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健康保険組合の平成29年度決算や特定健診の受診案内についてインフルエンザ予防接種の補助金、海遊館等の提携施設のご案内など
大切なお知らせが載っています。ご家庭にお持ち帰りになって皆様でお読みください。
2018年 秋 第101号
山口県山口市 瑠璃光寺
大阪府電気工事
大阪府電気工事健康保険組合のホームページ http://www.denkikoujikenpo.com
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組合現況
当健保組合の平成29年度の決算は、収入では平成21年度以来の被保険者数の減少となりました。一方標準報酬月額や賞与については景気の回復が続く中、6年連続で増加となりました。その上、平成29年度は高齢者医療費にかかる納付金等の大幅な増加により保険料率の引き上げを行ったことで、保険料収入は大きく増加し、収入全体では7.4%の増加となっています。 一方支出では、保険給付費が予算を大きく下回る結果となりました。 特に被保険者と前期高齢者の医療費の増加が続く中、被扶養者の医療費が13%減少したことで、保険給付費全体として5%の減少となりました。 しかし、高齢者医療費にかかる納付金が平成27年度の当組合の65歳から74歳までの医療費の増加の影響を受け15.1%も増加しました。 支出全体としては、それにより3.5%の増加となりました。 結果として、経常収支では黒字となり大幅な収支改善となりましたが、被保険者の1人当たりの医療費の高止まりが今後の課題となっています。 介護勘定では介護納付金が11.2%増加したことで、保険料率を15.6‰から16.0‰に0.4‰引き上げても収入不足となるため、準備金に余裕があることから取り崩し対応を行いました。 結果、一般勘定・介護勘定の平成29年度末では準備金の保有額は16.7%増加し、保有率は約180%となりました。 今後は引き続き、保険給付の適正化、特定健診・特定保健指導による生活習慣病の予防・改善や糖尿病等の重症化予防事業、ジェネリック医薬品の使用促進に力を入れ、医療費の抑制に努めてまいります。 事業主並びに加入者の方々には、今後ともご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
保険料率の引き上げ及び医療費の減少により、5年ぶりの黒字に!
■ 被保険者数 5,539人 (男性 4,617人、女性 922人)
● 特定健診の受診者数 3,219人(被保険者 2,769人、被扶養者 450人)
■ 平均標準報酬月額 361,569円 (男性 383,734円、女性 249,344円)
■ 総標準賞与額(年間合計) 5,289,926千円 (1人当たり 955,033円)
■ 平均年齢 43.65歳 (男性 44.34歳、女性 40.20歳)
■ 被扶養者数 5,123人■ 前期高齢者加入率 5.014079%
■ 健康保険料率 1,000分の100.0 (事業主 1,000分の50.0、被保険者 1,000分の50.0)
● 一般保険料率 1,000分の98.730(事業主 1,000分の49.365、被保険者 1,000分の49.365)
● 基本保険料率 1,000分の53.710(事業主 1,000分の26.855、被保険者 1,000分の26.855)
● 特定保険料率 1,000分の45.020(事業主 1,000分の22.510、被保険者 1,000分の22.510)
● 調整保険料率 1,000分の1.270★ 介護保険の対象となる被保険者数 4,428人★ 介護保険料率 1,000分の16.0
(事業主 1,000分の8.0、被保険者 1,000分の8.0)
大阪府電気工事健康保険組合の平成29年度決算が、去る7月20日の組合会で承認されましたのでお知らせします。
平成29年度決算のお知らせ
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平成29年度収入支出決算概要
収入支出差引額 257,398千円 経常収支差引額 21,506千円
収入支出差引額 15,883千円
収入(千円)科目 科目決算額 決算額
介護保険料収入 介護納付金301,523 316,084 介護保険料還付金 雑支出
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繰入金 27,000 国庫補助金受入 雑収入 収入合計 支出合計331,973 316,090
支出(千円)
3,448 2
平成29年度収入支出決算一般勘定
平成29年度収入支出決算介護勘定
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(1)保健指導宣伝費
(4)契約保養所費
(3)インフルエンザ予防接種
(2)健診状況
事業内容
事業内容
事業内容
1.機関誌「けんぽだより」 2.健康者表彰 3.健康保険委員会 4.事務研修会5.ジェネリック医薬品の 使用促進6.医療費通知7.育児支援雑誌 8.共同保健事業宣伝
