全国大学ビブリオバトル予選事務局

全国大学ビブリオバトル 2017

～首都決戦～

地区予選会 実施報告書

目次

ビブリオバトル首都決戦レギュレーション．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．1

1 開催概要．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．2

1-1 本戦 開催概要．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．2

1-2 地区決戦 開催概要．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．2

1-3 予選会 開催概要．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．4

1-4 予選会・地区決戦 開催団体一覧．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．7

2 予選会・地区決戦 開催報告．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．15

2-1 予選会報告．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．15

2-2 地区決戦報告．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．26

3 本戦 開催報告．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．31

4 本戦 レポート．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．36

5 記録．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．40

5-1 ちらし・ポスター素材．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．40

5-2 メディア掲載（一部）．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．41

5-3 予選会・地区決戦主催団体 広報サイト．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．42

5-2 動画サイト．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．42

ビブリオバトル普及委員会のご案内．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．43

2

1

ビブリオバトル首都決戦レギュレーション

1. 予選会、地区決戦、本戦すべてのビブリオバトル開始前に、司会者がビブリオバトル公式

ルールおよび首都決戦レギュレーション（2 以下）を読み上げ、 ビブリオバトルの趣旨を参加者に周知すること。

2. 本やエピソードを紹介するための小道具の使用は認める。

3. レジュメの配布は禁止とする。

4. 読み上げレジュメの持ち込みは禁止とする。ただし、本へのメモ書きや付箋の添付などは認める。

5. パワーポイントやキーノートなどのプレゼンテーションツールの使用は禁止する。

6. 発表者は必ず 5 分を使い切る。

7. 発表後のディスカッションでは、発表内容の批判をするようなことはせず、発表内容で分からなかった点の追加説明や、「どの本を一番読みたくなったか？」の判断をするための材料について聞く。

8. 投票の基準は、どの本が読みたくなったかであり、知り合いや身内の応援という理由で投票を行わないこと。（参考：ビブリオバトルの大会における「組織票」への対応について）

http://www.bibliobattle.jp/douyatte-kai-cuisuru/the-organized-vote/

9. 投票権はすべての発表を聞いた人にのみ与えられる。

10. 司会者は 11 の場合を除き、投票には参加しない。

11. チャンプ本が複数となった場合は、決選投票を行う。その際、司会者 1 名の票を 1/2 票とし

て加える。

12. 同一人物が異なる主催団体の予選会に複数回参加することは認める。ただし、すでに他の予選会でチャンプ本を獲得した者はのぞく。 ※予選会主催団体においては、二度目以降の参加者を、「敗者復活枠」など別枠で取り扱う場合があります。この場合、参加者は予選会主催団体の指示に従ってください。

2

１ 開催概要 １-１ 本戦 開催概要

名称：全国大学ビブリオバトル 2017～首都決戦～

日時：2017 年 12 月 17 日（日）12:30～17:00（開場 12:00）

場所：よみうり大手町ホール（東京・大手町 読売新聞ビル内）

主催：活字文化推進会議

共催：ビブリオバトル普及委員会

主管：読売新聞社

公式サイト：http://zenkoku.bibliobattle.jp/

公式ツイッターアカウント：@bibliozenkoku

主催者サイト：https://katsuji.yomiuri.co.jp/archives/category/college/

１-２ 地区決戦 開催概要

地区決戦は「全国大学ビブリオバトル 2017～首都決戦～」に進む出場者を決めるビブリ

オバトルのイベントである。地区決戦主催団体は「全国大学ビブリオバトル 2017〇〇地区

決戦」のクレジットの下で、地区決戦を開催する。

主催：各地区決戦主催団体

後援：活字文化推進会議、ビブリオバトル普及委員会、他（後援、協賛等を各団体で獲得す

ることは自由とする）

開催日時：原則 2017 年 10 月 15 日～11 月 30 日の期間で地区決戦主催団体の定める日

開催地区：地区決戦主催団体応募状況に応じ、地区割りを全国大学ビブリオバトル予選事務

局が決定する

出場資格：各地で開催される予選会を勝ち抜いた大学生・大学院生（専門学校、高専生など

大学生年齢層等の学生含む）

交通費補助：地区決戦出場者には、条件付きで交通費を補助する

＜地区決戦主催団体の役割＞

① 本選出場者の決定

「全国大学ビブリオバトル 2017～首都決戦～」地区決戦の運営を行い、地区代表を決定す

ること。予選事務局の示す地区決戦開催要項（下記）を十分尊重しながら、地区の状況を踏

まえ、ビブリオバトルの普及に役立つ形での運営を心がける。地区決戦の開催については、

ビブリオバトル公式ルール、ならびにビブリオバトル首都決戦レギュレーションを遵守して

行うこと。

② 地区内の予選会主催者との連携

全国大学ビブリオバトル予選事務局の窓口として、地区内で開催される予選会主催者と連携

し、出場者への通知などの対応を行う。また、地区内で開催された各予選会情報を把握する。

3

③ 予選事務局との連携

地区内の状況を逐次、予選事務局に報告する。また、地区決戦終了後はすみやかに予選

会・地区決戦の報告を予選事務局に行う。

＜地区決戦主催団体 募集期間＞

2017 年（第 1 次締切）7 月９日、（第 2 次締切）７月 30 日

＜地区決戦 開催要項＞

１．地区決戦主催者は期間内（原則：10 月 15 日～11 月 30 日）に地区決戦を開催し、その

結果について下記の内容をすみやかに予選事務局に報告する。

①地区内で開催された予選会の情報（予選会開催回数、発表者数、全参加大学・大学院

名、およその観客数）

②地区決戦の発表者数、全参加大学名、およその観客数

③地区決戦優勝者情報（「全国大学ビブリオバトル 2017～首都決戦～」本戦出場者）

・氏名（フリガナ）

・大学名、学部、学年

・連絡先メールアドレス(PC アドレス)

