4.間質設定002 7年 8月 25日 :関東 ･東北地方大学院合同ゼミ､東北学院大学オープン･リサーチ研究会会場 :東京大学駒場キャンパス 18号館コラボレーションルーム (1)

中近世 ドイツ都市の森林政策 - ニュル ンベル ク帝国森林 を例に -

早稲田大学大学院文学研究科 西洋史専攻

博士後期課程 2年 波速裕一

(1)都市はどのように森林を獲得 したのか? 都市にとって森林が重要だったのは何故か? (2)森林政策における都市的特長の把握｡領主/農民 (額邦国家/農村共同体)とい う二項対立図式を相対化 し､これまでの森林をめぐる研究史のなかに ｢都市の森林政策｣を位置づける｡ (3)環境史の観点から中近世都市の森林保護政策を再検討 ･評価｡

-中世後期から森林政策に取り組んだと高く評価 されてきた帝国都市ニュルンベルクを事例 とし

て､都市による森林政策の具体的なありかたとその限界を明らかにする｡

wa1de-,WaldSRihecII.ニュルンベルクの帝国森林 .iiじ面河

1990年代後半 :療境史研究の受容一研究方法の模索､時代 ･地域に即 した実証研究の不足本報告の目的- ドイツにおける森林をめぐる諸研究を整理 し､｢中近世 ドイツ都市における森林政 _1

*両森林ともに 1

*エツツラウプの帝国森林絵図

-0000,*周辺地図 タタールを越える広さを擁する策｣とい う研究テーマの間顔の所在を明らかにする｡そのうえで､研究蓄積もあり､｢中世後期から6年)151(森林政策を推 し進めた都市｣( n199)として高く評価される都市ニュルンベルクを事例に､

都市の森林政策の具体的なありかたを検討する｡ *ミュルナ-のニュルンベルク周辺絵図 3lipereEp

3年)261(*植生 :マツ､ トウヒなどの針葉樹が大部分､ミズナラ､ブナ､モミも少数あり

F画面吏盲画面毎頭 .ニュルンベルク帝国森林略史

i8*森林の植生史､森林利用､森林経営-林業史､所有権の歴史､森林法規の歴史､森林管理 ･行政 *フランク王国期に国王額となる-例外的に中世を通じて国王領を維持

2

ForhCB BenF 8torw -2 1.国王禁制林 (御料林)kn t(ih B fBcer annorilg6 8世紀頃～)8 teihchC8tge1.森林学 af (tの一部としての林業史 秦林史)

danbno

･国王居城都市-シュタウフェン朝期の帝国領域政策の中心地

一都市の食料供給地クノッブラウフスラン トE hud旭l の形成

,7691ner'Rlu( ハ-ゼル 1996【原著 19 )5】8史､近代林学史､狩猟の歴史 *18世紀に ドイツ諸額邦国家で発展した官房学の一部として誕生 *中世 ｢大開墾時代｣:帝国森林の一部も開墾､バンベルク司教の主導

一 ･領邦国家の森林管理 -近代林業の先駆け

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K*国王の荘園管理所 6

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が森林管理を担 うf:ローレンツ森林の管理

:ゼ-バル ト森林の管理

OrtF 8or 血ungの高い評価･近世の森林統制法 ･｢森を破壊する無知な農民｣の取り締まり-森林保護の観点からも高い評価

→それ以前の森林をめぐる歴史は､その前史としてのみ扱われる-都市-の低評価 berg8dlro

*近年の批判 -｢木材不足｣論争 ( nu1 ,田北 20389kRda ､ポリツァイ研究の疑問 ( tE Brn)30 200)02-2.帝国森林長官職の成立 3世紀後半～)

･ヴァル トシュ トローマ一家 Wh mer:上級森林長官

年のレ

*ローレンツ森林.農村共同体研究､｢共有地 Al血e ｣としての森昼dne2

Otr8dl 621teBitF Bter orb Boer me r( 6年)

