ict利活用（携帯電話）による医療・健康分野への取組みについて ·...

ICT利活用（携帯電話）による医療健康分野への取組みについて医療・健康分野への取組みについて

平成23年1月26日平成23年1月26日KDDI研究所

濵井龍明濵井龍明

KDDI 2011.1.26 Copyright（ｃ）2011 KDDI All Right Reserved1

内容

• はじめに（携帯電話等の歴史）

• 医療情報分野（含む健康）の政府の動き

• KDDIの医療等取組事例

– 遠隔医療情報ネットワーク

携帯電話像伝送（等– 携帯電話医用画像伝送システム（MobileMIMAS等)– 携帯電話による健康管理

健康管理コミュニケションプラットフォム– 健康管理コミュニケーションプラットフォーム

• ネットワーク連携

– 携帯電話連携

– ブロードバンドネットワーク連携

• 今後の医療ICTプラットフォーム構築の課題等


電気通信技術の歴史的変革はじめにはじめにはじめにはじめに

電信無線（固定・放送など）有線アモールス 1838年マルコーニ 1895年

電信無線（固定・放送など）有線アナロ

電話ログ通通信

大容量化

ベル・エジソン 1876年携帯電話 1946年（米国150MHｚ）

デジ

コンピュータ通信光ファイバーデジタル

大容量化

タル通

ＩＰ化（ﾊﾟｹｯﾄ化）

移動無線

通信ENIAC 1946年

インターネット 1969年ｱﾄﾞﾎｯｸNW 1972年

WWW 1991年

1988年~ ユビキタス

ウドウド


WWW 1991年HTTP 1993年

クラウドクラウド2006 ~

日本の通信需要の歴史的推移

固定電話 1890年→世界市場での携帯電話加入数2010年末約46億9千万加入固定電話 1890年→

・公衆電話 1900年→（通信自由化 1986年）

ISDN 1988年

2010年末約46億9千万加入（世界総人口約69億人）

通信

・ISDN 1988年→

携帯電話 1979年→ 約12,000万

信需携帯電話

（PHS 1995年→）

ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ 1984年→需要インターネット

ﾀﾈｯ年

約 3,400万

固定電話等約 5 700万

年年

約 5,700万


1900年 2010年‘90 ‘2000年‘30 ‘80‘50

日本の携帯電話サービスの歴史••••••••••••••••••••••••••79 85 88 89 93 94 95 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10