・連絡先電話番号

・チャンプ本情報

2．地区決戦とは別に、地区決戦進出者を決める予選会が地区内で 3 回以上開催されると。

開催規定は予選会開催要項にしたがう。この開催は地区決戦と同日開催でも構わない。

3．予選事務局の窓口として、担当する地区での予選会開催者と連絡をとりあい、地区決戦

に支障のない運営に取り組むこと。地区決戦に関わる出場者への通知など、地区内で開

催される予選会開催者への対応も含まれる。また、地区決戦の開催情報を事前に予選事

務に報告すること。

4．担当する地区で他の団体が予選会を開催することを奨励し、地区決戦が盛り上がるよう

に心がける。

5．担当する地区のすべての予選会のチャンプを地区決戦の参加者として受け入れること。

地区決戦出場者が多数になった場合、地区決戦のなかで準決勝→決勝と分けることは可

能とする。

6．地区決戦出場者への交通費補助に関して、予選会と地区決戦を同日・同会場で開催の場

合については、別途予選事務局と協議とする。

7．地区決戦主催団体が個別に協賛を取り、遠方からの参加者の補助を行うことは自由とす

る。

8．地区決戦主催団体の中で必ず、1 名はビブリオバトル普及委員会に入会のこと。

4

9．地区決戦の様子は終了後、「全国大学ビブリオバトル 2017～首都決戦～」当日までの間に

ブログ又はウェブページなどを通して発信すること。また、それが「全国大学ビブリオバ

トル 2017～首都決戦～」の地区決戦であることを明記すること。

10．地区決戦主催団体が個別に協賛等をとることは自由とする。また、地区決戦は、活字文化

推進会議、ビブリオバトル普及委員会が後援する。

主催：各地区決戦主催団体

後援：活字文化推進会議、ビブリオバトル普及委員会

11．本大会の個人情報の取扱いの指針に同意し、協力すること。

12．地区決戦はビブリオバトル公式ルール、およびビブリオバトル首都決戦レギュレーショ

ンに則り開催すること。特に、ルールの補足についてもよく理解し、開催の際に必ずビブ

リオバトルの趣旨を観客も含めた参加者全員に周知すること。

＜地区決戦交通費補助＞

①参加した予選会会場から地区決戦会場までの鉄道区間の交通費が往復 3,000 円以上かかる

出場者に限り、その半額（但し、自己負担上限額を 5,000 円とする）が予選事務局より補

助される。

②申請は、原則として予選会開催団体応募時に予選会主催団体が行う。

③申請は先着順で受け付け、1 つの地区決戦会場につき合計上限 5 万円（北海道は 10 万

円）、全国での補助申請額合計が 50 万円となった時点で受付を締め切る。

１-３ 予選会 開催概要

予選会は、「全国大学ビブリオバトル 2017〇〇地区決戦」に進む出場者を決めるビブリオ

バトルのイベントである。

主催：各予選会主催団体・個人

開催日時：原則 2017 年５月～11 月（もしくは地区決戦主催団体の定める期日まで）

出場資格：大学生・大学院生

※大学生相当年齢の高専生、専門学校生を含む。

※社会人大学生・大学院生、履修生等は年齢問わず参加資格があるものとする。

※その年度の 9 月卒業生も含む。

＜予選会主催団体の役割＞

①地区決戦出場者の決定

予選会の運営を行い、各予選会場から地区決戦出場者を 1 名決定すること。予選事務局の

示す予選会開催要項（下記）を十分尊重しながら、ビブリオバトルの普及に役立つ形での運

営を心がける。予選会の開催については、ビブリオバトル公式ルール、ならびにビブリオバ

トル首都決戦レギュレーションを遵守して行うこと。

5

②該当地区の地区決戦主催者との連携

該当地区での地区決戦主催者と連携し、出場者への通知などの対応を行う。また、予選会

終了後はすみやかに予選会の結果報告を地区決戦主催者および予選事務局に行う。

③地区決戦出場者の交通費補助申請

予選会から選出した地区決戦出場者には条件付きで交通費補助があり、その申請は予選会主

催団体が予選事務局へ行う。

＜予選会主催団体 募集期間＞

2017 年５月 1 日～地区決戦主催団体の定める期日まで

＜予選会 開催要項＞

1. 原則 ５月～11 月（もしくは地区決戦主催団体の定める期日まで）の期間に「全国大学

ビブリオバトル 2017～首都決戦～」の予選会となるビブリオバトルを開催し、地区決戦

に出場する学生を決定すること。

2. 開催するビブリオバトル予選会は原則として 4 名以上の発表者、10 名以上の参加者（発

表者含む）が見込まれるような会とすること。発表者は大学生・大学院生に限定。

※大学生相当年齢の高専生、専門学校生を含む。

※社会人大学生・大学院生、履修生等は年齢問わず参加資格があるものとする。

※その年度の 9 月卒業生も含む。

※すでに他の予選会でチャンプ本を獲得した者以外であれば、別の予選会に登録・ 参加も可能とする。

３．原則 1 ゲーム、1 ファイナリストとする。1 つの予選会開催者が複数の予選会を開催した

場合合は、予選会の数だけ地区決戦へチャンプ本獲得の学生を送り込むことができるが、 必ず公平を期した運営を行い、予選会の情報については、開催毎に地区決戦主催団体へ報 告を行うこと。

