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平成25{f;) rJ15日 佐野市教育センタ一所報 l)唱
ム(
平成� 25年� 3月� 15日発行
佐野市教育センタ ーターー佐野市戸奈良町� 1番地� 1
|電話� (61)1 1 76 より芳78~ ~(62) 1 1 3 1 (相談専用)
体験活動の重要性について� ;
佐野市教育センタ一所長 津布久 貞夫
文部科学省のキャリア
教育の説明に「日本の教�
育の本当の危機」として
0学びに対する興味関心�
の希薄さ 0将来との関
連性の見えないままでの
学び 0受験終了後に剥落する 「知」 の危険性�
の3つの項 が指摘されています。 どの項目も、
首宵できる点があります。 こうした課題に対応
するために、 新しい学習指導要領は、 その柱の
一つに「体験活動の充実」を挙げています。特
にキャリア教育においては、 その重要性が強調
されています。
ところで、過日の新聞でなでしこジャパンの
佐々木則夫監督の 「成人の日に寄せて� Jという
とても興味惹かれる記事を発見しました。 監督
は、 二十歳の頃、 「サッカーのプレイヤーを続
けながら指導者を目指す」という将来の目標を
定めました。� しかし、 その道のりは順調ではな
かったと振り返ります。時には、 子どもたちを
スキーキャンプに引率するボランティアに粘を
出したり、土木建築業を営む父親のもとにくる
アルバイトのやりくりをしたり、大きな飲食屈
でのアルバイトを志願したりしました。就職は
第四希望の会社で、お客様の苦情対応や交渉、
広報などの仕事をしました。その後、 なでしこ
ジャパシのコーチ、 そして監督となったのです。
ずいぶんと遠回りであったけれど、 どれーっと
して無駄ではなく、 すべてが監督という仕事の
肉付けになっていると感じています。
ボランティア活動では人を誘導する力を、家
業の手伝いではコーディネーター力を身に付け、
飲食応の仕事ではお客さんが次に何を求めるか
への気配り、目配り、予測力などを身に付けた
と考えています。 そして、就職難で奮闘してい
る今の若者たちに、 とにかく行動しなさい。 行
動すれば人と出会い、様々な体験ができ、将来
に繋がると激励しています。いずれにしても人
生に無駄はないということを分かりやすく教え
てくれるエピソードです。
私たちは、 日々の体系だったキャリア教育の
実践と合わせて、 このような話を小中学生にた
くさんできる教職員でありたいと思います。イ左
々木監督のように説明できる体験ばかり持ち合
わせているわけではありませんが、身近にいる
大人として、私たちは、子どもたちに体験を実
感を持って伝えたいものです。 それは、必ず豊
かなキャリア教育の実践に繋がるものでしょう。
そして、何よりも私たち自身が、毎日、臆する
ことなく目の前の仕事や課題に挑み、様々な体
験を積み重ねたいものです。
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( 2 ) 佐野市教育センタ一所報� I115月:3年2S平成
調 査研究事業報 左七日
[学糊(学醐づくり)調査附員会I[学時導(糊材づくり)調査研究委員会]本調査研究委員会では、昨年度から「学習習
慣づくり」をテーマに調査研究を行い、家庭で
の学習習慣の重要性と発達の段階に応じた家庭
学宵の内容と万法をまとめた「家庭学宵の子引
きJを作成しました。今年度は、その「家庭学
習の手引き」の活用化を図るための実践と改善、
さらには中� lギャップの解消のための家庭学習
の取り組ませ方について研究を進めました。
そこで、小学校の低学年において自主学習に
取り組ませるために、担任や児童の工夫ができ
る活用シートを作成しました。また、中学校で
は、「家庭学習の手引き」の活 )-lj を[~るため学級
、山富Jでの実~,長をまとめ ました。中 l ギャップの
解消のためのI1~*Uとしては、小学校高学年にお
いてテストに向けて自分で百十画を立て家庭学習
に取り組む経験をすることで、中学校での定期
テストにも対応できると考え、テスト計画表を
作成し、実践を行いました。
これらのシートを「家庭学留の手引き(改訂
版)� Jと共にまとめましたので、各校で印刷す
るなどして、学校 ・家庭などにおいて活用して
いただきたいと思います。
昨年度に引き続き、本調査研究委員会では「学
びの連続性を意識した学習指導の推進」という
ことで、小学校外国語・活動と中学校外国語の連
続性を怠識して研究を推進しました。
