所

へ保存する場合はファイル操作で

変更してください。

Hardcopy

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保存/呼出

129

保存

ファイル種類/データ元/保存場所

項目 データ元 保存場所

パネル設定

(DSxxxx.set)

• フロントパネル設定 • 内部メモリ: S1~S20

• 外部記憶装置: USB

波形データ

(DSxxxx.csv)

• CH1~4

• 演算測定結果

• 基準波形 A~D

• 内部メモリ: 基準波形 A~

D、W1~W20

• 外部記憶装置: USB

ディスプレイ内容

(DSxxxx.bmp)

• ディスプレイ内容 • 外部記憶装置: USB

全て保存する • ディスプレイ内容

(AxxxxGW.bmp)

• 表示されている

CH 波形データ

(AxxxxCHx.csv)

• 表示されている

基準波形

(AxxxxREFx.csv)

• 現在のパネル設定

(Axxxx.set)

• 本体メモリ内部の選

択されている設定メ

モリ Sxx

(AxxxxSxx.set)

• 外部記憶装置: USB

注意:選択されている本体内メモリの設定メモリに内容

が書き込まれていない場合は保存しません。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

130

パネル設定の保存

パネル操作 1. フロントまたはリアパネルの

USB ポートにドライブを接続し

ます。.

注意:フロントとリアの同時利

用はできません。

フロント リア

2. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

3. F3 (設定を保存する)を押しま

す。ディスプレイ上に保存場所

一覧が表示されます。

設定を

保存するF 3

4. F3 (保存場所)を押して保存場

所を選択します。VARIABLE ノ

ブを使用して内部メモリの位

置 (S1 ~ S20) またはファイ

ル名 (DSxxxx.set)を選択しま

す。

保存場所

USBF 3

メモリ 内部メモリ、 S1 ~ S20

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保存/呼出

131

USB 外部接続されたメモリ、ファイル数は

接続された外部メモリの容量に関係

します。(ファイルは選択されている

パスに保存されます)

注意: 保存時のファイル名は

DSxxxx.set となります。

ファイル名を変更する場合は一旦、

ファイル名を保存し変更をしてくださ

い。

5. F4 (保存)を押して保存を確定

します。保存が終了すると、デ

ィスプレイ下端に確認メッセー

ジが表示されます。

保 存 F 4

注意

確認メッセージが出現する前にオシロ

スコープの電源を切るか、USB メモリ

を抜くとファイルは保存されません。

USB メモリ内の

ファイル操作

USB メモリの内容のファイルを編

集(ファイル作成/ 削除/名前変

更)する場合、F5(ファイル操作)を

押します。詳細は、123 ページを

参照してください。

ファイル

操 作F 5

波形の保存

パネル操作 1. (USB メモリを利用する場合)

フロントまたはリアパネルの

USB ポートにドライブを接続し

ます。.

注意:フロントとリアの同時利

用はできません。

フロント リア

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GDS2000 ユーザーマニュアル

132

2. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

3. F4 (波形を保存する)を押しま

す。ディスプレイ上に呼出元・

保存先の一覧が出現します。

波形を

保存するF 4

4. F2 (ソース)を押します。

VARIABLE ノブを使用して波

形の呼出元を選択します。

ソース F 2

CH1 ~ CH4 CH 1 ~ 4 波形

Math 演算結果波形(67 ページ)