4．予選会終了後、下記の内容をすみやかに地区決戦主催団体まで報告すること。

①予選会情報（予選会開催回数、発表者数、すべての参加大学・大学院名、およその観

客数、全発表本、予選会開催の様子）

②チャンプ本獲得者情報（地区決戦出場者）

・氏名（フリガナ）

・大学名、学部、学年、

・連絡先メールアドレス（PC アドレス）

・連絡先電話番号

・チャンプ本情報

また、地区決戦出場者の交通費補助申請を出している場合は、

③出場者の振込先金融機関情報を予選事務局へ連絡すること。

5．予選会は事前に告知を行い、外部からの参加希望者も参戦できるようにすること（講義内

での開催などクローズである必要があるものは、事前にその旨を予選事務局に届け承認を

得る）。また、開催前に予選事務局および地区決戦主催団体まで開催日時・場所・告知サイ

トなどについて報告すること。1 週間前までが望ましい。

6

6．予選会申込み後、本要項を満たす開催が困難であると予想される場合は、速やかに予選

事務局、および地区決戦主催団体に連絡すること。

7. 予選会の様子は終了後、「全国大学ビブリオバトル 2017～首都決戦～」当日までの間に

ブログ又はウェブページなどを通して発信すること。詳細な形式は問わない。また、そ

れが「全国大学ビブリオバトル 2017～首都決戦～」の予選会であることを明記すること。

8．本大会の個人情報の取扱いの指針に同意し、協力すること。

9．予選会は公式ルール、およびビブリオバトル首都決戦レギュレーションに則り開催するこ

と。特に、ルールの補足についてもよく理解し、開催の際に必ずビブリオバトルの趣旨を

観客も含めた参加者全員に周知すること。

7

1-4 予選会・地区決戦 開催団体一覧

表 1-1．予選会・地区決戦 開催団体一覧

地区 団体名

北海道 A・B 地区決戦主催団体：ビブリオバトル北海道

（本戦出場枠 2）

北海道 A ビブリオバトル室蘭

北海道 A 室蘭工業大学 システムデザイン論研究室

北海道 A 拓殖大学北海道短期大学小林研究室

北海道 A WBC2017 第３回ビブリオバトル世界大会

北海道 B ブック・プロジェクト（北見工業大学図書館ボランティアグループ）

北海道 B 拓殖大学北海道短期大学 地域振興ビジネスコース

北海道 B 室蘭工業大学 システムデザイン論研究室

北海道 B 北海学園大学人文学部

東北 A・B 地区決戦主催団体：海辺の図書館

（本戦出場枠 2）

東北 A・B 東北文化学園大学総合情報センター図書館

東北 A・B 株式会社デーリー東北新聞社

東北 A・B 盛岡大学図書館

東北 A・B 東北学院大学中央図書館

東北 A・B 東北福祉大学図書館

東北 A・B 宮城教育大学 ビブリオバトルサークル BIBlion

東北 A・B 郡山女子大学図書館

東北 A・B 山形大学小白川図書館

東北 C 地区決戦主催団体：福島大学生活協同組合 図書館店＝＞中止

東北 C 郡山女子大学図書館 =>東北 AB 地区に参加

8

関東 A 地区決戦主催団体：大学生協東京事業連合 Readers' Network

（本戦出場枠１）

関東 A 大学生協東京事業連合 Readers' Network

関東 A 若手ビブリオバトル

関東 B 地区決戦主催団体：帝京大学メディアライブラリーセンター、紀伊國屋書店

（本戦出場枠１）

関東 B 関東学院大学

関東 B meiji book avenue

関東 B 帝京大学メディアライブラリーセンター

関東 B 青山学院大学万代記念図書館

関東 B 紀伊國屋書店帝京大学ブックセンター

関東 C 地区決戦主催団体：聖学院大学総合図書館

（本戦出場枠 1）

関東 C 聖学院大学人文学部日本文化学科

関東 C 聖学院大学 図書館サポーター「セラエノ」

関東 C 文教大学越谷図書館 ほんだな係

関東 C 城西大学水田記念図書館

関東 C 帝京大学メディアライブラリーセンター

関東 D 地区決戦主催団体：茨城県ビブリオバトル実行委員会

（本戦出場枠 1）

関東 D 茨城キリスト教大学

関東 D 常磐大学学生支援センター

関東 D 筑波大学附属図書館

関東 D 茨城大学図書館

9

関東 E 地区決戦主催団体：紀伊國屋書店

（本選出場枠１）

関東 E 聖学院大学総合図書館

関東 E 日本大学芸術学部「日芸祭」ビブリオバトル

（日本大学芸術学部文芸学科小野ゼミ III）

関東 E 千葉大学ビブリオバトル開催委員会

関東 E 城西大学水田記念図書館

中部 A 地区決戦主催団体：しばたビブリオバトル （本戦出場枠 1）

中部 A しばたビブリオバトル

中部 A 敬和学園大学図書館

中部 B 地区決戦主催団体：ビブリオバトル信州 （本戦出場枠 1）

中部 B ビブリオバトル信州

中部 B 都留文科大学 図書館サークル Libropass

東海 A 地区決戦主催団体：ビブリオバトルしぞーか （本戦出場枠 1）

東海 A ビブリオバトルしぞーか

東海 A 静岡理工科大学 LA

東海 B 地区決戦主催団体：ビブリオバトル名古屋 （本戦出場枠１）

東海 B 椙山女学園大学図書館

東海 B 中部学院大学（BBC サークル）

東海 B ビブリオバトル名大

東海 B 愛知大学名古屋図書館

東海 B 名古屋学院大学学術情報センター

東海 C 地区決戦主催団体：ビブロフィリア（皇學館大学ビブリオバトルサークル） （本戦出場枠 1）

東海 C 皇學館大学 ビブリオバトルサークル「ビブロフィリア」

東海 C 皇學館大学 岡野ゼミ

東海 C 皇學館大学 ふみくら倶楽部

10

北陸 地区決戦主催団体：北陸ビブリオバトル （本戦出場枠１）

北陸 金沢星稜大学 つながる図書館プロジェクト

北陸 金沢大学附属図書館中央図書館

北陸 福井県立大学

北陸 石川県立大学

関西 A 地区決戦主催団体：甲南大学ポートアイランドキャンパス事務室

（フロンティアサイエンス学部） （本戦出場枠 1）

関西 A 甲南大学図書館

関西 A フロンティアサイエンス学部 プレゼンテーション演習１

関西 A 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス図書館（海の見える図書館）

関西 A 神戸学院大学 有瀬キャンパス図書館

関西 A 甲南大学 ポートアイランドキャンパス事務室

関西 B 地区決戦主催団体：龍谷大学図書館ライブラリーサポーター

（本戦出場枠 1）

関西 B 龍谷大学 深草図書館

関西 B 京都大学 ビブリオバトルサークル「樟の舟」

関西 B 大阪工業大学 図書館枚方分館 ライブラリーサポーター

関西 C 地区決戦主催団体：くさつビブリオバトル 2017 実行委員会

（本戦出場枠 1）

関西 C 立命館生活協同組合（BKC ビブリオバトル）

関西 C 立命館生活協同組合（衣笠ビブリオバトル）

関西 C 立命館生活協同組合（OIC ビブリオバトル）

関西 C 立命館大学 創発システム研究室（クリコアラ・ビブリオバトル）

11

関西 D 地区決戦主催団体：生駒ビブリオ倶楽部、生駒市図書館 （本戦出場枠 1）

関西 D 生駒ビブリオ倶楽部、生駒市図書館

関西 D ライブラリー同好会

関西 D 帝塚山大学 文学部 フミヨミプロジェクト

関西 D 大阪工業大学 知的財産学部 水野研究室

関西 E 地区決戦主催団体：大阪大学基礎セミナー「ビブリオバトル入門」 （本戦出場枠 1）

関西 E 大阪工業大学図書館

関西 E 摂南大学図書館 学生サポーター

関西 E 阪大ビブリオバトル

関西 E 大阪工業大学 知的財産学部 水野研究室

関西 E 大阪大学基礎セミナー「ビブリオバトル入門」

関西 E 大阪成蹊大学・短期大学図書館

中国 A 地区決戦主催団体：島大 Spirits! （本戦出場枠 1）

中国 A 島根県立大学浜田キャンパス 学生図書委員

中国 A 松江高専

中国 A 島大 spirits！

中国 B 地区決戦主催団体：鳥取県大学図書館等協議会 （本戦出場枠 1）

中国 B 鳥取大学 学生図書館ワーキンググループ

中国 B 公立鳥取環境大学 本楽部

中国 B 鳥取短期大学

12

中国 C 地区決戦主催団体：就実ビブリオバトルクラブ

（本戦出場枠 1）

中国 C 岡山大学附属図書館

中国 C 就実ビブリオバトルクラブ

中国 C 環太平洋大学

中国 C Okayama Bookworms（岡山県立大学）

中国 D 地区決戦主催団体：尾道市立大学 ・ 啓文社連合

（本戦出場枠 1）

中国 D 福山大学附属図書館

中国 D 尾道市立大学・啓文社連合

中国 E 地区決戦主催団体：広島県立図書館

（本線出場枠１）

中国 E 山口大学総合図書館

中国 E 呉工業高等専門学校図書館

中国 E 広島工業大学附属図書館

中国 E 広島市立大学附属図書館

中国 E 比治山大学図書館

中国 E 広島大学中央図書館

四国 A 地区決戦主催団体：阿波ビブリオバトルサポーター （本戦出場枠 1）

四国 A 阿波ビブリオバトルサポーター

四国 A ビブリオラボ・とくしま

四国 A 徳島大学生活協同組合

四国 B 地区決戦主催団体：高知ビブリオバトル

（本戦出場枠 1）

四国 B 高知ビブリオバトル

13

四国 C 地区決戦主催団体：「愛媛地区決戦」実行委員会

（本線出場枠１）

四国 C 松山大学図書館

四国 C 愛媛大学 城北キャンパス ビブリオバトル実行委員会

四国 C 今治明徳短期大学

四国 C 愛媛県立医療技術大学

四国 C 愛媛大学医学部看護学科 西嶋ゼミ

四国 C 松山大学 「メディアを知ろう」ビブリオバトル実行委員会

九州 A・B 地区決戦主催団体：九州北部地区決戦実行委員会

（本戦出場枠 2）

九州 A・B 九州女子大学

九州 A・B 日本赤十字九州国際看護大学