ＫＤＤＩが

ＮＴＴド

ＵＱコミュ

ソフトバ

イーモバ

ワンセグ

ボーダー

ＤＤＩポ

ＮＴＴド

ＫＤＤＩが

Ｊ-

フォン

Ｊ-

フォン

ＫＤＤＩが

ＤＤＩポ

ＮＴＴド

Ｊ‐

フォ

ＤＤＩ、Ｋ

ＮＴＴ移

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ＮＴＴパー

ＩＤＯが

ＮＴＴ移

ービス開

ＤＤＩが

ＩＤＯが

日本電信

日本電信が

Ａｎｄｒｏ

コモ・ソフ

ュニケーシ

バンクによ

バイルがデ

グ放送開始

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ケットがＫ

コモから「

が「着うた

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ンが第3世

が第３世代

ケットが定

コモが第3

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ＫＤＤ、ＩＤ

動通信網

動通信が

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ＰＤＣサー

動通信が

開始ア

ナログ自

アナログ自

信電話公社

信電話公社ｏ

ｉｄスマー

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データ通信

始がソフトバ

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「おサイフ

たフル」サー

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世代携帯電

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定額パケッ

3世代携

界初の「カメ

ＤＯが合併

網が「ＮＴＴ

が「ｉモード

／ＤＤＩポ

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が携帯・自

自動車電

自動車電

社の民営化

社東京２３ー

トフォン

Ａｎｄｒｏｉ

ＷｉＭＡＸ

ォン」スマー

信サービス

ンク傘下

から独立「ウ

フケータイ

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」ンに社名

電話サー

電話サービ

ットサービ

携帯電話サ

メラ付き携

併。ＫＤＤＩ

Ｔドコモ」に

ド」サービ

ポケット／

始動車電話

電話サービ

電話サービ

化

(

ハンデ

３区で自動ン

発売

ｉｄスマート

Ｘサービス

ートフォン

ス開始

に入る

ウィルコム

イ」開始

始名変更

ビス開始

ビス開始

ビス「Ａｉｒ

サービス開

携帯電話

Ｉ発足。

に社名変

ビス開始

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話デジタル

ビス開始

ビス開始

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動車電話

トフォン発

ス開始

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ム」に社名

始ｒＨ」開始

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発売

がＰＨＳ開

ル８００ＭＨ

開始）

話サービス

ビ

KDDI 2011.1.26 Copyright（ｃ）2011 KDDI All Right Reserved

発売変

更

開始

Ｈｚサ

開始

5

※イリジウムサービス（1998年~2000年）

日本の携帯電話端末の変遷携帯話変

アナログ携帯電話デジタル携帯電話スマートフォン

ムバ

ショルダーフォンハンディフォン

アナログ携帯電話デジタル携帯電話スマトフォン

カメラ付携帯 Android端末

ムーバTV電話

マイクロタック GPS携帯ｉフォーン


※「移動体の歴史」等より

ケータイがパーソナルゲートウェイに

ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続

ケタイがパソナルゲトウェイに

ｲﾝﾀﾈｯ接続ｲﾝﾀﾈｯ接続メール機能メール機能

ｹﾞｰﾑ等ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ追加機能ｹﾞｰﾑ等ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ追加機能（（JavaJava brewbrew AndroidAndroid））

電子財布機能電子財布機能

広告機能広告機能

（（JavaJava、、brewbrew、、AndroidAndroid））

広告機能広告機能認証／認証／IDID等等ｾｷｭﾘﾃｨ機能（ｾｷｭﾘﾃｨ機能（PKIPKI））

カメラ・動画機能カメラ・動画機能（（QRQRコードリーダー機能）コードリーダー機能）

ストレージストレージ（外部ﾒﾓﾘ）（外部ﾒﾓﾘ）

GPSGPS機能機能機機

ローカルインタフェース機能ローカルインタフェース機能((赤外線赤外線,Bluetooth,,Bluetooth,無線無線LAN,LAN,RFIDRFIDなどなど))


((赤外線赤外線,Bluetooth,,Bluetooth,無線無線LAN,LAN,RFIDRFIDなどなど))

医療情報分野（含む健康）ICT化の政府施策医療情報分野（含む健康）ICT化の政府施策

厚生労働省の医療情報等分野ＩＴ化施策厚生労働省の医療情報等分野ＩＴ化施策

区分平成16年度平成18年度

全国の４００床以上病院の6割以上

●保健医療の情報化に向けてのグランドデザイン策定（平成13年9月25日）

電子カルテ全国二次医療圏ごと少なくとも１施設全国の４００床以上病院の6割以上

全国の診療所の6割以上レセプト電算処理システム

全国の病院レセプトの５割以上全国の病院レセプトの６割以上

●医療・健康・介護・福祉分野の情報化グランドデザイン策定（平成19年3月27日）新たな5ヵ年計画として、レセプトオンライン化、健康ITカード導入、医療機関の情報化促進等

Ｕ－Ｊａｐａｎ構想の取り組みＵ－Ｊａｐａｎ構想の取り組み

• 総務省「利活用による遠隔医療実証デ事業を厚生労働省と連携し実施「ICT利活用による遠隔医療の実証モデル事業」を厚生労働省と連携して実施

• 経済産業省EBH（Evidence-based Medicine）のテーマに基づくビジネス立ち上げを企画・実施「医療情報システムにおける相互運用性の実証事業」(H17’ H19’）「医療情報システムにおける相互運用性の実証事業」(H17’～H19’）「地域医療情報連携システムの標準化及び実証事業」（H18’～H20’）

• 総務省・厚労省・経産省EHR（Electoronis Health Record）に関するモデル実証実験（３ヵ年）


EHR（Electoronis Health Record）に関するモデル実証実験（３ヵ年）

8

どこでもMy病院構想どこでもMy病院構想

実現例（イメージ） CT画像検査データ

※内閣府発表資料より引用

CT画像カルテ検査データ

シムレスなシムレスなシームレスなシームレスな地域連携医療で地域連携医療で

医療機関間データ共有医療機関間データ共有

カルテ医療情報調剤情報

患者の診療情報が受診した機関毎に点在。患者の診療情報が受診した機関毎に点在。情報の利活用ができず検査の重複等が発生情報の利活用ができず検査の重複等が発生

調剤情報医療情報

医療・健康情報医療・健康情報等の散在等の散在

健診結果情報「全国どこでも「全国どこでも

MYMY病院」病院」サービスサービス

健診結果情報

、バラバラに存在していた医療情報をネットワークで医療機関間で共有を可能にし、活用を可能にし、また、個人の医療情報や調剤情報、健康関連の情報等を個人で活用するとが可能にれらにより以下を実現