RefA ~ D 基準波形 A ~ D

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保存/呼出

133

5. F3 (保存場所)を押して保存場

所を選択します。VARIABLE ノ

ブを使用して内部メモリの位

置 またはファイル名を選択し

ます。

ファイル名:DS0000.csv~

DS9999.csv

保存場所

USBF 3

メモリ 内部メモリ、 W1 ~ W20

USB ファイル数は外部メモリ容量によりま

す。

ファイルは選択されているファイルパ

スに保存されます。

Ref 基準波形、 A~D

6. F4 (保存)を押して保存を確定

します。保存が終了すると、デ

ィスプレイ下端に確認メッセー

ジが表示されます。

保 存 F 4

注意

確認メッセージが出現する前にオシロ

スコープの電源を切るか、USB メモリ

を抜くとファイルは保存されません。

USB ファイル

操作

USB メモリ内のファイルを編集(名

前変更/削除)する場合、F5(ファ

イル操作)を押します。詳細は、

123 ページを参照してください。

ファイル

操 作F 5

PC ソフトウェアからも波形の保存

は可能です。 PC ソフトウェア

(FreeWave)

PC ソフト(FreeWave)は NF Corporation のウェブサイ

トからダウンロード可能です。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

134

ディスプレイ内容の保存

パネル操作 1. フロントまたはリアパネルの

USB ポートにドライブを接続し

ます。.

注意:フロントとリアの同時利

用はできません。

フロント リア

2. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

3. F5 (次へ)を押します。 次 へ F 5

4. F1 (画面を保存する)を押しま

す。ディスプレイ上に保存先が

表示されます。

画面を

保存するF 1

5. 保存する画像の背景色を反転

させる場合は、F2(白黒反転)

を押してオンにします。

白黒反転

オンF 2

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保存/呼出

135

白黒反転オフ (表示画

面と同様)

白黒反転オン (反転)

6. VARIABLE ノブを使用してファ

イル名(DS0000~

DS9999.BMP まで)を選択しま

す。選択ファイルパス内に同

一ファイル名(DS****.BMP)

がある場合は選択名に表示さ

れません。

保存場所

USBF 3

USB ファイル数は外部メモリ容量によりま

す。

ファイルは選択されているファイルパ

スに保存されます。

7. F4 (保存)を押して保存を確定

します。保存が終了すると、デ

ィスプレイ下端に確認メッセー

ジが表示されます。

保 存 F 4

注意

確認メッセージが出現する前にオシロ

スコープの電源を切るか、USB メモリ

を抜くとファイルは保存されません。

USB ファイル操

USB メモリ内のファイルを編集(名

前変更/ 削除)する場合、F5(ファ

イル操作)を押します。詳細は、

123 ページを参照してください。

ファイル

操 作F 5

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GDS2000 ユーザーマニュアル

136

PC ソフトウェア

(FreeWave)

PC ソフトウェアからもディスプレイ

内容の保存は可能です。

PC ソフト(FreeWave)は NF

Corporation のウェブサイトからダ

ウンロード可能です。

全て保存

パネル操作 1. フロントまたはリアパネルの

USB ポートにドライブを接続し

ます。

注意:フロントとリアの同時

利用はできません。

フロント リア

2. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

3. F5 (次へ)を押します。 次 へ F 5

4. F1 (全て保存する)を押しま

す。ディスプレイ上に保存先一

覧が表示されます。

全 て

保存するF 2

パネル設定

(Axxxx.set)

現在のパネル設定と、最後に保

存されたパネル設定 (S1 ~ S20

のうち一つ)が保存されます。

ディスプレイ内

容 (Axxxx.bmp)

現在のディスプレイ内容がビット

マップ形式で保存されます。

波形データ

(Axxxx.csv)

現在の信号波形と、最後に保存

された波形 (W1 ~ W20 のうち

一つ)が保存されます。

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保存/呼出

137

5. ディスプレイの背景色を反転

させる場合は、F2(白黒反転)

を押してオンにします。

白黒反転

オンF 2

白黒反転オフ (正常) 白黒反転オン (反転)