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*農村共同体の自己規制による過剰な森林伐採の制限-持続的な森林利用

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821te8itF 8orne r( 9年) -エン付与文書 :r一般に森林役と呼ばれる､ニュルンベルクの余の森林公聴 ab'zzzzz

S に付与される (出典 :

Cloer:森林長官･コーラ一家*木材仲間 HoIE hRの形成CB 8en8Ogen

3921 btLhJ Lg'･DOC

法判告 We舶 me､農民戦争期の苦情書

ー ｢中世後期まで､農民たちは自らの必要に応 じて森林を利用することができた｡(中略)100 年頃5

ri*史料 (史料 1)-

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PazzJの権利がTuodFbLT PLteaLTPeaihyuhzzpt pL

.FS1,.TeejN h b に引用)' 5

*ゼ-バル ト森林

を境に状況は急速に変化する｡近世には､領邦国家で発布された多くの森林統制法により､農民のBurggra 721( 3年)･ニュルンベルク城伯 L(ツオレルン家):森林に関する広範な権利付与

森林利用権は厳 しく制限されるに至る｡中近世の森林の歴史は､森をめぐる農民と公権力 ･お上

gdr

-以後､城伯は自身の領域形成に尽力｡ニュルンベルクとの長い競合関係へ

最初の森林条令W山 o mn ､森林内でのそれぞれの権利を確定

ig- ｢妙に思えるかもしれないが､領邦国家の森林統制法が森にとって悪影響であったとも指摘しうる｡

bo r tenkie との間の争いにより特徴づけられる｣(Bl e19likc )68

92

それは､お上の権力-の要求を定式化したものであり､決 して専門知識に裏づけされたものではな

*1･

4年 : )(史料 2

城伯が都市参事会､参事人､宣誓人､ヴァ/レトシュ トローマ一､森林長官､森番を召集

かった｣( 氾2

′ト括:それぞれ別の分野で､中世後期から近世にかけての森林利用･管理ないしは森林保護に関して､ ･森林長官 :過に一度の森林視察､森林利用の許可､樹木の指定

)(2Shb tcuer te6Sr･森番 F r:各森林に 6名､皇帝よりレ-エン付与された地所フ-フェを所有dd lge森番の収入 :木材保証金 P血n ,違反者の罰金徴収･

まったく相反する見解が並存してきた｡しかし､双方ともに両極に農民 (農村共同体)/額邦国家ないしは領主を据えて､そのどちらかの意義を評価する点で､同じ構造を有している｡ 2-3.都市-の特権付与 1(4世糸己前半～)

*国王 ･皇帝による森林に関する命令､特権付与.都市史の観点*都市-農村関係､都市と周辺地､都市の領域政策をめぐる議論

3 33･1 03

･1

-森林役人の参事会-の誓約義務､森林長官の都市居住義務､役職の売貝禁止

9年 :ハインリヒ 7世の参事会に対する命令 )(史料 3

Lキースリンク 19

･中世盛期の開墾運動の終了-森林の集約的な利用 (中世後期);燃料 ･建築材 ･製材としての

c( )78 )1年 :皇帝ルー ドヴィヒの特権付与文書 (史料 4

*木材が都市生活に果たした経済的意義の強調 ( )6891Shb tcuer tec.

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33

･1 7年 :カール 4世による特権承認 ･1 8年 :カール 4世によるさらなる特権付与

域的多様性 (地理的条件)-官職売貝の禁止､2名の森林騎馬監視人の任命

)(史料 5

木材供給 299zi-都市共同体の重要課顔 ;森林を資源 とみなす羅鞍の始まり (Henan 1 );也 )(史料 6

tec.