契約保養所利用補助金
被保険者 被扶養者 合 計1,134名 941名 2,075名
2,633,300円補助金額
年間
5・10月5月4月6月
7・12月
8・2月1年間
被保険者全員に配付。家族を含めた世帯単位で1年間健康であった被保険者を表彰し記念品を贈呈。 健康保険委員会を開催。算定基礎届説明会及び当年は近畿中央ヤクルト販売(株)による「今日から始まる健腸生活」他。「けんぽだより」・HP等でジェネリック医薬品使用促進の広報を行い、また、レセプトからジェネリック医薬品を使っていない患者に対し、ジェネリック医薬品に変更した場合の節減効果を患者本人宅に通知。1月~6月と7月~12月の医療費を8月と2月に通知。育児支援雑誌「赤ちゃんとママ」を第1子が生まれた家庭に1年間送付。健保連の共同事業に共同保健事業宣伝費の分担金を支出。
全国の宿泊施設を保養の目的で利用したものに補助金を支給。延べ 186名 372,000円
1.生活習慣病健診 年間 35歳以上の被保険者、被扶養者を対象とした生活習慣病健診を実施。実施結果 被保険者
受診対象者受診者数受診率
4,020人2,705人67.29%
1,812人201人11.09%
5,832人2,906人49.83%
被扶養者 計
2.婦人科健診 年間 40歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。実施結果 被保険者
受診対象者受診者数受診率
473人187人39.53%
1,553人146人9.40%
2,026人333人16.44%
被扶養者 計
3.PSA検査 年間 50歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。実施結果 被保険者
受診対象者受診者数受診率
1,730人521人30.12%
4人0人
0.00%
1,734人521人30.05%
被扶養者 計
4.大腸がん健診 年間 35歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。実施結果 被保険者
受診対象者受診者数受診率
4,020人2,095人52.11%
1,812人152人8.39%
5,832人2,247人38.53%
被扶養者 計
5.短期人間ドック(1)1日人間ドック 年間
40歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。実施結果 被保険者
受診対象者受診者数受診率
3,227人232人7.19%
1,601人33人2.06%
4,828人265人5.49%
被扶養者 計
6.特定健診 年間 特定健診の実績実施結果 被保険者
受診対象者受診者数受診率
3,227人2,764人85.65%
1,601人450人28.11%
4,828人3,214人66.57%
被扶養者 計
(2)2日人間ドック 年間 40歳以上の被保険者、被扶養者の希望者に実施。実施結果 被保険者
受診対象者受診者数受診率
3,227人3人
0.09%
1,601人0人
0.00%
4,828人3人
0.06%
被扶養者 計
実施時期
実施時期
実施時期
実 施 内 容
実 施 内 容
実 施 内 容
(前立腺がん)
平成29年度保健事業・生活習慣病健診結果
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放っておくとどうなる?
その影響が体中におよぶ糖尿病は将来の生活を左右する
糖尿病が進行して医療費も生活の負担も重くなったAさんの例
医療費のホントの話
糖尿病とは、食事で高くなった血糖値を下げるホルモン「インスリン」の働きが悪くなったり量が減ったりすることで、血液中の血糖が増え過ぎ、体中の血管を傷つける病気です。血管は全身にあるので、合併症は体中で起こります。ですから予備群の段階から、生活習慣改善と定期的な受診による健康管理で血管を傷つけないことが何より大切です。 特に3大合併症といわれる末梢神経障害(以下「神経障害」)、糖尿病網膜症(以下「網膜症」)、糖尿病性腎症(以下「腎症」)は、手立てをしなければ必ず現れる合併症です。 進行すると、神経障害は下肢切断の原因に、網膜症は失明の原因に、腎症は腎不全から人工透析の原因になります。また脳卒中や心筋梗塞にかかる確率も高まります。
Aさんも、はじめは健診で糖尿病の疑いを指摘されました。当初は生活習慣の改善を指導されましたが病気の実感はなく、生活習慣が乱れがちに。年を追うごとに少しずつ重症化していきました。合併症は気づかぬうちに進行していきました(下図参照)。 重症化しないよう定期的な受診が必要だったのに、つい受診をさぼってしまった Aさん。人工透析が必要な段階に至り、ようやく重大さを実感したようです。 今後は脳卒中や心筋梗塞などにならないよう、治療に真面目に取り組むと決意しました。
糖尿病が重症化したAさんの場合
生活習慣改善のみ 薬で血糖値を下げる
進むほどに生活の不自由や生命の危険が!
生活習慣病生活習慣病生活習慣病
神経障害 網膜症
3大合併症の出方
糖尿病重症化の流れ
合併症が重症化し失明、下肢切断、腎不全に。脳卒中や心筋梗塞の危険も!