6. F3 (保存場所)を押して保存場

所を選択します。VARIABLE ノ

ブを使用して内部メモリの位

置 またはファイル名を変更し

ます。

保存場所

USBF 3

USB ファイル数は外部メモリ容量によります。

ファイルは選択されているファイルパスに

保存されます。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

138

7. F4 (保存)を押して保存を確定

します。保存が終了すると、デ

ィスプレイ下端に確認メッセー

ジが表示されます。

保 存 F 4

注意

確認メッセージが出現する前にオシロス

コープの電源を切るか、USB メモリを抜く

とファイルは保存されません。

USB ファイル操

USB メモリ内のファイルを編集(名

前の変更/ 削除)する場合、F5(フ

ァイル操作)を押します。詳細は、

123 ページを参照してください。

ファイル

操 作F 5

呼出し

ファイルタイプ/呼出元/呼出先

項目 呼出元 呼出先

初期設定 • 工場出荷時のパネル

設定

• 現在のパネル

基準波形 • 内部メモリ:Ref A ~ D • 現在のパネル

パネル設定

(DSxxxx.set)

• 内部メモリ: S1~S20

• 外部記憶装置: USB

• 現在のパネル

波形データ

(DSxxxx.csv)

• 内部メモリ: W1~W20

• 外部記憶装置: USB

• 基準波形 A~D

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保存/呼出

139

初期設定の呼出

パネル操作 1. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

2. F1 (初期設定)を押します。工

場インストールの設定内容が

呼出され、現在のパネル設定

を上書きします。

初 期

設 定F 1

内容 初期設定の内容は以下の通りです。

波形取込 モード: ノーマル メモリ長: 500

CH(垂直軸) 感度: 2V/Div CH1:オン、CH2/3/4:オフ

結合モード: DC 反転:オフ

帯域幅制限:オフ プローブ減衰率: x1

カーソル測定 ソース: CH1 水平カーソル: なし

垂直カーソル: なし

ディスプレイ 波形表示: ドット 重ね書き:オフ

グリッド:

Go-NoGo Go-NoGo:オフ ソース: CH1

NoGo 条件: 違反時: 停止

水平軸 感度: 2.5us/Div モード: メイン

演算 演算タイプ: 加算 CH: CH1+CH2

位置: 0.00 Div TIME/DIV: 2V

自動測定 Source1、2: CH1、CH2

プログラム モード: 編集 ステップ: 1

トリガ タイプ: エッジ ソース: Channel1

モード: オート スロープ:

結合: DC 周波数除去:オフ

ノイズ除去: オフ

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GDS2000 ユーザーマニュアル

140

ユーティリティ ビープ音:オフ メニュー言語: 英語

プローブ補正波形: 方形

波、1kHz、50%

Hardcopy: ディスプレイ内

容保存、白黒反転オフ

注意:初期設定は、全ての項目を工場出荷時に戻す

機能ではありません。

基準波形の呼出し

パネル操作 1. 事前に基準波形が保存してある必要があります。

保存の詳細は 131 ページを参照してください。

2. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

3. F2 (基準波形呼出し)を押しま

す。基準波形一覧がメニュー

欄に表示されます。

基準波形

呼出しF 2

4. 基準波形を F1 (Ref A) から

F4 (Ref D)の間で選び、押しま

す。ディスプレイに基準波形が

現れ、振幅と周波数情報がメ

ニュー欄に表示されます。

Ref.A Off F 2

Ref.A On F 21V2.5ms

5. 基準波形をディスプレイから

消去するには、F1 ~ F4 を再

度押し Off にしてください。

Ref.A Off F 2

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保存/呼出

141

パネル設定の呼出し

パネル操作 1. (USB メモリを利用する場合)

フロントまたはリアパネルの

USB ポートにドライブを接続し

ます。.