*都市の独自性 Rda( hu1997｢中近世都市の燃料材 )(薪)供給はいまだ謎のままである｣ *皇帝の対ニュ/レンベルク優遇政策

1 2

_2-4.都市による森林長官職の購入 (14世紀後半～)_*政治情勢の変化-森林官職､森林権利の購入政策-

･1362･1363年 :城伯の苦情､皇帝派遣委員の回答 (史料 7)

･1389年 :市民の森林所有､狩猟権に関する城伯の苦情 (史料 8)

･1377年 :コーラ一家からローレンツ森林の森林長官職を購入･1391年 :都市 ･城伯 ･ヴァル トシュトローマ一間の協約 (史料 9)

･1396年 :ヴァル トシュトローマ一家の森林長官職を購入 (史料 10)

･1427年 :城伯より帝国森林に関する広範な権利を購入 (史料 11) → 1415年に城伯はブランデンブルク辺境伯額を相続

除外対象 :狩猟権､護送権､(特別な)レ-エン､自身の臣民の森林用益権

*森林官職の購入を通じて､森林所有権 (例外あり)を獲得 -莫大な支出

2-5.都市の森林管理制度 (15世紀～)*独自の森林管理

･森林長官-参事会任命の森林役人Wd血mt n ､森林書記 Wa 8hebrman ldCLie･1449年 :戦時の森林規定 (史料 12)

･1452年 :皇帝フリー ドリヒの特権確認 (史料 13)

･1455年 :木材関税の設定 (史料 14)

･1476年 :皇帝フリー ドリヒによる上級森林裁判権の確認 (史料 15)

･1482年 :森林境界の設定 (史料 16)

*森林に対する一円的支配確立への努力-辺境伯との長い交渉

･1466年 :クノールの和議 (史料 17)

･1496年 :騎士ハルスの和議 (史料 18)

*辺貴伯その他の臣民による帝国森林での森林利用､ニュルンベルク臣民の森林利用 ･狩猟権

_2-6.ニュルンベルク森林条令の成立 (1516年)*長い前文 (史料 19)

*Il:森林檀所有者の森林利息 森手による保旺金股牢､i2㌻7_:1マイル甲内外にお里 ~些華甲辛過重､i8:祝祭日の伐採禁止1 9-ll:朝 ･夕 ･夜中の伐採について､i12-17:木材の運搬方法 (挿入部 :森の副産物について､囲い込み禁止､森林での火事､§18･19:放火について､§20:焼

き凍った木材の使用について､§21:枝の柵禁止)i22:石灰について､S23‥雄ヤギと羊の森林内

壁墜仁つい三､S24:切り落とされた､あるいは落ちている木について､S25～28‥ミズナラの木の取り扱い､S29:ブナ､トネリコの木について､i30:マツ､トウヒ､モミの木でできた柵について､ i31:ヒース (Heide)について､i32-34=草地の使用､若い森での放牧禁止1 35:炭焼き､S36:

車大工､桶屋の木材伐採禁止､63 . 3 建築材､$9: 4-7･賦役について､§8: 3 ボダイジュの木､§044:樹種の違う木材伐採､S45:水車付き製材所1 46:樹皮をはいだ樹木､S47:はしごに使う樹木､i48-49:蜜蜂のいる木1 50･･遮断柵､i51-52:樹皮をはがす､その木材､S53=大工につかう木材1 54:タンニン液を使った皮なめしについて､S55‥手工業製材の販売について､S56‥

鳥があつまる樹木について､S7: ?について､5 hdldr eeigl?について､S9:5 R由は() S8: e0eHbre() 5長い木材1 60:枝の切り取り､S61‥切り株の掘り起こし､i62:粘土､陶土､湖沼の掘り起こし､ i63‥木材伐採について､幹4‥たいた木､S65:ミズナラの枝､S66:焦料材の販売について

*年間の木材伐採量 (史料 20)

2-7_ .近世以後の状逸*1516年森林条令の後世-の影響 -原則として帝国都市時代を通じて効力を持つ

･1533年 :辺鼻伯との協議 (史料 21)

･1535年 :辺鼻伯に対する譲歩-ブランデンブルク森林条令- (史料訟)･木材不足の高まりや森林権の侵害に対して､その都度に命令を発布 (およそ 70例)･1672年 :ニュルンベルク都市額邦におけるポリツアイ条令 (史料 23) → ｢ ahwa 8rnng森林条令にしたがって nc ld0du ｣という文言の多用