糖尿病糖尿病予備群予備群糖尿病予備群
軽症軽症糖尿病糖尿病軽症糖尿病
中等度中等度糖尿病糖尿病中等度糖尿病
重症重症糖尿病糖尿病重症糖尿病
腎症
生活習慣改善(どの段階でも必須生活習慣改善(どの段階でも必須)生活習慣改善(どの段階でも必須)
腎不全のため人工透析腎不全のため人工透析腎不全のため人工透析薬物治療で
血糖値の上昇が抑えられれば合併症は起こりにくいが…
必要な治療
薬 血糖降下薬⇒インスリン注射薬 血糖降下薬⇒インスリン注射薬 血糖降下薬⇒インスリン注射
早期なら生活習慣の改善のみ
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糖尿病は生活習慣病の中でも特に「合併症」が大きな問題となる病気です。4つの型に分類されていますが、中でも最も多いのは生活習慣が原因となるⅡ型糖尿病です。はじめは症状がないため病気の実感がなく、つい治療をさぼっていると、次第に全身への影響が大きくなり、医療費は高額に。重症化するに従い日常生活への不自由も大きくなってきます。
このほか
努力次第で健康な状態に戻れる段階でしたが実感がなく、生活習慣改善を忘れがちでした。
生活習慣改善で薬を減らしたりやめたりできるのにまだやる気が起こらず…。
合併症の危険も高まり、インスリン注射が必須に。日常への不自由が出始めました。
ついに腎症から腎不全となり人工透析を導入。人工透析の方法はいくつかありますが、Aさんは外来血液透析を選びました。1週間に3 回、1回につき4 時間以上の透析が必要と、生活上の負担もかなり大きくなります。
脳卒中で手術が必要になれば 心臓病で手術が必要になれば約 325万円 約 430万円
※いずれの場合も、診察や検査の頻度、使用する薬の数や種類(後発医薬品使用の有無含む)などにより金額は異なります。※上記の金額は実際にかかった医療費総額の概算であり、自己負担金額ではありません。
1か月の医療費 年間医療費
年間年間約64,000円約64,000円年間
約64,000円
年間年間約348,000円約348,000円
年間約348,000円
年間年間約402,000円約402,000円
年間約402,000円
いずれも一例であり、症状や状況により異なる
糖尿病予備群
軽度糖尿病
中等度糖尿病
重症糖尿病
3カ月に一度検査、服薬なし
経口薬(2種類)服薬、毎月一回検査
インスリン療法+経口薬+血糖自己測定
(1日2回)
腎不全により人工透析導入
Aさんの糖尿病の進行とかかった医療費
検査なしの月 約 3,500 円 検査ありの月 約 9,000 円
診察 約 10,500 円 薬(調剤含む) 約 18,500 円
診察 約 24,000 円 薬(調剤含む) 約 9,500 円
透析 約 450,000 円 ※透析導入に必要な初期費用は含んでいません
年間年間
約540540万円万円年間
約540万円
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インフルエンザの予防接種を受けた方に補助金を支給します。実施方法は、つぎのとおりです。
当健康保険組合の被保険者及び被扶養者の方。
平成30年10月から平成31年2月末までに予防接種を受けた方。
実施期間内に1回のみとします。
平成31年3月8日(金)必着をもって締め切りとします。 当該年度事業のため、期日を越えた請求は認められません。注
注
インフルエンザ予防接種補助金について
予防接種の費用を全額支払い、必ず明細のある領収書を受取り、領収書(接種年月日、医療機関名、接種を受けた方の氏名、インフルエンザ予防接種であることが分かる記載があること、費用の単価記載、医療機関の領収印)を確認してください。
インフルエンザ予防接種補助金支給申請書に必要事項を記入し、1 の領収書を添付の上、事業所の健康保険事務担当の方に提出してください。
事業所の健康保険事務担当者は、被保険者からの請求の委任欄を確認の上、まとめて当健康保険組合へ送付してください。
組合から事業所(会社)に補助金(請求者ごとの明細を送付します)を支給します。
予防接種で免疫をつける ウイルスをもらわない 抵抗力をつける
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本人1,500円、家族1,000円を上限として支給します。 接種費用が上限(本人1,500円、家族1,000円)に満たない場合は、 実際にかかった接種料金を支給します。
インフルエンザ予防接種補助金請求方法
インフルエンザ予防の三原則
受給資格
実施期間
請求期間
補助金の支給
補助金の額
インフルエンザ流行前の予防接種が最も効果的です。インフルエンザワクチンは接種してから効果を発揮するまでに2週間程度かかります。
十分な栄養や休養を取りましょう。
うがいや手洗いの実施、マスクの着用、部屋の乾燥などに注意しましょう。