九州 A・B 九州国際大学図書館

九州 A・B 浮田ゼミ（福岡女学院大学）

九州 A・B 北九州市立大学図書館

九州 A・B 九州大学経済学部 北澤ゼミナール

九州 A・B 西南学院大学 法学部 山田ゼミ

九州 C 地区決戦主催団体：ビブリオバトル長崎 （本戦出場枠 1）

九州 C 長崎ウエスレヤン大学附属図書館

九州 C 長崎国際大学 文芸・ビブリオバトル同好会

九州 D 地区決戦主催団体：鹿児島大学図書館サポーター （本戦出場枠 1）

九州 D 宮崎学園図書館

九州 D 鹿児島大学図書館サポーター

九州 D 宮崎大学附属図書館

九州 D 志學館大学ビブリオバトル倶楽部

14

図 1-1．各地区の本戦参加枠数配分

北海道②

東北②

中部・北陸③ 関西⑤

中国⑤

東海③

四国③

九州④

関東⑤

特別枠④

15

２ 予選会・地区決戦 開催報告

2017 年は前年度と同様の本戦主催体制で、予選会・地区決戦主催団体の募集を 6 月にス

タートし、本戦の 12 月に向けてほぼ半年間をかけての予選会・地区決戦開催となった。ま

た，本年度より「特別枠制度」を導入し、本戦発表は過去最大の 36 名参加となった。

過去の情報を含めた予選会・地区決戦および本戦の各参加数を表 2-1 に示す。

表 2-1．予選・地区決戦および本戦 参加数

年度 予選会

開催数

予選会

発表

参加者数

予選会

観客数

（およそ）

予選会

参加学校数

本戦

発表

参加者数

本戦

観客数*2

（およそ）

2017 年 209 回 1,090 名 約 5,100 名 127 校 36 名 350 名

2016 年 228 回 1,207 名 約 5,600 名 125 校 29 名 500 名

2015 年 181 回 914 名 約 4,500 名 98 校 30 名 450 名

2014 年 180 回 874 名 約 4,400 名 130 校 30 名 450 名

2013 年 177 回 804 名 約 4,000 名 124 校 30 名 3,300 名

2012 年 132 回 524 名 約 2,400 名 92 校 32 名 3,000 名

2011 年 32 回 182 名 約 950 名 32 拠点*1 34 名 1,600 名

2010 年 15 回 53 名 ― 28 校 20 名 450 名

*1 2011 年の参加学校数は 36 大学以上

*2 本戦観客数は 2013 年度までは延べ人数、2014 年度以降は入場者数

2-1 予選会報告

各地区別の予選会開催状況を表 2-2 に示す。ウェブサイト上で公開された各地の予選

会・地区決戦の開催の様子についてまとめた報告書は、公式サイトの記録ページにて公開し

ている。（http://zenkoku.bibliobattle.jp/records2017/）

表 2-2．予選会開催状況

ブロック 団体名 開催日 開催場所 開催

回数

発表

者数

（名）

観客数

（名）

北海道 A ビブリオバトル室蘭 10/7 室蘭工業大学

モニュメント広場

北海道 A システムデザイン論研究室 10/21 室蘭市中島商店会コンソ

ーシアム「ほっとなーる」

北海道 A 拓殖大学北海道短期大学

小林ゼミ 10/26 拓殖大学北海道短期大学

北海道 A ビブリオバトル世界大会実行

委員会 11/3 室蘭工業大学付属図書館

北海道 A ブロック 計 8 41 227

16

北海道 B

ブック・プロジェクト

（北見工業大学図書館ボラン

ティアグループ）

10/26 北見工業大学図書館コミュ

ニケーションホール

北海道 B 北海学園大学 人文学部 11/2 北海学園大学 2 号館 1 階

11 番・12 番・13 番教室

北海道 B システムデザイン論研究室 10/26 室蘭市中島商店会コンソー

シアム「ほっとなーる」

北海道 B 拓殖大学北海道短期大学

地域振興ビジネスコース 10/14 拓殖大学北海道短期大学

北海道 B ブロック 計 4 25 103

東北 A・B 株式会社デーリー東北新聞社 9/16 デーリー東北新聞社６階

メディアホール

東北 A・B 東北文化学園大学

総合情報センター図書館 10/4

東北文化学園大学総合情報

センター図書館

東北 A・B 盛岡大学図書館 10/7 盛岡大学図書館

1 階学習室

東北 A・B 宮城教育大学 ビブリオバト

ルサークル BIBlion 10/22

宮城教育大学附属図書館

展示ホール

東北 A・B 東北福祉大学図書館 10/27 東北福祉大学 3 号館 1Ｆ

ラーニング North

東北 A・B 東北学院大学中央図書館 10/28

東北学院大学 ホーイ記念

館 1Ｆ ラーニングコモン

ズ「コラトリエ・リエゾ

ン」

東北 A・B 郡山女子大学図書館 11/7 郡山女子大学ラーニングコ

モンズⅡ

東北 A・B 山形大学小白川図書館 11/11 ゆうキャンパス・ステーシ

ョン

東北 A・B ブロック 計 8 37 186

関東 A 若手ビブリオバトル 10/15 大学生協杉並会館

関東 A 大学生協東京事業連合

Readers' Network ８/26 早稲田大学中央図書館

関東 A ブロック 計 5 30 56

関東 B 青山学院大学

万代記念図書館 10/7

青山学院大学

万代記念図書館

関東 B 帝京大学メディアライブラリ

ーセンター 10/22

帝京大学メディアライブラ

リーセンター

関東 B 紀伊國屋書店帝京大学ブック

センター 11/2

帝京大学

八王子キャンパス

関東 B meiji book avenue 11/3 明治大学和泉キャンパス

関東 B 関東学院大学 11/5 関東学院大学図書館本館

関東 B ブロック 計 5 23 141

17

関東 C 聖学院大学人文学部

日本文化学科 7/19 聖学院大学

関東 C 聖学院大学 図書館サポータ

ー「セラエノ」 9/9 OKEGAWA hon プラス+

関東 C 帝京大学メディアライブラリ

ーセンター 10/5

帝京大学メディアライブラ

リーセンター

関東 C 城西大学水田記念図書館 10/6 城西大学水田記念図書館

関東 C 文教大学越谷図書館

ほんだな係 11/5

文教大学

越谷キャンパス

関東 C ブロック 計 5 26 227

関東 D 常磐大学学生支援センター 10/4 常磐大学 H 棟大講義室

関東 D 筑波大学附属図書館 10/17

筑波大学附属図書館中央図

書館 本館 2 階チャットフ

レーム C

関東 D 茨城キリスト教大学 10/18

茨城キリスト教大学図書館

2F ラーニングコモンズエ

リア

関東 D 茨城大学図書館 10/28 茨城大学図書館本館 1 階

ラーニングコモンズ

関東 D ブロック 計 4 19 125

関東 E 城西大学水田記念図書館 10/6 城西大学水田記念図書館

関東 E 聖学院大学総合図書館 11/4 聖学院大学

関東 E

日本大学芸術学部「日芸祭」

ビブリオバトル（日本大学芸

術学部文芸学科小野ゼミ

III）

11/4 日本大学芸術学部

「日藝祭」音楽小ホール

関東 E 千葉大学ビブリオバトル開催

委員会

11/141

1/21

千葉大学附属図書館１階プ

レゼンテーションスペース

関東 E ブロック 計 6 38 216

中部 A 敬和学園大学図書館 11/４ イクネスしばた多目的室

中部 A しばたビブリオバトル 11/19 新潟県民会館

第 4 会議室

中部 A しばたビブリオバトル

最終予選会 11/26

新潟大学駅南キャンパスと

きめいと

中部 A ブロック 計 3 12 44

18

中部 B ビブリオバトル信州

10/8 岡谷市：レイクウォーク岡

谷

10/21 長野市：信州大学工学部図

書館

中部 B 図書館サークル Libropass 11/13 都留文科大学 3 号館

3301 教室

中部 B ブロック計 3 12 110

東海 A 静岡理工科大学 ＬＡ 10/29 静岡理工科大学

附属図書館

東海 A ビブリオバトルしぞーか 11/4 常葉大学附属浜松図書館

東海 A ビブリオバトルしぞーか 11/5 常葉大学

附属静岡瀬名図書館

東海 A ブロック 計 4 27 62

東海 B 椙山女学園大学図書館 7/9 中央図書館１F ラーニング

コモンズ i サークル

東海 B 名古屋学院大学

学術情報センター 10/18

名古屋学院大学 名古屋キ

ャンパス 白鳥学舎 学術

情報センター

東海 B 中部学院大学 BBC 10/21

中部学院大学 関キャンパ

ス図書館 L.E.A.P.Plaza

東海 B 愛知大学名古屋図書館 10/26 愛知大学名古屋図書館

東海 B ビブリオバトル名大 11/8 名古屋大学中央図書館２階

ディスカバリスクエア

東海 B ブロック 計 5 21 109

東海 C

皇學館大学ビブリオバトルサ

ークル

「ビブロフィリア」

11/13 皇學館大学

2 号館 234 教室

東海 C 皇學館大学

岡野ゼミ 11/16

皇學館大学

2 号館 233 教室

東海 C 皇學館大学

ふみくら倶楽部 11/24

皇學館大学

2 号館 222 教室

東海 C ブロック 計 3 12 50

北陸 金沢星稜大学 つながる図書

館プロジェクト 7/12

金沢星稜大学

メディアライブラリー館

北陸 金沢大学附属図書館中央図書

館

7/19

10/251

1/15

中央図書館

ほん和かふぇ

北陸 福井県立大学 10/15 福井県立大学

永平寺キャンパス

北陸 石川県立大学 10/211

1/28 石川県立大学

北陸ブロック 計 ７ 18 75