*都市の積極的な森林政策にも関わらず森林は減少

匡 二義林戻強酸夷1

3-1.都市の森林保護政策 *1マイル内の都市付近の森林保護､および各手工業に対する木材利用制限

･1340年 :森林内の炭焼き禁止･1385年 :薪 (燃料)材交易の禁止｡手工業製材の伐採には森番の許可が必要 (車大工､桶屋)･1460年頃 :銀 ･銅溶鉱 ･精錬施設のチュ- リンガ-森林-の移転･森林内の製鉄所設置の禁止

･1544年 :真魚 ･針金精錬施設､鍛冶屋に対する帝国森林からの木材搬入禁止･1593年 :ビール醸造人による木材利用権の制限 (効果なし)

-→都市当局は経済促進政策よりも森林保護をめざすが､成果は乏 しい?

3-2.周辺勢力との括抗関係

*｢森を荒廃 させている｣という苦情 -森林支配権を正当化するためのレトリック･城伯の都市批判/都市の城伯批判､調停役としての皇帝 (とりわけ初期)･都市領域内の領民による共同体的森林利用については検証困難か ?

-権利 ･支配関係の重層性 -結果的に無制限な森林利用を防ぐ機能を果たす

3-3.植林活動*針葉樹の植林活動 :PeterStrDmerによるモミ･マツの植林 (1368年)

･最古の針葉樹植林として高く評価されてきた (prm nSrme 99Sol Jto r16)･シュトローマ一家 :オーバー ･プアアルツ地方に鉱山業を営む企業家･生態系の立場 :広葉樹の後退の主原因として厳 しい評価

-林業史における評価と環境史における評価のズレ

小括 :計画的に練 り上げられた ｢森林保護政策｣というものを都市が一貫して行なってきた､という

素朴な図式化はできない｡森林保護を目指したものと言 うよりも､むしろ都市の領域政策､額域

内の一円的な支配権確立政策の一側面であった｡しかし､まさに権力･支配関係の重層性こそが､

各勢力の好き勝手な森林利用を結果的に防いできた､と評価できるのではないか｡

.まとめ､今後の展望 ･課題

都市生活において､燃料材 ･建築材 ･製材の持続的供給が必要不可欠であり､森林政策は都市共同

体の最重要課題のひとつであった｡ニュルンベルクのような多くの人口数を抱える大都市では､とり

わけその必要性も高かったo

(1)都市の積極的な森林獲得政策は､14世紀から跡付けることができる｡しかし､周辺諸勢力との

交渉には長い年月と多額な費用を要した｡周辺森林の確保は､都市国家的領域政策の一環としてな

された｡とりわけ法的権力関係の唆味な森林を手中に収めることが､周辺領域に対する都市の公権

力確立のために必要であった｡｢森林保護｣というレトリックを用い都市の領域政策を正当化する｡

(2)都市の森林政策の先進性 -近世蘭邦国家で公布された森林統制法 For8tOr血 ungに対する､都市の森林条令 Whlodnudr ngの先進性を指摘 しうる｡その内容の影響関係については今後の課鹿｡都市額域内の領民による共同体的森林利用と都市との関連性についても今後の課題｡蘭主の狩猟熱､

農村共同体の森林での家畜 (豚)放牧が､ニュルンベルク森林条令には見られない｡ (3)森林保護を推し進めた都市として評価されるニュルンベルクにおいても､素朴にそれを ｢森林

保護｣政策として評価することはできない｡権力の重層性による機能的な森林保護 -今後の課唐

全塵の展望､課居

･都市の具体的な森林利用-中世後期に作成された ｢森林帳簿 Wddbiicher｣の分析 ･検証･近世における木材価値の上昇-額邦国家の積極的森林政策の開始-国有林の誕生 :都市は?･他都市-アウクスプルク､シュヴェ-ピッシュ･ハル､中小都市､筏流しによる木材供給に依存した都市･奔境史の可能性-｢森林と権力｣の視点から中近世都市の森林政策を考察 (Radkau2002)