健康関連情報

サビスサビス

健康関連情報

健康関連の情報等を個人で活用することが可能に。これらにより、以下を実現。・不要な検査の省略を実現・過去のデータを使った診療を通じて、より安全･安心な医療を実現・生活習慣病など慢性疾病患者のケアとサポート・重症化を防止出張旅行転居しても過去の健康情報診療履歴に応じて適切な医療が全国どこでも受診可能投薬歴を医療機関と共有


・出張、旅行、転居しても、過去の健康情報、診療履歴に応じて適切な医療が全国どこでも受診可能・投薬歴を医療機関と共有・情報サービス事業、対応機器市場、蓄積データの活用事業など新産業創出

医療情報ネットワークに関するKDDIの取組医療情報ネットワクに関するKDDIの取組

（医療ネットワークに関する共同研究プロジェクト）• 鹿児島～奄美大島間の長距離無線回線による離島遠隔医療プロジェクト（H13 2～H14 4)• 鹿児島～奄美大島間の長距離無線回線による離島遠隔医療プロジェクト（H13.2～H14.4)• 旭川医科大学とのＰ２Ｐ型高信頼流通に関する共同研究開発【TAO直轄プロジェクト】

（平成14年度～平成16年度）⇒（平成17年度～平成19年度）GMPLS関連新プロジェクト• 名古屋大学医学部における愛知県脳卒中救急医療プロジェクト（平成14年度～平成16年度）名古屋大学医学部における愛知県脳卒中救急医療プロジェクト（平成14年度平成16年度）

PocketMIMASの開発⇒MobileMIMASの開発• 東京医科歯科大学との内視鏡検査等に関する遠隔診療実験（JGN利用）• 消化器学会（H13.10/17～18）及び消化器外科学会（H14.7/28～30）消化器学会（H13.10/17 18）及び消化器外科学会（H14.7/28 30）

における多地点間リアルタイム動画配信デモ

（健康・医療情報提供に関する取り組み）インタネット多地点動画配信

（健康医療情報提供関す取り組）・京都武田病院及びタケダライフサイエンスリサーチセンタ―

IPv6を利用した健康栄養情報流通【TAO受託プロジェクト】

インターネット多地点動画配信

・杏林大学携帯電話による健診情報配信システムの開発

プインターネット

・健康管理コミュニケーションプラットフォーム（メディクケアステーション）の開発


離島遠隔医療実験（2.4GHz帯屋外高速無線）（鹿児島大学）

KDDI医療取組事例

離島遠隔医療実験（2.4GHz帯屋外高速無線）（鹿児島大学）

CFO-SS10A(伝送速度10Mbit/s)CFO SS10A(伝送速度10Mbit/s)

11 3 kmの海上通信は2 4GHz帯として最長11.3 kmの海上通信は2.4GHz帯として最長

パソコン上の双方向画像伝送ソフト


Ｐ２Ｐ医療情報共有ネットワークシステム

KDDI医療取組事例（旭川医大案件（吉田晃敏教授））

Ｐ２Ｐ医療情報共有ネットワクシステム分散化された情報を相互に共有し合うＰ２Ｐネットワーク技術を用いた

電子カルテ等の医療情報を安全･安心に共有するためのネットワークシステム電子カルテ等の医療情報を安全･安心に共有するためのネットワークシステム

情報流通の流れ

① 医療情報の階層的圧縮・蓄積、暗号化② 医療機関からインデックスデータベースへの検索要

求③ インデックスデータベース連携による医療情報リスト情報所在管理、アクセス管理③ インデックスデータベース連携による医療情報リスト

サーチ④ Ｐ２Ｐによる他医療機関からの医療情報の取得⑤ 取得した医療情報の表示（医療資格に応じた開示

制御）

DBDB病院病院病院病院病院病院

③

情報所在管理、アクセス管理

制御）

あらゆる病院診療所

②

基本情報

利用者権限Ａの

病院病院病院病院病院病院

レベル１レベル２

レベル３

レベル１

④

①

公開鍵：Ｘ線写真

あらゆる病院・診療所から、カルテ情報、レントゲン写真、手術デタ処方箋等必

病院病院病院病院病院病院

⑤

権限Ａ

利用者権限Ａの場合

(レベル１まで)

レベル１

レベル２

レベル３Ｘ線写真

①

公開鍵：データ、処方箋等、必要なデータの取得が可能

レベル１

レベル２レベル３

権限Ｂ

権限Ａ

権限Ｃ

基本情報

詳細情報利用者権限Ｂの場合

(レベル２まで)