19

関西 A 甲南大学図書館 10/18 甲南大学岡本キャンパス

iCommons Union L4

関西 A

神戸学院大学ポートアイラン

ドキャンパス図書館（海の見

える図書館）

10/28 神戸学院大学ポートアイラ

ンドキャンパス図書館

関西 A

甲南大学フロンティアサイエ

ンス学部プレゼンテーション

演習１

11/1

11/8

甲南大学ポートアイランド

キャンパス 210 講義室

関西 A 神戸学院大学有瀬キャンパス

図書館 11/9

神戸学院大学有瀬図書館オ

アシスゾーン

関西 A 甲南大学ポートアイランドキ

ャンパス事務室 11/2

甲南大学ポートアイランド

キャンパス

７階カフェテリア

関西 A ブロック 計 6 49 169

関西 B 龍谷大学 深草図書館 11/2

龍谷大学

深草図書館 B1 階

ナレッジコモンズ

関西 B 大阪工業大学図書館枚方分館

ライブラリーサポーター 11/10

大阪工業大学枚方キャンパ

ス 4 階

ラーニング・コモンズ

関西 B 京都大学ビブリオバトルサー

クル「樟の舟」 11/12

京都大学文学部

第六講義室

関西 B ブロック 計 3 13 35

関西 C 立命館生活協同組合 （BKC

ビブリオバトル） 11/2

立命館大学 BKC

リンクショップ

関西 C 立命館生活協同組合

（衣笠ビブリオバトル） 11/7

立命館大学衣笠キャンパス

ふらっと

関西 C 立命館生活協同組合

（OIC ビブリオバトル） 11/9

立命館大学 OIC

カフェテリア

関西 C

立命館大学 創発システム研

究室／クリコアラ・ビブリオ

バトル

11/15 立命館大学 BKC

クリエーションコア

関西 C ブロック 計 4 19 40

関西 D 生駒ビブリオ倶楽部、生駒市

図書館 10/22 生駒市図書館

関西 D 大阪工業大学

知的財産学部 水野研究室 10/18

大阪工業大学大宮キャンパ

ス 図書館

ラーニングコモンズ

関西 D ライブラリー同好会 11/4 天理大学

関西 D 帝塚山大学文学部

フミヨミプロジェクト 11/18

帝塚山大学

1 号館 1304 教室

関西 D ブロック 計 4 22 57

20

関西 E 大阪工業大学図書館 9/9

大阪工業大学 大宮キャン

パス 図書館（8 号館）4

階ラーニング・コモンズ

（プレゼンテーションブー

ス）

関西 E 摂南大学図書館

学生サポーター

10/7

11/10

摂南大学 寝屋川キャンパ

ス 図書館本館

ラーニング・コモンズ

関西 E 大阪工業大学

知的財産学部 水野研究室

10/12

10/19

11/1

11/2

11/9

大阪工業大学

大宮キャンパス

関西 E 阪大ビブリオバトル 10/18

大阪大学 豊中キャンパス

サイエンスコモンズ サイ

エンススタジオ A

関西 E 大阪成蹊大学・短期大学図書

館 11/13

大阪成蹊大学 短期大学

図書館棟 3 階

ラーニングコモンズ

関西 E 大阪大学基礎セミナー「ビブ

リオバトル入門」 11/18

大阪大学豊中キャンパス

全学教育推進機構

実験棟 1 階

Science Studio A

関西 E ブロック 計 14 80 230

中国 A 松江高専 10/7 松江高専図書館

中国 A 島大 spirits！ 10/14 島根大学

中国 A 島根県立大学浜田キャンパス

学生図書委員 10/15

島根県立大学浜田キャンパ

ス メディアセンター

中国 A ブロック 計 3 15 50

中国 B 鳥取大学学生図書館ワーキン

ググループ 10/8 鳥取大学附属図書館

中国 B 公立鳥取環境大学本楽部 10/27 公立鳥取環境大学内

情報メディアセンター

中国 B 鳥取短期大学 10/27 鳥取短期大学

中国 B ブロック 計 3 36 73

中国 C 就実ビブリオバトルクラブ 10/4 就実大学 S 館 513 教室

中国 C 岡山大学附属図書館 10/11 岡山大学附属図書館本館

1 階ラーニングコモンズ

中国 C 環太平洋大学 10/19 環太平洋大学附属図書館

閲覧室１

中国 C Okayama Bookworms（岡

山県立大学） 10/24 岡山県立大学図書館

中国 C ブロック 計 4 17 88

21

中国 D

尾道市立大学・啓文社連合

10/27 ビブリオバトル予選会 in

サテライト・スタジオ

中国 D

11/1

11/8

11/24 尾道市立大学

中国 D 11/12 尾道市立中央図書館

・市民ラウンジ

中国 D 福山大学附属図書館 10/29 福山大学

中国 D ブロック 計 6 31 107

中国 E 比治山大学図書館 10/6 比治山大学図書館

「Me+Library」

中国 E 広島市立大学附属図書館 10/9

広島市立大学附属図書館

ラーニングコモンズ「いち

コモ」

中国 E 呉工業高等専門学校図書館 10/19 呉工業高等専門学校

図書館（図書館棟２階）

中国 E 広島工業大学附属図書館 10/17

広島工業大学 「三宅の森

Nexus21」

3 階ラーニングコモンズ

中国 E 広島大学中央図書館 10/20 広島大学中央図書館

BIBLA グループスペース

中国 E 山口大学総合図書館 10/24 山口大学総合図書館

中国 E ブロック 計 6 28 125

四国 A 阿波ビブリオバトル

サポーター 10/6 徳島大学附属図書館

四国 A 徳島大学生活協同組合 11/2 徳島大学内生協店舗

さんじょ

四国 A ビブリオラボ・とくしま 11/18 徳島大学附属図書館

四国 A ブロック 計 3 15 41

四国 B

高知ビブリオバトル

7/13 高知工業高等専門学校図書

館

四国 B 7/19 高知大学朝倉キャンパス

メディアの森

四国 B 8/24 龍馬学園

四国 B 10/25 高知大学朝倉キャンパス

四国 B ブロック 計 4 23 60

22

四国 C 松山大学図書館 6/21

10/25

松山大学

図書館読書指導室

四国 C 愛媛県立医療技術大学 7/11 愛媛県立医療技術大学

四国 C 今治明徳短期大学 10/４ 今治明徳短期大学

321 教室

四国 C 愛媛大学城北キャンパスビブ

リオバトル実行委員会 10/16

愛媛大学

中央図書館視聴覚室

四国 C 愛媛大学医学部看護学科

西嶋ゼミ 10/17

愛媛大学医学部看護学科棟

１階 地域高齢者看護実習

室

四国 C

松山大学

「メディアを知ろう」ビブリ

オバトル実行委員会

10/24 松山大学 8 号館

852 番教室

四国 C ブロック 計 7 39 100

九州 A・B 九州国際大学図書館

7/17 九州国際大学 2 号館

7/18 九州国際大学 3 号館

九州 A・B 日本赤十字九州国際看護大学 6/28

10/20

日本赤十字九州国際看護大

学 ラーニングコモンズ

九州 A・B 浮田ゼミ 10/14 福岡女学院大学

九州 A・B 九州大学経済学部

北澤ゼミナール 10/16 九州大学経済学部

九州 A・B 西南学院大学 法学部

山田ゼミ 11/7

西南学院大学 1 号館 406

教室

九州 A・B 北九州市立大学図書館 11/11 北九州市立大学図書館

九州 A・B 九州女子大学 11/11 九州女子大学

記念ホール

九州 A・B ブロック 計 18 100 642

九州 C 長崎ウエスレヤン大学附属図

書館

4/27

5/18

7/13

10/19

11/16

長崎ウエスレヤン大学

附属図書館

九州 C 長崎国際大学 文芸・ビブリ

オバトル同好会

10/101

0/2011

/14

長崎国際大学図書館２階

ラーニングコモンズ

九州 C ブロック 計 8 37 116

23

九州 D 宮崎学園図書館 10/10

10/24 宮崎国際大学

九州 D 鹿児島大学図書館サポーター

10/18

11/4

11/15

鹿児島大学図書館 2 階

アメニティルーム

九州 D 宮崎大学附属図書館 10/26

10/31

宮崎大学附属図書館１階

セミナールーム

九州 D 志學館大学

ビブリオバトル倶楽部 11/19 志學館大学図書館

九州 D ブロック 計 8 70 147

全ブロック 計 171 935 3,811

24

図 2-1．地域別の参加人数と開催回数状況

各地区ごとの 1 枠あたりの開催回数と、バトラー参加人数を図 2-1 に示す。

今年初めて取り入れた特別枠は、推薦情報や実施状況、予選参加人数などを考慮し、総合的

に判断した。各地区への説明が不十分であったこと、各地区の主催団体との情報共有に一部

齟齬が見られたことが今回の反省点としてあげられる。今後も、主催団体がより開催しやす

いよう、また参加者に楽しんでいただけるよう、どのようなサポート・枠組みが良いか検討

し、引き続き新しい試みにも取り組んでいきたい。

0

10

20

30

40

50

60

北海道 東北 関東 中部 東海 北陸 関西 中国 四国 九州

参加人数／枠数

参加人数／枠数 特別枠選出前 1枠あたり平均

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

北海道 東北 関東 中部 東海 北陸 関西 中国 四国 九州

開催回数／枠数

開催回数／枠数 特別枠選出前 1枠あたり平均

25

表 2-3．予選会発表参加者 所属校一覧

北海道大学 武蔵野大学 就実大学 室蘭工業大学 横浜国立大学 環太平洋大学

拓殖大学北海道短期大学

早稲田大学 岡山県立大学

北見工業大学 関東学院大学 島根大学

北海学園大学 帝京大学 島根県立大学