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79『ドイツ村落共同体の研究』弘文堂書房､1 1年 - ｢フランクフル トの領域支配政策｣『ドイツ中世都市の自由と平和-フランクフル トの歴史か

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刀水書房､1988年

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キースリンク､田北広道訳 ｢中世後期における都市-農村諸関係.一一帝 に南 ドイツの例による最近の

業績を手掛かりとした問題提起と方法についての考察-｣森本芳樹編 『西欧中世における都市と農村』九州大学出版会､1987年､165-239頁

89年､117-140頁eSS･R u

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史料 1:上シュグァ-ベン農民の 12箇 ｣都市代官･参事会･ヴァル トシュ トローマ一･森林長官およびすべての森番に森林を保護し､守るよう命 じた.(後略)｢第五に､私たちは伐木の開度でも苦情をもっている｡私たちの嶺主が森林をすべて独占しているからである｡平民 nhterdnBurgeeatehac-1Z･･･

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ある｡いかなる森林であれ､聖俗の権力がそれを購入せずに所有している場合､それは再び全共同体に返遷されるべ

きであり､しかるべき方法で共同体の自由な処分にゆだねるべきである｡すなわち､各人には､家庭内の必要な燃料

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森林が最初は支配者によって奪われたが､それが後に 〔第三者に〕販売された場合にも､事情に応 じ､また兄弟愛と史料 6:カール 4世によるさらなる特権付与

4世)の耳に届いた｡ (そこで)カール 4世は､1 1年に皇帝ルー トヴィヒがニュルンベルク参事会に与え･彼自身が 1

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8年)531(軍書の規範にもとづいて､調停がなされるべきである｡｣ ｢この時代､(ベーター ･プリッタレ､前間良育 ･田中其造訳 『 5年の革命』刀水書房､188年､30貢より)59251 ニュルンベルク帝国森林の森林長官､森番および役人が､同森林をひどく荒らしており､そのことが皇

帝カール 7年に延長し､さらに 1355年に追落 した条項を繰 り返すのみでなく､上述の森林長官および役人に

料 2:最古のニュルンベルク帝国森林条令 4年)921(｢キリス ト生誕から 1 9年目の聖ペテロとパウロの日､42 われわれの支配者たるニュルンベルクの城伯フリー ドリヒは､

都市ニュルンベルクを訪れ､都市参事会､都市参事人､宣誓人､およびシュ トローマ- (上級森林長官)､森林長官､またニュルンベルクとアル トドルフのあいだに居るすべての森番を召集 した｡そして､誓約の上で､いかなる権利を 整 準

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｢国王ハインリヒは-･､都市代官とニュルンベルクの都市参事会に対し､ペグニッツ川の両側に広がる森林について､63年)31(過去 50年の間に焼畑およびその他の方法で荒らされたか､あるいは農耕地として使用されている土地を､再び森林- 皇帝側使節委員の回答

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と戻すように命じた｡-森林長官および森番に対しても同内容の命令を与えた｡(後略)｣ ｢第 1に･城伯は､これまで彼とその祖先がローマ皇帝と国王のもとでローレンツ側森林に持っていた特権と権利をgHdm hm Nt ggi c mb ewerL n dvietu8e

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nw 仏m de Bd 2).2S4...｢-さらに皇帝ルー トヴィヒは､ニュルンベルク森林に関して､参事会に対し以下のような特権を付与した｡ 1.±べての森の役人､卵 割こ対する年一度の誓約義務を負 う｡また森に書となるものを告発する義務を負 う｡ 2.各森番は,自身の森林地所 (フ-フェ)に居住すること｡それを分割してはならない｡ 3.各森番は､