注意:フロントとリアの同時利

用はできません。

フロント リア

2. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

3. F5 (次へ)を押します。 次 へ F 5

4. F3 (設定呼出し)を押します。

ディスプレイ上に呼出元一覧

が表示されます。

設 定

呼出しF 3

5. F2 (ソース)を押して呼出元を

選択します。VARIABLE ノブを

使用して内部メモリの位置 ま

たはファイル名を変更します。

ソース

USBF 2

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GDS2000 ユーザーマニュアル

142

メモリ 内部メモリ、 S1 ~ S20

USB 外部接続されたメモリ(ファイルはルー

トディレクトリに置かれている必要があ

ります)

6. F4 (呼出)を押して呼出を確定

します。呼出が終了すると、デ

ィスプレイ下端に確認メッセー

ジが表示されます。

呼 出 F 4

注意

確認メッセージが出現する前にオシロ

スコープの電源を切るか、USB メモリ

を抜くとファイルは保存されません。

USB ファイル操

USB メモリ内のファイルを編集(名

前変更/ 削除)する場合、F5(ファ

イル操作)を押します。詳細は、

123 ページを参照してください。

ファイル

操 作F 5

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保存/呼出

143

波形の呼出し

パネル操作 1. (USB メモリを利用する場合)

フロントまたはリアパネルの

USB ポートにドライブを接続し

ます。.

注意:フロントとリアの同時利

用はできません。

フロント リア

2. Save/Recall キーを押します。 Save/Recall

3. F5 (次へ)を押します。 次 へ F 5

4. F4 (波形呼出し)を押します。

ディスプレイ上に呼出元一覧

が表示されます。

波 形

呼出しF 4

5. F2 (ソース)を押して呼出元を

選択します。VARIABLE ノブを

使用して内部メモリの位置、

またはファイル名を変更しま

す。

ソース

USBF 2

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GDS2000 ユーザーマニュアル

144

メモリ 内部メモリ、 W1 ~ W20

USB 外部接続されたメモリ。

ファイルはルートディレクトリに置

かれている必要があります。

ディレクトリの変更はファイル操

作で行います。

6. F3 (保存場所)を押して呼出し

先を選択します。VARIABLE ノ

ブを使用して位置を指定しま

す。

保存場所 F 3

保存先 Ref A ~ D

7. F4 (呼出)を押して呼出を確定

します。呼出が終了すると、デ

ィスプレイ下端に確認メッセー

ジが表示されます。

呼 出 F 4

注意

確認メッセージが出現する前にオシロ

スコープの電源を切るか、USB メモリ

を抜くとファイルは保存されません。

USB ファイル

操作

USB メモリ内容を編集(ファイル作

成/ 削除/名前変更)する場合、

F5(ファイル操作)を押します。詳

細は、123 ページを参照してくださ

い。

ファイル

操 作F 5

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画面印刷

145

画面印刷 画面印刷は NF Corporation のウェブサイトからダウンロードできる PC

ソフトウェア(FreeWave)からも行えます。

印刷設定

1. Utility キーを押します。 Utility

Panel operation

2. F1(印刷・保存設定)を押しま

す。 印刷・保存

設 定F 1

3. F1(機能選択)を押して、印刷

を選択します。 機能選択

印 刷F 1

4. 保存もしくは印刷されるディス

プレイ内容の色を反転させる

場合は、F2(白黒反転)を押し

てオンにします。

白黒反転

オンF 2

白黒反転オフ 白黒反転オフ(反転)

5. 白黒かカラー印刷を選択する

場合は、F3 を押します。 白黒

縦向きF 3

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GDS2000 ユーザーマニュアル

146

6. 印刷の拡大率(縮小率)を選

択する場合は、F4(拡大率)を

押します。 VARIABLE ノブを

使用して、比率を変えます。

拡大率

50%F 4

範囲 10% ~ 100%

印刷実行

1. フロントまたはリアパネルの USB ホスト・ポートに

プリンタを接続します。

フロントパネル

リアパネル

パネル操作

2. Hardcopy キーを押します。 デ

ィスプレイ内容が印刷されま

す。

Hardcopy

USB 使用時の注

意点

フロントとリアパネルの USB ホスト・ポートを同時に使

用することはできません。(例: リアパネルへプリンタ、

フロントパネルへメモリ)