八戸学院短期大学 東京未来大学 松江工業高等専門学校

八戸工業大学 明星大学 公立鳥取環境大学

山形大学 青山学院大学 鳥取短期大学

米沢女子短期大学 敬和学園大学 鳥取大学

宮城教育大学 新潟大学 尾道市立大学

岩手大学 長岡技術科学大学 福山大学

盛岡大学 信州大学 比治山大学

東北福祉大学 都留文科大学 広島市立大学

東北学院大学 常葉大学 広島工業大学

東北文化学園大学 静岡理工科大学 広島大学

郡山女子大学 椙山女学園大学 呉工業高等専門学校

茨城大学 名古屋学院大学 山口大学

茨城キリスト教大学 中部学院大学 徳島大学

常磐大学 中京大学 愛媛大学

筑波大学 名古屋大学 松山大学

日本大学 愛知大学 愛媛県立医療技術大学

聖学院大学 皇學館大学 今治明徳短期大学

城西大学 石川県立大学 高知大学

城西大学大学院 金沢大学 高知工業高等専門学校

文教大学 金沢星稜大学 龍馬学園

東京理科大学 福井県立大学 福岡女学院大学

日本社会事業大学 京都大学 日本赤十字九州国際看護大学

昭和薬科大学 京都府立大学 九州女子大学

東京工業大学 同志社大学 北九州市立大学

明治大学 龍谷大学 九州国際大学

桜美林大学 立命館大学 九州大学

駒澤大学 びわこ学院大学 西南学院大学

昭和女子大学 大阪成蹊短期大学 長崎ウエスレヤン大学

千葉大学 大阪成蹊大学 長崎国際大学

千葉経済大学 大阪工業大学 宮崎大学

筑波大学 大阪経済大学 宮崎国際大学

鶴見大学 大阪大学 志學館大学

東京外国語大学 摂南大学 鹿児島大学

東京学芸大学 甲南大学 大葉大学（台湾）

東京電機大学 神戸学院大学 国立大中技科大学（台湾）

東京大学大学院 奈良大学 ロイヤルメルボルン工科大学 （オーストラリア） 東京農工大学 帝塚山大学

放送大学 天理大学

合計 127 校

26

2-2 地区決戦報告

表 2-4．地区決戦開催状況

ブロック 主催団体名 開催日 開催場所

発表

者数

（名）

観客数

（名）

北海道 A ビブリオバトル

北海道 11/3 室蘭工業大学附属図書館 4 60

北海道 B ビブリオバトル

北海道 11/11 三浦綾子記念文学館 4 59

東北 A・B 海辺の図書館 11/18 せんだい 3.11 メモリアル

交流館 8 30

関東 A

大学生協

東京事業連合

Readers'Network

10/15 大学生協杉並会館 5 53

関東 B

帝京大学メディアラ

イブラリーセンタ

ー・紀伊國屋書店

11/8

図書館総合展

スピーカーズコーナー

A 会場（パシフィコ横浜）

5 62

関東 C 聖学院大学総合図書

館 11/18

おけがわマイン３Ｆ

OKEGAWA hon プラス+ 5 46

関東 D 茨城県ビブリオバト

ル実行委員会 11/5

茨城県立図書館

視聴覚ホール 4 118

関東 E 紀伊國屋書店 11/24 紀伊國屋書店新宿本店 6 44

中部 A しばたビブリオバトル 11/26

新潟大学駅南キャンパス

ときめいと

ミーティングルーム A

3 20

中部 B ビブリオバトル信州 11/19 松本市 M ウイング 3 10

東海 A ビブリオバトルしぞー

か 11/11 谷島屋パルシェ店 4 20

東海 B ビブリオバトル名古屋 11/11 椙山女学園大学図書館 4 28

東海 C

皇學館大学ビブリオバ

トルサークル「ビブロ

フィリア」

11/30 皇學館大学 2 号館

233 教室 3 26

北陸 北陸ビブリオバトル 12/10

金沢大学角間キャンパス

内中央図書館

カフェスペース

７ 15

関西 A

甲南大学ポートアイラ

ンドキャンパス事務室

（フロンティアサイエ

ンス学部）

11/18

甲南大学岡本キャンパス

iCommons 地下１階

iStage

6 21

関西 B 龍谷大学図書館ライブ

ラリーサポーター 11/18 龍谷大学深草学舎和顔館 3 15

関西 C くさつビブリオバトル

2017 実行委員会 11/19

フェリエ南草津 5F

市民交流プラザ 2 30

27

関西 D 生駒ビブリオ倶楽部、

生駒市図書館 11/26 生駒市図書館 4 25

関西 E

大阪大学基礎セミナー

「ビブリオバトル入

門」

11/18 大阪大学豊中キャンパス 13 50

中国 A 島大 Spirits! 10/29 カラコロ工房 3 25

中国 B 鳥取県大学図書館等協

議会 11/11 鳥取大学附属図書館 3 28

中国 C 就実ビブリオバトルク

ラブ 11/11 就実大学図書館 AV ホール 4 27

中国 D 尾道市立大学・啓文社

連合 12/2

広島県尾道市

（しまなみ交流館） 6 55

中国 E

広島県立図書館、

広島県大学図書館協議

会、広島県立図書館友

の会

11/3 広島県情報プラザ 6 64

四国 A 阿波ビブリオバトルサ

ポーター 11/25 徳島市立図書館会議室 3 27

四国 B 高知ビブリオバトル 11/19 金高堂本店 4 40

四国 C ビブリオバトル愛媛地

区決戦実行委員会 11/5

学校法人河原学園広域通

信制高等学校普通科

未来高等学校

5 20

九州 A・B 九州北部地区決戦

実行委員会 11/25

九州女子大学

耕学館 16 80

九州 C ビブリオバトル長崎 11/18 諫早市立諫早図書館 8 95

九州 D 鹿児島大学

図書館サポーター 11/25

鹿児島大学附属中央図書

館 5 階

ライブラリーホール

7 40

合 計 155 1,233

28

表 2-5．地区決戦結果一覧

ブロック チャンプ本獲得者 大学名 地区決戦チャンプ本

北海道 A 山下 藍子

北海道大学

経済学部１年

『穴 HOLES』

ルイス・サッカー

／幸田 敦子 訳

北海道 B 高橋 毬百 北見工業大学

工学部３年

『三日間の幸福』

三秋 縋

東北 A 柳沼 永

郡山女子大学

短期大学部専攻科

文化学専攻２年

『〆切本』

左右社編集部 編

東北 B 大浦 みどり 盛岡大学

児童教育学科３年

『憧れの女の子』

朝比奈 あすか

関東 A 中村 朱里 早稲田大学

教育学部２年

『一行怪談』

吉田 悠軌

関東 B 中道 揺季乃

帝京大学

文学部

日本文化学科４年

『大人に質問！「大人ってど

のくらい大変なんです

か？」』

児童館の子供たち、

みうら じゅん

関東 C 安井 彩乃

聖学院大学

人間福祉学部

児童学科３年

『名前探しの放課後【上】

【下】』

辻村 深月

関東 D 北原 光梨 筑波大学 情報学群知識

情報 図書館学類 1 年

『夜の国のクーパー』

伊坂 幸太郎

関東 E 高橋 一彰 放送大学

教養学部４年

『絶望ノート』

歌野 晶午

中部 A 渡邉 瞳

敬和学園大学

人文学部

国際文化学科２年

『すばらしい新世界』

オルダス・ハクスリー

／松村 達雄 訳

中部 B 倉又 遼太郎

信州大学

経法学部２年

『第一次世界大戦史 -諷刺画

とともに見る指導者たち』

飯倉 章

東海 A 服部 邑

常葉大学

健康プロデュース学部

４年

『世界の不思議な図書館』

アレックス・ジョンソン

／北川 玲 訳

東海 B 織田 俊輔 名古屋学院大学

外国語学部４年

『〆切本』

左右社編集部 編

東海 C 野村 亮太 皇學館大学

文学部 国文学科３年

『大人のための残酷童話』

倉橋 由美子

北陸 井上 周

金沢大学 理工学域電子

情報学類３年

『アルケミスト―夢を旅した

少年』

パウロ・コエーリョ

関西 A 成田 幸一郎 甲南大学 フロンティア

サイエンス学部１年

『また、同じ夢を見ていた』

住野 よる

29

関西 B 朝田 秀一 京都大学 工学部２年 『ランボー怒りの改新』

前野 ひろみち

関西 C 関 友介

びわこ学院大学

教育福祉学部１年

『挫折を経て、猫は丸くなっ

た。―書き出し小説名作集』

天久 聖一

関西 D 西川 里穂 帝塚山大学

文学部２年

『京都の甘味処は神様専用で

す』桑野 和明

関西 E 前田 賢吾

大阪工業大学大学院

工学研究科

電気電子工学専攻

博士前期２年

『全天星座百科』

藤井 旭

中国 A 廣瀬 彩乃 島根県立大学

総合政策学部１年

『とりつくしま』

東 直子

中国 B 小倉 裕平

鳥取大学

農学部共同獣医学科３年

『読んでいない本について

堂々と語る方法 』

ピエール・バイヤール

／大浦 康介 訳

中国 C 吉岡 幹生 環太平洋大学

次世代教育学部４年

『桜の森の満開の下』

坂口 安吾

中国 D 小池 夏美 尾道市立大学

芸術文化学部４年

『ローマ帽子の謎』

エラリークイーン

中国 E 島田 雄大 広島大学

理学部１年

『18 禁日記』

二宮 敦人

四国 A 半澤 七菜 徳島大学

総合科学部３年

『何者』

朝井 リョウ

四国 B 串間 加奈子

高知大学

人文学部４年

『ワイルドスワン』

ユン・チアン

／土屋 京子 訳

四国 C 河野 安友加 愛媛県立医療技術大学

看護学科１年

『君は月夜に光り輝く』

佐野 徹夜

九州 A 秦 美波 九州女子大学

家政学部２年

『ヴァニティー』

唯川 恵

九州 B *1 白神 遼介

九州大学

経済学部４年

『海賊の世界史―古代ギリシ

アから大航海時代、現代ソマ

リアまで』

桃井 治郎

九州 C 和田 大樹

長崎ウエスレヤン大学

現代社会学部

外国語学科２年

『母さんごめん、もう無理

だ』

朝日新聞社会部

九州 D 久永 草太

宮崎大学

農学部１年

『冒険者たち―ガンバと十五

ひきの仲間』

斎藤 惇夫