831( 9年)自身の森林地所において (木材伐採の)保証金を設定すること｡(中略) 5,上級森林長官は､ニュルンベルク都市内 城伯の苦情

に居住すること｡外に居住 したいと望む者は､森林内の権利を持つべきではない｡ 6.役人および森番は､自身の地所 (フーフェ)を貴族あるいは廃土に売却してはならない｡ 7.役人､森番､養蜂人がこれらの条項を無視し､従わ

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なかったならば､ニュルンベルクの裁判官と市民がその者に身体 ･財産刑の罰を与えること｡(後略)｣

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)L881S3...931( 1年)城伯 ･ヴァル トシュ トローマ一間での協約

7年)I431( ｢ニュルンベルク城伯と参事会は､捷料 5:カール 4世による特権東認 ふたたび互いに異鳶を持ち､とりわけ参事会は城伯に対して以下のように苦情を｢-第 8に､㈱ -トヴイヒが与えた流通税と森附 こ 述べた｡卿 白が森林役職を持つゼーバル ト側森林が減少しており､手ユルンベルク (領域)の貧しい人々は城伯の役

関するいくつかの特権を確許した-｡(中略)第 11に､彼は､森でフラン ドルの羊を放牧しないように禁じた｡また､ △曳森膏に権利を干渉され､過料 こ辛求されている､などなど｡(中略)また旦L/レトシュ トローマ一札 ローレンツ

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一頭分の通常の伐採材およびツゲの木には 3ペニヒ､馬一頭分の燃料材には 4ペニヒを｡建築材､車材､また木炭にteem血mi tIuddezむnliler8tge,hbgea na- eheC8b ierg nAmheCBiL ltndFl teueztb -teSorgri

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｢この年､ヴァル トシュトローマ一家は､(中略)ニュルンベルク市参事会に聖ローレンツ教区側の森林長官職を､(中 ｢また皇帝フリー ドリヒは､ニュルンベルク市参事会に対し､すべての森林仲間が属する森林 ･養蜂人裁判に関するJn上級支自己権を東落した これに逆らう者は､森林権を失い､犯罪人に対してのごとく扱われる｡(後略)略)売却した｡(中略)ただし､ライヒェルス ドルフの森林フ-フェとアイバッハの半フ-フェは留保された｡(後略)｣

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ll:城伯森林役瓶の購入

｢(前略)ただし､余の狩猟禁制権､(特別な)封土､護送権､および古くから持ち､またtR行通り持っべき余の臣氏 史料 16:森林境界の設定 2年)841(

とその財産の権利は､森林裁判および森林の権利と慣習に従って除外される｣ ｢この年､ウルリヒ･グルント-ル､ヒエロニムス ･シュールシュタープは､ニュルンベルク市参事会から､ローレンツ帝国森林の境界石を見に行き､もし欠けていたら新しい境界石を設置するように命じられた｡同様の (境界)確wilehu b

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641｢農村から都市-と逃れてきた人々には､

ってくることが許される｡また彼らには､薪材を求めて新しい森-行くことが許される｡ただし･荷車 1台分の木材 史料 17:クノールの和親 ( 6年)

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｢この年､ヴェツフラー司軌垂聖堂首席司祭で､ニュルンベルクの聖ローレンツ教会司条でもあるベーター ･クノー

慧 き賦 課 禁 誓 雷 の維持のために ル博士により､(中略)辺境伯アルブレヒトとニュルンベルク市参事会との森林に関する契約がなされた｡そこで､プnL indeS udHo uhb ･eneu 0

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争その他の理由でひどく減少した森林を再び増大させた｡第 2に､すべての森林レ-エン･森林フーフェ､巷蜂人地□□料 18:騎士ハルスの和議

悪雫 票 讃 票 ≡歪 票 吾栗慧 聖 霊 矧 こ対し､森林に関するその証書と特権を追認 し､戦 6),62S5...