開鍵Ｐ２Ｐ情報の圧縮・蓄積・

伝送技術基本情報

詳細情報


( )＜医療情報の階層構造とアクセス制御＞

Ｐ２Ｐ用データセキュリティ技術

ブロードバンド網と携帯電話連携による東海医療情報ネットワーク

KDDI医療取組事例_（名古屋大学医学部案件（吉田純名誉教授））

ブロドバンド網と携帯電話連携による東海医療情報ネットワク

東海医療情報ネットワークセンター（名古屋大学医学部）東海医療情報ネットワークセンター（名古屋大学医学部）

TV会議用ｻｰﾊﾞｰ

DICOM画像表示

各端末装置大型画面MIMAS用サーバー

医用画像蓄積用MARCｻｰﾊﾞｰ医用画像蓄積用MARCｻﾊ

（URL： http://www.medinet-tokai.com/ ）

東海医療情報ネットワーク参加病院東海医療情報ネットワーク参加病院ブロードバンドブロードバンドセキュアネットワークセキュアネットワーク

各端末装置

セキュアネットワクセキュアネットワク

CT/MRI/アンギオ等

携帯電話による携帯電話による高画質医用画像受信高画質医用画像受信

CT/MRI/アンギオ等（（MobileMobile MIMASMIMAS))


外出先専門医外出先専門医13

MobileMIMAS⇒SmartMIMAS（au携帯電話端末を用いた緊急時医用画像高速伝送表示システム）

KDDI医療取組事例＿製品紹介

（au携帯電話端末を用いた緊急時医用画像高速伝送表示システム）


SmartMIMAS（スマートフォン）の画像サンプル例SmartMIMAS（スマトフォン）の画像サンプル例

【患者リスト】【拡大・縮小】

【階調変換】【計測】

【動画再生】（Ｈ.264/ＭＰ4）

【階調変換】【計測】

(距離、面積）静止画

動画動画


スマートフォン医療情報ビューア（ドクター支援）

KDDI医療取組事例

スマトフォン医療情報ビュア（ドクタ支援）

• スマートフォンや無線LAN搭や無線LAN搭

載パッド型端末により、病院末により、病院内外で患者情報（電子カルテ等）をタチパ等）をタッチパネル操作で時間軸を含めた間軸を含めた多次元情報として閲覧可能。

• 独自暗号方式（Kcypher 2）（Kcypher-2）

によりセキュリティも強化。


携帯電話活用による健康管理

KDDI健康取組事例

携帯電話活用による健康管理

ウェルネスビジネスへの展開

家庭内健康デ集

H16下期〜H17の展開を図る

携帯利用者の増大（高齢者）

健康管理コンテンツ利用促進家庭内

健康管理健康データ収集

システム医療データ管理

ウェルネスビジネス規模

健康管理コンテンツ利用促進

医療機関への展開

社内トライアル

労務厚生部

メディカバンク

武田病院2500万人65歳以上

8000万人健康診断受診者

4000万人成人病予備軍

H16秋 H16年11月武田病院

メープル2001年 12兆円

2010年 20兆円

ウェルネス市場規模

携帯検診情報配信システムH15 開発：汎用グラフ表示API構築

産業医の林先生（杏林大）と共同開発

ＫＤＩ社内利用

健診カテゴリ一覧からカテゴリを選択

健診項目一覧から健診項目選択

健診項目値の経年変化および基準値

栄養情報システムH12-15 TAO受託

研究所

武田病院


テゴリを選択健診項目選択変化および基準値の表示

17

携帯電話上での操作イメージ

KDDI健康取組事例

携帯電話上での操作イメジ


KDDIの健康サービス

KDDI健康取組事例＿サービス紹介

KDDIの健康サビス

• タニタのKDDIモジュール端末サービス

（TinLink）– タニタの「健康カルテ」のレシーバにモジュール提供

• au端末健康サービス（Run ＆ Walk)– 携帯電話ＧＰＳを用いて走行距離を計測し健康管理情報を提供する

サービスを2008年1月開始。サービス名称「Run & Walk（auスマートスポツ）」ポーツ）」

– ジョギングやサイクリングで走ったコースをGPSで補足して、画面上の

地図で再現できるほか距離や消費カロリーも記録データをパソコ地図で再現できるほか、距離や消費カロリも記録。デタをパソコンで共用して自分だけのトレーニング日誌として活用できる。