プリンタの注意 接続できるプリンタは、NF Corporation のウェブサイト

にあります。

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リモート操作環境

147

リモート操作環境 ここでは IEEE488.2 に準拠したリモート操作に必要な

機器設定を解説します。リモート操作のコマンド内容、

適合規格の説明など詳細については、別冊のプログ

ラムマニュアルを参照してください。

USB インターフェース設定

PC側コネクタ Type A, ホスト USB 構成

GDS2000 側コネクタ Type B,デバイス

速度 1.1/2.0 (フルスピード)

パネル操作 1. Utility キーを押します。 Utility

2. F2(インタフェース)を押します。 インター

フェースF 2

3. F1(形式)を押して、USBを

選択します。 形 式

USBF 1

4. ディスプレイ上端のアイコンは

USB に変化します。

5. リアパネルのデバイス・ポート

に USB ケーブルを接続しま

す。

6. USB のドライバーは、FreeWave ソフトウェアパッケ

ージに含まれている gds2k.cdc.inf を選択してくださ

い。NF Corporation のウェブサイト

(www.nfcorp.co.jp/)からダウンロード可能です。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

148

機能チェック FreeWave やターミナルソフトから下記コマンドを実行し

確認してください。

*idn?

以下の形式でメーカー、型名、シリアルナンバー、およ

びファームウェアのバージョンが返されます。

NF , GDSxxxx, xxxxxxxx, Vx.xx

RS-232 インターフェース設定

コネクタ Dsub-9, オス RS-232 構成

ボーレート 2400, 4800, 9600, 19200, 38400

パリティ なし, 奇数, 偶数

データビット 8 (固定)

ストップビット 1, 2

パネル操作 1. Utility キーを押します。 Utility

2. F2(インタフェース)を押します。 インター

フェースF 2

3. F1(形式)を押して、RS-232 を

選択します。 形 式

RS232F 1

4. ディスプレイ上端のインタフェ

ース・アイコンは RS-232 に変

化します。

5. ボーレートを変える場合、

F2(ボーレート)を押します。 ボーレート

19200F 2

レンジ 2400, 4800, 9600, 19200, 38400

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リモート操作環境

149

6. ストップビットを変える場合、

F3(ストップビット)を押します。ストップビット

2F 3

設定値 1, 2

7. データビットは 8 に固定されて

います。

8. パリティを変える場合、F4(パリ

ティ)を押します。 パリティ

な しF 4

設定値 なし, 奇数, 偶数

9. リアパネルのポートに RS-232

ケーブルを接続します。

ピン配置 1 2 3 4 5

6 7 8 9

2: RxD (受信データ)

3: TxD (送信データ)

5: GND

4, 6 ~ 9: 信号無し

PC との接続

以下の要領で、クロスケーブル(Null Modem 配線)を

使用します。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

150

機能チェック ターミナルソフトからこのコマンドを実行してください。

*idn?

以下の形式でメーカー、型名、シリアルナンバー、およ

びファームウェアのバージョンが返されます。

NF, GDSxxxx, xxxxxxxx, Vx.xx

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簡易メンテナンス

151

簡易メンテナンス 垂直軸の自己校正とプローブ補正が、性能の調整に

利用できます。GDS2000 を新しい環境で使用する際

は、これらの機能を使用して機器を調整してください。

垂直軸の自己校正

1. Utility キーを押します。 Utility

パネル操作

2. F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

3. F1(自己校正)を押します。 自 己

校 正F 1

4. F1(垂直軸)を押します。 垂直軸 F 1

注意:校正モードを解除するには F1~5 キー以外のキ

ーを押してください。

5. ブザーが鳴り、次のメッセージ 「Set CAL to CH1,

then press F5」がディスプレイ下部に出現します。

6. リアパネルの CAL(校正信

号)出力端子と CH1 を接続し

ます。

CALCH1

7. F5 を押します。 F 5

(メニューなし)

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GDS2000 ユーザーマニュアル

152

8. CH1 の校正が自動的に始ま

り、5分程度で終了します。 Ch1 calibration 1/3

9. 終了の合図が出たら、校正信

号を CH2 に接続して F5 を押

します。CH2 の校正が始まり

ます。

Done!!