941( 6年)

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｢第 1に､ラント裁判所のラン ト裁判官は､ニュルンベルク市堂内の人々と財産に関しては裁くことはできないO(中…三吉 ≡ ≒さ 三 三 ≠ ≒ 二言 菜 崇 略)第 4に､森林裁判については多くの取り決めがなされているDクノール博士による契約や森林に関する購買証書､

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また都市全体への特権に基づくべきである｡ (中略)第 18に､参事会は､自身の臣民に､彼らが辺境伯の狩猟条令にして処罰すること (後略)｣ ebWaB 違反しないようにさせるべきである｡第 19に､農民は､彼らの犬を丸太につないでおくこと｡狩猟禁制の契約を守るldh i rF hdnedircir!NEt&h uN血 berg ei eBireLhlaT fIudF ntiereih e i･808ed

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して消費しないものは､先買いしてはならない｡それに違反した者は､買った者も売った者も､(中略)一積み分ない

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nlla.,66｢第 条､一秋み分の木材ないしは燃料木材を何人も転売してはならないと以前に厳しい罰金刑のもとで禁じられたニュルンベルク森林条令

が､なんども違反があった｡それ以後も同様なことが起こっているので､名誉ある参事会は以下のように規定し､命誉れ高い諸侯であるブランデンブルク辺境伯フリー ドリヒ聖ゼ-バル ト両教区側の森林は､｢かつて聖ローレンツ

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従者､すべての世蕪森番と養蜂人には､勤勉な監督が命じられる｡ (後略)｣ A na imelBV h b kreOr6.6 rBueBihcel ent)tverx dneredeBHobo ra BBtoS iunZiZhlrenno

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□料 21:都市 ･辺境伯間の協議 351( 3年)†この年､辺境伯ゲオルグとの間で､シュヴァ-バッハにおいて､とりわけ森林の破損と辺境伯の臣民たちがニュル

ンベルク森林をひどく荒らしている点に関して､いくどかの会合が開かれた｡ニュルンベルク市参事会は､使節であ萱妻 享 重 責 草 ≡ ≡ 葵

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辺境伯の臣民およびプルクタンとシェーンベルクの二つの城砦を買い取り､森林から完全に退去させるように命 じた｡ポン ドを支払 うこと｡ (後略)｣ そして同使節に対し､そのために 8千から1万グルデンをつかって約束を取り付けてくる権限､および辺境伯の臣民

8P血九l血 rt lbdodi Me止erLhzueraどaBte-d dAu lbd Mel h dte au er,ierB hera｣たちの保証金設定済みの樹木を少なくさせる権限を与えた｡だが､そのような試みが成功することはなかった｡(後略)BtV nt ug nall zI血 ll odB

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11条､(中略)(夜間に木材を伐採し運搬 す る者 は ) 名誉ある参事会が財産 ･身体の刑に処すること｡ そして･ そ

人としてその者を処罰する三上｡ We aCh h1S ndrNA Ho

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の者が荷車を持っていようといなくとも､夜中に木材 を森から持ち去るようなことをする者は､名誉ある 参事会が 盗

351( 5年)I直面 22‥辺射 白との協議､森林条令の締結 ch dv egnT nWat un r1Stt ldiag,eldno t,良ht odrhaubaヱl er r(前略)長い交渉の未､多くの点について､ひとつの契約とニュルンベルク森林条令の宣言がなされた｡辺境伯の臣

｣民たちもそれに服さなくてはならない｡ (後略)

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0£)第 23条､何人も帝国の土地において雄ヤギ･羊 を 放 牧してはならないo違反したものは､その頭数 こつき05新ポ･｢ンドを､それを行なった日数分だけ支払うこと｡ (後 略 ｣)

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e 匝料率 :ニュルンベルク都市顔料 こ対するポリツアイ条令 761( 2年)lnVAj HA第 25条､ミズナラの木を伐採したものは､マイ ル 外では5新ポンドを､マイル内ではその二倍の 10新ポンドを支

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｢(前略)同借地農が馬と荷車を持っているならば､彼は､森林条令に従って､保証金設定した森と木材を利用するこ

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第 29条､ブナ､トネリコの木を伐採したものは･3新ポンド支払うことo

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