KDDI 2010.4 Copyright（c）2009 KDDI All Right Reserved19

からだマネージャーKDDI健康取組事例＿サービス紹介

からだマネジャ• 携帯電話やパソコンを利用して自己の健康管理を行うサービスで、コンシ

ェルジジュやトレーナーによる毎日のアドバイスで長続きしにくいダイエッェルジジュやトレナによる毎日のアドバイスで長続きしにくいダイエット等をサポートする。Run & Walkと連携できる。


健康管理コミュニケーションプラットフォーム

KDDI健康取組事例＿製品紹介

健康管理コミュニケションプラットフォム（メディックケアステーション）

医療指導・特定健診・特定保健指導健診・健康

デタ医療指導特定健診特定保健指導

サーバ①健診・健康管理

②端末・ユーザ情報管理端末・ユーザ

データ

オフィス

健診・健康データの健診・健康データの

②端末ユザ情報管理③健康管理支援コンテンツ

健康管理支援

コンテンツ

情報管理

閲覧健健康

登録・閲覧機能健健康

登録・閲覧機能コンテンツ

登録・閲覧NW 登録・閲覧（血圧・脈拍・体重他）

指導医師

テレビ電話機能・画面連動機能テレビ電話機能・画面連動機能

指導医師

自宅


医療･保険機関組合員・会員

自宅

健康指導専用端末（メディックケアステーション）健康指導専用端末（メディックケアステション）

「テレビ電話」による顔の見える安心感コミュニケーションと「手書き入力による文字図形の正確な意思疎通ミ「手書き入力」による文字・図形の正確な意思疎通コミュニケーションを同時に実現する。

「連動「タパネ力効果的な保健指「画面連動」や「タッチパネル入力」により、効果的な保健指導などを実現できる。

テレビ電話による対面で話のコミュニケーション実現

テレビ電話による健康指導・栄養指導

健康情報のグラフ表示（画面同期）

健康情報計測機器


計測機器

テレビ電話専用端末テレビ電話専用端末

奥多摩町での遠隔予防医療相談実験（慶応大学のコ・モビリティ社会創成プロジェクト）（慶応大学のコ・モビリティ社会創成プロジェクト）


奥多摩町実験体制奥多摩町実験体制

デタ収集分析データ収集・分析慶應義塾大学金子郁容教授

（植原準教授）

運用奥多摩町福祉保健課栗原クリニック

株

河村文夫町長

運用奥多摩町福祉保健課(株)フィリア

医師

コメディカル栗原毅医師奥多摩町住民コメディカル（日本橋）

奥多摩町住民

システム構築遠隔予防医療相談システム健康管理システム


奥多摩町実験の実施期間・実験地など奥多摩町実験の実施期間実験地など

• 実験開始：実験開始

2008年11月12日から実験開始（コ・モビリティ創成プロジェクトによる）

2010年3月から新たなシステムにより開始（総務省補正予算による整備）2010年3月から新たなシステムにより開始（総務省補正予算による整備）

実験地• 実験地：

東京都西多摩郡

奥多摩町

• 実験の参加者：

奥多摩町内ある自治会中山間部あり高齢化率高限界

日本橋：栗原クリニック

奥多摩町内に２１ある自治会の中で、山間部にあり高齢化率の高い限界集落(人口の５０％が６５歳以上) 地域の６５歳以上の高齢者を中心に約１００名の参加


名の参加

奥多摩町の実験用システム設置状況（総務省「ユビキタスタウン構想」補正予算によるシステム整備）（総務省「ユビキタスタウン構想」補正予算によるシステム整備）

サーバラック

慶応義塾大学福祉保健センター

（サーバ） NECサーバ

生活館（9箇所）生活館（9箇所）生活館（9箇所）奥多摩町

KDDI研究所サーバ

栗原クリニックIP-VPN 栗原クリニックIP-VPN日本橋

体重計血圧計ＱＲコードリーダー NEC 健康相談端末（TV電話）

奥多摩病院健康サポート

ケアコンシェルジュ


ケアコンシェルジュ

横浜鶴見 (株)フィリア

遠隔予防医療相談システムの運用状況（川野生活館）遠隔予防医療相談システムの運用状況（川野生活館）


高速ストリーミング暗号(KCipher-2)

KDDIセキュリティ関連＿製品紹介（医療分野応用）

高速ストリミング暗号(KCipher 2)

【特徴】 ※九州大学とＫＤＤＩ研究所で共同開発製品名Kcipher 2

●「超高速」かつ「軽量」の暗号方式米国標準暗号AES比較に対して、10倍以上のスピードで処理可能(当社比較)