10. 上記の手順を CH3 と 4 にも繰り返します。

11. 全てのチャンネルの構成が終了すると、ディスプレ

イは元の状態に戻ります。

プローブ補正

パネル操作 1. CH1 の入力とプローブ補正出力(2Vp-p、1kHz の

方形波)の間にプローブを接続します。 プローブ減

衰率を x10 に設定します。

Ω

Ω

G D S -2 1 0 4

x1 x10

2. Utility キーを押します。 Utility

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簡易メンテナンス

153

3. 二度、F5(次へ)を押します。 次 へ F 5

x2

4. F1(プローブ補正メニュー)を押

します。 プローブ補正

メニューF 1

5. F1(波形)を押して方形波を選

択します。

6. Auto Set キーを押します。 補

正信号がディスプレイ上に表

示されます。

Auto Set

7. Display キー、F1(形式)を押し

て、ライン表示を選択します。

Display

形式

ラインF 1

8. 信号のエッジが平坦になるまで、プローブの調整

点を回します。

補正不足 通常 補正不足

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GDS2000 ユーザーマニュアル

154

よくある質問集

i. .前面パネルの ON/STBY キーを押したが電源が入らない

ii. 信号を入力したのに波形がディスプレイに表示されない

iii. ディスプレイから余計な要素(自動測定の表示、FFT 演算波形、ヘル

プ内容)を取り除きたい

iv. 波形が停止したままになっている(更新されない).

v. プローブ信号が歪んでいる

vi. オートセットを使っても波形を捕らえられない

vii. パネル設定を元通りにしたい

viii.印刷・保存したディスプレイ内容の背景が暗い

ix. 時刻表示が正確でない

x. USB ポートが動作しない

xi. 機器の精度が仕様の記載

i. .前面パネルの ON/STBY キーを押したが電源が入らな

リアパネルの主電源スイッチを確認してください。先に主電源を入れてく

ださい。電源投入手順の詳細は、24 ページを参照してください。

ii. 信号を入力したのに波形がディスプレイに表示されない

CH キーがアクティブ(LED 点灯)になっていることを確認してください。そ

うでなければ、キーを押してアクティブにしてください。

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よくある質問集

155

iii. ディスプレイから余計な要素(自動測定の表示、FFT 演

算波形、ヘルプ内容)を取り除きたい

自動測定の結果をクリアするには、Measure キーを2回押して、F4(表示

オフ)を押してください。自動測定の詳細は 58 ページを参照してください。

FFT 演算結果をクリアするには、Math キーを2回押してください。FFT 演

算の詳細は 69 ページを参照してください。

ヘルプ内容をクリアするには、Help キーを再度押してください。ヘルプの

詳細は 49 ページを参照してください。

iv. 波形が停止したままになっている(更新されない).

