流体機械((((第九回目第九回目)))) · 1...
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流体機械流体機械流体機械流体機械((((第九回目第九回目第九回目第九回目))))
キャビテーション[1]
キャビテーションとは
非加熱状態で流動等に伴う圧力降下により生じる気化現象
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キャビテーション[2]
翼の性能に及ぼすキャビテーションの影響
キャビテーション[3]
NPSH
必要有効吸込ヘッド NPSHR(required Net Positive Suction Head) Hsv・・ポンプ入口基準面での全圧から最低静圧までの
圧力降下量をヘッドの単位で示したもの
有効吸込ヘッド NPSHA(available Net Positive Suction Head) hsv・・ポンプ基準面における全圧と飽和蒸気圧とのヘッド差
キャビテーション発生回避キャビテーション発生回避hhsvsv>>HHsvsv
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キャビテーション[4]
ポンプのキャビテーション
ポンプの吸込性能
キャビテーション[5]
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吸込比速度
キャビテーション[6]
ポンプ性能に及ぼすキャビテーションの影響
キャビテーション[7]
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ポンプ羽根車のキャビテーション壊食例
キャビテーション[8]
・ポンプ性能の低下・管路系の振動・騒音・旋回キャビテーションやキャビテーションサージなどの不安定流動現象の発生
・羽根車の壊食・損傷
ポンプキャビテーションの影響
キャビテーションに適したポンプの例
キャビテーション[9]
キャビテーションの防止策
・NPSHAの最大化・・ポンプ据付位置を低くする。損失ヘッドを小さくする。・NPSHRの最小化・・インデューサの設置など。
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例題[1]
図のように水温図のように水温2020℃℃の水を直径の水を直径25cm25cmの管で、流量の管で、流量QQ=4.7m=4.7m33/min/minを送水する。吸い上げ高さがを送水する。吸い上げ高さが6m6mのときののときの
NPSHNPSHを求めよ。但し、管路入口損失係数をを求めよ。但し、管路入口損失係数をζζ=0.5=0.5、管、管摩擦係数摩擦係数λλ=0.2=0.2とし、吸込み管路長さはとし、吸込み管路長さは10m10mとする。まとする。また、大気圧た、大気圧101.3kPa101.3kPa、水温、水温2020℃℃の水の飽和蒸気圧はの水の飽和蒸気圧は2.34kPa2.34kPaとする。とする。