Kcipher-2

●ソフトウェアのみによる実装低コストで実装でき、アップデートによるセキュリティホール対策も可能

●高い安全性第三者機関による外部評価により安全性を確認済み

【高速ストリーミング暗号が必要とするCPU処理能力の比較】

独自暗号方式

第三者機関による外部評価により安全性を確認済み

独自暗号方式米国標準暗号AES

必要処理能力(*1) 1.0MIPS 10.6MIPS

(*1)416kbpsの復号に対しての必要な処理能力ワンセグの再生には70%以上のCPU処理能力が必要


処能要

端末でのCPU使用率… 1% 未満 ⇒ 携帯電話への実装可能28

超高速秘密分散技術

KDDIセキュリティ関連＿製品紹介（医療分野応用）

超高速秘密分散技術概要

データに乱数を乗算して分散することにより「破クラウド上にデータを分散管理する。

適用例

壊」や「情報漏洩」からデータを保護する技術

- データをn個のデータ片へ分散

任意の k個のデータ片から元データ復元

クラウデタを分散管する。

一つの分散データからは一切の情報がもれない、一

部の分散ノードに障害が発生しても、データが復

元可能な高安全性・高信頼性を同時に実現したセ-任意の k個のデータ片から元データ復元元可能な高安全性・高信頼性を同時に実現したセ

キュア分散管理技術を構築できる。

暗号技術よりレベルの高い安全性

特徴


暗号技術よりルの高安全性

世界最高レベルの高速性（最大、従来技術の1000倍程度）

セキュア分散管理システム

健康・医療情報ネットワークのビジネス展開展

• 医療業界の規模

●医療施設約 9万施設

●医療従事者（医師）約 26万人

●全国患者数（1日平均）約 300万人（在院140万人外来160万人）●全国患者数（1日平均）約 300万人（在院140万人、外来160万人）

●医療費総額約 30兆円

ICT化の提供シテム• ICT化の提供システム

●ブロードバンドネットワーク

（ADSL FTTH ３G移動 WiMAX 3 9世代移動（LTE）４G移動)（ADSL、FTTH、３G移動、WiMAX、3.9世代移動（LTE）、４G移動)

※ 総務省では、デジタル・デバイド解消戦略により、ブロードバンド・ゼロ地域解消に関すブロードバンド・ゼロ地域解消に関する整備る整備を行っている。 ⇒ 「光の道」構想る整備る整備を行っている。光の道」構想

●アプリケーション（画像）

医用画像応用（MPEG２ H264 JPEG DICOM）医用画像応用（MPEG２，H264，JPEG，DICOM）

●RFID＆バーコード／リーダ

※ DICOM： Digital Imaging and Communications in Medicine（「医用におけるデジタル画像と通信」規格）


● リダ

医療機器、薬品等のトレーサビリティ30

医療ICT化の目指すべき分野医療ICT化の目指すき分野

医療と通信の連携による高品質・高信頼、安心・安全、医療と通信の連携よる高品質高信頼、安心安全、

ユーザーフレンドリーな次世代医療ＩＣＴ社会の実現

病院間連携患者情報共有（病病連携・病診連携）

遠隔医療（画像診断病理画像診断）遠隔医療（画像診断・病理画像診断）

遠隔教育（手術映像伝送アーカイブ）

救急医療緊急時医療

医療と通信の連携医療ＩＣＴコア技術

救急医療・緊急時医療携帯電話による遠隔画像診断支援

映像伝送による救急現場支援在宅医療・介護遠隔医療指導・相談医療ＩＣＴア技術

健康保健防療

遠隔医療指導相談

災害時医療映像伝送による災害現場支援

健康・保健（予防医療）携帯電話による健康情報取得

テレビ電話による保健指導・栄養指導・


メンタルケア

携帯電話と画像通信を連携させた次世代救急車システム

救急・救命医療の高度化

携帯電話と画像通信を連携させた次世代救急車システム携帯電話・WiMAXを利用して病院との画像伝送（患者画像、心電図）の実験例がある。

（KDDI研究所の高画質映像伝送システム「ViterFinder TM」の活用例）

救急車車内救急センターau‐WinIP VPN

（KDDI研究所の高画質映像伝送システム ViterFinder TM」の活用例）

WiMAX網

IP-VPN網ルータ

高速データ転送

カメラ

・動画像

・カメラ視野の操作・高精細静止画像取込指示

スピーカー

マイク

音声

ヘッドセット

・動画像・高精細静止画像・心電図

撮影

心電図

・音声撮影

専門医による診断支援456

123

満

満

・GPSによる救急車位置把握最適な病院の患者搬送


・最適な病院への患者搬送

32

災害医療応用イメージ（GPS)災害時等の医療体制の高度化

災害医療応用イメジ（GPS)センター側

ＧＰＳ

au網Internet安否確認ﾒｰﾙ

安否確認者の

緊急ﾒｯｾｰｼﾞ

安否確認者の位置情報を確認

医療従事者情報を救急車に転送

医療従事者医療従事者

固有のハザードマップに位置情報を表示

医療従事者医療従事者カシャッ!