昨年度作成した「春休みの学習教材」や「中�
lレディネステスト」を実際に使用してみての
効呆や課題について生徒にアンケー卜をとりま
した。また、小学校外国語活動の段業に関わる
教員と中学校の英語科教員を対象に意識調査を
行い、互いに感じている接続への課題や期待す
ることを把躍しました。
次に、新しい教材� iHi.friends!J対応の学羽
教材を新たに作成し、その効果的な活用法を考
えました。それに、各学年の 「まとめプリント」
や音声CDも作成しました。
また、 実際に中学校� 1年生の英語の慢業では、�
iHi,friends!Jで使用されている絵カードやチ
ャンツを取り人れ、小学校からの学びの連続性
を意識した授業を実践しました。
本研究と教材が、小中の学びの連続性を意識
できる「学習教材」として、少しでも多くの小
中学校で役ιてていただければ幸いです。
(委員長旗川小福田まゆみ教諭) (副委員長城東中塚田尚美教諭)
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、f':jl見25干lご:3) JlS円 佐野市教育センタ一所報� (3 )
[ 教育の情報化調査研究委員会� I;特別支援教育調研究委員会]昨年度末の文部科学省による� I教員の� ICT
活用指導力調査� Jにおいて、 佐野市の教員の� I
CT活用指導力が向上し、全国平均を上回って
いるという結果が報告されました。これにより、
平成� 22年度から進めている本研究会の成果が
件られたことが催認できました。�
J 方、佐野市は小規模校が多く、児童の友現
力の育成や話合い活動のもち方に課題を抱えて
いる学校が多くあります。 今後、小,,~1一貫教育
を推進していく上で、学校問の距離などによる
施設分離型の課題が指摘されており、これらの
課題を解決するために、木年度は� ICTを効果
的に活用して、教育の情報化をさらに推進して
いくことにしました。そこで、「スカイプ」を導
入し、市内lの小中学校に配備されている電子黒
板を活用することで、教育的活用方法を広げる
研究を進めることとしました。 「スカイプj は、
マイク口ソフト社が提供する無料のインターネ
ット電話サービスで、ユーザー問でビデオ通信
(映像と青戸、データ)のやりとりができるソ
フトウエアです。この「スカイプ」を使うこと
で、教宅にいながら他との交流が手軽にできる
ことが期待できます。
本研究では、� Iスカイプ」を活用して学校内や
学校問、学校外との交流を行った授業事例の紹
介と、その成果をまとめました。
(委員長山形小小林昭宏教諭)
4:調査研究委員会では昨年度末までに、「各連
携シート」を作成し、保育園 ・幼稚園から高等
学校までの支援体制を確かなものにできるよう
研究を重ねてきました。
本年度は、支援のために作成した各連携シー
トを効果的に活用していけることが必要である
と考えました。
そこで、それら連携シートの活用の仕方が多
くの教職員に理解してもらえるように「特別支
援 『ナビ~ Jという手引きを作成しました。こ
の手引きは、「保・幼・小・中・高の特別支援教
育の連携� JI通常の学級における支援の手立て」
の2つの内容からなっています。
「保 ・幼・小・中・高の特別支援教育の連携」
は、各シートの作成の仕方と活用の仕方、づ|き
継ぎの子Jllf1、個別の指導計画の活用の仕方等を
系統的にまとめ、保育園・幼稚園から高等学校
までの支援の流れが分かりやすくなっています。
「通常の学級における支援の手立て」は、児
・生徒への支媛の手立て、特別支援教育コー
ディネーターをll-'心とした校内支援体制の確立
や巡回相談の活用等、通常の学級における支援
の手立てをまとめました。
児童生徒へのよりよい支援ができるように 「特
別支援『ナヒ~を上手に活用 していただける
こと期待しています。
(委員長石塚小大出由美子教諭)
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(4 ) 佐野市教育センタ一所報� 'fb.見25年:3}~ 15口
さわやか指導員研修会から
平成� 24年� 10月� 9日(金)に葛生あくとプラ
ザを会場にさわやか指導員 ・特別支援学級支援
司研修を実施いたしました。市内の小中学校に
勤務していただ
いている指導員 ・
支援員約� 80名
の方々に参加い
ただきました。
今年度の研修
は、� 2部構成として、第� 1部では田沼小の茂木
教育指導員、吉水小の三木教育指導員、石城小
