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ICFA法に関する論文・矢澤、西村、市川他、「今日の移植」論文投稿中・木下、橋本、市川他、今日の移植、24(3), p278-81(2011)・K.Fujiwara et al., Vox Sang. 96(3), p244-51(2009)

【お問い合わせ先】

湧永製薬株式会社 試薬・診断薬事業部e-mail: [email protected]〒739-1195 広島県安芸高田市甲田町下甲立1624Tel (0826)45-4625(直通) Fax (0826)45-4624

従来のCDC-XM法と比較して偽陰性が少ない、またFCXM法と比較すると偽陽性が少ないという特徴を持つ。その上リンパ球を分離する必要がないので検体量が極めて少なく済む、検査時間が大幅に短縮されるなどの利点がある。注意すべき点は96well plateではなく1.5mL遠沈管で検体は100μL使用すること、必ず陽性対照をおくこと、などである。手技的にも難しい操作はないが、Luminexを使用するのでbeads assayに習熟していることが望ましい。(佐藤壯先生)

現在当施設ではクロスマッチはCDC、AHG、フロークロスマッチを施行していて、腎移植前のリツキサン症例やフロークロスマッチ陽性でHLA抗体マイナスの症例等に用いています。ドナーの採血量が少なく細胞状態に左右されないのが長所ですね。(黒木先生)

「WAKFlow ® HLA抗体クラスⅠ&Ⅱ(ICFA)」に寄せられたコメント

クラスⅠは再現性、特異性も高いが、クラスⅡは改良が必要。リツキサンの影響は無くリツキサン使用後のクロスマッチとしては優れている。臓器移植検査3施設でのクロスマッチにおいて一致率が一番高かったのはICFA法でした。共通のクロスマッチ法としても有用ではないかと思います。 操作法の簡略化を望みます。(久山先生)

私達は2010年よりICFA法を組織適合性検査に導入して、ICFA法の抗体検出感度と特異性及び臨床との関連性を従来法と比較し、第44回日本臨床腎移植学会で報告しました(2011年1月27日)。(1) ドナー特異的HLA抗体のみを検出し、その検出感度は抗体量に依存する。(2) 移植後早期のAMR発症に関連する。(3) コストパフォーマンスにも優れた第3世代の新しいクロスマッチと考えます。(木下先生)

HLA抗原に反応した抗体を検出するICFA法は、短時間で比較的簡単な操作で検査可能な方法である。僅か100μLのドナー血液で検査可能であり、多数検体で時間的制約のある脳死、献腎移植時に応用出来る、可能性のある方法である。(橋口先生)

柴田 貴大 先生

札幌北楡病院の方々

玉置 透先生 佐藤 壯 先生

佐野 紗代 先生 佐藤 麻未 先生

禿 蘭子 先生

名古屋第二赤十字病院の方々

渡井 至彦 先生 井藤 聡美 先生

坂本 慎太郎 先生黒木 聖久 先生

橋口 裕樹 先生 金本 人美 先生

大阪府立

急性期総合医療センターの方々

今村 亮一 先生 山口 誓司 先生

高山 智美 先生

藤原 守 先生 久山 芳文 先生

小林 茜 先生

兵庫県立西宮病院の方々

木下 朋子 先生 橋本 光男 先生

西村 憲二 先生

市川 靖二 先生岸川 英史 先生

本山 健太郎 先生

平松 節子 さん

福岡日赤病院の方々

「Craft MAP」

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