災害状況写真にＧＰＳ情報と一緒にメール送信

医療従事者を近隣の医療施設に搬送


Ａ病院Ｂ病院Ｃ病院33

ＲＦＩＤタグ・携帯電話等連携による災害救急活用

災害時等の医療体制の高度化

ＲＦＩＤタグ携帯電話等連携による災害救急活用広域災害の発生により、負傷者等が大量に発生した場合に負傷場所、本人特徴、搬送救急病院

先等をRFID(電子タグ）を用いて迅速に把握する。

広域災害現場 GPS 搬送先救急病院等所持ＲＦＩＤコードＧＰＳ位置情報本人特徴写真本人特定情報ＭＲＩ・ＣＴ情報の他

被災者情報管理サバ

移動体基地局

本人特定情報収容病院情報等スキャナー

手書処方の図･絵等

情報の他

サーバ

高速インタネット網

病院内カメラ

被災者の腕等に

巻かれたＲＦＩＤを携帯電話で読取

RFIDタグ

高速インターネット網

ＲＦＩＤ読み取り（携帯電話）

携帯電話で本人写真・位置情報・

高速移動通信無線網ＲＦＩＤ読み取り（携帯電話）

関連情報⇒サーバ

拡大縮小可能拡大・縮小可能

在宅・外出


専門医師

34

健康管理システムのイメージ

病院間連携・在宅医療連携

健康管理システムのイメジ

デタ閲覧問診デタ医局

xxxxxxxx病院病院病室

データ閲覧・問診データ入力

健康

センターサーバ

医局

病室医療相談等

健康データ医師

医師・看護師テレビ電話によるコミュニ

ケーション

病室

LANLAN

データ登録データ登録

ブロードバンドブロードバンド

データ閲覧

デタ登録

デタ閲覧

家庭家庭家庭病室

データ登録デタ閲覧

医療相談等

データ閲覧

テレビ電話

・血圧・脈拍

家庭家庭家庭

デタ閲覧

テレビ電話

遠隔医療相談等データ登録データ閲覧

データ閲覧


健康管理システムは、病院の入院患者、退院後在宅治療に移行した患者、あるいは在宅の高齢者等を対象医療機関により地域医療サービスの支援を目的としたシステム

35

地域における医療機関の総合連携イメージ統合連携

地域における医療機関の総合連携イメジ

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ネットワーク36

健康・医療クラウドイメージ図健康・医療クラウド化

健康医療クラウドイメジ図

健康・医療

ジャパン・クラウド・コンソーシアム健康・医療WG 資料より

健康医療クラウド

健康医療ＡＳＰの活用

監サ機器連携ア

プリ外部データ連携ASP

電子カルテASP

SNS ﾒｰﾙﾎｽﾃｨﾝｸﾞ

ｽﾏｰﾄﾌｫﾝ

ﾟ

ﾎｰﾑICT 監

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サービスサ

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守理求析

データセンターデータセンター健康・医療データの安全な保管

フォーマットの標準化通信の標準化

フォマットの標準化

家庭健診データ

投薬データ

健保調剤薬局


専門医教育・認定に関わるIT化（e-Learning)医療教育のIT化

専門医教育認定に関わるIT化（e-Learning)

配信ｼｽﾃﾑ受講申し込み受付試験問題、試験結果がﾛｰｶ配信ｼｽﾃﾑ

試験・教材情報の更新受講者からの質問、回答成績管理、合格者発表

ﾙに残らない

試験情報遠隔講習会場A ﾎﾟｰﾀﾙ

医療各学会等教材情報

（注）指紋ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽを含む

遠隔講習会場B専門医

認証ｻｰﾊﾞ

当該システムで提供される機能（ポイント)