の小川健康指導員から 「指導員としての私の実
践」と題して、 日頃の勤務の中で実践工夫され
ていることをお話いただきました。
茂木先生、 三木先生からは、 長年にわたる指
導員の経験から 「担任の先生との連携が指導貝
としての業務において大変重要であること」と
「その連携の工夫」についてお話しいただきま
した。また、小川|先生からは「石塚小学校の病
弱特別支援学級での勤務」についてお話しいた
だきました。
なお、 第� 2部では今回初めての試みとして、
グループ協議を行いました。指導員・支援員の
皆さんが日頃実践していることを伝え合うこと
で、今後の指導実践に生きる協議を行うことが
できました。
以ド、研修後のアンケー卜に記載していただ
いたご意見の中から代表的なものをいくつか紹
介させていただきます。
「同lじ立場の人のお話が聞けて、とても参考
になりました。お話も分かりやすく、今後の実
践にすぐに役立てると思いました。やはり、担
任の先生との関係がとても大切で、それが子ど
もの支援にもつながっていくと改めて考えさせ
られました。J さわやか教育指導員)
「新任なので、持lJ不安に思っていましたが、
今日の話を聞き、大切なことや、心がけなど皆
同じような悩みをもち頑張っていることが分か
りホッとしました。自分にできることからひと
つひとつ努力していきたいです。」
(さわやか教育指導員)
「石塚小に『病弱の特別支援学級』があるこ
とをはじめて知りました。とても前向きな子ど
も達と小川先生の日々の苦労を聞かせていただ
き、感銘しました。グループ協議も、年に数回
しか会えない指導員の方とコミュニケーション
が取れて良かったです。今後の励みになりまし
た。」 (さわやか教育指導員)
「三人の先� '1:;.のお話を聞く ことができて良か
ったです。また、グループ。協議も学校が違って
も同じように活動していることを知り安心しま
した。もう少しゆっくりと話す時間があるとよ
かったと思いました。」
(さわやか健康指導員)
「取り組む盗勢が参考になりました。皆さん
が、同じような思いで担任の先生とコミュニケ
ーションを取られているので、少し安心しまし
た。また、頑張りたいと思いました。J
(特別支援学級支援員)
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151凡3ド1&25{、ド 佐野市教育センタ一所報 (5 )1-
平成 24年度栃木県教育研究発表大会
~小学枝外国語活動部会に部会に参加して〈平成25年 1月26日(土)栃木県総合教育セッターにて>""'
平成 25年 1月 26日(土)、栃木県総合教育
センターで開催された平成 24年度栃木県教育
研究発表大会において、佐野市教育センター学
習指導 (学習教材づくり)調査研究委員会は、
「学びの連続性を意識した学習指導の推進~小
母校外国語活動と中学校外岡語の連続性を怠識
して ~J と題して、 2年間の取組を発表する機
会をいただきました。
佐野市では、低学年での「英語活動J、中学年
での i[孟l際理解に関する学習J、l高学年での「小
品校外国語活動」と中学校外国語との接続を怠
識した系統性のある指導を積み重ねてきました。
そこで、小中の連携の =fがかりとして児童生徒
の意識調査を実施し、 学びを接続するための教
材づくりとその活刑についての調資研究を発表
しました。
まず、小学校における外国語に対する興味・
関心・ 意欲を調子空 し、1[1学進学後の変化を把握
することで、小中の接続の現状と課題を考察し
た佐野市の状川を紹介しました。小学校高学年
の時期に言葉としての外国語に関する知的好奇
心が高まっていることや、小中の学びを円滑に
つなぐ学習教材の必要性についてグラフ等のデ
ータで税明しました。
次に、昨年度作成した 『英語ノート』刻 )Jむの
学習教材と今年度改訂した WHUriends !~対応
の学習教材の一部を紹介しました。学面教材は
学習内容確認の 「まとめプリント」、 春休みの
宿題の 「復習教材J、中学入学時の実態但握用
の「中 1レディ ネステスト」 、語iや表現の i誌 期
iiliを示した 「対応表」がありましたが、特に、
小 111の学留の述続を意識した「復習教材」と「レ
ディネステスト」について 「配布・ 実施やIEI収
のu寺期」や 「実施後の活用」等について会場に
御参加の先生方から多くの質問を受け、小中の
学びを連続させるための工夫についての関心の
高さを感じました。
また、中学校での Hli,f- riencls!Jjの活JllのロJ