*1 地区決戦チャンプ本獲得者出場辞退により、次点学生が本戦出場

30

表 2-6．特別枠一覧

ブロック 特別枠選出者 大学名 地区決戦紹介本

東海 尾﨑 亮祐 中部学院大学

経営学部 4 年

『たのしか』

武田 双雲

関西 新谷 勇馬 摂南大学

経営学部 4 年

『勇者たちへの伝言―いつの

日か来た道』

増山 実

関西 岡 ひかり 大阪大学

文学部 1 年

『桜の下で待っている』

彩瀬 まる

九州 田中 佐季 福岡女学院大学

人文学部 3 年

『伝え方が 9 割』

佐々木 圭一

31

３ 本戦 開催報告

＜本戦 開催概要＞

日時：2017 年 12 月 17 日（日）12:30～17:00

場所：よみうり大手町ホール（東京・大手町 読売新聞ビル内）

主催：活字文化推進会議

共催：ビブリオバトル普及委員会

主管：読売新聞社

発表参加者：36 名

＜プログラム＞

12 時 30 分 開会式

13 時 準決勝

15 時 30 分 トークセッション

トークセッションゲスト：

中江有里さん（女優・作家）

高井昌史さん（紀伊國屋書店会長兼社長）

谷口忠大さん（立命館大学教授・ビブリオバトル考案者）

16 時

決勝

17 時

閉会式

32

＜準決勝＞

表 3-1．準決勝出場者・紹介本一覧（結果）

準決勝①：小ホール手前

地区ブロック 紹介本 バトラー 所属

関東 B

『大人に質問！

「大人ってどのくらい大変

なんですか？」』

児童館の子どもたち、

みうら じゅん

中道 揺季乃 帝京大学

文学部４年

東海 B 『〆切本』

左右社編集部 編 織田 俊輔

名古屋学院大学

外国語学部４年

関西 D

『もってけ屋敷と

僕の読書日記』

三川 みり

西川 里穂 帝塚山大学

文学部２年

中国 E

★チャンプ本

『18 禁日記』

二宮 敦人 島田 雄大

広島大学

理学部１年

九州 C

『母さんごめん、

もう無理だ』

朝日新聞社会部

和田 大樹 長崎ウエスレヤン大学

現代社会学部２年

関西特別枠

『こんなにも優しい、

世界の終わりかた』

市川 拓司

岡 ひかり 大阪大学

文学部 1 年

準決勝②：小ホール手前

地区ブロック 紹介本 バトラー 所属

北海道 A

『穴 HOLES』

ルイス・サッカー

／幸田敦子 訳

山下 藍子 北海道大学

経済学部１年

関東 C

★チャンプ本

『名前探しの放課後【上】

【下】』

辻村 深月

安井 彩乃 聖学院大学

人間福祉学部３年

東海 C 『大人のための残酷童話』

倉橋 由美子 野村 亮太

皇學館大学

文学部３年

関西 E 『全天星座百科』

藤井 旭 前田 賢吾

大阪工業大学大学院工学

研究科 電気電子工学専

攻 博士前期２年

四国 A 『何者』

朝井 リョウ 半澤 七菜

徳島大学

総合科学部３年

九州特別枠 『伝え方が 9 割』

佐々木 圭一 田中 佐季

福岡女学院大学

人文学部 3 年

33

準決勝③：小ホール奥

地区ブロック 紹介本 バトラー 所属

北海道 B 『三日間の幸福』

三秋 縋 高橋 毬百

北見工業大学

工学部３年

関東 D

★チャンプ本

『夜の国のクーパー』

伊坂 幸太郎 北原 光梨

筑波大学 情報学群

知識情報・図書館学類

1 年

北陸

『アルケミスト

―夢を旅した少年』

パウロ・コエーリョ

井上 周

金沢大学

理工学域電子情報学類

３年

中国 A 『とりつくしま』

東 直子 廣瀬 彩乃

島根県立大学

総合政策学部１年

関西 C 『余命 10 年』

小坂 流加 関 友介

びわこ学院大学

教育福祉学部１年

東海特別枠 『たのしか』

武田 双雲 尾﨑 亮祐

中部学院大学

経営学部 4 年

準決勝④：小ホール奥

地区ブロック 紹介本 バトラー 所属

東北 A

★チャンプ本

『〆切本』

左右社編集部 編 柳沼 永

郡山女子大学

短期大学部専攻科２年

中部 A

『すばらしい新世界』

オルダス・ハクスリー

／松村達雄 訳

渡邉 瞳 敬和学園大学

人文学部２年

関西 A 『また、同じ夢を見ていた』

住野 よる 成田 幸一郎

甲南大学

フロンティアサイエンス

学部１年

中国 B

『読んでいない本について

堂々と語る方法 』

ピエール・バイヤール

／大浦康介 訳

小倉 裕平 鳥取大学

農学部３年

四国 C 『君は月夜に光り輝く』

佐野 徹夜 河野 安友加

愛媛県立医療技術大学

看護学科１年

九州 D

『冒険者たち―ガンバと十五

ひきの仲間』

斎藤 惇夫

久永 草太 宮崎大学

農学部１年

34

準決勝⑤：新聞教室

地区ブロック 紹介本 バトラー 所属

東北 B 『憧れの女の子』

朝比奈 あすか 大浦 みどり

盛岡大学

児童教育学科３年

中部 B

『第一次世界大戦史

―諷刺画とともに見る

指導たち』

飯倉 章

倉又 遼太郎 信州大学

経法学部２年

関西 B 『ランボー怒りの改新』

前野 ひろみち 朝田 秀一

京都大学

工学部２年

中国 C 『桜の森の満開の下』

坂口 安吾 吉岡 幹生

環太平洋大学

次世代教育学部４年

九州 A 『ヴァニティー』

唯川 恵 秦 美波

九州女子大学

家政学部２

関東 E

★チャンプ本

『絶望ノート』

歌野 晶午 高橋 一彰

放送大学

教養学部４年

準決勝⑥：新聞教室

地区ブロック 紹介本 バトラー 所属

関東 A

★チャンプ本

『一行怪談』

吉田 悠軌 中村 朱里

早稲田大学

教育学部２年

東海 A

『世界の不思議な図書館』

アレックス・ジョンソン

／北川 玲訳

服部 邑

常葉大学

健康プロデュース学部

４年

四国 B

『ワイルドスワン』

ユン・チアン

／土屋 京子 訳

串間 加奈子 高知大学

人文学部４年

中国 D 『ローマ帽子の謎』

エラリー・クイーン 小池 夏美

尾道市立大学

芸術文化学部４年

九州 B

『グッド・フライト、

グッドナイト』

マーク・ヴァンホーナッカー

／岡本 由香 訳

庄司 結 日本赤十字九州国際看護

大学 看護学部 2 年

関西特別枠

『勇者たちの伝言

いつの日かきた道』

増山 実

新谷 勇馬 摂南大学

経営学部 4 年

35

＜決勝＞

表 3-2．決勝進出者・紹介本一覧（結果）

地区ブロック 紹介本 バトラー 所属

関東 C 『名前探しの放課後 【上】【下】』 辻村 深月

安井 彩乃 聖学院大学

人間福祉学部３年

東北 A ☆準グランドチャンプ本

『〆切本』 左右社編集部 編

柳沼 永 郡山女子大学 短期大学部専攻科２年

関東 E ☆ゲスト特別賞

『絶望ノート』 歌野 晶午

高橋 一彰 放送大学 教養学部４年

関東 D 『夜の国のクーパー』 伊坂 幸太郎

北原 光梨 筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類1 年

中国 E ★グランドチャンプ本

『18 禁日記』 二宮 敦人

島田 雄大 広島大学 理学部１年

関東 A 『一行怪談』 吉田 悠軌

中村 朱里 早稲田大学 教育学部２年

36

４ 本戦レポート

ビブリオバトル普及委員会普及委員

宮本 皐

はじめに

2017 年 12 月 17 日、よみうり大手町ホールにて全国大学ビブリオバトル首都決戦が開催さ

れました。今回はその様子をレポートします。

開会式の後、3つの会場に別れて準決勝が行われました。準決勝は一つの会場で 2ゲーム行

われ、チャンプ本獲得者は 2 人ずつ決まります。これにより、決勝戦に進める学生は 6 人で

す。

トークセッション

決勝戦を開始する前に、トークセッションが行われました。

37

登壇したのは、女優・作家の中江有里さん、紀伊国屋書店会長兼社長の高井昌史さん、ビブ

リオバトル考案者・立命館大学情報理工学部教授の谷口忠大さんの 3名。高井さんは「読書に

は先生が必要。学校には司書教諭、図書館には潤沢な予算が必要。人が長く、かつ自然に活字

に触れる環境を作る必要がある」と、「活字離れ」防止についてお話されていました。中江さ

んは「読書した感想をゲーム形式で話す。これは私のように人前で話す仕事の人間にとっても

緊張することです。また、読書は実は力がいる作業で、本に力を求めていることが多いけれど、

実は自分が力を持つことが大事なんです」とコメント。谷口さんは「今は Web上で文章を読む

機会が飛躍的に増えており、単純に『活字を読まない』状態だとは言い切れない。とにかく、

好奇心の赴くままに本を手にとってみて欲しい」とお話していました。

決勝戦

トークセッション終了後、首都決戦決勝戦が始まりました。紹介された本の一冊一冊に熱い

想いが込められていました。以下はその様子をお伝えします。

1冊目、聖学院大学3年の安井彩乃さんが紹介したのは、辻村深月『名前探しの放課後』

（講談社）。

本戦の1人目、ということで、とても緊張するなかの発表だったと思います。本好き、特に

ミステリ好きなら必ずといっていいほど名前が上がる辻村深月さん。

本作は辻村作品の、言ってしまえば「第一クールを締めくくる作品」として書かれてお

り、主人公たちの脇を固めるキャラクターたちが、全て過去の作品から出てきているのだそ

うです。なので、すでに他作品を読んでいる方にはニヤリと、まだお読みで無い方にはさら

なる辻村ワールドへの誘いとなりそうです。話の様子からしてかなり辻村作品を読んできて

いる様子、「好き」が伝わる5分間でした。

2冊目、郡山女子大学2年の柳沼永さんが紹介したのは、左右社編集部『〆切本』（左右

社）。

〆切本、そうです、書店で見かけたこともあるでしょう。あの真っ白な表紙に黒い字で

『〆切本』と書かれたあの本です。実は準決勝で2人が紹介していたのですが、決勝には彼女