画面右上の表示が STOP となっていたら Run/Stop キーを押すと波形

が更新されます。

画面右上の表示が TRIG?になっていたらトリガがシングルモードかノー

マルモードでトリガ待ち状態になっています。トリガの MENU キーを押し、

F3(モード)を押してオートを選択してください。トリガの詳細は 108 ページ

を参照してください。

v. プローブ信号が歪んでいる

プローブ補正が必要です。詳細は 152 ページを参照してください。プロ

ーブ信号の周波数確度及びデューティ比は保証されていませんので、

基準波形としては利用できません。ご注意ください。

vi. オートセットを使っても波形を捕らえられない

オートセットは 30mV、または 30Hz 以下の信号は捕らえられません。マ

ニュアルで設定操作を行ってください。

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GDS2000 ユーザーマニュアル

156

vii. パネル設定を元通りにしたい

Save/Recall キー、F1 を押して初期設定を呼出せます。詳細は 47 ペー

ジを参照してください。

注意:全ての設定を初期化する機能ではあり

ません。

viii. 印刷・保存したディスプレイ内容の背景が暗い

白黒反転機能を利用して、背景を白くできます。詳細は 145 ページを参

照してください。

ix. 時刻表示が正確でない

時刻設定を行ってください(詳細は 117 ページを参照)。それでも直らな

い場合は、内部電池が消耗している可能性があります。弊社の代理店

(取扱店)にお問い合わせください。

x. USB ポートが動作しない

USB のホストポートは、前後パネル同時に利用できません。両方使用し

ている場合は、どちらかを抜いて、再度試してください。

xi. 機器の精度が仕様の記載と微妙に異なる

仕様は+20~+30 の気温下で30分以上ウォームアップした状態を

前提としています。

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付録

157

付録

ヒューズ交換

パネル操作 1. 電源コードを外し、マイナス・ドライバーを使用してヒ

ューズ・ソケットを取り外します。

2. ホルダー内のヒューズを取り替えます。

ヒューズ定格 T2A, 250V

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GDS2000 ユーザーマニュアル

158

GDS2000 シリーズ仕様 以下の仕様は GDS2000 シリーズが+20~+30の気温下で最低 30

分間、電源を投入された場合に適用されます。

モデル固有仕様

GDS2064 チャンネル数 4

帯域幅 DC ~ 60MHz (‒3dB)

立上り時間 約 5.8ns

GDS2104 チャンネル数 4

帯域幅 DC ~ 100MHz (‒3dB)

立上り時間 約 3.5ns

GDS2204 チャンネル数 4

帯域幅 DC ~ 200MHz (‒3dB)

立上り時間 約 1.75ns

共通仕様

垂直軸 感度 2mV/div~5V/div、1-2-5 ステップ

精度 ± (3% x |Readout|+0.05div x Volts/div +

0.8mV)

入力結合 AC, DC, グランド

入力インピーダ

ンス

1MΩ±2%, ~16pF

極性 ノーマル & 反転

最大入力レベル 300V (DC+AC peak), CAT II

演算機能 +, ‒, FFT

オフセット幅 2mV/div~20mV/div: ±0.5V

50mV/div~200mV/div: ±5V

500mV/div~2V/div: ±50V

5V/div: ±300V

帯域制限 20MHz

トリガ ソース信号 CH1, CH2, CH3, CH4、AC 電源ライン

モード オートレベル、オート、ノーマル、シングル、

TV(ビデオ)、エッジ、パルス幅、

結合モード AC, DC, 周波数除去(LFrej., HFrej.), ノイズ

除去

感度 DC~25MHz : 約 0.5div または 5mV

25MHz~max: 約. 1div または 10mV

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付録

159

水平軸 感度 1ns/div~10s/div, 1-2.5-5 ステップ

ロールモード: 250ms/div ~ 10s/div

モード メイン、拡大、ロール、スキャン、X-Y

精度 ±0.01%

プリトリガ 20 div 最大

ポストトリガ 1000 div

X-Y モード X 軸入力 CH 1

Y 軸入力 CH 2

位相シフト 100kHz にて±3°

波形取込 実時間モード 1G S/s 最大

等価時間モード 25G S/s 最大

垂直分解能 8 bits

メモリ記録長 1CH 時:最大 25000 ポイント

4CH 時:最大 5000 ポイント

取込モード ノーマル、ピーク検出、平均

ピーク検出 10ns

平均数 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256

カーソル測定、自動

測定

電圧項目 p-p 値、振幅、平均値、実効値、ハイ値、

ロー値、最大値、最小値、上オーバーシュ

ート、下オーバーシュート、上プリシュート、

下プリシュート

時間項目 周波数、周期、立上時間、立下時間、

+パルス幅、-パルス幅、デューティ比

遅延項目 FRR, FRF, FFR, FFF, LRR, LRF, LFR, LFF

カーソル測定 電圧差分 (ΔV) と時間差分 (ΔT)