（注）指紋ﾃｰﾀﾍｰｽを含む

個人宅

好きな場所で受講、受験

１）認定試験問題漏洩防止機能・ﾃﾞｰﾀはｻｰﾊﾞ側で一元管理、通信経路は暗号化・ﾛｰｶﾙ側にﾃﾞｰﾀが残らない

-PCへの保存不可-ﾌﾟﾘﾝﾄｱｳﾄ不可

会員ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽ

個人宅ﾌﾘﾝﾄｱｳﾄ不可

-etc２）堅牢なユーザ認証機能

・生体認証等への対応３）多様な形式による教材・試験情報提供機能

・PPT資料各場所での指紋認証等による


PPT資料・ｽﾗｲﾄﾞ画像・動画像、音声

本人の特定する仕組みの取込

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今後の医療ICT化プラットフォーム構築の課題今後の医療ICT化プラットフォム構築の課題

• 医療情報流通システムの高度化（個人情報流通）⇒ EHR(※）

電子カルテレントゲン写真手術データ処方箋等個人データを円滑に流通でき– 電子カルテ、レントゲン写真、手術データ、処方箋等、個人データを円滑に流通でき

る運用面・制度面での枠組みが必要。

• 遠隔医療救急医療の高度化

※ EHR: Electronic Health Record

• 遠隔医療・救急医療の高度化

– 高度化の保険点数向上ばかりでなく、遠隔地の看護師や救急隊員の医療行為も、

ICTの利用で専門医の支援が得られるような規制緩和も必要である。ICTの利用で専門医の支援が得られるような規制緩和も必要である。

• 専門医養成のためのICT利用

現場を離れられない専門医の教育とその認定にいては ICTで利便性を図てい– 現場を離れられない専門医の教育とその認定については、ICTで利便性を図ってい

く必要がある。

• 伝染病対策の高度化• 伝染病対策の高度化

– ＳＡＲＳや鳥インフルエンザ等伝染病対策のための情報交換や遠隔診断等のシス

テムが必要である。 ※ 一斉伝達の可能なデジタル放送との連携も必要

• 国内・国際標準等との整合

米国のHIPPA(The Health Insurance Portability and Accountability Act)等の医


– 米国のHIPPA(The Health Insurance Portability and Accountability Act)等の医

療情報標準化連動して、国内ばかりでなく、海外医療従事者との連携も必要である。39

医療ICTプラットフォーム構築の必要性将来イメージ

病院施設救急医療現場

医療ICTプラットフォム構築の必要性

病院施設

高速移動通信携帯端末等（GPS利用等）

救急センター(診断側)Ｒ

ド多重ンバータ

観察対象物施術室診療・検査

カルテ等医療書類の自動記録

高速移動無線回線

血圧計心電計

カメラ

RANGE

10.6CM

INDEX

ADULTSIZE

ARTERY

GPS利用等）高速アクセス

診断側画面イメージ

ータニ

ＰＲ

Ｌ

観察対象物パッド端末

高速移動無線回線

テレビ電話３D拡大鏡

病院内高速LAN

ユーザーデータＬ

高速・

データ転送

端末

STB

テレビ電話

患者宅／高齢者宅医療用IP網インフラ（セキュリティ対策、高速化）高品質映像大学研究機関等

高速移動無線回線高画質表示携帯端末 DICOM標準

医療情報デタベス

像画像配信

大学・研究機関等ＰＣ外出先の専門医

高画質表示携帯端末

伝染病対策等

高度医療対策

医療情報データベース

EHR／PHR（アプリケーションサービス

提供機関）

信

携帯電話・高解像度・色調


伝染病対策等

DICOM：Digital Imaging and Communications in Medicineスマートフォン

MobileMIMAS40

高齢化社会における在宅医療・介護イメージ（少子高齢化対策）

将来イメージ

高齢社会在医療介護

＜家庭＞＜病院・カウンセラ－＞

診察

在宅患者宅カメラ

診察

在宅用端末

（モニタ）

カメラ

マイク

通信装置

映像憶

遠隔ｴｰｼﾞｪﾝﾄ大容量記憶媒体

医師、看護婦

カメラ

マイク通信装置

在宅患者

セキュア

ネットワーク

映像記憶

介護・カウンセリング

（高速）カメラ

介護カウンセリング治療ｴｰｼﾞｪﾝﾄ

ｾﾝｻｰｴｰｼﾞｪﾝﾄ

マイク

通信装置

大容量記憶媒体

医師、保健婦等介護ｴｰｼﾞｪﾝﾄ

介護ボ介護ロボット

在宅・外出専門医師


専門医師

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ict利活用（携帯電話）による 医療・健康分野への取組みについて ·...

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