が勝ち上がったようです。

内容としては、古今東西、文豪から研究論文まで、あらゆる締め切りにまつわる話を集め

た本。柳沼さん自身、卒業論文で逼迫している中で手に取り（課題が大量にあるときほど、

課題とは関係ないことを熱心にやってしまうものです）読みながら「文豪ですら締め切りで

ひいひい言っているのに、素人の自分がどうこうやっていることでもないか」と気持ちが晴

れ、執筆を進めてなんとか無事に卒論を提出できたのだそうです。

読んでみて印象的だったのは、小説家：西加奈子さんの言葉「真っ白に見えるじゃん…肉

眼ではね」というもの。言い訳はいいとして、しっ、締め切りは守らないといけませんよ！

3冊目は放送大学4年の高橋一彰さんが紹介した、歌野晶午『絶望ノート』（幻冬社）。

名前が原因でひどいいじめを受ける男の子が主人公、彼は手持ちのノートに、自分が受け

たいじめについて書き記していきます。その時の形式は決まっていて「神様、今日、僕はこ

んなにひどいことをされました…」というもの。事細かにいじめの内容と相手の名前を記し

38

た後、彼はこのように締めくくります「どうか神様、僕をいじめた人に罰を与えてくださ

い」。

その後、ノートに名前を書かれた相手には、1人、また1人と凄惨な不幸が訪れます。死亡

するものまで出てくる状況で、警察が動き出すほどの騒ぎに。しかし、ノートを記した彼自

身、そして彼の家族にはさらなる悲劇がおそいかかっていきます。

静まった会場で、一つ一つ、言葉をじっくりと選びながら、ゆっくりとした口調で紹介し

た彼。「これまで自分は、小説を読み切ったことがありませんでした。読んで来た本はいつ

もノンフィクションでした。そんな自分が初めて小説を、フィクションの本を1冊きちんと読

み切ることができました。その経験ができた初めての本です」とおっしゃっていました。重

く悲しいラストだそうですが、読み終わったあとで希望を感じ、救われたと感じたそうで

す。

4人冊目の紹介は筑波大学1年の北原光梨さんによる伊坂幸太郎『夜の国のクーパー』（東

京創元社）。

筆者は以前、代官山蔦屋書店の間室道子さんという書店員の方の講演会で伺ったことがあ

るのですが、伊坂さんは3人以上、自分が知らない人と同じ空間にいると「溶けちゃう」とい

う方なのだそうです。しかし小説に関する発想は天才的で「伊坂さんが描いたからこそ」と

言える独特の世界観に魅了された方も多いのではないでしょうか。

さて、決勝戦の北原さんは紹介本を片手に、3分半をすぎるまで装丁や帯の説明文を丁寧に

紹介していきます。本の中身に触れないことで読みたい意欲を掻き立てる、これは語り口で

見せるプレゼンでした。途中、説明が途切れて思い出すことに時間がかかってしまったよう

ですが、演技は十分。今後機会があれば別の本の紹介が聞いてみたいと思う方でした。

5冊目は広島大学の島田雄大さんによる、二宮敦人『18禁日記』（TOブックス）。

タイトルで「？」と思ってしまいますが、特に年齢制限を設けるような話ではないそうで

す。あらゆる普通の人の、ブログや手紙、遺書などを集めた短編小説集。この本のキモは

「自分がまともだ、と思っている人ほど、第三者からみてまともではないことがある」とい

うもの。

島田さん曰く「どの章から読んでも大丈夫です。ただし、最後の「私の日記」だけは最後

に読んでください。絶対にです。なぜなら、なんでもない普通の言葉が、最後の一行に書か

れたありふれた言葉が、あなたの価値観を大きく覆す瞬間を、ぜひ体験してほしいからで

す」とのこと。

最後の6冊目は早稲田大学の中村朱里さんが紹介した、吉田悠軌『一行怪談』（PHP研究

所）。一ページに一行分の怪談、という構成の短編小説集だそうです。

印象的だったのは「怪談とは日常で経験する出来事の暗喩のようなもの」とおっしゃって

いたことです。「怪談とは、決して遠い場所の、遠いところの誰かのお話でありません。自

分に起こり得ることでもあるし、自分が体験したことをなぞっていく行為でもあります。読

んだ文章に対して「怖い」と思うのは、その書かれた出来事を自分がすでに体験しているか

らです」というお話は、怪談が持つ本質を表しているようでした。

39

5分間の間に、本の紹介、自分の体験談、階段の魅力、がバランスよく詰まっていた素晴ら

しい発表でした。

結果発表

どの本も甲乙つけがたく、熱い気持ちが伝わるものでした。首都決戦の決勝戦では、「チ

ャンプ本の中のチャンプ本」として「グランドチャンプ本」を決めるほか、次点となる「準

チャンプ本」、そして「特別賞」が贈られることになっています。発表は特別賞から行われ

ました。

今年の特別賞は、高橋一彰さんが紹介された歌野晶午『絶望ノート』（幻冬社）、準チャ

ンプ本は左右社編集部『〆切本』（左右社）、そしてグランドチャンプ本は二宮敦人『18禁

日記』（TOブックス）でした！改めて、このレポートからもお祝い申し上げます。

おわりに

筆者はかつて、ビブリオバトル首都決戦に挑む1人の学生でした。

ビブリオバトルを知ったのは、開催初年度の2010年10月。思い返すと恥ずかしいのです

が、お気に入りの絵本を片手に臨んだ初めての5分間はしどろもどろで下手くそでした。しか

し、私の拙い言葉を、その場に居合わせた皆さんは静かに、じっと聴いてくれていたことも

よく覚えています。その場でチャンプ本が獲得できなかったことがどうしても悔しくて諦め

きれず、「来年には決勝戦のステージに立てるかもしれない」と意気込み、所属する大学で

開催を始めることを決めました。しかし最終学年の年になっても地区決勝から勝ち上がるこ

とができず、首都決戦当日は普及委員会のスタッフとしてステージを見守っておりました。

ビブリオバトルで多くの人と知り合い、交友関係が劇的に広がった今、首都決戦を通じて

思うのは、首都決戦でチャンプ本を獲得しようがしなかろうが、その後の人生は一人一人の

生き方にかかっている。ということです。私の周りには、ビブリオバトルを続けている人も

いれば、離れて行った人も、中には海外に出てビブリオバトルを行う友人もいます。でも、

それぞれの人生で荒波を乗りこなしながら楽しく過ごしていることは、SNSなどを通じてよく

伝わってきています。

どうか、無数の本から出会う巡り合わせを、今このゲームでその本・その人と出会った幸

運を大切にしてください。私自身、まだまだビブリオバトルを続けて行くつもりなので、い

ずれ、この文章を読んでくれたあなたと、ビブリオバトルでお会いできたら嬉しいです。

以上

40

５ 記録 5-1 ちらし・ポスター素材

41

5-2 メディア掲載（一部）

2017 年 12 月 17 日 YOMIURI ONLINE

2017 年 11 月 20 日 朝日新聞 DIGITAL

2017 年 12 月 12 日 中日新聞

2017 年 11 月 6 日 YOMIURI ONLINE

42

5-3 予選会・地区決戦主催団体 広報サイト

予選会・地区決戦主催団体の広報サイト、チラシ等は全国大学ビブリオバトル 2017 公式

サイト記録ページ（http://zenkoku.bibliobattle.jp/records2017/）にて公開している。

5-4 動画サイト

全国大学ビブリオバトルの公式動画サイトにて、本戦決勝ステージの模様を公開予定であ

る。（https://www.youtube.com/user/bibliozenkoku/）

43

ビブリオバトル普及委員会のご案内

ビブリオバトル普及委員会は、知的書評合戦ビブリオバトルをより広く普及させる事を目

的として活動する任意団体です。主催や参加、見学、取材のご相談などは、お気軽に下記ま

でご一報下さい。

連絡先

メールアドレス：info@bibliobattle.jp

電話番号：080-8750-5653（受付対応時間 平日 10:00~16:00）

公式サイト：http://www.bibliobattle.jp/

役員

（理事・代表） 岡野 裕行（皇學館大学文学部 准教授）

（理事・副代表） 吉野 英知（経営コンサルタント）

（理事・事務局長） 谷口 忠大（立命館大学情報理工学部 教授）

（理事） 須藤 秀紹（室蘭工業大学しくみ情報系領域 准教授）

（理事） 飯島 玲生（名古屋大学情報学研究科 特任助教）

（理事） 常川 真央（千葉大学 アカデミック・リンク・センター 特任助教）

（理事） 赤峰 稔朗（古民家×ビブリオバトル 主宰）

（理事） 佐々木 奈三江（徳島大学附属図書館）

（監査役） 大川 真司（大川公認会計士・税理士事務所）

地区代表

地区名 地区代表者、副代表者名

北海道 須藤 秀紹、（副）小林 秀高

東北 貝森 義仁、（副）戸澤 香奈

関東 瀬部 貴行、（副）市川 紀子

北陸 本吉 達郎

中部内陸 荒戸 寛樹

東海 岡野 裕行、（副）飯島 玲生、（副）横山 晃嗣、（副）坂本 牧葉

関西・中国 吉野 英知、（副）中津 壮人、（副）和田 浩二

四国 西村 浩子、（副）和田 浩二

九州 赤峰 稔朗、（副）林 鉄郎

会員 387 名（2018 年 1 月 14 日現在）

新規会員の募集について

ビブリオバトル普及委員会は、ビブリオバトルの普及を通して、世の中のコミュニケーシ

ョンや知識共有、人々のつながりを活性化させることを目的としボランティアで活動してい

ます。入会を希望される方は、入会申請フォームをご確認の上、お申込みください。

入会申請フォーム：http://www.bibliobattle.jp/nyuukai-fomu/

一般社団法人のご案内

一般社団法ビブリオバトル協会が 2016 年 12 月に発足しました。ビブリオバトル普及委

員会の運営母体として、ビブリオバトルを通した社会活動を行う体制づくりを進めて参りま

す。公式サイト：http://association.bibliobattle.jp/