FFT 時、周波数、dB

カウンタ 分解能: 6 桁

精度: ±2%

ソース信号: 全てのトリガソース信号(ビデ

オトリガを除く)

20Hz 以上、50mV 以上

保存・呼出し オートセット 垂直軸感度、水平軸時間、トリガレベル、

垂直ポジションを自動的に調節

入力信号レベル:30mV 以上、30Hz 以上

パネル設定保存 内部メモリ: 20 セット

USB メモリ:制限無し *1

波形保存 内部メモリ: 20 セット

USB メモリ:制限無し *1

画面保存 USB メモリ:制限無し *1

ディスプレイ LCD 5.6 インチ, TFT, コントラスト可変

分解能(ドット) 234 (垂直軸) x 320 (水平軸)

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GDS2000 ユーザーマニュアル

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エリア 8 x 10 div (メニュー オン時)

8 x 12 div (メニュー オフ時)

インターフェース Go-No Go 出力 5V max/ 10mA TTL オープンコレクター

RS-232 D サブ 9-pin オス

USB ホスト: メモリ、プリンタ接続

デバイス: リモート操作

USB 1.1/2.0 フルスピード対応

電源 入力電圧 100V~240V AC, 47Hz~63Hz

充電時間: 8 時間 (電源オン時)

その他 メニュー言語 英語、中国語(簡)、中国語(繁)、日本語、

その他(出荷地域モデルにより異なる)

内蔵ヘルプ ほとんどのキーに対応

内蔵クロック 表示形式: yy/mm/dd/hh/ss

(データ保存時のタイムスタンプ)

使用環境 温度 0 ~ 50

相対湿度 ≤ 80%, ≤40

≤ 45%, 41~50

保存環境 温度 ‒20 ~ 70

外形寸法 254 (D) x 142 (H) x 310 (W) mm

質量 約 4.3kg

*1 保存できるファイル数は USB メモリの容量によります。

また、本体で設定できるファイル名は英数と”_”“-“です。

ファイル名は最大 8 文字です。

プローブ仕様

モデル固有仕様

PA-001-1770 対象モデル GDS2064

帯域幅 DC ~ 60MHz @ Position x 10

立上り時間 5.8ns

PA-001-1771 対象モデル GDS2104

帯域幅 DC ~ 100MHz @ Position x 10

立上り時間 2.3ns

PA-001-1773 対象モデル GDS2204

帯域幅 DC ~ 250MHz @ Position x 10

立上り時間 1.4ns

プローブ共通仕様

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付録

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Position x 10 減衰比 10:1

入力抵抗 10MΩ (オシロスコープ入力抵抗 1MΩ)

入力容量 約 17pF

補正範囲 10 ~ 35pF

最大入力電圧 500V CAT I, 300V CAT II (DC+Peak AC)

高周波数→入力レベル低下

Position x 1 減衰比 1:1

帯域幅 DC ~ 6MHz

立上り時間 58ns

入力抵抗 1MΩ(1MΩ入力のオシロスコープ使用時)

入力容量 47pF + オシロスコープの容量

補正範囲 10 ~ 35pF

最大入力電圧 300V CAT I, 150V CAT II (DC+Peak AC)

高周波数→入力レベル低下

使用条件 温度 ‒10°C ~ 55

相対湿度 ≤85% @35

安全規格 EN 61010-031 CAT II

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GDS2000 ユーザーマニュアル

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外形寸法図

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付録

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お問い合わせ 製品についてのご質問等につきましては、下記までお

問い合わせください。

株式会社エヌエフ回路設計ブロック

223-8508 横浜市港北区綱島東 6-3-20

TEL 045-545-8111

http://www.nfcorp.co.jp/

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