H7N9 　 avian influenza vol.1

新潟大学大学院　医歯学総合研究科　国際保健学分野　

( ～ 2013.4.26)

Division of International Health　 (Public Health)Graduate School of Medical and Dental Sciences, Niigata University

病室の様子（中国：ＣＣＴＶ）

　安徽省徐州　 35歳の女性　　東南大学付属医院　　　→

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← 4 月 13 日、北京の地壇 ( 地坛 ditan)病院　　 に入院する北京での初めての感染者。　 病状は安定している。

4 月 16 日、順調に回復し　→　ている様子が報道される　

中国では連日メディア媒体を通じて、患者やその家族の様子を報道している。

北京の 2 例目の報告にあった、男児 (4歳 ) については、 H7N9キャリアーであるが、発症しなかったので、患者リストから抹消されている。

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北京の男児（竹墨陽　 4 歳）北京で最初に確認された女児の両親が家禽類の販売をしており、それに関係あると思われる人群のスクリーニングによって発見された。本人に臨床症状は無い。中国の衛生部は地壇病院に男児の経過を観察させている。

スクリーニングは朝陽区崔各庄郷婆東村家の禽類養殖を営む 24 世帯に、咽頭スワブにより集められたサンプルを北京市の疾病管理センターへ送って行われた。

この男児の両親も家禽類の販売の仕事をしており、その向かいの通りの近所の人が最初に北京で確認された女児 (7 歳 ) の家族から鶏を購入していた。

← 　男児の実家の周囲は警官たちによって厳戒　　 に監視されている。

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Since the virus was detected, the slaughterhouse in Shanghai was closed. (4/5) 　　　　　　　　　

　　　 H7N9 　 virus was detected from the dove in

Shanhai. (4/5) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 In Hangzhou, H7N9 virus was detected from the

quail. (4/6)

A lot of sparrows were cause unknown death 　 in Nanjing. (4/6) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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鳥インフルエンザ関連情報（第七報）（北京市における人への感染について）

在中国日本国大使館２０１３年４月１３日

１．北京市衛生局は、１３日、北京市で初めての「Ｈ７Ｎ９型」鳥インフルエンザウイルス感染確定症例が発生したことを発表しました。発表の主要点は以下のとおりです。（１）北京市疾病コントロールセンターの実験室の検査測定等を経て、地壇医院で治療を受けている７歳の女児が「Ｈ７Ｎ９型」鳥インフルエンザウイルスに感染されていることを確認した。（２）これは北京市で発生した初めての「Ｈ７Ｎ９型」鳥インフルエンザウイルス感染確定症例である。現在、北京地壇医院で患者に対して救援措置を講じているところ、患者の病状は安定している。北京市疾病コントロールセンターは、２名の濃厚接触者に対して既に医学観察を行っているが、これまで異常症状は見られていない。

２．かかる状況を受けて、中国滞在中の方におかれては、引き続き、以下の諸点にご注意願います。（１）発熱、咳などの呼吸器感染の症状が発症、特に高熱の発症や呼吸困難の症状が見られた場合は速やかに医師の診断を受けるようにお願い致します。（２）生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避け、不用意に鳥・家畜に近寄ったり触れたりせず、死んだ鳥や放し飼いの家禽や鳥の排泄物に汚染された物との接触を避けてください。また、手洗い、うがい等につとめ、衛生管理に十分注意してください。十分な栄養、睡眠をとり、平素からの体調管理に気をつけてください。（３）外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がけてください。

（４）その他、感染地域滞在の注意事項については、以下の参考ホームページを御参照ください。

３．当館では新たな情報が得られ次第、当館ホームページ等でお知らせします。

○ Avian influenza （世界保健機関（ WHO) ） 　 http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/○ 国際獣疫事務局（ OIE ） 　 http://www.oie.int/eng/en_index.htm○ 中国疾病予防控制中心「人感染 H7N9 禽流感」※中国語サイト　 http://www.chinacdc.cn/jkzt/crb/rgrgzbxqlg_5295/

在中国の邦人に対しての注意喚起

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H7N9 と H5N1 の比較H7N9 N5N1

時間 2013 年 3 月～ 2008 年 12 月～ 2009 年 2 月

特徴1)長江以南の省2)ヒトで初めて発症し、感染する と死亡する危険あり

1)多くのケースで家禽との接触・暴　 露歴あり2)H5N1 はヒトへの感染性は低い

感染経路 不明 死んだ家禽への接触、鳥肉市場

感染症状感冒症状、 39℃ 以上の高熱筋肉痛、全身の不調、結膜炎重症者：重症肺炎

頭痛、筋肉痛、発熱或いは咳嗽多くの感染者で重症肺炎

潜伏期 7 日 1~8 日

ワクチン無し

( タミフルによる治療 )ヒト用不活化ワクチンの開発済

・オセルタミビル、ザナミビル、ペラミビル、ラニナミビルなどの NA阻害剤が有効。　他の薬のように薬局で自由に購入できないので、上記の症状が出たら病院で　診察を受け処方してもらうように注意喚起している。　 新潟大学大学院　医歯学総合研究科　国際保健学分野　

2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年0

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9

12

15

1

5

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3

4 4

1 1 1

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5

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1 1

WHO報告　 H5N1鳥インフルエンザ　発症者　 (年別 )

症例数 死亡者

N=45

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4 月12 月 8 月12 月4 月 8 月12 月4 月 8 月12 月4 月 8 月12 月4 月 8 月12 月4 月 8 月12 月4 月 8 月12 月4 月 8 月12 月4 月 8 月12 月03 年 05 年 07 年 09 年 11 年 13 年

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H5N1鳥インフルエンザ　発症者推移　 (月別 )

症例数 死亡者

N=39

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