能性についても研究し、小学校外国語活動での
学びが中学校外国語に活かされるような指導を
試案 し、発表しました。中 l外国語の単元導入
時に nli,f- riends !~の教材を取り入れること
で、小学校での学習経験を思い出し、慣れ親し
んだ、ことばと音声を文字として学習し表現する
活動につなげた事例を紹介しました。
2年間の研究の成果として、佐野 rhの児竜生
徒の実態把握や、小中の教員の相互埋解が深ま
ったことが挙げられる一方で、課題として、 学
習教材の利便性の向上や効果的な活用について
の情報発信の配り方などが考えられました。
今後の教育活動に向けて、本研究の成果を活
用していただきたいと思し lました。
なお、本研究の内容及び成呆の詳細について
は、平成 24年度調査研究事業研究報告「第 40
号研究紀要」にまとめました。付属資料と併せ
て、ご活用の上、ご指導いただければ幸いです。
発表者 天明小神戸浩子 教諭
城東中塚田尚美教諭
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)、{( J 佐野市教育センタ一所報 H15H :3 25"F|正打見、�
児童・生徒 の必を大切� lこ思田福一 スクーリンダサポーター
不登校で家から出られないお千さんと接して
いる中で、私なりに理解できたことは、 「今の
自分でいい」と考えている子はいないというこ
とです。不登校になってある程度経過したおー
さんがほとんどなので、現状から抜け出したい
というエネルギーを出し始めているのかもしれ
ません。
そこで私にできることは、お子さんとの人間
関係を築くこと、やる気を育て、援助すること
だと考えています。家庭訪問して、お子さんと
一緒に実験や工作をしたり、 漢字の読み書き、
掛け算九九、小数・分数にいたっては意味から
説明したりしています。活動をとおして、お子
さんが先を向いて動き出すことを願っています。
河~.~~ー苅~ 町 、.... . ....... ー 司司吃こ 『司~
教育相談室から~平成24年度教育相談状況� 相談内容・相談者数・相談回数�
そのためには、お子さんの気持ちを読み取り、
本人の発する言葉を大切にしています。 学校復
帰を願いつつも、あせることなく次のステップ
に乗れればいいという気持ちで接しています。
ここで忘れてな らないのは、不登校のお子さ
んをお持ちの保護者は、わが子が学校に行けな
くてもよいと考えている方はいないということ
です。 普通に登校してくれたらどんなに気が晴
れるか、そのためにはどうした ら登校できるよ
うになるか、子育てのどこがいけなかったのか
と常に悩んでいます。現状打破に向けて必死に
なって解決策を見つけ出そうと苦しんでいる親
御さんの姿には心を打たれます。
この見守りがあるからこそ、立ち匝れるのだ
と信じて、サポートを続けています。
司Fー二一~ -予'竺一 司- ~ 、....二三....- 司F
(H25.2.2州 在)
7f(幼 小学校 中学校 高校� c 直|112131415 11 6 な� [2 [3 な 合計� ~~し 年 年年年年年し� !年� |年年し その他 言吉� 4妾不登校
新規人数� 21 3 2 9 4 5
のべ回数� 2 2 4 5 14 6 8
2 集団への適応新規人数� 2 4 2 2
のべ回数� 2 2 5 3 2
3 ことば新規人数� 2 2
のベ回数� 3 3
4 学業・進学就職新規人数� | 2 2 6 5
のべ回数� 2 6 6 16 11 5
5 情緒新規人数� | 4 4
のベ回数� 1 4 4
自 非行新規人数
のベ回数�
7 教育一般新規人数� 7 2 3 2 2 3 20 15 5
のベ回数� 7 2 4 2 2 3 2 23 16 7
B いじめ新規人数� 2 2 6 3 3
のベ回数� 2 3 7 3 4
学年月IJ新規人数� 13 4 2 3 7 2 8 5 4 51 35 16
のべ回数� 13 4 3 2 4 8 2 11 10 12 11 72 46 26
学校見IJ新規人数� 13 19 15 4 51 35[ 16
のべ回数� 13 24 24 11 72 46 26
教育センター村吉t~与局'をす会
Tel. 62-1131 月曜日から金曜日�
8:30""17:00
..・
あ とが き厳寒の冬もようやく終わりに近づき、 花の使
りも聞かれるようになりました。
教育センターの本年度の事業も計画通り終了
する運びとなりました。関係各位の温かいご理
解とご協力に心か ら感謝いたします。